JPH0137571Y2 - - Google Patents

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JPH0137571Y2
JPH0137571Y2 JP1983117260U JP11726083U JPH0137571Y2 JP H0137571 Y2 JPH0137571 Y2 JP H0137571Y2 JP 1983117260 U JP1983117260 U JP 1983117260U JP 11726083 U JP11726083 U JP 11726083U JP H0137571 Y2 JPH0137571 Y2 JP H0137571Y2
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JP
Japan
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vacuum cleaner
floor surface
cleaning
suction
cleaning particles
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JP1983117260U
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JPS6027840U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は床面特に原子力プラント等における床
面及び壁面に用いる掃除機の改良に関する。
従来、例えば塵埃が多量に発生する駅の構内等
で使用されている掃除機は、第1図及び第2図に
示すように、ヘツドハウジング1の下面には、下
端が床面14に接するスカート2を設け、バー4
の一端には握り棒5を他端にはフオーク3を取付
けてあり、ヘツドハウジング1とフオーク3とを
ピン6で揺動自在に支持している。そしてヘツド
ハウジング1と下面に移動用キヤスタ9を備えた
真空掃除機8とはホース7で連結されている。ま
たスカート2内の空間には床面14に接する回転
ブラシ10を設けており、回転ブラシ10はヘツ
ドハウジング1内に設けたブラシ回転用モータ1
1に接続されている。12は吸引口でホース7に
接続されている。なお13はヘツドハウジング1
内に設けた吸引穴である。
上記掃除機において真空掃除機8を作動させる
と、床面14とスカート2で囲まれた室内が真空
になり、塵埃が吸引穴13、吸引口12、ホース
7を経て真空掃除機8に内蔵されているダストバ
ツク(図示せず)に回収される。また、ヘツドハ
ウジング1に組込まれた回転ブラシ10をモータ
11で駆動することにより、床面にこびりついて
吸引力だけでは回収できない塵埃を回転ブラシ1
0でかき落して清掃することができる。
この際、真空掃除機8及び回転ブラシ10を作
動させた状態で人が握り棒5を手で操作してハウ
ジングヘツド1を床面14に沿つて移動させて作
業を行なう。
しかしながら、上記のような従来の掃除機では
コンクリート床などには使用できるが、例えばプ
ラスチツクタイル、リノリウム、木製などの軟か
い床面では、ブラシで床面を傷つけるので使用で
きないし、水や油などの液体を含有する床面の汚
れを落とし、液体をふきとる効果は得られない。
また主に吸引作用に依存する家庭用の電気掃除機
においては、軟かい床面を傷つける心配はないが
液体を含んだ床面の汚れを落とす効果は期待でき
ない。
なお、床面を清浄にし、液体を含んだ床面の汚
れを落とす必要がある場合には、人手により雑布
掛けやウエス拭きを実施するが、これらの作業を
機械化した掃除機は従来類例がない。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、従
来、人手によつて行つていた雑布掛けやウエス拭
きと同時の床面を清浄にし、液体を含んだ床面の
汚れを落とす効果の得られる自動掃除装置を提供
することをその目的とする。
すなわち本考案は、掃除機本体の下面に転動輪
を備えた掃除機において、前記掃除機本体の下面
に、下端が床面に接する可撓性区画部材を設け、
前記掃除機本体内には、前記区画部材内の閉鎖空
間に開口を有する吐出管と吸引管を設けて両管を
送風機に連通させると共に、前記吐出管の途中に
開口を有し、使用前の小径球の掃除粒子を収容す
る保留タンクと、前記吸引管と前記送風機との間
に設けられ使用後の掃除粒子を回収する回収タン
クを設け、前記保留タンクから供給される掃除粒
子を連続的に床面に吹き付けて実質的に床面の拭
掃除を行なうようにしたことを特徴とする掃除機
にあり、対象床面に紙、繊維、スポンジ等の小径
の球体を衝突させて球体の表面に塵埃を吸着さ
せ、又は塵埃そのものを吸引して床面を清浄に仕
上げるもので、小径球体は使用前後のものを別々
に貯蔵しておき、常に新しい球体を床面に衝突さ
せることが可能である。
以下、本考案をその実施例を示した図面を参照
しながら詳細に説明する。第3図は本考案にかか
る掃除機の第1実施例の平面図、第4図は第3図
のA−A矢視断面図である。第3、第4図におい
て、20は掃除機本体で、その下面にはキヤスタ
ー付きの前部転動輪21と後部転動輪22を備え
ている。また掃除機本体20の下面には、下端が
床面14に接するゴム等の弾性可撓性材料ででき
ている可撓性区画部材すなわちスカート34を設
けて、スカート34内は掃除部33として閉鎖空
間を形成し、外部と仕切られている。
掃除機本体20の上には保留タンク25と回収
タンク26が搭載されており、その周囲に長方形
又は長円形の断面を有する吐出管27及び吸引管
28が設けられている。吐出管27は保留タンク
25の下端近傍より斜め下方に伸びてスカート3
4内の掃除部33に開口を備え、上流側は保留タ
ンク25の上方を経て送風機すなわち送風吸引フ
アン29の送風口30に接続されている。また吸
引管28はスカート34内の掃除部33に吐出管
27の開口と接続する開口を備え、斜め上方に導
かれて回収タンク26の後方へ接続されている。
回収タンク26の上方はフイルタ31を介して
送風吸引フアン29の吸引口32へ接続されてい
る。一方、保留タンク25内には掃除粒子35が
収容されており、開口すなわち供給口36より吐
出管27内へ送り込まれるようになつている。そ
して、回収タンク26内には掃除部33を通つて
掃除したあとの掃除粒子35が回収される。掃除
粒子35は紙、化学繊維、スポンジ等で作られた
小径の球である。また37は送風吸引フアン29
の駆動用モータである。
本考案は上記構成を有するので、第4図に示す
ように、駆動用モータ37を回転させ、送風吸引
フアン29を作動させると、空気は図中の矢印の
ように、回収タンク26内よりフイルタ31を通
