JPH0136223B2 - - Google Patents
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- JPH0136223B2 JPH0136223B2 JP56025448A JP2544881A JPH0136223B2 JP H0136223 B2 JPH0136223 B2 JP H0136223B2 JP 56025448 A JP56025448 A JP 56025448A JP 2544881 A JP2544881 A JP 2544881A JP H0136223 B2 JPH0136223 B2 JP H0136223B2
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- masks
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/80—Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching
- H01J29/81—Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching using shadow masks
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスクリーン面に近接対向して複数枚の
マスクを電気的に絶縁して対向させて配置し、電
子ビームに対してマスク部或いは主にマスク部で
静電レンズを形成するマスク集束型カラー受像管
に関し、特にそのマスク構造に関するものであ
る。
マスクを電気的に絶縁して対向させて配置し、電
子ビームに対してマスク部或いは主にマスク部で
静電レンズを形成するマスク集束型カラー受像管
に関し、特にそのマスク構造に関するものであ
る。
一般のシヤドウマスクを具備せるカラー受像管
はシヤドウマスクの存在のために電子ビームの利
用率が20%程度と悪く、スクリーン面の輝度が制
限されてしまう。従つて輝度向上のための最も効
果的な方法は、シヤドウマスクの孔径を大きくし
て電子ビームの利用率を高めればよいが、スクリ
ーン面に到達する電子ビームのスポツトサイズを
大きくし過ぎると解像度の低下を招くことにな
る。従つてこの場合シヤドウマスク通過后の電子
ビームを強く集束して電子ビームのスポツトサイ
ズを小さく抑制し乍らスクリーン面の蛍光体に正
確に射突させねばならないという必要を生ずる。
はシヤドウマスクの存在のために電子ビームの利
用率が20%程度と悪く、スクリーン面の輝度が制
限されてしまう。従つて輝度向上のための最も効
果的な方法は、シヤドウマスクの孔径を大きくし
て電子ビームの利用率を高めればよいが、スクリ
ーン面に到達する電子ビームのスポツトサイズを
大きくし過ぎると解像度の低下を招くことにな
る。従つてこの場合シヤドウマスク通過后の電子
ビームを強く集束して電子ビームのスポツトサイ
ズを小さく抑制し乍らスクリーン面の蛍光体に正
確に射突させねばならないという必要を生ずる。
このための手段としてマスク部又は主にマスク
部において静電レンズを形成させる後段加速管或
いはマスク集束管が提案されている。
部において静電レンズを形成させる後段加速管或
いはマスク集束管が提案されている。
この様なカラー受像管は例えば、米国特許第
3016474号明細書、米国特許第2971117号明細書、
米国特許第3398309号明細書、米国特許第4112563
号明細書、特開昭48−79969号公報、特公昭47−
8261号公報、特公昭55−24652号公報などに示さ
れている。
3016474号明細書、米国特許第2971117号明細書、
米国特許第3398309号明細書、米国特許第4112563
号明細書、特開昭48−79969号公報、特公昭47−
8261号公報、特公昭55−24652号公報などに示さ
れている。
これらの後段加速管或いはマスク集束管のうち
マスク1枚構成によるものはスクリーン面の電圧
に対してマスクの電圧をかなり低く設定せねばな
