JPH0138319B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0138319B2
JPH0138319B2 JP55124376A JP12437680A JPH0138319B2 JP H0138319 B2 JPH0138319 B2 JP H0138319B2 JP 55124376 A JP55124376 A JP 55124376A JP 12437680 A JP12437680 A JP 12437680A JP H0138319 B2 JPH0138319 B2 JP H0138319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
announcement
type
speech
sentence
speech synthesis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55124376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5748797A (en
Inventor
Masao Hosaka
Yoshitaka Ogino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP55124376A priority Critical patent/JPS5748797A/ja
Publication of JPS5748797A publication Critical patent/JPS5748797A/ja
Publication of JPH0138319B2 publication Critical patent/JPH0138319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、マイクロコンピユータによつて制御
される記録装置に関する。 この種の記録装置には、複写機として用いられ
ているものやフアクシミリ、タイプ、ワードプロ
セツサ等に用いられているものがあるが、いずれ
においても、マイクロコンピユータの高度比較、
演算機能により、装置各部の作動状態の監視、表
示および動作制御が複雑詳細に、かつ高い精度で
おこなわれる。以下複写機につき説明すると、従
来、電子複写機の制御回路はもつぱらハード・ワ
イヤードロジツク回路で構成されており、複写機
の高速、多機能化とともに、動作中の周囲条件の
監視と複写プロセスのシーケンス制御とを合せて
行なうと、複雑で大規模になることを免れなかつ
た。 一方、近年半導体製造技術の目覚しい進歩によ
り、演算、判定機能を有する中央処理装置(以下
MPUと略称する)、処理プログラム記憶用のリー
ドオンリーメモリ(以下ROMと略称する)、デ
ータ記憶用のランダムアクセスメモリ(以下
RAMと略称する)、入出力インターフエース等
を備えた数チツプ又はワンチツプのLSIからなる
マイクロコンピユータが開発され、安価に市場に
出回るようになつた。 そこで、このようなマイクロコンピユータを電
子複写機に搭載して、ソフトとハードの適当な組
合せにより、動作中の周囲条件のチエツクや、帯
電、露光、現象、転写、定着等の複写シーケンス
その他種々の制御を行なうようにしたマイクロコ
ンピユータ制御による複写機が実現されるに至つ
た。 ところで、従来の此の種の複写機においては、
ペーパなし、トナー不足、湿式の場合は現像剤不
足、紙づまり等が発生したときにはそれを使用者
に可視表示、又はブザー警告をして、必要な処置
を催促するための表示手段が設けられているが、
この種の報知だけでは、オペレータに十分な情報
伝達や、装置チエツク指示を行なうことができな
いし、仮に十分に行なおうとすると表示パネルが
複雑となつて、オペレータの判断が困難となる。
特に最近においては、マイクロコンピユータの機
能を生かして使いやすい便利な機能が多く付加さ
れており、そのため表示灯の数が多く、かなり複
写機の内部機構に習熟した者でなければランプ表
示に対応した適切な処置を施し得ず、サービスマ
ンを呼ばざるを得ないか、あるいはオペレータテ
キストをめくつて試行錯誤に時間を費すことが多
くなつている。 そこで最近は、音声アナログ信号を圧縮符号化
した音声データをメモリしたスピーチデータ
ROM(半導体読み出し専用メモリ)、音声データ
を音声アナログ信号に復調する音声合成チツプ、
および、音声データの読み出しを制御するマイク
ロコンピユータ(別名マイクロプロセツサユニツ
ト)MPUを備えて、複写機の動作設定をうなが
すアナウンスや、異常を示すアナウンスを報知す
るアナウンスタイプの複写機が提供されている
(たとえば特開昭55−98799号公報)。 これは、複写機のオペレータ操作および異常時
の処置方を表明する各種アナウンスセンテンスを
単語、句等のブロツクに分解した音声データを格
納したスピーチデータROM、アナウンスセンテ
ンスのそれぞれを構成するグループのブロツクを