して吸い込まれ、送風口30より排出され、吐出
管27、掃除部33、吸引管28を経て回収タン
ク26内にもどる。このとき、保留タンク25内
から供給口36を経て吐出管27へ掃除粒子35
が送り出され、吐出管27内の空気流により掃除
部33の床面14に掃除粒子35が衝突し、床面
14上の塵埃を掃除粒子35に吸着させて、更に
吸引管28を経て回収タンク26内に回収され
る。
掃除粒子35を送り出す機構は、供給口36近
傍をエジエクタのような構造にして吸引供給する
方法、保留タンク25の内圧を供給口36近傍の
圧力より若干高く維持して送風口30近傍の圧力
を導びき圧力差により送り出す方法、保留タンク
25内の掃除粒子35の上に重錘をのせて機械的
に送り出す方法などが採用される。
本考案は上述の構成及び作用を有するので、掃
除粒子35を床面14に衝突させて塵埃を吸着
し、これを回収するので、鋳物の表面にシヨツト
ブラスト又はサンドブラストをするように、床面
を拭き掃除したと同様な表面を清浄にする効果が
得られる。また新しい掃除粒子が連続的に供給さ
れるので、汚れた雑布で床を拭くように汚れを広
げることなく、清浄能力が低下しない。更に、掃
除粒子に水分、又は溶剤などを含漬させておくと
塵埃の吸着性がよくなると共に、床面にこびりつ
いた汚れをも除去できる床面の洗浄性を向上する
ことができる。
本考案は清掃すべき対象の条件によつては、従
来のブラシ式又は吸引式の掃除機と組合わせるの
がより効果的である。以下、その例を本考案の第
2実施例として説明する。
第5図は、第1実施例に示した掃除機にブラシ
吸引式の前処理用ヘツドを組合わせた掃除機の平
面図、第6図は第5図のB−B矢視断面図であ
る。
同図において、50は円筒状のブラシで、その
中心軸51の両端は、掃除機本体20に回転自在
に支持されている。52はブラシ駆動用モータで
ブラシ50へプーリ、ベルト等を介して連結され
ている。53はゴムなどの弾性可撓性材料ででき
ているスカートであり、54は吸引ホース、55
は真空掃除機である。その他の構成は第1実施例
の掃除機と同一であり、同一符号を付してあり、
これらの説明は省略する。
本考案の第2実施例は上述の構成を有している
ので、モータ52を駆動し、ブラシ50を回転さ
せると、ブラシ50の先が床面14に付着してい
る塵埃を分離し、真空掃除機55により分離され
た塵埃を吸引回収する。このような吸引ブラシ式
のヘツドを先行させ、予め大きい塵埃を除去した
後、第1実施例で説明した掃除粒子シヨツト方式
によつて仕上げの清掃を行なう。
本考案の第2実施例は上記の構成及び作用を有
するので、吸引ブラシ式のヘツドを先行させ、予
め大きい塵埃を除去した後に、この前処理で残さ
れた比較的小さい塵埃のみを第1実施例で説明し
た掃除粒子シヨツト方式の掃除機で仕上げの清掃
を行うことにより、清掃効率が向上し、より清浄
な仕上げが得られるので実用上の効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の掃除機の全体斜視図、第2図は
第1図のヘツドハウジングを拡大した部分断面
図、第3図は本考案の第1実施例の掃除機の平面
図、第4図は第3図のA−A矢視断面図、第5図
は本考案の第2実施例の掃除機の平面図、第6図
は第5図のB−B矢視断面図である。 14……床面、20……掃除機本体、21,2
2……転動輪、23……ヒンジ、24……バー、
25……保留タンク、26……回収タンク、27
……吐出管、28……吸引管、29……送風吸引
フアン、30……送風口、31……フイルタ、3
2……吸引口、33……掃除部、34……可撓性
区画部材、35……掃除粒子、36……供給口、
50……円筒状ブラシ、51……中心軸、52…
…ブラシ駆動用モータ、53……スカート、54
……吸引ホース、55……真空掃除機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掃除機本体の下面に転動輪を備えた掃除機にお
    いて、前記掃除機本体の下面に、下端が床面に接
    する可撓性区画部材を設け、前記掃除機本体内に
    は、前記区画部材内の閉鎖空間に開口を有する吐
    出管と吸引管を設けて両管を送風機に連通させる
    と共に、前記吐出管の途中に開口を有し、使用前
    の小径球の掃除粒子を収容する保留タンクと、前
    記吸引管と前記送風機との間に設けられ使用後の
    掃除粒子を回収する回収タンクを設け、前記保留
    タンクから供給される掃除粒子を連続的に床面に
    吹き付けて実質的に床面の拭掃除を行なうように
    したことを特徴とする掃除機。
JP11726083U 1983-07-29 1983-07-29 掃除機 Granted JPS6027840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11726083U JPS6027840U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11726083U JPS6027840U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 掃除機

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Publication Number Publication Date
JPS6027840U JPS6027840U (ja) 1985-02-25
JPH0137571Y2 true JPH0137571Y2 (ja) 1989-11-13

Family

ID=30269996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11726083U Granted JPS6027840U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 掃除機

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JP (1) JPS6027840U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143149U (ja) * 1979-04-02 1980-10-14

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Publication number Publication date
JPS6027840U (ja) 1985-02-25

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