らず、このためマスク部からの2次電子がスクリ
ーン面に加速衝撃され像の不鮮明さやコントラス
トの低下をひきおこすなど実用性に欠ける。
マスク1枚構成によるものはスクリーン面の電圧
に対してマスクの電圧をかなり低く設定せねばな
らず、このためマスク部からの2次電子がスクリ
ーン面に加速衝撃され像の不鮮明さやコントラス
トの低下をひきおこすなど実用性に欠ける。
また実質的に2枚或いは3枚のマスクによつて
構成されているマスク集束管はマスクの形状や構
造により種々のものが提案されているが、それぞ
れ一長一短があり未だ実用化に到つていない。こ
の中で実質的に2枚のマスクの各アパーチヤをそ
れぞれ同軸上に配置した構成を有するマスク集束
管では、スクリーン面を含めたマスクアパーチヤ
部にできる静電レンズの集束力が弱いためマスク
間の電位差をマスク間距離に対しかなり大きく設
定しなければならず耐圧上大きな問題となる。こ
れに対してマスクアパーチヤ部にできる静電レン
ズを4極子レンズとし一方向の集束力を飛躍的に
強くしたものが提案されているが、このようなマ
スク集束管ではマスクの構成をグリル形状としな
ければならずマスクの機械的強度及び成形性の劣
化のため実用性に欠けるものである。
構成されているマスク集束管はマスクの形状や構
造により種々のものが提案されているが、それぞ
れ一長一短があり未だ実用化に到つていない。こ
の中で実質的に2枚のマスクの各アパーチヤをそ
れぞれ同軸上に配置した構成を有するマスク集束
管では、スクリーン面を含めたマスクアパーチヤ
部にできる静電レンズの集束力が弱いためマスク
間の電位差をマスク間距離に対しかなり大きく設
定しなければならず耐圧上大きな問題となる。こ
れに対してマスクアパーチヤ部にできる静電レン
ズを4極子レンズとし一方向の集束力を飛躍的に
強くしたものが提案されているが、このようなマ
スク集束管ではマスクの構成をグリル形状としな
ければならずマスクの機械的強度及び成形性の劣
化のため実用性に欠けるものである。
本発明の目的は、上記電気的に絶縁された複数
枚のマスクを有するマスク集束型カラー受像管に
おいて、マスクの機械的強度を十分に保ち、かつ
成形性を劣化させずにマスク部或いは主としてマ
スク部に形成される静電レンズの集束力を強め、
結果的にマスク間の電位差を小さくし耐電圧向上
を計り実用性に富んだマスク集束型カラー受像管
を提供せんとすることにある。
枚のマスクを有するマスク集束型カラー受像管に
おいて、マスクの機械的強度を十分に保ち、かつ
成形性を劣化させずにマスク部或いは主としてマ
スク部に形成される静電レンズの集束力を強め、
結果的にマスク間の電位差を小さくし耐電圧向上
を計り実用性に富んだマスク集束型カラー受像管
を提供せんとすることにある。
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明のマスク集束型カラー受像管の
概略構成例を示すものである。第1図に示すマス
ク集束型カラー受像管は、スクリーン面1をもつ
フエースプレート2と前記フエースプレート2の
側壁部にフアンネル3を介して連結されたネツク
4と、前記ネツク4に内装された電子銃5と、前
記フアンネル3からネツク4にかけての外壁に装
着された偏向装置6と、前記フエースプレート2
にマスクフレーム15と他の支持手段(図示せ
ず)によつて支持されているマスク8と、マスク
8の周辺部において絶縁体16を介してマスク8
に固定されているマスク7と、前記スクリーン面
1に3色一組で規則正しく塗布されたストライプ
状蛍光体13と、前記蛍光体13の上に薄く設け
られたメタルバツク層14と、前記フアンネル部
3の内壁に前記ネツク部4の一部まで一様に塗布
された導電膜9とから構成されている。
概略構成例を示すものである。第1図に示すマス
ク集束型カラー受像管は、スクリーン面1をもつ
フエースプレート2と前記フエースプレート2の
側壁部にフアンネル3を介して連結されたネツク
4と、前記ネツク4に内装された電子銃5と、前
記フアンネル3からネツク4にかけての外壁に装
着された偏向装置6と、前記フエースプレート2
