JPH0136767B2 - - Google Patents
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- JPH0136767B2 JPH0136767B2 JP58072975A JP7297583A JPH0136767B2 JP H0136767 B2 JPH0136767 B2 JP H0136767B2 JP 58072975 A JP58072975 A JP 58072975A JP 7297583 A JP7297583 A JP 7297583A JP H0136767 B2 JPH0136767 B2 JP H0136767B2
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- JP
- Japan
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- wax
- cavity
- mold
- passage
- nozzle
- Prior art date
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C67/00—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
- B29C67/24—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 characterised by the choice of material
- B29C67/241—Moulding wax
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1734—Nozzles therefor
- B29C45/1735—Nozzles for introducing the fluid through the mould gate, e.g. incorporated in the injection nozzle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/06—Injection blow-moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C2049/023—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison using inherent heat of the preform, i.e. 1 step blow moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2091/00—Use of waxes as moulding material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロストワツクス鋳造などのインベス
トメント鋳造に用いる消失模型を、射出成形する
方法に関するものである。
トメント鋳造に用いる消失模型を、射出成形する
方法に関するものである。
(従来技術)
消失模型(以下ワツクス模型という)を射出成
形で作ることが広く行われている。この場合ワツ
クス模型は射出成形後の冷却より収縮するため、
最終的に得る製品より僅かに大きく作られる。し
かしこのワツクス模型に比較的広い平面部分があ
る時は、そのワツクスの収縮により模型表面が窪
み、いわゆる“面びけ”が発生する。このため最
終製品の寸法精度が悪くなるという問題が生じ
る。
形で作ることが広く行われている。この場合ワツ
クス模型は射出成形後の冷却より収縮するため、
最終的に得る製品より僅かに大きく作られる。し
かしこのワツクス模型に比較的広い平面部分があ
る時は、そのワツクスの収縮により模型表面が窪
み、いわゆる“面びけ”が発生する。このため最
終製品の寸法精度が悪くなるという問題が生じ
る。
そこで従来はこの面びけを防ぐため、ワツクス
模型の肉厚の大きくなる部分に予めインレイを埋
め込んだり、金型キヤビテイ内に中子を組込んだ
りして、ワツクス模型の肉を薄くすることが行わ
れていた。しかしこれらの方法はいずれも生産性
が悪く大量生産には適さないという問題があつ
た。
模型の肉厚の大きくなる部分に予めインレイを埋
め込んだり、金型キヤビテイ内に中子を組込んだ
りして、ワツクス模型の肉を薄くすることが行わ
れていた。しかしこれらの方法はいずれも生産性