指定するブロツク情報をセンテンスを表わす順番
に、センテンス区分で格納しかつ該ブロツク情報
の読出しと音声合成装置への供給を行なうプログ
ラム情報を含むセンテンスプログラムROM、お
よび、与えられる音声データを音声アナログ信号
に変換してスピーカに与える音声合成手段、を備
え、シーケンス制御手段が、シーケンスプログラ
ム中にアナウンスセンテンスを指定するセンテン
ス情報を含み、シーケンス制御がセンテンス情報
の報知に進むと、すなわちシーケンス制御プログ
ラムの読出しデータがセンテンス情報であると、
該読み出されたセンテンス情報が指定するグルー
プのブロツク情報およびプログラム情報をセンテ
ンスプログラムROMより読み出してRAMに書
込み、RAMより該グループのブロツク情報を遂
次読み出してスピーチデータROMをアクセスし
て該ブロツクの音声データを読み出して音声合成
手段に与える。音声合成手段は与えられた音声デ
ータを読み出して音声アナログ信号に変換してス
ピーカに与える。 アナウンスセンテンスは、オペレータ操作を催
促したり説明したりするものや異常処理方を知ら
せたりするものなど多くあるので、アナウンスセ
ンテンス単位の音声データをスピーチデータ
ROMに格納するとその容量を大きくしなければ
ならないが、前記従来例のように、アナウンスセ
ンテンスを単語、句等のブロツク区分にすると、
多くのアナウンスセンテンスで共通のブロツクを
重複してスピーチデータROMに記憶する必要が
ないので、スピーチデータROMの容量は小さく
てよい。 しかし、前記従来例では、各センテンスを構成
するブロツクを指定するブロツク情報と、該ブロ
ツク情報に基づいてスピーチデータROMから音
声データを読み出して音声合成手段に与えるプロ
グラム情報をセンテンス区分で格納するセンテン
スプログラムROMを必要とし、かつシーケンス
制御手段は、1センテンスをアナウンス報知する
ときに、センテンスプログラムROMの所要のセ
ンテンスのブロツク情報グループおよびプログラ
ム情報をRAMに書込む、ROM読出しRAM書込
みプログラムを必要とする。更には、シーケンス
制御手段が一方的に、該ブロツク情報グループの
内の各ブロツク情報をRAMから読み出して、該
ブロツク情報でスピーチデータROMをアクセス
して音声データを読み出して音声合成手段に与え
るので、シーケンス制御手段のタスクが多くな
る。すなわち、シーケンス制御手段はアナウンス
の間、アナウンス制御に集中しなければならず、
他のタスクを実行しにくい。 一方、前述のようにアナウンスセンテンスは、
オペレータ操作を催促したり説明したりするもの
や異常処理方を知らせたりするものなど多くある
が、記録装置自身が記録動作可の状態にあるとき
にオペレータ操作を催促したり説明したりするア
ナウンスと記録装置が記録動作不可のときに異常
処置方を知らせるアナウンスとは、性格が異なる
ので、発声内容のみでなく、声を異つたものとす
るのが、アナウンスの報知特異性を高める上で好
ましい。 本発明は、この種のアナウンスタイプの記録装
置の改良に関し、アナウンス報知のための付加要
素を低減すること、シーケンス制御手段の制御効
率を高めること、更に、アナウンスの報知特異性
を高めること、を目的とする。 上記目的を達成するために本発明においては、
オペレータ操作を表明するアナウンスセンテンス
および異常時の処置方を表明するアナウンスセン
テンスを単語、句等のブロツクに分解した音声デ
ータをスピーチデータROMに格納する点は、前
記特開昭55−98799号公報に開示の従来例と同様
であるが、次のように異つた手段および機能を有
するものとする。 すなわち、まず第1点は、オペレータ操作を表
明する第1種のアナウンスセンテンスを単語、句
等のブロツクに分解した第1の周波数範囲の音声
データ、および、前記処置方を表明する第2種の
アナウンスセンテンスを単語、句等のブロツクに
分解した、第1の周波数範囲とは異なる第2の周
波数範囲の音声データ、を格納したスピーチデー
タメモリ手段を用いる。つまり、スピーチデータ
ROMには、オペレータ操作を催促したり説明し
たりするアナウンスセンテンスのブロツク音声デ
ータを第1の周波数範囲(例えば女性の声)で格
納し、異常処置方を知らせるアナウンスセンテン
スのブロツク音声データを第2の周波数範囲(例
えば男性の声)で格納する。これにより、オペレ
ータ操作を催促したり説明したりするアナウンス
が第1の周波数範囲(女性)の声で行なわれ、異
常時の処置方のアナウンスが第2の周波数範囲
(男性)の声で行なわれるので、アナウンスの報
知特性が高い。 第2点は、シーケンス制御手段が指定したアド
レスのブロツクの音声データを前記スピーチデー
タメモリ手段より読み出して音声アナログ信号に
変換して前記スピーカに与え、該ブロツクの音声
データの音声アナログ信号への変換を終えるとシ
ーケンス制御手段に割込みをかける音声合成手
段、を備える。つまり、音声合成手段の1ブロツ
クの音声変換終了で音声合成手段よりシーケンス
制御手段に割込みをかける。これによりシーケン
