JPH0138424Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138424Y2 JPH0138424Y2 JP1982151570U JP15157082U JPH0138424Y2 JP H0138424 Y2 JPH0138424 Y2 JP H0138424Y2 JP 1982151570 U JP1982151570 U JP 1982151570U JP 15157082 U JP15157082 U JP 15157082U JP H0138424 Y2 JPH0138424 Y2 JP H0138424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- sliding
- heating chamber
- rotating
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 51
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 claims description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 208000018883 loss of balance Diseases 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<技術分野>
従来より電子レンジ等の加熱調理器では、一度
に多量の調理を行う場合に、第1図に示すよう
に、加熱室1内部に線材を組み合わせて形成した
網棚2を設け、被加熱物である調理品4を載せて
調理を行つていた。この網棚2は加熱室1の側面
に取り付けられた鉤状のホルダー3,3により支
持されていた。この棚2はこのホルダー3,3の
上を摺動可能に支持されているため、棚2を前後
に摺動させて、調理品4の載せ下ろしが簡単にで
きるようになつている。
に多量の調理を行う場合に、第1図に示すよう
に、加熱室1内部に線材を組み合わせて形成した
網棚2を設け、被加熱物である調理品4を載せて
調理を行つていた。この網棚2は加熱室1の側面
に取り付けられた鉤状のホルダー3,3により支
持されていた。この棚2はこのホルダー3,3の
上を摺動可能に支持されているため、棚2を前後
に摺動させて、調理品4の載せ下ろしが簡単にで
きるようになつている。
ところが、第1図に示すよう構造であると、棚
の手前に調理品2が載つている場合に棚を手前に
引き出すと容易にバランスを崩し棚が斜めになつ
て調理品2がひつくりかえる虞れがあつた。
の手前に調理品2が載つている場合に棚を手前に
引き出すと容易にバランスを崩し棚が斜めになつ
て調理品2がひつくりかえる虞れがあつた。
そこで例えば実公昭44−6380号公報や実開昭57
−93706号公報において、加熱室1側面に設けら
れるホルダーを側面側に解放する形状とすること
により、棚を手前に引き出しても棚が斜めになら
ないようにしたものが提案されている。
−93706号公報において、加熱室1側面に設けら
れるホルダーを側面側に解放する形状とすること
により、棚を手前に引き出しても棚が斜めになら
ないようにしたものが提案されている。
しかし、例えば実公昭44−6380号公報のものの
ように棚が平板状に形成されホルダーが単に側面
側に解放する形状であると棚を引き出しすぎてバ
ランスを崩し棚が抜け落ちたり、又逆に棚を奥に
入れすぎて棚の後端が加熱室後面に接触して火花
が発生する虞れがある。又実開昭57−93706号公
報のもののようにホルダーが断面C字型に形成さ
れていると、実公昭44−6380号公報のものより棚
が抜け落ちにくくなるが、それでも強く引き出す
と棚が抜け落ちる可能性が有り、しかも取り出し
た棚が加熱室に装着する際に両側面のC字状ホル
ダーに棚の側端を順次挿入していかなければなら
ず、装着が面倒であつた。
ように棚が平板状に形成されホルダーが単に側面
側に解放する形状であると棚を引き出しすぎてバ
ランスを崩し棚が抜け落ちたり、又逆に棚を奥に
入れすぎて棚の後端が加熱室後面に接触して火花
が発生する虞れがある。又実開昭57−93706号公
報のもののようにホルダーが断面C字型に形成さ
れていると、実公昭44−6380号公報のものより棚
が抜け落ちにくくなるが、それでも強く引き出す
と棚が抜け落ちる可能性が有り、しかも取り出し