が悪く大量生産には適さないという問題があつ
た。
(発明の目的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、面びけが発生せず高精度のワツクス模型を
が大量生産するのに適するワツクス模型の射出成
形方法を提供することを目的とする。
あり、面びけが発生せず高精度のワツクス模型を
が大量生産するのに適するワツクス模型の射出成
形方法を提供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、ワツクスの凝固温
度以下に冷却された金型の金型キヤビテイへ開口
する小径の噴口を形成し、この噴口から金型キヤ
ビテイよりも小容積の加圧溶融ワツクスを噴入し
て金型キヤビテイ内面にワツクスの一部を付着凝
固させ、金型キヤビテイ内にワツクスで囲まれた
空洞を形成する一方、この空洞には一部ワツクス
が溶融状態であるうちに前記噴口より加圧空気を
供給し、前記空洞側から加圧した状態でワツクス
全体を凝固させることを特徴とするワツクス模型
の射出成形方法による達成される。すなわち、ワ
ツクスの凝固温度以下に冷却された金型キヤビテ
イへ開口する小径の噴口を形成し、この噴口から
金型キヤビテイよりも小容積の加圧溶融ワツクス
を噴入して金型キヤビテイ内面にワツクスの一部
を付着凝固させ、金型キヤビテイ内にワツクスで
囲まれた空洞を形成する一方、この空洞には一部
ワツクスが溶融状態にあるうちに前記噴口より加
圧空気を供給し、前記空洞側から加圧した状態で
ワツクス全体を凝固させるように構成した。以下
図示の実施例に基づき、本発明を詳細に説明す
る。
度以下に冷却された金型の金型キヤビテイへ開口
する小径の噴口を形成し、この噴口から金型キヤ
ビテイよりも小容積の加圧溶融ワツクスを噴入し
て金型キヤビテイ内面にワツクスの一部を付着凝
固させ、金型キヤビテイ内にワツクスで囲まれた
空洞を形成する一方、この空洞には一部ワツクス
が溶融状態であるうちに前記噴口より加圧空気を
供給し、前記空洞側から加圧した状態でワツクス
全体を凝固させることを特徴とするワツクス模型
の射出成形方法による達成される。すなわち、ワ
ツクスの凝固温度以下に冷却された金型キヤビテ
イへ開口する小径の噴口を形成し、この噴口から
金型キヤビテイよりも小容積の加圧溶融ワツクス
を噴入して金型キヤビテイ内面にワツクスの一部
を付着凝固させ、金型キヤビテイ内にワツクスで
囲まれた空洞を形成する一方、この空洞には一部
ワツクスが溶融状態にあるうちに前記噴口より加
圧空気を供給し、前記空洞側から加圧した状態で
ワツクス全体を凝固させるように構成した。以下
図示の実施例に基づき、本発明を詳細に説明す
る。
(実施例)
第1図は本発明に係るノズル装置の一実施例を
示す断面図、第2図はその溶融ワツクス射出時
を、第3図は加圧空気送入時をそれぞれ示す動作
説明図である。
示す断面図、第2図はその溶融ワツクス射出時
を、第3図は加圧空気送入時をそれぞれ示す動作
説明図である。
第1図で符号10は射出ノズル装置のボデーで
あり、このボデー10はケーシング12と、軸受
14と、ハウジング16と、ブツシユ18と、ノ
ズルカバー20とを有する。軸受14およびケー
シング12には上下方向に貫通するシリンダ部2
2が形成され、このシリンダ部22の上端は、ノ
ズルカバー20に形成された射出口24に連通し
ている。この射出口24はシリンダ部22よりも
小径になつている。ハウジング16にはL金具2
6が取付けられ、このL金具26にはハウジング
16および軸受14内を通つてシリンダ部22内
周壁に開口するワツクス流路28が形成されてい
る。30は加圧空気を通す空気通路であつて、シ
リンダ部22の内周壁に開口する。
あり、このボデー10はケーシング12と、軸受
14と、ハウジング16と、ブツシユ18と、ノ
ズルカバー20とを有する。軸受14およびケー
シング12には上下方向に貫通するシリンダ部2
2が形成され、このシリンダ部22の上端は、ノ
ズルカバー20に形成された射出口24に連通し
ている。この射出口24はシリンダ部22よりも
小径になつている。ハウジング16にはL金具2
6が取付けられ、このL金具26にはハウジング
16および軸受14内を通つてシリンダ部22内
周壁に開口するワツクス流路28が形成されてい
る。30は加圧空気を通す空気通路であつて、シ
リンダ部22の内周壁に開口する。
ハウジング16と軸受14との嵌合面間には温
水路32が、またブツシユ18とノズルカバー2