ス制御手段は、1つのブロツクを指定する情報を
音声合成手段に与えてから音声合成手段が割込み
をかけて来るまでは、他のアナウンス報知とは別
の、あるいはそれに関連する他のタスクを実行す
ることができ、シーケンス制御手段の動作効率を
高くすることができる。 第3点は、シーケンス制御手段は、シーケンス
プログラムの画像形成前処理中に第1種のアナウ
ンスセンテンスを構成するブロツクを指定する第
1種のブロツク情報を該アナウンスセンテンスの
発声順に含みかつ画像形成中処理に第2種のアナ
ウンスセンテンスを構成するブロツクを指定する
第2種のブロツク情報を該アナウンスセンテンス
の発声順に含み、制御が第1種のアナウンスセン
テンスの報知に進むと第1種のブロツク情報の第
1番のものが示すアドレスを前記音声合成手段に
与え該音声合成手段が割込みをかけると第2番の
ものが示すアドレスを該音声合成手段に与え、以
下同様にして最後のものが示すアドレスを該音声
合成手段に与えて次の制御に進み、制御が第2種
のアナウンスセンテンスの報知に進むと第2種の
ブロツク情報の第1番のものが示すアドレスを前
記音声合成手段に与え該音声合成手段が割込みを
かけると第2番のものが示すアドレスを該音声合
成手段に与え、以下同様にして最後のものまで該
音声合成手段に与えるマイクロコンピユータ、と
する。これにより、従来のセンテンスプログラム
ROMが省略となり、かつシーケンス制御手段
の、センテンスを構成するブロツク情報グループ
をセンテンスプログラムROMから読み出して
RAMに書込む制御も省略となり、シーケンス制
御手段の動作が単純となりかつ高能率となる。 本発明の他の目的および特徴は、以下の本発明
の実施例の説明より明らかになろう。 まず、音声分析/合成の処理手順を一般化した
形を第1図に示す。まずは自然の音声を分析して
音声データに変換する。この際にデータの圧縮が
行なわれるのが普通である。データはメモリに入
れられる。合成の際は、データをメモリから取り
出して、分析の場合と逆の過程によつて音声信号
を再生する。合成方式は、波形符号化とパラメー
ター合成に大別される。大別すると、PCMと
LPCおよびその一種であるPARCORに分けられ
る。 PARCOR(PARTIAL AUTO―
CORRELATION)方式は、音声の特徴を利用し
てパラメータ化する方式である。波形符号化
(PCM)の方が合成回路が簡単になるが、データ
の圧縮度は大きくない。パラメータ化方式はデー
タ圧縮度が大きいが回路は複雑になる。音声に自
然さが要求される電話応答や場内放送ではPCM
が主流である。 合成音声の品質の評価は難かしい。再生機器や
部屋の大きさ、聞く人の主観によつて変わる。一
般にデータ量(ビツト/秒)が減るにつれて、人
工的な声になる(プラスチツクな音声)。 有声音の発声過程をモデル化したのが第2図で
ある。声帯を閉じると肺からの呼気圧がだんだん
高まり、ついに声帯を押し開いて空気が流れ出
す。すると呼気圧は減衰し、再び声帯が閉じる。
以上の繰り返しで第2図のAのようなインパルス
音波が発生する。インパルスの周波数は男性で
100〜150Hzとされており、これをピツチ周波数と
呼んでいる。実際に口から放射されると音声は第
2図のCのように複雑な波形となる。 第2図のモデルを周波数領域で見ると第3図の
様になる。第3図のAはピツチ周波数を100Hzと
した時の音源のスペクトルである。これが第3図
のBの周波数特性を有する音道を通ることによ
り、同Cのように周波数スペクトルに複数のピー
クが現れる。このピークを周波数の低い方から第
1フオルマント、第2フオルマント……と呼ぶ。
有声音の音声のちがいは各フオルマントの周波数
で決る。子音などはフオルマントが時間的に変化
する。フオルマントの合成方法は、上の原理に基
づいて第3図のBの様な特性をもつ、フイルタを
用い音声を合成する方式である。 LPC(LINEAR PREDICTIVE CODING、線
形予測符号化)方式も第2図のような発声モデル
に基づいた方式である。声道(第2図のB)に対
応する部分は8〜12次のデイジタルフイルタを用
いる。音源には、有声音に対してはパルスを無声
音に対しては白色雑音を用いる。音声データはフ
イルタの係数(8〜12個)、ピツチ周波数、有
声/無声、音声振幅などのパラメータで表わされ
る。実用的にはフイルタの安定性が良いため、
LPCの一種であるPARCOR方式が良く使われる。 本発明では、以上の原理に基づいたLSIチツプ
を用いて行う。第4図に示した構成はNS(ナシヨ
ナル セミコンダクター)社より発売されている
システムである。1つのスピーチプロセツサチツ
プ(音声合成チツプ)SPCと音素をメモリしてい
るスピーチROM(speech ROM)の2つより構
成される。この方式はPCMで音質の良いのが特
長である。スピーチROMは128Kビツトの容量を
もち、スピーチプロセツサSPCの外部にフイルタ
とスピーカーアンプが接続される。SPCをアクセ
スするにはマイクロコンピユータMPUのバスラ
インよりコントロールコマンドでまずSPCの