にマスクフレーム15と他の支持手段(図示せ
ず)によつて支持されているマスク8と、マスク
8の周辺部において絶縁体16を介してマスク8
に固定されているマスク7と、前記スクリーン面
1に3色一組で規則正しく塗布されたストライプ
状蛍光体13と、前記蛍光体13の上に薄く設け
られたメタルバツク層14と、前記フアンネル部
3の内壁に前記ネツク部4の一部まで一様に塗布
された導電膜9とから構成されている。
前記電子銃5より発生した3本の電子ビーム1
0,11,12は偏向装置6により偏向され、マ
スク8およびマスク7によつて各々選択かつ集束
されスクリーンに到達しメタルバツク層を通過し
てそれぞれの蛍光体を衝撃し発光する。スクリー
ン1、フアンネル部の導電膜9、マスク7、マス
ク8のそれぞれの電位は例えばフアンネル部に設
けたいくつかのアノードボタン(図示せず)から
適当なコネクタ(図示せず)により供給すること
ができる。
0,11,12は偏向装置6により偏向され、マ
スク8およびマスク7によつて各々選択かつ集束
されスクリーンに到達しメタルバツク層を通過し
てそれぞれの蛍光体を衝撃し発光する。スクリー
ン1、フアンネル部の導電膜9、マスク7、マス
ク8のそれぞれの電位は例えばフアンネル部に設
けたいくつかのアノードボタン(図示せず)から
適当なコネクタ(図示せず)により供給すること
ができる。
前記スクリーン1およびフアンネル部の導電膜
9および電子銃側のマスク8にはアノード高電圧
が印加されており、スクリーン側のマスク7には
アノード高電圧より低い電圧が印加されている。
9および電子銃側のマスク8にはアノード高電圧
が印加されており、スクリーン側のマスク7には
アノード高電圧より低い電圧が印加されている。
第2図aは前記スクリーン1およびマスク7,
8の一部を示す拡大図であり、電子ビームの集束
状態も示してある。
8の一部を示す拡大図であり、電子ビームの集束
状態も示してある。
第2図ではスクリーン1上に塗布されている3
色のストライプ状蛍光体13は省略してある。ま
た、第2図b,cはそれぞれ第2図aにおけるX
−X′断面図、Y−Y′断面図を示す図である。
色のストライプ状蛍光体13は省略してある。ま
た、第2図b,cはそれぞれ第2図aにおけるX
−X′断面図、Y−Y′断面図を示す図である。
第2図において、電子銃5側のマスク8は、ス
クリーン1側のマスク7に対向する面のY−
Y′軸上にアパーチヤ22を挾んで1対のストラ
イプ状突出部24を有し、スクリーン1側のマス
ク7は、電子銃5側のマスク8に対向する面のX
−X′軸上にアパーチヤ21を挾んで1対のスト
ライプ状突出部23を有している。
クリーン1側のマスク7に対向する面のY−
Y′軸上にアパーチヤ22を挾んで1対のストラ
イプ状突出部24を有し、スクリーン1側のマス
ク7は、電子銃5側のマスク8に対向する面のX
−X′軸上にアパーチヤ21を挾んで1対のスト
ライプ状突出部23を有している。
このようなマスクの製作は、例えば厚い金属板
をエツチングすることにより容易に可能であるし
また、第3図aに示すように平面マスク25上に
別途ストライプ状の金属板26をアパーチヤ27
間に、アパーチヤの並びに平行に接着させて製作
することもできる。
をエツチングすることにより容易に可能であるし
また、第3図aに示すように平面マスク25上に
別途ストライプ状の金属板26をアパーチヤ27
間に、アパーチヤの並びに平行に接着させて製作
することもできる。
エツチングによる製作はストライプ状のマスク
パターンを片面に反対の面にアパーチヤ部のマス
クパターンを形成してエツチング処理を行なうこ
とによつて容易に可能である。
パターンを片面に反対の面にアパーチヤ部のマス
クパターンを形成してエツチング処理を行なうこ
とによつて容易に可能である。
この様にして製作されたマスクの概観を第3図
bに示す。第3図bにおいてマスク103はX−
X′軸上にある薄肉部分104とY−Y′軸上にあ
る厚肉部分105から成り、アパーチヤは前者に
よつて決まる図中点線部106であり、突出部と