た棚が加熱室に装着する際に両側面のC字状ホル
ダーに棚の側端を順次挿入していかなければなら
ず、装着が面倒であつた。
<考案が解決する課題>
棚を引き出すことによつて棚が傾かず又棚が抜
け落ちにくく、且棚の装着、取り外しが簡単に行
えるようにすることである。
け落ちにくく、且棚の装着、取り外しが簡単に行
えるようにすることである。
<課題を解決するための手段>
加熱室内に、線材を組み合わせて形成した棚を
着脱自在に装着して成るものにおいて、 線材を組み合わせて平板状に形成した被加熱物
を支持する棚部と、この棚部の一側端側に形成さ
れるものであつて加熱室の側壁面に沿つて形成さ
れる摺動、回転部と、この摺動、回転部の前端及
び後端に上方に突出して一対形成されるものであ
つて上記棚部を支持する脚部と、上記棚部の他の
側端側に形成されるものであつて加熱室の他の側
壁面に沿つて形成される摺動、当接部と、から棚
を構成し、 上記棚の摺動、回転部が隣接する側の加熱室側
壁面には、側方に開放する溝を形成して上記脚部
間の摺動、回転部を上下より嵌合支持するもので
あつて、その前端から後端までの距離が棚の摺動
長さに設定されると共に、当該前端に上記前方の
脚部が当接した状態で棚の後端が加熱室後面に接
触しない位置に配置された挟持ホルダーを設け、 上記棚の摺動、当接部が隣接する側の加熱室側
壁面には、上面側に開放する溝を形成して上記摺
動、当接部を摺動自在に支持する支持ホルダーを
設ける。
着脱自在に装着して成るものにおいて、 線材を組み合わせて平板状に形成した被加熱物
を支持する棚部と、この棚部の一側端側に形成さ
れるものであつて加熱室の側壁面に沿つて形成さ
れる摺動、回転部と、この摺動、回転部の前端及
び後端に上方に突出して一対形成されるものであ
つて上記棚部を支持する脚部と、上記棚部の他の
側端側に形成されるものであつて加熱室の他の側
壁面に沿つて形成される摺動、当接部と、から棚
を構成し、 上記棚の摺動、回転部が隣接する側の加熱室側
壁面には、側方に開放する溝を形成して上記脚部
間の摺動、回転部を上下より嵌合支持するもので
あつて、その前端から後端までの距離が棚の摺動
長さに設定されると共に、当該前端に上記前方の
脚部が当接した状態で棚の後端が加熱室後面に接
触しない位置に配置された挟持ホルダーを設け、 上記棚の摺動、当接部が隣接する側の加熱室側
壁面には、上面側に開放する溝を形成して上記摺
動、当接部を摺動自在に支持する支持ホルダーを
設ける。
<作用>
上記棚を加熱室に装着する際には、棚を若干斜
めにして加熱室内に挿入し、(第3図の一点鎖線
状態)、まず棚の一側に形成した摺動、回転部を、
上記加熱室側面に設けた挟持ホルダーの溝に嵌合
する。次に、この嵌合した棚の摺動、回転部を中
心にして他方側の摺動、当接部を下方に回転さ
せ、上記支持ホルダーの上面に開放した溝に当接
して支持させる。
めにして加熱室内に挿入し、(第3図の一点鎖線
状態)、まず棚の一側に形成した摺動、回転部を、
上記加熱室側面に設けた挟持ホルダーの溝に嵌合
する。次に、この嵌合した棚の摺動、回転部を中
心にして他方側の摺動、当接部を下方に回転さ
せ、上記支持ホルダーの上面に開放した溝に当接
して支持させる。
棚を取り外す場合は、装着時とは逆に、先に棚
の摺動、当接部側を上方へ摺動、回転部を中心に
して回転させて持ち上げ、次に挟持ホルダーから
棚の摺動、回転部を外すことにより、棚を取り外
し、加熱室内から取り出す。
の摺動、当接部側を上方へ摺動、回転部を中心に
して回転させて持ち上げ、次に挟持ホルダーから
棚の摺動、回転部を外すことにより、棚を取り外
し、加熱室内から取り出す。
一方、棚を装着した状態で棚を手前に引き出す
と、設定された摺動長さ分棚が加熱室外部に前方
に引き出され、そして最終的に挟持ホルダーに嵌
合支持された摺動、回転部の後端に設けられた脚
部が上記挟持ホルダーの後端面に当接する。従つ
て、棚は前方への摺動位置が、棚の摺動、回転部
後方に設けられた脚部が挟持ホルダー後端面に当
接することで規制され、棚の脱落が確実に阻止さ
れる。また摺動、回転部が、挟持ホルダーの溝
に、棚の摺動長さ分、上下から挟持されて嵌合さ
れるので、棚の摺動に際して、棚の一側が挟持ホ
ルダーで確実に保持され、棚の傾きが阻止され
る。
と、設定された摺動長さ分棚が加熱室外部に前方
に引き出され、そして最終的に挟持ホルダーに嵌
合支持された摺動、回転部の後端に設けられた脚
部が上記挟持ホルダーの後端面に当接する。従つ