0との合面間には温水路34が形成されている。
L金具26のワツクス流路28を囲む複数の温水
路36から圧送される温水は、温水路32,34
を通り温水流出口38から外部へ排出され、この
排出された温水は不図示の加熱装置で加熱され以
上の各温水路36,32,34を循環する。この
結果溶融ワツクスが通る部分は、その凝固温度以
上に加熱される。
水路32が、またブツシユ18とノズルカバー2
0との合面間には温水路34が形成されている。
L金具26のワツクス流路28を囲む複数の温水
路36から圧送される温水は、温水路32,34
を通り温水流出口38から外部へ排出され、この
排出された温水は不図示の加熱装置で加熱され以
上の各温水路36,32,34を循環する。この
結果溶融ワツクスが通る部分は、その凝固温度以
上に加熱される。
ケーシング12の下面と基台40との間には前
記シリンダ部12と同心にシリンダチユーブ42
が挾持されている。
記シリンダ部12と同心にシリンダチユーブ42
が挾持されている。
44はプランジヤであり、前記シリンダ部22
に摺動自在に嵌合し、その下端にはシリンダチユ
ーブ42内を摺動するピストン46が固定されて
いる。このピストン46により画成されたシリン
ダチユーブ42内の上空気室48には通路50が
また下空気室52には通路54がそれぞれ開口し
ている。従つて通路50に加圧空気を供給すれ
ば、ピストン46、プランジヤ44は下降して第
3図の下降位置に移動し、通路54に加圧空気を
供給すればピストン46、プランジヤ44は第
1,2図の上昇位置に移動する。
に摺動自在に嵌合し、その下端にはシリンダチユ
ーブ42内を摺動するピストン46が固定されて
いる。このピストン46により画成されたシリン
ダチユーブ42内の上空気室48には通路50が
また下空気室52には通路54がそれぞれ開口し
ている。従つて通路50に加圧空気を供給すれ
ば、ピストン46、プランジヤ44は下降して第
3図の下降位置に移動し、通路54に加圧空気を
供給すればピストン46、プランジヤ44は第
1,2図の上昇位置に移動する。
プランジヤ44には第2のワツクス流路56
と、第2の空気通路58とが形成されている。第
2のワツクス流路56は、プランジヤ44の上昇
位置で前記ワツクス流路28と射出口24とを連
通する。この時には第2の空気流路58はシリン
ダ部22の内壁、すなわちノズルカバー20内面
により閉塞されると共に、ボデー10側の空気流
路30から遮断される。プランジヤ44の下降位
置では第2のワツクス流路56はボデー10側の
ワツクス流路28から遮断され、第2の空気流路
58がボデー10側の空気流路30に連通する。
なお第1図で59はガイドピンであつて、プラン
ジヤ44に形成した長溝59aに係入してプラン
ジヤ44の回転を規制する。
と、第2の空気通路58とが形成されている。第
2のワツクス流路56は、プランジヤ44の上昇
位置で前記ワツクス流路28と射出口24とを連
通する。この時には第2の空気流路58はシリン
ダ部22の内壁、すなわちノズルカバー20内面
により閉塞されると共に、ボデー10側の空気流
路30から遮断される。プランジヤ44の下降位
置では第2のワツクス流路56はボデー10側の
ワツクス流路28から遮断され、第2の空気流路
58がボデー10側の空気流路30に連通する。
なお第1図で59はガイドピンであつて、プラン
ジヤ44に形成した長溝59aに係入してプラン
ジヤ44の回転を規制する。
60は上下割りの金型であり、この金型60に
は金型キヤビテイ62,62a,62b、射出路
64が形成され、この射出路64の金型キヤビテ
イ62への開口部には小径に絞られた噴口66,
66a,66bが形成されている。この金型60
は射出路64が前記ボデー10側の射出口24に
連通するように、ボデー10に押圧保持されてい
る。金型60内には不図示の冷却水通路が形成さ
れ、この冷却水通路を循環する冷却水によつて、
金型60は成形材料としてのワツクスの凝固温度
以下に保たれている。
は金型キヤビテイ62,62a,62b、射出路
64が形成され、この射出路64の金型キヤビテ
イ62への開口部には小径に絞られた噴口66,
66a,66bが形成されている。この金型60
は射出路64が前記ボデー10側の射出口24に
連通するように、ボデー10に押圧保持されてい
る。金型60内には不図示の冷却水通路が形成さ
れ、この冷却水通路を循環する冷却水によつて、
金型60は成形材料としてのワツクスの凝固温度
以下に保たれている。
次に本実施例装置の動作を説明する。通路54
