JPH0138567Y2 - - Google Patents

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JPH0138567Y2
JPH0138567Y2 JP12139083U JP12139083U JPH0138567Y2 JP H0138567 Y2 JPH0138567 Y2 JP H0138567Y2 JP 12139083 U JP12139083 U JP 12139083U JP 12139083 U JP12139083 U JP 12139083U JP H0138567 Y2 JPH0138567 Y2 JP H0138567Y2
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fiberscope
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optical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は放射線環境下での目視検査を行なう際
に使用されるフアイバスコープを利用した検査装
置に於いて、放射線による伝送損失を補償する補
償装置に関する。
従来、高放射線下の目視検査には、耐放射線
ITVカメラ、或いは耐放射線型フアイバスコー
プ等が用いられていた。従来のこの種各検査装置
の構成及び問題点を第1図乃至第4図を参照して
説明する。第1図はITVカメラを用いた検査装
置の一部の構成を示したもので、被検査体1の検
査面2(被検査体1の部分的な面、或いは全域)
の目視検査を行なう場合、検査ツール3(対象に
より種々の機械要素より構成されるため、図では
簡略化して示す)によつて、ITVカメラ4を取
り付け、ミラー5等によつて投影される検査面2
を光源6により照射し、目視検査を実施する。
しかしながら、このような構成による従来の
ITVカメラを用いた検査装置においては、ITV
カメラ4の寸法、重量大によるところから、検査
ツール3の大きさ、及び強度面からの重量が増大
し、更には、ケーブル類7の引き廻し等によつて
装置構成がかなり大がかりになるという欠点を有
していた。すなわち、検査装置がかなり大きくな
つてしまうという欠点を有していた。
そこでITVカメラに代り、フアイバスコープ
を用いた検査装置が開発された。すなわち、第2
図に示す如く、検査ツール3に、ITVカメラに
代つてフアイバスコープ8を取り付けた構成とし
たもので、これにより、ITVカメラによつて生
じた上述の欠点を改善していた。
しかしながら、これら各検査装置においては、
高放射線環境下での影響により感度劣化等の不都
合が生じるという共通の問題があつた。即ち、具
体的な放射線環境下での影響として、第1図に示
したようなITVカメラを用いた場合も、又、第
2図に示したようなフアイバスコープを用いた場
合も同様に第3図に示す如く、検査時間hにより
累積される放射線の集積線量Rに対して、ITV
カメラ、或いはフアイバスコープの感度dB、或
いは検査信号上のS/Nが著しく損われるという
現象が生じる。このことは検査進行過程上、一定
した検査が事実上不可能であることを示す。
ここで、フアイバスコープを用いた検査装置に
ついて、第4図を参照して更に詳細な説明を行な
う。尚、第4図に於いて、上記した第1図及び第
2図と同一部分に対しては同一符号を付して示し
ている。フアイバスコープ8は、対物レンズ部1
1により検査面2を投影し、フアイバスコープ8
の対面上に設けられた対物レンズ部12により、
撮像装置13に検査面2を撮像する構成を採る。
そして撮像装置13により、画像を電気信号(映
像信号)14に変換した上で処理装置(一般的に
は画像処理装置)15に入力し、信号処理して目
視検査を実施するシステムとなつている。このよ
うな構成に於いて、実際に放射線環境にさらされ
るのは、フアイバスコープ8自身と光源部6、及
び対物レンズ部11である。故に、この部分6,
8,11には放射線による影響から光学的な伝送
損失(主にレンズ透光率低下、フアイバスコープ
伝送損失量増加等)が発生し、目視検査性能上に
於いて著しい影響を与える。
本考案は上記実情に鑑みなされたもので、放射
線環境下での目視検査を行なう際に使用されるフ
アイバスコープを利用した検査装置において、前
記フアイバスコープと撮像装置との間にイメージ
インテンシフアイヤを設けるとともに、前記フア
イバスコープと等価な光伝送損失増加量を検出す
るためのフアイバ及び測定器と、該測定器の出力
信号にもとづいて前記イメージインテンシフアイ
ヤの光増幅度、及び光源部の光量を制御する制御
装置とを設け、前記イメージインテンシフアイヤ
の光増幅度及び光源部の光量を前記フアイバスコ
ープの伝送損失増加量に伴い自動制御する構成と
して、高放射線環境下における伝送損失増加量を
自動的に補償できるようにした補償装置を提供す
ることを目的とする。
以下第5図を参照して本考案の一実施例を説明
する。第5図は本考案の一実施例における要部の
構成を示すもので、図中、第4図と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。ここで
は、フアイバスコープ8に取付けられた対物レン
ズ部12と撮像装置13の受光面との間に、フア
イバスコープ8等の伝送損失量を補償するための
光増幅装置としてイメージインテンシフアイヤ2
1を設け、該イメージインテンシフアイヤ21の
出力光学像を対物レンズ22を介し撮像装置13
に入力する構成としている。又、撮像装置13の
入力を補償するため、即ちフアイバスコープ8の
伝送損失増加量を補償するために、フアイバスコ
ープ8と同材質のフアイバ23、及びこのフアイ
バ23を用いて前記フアイバスコープ8と等価な
放射線による伝送損失増加量を検出するための伝
送損失測定器24が設けられるとともに、上記伝
送損失測定器24より得られる信号を参照信号S
として、光源部6の光量、及びイメージインテン
シフアイヤ21の増幅度を制御する制御装置25
が設けられる。上記フアイバ23は、ここでは単
芯構造のものを用い、フアイバスコープ8と同様
に検査ツールに装着される。又、上記フアイバ2
3を用いて伝送損失増加量を測定する伝送損失測
定器24は、光源とフオトセンサとを用いて構成