は後者105を指すことになる。
bに示す。第3図bにおいてマスク103はX−
X′軸上にある薄肉部分104とY−Y′軸上にあ
る厚肉部分105から成り、アパーチヤは前者に
よつて決まる図中点線部106であり、突出部と
は後者105を指すことになる。
この様なマスクはストライプ状の突出部のため
に通常のカラー受像管に使用されているシヤドウ
マスクより機械的強度は優れ、また球面状成形は
通常のカラー受像管に使用されているシヤドウマ
スクと同じ様にプレスにより簡単に行なうことが
でき、グリル形状のマスクに比べその取り扱いは
はるかに簡単である。
に通常のカラー受像管に使用されているシヤドウ
マスクより機械的強度は優れ、また球面状成形は
通常のカラー受像管に使用されているシヤドウマ
スクと同じ様にプレスにより簡単に行なうことが
でき、グリル形状のマスクに比べその取り扱いは
はるかに簡単である。
さて、上記の如くアパーチヤの周囲にアパーチ
ヤを挾んで1対の突出部を設け、マスク間に電位
差をもたせることによつてマスク間に強いレンズ
作用をもつ静電レンズを生じさせることができ
る。
ヤを挾んで1対の突出部を設け、マスク間に電位
差をもたせることによつてマスク間に強いレンズ
作用をもつ静電レンズを生じさせることができ
る。
この現象は以下の様に説明される。
アパーチヤの周囲に上述の様な突出部を有しな
い一般の平面マスク構造による2枚マスク構成の
場合はよく知られている一般のニニポテンシヤル
レンズと同種のレンズ系であり、従つてその電気
力線の構成上、電気力線は相対的にビームの進行
方向(Z軸)成分が進行方向に垂直方向成分より
大きい。
い一般の平面マスク構造による2枚マスク構成の
場合はよく知られている一般のニニポテンシヤル
レンズと同種のレンズ系であり、従つてその電気
力線の構成上、電気力線は相対的にビームの進行
方向(Z軸)成分が進行方向に垂直方向成分より
大きい。
第2図dに電子銃側からみたマスクのアパーチ
ヤ部と前記電気力線28の主なものを示す。
ヤ部と前記電気力線28の主なものを示す。
このようなレンズ系態は4極子レンズ系として
よく知られており、かかる4極子レンズは第2図
dの電気力線の様子からも判る様に一方向に集束
作用を一方向に発散作用を行なうもので、円筒レ
ンズ系よりレンズ作用が強いことも周知である。
よく知られており、かかる4極子レンズは第2図
dの電気力線の様子からも判る様に一方向に集束
作用を一方向に発散作用を行なうもので、円筒レ
ンズ系よりレンズ作用が強いことも周知である。
従つて入射してくる電子ビームに働く力のビー
ムの進行方向に垂直な方向の力はアパーチヤの周
囲に突出部を有しない場合より突出部を有した場
合が著るしく強くなる。
ムの進行方向に垂直な方向の力はアパーチヤの周
囲に突出部を有しない場合より突出部を有した場
合が著るしく強くなる。
これに対し、第2図の如くアパーチヤの周囲に
突出部を有する構造の場合には、電子銃側のマス
ク8の突出部24からスクリーン側のマスク7の
突出部23への電気力線28が生じ、従つてこの
部分において電気力線は相対的にビームの進行方
向に垂直方向の成分が上記の場合より著るしく大
きくなる。
突出部を有する構造の場合には、電子銃側のマス
ク8の突出部24からスクリーン側のマスク7の
突出部23への電気力線28が生じ、従つてこの
部分において電気力線は相対的にビームの進行方
向に垂直方向の成分が上記の場合より著るしく大
きくなる。
このとき第2図aに示すように、Y−Z面内に
おいては発散レンズとして働き、X−Z面内にお
いては集束レンズとして働くので入射電子ビーム
に対してスクリーン上にはY軸方向に細長いビー
ムスポツトとなる。
おいては発散レンズとして働き、X−Z面内にお
いては集束レンズとして働くので入射電子ビーム
に対してスクリーン上にはY軸方向に細長いビー
ムスポツトとなる。
スクリーン1上にはストライプ状蛍光体13
(第2図では省略してある)が塗布されているの
でY軸方向に細長いビームスポツトは混色をおこ
す心配はない。
(第2図では省略してある)が塗布されているの