をイネーブルにする、そしてデーターラインD0
―D7は、各の音素を格納してあるアドレスをセ
レクトする8ビツトであるから256のアドレスが
選択出来る、次にコマンドラインよりストロ
ーブパルスによつてレジスターにアドレスがラツ
チされる。CMSはSPCへのコマンド信号で2つ
を意味する。1つはスピーチシーケンスの開始で
あり、もう1つはINTERRUPTをリセツトする
ことである。この間のタイムチヤートを第5図お
よび第6図に示す。 INTRはスピーチシーケンスを実行する毎に
MPUにこれを報知する信号である。これをMPU
が受けつけると、1つの言葉のフレイズが終つた
事を知り、次の動作に移るか又は次にスピーチす
る言葉の選択を行う。SPCとスピーチROMの間
は14ビツトのアドレスラインで接続されている。
16Kバイト、128Kビツトの音素のアクセスが可
能である。が0のときスピーチROMを
アクセスする。DATA line1―8は8ビツトのデ
ータがSPCへ取り出せる。この様にSPCはMPU
のコマンドによつてスピーチROMに格納されて
いるデータをアクセスし、PCM方式により音声
合成を行うチツプである。第7図に音声合成チツ
プの内部構成ブロツク図を示す。 本発明はこの様な音声合成チツプを用いて記録
装置の操作性を上げ様とするものである。 音声で機械が応答してオペレーターに失敗のな
いコピーを提供するには、次の様なアナウンスが
好ましい。 (1) コピー開始前(電源はON後)のアナウンス a ○分○秒お待ち下さい。 b 原稿をセツトして下さい c コピー枚数をセツトして下さい d スタートキイを押して下さい e ○枚コピーします。 (2) コピー終了後のアナウンス a ○枚コピーしました b 原稿をおとり下さい (3) 警告のアナウンス a トナーを入れて下さい b 現像液を入れて下さい c ○がありません d ジヤムしました e コピー出来ません f カバーを閉じて下さい g 感光体を交換して下さい これらのアナウンスは、1つのセンテンスとし
てspeech ROMに格納して必要に応じて選び出
しても良いが、重複している単語があるので、単
語又は句としてアドレスされたメモリに入れてお
き、記録制御用のマイクロコンピユータMPUが
目的に応じて、単語を組合せて言葉を構成して行
く方法を採用する。たとえば前述の(1)および(2)の
アナウンスは、次の第1表に示す単語に分解し、
(3)のアナウンスは次の第2表に示す単語に分解す
る。
【表】
【表】 本発明の好ましい実施例では、第1表の音声、
すなわちオペレータへ入力の催促や説明の音声は
女性のものとし、第2表の音声、すなわち異常報
知の音声は男性のものとし、他の実施例ではその
逆とする。これは、操作上のアナウンスを異常時
の警告と区別して、オペレータに確認をとる意味
で心理上都合が良い。一般に女性の声のピツチ周
波数は300Hz前後、男性の成人では100Hz前後であ
る。これらの音素はスピーチデータROMにアド
レスを定めてメモリしておく。 記録制御用のマイクロコンピユータMPUは、
単語の組合せを行つて単語1個1個を順序よくア
クセスする。すなわち、MPUが1個の単語を指
定すると音声合成チツプSPCが該単語をスピーチ
データROMに指定してその音声データを得てこ
れを音声信号に変換してスピーカに与えて該単語
を発生し、この1つの単語の発声が終ると音声合
成チツプSPCはMPUに割り込みをかけ、MPUは
次の単語をアクセスして音声合成チツプSPCに与
え、このようにして特定のアナウンスセンテンス
の単語(ブロツク)を発声して行く。例えばユー
ザー(オペレータ)が電源をONすると、まだ複
写機のヒーターは所定の温度に達していないため
次の様な応答を行なわせる。
【表】 この場合MPUは、6つの単語アドレスを選択
して1つの文章にする。この様に単語を分解して
格納すると必要最少限のメモリで用が足りる。 記録制御用マイクロコンピユータMPUのシー
ケンス制御プログラムメモリ構造の中に、音声で
応答したい時の必要な文章構成を、各単語のアド
レスに対応したフラツグの形で立てておく。すな
わち単語を指定するブロツク情報を書込んでお
く。MPUのメモリよりレジスターにデータを移
してフラツグを読みながらSPCをアクセスすれ
ば、SPCが音声データをスピーチデータROMよ
り読み出して音声信号に変換してスピーカで発声
して行く。すなわち、MPUの制御プログラムデ
ータの中の、音声アナウンスをおこなう所には、
センテンス〔(1)a〜e,(2)a〜bおよび(3)a〜
g〕を構成する順に各単語のアドレスを書き込ん
でおき、MPUの制御シーケンスがそこに至ると、
アドレスを順次に読んでSPCをアクセスしてスピ
ーチデータROMより音声データを読み出して音
声信号に変換しスピーカに与える。 このように本発明は、記録シーケンス制御をお
こなうMPUがシーケンスプログラム中の文章構
成に従つてSPCをアクセスして、最少の音素メモ
リによつて音声合成を行なう点、SPCが1ブロツ
クの音声合成を終了するとMPUに割込みをかけ、