されるもので、具体的には例えば高出力レーザ光
(He−Neレーザ)とフオトセンサとが主な構成
要素となる。
ここで、第5図に示す一実施例の作用を説明す
る。フアイバスコープ8を介して伝送された検査
面2上の光学像は、イメージインテンシフアイヤ
21で増幅された後、対物レンズ22を介して撮
像装置13に入力される。一方、伝送損失測定器
24は、内部光源で発生した測定光をフアイバ2
3に送出し、該フアイバ23を伝送した測定光を
受けて、高放射線環境下にあるフアイバスコープ
8と等価の伝送損失増加量を測定し、その出力信
号を参照信号Sとして制御装置25に送る。制御
装置25は、入力された参照信号Sにもとづい
て、光源部6の光量、及びイメージインテンシフ
アイヤ21の増幅度を制御し、撮像装置13に入
力される光学像が常に最適状態となるよう、即
ち、撮像装置13における受光感度を常に一定と
するよう、フアイバスコープ8等の伝送損失量に
対する自動補償を行なう。これにより、放射線環
境下におけるフアイバスコープ8等の光伝送損失
量が増加し、フアイバスコープ8より出力される
光学像の輝度(光強度)が低下しても、これをイ
メージインテンシフアイヤ21にて伝送損失量に
応じた適度の増幅度をもつて十分に補償し得、撮
像装置13に常に一定した光学像を入力できるこ
とから、安定した目視検査を実施できる。
ここで、実質的な伝送損失量から作用を説明す
ると、フアイバスコープ8は、その特性から、放
射線未照射状態でも〜20dB/100m程度の伝送損
失を発生する。実質光源光量を1ルクスとする
と、(dB=10logA)より、光電面照度は1/100ル
クスに低下している。従つて放射線による損失増
加量を30dB/100mとすれば、全体で〜50dB/
100m程度となり、1/105にまで低下する。よつて
光源光量の増大のみでは補償が不可能であるた
め、イメージインテンシフアイヤ21を併用して
用いる。これにより、〜10-5ルクス程度まで受光
感度が得られるため、光源6との組み合わせで十
分上記伝送損失に対しての補償が可能となる。具
体的には、 1 光源光量の補償可能範囲 光源光量(平均照度)5000ルクスまで可、 被写体反射率 0.1〜0.2程度 故に、0.1〜5000ルクス〜0.2×5000ルクスが可
能。
2 インテンシフアイヤの補償可能範囲 10-5ルクス程度まで可能(自動感度調整機能
付)。
この1),2)の実効値より、伝送損失による
補償が十分に可能であることが判る。
尚、上記した実施例ではフアイバ23を単芯構
造としたが、これに限らず多芯構造であつてもよ
く、又、必ずしもフアイバスコープ8と同材質で
ある必要はなく、耐放射線特性が明確であれば他
のフアイバを用いてもよい。
以上詳記したように本考案の補償装置によれ
ば、放射線環境下での目視検査を行なう際に使用
されるフアイバスコープを利用した検査装置にお
いて、前記フアイバスコープと撮像装置との間に
イメージインテンシフアイヤを設けるとともに、
前記フアイバスコープと等価な光伝送損失増加量
を検出するためのフアバ及び測定器と、該測定器
の出力信号にもとづいて前記イメージインテンシ
フアイヤの光増幅度、及び光源部の光量を制御す
る制御装置とを設け、前記イメージインテンシフ
アイヤの光増幅度及び光源部の光量を前記フアイ
バスコープの伝送損失増加量に伴い自動制御する
構成としたことにより、高放射線環境下における
伝送損失増加量を自動的に補償でき、安定した画
像による目視検査が実施可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第4図は、それぞれ従来の
検査装置の構成を示す図、第3図は上記第1図、
及び第2図の構成による検査装置の放射線集積線
量に対する伝送損失特性を説明するための図、第
5図は本考案の一実施例における要部の構成を示
す図である。 6……光源部、8……フアイバスコープ、1
1,12……対物レンズ部、13……撮像装置、
21……イメージインテンシフアイヤ、22……
対物レンズ、23……フアイバ、24……伝送損
失測定器、25……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放射線環境下での目視検査のためのフアイバス
    コープを用いた検査装置において、前記フアイバ
    スコープと該フアイバスコープを介して伝送され
    た被検査面の光学像を撮像する撮像装置との間に
    介在されたイメージインテンシフアイヤと、前記
    被検査面を照射する光源部と、前記フアイバスコ
    ープと等価な光伝送損失増加量を検出するための
    フアイバ及び測定器と、該測定器の出力信号にも
    とづいて、前記イメージインテンシフアイヤの光
    増幅度、及び前記光源部の光量を制御する制御装
    置とを具備し、前記制御装置の光増幅度制御及び
    光源光量制御により放射線環境下における光伝送
    損失増加量を補償することを特徴とした補償装
    置。
JP12139083U 1983-08-03 1983-08-03 補償装置 Granted JPS6028728U (ja)

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JP12139083U JPS6028728U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 補償装置

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JP12139083U JPS6028728U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 補償装置

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Publication Number Publication Date
JPS6028728U JPS6028728U (ja) 1985-02-26
JPH0138567Y2 true JPH0138567Y2 (ja) 1989-11-17

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