でY軸方向に細長いビームスポツトは混色をおこ
す心配はない。
以上の如く、平面マスクの構成だけではレンズ
作用は弱いが、アパーチヤの周囲に突出部を設け
ることによつてレンズ作用を著るしく強くするこ
とができる。
作用は弱いが、アパーチヤの周囲に突出部を設け
ることによつてレンズ作用を著るしく強くするこ
とができる。
前記実施例の場合のマスク構成部の詳細な仕様
は例えば以下の様になつている。
は例えば以下の様になつている。
2枚のマスク共にマスクの薄い部分の板厚は
0.1mm、厚い部分すなわちアパーチヤの周囲の突
出部の板厚は0.3mm、アパーチヤ径はX方向Y方
向共に0.50mm、アパーチヤのピツチはX方向Y方
向共に0.75mmであり2枚のマスク間距離は0.5mm、
マスク−スクリーン間距離は約13.5mm、スクリー
ン電圧と電子銃側のマスクの電圧は25KV、スク
リーン側のマスクの電圧は23KVである。このと
きスクリーン上に到達するビームスポツト径はX
方向約0.25mm、Y方向約0.72mmとなる。
0.1mm、厚い部分すなわちアパーチヤの周囲の突
出部の板厚は0.3mm、アパーチヤ径はX方向Y方
向共に0.50mm、アパーチヤのピツチはX方向Y方
向共に0.75mmであり2枚のマスク間距離は0.5mm、
マスク−スクリーン間距離は約13.5mm、スクリー
ン電圧と電子銃側のマスクの電圧は25KV、スク
リーン側のマスクの電圧は23KVである。このと
きスクリーン上に到達するビームスポツト径はX
方向約0.25mm、Y方向約0.72mmとなる。
これに対しアパーチヤの周囲に突出部を有しな
い一般の平面マスク構造による2枚マスク構成と
した場合には、アパーチヤ径を0.50mm、ピツチを
0.75mm、マスク間距離を0.5mm、マスク−スクリ
ーン間距離を約13.5mmのとき、スクリーン上に到
達するビームスポツト径を約0.25mmとするには、
スクリーン電圧と電子銃側のマスク電圧を
25KV、スクリーン側のマスクの電圧を約19KV
としなければならない。
い一般の平面マスク構造による2枚マスク構成と
した場合には、アパーチヤ径を0.50mm、ピツチを
0.75mm、マスク間距離を0.5mm、マスク−スクリ
ーン間距離を約13.5mmのとき、スクリーン上に到
達するビームスポツト径を約0.25mmとするには、
スクリーン電圧と電子銃側のマスク電圧を
25KV、スクリーン側のマスクの電圧を約19KV
としなければならない。
従つて、アパーチヤの周囲に前記突出部を設け
ることによりマスク間の電位差は6KVから2KV
へ減ずることができ、マスク間の平均的電界強度
は12KV/mmから4KV/mmと1/3まで減少できる。
ることによりマスク間の電位差は6KVから2KV
へ減ずることができ、マスク間の平均的電界強度
は12KV/mmから4KV/mmと1/3まで減少できる。
前記実施例では、アパーチヤの周囲の突出部が
多数のアパーチヤの一方向に平行にストライプ状
に形成されているが、本発明はこれに限らず第7
図aに示す様に1つのアパーチヤ107の周囲だ
けに小さな突出部108を設けた構造としてもよ
いし、また突出部の形状は問わないので第7図b
の様にプレスによる突出部109であつてもよ
い。例えば第7図aに示した構造を有するマスク
を第2図の如く配置させても主要な電気力線は第
2図の電気力線28とほとんど同じになるためレ
ンズ効果は同じである。従つて本発明での突出部
とはビーム透過孔を決定する部分のすぐ近くにあ
つてその部分より高い一部分を有するとき、この
高い一部分を指している。
多数のアパーチヤの一方向に平行にストライプ状
に形成されているが、本発明はこれに限らず第7
図aに示す様に1つのアパーチヤ107の周囲だ
けに小さな突出部108を設けた構造としてもよ
いし、また突出部の形状は問わないので第7図b
の様にプレスによる突出部109であつてもよ
い。例えば第7図aに示した構造を有するマスク
を第2図の如く配置させても主要な電気力線は第
2図の電気力線28とほとんど同じになるためレ
ンズ効果は同じである。従つて本発明での突出部
とはビーム透過孔を決定する部分のすぐ近くにあ