て、棚は前方への摺動位置が、棚の摺動、回転部
後方に設けられた脚部が挟持ホルダー後端面に当
接することで規制され、棚の脱落が確実に阻止さ
れる。また摺動、回転部が、挟持ホルダーの溝
に、棚の摺動長さ分、上下から挟持されて嵌合さ
れるので、棚の摺動に際して、棚の一側が挟持ホ
ルダーで確実に保持され、棚の傾きが阻止され
る。
また、棚を加熱室の奥の方に摺動させる場合に
は、摺動、回転部の前端に設けられた脚部が最終
的に上記挟持ホルダーの前端面に当接してその位
置が規制さる。従つて、挟持ホルダーの前端面に
上記前方の脚部が当接した状態で棚の後端が加熱
室に後面に接触しない位置に、上記挟持ホルダー
が配置されているから、棚の後端が加熱室後面に
接触することが確実に阻止される。
は、摺動、回転部の前端に設けられた脚部が最終
的に上記挟持ホルダーの前端面に当接してその位
置が規制さる。従つて、挟持ホルダーの前端面に
上記前方の脚部が当接した状態で棚の後端が加熱
室に後面に接触しない位置に、上記挟持ホルダー
が配置されているから、棚の後端が加熱室後面に
接触することが確実に阻止される。
<実施例>
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第3図乃至第6図において、1は金属材料で形
成された加熱室であつて、立方体状の空間が内部
に形成されている。
成された加熱室であつて、立方体状の空間が内部
に形成されている。
5は金属線材を組み合わせて形成した棚であつ
て、加熱室内に着脱自在に装着される。この棚5
は、棚部6と、摺動、回転部7と、摺動、当接部
8と、脚部9,9と、から構成されている。上記
棚部6は、加熱室1の奥行き方向に複数本線材を
平行に並べその前後を加熱室の幅方向に配置され
た線材で支持固定することにより平板状に形成さ
れたものであつてこの棚部6に被加熱物4が載置
される。上記摺動、回転部7は、棚5の左側に加
熱室側壁面に沿つて設けられるものであつて、上
記棚部6に脚部9を介して一体に連接されてい
る。上記脚部9,9はこの摺動、回転部7の前端
及び後端に上方に突出して一体に連接されるもの
であつて、この脚部9,9の上端に上記棚部6が
支持されている。上記摺動、当接部8は上記摺
動、回転部7の反対側である右側に加熱室側壁面
に沿つて設けられるものであつて、棚部6に脚部
9,9を介して一体に連接されている。
て、加熱室内に着脱自在に装着される。この棚5
は、棚部6と、摺動、回転部7と、摺動、当接部
8と、脚部9,9と、から構成されている。上記
棚部6は、加熱室1の奥行き方向に複数本線材を
平行に並べその前後を加熱室の幅方向に配置され
た線材で支持固定することにより平板状に形成さ
れたものであつてこの棚部6に被加熱物4が載置
される。上記摺動、回転部7は、棚5の左側に加
熱室側壁面に沿つて設けられるものであつて、上
記棚部6に脚部9を介して一体に連接されてい
る。上記脚部9,9はこの摺動、回転部7の前端
及び後端に上方に突出して一体に連接されるもの
であつて、この脚部9,9の上端に上記棚部6が
支持されている。上記摺動、当接部8は上記摺
動、回転部7の反対側である右側に加熱室側壁面
に沿つて設けられるものであつて、棚部6に脚部
9,9を介して一体に連接されている。
10,10は上記摺動、回転部7に隣接する側
の加熱室側壁面に設けられた挟持ホルダーであ
る。この挟持ホルダー10,10は、当該側壁に
前後に一対設けられているものであつて、その前
方に配置された挟持ホルダー10の前端面から後
方に配置された挟持ホルダー10の後端面までの
距離が棚5の引き出し長さに設定されていると共
に、上記前方の脚部9が前方の挟持ホルダー10
前端面に当接した状態で棚5の後端面が加熱室の
後壁に接触しない位置に上記前方の挟持ホルダー
10が配置されている。この挟持ホルダー10は
第4図に示すように、加熱室壁面に固定される固
定部10aと、この固定部10aの側方に一体に
突出する上下一対の挟持片10b,10bとから
成り、この挟持片10b,10b間に形成される
側方に開放した溝10cに上記摺動、回転部7が
上下より挟持、嵌合される。この一対の挟持ホル
ダー10,10は上記摺動、回転部7を上記脚部
9,9間の上記所定長さを支持している。
の加熱室側壁面に設けられた挟持ホルダーであ
る。この挟持ホルダー10,10は、当該側壁に
前後に一対設けられているものであつて、その前
方に配置された挟持ホルダー10の前端面から後
方に配置された挟持ホルダー10の後端面までの