これに応答してMPUが次のブロツクをSPCにア
クセスする点、および、アナウンス内容によつて
第1の周波数範囲(女性)および第2の周波数範
囲(男性)の声を区分している点に特徴がある。 第8図に本発明の一実施例の構成を示す。これ
においては、複写シーケンス制御をおこなうマイ
クロコンピユータ10に、インテル社の8049を用
いている。8049は、中央処理装置CPU,I/0,
ROM,RAMおよび内部カウンターを内蔵した
ワンチツプMPUである。11は、EPROM2Kバ
イトと16ビツトのI/0を内蔵したメモリ/I0素
子であり、インテル社の8755である。この他に12
は8ラインのLSI入力素子で、(株)リコーの2P01で
あり、4ビツトの分解能を有するA/Dコンバー
タを8チヤンネル内蔵している。これはマイクロ
コンピユータ10から個別のインストラクシヨン
によつてアクセスされる。13はNS社の音声合
成チツプ、14は125Kビツト内蔵のNS社スピー
チROMである。 感光体の移動と同期したタイミング用クロツフ
パルスは、パルス間隔が5msecで、マイクロコン
ピユータ10のT0にはタイミングを進めるクロ
ツクパルスが、ポートP2-0端子にはタイミングを
開始するための信号が、感光体の1端にマークさ
れ、フオートセンサー等で読み取つて入力され
る。マイクロコンピユータ10のT0,T1端子は、
2バイト命令でテスト出来特定アドレスへジヤン
プする。T1端子には交流のゼロクロスポイント
を検出したゼロクロスパルスが入力される。これ
は交流負荷のゼロクロスフアイヤーを行い、かつ
プログラムによる電力制御(ヒーターコントロー
ル)を行う。このゼロクロスパルスをスタートに
してMPU10の内部カウンターを駆動して位相
制御の位相角度をプログラムする。ROM11の
ポートP1-0の高速SSRを付勢して、プログラムに
よる電力制御をおこなう。 A/D変換チツプ12の入力端CH0および
CH1に接続された定着温度センサおよび電源電
圧検出回路の出力は、デジタル変換される。CH
2〜CH7への入力は「1」又は「0」の2値で
あり、この2値信号の状態で定着部の温度センサ
(サーミスタ)の断線、紙づまり、トナー不足、
走査待機、カセツトセツト、ペーパ存否等が判定
される。A/D変換チツプ12は、複写機用AD
変換器ICであり、インテル社8049および同シリ
ーズの1チツプコンピユータと接続され動作出来
る。チツプ12は、インテル社8049及び同シリー
ズの1チツプマイクロコンピユータ固有の専用命
令(MOU,ANL,ORL)を使用して、AD変
換、変換結果読み出し等を実行する。チツプ12
は分解能4ビツトのAD交換8チヤネルをもつて
いる。命令により4チヤネルが選択される。 8049シリーズとは4ビツトの双方向ポートでア
クセスするタイプの1チツプマイクロコンピユー
タ系統を指し、これは信号PROG入力が立下る
時、動作命令をこのポートを通じて内部に読込
む。またデーターの入出力はこのポートを通じて
行われる。内部基準電圧の切換はREF命令によ
つてソフトウエアで実施出来る。アナログ入力チ
ヤネルの切換はAD0〜AD7命令によつて順次周期
的に行われる。本A/D変換方式は遂次比較形を
採用しており、シフトレジスタに制御ゲートを組
合せた逐次比較レジスタの出力でD/A変換器を
駆動し、出力をアナログ入力と比較する。まずレ
ジスタのMSBを“1”にセツトし、フルスケー
ルの1/2の電圧とアナログ入力を比較する。その
結果入力が比較値を越えていればレジスタの2番
目のビツトを“1”に、越えていなければ、最初
のレジスタをリセツトし、次の比較を行う。変換
時間は、(ビツト数+1)×クロツク時間となり高
速のものが実現出来る。チツプ12の1チヤンネ
ルA/D変換部の概要と、動作タイミングチヤー
トを第9図に示す。 第10図にチツプ12の基本動作を示す。命令
は全てマイクロコンピユータ10からストローブ
されるPROGの立下りで、P20〜P23を通じて内部
の命令レジスタに読込まれる。第11図にマイク
ロコンピユータ10とチツプ12との接続を、第
12図に、チツプ12の内部レジスタの内容を示
す。 ROM11には、電源投入に応答して各部を初
期化し、ヒータ温度を読んでスタート待機時間を
演算して待ち時間を知らせ、各部の状態を読んで
コピー不可状態にあればそれに対応した報知をお
こなう初期設定プログラムデータ、待ち時間経過
後に、コピー枚数セツト、原稿セツト等をオペレ
ータにうながすコピー設定プログラムデータ、設
定枚数のコピーを終了した後これを知らせる終了
報知プログラムデータ、および、各部のいずれか
に異常もしくは不足を生じたときにそれを報知す
るプログラムデータが格納されており、これらの
データのほとんどは従来の複写機のシーケンス制
御データと重複するが、従来は表示付勢としてい
る所に、更に表示と共にアナウンマ制御データが
加わつている点が異なる。これらのデータに基づ
いたマイクロコンピユータ10のコピー制御動作
を第13図に示す。第13図のフローから明らか