つてその部分より高い一部分を有するとき、この
高い一部分を指している。
第7図bではアパーチヤの配列を一方向に交互
に配列しているがこの様な配列はスクリーン上で
のモアレ対策に有効である。
に配列しているがこの様な配列はスクリーン上で
のモアレ対策に有効である。
前記実施例ではマスク8とスクリーン1および
フアンネル部の導電膜9の電位をアノード高電位
とし、マスク7をそれより僅かに低い電位として
いるが、本発明はこれに限らず、スクリーン1と
導電膜9はアノード高電位とし、マスク8をアノ
ード高電位より僅かに高いか又は低い電位とし、
マスク7をマスク8より僅かに低い電位としても
よいことは4極子レンズの原理から当然である。
フアンネル部の導電膜9の電位をアノード高電位
とし、マスク7をそれより僅かに低い電位として
いるが、本発明はこれに限らず、スクリーン1と
導電膜9はアノード高電位とし、マスク8をアノ
ード高電位より僅かに高いか又は低い電位とし、
マスク7をマスク8より僅かに低い電位としても
よいことは4極子レンズの原理から当然である。
また前記実施例でマスク7とマスク8を入れ替
えて配置することも可能なことは上述と同じであ
る。
えて配置することも可能なことは上述と同じであ
る。
さらに前記実施例ではアパーチヤの形状を正方
形状としたが本発明はアパーチヤの形状は問題で
はなく円形状、楕円形状、長方形状などとしても
よい。
形状としたが本発明はアパーチヤの形状は問題で
はなく円形状、楕円形状、長方形状などとしても
よい。
以下の実施例ではアパーチヤが円形状の場合を
示しているが、これらの場合も他のアパーチヤ形
状としてもよいことは言うまでもない。
示しているが、これらの場合も他のアパーチヤ形
状としてもよいことは言うまでもない。
第2図に示した本発明の一実施例では、2枚の
マスクの対向面の各アパーチヤの周囲に突出部を
ストライプ状にかつ2枚のマスクのストライプ状
突出部が直交する様に設けることによつて対向す
るアパーチヤ間に4極子レンズを形成させるマス
ク構造となつているが、本発明はこれに限らず複
数枚のマスクのうち少なくとも一枚のマスクの少
なくとも一方の面の各アパーチヤの近傍に突出部
を有したことによつてマスク部のレンズ作用を変
えるものであれば本発明は適用される。
マスクの対向面の各アパーチヤの周囲に突出部を
ストライプ状にかつ2枚のマスクのストライプ状
突出部が直交する様に設けることによつて対向す
るアパーチヤ間に4極子レンズを形成させるマス
ク構造となつているが、本発明はこれに限らず複
数枚のマスクのうち少なくとも一枚のマスクの少
なくとも一方の面の各アパーチヤの近傍に突出部
を有したことによつてマスク部のレンズ作用を変
えるものであれば本発明は適用される。
以下に本発明のいくつかの他の実施例を示す。
第4図は2枚のマスク共に同方向のストライプ
状突出部33,34とした場合である。
状突出部33,34とした場合である。
この場合には前述した様な4極子レンズは形成
されないためマスク部のレンズ作用は第2図に示
したマスク構造のものより弱いが、しかし突出部
を有しない平面マスク構造のものよりは強くな
り、マスク間の電位差を軽減することができる。
これは2枚のマスク間に形成される非対称円筒レ
ンズ系のためで、マスク間には突出部34から突
出部33への電気力線が発生しX−Z軸面では強
い集束力が働くがY−Z軸面では、特に電気力は
働かないので、X−Z軸面における集束力による
電子ビーム間の相互反発作用をX−Z軸方向へ逃
がすことができ、結果的にX−Z軸面では突出部
33,34を有しない平面マスク構造の場合より
も強い集束力を得ることができる。従つてこのと
き第4図に示す様にスクリーン1上のビームスポ
ツト形は第2図の場合と同じ様にY軸方向に細長
いビームスポツト形となる。このときマスク8の
突出部34がなくマスク8は平面マスクでマスク
7の突出部33だけを有するマスク構成でもその
効果は弱いけれども上述と同じ事が言えるのでマ
スク間の電位差は平面マスクの組合せの場合より
も小さくなる。即ち、複数枚のマスクのうち、適