距離が棚5の引き出し長さに設定されていると共
に、上記前方の脚部9が前方の挟持ホルダー10
前端面に当接した状態で棚5の後端面が加熱室の
後壁に接触しない位置に上記前方の挟持ホルダー
10が配置されている。この挟持ホルダー10は
第4図に示すように、加熱室壁面に固定される固
定部10aと、この固定部10aの側方に一体に
突出する上下一対の挟持片10b,10bとから
成り、この挟持片10b,10b間に形成される
側方に開放した溝10cに上記摺動、回転部7が
上下より挟持、嵌合される。この一対の挟持ホル
ダー10,10は上記摺動、回転部7を上記脚部
9,9間の上記所定長さを支持している。
11,11は上記摺動、当接部8に隣接する側
の加熱室側壁面に設けられた支持ホルダーであ
る。この支持ホルダー11,11は、当該側壁に
前後に一対設けられているものであつて、上記摺
動、当接部8を下方より摺動自在に支持する。こ
の支持ホルダー11は第6図に示すように、加熱
室壁面に固定される固定部11aと、この固定部
11aの側方に突出した支持片11とから成り、
この支持片11bの上面には上方に開放した溝1
1cが形成されている。
の加熱室側壁面に設けられた支持ホルダーであ
る。この支持ホルダー11,11は、当該側壁に
前後に一対設けられているものであつて、上記摺
動、当接部8を下方より摺動自在に支持する。こ
の支持ホルダー11は第6図に示すように、加熱
室壁面に固定される固定部11aと、この固定部
11aの側方に突出した支持片11とから成り、
この支持片11bの上面には上方に開放した溝1
1cが形成されている。
上記構成の棚5の装着方法、離脱方法、使用方
法について説明する。
法について説明する。
まず、上記棚5を加熱室に装着する際には、第
3図の一点鎖線状態に示すように、棚5を摺動、
回転部を下側にして若干斜めにし加熱室内に挿入
する。そして、上記摺動、回転部7を、挟持ホル
ダー10の溝10c,10cに嵌合する。次に、
この嵌合した棚5の摺動、回転部7を中心にして
他方側の摺動、当接部8を下方に回転させ、上記
支持ホルダー11の上面に開放した溝11cに当
接して支持させる。
3図の一点鎖線状態に示すように、棚5を摺動、
回転部を下側にして若干斜めにし加熱室内に挿入
する。そして、上記摺動、回転部7を、挟持ホル
ダー10の溝10c,10cに嵌合する。次に、
この嵌合した棚5の摺動、回転部7を中心にして
他方側の摺動、当接部8を下方に回転させ、上記
支持ホルダー11の上面に開放した溝11cに当
接して支持させる。
棚5を取り外す場合は、装着時とは逆に、先に
棚5の摺動、当接部8側を上方へ摺動、回転部7
を中心にして回転させて持ち上げ、次に挟持ホル
ダー10の溝10cから棚5の摺動、回転部7を
外すことにより、棚5を取り外し、そのまま加熱
室1内から取り出す。
棚5の摺動、当接部8側を上方へ摺動、回転部7
を中心にして回転させて持ち上げ、次に挟持ホル
ダー10の溝10cから棚5の摺動、回転部7を
外すことにより、棚5を取り外し、そのまま加熱
室1内から取り出す。
次に、装着状態において使用する場合、食品を
加熱室1内に入れるには、装着した状態の棚5を
手前に引き出す。そうすると、棚5の摺動長さ分
棚5が加熱室外部に前方に引き出され、そして最
終的に挟持ホルダー10に嵌合支持された摺動、
回転部7の後端に設けられた脚部9が後方にある
上記挟持ホルダー10の後端面に当接する。従つ
て棚5は前方への摺動位置が、当該後方の脚部9
が挟持ホルダー10後端面に当接することで規制
され、棚5の脱落が確実に阻止される。この場合
に、摺動、回転部7は、挟持ホルダー10の溝
に、棚5の摺動長さ分、摺動、回転部7の前後
を、上下から挟持して嵌合しているので、棚5の
摺動に際して引き出しても、棚5の一側の挟持ホ
ルダー10で確実に保持され、棚5の傾きが阻止
される。このようにして棚5が加熱室外部に引き
出されると、被加熱物4を棚5に載せ易いので、
この調理器が少し高いところに設置されていても
作業が行い易いものである。
加熱室1内に入れるには、装着した状態の棚5を
手前に引き出す。そうすると、棚5の摺動長さ分
棚5が加熱室外部に前方に引き出され、そして最
終的に挟持ホルダー10に嵌合支持された摺動、
回転部7の後端に設けられた脚部9が後方にある
上記挟持ホルダー10の後端面に当接する。従つ
て棚5は前方への摺動位置が、当該後方の脚部9
が挟持ホルダー10後端面に当接することで規制