な通り、1のa〜dおよび2のa〜bのセンテン
スは、正常な複写動作設定およびコピー終了にお
いて適宜配分されているが、3のa〜gのセンテ
ンスは、コピー動作開始前の状態検出、およびコ
ピー動作中の異常割込において、異常対処動作と
共に、異常に対応付けられたものが報知され、こ
の例では、前者が女性の魅惑的なガイドアナウン
スであるのに対し、後者は男性の事務的なコーシ
ヨンアナウンスである。したがつてオペレータ
は、複写機が発するアナウンスが女性のものであ
れば安心してアナウンスに従つた操作を行なえば
よく、男性のものであればサプライもしくは点検
あるいはメンテが必要なものとしての、注意を傾
ける。 以上説明したように本発明は、オペレータ操作
を表明するアナウンスセンテンスおよび異常時の
処置方を表明するアナウンスセンテンスを単語、
句等のブロツクに分解した音声データをスピーチ
データROMに格納する点は、前記特開昭55−
98799号公報に開示の従来例と同様であるが、次
のように異つた手段および機能を有するものとし
ている。 すなわち、まず第1点は、オペレータ操作を表
明する第1種のアナウンスセンテンス〔1のb〜
d,2のb〕を単語、句等のブロツクに分解した
第1の周波数範囲(女性)の音声データ、およ
び、異常時の処置方を表明する第2種のアナウン
スセンテンス〔3のd〕を単語、句等のブロツク
に分解した、第1の周波数範囲(女性)とは異な
る第2の周波数範囲(男性)の音声データ、を格
納したスピーチデータメモリ手段14を用いる。
つまり、スピーチデータROMには、オペレータ
操作を催促したり説明したりするアナウンスセン
テンスのブロツク音声データを第1の周波数範囲
(女性)の声で格納し、異常処置方を知らせるア
ナウンスセンテンスのブロツク音声データを第2
の周波数範囲(男性)の声で格納している。これ
により、オペレータ操作を催促したり説明したり
するアナウンスが第1の周波数範囲(女性)の声
で行なわれ、異常時の処置方のアナウンスが第2
の周波数範囲(男性)の声で行なわれるので、ア
ナウンスの報知特異性が高い。オペレータは、直
観点に記録装置の状態を把握し得る。 第2点は、シーケンス制御手段10が指定した
アドレスのブロツクの音声データを前記スピーチ
データメモリ手段14より読み出して音声アナロ
グ信号に変換してスピーカに与え、該ブロツクの
音声データの音声アナログ信号への変換を終える
とシーケンス制御手段10に割込みをかける音声
合成手段13、を備える。つまり、音声合成手段
13の1ブロツクの音声変換終了で音声合成手段
13よりシーケンス制御手段10に割込みをかけ
る。これによりシーケンス制御手段10は、1つ
のブロツクを指定する情報を音声合成手段13に
与えてから音声合成手段13の割込みをかけて来
るまでは、他のアナウンス報知とは別の、あるい
はそれに関連する他のタスクを実行することがで
き、シーケンス制御手段10の動作効率が高くな
る。 第3点は、シーケンス制御手段10は、シーケ
ンスプログラムの画像形成前処理中(スタートキ
ーのON前)に第1種のアナウンスセンテンス
〔1のb〜d,2のb〕を構成するブロツクを指
定する第1種のブロツク情報を該アナウンスセン
テンスの発声順に含みかつ画像形成中処理(スタ
ートキーのON後)に第2種のアナウンスセンテ
ンス〔3のd〕を構成するブロツクを指定する第
2種のブロツク情報を該アナウンスセンテンスの
発声順に含み、制御が第1種のアナウンスセンテ
ンスの報知に進むと第1種のブロツク情報の第1
番のものが示すアドレスを前記音声合成手段13
に与え該音声合成手段13が割込みをかけると第
2番のものが示すアドレスを該音声合成手段13
に与え、以下同様にして最後のものが示すアドレ
スを該音声合成手段13に与えて次の制御に進み
制御が第2種のアナウンスセンテンスの報知に進
むと第2種のブロツク情報の第1番のものが示す
アドレスを前記音声合成手段13に与え該音声合
成手段13が割込みをかけると第2番のものが示
すアドレスを該音声合成手段13に与え、以下同
様にして最後のものまで該音声合成手段13に与
えるマイクロコンピユータ10、としている。こ
れにより、マイクロコンピユータとは別体の従来
のセンテンスプログラムROMが省略となり、か
つシーケンス制御手段10の、センテンスを構成
するブロツク情報グループを従来のセンテンスプ
ログラムROMから読み出してRAMに書込む制
御も省略となり、シーケンス制御手段10の動作
が単純となりかつ高能率となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、音声データを媒体とする音声分解再
生システムの概略構成を示すブロツク図、第2図
は音声の発声原理を示す図面であり、音声波形と
ピツチ波を示す。第3図は第2図に示す発声原理
における音声生成過程を示す波形図である。第4
図は音声データを格納し音声を発生するデジタル
発声装置の構成を示すブロツク図、第5図および
第6図は、その発声動作における制御信号の状態
変化を示すタイムチヤート、第7図は音声合成チ