に加圧空気を送りプランジヤ44を第2図の上昇
位置にすれば、第2の空気流路58の上・下端は
シリンダ部22内壁により閉じられる。この状態
でワツクス流路28に溶融ワツクスを圧送すれ
ば、このワツクスはプランジヤ44の第2のワツ
クス流路56、射出口24、射出路64を通り小
径の噴口66から金型キヤビテイ62内へ勢いよ
く噴射される。金型60はワツクスの凝固温度以
下に冷却されているので、キヤビテイ62内に噴
射された溶融ワツクスはキヤビテイ62内壁に付
着して凝固するが、このワツクスは熱伝導性が悪
いので、乱流状態の溶融ワツクスは温度の低い部
分、すなわち凝固ワツクスの肉厚の薄い部分から
順次重なるようにして凝固してゆく。このため凝
固ワツクスの肉厚は平均化されつつワツクスの凝
固は殻状に進行し、内部に空洞68,68a,6
8bが形成される。この過程では、キヤビテイ6
2の中央部のワツクスは未だ溶融または半溶融状
態にある。
に加圧空気を送りプランジヤ44を第2図の上昇
位置にすれば、第2の空気流路58の上・下端は
シリンダ部22内壁により閉じられる。この状態
でワツクス流路28に溶融ワツクスを圧送すれ
ば、このワツクスはプランジヤ44の第2のワツ
クス流路56、射出口24、射出路64を通り小
径の噴口66から金型キヤビテイ62内へ勢いよ
く噴射される。金型60はワツクスの凝固温度以
下に冷却されているので、キヤビテイ62内に噴
射された溶融ワツクスはキヤビテイ62内壁に付
着して凝固するが、このワツクスは熱伝導性が悪
いので、乱流状態の溶融ワツクスは温度の低い部
分、すなわち凝固ワツクスの肉厚の薄い部分から
順次重なるようにして凝固してゆく。このため凝
固ワツクスの肉厚は平均化されつつワツクスの凝
固は殻状に進行し、内部に空洞68,68a,6
8bが形成される。この過程では、キヤビテイ6
2の中央部のワツクスは未だ溶融または半溶融状
態にある。
キヤビテイ62内へのワツクスの流入量が、キ
ヤビテイ62容積の数分の一、例えば1/3〜2/3程
度になつた時、通路54への加圧空気供給を断
ち、通路50へ加圧空気を供給するように、電磁
バルブ(図示せず)などにより切替える。すると
プランジヤ44は下降を開始する。このプランジ
ヤ44の下降過程では、まず第2のワツクス流路
56がワツクス流路28から遮断され、ワツクス
のキヤビテイ62への圧送が停止する。プランジ
ヤ44がさらに下降してゆくと、プランジヤ44
の2つの流路56,58はシリンダ部22内壁で
閉じられたままの状態なので、射出路64、空洞
68の内圧が減圧される。そしてプランジヤ44
が第3図の位置まで下降すると、第2の空気流路
58がボデー10側の空気流路30に連通し、空
気流路30に予め供給されていた加圧空気が射出
路64、噴口66を通りキヤビテイ62内の空洞
68へ流入する。
ヤビテイ62容積の数分の一、例えば1/3〜2/3程
度になつた時、通路54への加圧空気供給を断
ち、通路50へ加圧空気を供給するように、電磁
バルブ(図示せず)などにより切替える。すると
プランジヤ44は下降を開始する。このプランジ
ヤ44の下降過程では、まず第2のワツクス流路
56がワツクス流路28から遮断され、ワツクス
のキヤビテイ62への圧送が停止する。プランジ
ヤ44がさらに下降してゆくと、プランジヤ44
の2つの流路56,58はシリンダ部22内壁で
閉じられたままの状態なので、射出路64、空洞
68の内圧が減圧される。そしてプランジヤ44
が第3図の位置まで下降すると、第2の空気流路
58がボデー10側の空気流路30に連通し、空
気流路30に予め供給されていた加圧空気が射出
路64、噴口66を通りキヤビテイ62内の空洞
68へ流入する。
なお金型60内の射出路64を通るワツクスは
射出路64内壁に接触する部分から凝固が進行
し、実際に溶融ワツクスが通る実質的通路断面積
は小さくなつているので、一般には加圧空気は射
出路64内を通りにくい。しかしこの装置では一
度空洞68内を減圧するので、空気通路30,5
8内の空気圧と空洞68内の空気圧との差圧が増
大する。このため空気通路30と58とが連通し
た瞬間に多量の空気が空洞68内へ勢いよく流れ
込み、この最初の空気の流れにより射出路64お
よび噴口66に細い空気の通路が確実に形成され
る。従つて以後空気通路30,58の空気圧が空
洞68内に十分に加わる。
射出路64内壁に接触する部分から凝固が進行
し、実際に溶融ワツクスが通る実質的通路断面積
は小さくなつているので、一般には加圧空気は射