され、棚5の脱落が確実に阻止される。この場合
に、摺動、回転部7は、挟持ホルダー10の溝
に、棚5の摺動長さ分、摺動、回転部7の前後
を、上下から挟持して嵌合しているので、棚5の
摺動に際して引き出しても、棚5の一側の挟持ホ
ルダー10で確実に保持され、棚5の傾きが阻止
される。このようにして棚5が加熱室外部に引き
出されると、被加熱物4を棚5に載せ易いので、
この調理器が少し高いところに設置されていても
作業が行い易いものである。
このようにして被加熱物4を棚5に載せると、
棚5を加熱室の奥の方に摺動させる。この場合に
は、摺動、回転部7の前端に設けられた脚部9が
最終的に上記挟持ホルダー10の前端面に当接し
てその位置が規制される。従つて、前方の挟持ホ
ルダー10の前端面に上記前方の脚部9が当接し
た状態で棚5の後端が加熱室の後面に接触しない
位置に、上記挟持ホルダー10が配置されている
から、棚5の後端が加熱室後面に接触することが
確実に阻止される。従つて、棚5が金属材料で形
成されていたり、棚5が金属材料で形成されてい
ても、火花放電することなく、加熱室1内での火
災が防止される。
棚5を加熱室の奥の方に摺動させる。この場合に
は、摺動、回転部7の前端に設けられた脚部9が
最終的に上記挟持ホルダー10の前端面に当接し
てその位置が規制される。従つて、前方の挟持ホ
ルダー10の前端面に上記前方の脚部9が当接し
た状態で棚5の後端が加熱室の後面に接触しない
位置に、上記挟持ホルダー10が配置されている
から、棚5の後端が加熱室後面に接触することが
確実に阻止される。従つて、棚5が金属材料で形
成されていたり、棚5が金属材料で形成されてい
ても、火花放電することなく、加熱室1内での火
災が防止される。
<効果>
以上本考案によれば、摺動、回転部を挟持ホル
ダーに嵌合支持して、この摺動、回転部を中心に
回転して摺動、当接部を支持ホルダーに当接する
だけで装着できるので、装着が簡単であり、また
離脱の場合には装着時の逆の操作を行うだけであ
るので、離脱が簡単である。
ダーに嵌合支持して、この摺動、回転部を中心に
回転して摺動、当接部を支持ホルダーに当接する
だけで装着できるので、装着が簡単であり、また
離脱の場合には装着時の逆の操作を行うだけであ
るので、離脱が簡単である。
しかも、装着状態において、設置された長さ分
棚を前方に引き出すことができるので、食品の出
し入れを簡単に行うことができる。
棚を前方に引き出すことができるので、食品の出
し入れを簡単に行うことができる。
この場合、棚を引き出す際には、摺動、回転部
の後方に設けた脚部が挟持ホルダーの後端に当接
することにより、棚の引き出し量が規制されるの
で、棚の離脱を防止することができる。
の後方に設けた脚部が挟持ホルダーの後端に当接
することにより、棚の引き出し量が規制されるの
で、棚の離脱を防止することができる。
また引き出した状態においては、脚部間の所定
長さ分の摺動、回転部を挟持ホルダーが挟持支持
しているので、棚が水平に保持することができ、
食品の出し入れを容易に行うことができる。
長さ分の摺動、回転部を挟持ホルダーが挟持支持
しているので、棚が水平に保持することができ、
食品の出し入れを容易に行うことができる。
また、棚を奥にスライドさせると、摺動、回転
部の前方に設けられた脚部が挟持ホルダーの前端
面に当接して棚の位置が規制され、棚の後端が加
熱室後面に接触するのが阻止されるので、棚が金
属材料等導電性材料で形成されていても、火花の
発生を確実に阻止することができ、加熱室内での
火災を防止することができる。
部の前方に設けられた脚部が挟持ホルダーの前端
面に当接して棚の位置が規制され、棚の後端が加
熱室後面に接触するのが阻止されるので、棚が金
属材料等導電性材料で形成されていても、火花の
発生を確実に阻止することができ、加熱室内での
火災を防止することができる。
第1図は従来構造の横断面図、第2図は同縦断
面図、第3図は本考案実施例の横断面図、第4図
は同例の要部(挟持ホルダー側)斜視図、第5図
は本考案実施例の縦断面図、第6図は同例の要部
(支持ホルダー側)斜視図。 1……加熱室、4……被加熱物、5……棚、6
……棚部、7……摺動、回転部、8……摺動、当
接部9……脚部、10……挾持ホルダー、11…
…支持ホルダー。
面図、第3図は本考案実施例の横断面図、第4図
は同例の要部(挟持ホルダー側)斜視図、第5図
は本考案実施例の縦断面図、第6図は同例の要部