ツプSPCの構成を示すブロツク図である。 第8図は本発明の一実施例主要部を示すブロツ
ク図、第9図はそこに示すA/Dコンバータチツ
プ12の一部構成と動作タイミングを示すブロツ
ク図およびタイムチヤート、第10図は該チツプ
12の制御信号の状態変化を示すタイムチヤー
ト、第11図はA/Dコンバータチツプ12とマ
イクロコンピユータ10の接続関係を示す回路
図、第12図はチツプ12のレジスタのデータ内
容を示す説明図、第13図はマイクロコンピユー
タ10の動作概要を示すフローチヤートである。 10:マイクロコンピユータ(シーケンス制御
手段)、12:A/Dコンバータチツプ、
SPEECH ROM,14:スピーチデータROM
(スピーチデータメモリ手段)、SPC,13:音声
合成チツプ(音声合成手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像形成のためのオペレータの所要操作を報
    知し、入力手段の画像形成指示に応答して画像形
    成手段を所定のシーケンスで付勢し、画像形成手
    段が画像形成処理不可のときは処置方を報知する
    シーケンス制御手段を備える記録装置において、 スピーカ;前記オペレータの所要操作を表明す
    る第1種のアナウンスセンテンスを単語、句等の
    ブロツクに分解した第1の周波数範囲の音声デー
    タ、および、前記処置方を表明する第2種のアナ
    ウンスセンテンスを単語、句等のブロツクに分解
    した、第1の周波数範囲とは異なる第2の周波数
    範囲の音声データ、を格納したスピーチデータメ
    モリ手段;および、シーケンス制御手段が指定し
    たアドレスのブロツクの音声データを前記スピー
    チデータメモリ手段より読み出して音声アナログ
    信号に変換して前記スピーカに与え、該ブロツク
    の音声データの音声アナログ信号への変換を終え
    るとシーケンス制御手段に割込みをかける音声合
    成手段;を備えて、シーケンス制御手段は、シー
    ケンスプログラムの画像形成前処理中に第1種の
    アナウンスセンテンスを構成するブロツクを指定
    する第1種のブロツク情報を該アナウンスセンテ
    ンスの発声順に含み、かつ画像形成処理中に第2
    種のアナウンスセンテンスを構成するブロツクを
    指定する第2種のブロツク情報を該アナウンスセ
    ンテンスの発声順に含み、制御が第1種のアナウ
    ンスセンテンスの報知に進むと第1種のブロツク
    情報の第1番のものが示すアドレスを前記音声合
    成手段に与え該音声合成手段が割込みをかけると
    第2番のものが示すアドレスを該音声合成手段に
    与え、以下同様にして最後のものが示すアドレス
    を該音声合成手段に与えて次の制御に進み、制御
    が第2種のアナウンスセンテンスの報知に進むと
    第2種のブロツク情報の第1番のものが示すアド
    レスを前記音声合成手段に与え該音声合成手段が
    割込みをかけると第2番のものが示すアドレスを
    該音声合成手段に与え、以下同様にして最後のも
    のまで該音声合成手段に与えるマイクロコンピユ
    ータであることを特徴とするアナウンス記録装
    置。
JP55124376A 1980-09-08 1980-09-08 Anounce recorder Granted JPS5748797A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55124376A JPS5748797A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Anounce recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55124376A JPS5748797A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Anounce recorder

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5748797A JPS5748797A (en) 1982-03-20
JPH0138319B2 true JPH0138319B2 (ja) 1989-08-14

Family

ID=14883860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55124376A Granted JPS5748797A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Anounce recorder

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5748797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59135983U (ja) * 1983-02-23 1984-09-11 新生興産株式会社 水路用ブロツクの一体接続構造