出路64内を通りにくい。しかしこの装置では一
度空洞68内を減圧するので、空気通路30,5
8内の空気圧と空洞68内の空気圧との差圧が増
大する。このため空気通路30と58とが連通し
た瞬間に多量の空気が空洞68内へ勢いよく流れ
込み、この最初の空気の流れにより射出路64お
よび噴口66に細い空気の通路が確実に形成され
る。従つて以後空気通路30,58の空気圧が空
洞68内に十分に加わる。
このように空洞68を加圧した状態で、キヤビ
テイ62内のワツクスを完全に凝固させる。この
ためキヤビテイ62内のワツクス模型には面びけ
が全く発生せず、高精度の模型を能率良く作るこ
とが可能になる。なお金型60は型ばらしして模
型を取り出せば、空洞68は加圧空気が通つた通
路を介して大気に連通するので、模型が冷えても
空洞68内が負圧になることがなく、模型が割れ
たりすることもない。
テイ62内のワツクスを完全に凝固させる。この
ためキヤビテイ62内のワツクス模型には面びけ
が全く発生せず、高精度の模型を能率良く作るこ
とが可能になる。なお金型60は型ばらしして模
型を取り出せば、空洞68は加圧空気が通つた通
路を介して大気に連通するので、模型が冷えても
空洞68内が負圧になることがなく、模型が割れ
たりすることもない。
また本実施例ではワツクス模型の成型機とし、
キヤビテイ68の下部に噴口66を設けたので、
キヤビテイ68の底にたまる溶融ワツクスが噴口
66から噴出する溶融ワツクスにより能率良く上
方へ噴き上げられ、模型の肉厚を均一化するのに
都合が良い。しかし本発明は噴口を他の位置に設
けても所期の目的を達成できるのは勿論である。
キヤビテイ68の下部に噴口66を設けたので、
キヤビテイ68の底にたまる溶融ワツクスが噴口
66から噴出する溶融ワツクスにより能率良く上
方へ噴き上げられ、模型の肉厚を均一化するのに
都合が良い。しかし本発明は噴口を他の位置に設
けても所期の目的を達成できるのは勿論である。
さらに本実施例では、空洞68へ加圧空気を送
入する前にこの空洞68内を一度減圧するので、
加圧空気が一層円滑に空洞68内に入り、加圧空
気の圧力を過大にしなくても十分に所期の目的を
達成できるという効果が生じる。
入する前にこの空洞68内を一度減圧するので、
加圧空気が一層円滑に空洞68内に入り、加圧空
気の圧力を過大にしなくても十分に所期の目的を
達成できるという効果が生じる。
(発明の効果)
本発明は以上のように、小径の噴口から金型キ
ヤビテイより小容積の溶融ワツクスを金型キヤビ
テイ内へ噴射してキヤビテイ内壁面にワツクスを
付着凝固させ、キヤビテイ中心部の空洞へ加圧空
気を送り込んだ状態で全体を凝固させるように構
成した。従つてワツクスは内側から加圧されたま
ま殻状に凝固するので、面びけなどが全く発生せ
ず、高精度の製品を作ることができる。またイン
レイや中子も全く不要であるから生産性が良く大
量生産に適する。さらに空洞の分だけワツクスの
使用量も少なくなるので、ワツクスを節約できる
という効果もある。
ヤビテイより小容積の溶融ワツクスを金型キヤビ
テイ内へ噴射してキヤビテイ内壁面にワツクスを
付着凝固させ、キヤビテイ中心部の空洞へ加圧空
気を送り込んだ状態で全体を凝固させるように構
成した。従つてワツクスは内側から加圧されたま
ま殻状に凝固するので、面びけなどが全く発生せ
ず、高精度の製品を作ることができる。またイン
レイや中子も全く不要であるから生産性が良く大
量生産に適する。さらに空洞の分だけワツクスの
使用量も少なくなるので、ワツクスを節約できる
という効果もある。
第1図は本発明に使用するノズル装置の一実施
例の断面図、第2図と第3図はその射出時と加圧
空気送入時の動作説明図である。 60……金型、62……金型キヤビテイ、66
……噴口、68……空洞。
例の断面図、第2図と第3図はその射出時と加圧
空気送入時の動作説明図である。 60……金型、62……金型キヤビテイ、66
……噴口、68……空洞。
Claims (1)
- 1 ワツクスの凝固温度以下に冷却された金型の
金型キヤビテイへ開口する小径の噴口を形成し、
この噴口から金型キヤビテイよりも小容積の加圧
溶融ワツクスを噴入して金型キヤビテイ内面にワ
ツクスの一部を付着凝固させ、金型キヤビテイ内
にワツクスで囲まれた空洞を形成する一方、この
空洞には一部ワツクスが溶融状態にあるうちに前
記噴口より加圧空気を供給し、前記空洞側から加
圧した状態でワツクス全体を凝固させることを特