当な少なくとも一枚のマスクの、適当な少なくと
も一方の面の、各アパーチヤの近傍に適当な突出
部を設けることによつて、その付近の電位分布を
大きく変化させ、対応する各アパーチヤ間に形成
される静電レンズのレンズ作用を強くすることが
できるものである。
されないためマスク部のレンズ作用は第2図に示
したマスク構造のものより弱いが、しかし突出部
を有しない平面マスク構造のものよりは強くな
り、マスク間の電位差を軽減することができる。
これは2枚のマスク間に形成される非対称円筒レ
ンズ系のためで、マスク間には突出部34から突
出部33への電気力線が発生しX−Z軸面では強
い集束力が働くがY−Z軸面では、特に電気力は
働かないので、X−Z軸面における集束力による
電子ビーム間の相互反発作用をX−Z軸方向へ逃
がすことができ、結果的にX−Z軸面では突出部
33,34を有しない平面マスク構造の場合より
も強い集束力を得ることができる。従つてこのと
き第4図に示す様にスクリーン1上のビームスポ
ツト形は第2図の場合と同じ様にY軸方向に細長
いビームスポツト形となる。このときマスク8の
突出部34がなくマスク8は平面マスクでマスク
7の突出部33だけを有するマスク構成でもその
効果は弱いけれども上述と同じ事が言えるのでマ
スク間の電位差は平面マスクの組合せの場合より
も小さくなる。即ち、複数枚のマスクのうち、適
当な少なくとも一枚のマスクの、適当な少なくと
も一方の面の、各アパーチヤの近傍に適当な突出
部を設けることによつて、その付近の電位分布を
大きく変化させ、対応する各アパーチヤ間に形成
される静電レンズのレンズ作用を強くすることが
できるものである。
また前記実施例では2枚のマスクのそれぞれ対
向面に突出部を設けているが、本発明はこれに限
らず、例えば第5図、第6図に示す様にマスクの
両面に突出部を設けてもよい。
向面に突出部を設けているが、本発明はこれに限
らず、例えば第5図、第6図に示す様にマスクの
両面に突出部を設けてもよい。
第5図では、スクリーン側のマスク47は電子
銃側のマスク48と対向する面にアパーチヤ41
を挾んでY軸方向に一対のストライプ状突出部4
4が、またスクリーン面1と対向する面にアパー
チヤ41を挾んでX軸方向に一対のストライプ状
突出部43が設けてある。電子銃側のマスク48
はマスク47の対向面にアパーチヤ42を挾んで
X軸方向に一対のストライプ状突出部45が設け
てある。
銃側のマスク48と対向する面にアパーチヤ41
を挾んでY軸方向に一対のストライプ状突出部4
4が、またスクリーン面1と対向する面にアパー
チヤ41を挾んでX軸方向に一対のストライプ状
突出部43が設けてある。電子銃側のマスク48
はマスク47の対向面にアパーチヤ42を挾んで
X軸方向に一対のストライプ状突出部45が設け
てある。
この場合には2枚のマスクが対向する部分の電
界の様子は第2図の場合と略々同等であるが、ス
クリーン側のマスク47のスクリーン面1と対向
する部分の電界の様子は第2図の場合とは異な
る。即ち、2枚のマスク47,48の間に4極子
レンズが形成され、マスク47とスクリーン面1
の間に非対称円筒レンズが形成される。従つてマ
スクを通過してスクリーン面に衝撃する電子ビー
ムは、X−Z面では2枚のマスク間で強い集束作
用をうけ、Y−Z面では強い発散作用とマスク4
7とスクリーン面で適度な集束作用をうける様に
なる。
界の様子は第2図の場合と略々同等であるが、ス
クリーン側のマスク47のスクリーン面1と対向
する部分の電界の様子は第2図の場合とは異な
る。即ち、2枚のマスク47,48の間に4極子
レンズが形成され、マスク47とスクリーン面1
の間に非対称円筒レンズが形成される。従つてマ
スクを通過してスクリーン面に衝撃する電子ビー
ムは、X−Z面では2枚のマスク間で強い集束作
用をうけ、Y−Z面では強い発散作用とマスク4
7とスクリーン面で適度な集束作用をうける様に
なる。
さらに本発明の他の実施例について説明する。
第6図に本発明を適用した3枚マスク構成による
マスク集束型カラー受像管のマスク部およびスク