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613207A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Toshiba Corp 発電プラント監視制御装置
JPS6134198U (ja) * 1984-07-31 1986-03-01 日本コロムビア株式会社 効果音発生回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395348A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus
JPS5598799A (en) * 1979-01-20 1980-07-28 Ricoh Kk Recording device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395348A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus
JPS5598799A (en) * 1979-01-20 1980-07-28 Ricoh Kk Recording device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59135983U (ja) * 1983-02-23 1984-09-11 新生興産株式会社 水路用ブロツクの一体接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5748797A (en) 1982-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4363590B2 (ja) 音声合成
Palmer et al. Linguistic prosody and musical meter in song
Cutler Segmentation problems, rhythmic solutions
Albin et al. Stressed and word-final syllables in infant-directed speech
Pisoni et al. Perception of synthetic speech generated by rule
Sundberg What's so special about singers?
Francis et al. Is fundamental frequency a cue to aspiration in initial stops?
US20190318715A1 (en) Electronic musical instrument, electronic musical instrument control method, and storage medium
Syrdal et al. Applied speech technology
El-Imam An unrestricted vocabulary Arabic speech synthesis system
JPS59220775A (ja) 母国語もしくは外国語の訓練援助装置
JPH0950287A (ja) 自動歌唱装置
WO2012033547A1 (en) System and method for teaching non-lexical speech effects
Iida et al. Speech database design for a concatenative text-to-speech synthesis system for individuals with communication disorders
JPH0138319B2 (ja)
JPH0824688B2 (ja) 電気人工喉頭
Bernstein-Ratner Dissociations between vowel durations and formant frequency characteristics
Venkatagiri The quality of digitized and synthesized speech: What clinicians should know
JPH07200554A (ja) 文章読み上げ装置
JPH0554960B2 (ja)
Ko Declarative intonation in Korean: An acoustical study of F (o) declination
JPS6057898A (ja) 音声登録方式
JPH0895588A (ja) 音声合成装置
JPS58106558A (ja) 複写機の制御装置
JP2023121372A (ja) データ処理装置、データ処理方法及びプログラム