徴とするワツクス模型の射出成形方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072975A JPS59198127A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ワックス模型の射出成形方法 |
US06/603,114 US4601870A (en) | 1983-04-27 | 1984-04-23 | Injection molding process |
US06/692,105 US4685881A (en) | 1983-04-27 | 1985-01-17 | Nozzle assembly for injection molding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072975A JPS59198127A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ワックス模型の射出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59198127A JPS59198127A (ja) | 1984-11-09 |
JPH0136767B2 true JPH0136767B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=13504897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58072975A Granted JPS59198127A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ワックス模型の射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59198127A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2587227A (en) * | 2019-09-19 | 2021-03-24 | Adultimum Ag | Method of assembling a bicycle rim, bicycle rim |
EP4003682A1 (en) * | 2019-09-19 | 2022-06-01 | Adultimum AG | Method of forming a device of composite material, a pattern, a device |
CN110722096B (zh) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | 合肥工业大学 | 一种注蜡装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071756A (ja) * | 1973-10-25 | 1975-06-13 | ||
JPS5098564A (ja) * | 1973-12-28 | 1975-08-05 | ||
JPS5559936A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Method of molding synthetic resin using low-pressure molding machine |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP58072975A patent/JPS59198127A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5071756A (ja) * | 1973-10-25 | 1975-06-13 | ||
JPS5098564A (ja) * | 1973-12-28 | 1975-08-05 | ||
JPS5559936A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Method of molding synthetic resin using low-pressure molding machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59198127A (ja) | 1984-11-09 |
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