(支持ホルダー側)斜視図。 1……加熱室、4……被加熱物、5……棚、6
……棚部、7……摺動、回転部、8……摺動、当
接部9……脚部、10……挾持ホルダー、11…
…支持ホルダー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 加熱室内に、線材を組み合わせて形成した棚を
着脱自在に装着して成るものにおいて、 線材を組み合わせて平板状に形成した被加熱物
を支持する棚部と、この棚部の一側端側に形成さ
れるものであつて加熱室の側壁面に沿つて形成さ
れる摺動、回転部と、この摺動、回転部の前端及
び後端に上方に突出して一対形成されるものであ
つて上記棚部を支持する脚部と、上記棚部の他の
側端側に形成されるものであつて加熱室の他の側
壁面に沿つて形成される摺動、当接部と、から棚
を構成し、 上記棚の摺動、回転部が隣接する側の加熱室側
壁面には、側方に開放する溝を形成して上記脚部
間の摺動、回転部を上下より嵌合支持するもので
あつて、その前端から後端までの距離が棚の摺動
長さに設定されると共に、当該前端に上記前方の
脚部が当接した状態で棚の後端が加熱室後面に接
触しない位置に配置された挟持ホルダーを設け、 上記棚の摺動、当接部が隣接する側の加熱室側
壁面には、上面側に開放する溝を形成して上記摺
動、当接部を摺動自在に支持する支持ホルダーを
設けた加熱調理器の棚の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157082U JPS5955307U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 加熱調理器の棚の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157082U JPS5955307U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 加熱調理器の棚の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5955307U JPS5955307U (ja) | 1984-04-11 |
JPH0138424Y2 true JPH0138424Y2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=30335837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15157082U Granted JPS5955307U (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 加熱調理器の棚の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5955307U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4703589B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2011-06-15 | 株式会社東芝 | 加熱調理器 |
KR100863839B1 (ko) | 2007-04-25 | 2008-10-15 | 엘지전자 주식회사 | 오븐 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS446380Y1 (ja) * | 1964-09-25 | 1969-03-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793706U (ja) * | 1980-11-27 | 1982-06-09 |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP15157082U patent/JPS5955307U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS446380Y1 (ja) * | 1964-09-25 | 1969-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5955307U (ja) | 1984-04-11 |
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