リーン面の一部の拡大図を示す。
第6図に本発明を適用した3枚マスク構成による
マスク集束型カラー受像管のマスク部およびスク
リーン面の一部の拡大図を示す。
第6図においてマスク部を除いた他の配置は第
1図と同じである。
1図と同じである。
第5図では、電子銃5側のマスク58とスクリ
ーン1側のマスク57の間に中間マスク59が設
置されており、マスク57とマスク58にはスク
リーン面1と同じアノード高電圧が印加されてお
り、中間マスク59にはそれより低い電圧が印加
されている。
ーン1側のマスク57の間に中間マスク59が設
置されており、マスク57とマスク58にはスク
リーン面1と同じアノード高電圧が印加されてお
り、中間マスク59にはそれより低い電圧が印加
されている。
電子銃側のマスク58とスクリーン側のマスク
57には中間マスク59に対向する面のY−
Y′軸上にアパーチヤ51,50を挾んで1対の
ストライプ状突出部54,53が設けられてお
り、中間マスク50には両面のX−X′軸上にア
パーチヤ52を挾んで1対のストライプ状突出部
55,56が設けられている。この様な構造を有
するマスクでは第2図において説明したことと全
く同じ理由により電子銃側のマスク58と中間マ
スク59との間に1つの4極子レンズが形成さ
れ、さらに中間マスク59とスクリーン側のマス
ク57との間にもう1つの4極子レンズが形成さ
れるためレンズ作用はかなり強いものとなる。
57には中間マスク59に対向する面のY−
Y′軸上にアパーチヤ51,50を挾んで1対の
ストライプ状突出部54,53が設けられてお
り、中間マスク50には両面のX−X′軸上にア
パーチヤ52を挾んで1対のストライプ状突出部
55,56が設けられている。この様な構造を有
するマスクでは第2図において説明したことと全
く同じ理由により電子銃側のマスク58と中間マ
スク59との間に1つの4極子レンズが形成さ
れ、さらに中間マスク59とスクリーン側のマス
ク57との間にもう1つの4極子レンズが形成さ
れるためレンズ作用はかなり強いものとなる。
このため中間マスク59に印加する電圧はマス
ク58とマスク57およびスクリーン面1に印加
されているアノード高電圧より僅かに低い電圧で
可能であり、従つてマスク間の電位差は第2図に
示した2枚マスク構成の場合よりさらに小さく抑
えることができ、耐電圧の優れたマスク集束型カ
ラー受像管を提供することができる。
ク58とマスク57およびスクリーン面1に印加
されているアノード高電圧より僅かに低い電圧で
可能であり、従つてマスク間の電位差は第2図に
示した2枚マスク構成の場合よりさらに小さく抑
えることができ、耐電圧の優れたマスク集束型カ
ラー受像管を提供することができる。
以上の実施例では2枚マスク構成および3枚マ
スク構成のマスク集束型カラー受像管について述
べているが、その他の複数枚マスク構成によるマ
スク集束型カラー受像管においても原理的には同
じであり、本発明は適用し得る。
スク構成のマスク集束型カラー受像管について述
べているが、その他の複数枚マスク構成によるマ
スク集束型カラー受像管においても原理的には同
じであり、本発明は適用し得る。
以上の様に本発明の複数枚マスク構成によるマ
スク集束型カラー受像管においては、少なくとも
一枚のマスクの少なくとも一方の面のアパーチヤ
の近傍に突出部を設けることによつて、従来のシ
ヤドウマスクより機械的強度および成形性を劣化
させずに、少なくとも一平面上における集束レン
ズ作用を突出部を設けない場合より強くすること
ができ、マスク間の電位差を小さくすることがで
きる。このため、量産性のある耐電圧的に実用性
に富んだマスク集束型カラー受像管が得られる。
スク集束型カラー受像管においては、少なくとも
一枚のマスクの少なくとも一方の面のアパーチヤ
の近傍に突出部を設けることによつて、従来のシ
ヤドウマスクより機械的強度および成形性を劣化
させずに、少なくとも一平面上における集束レン
ズ作用を突出部を設けない場合より強くすること
ができ、マスク間の電位差を小さくすることがで
きる。このため、量産性のある耐電圧的に実用性
に富んだマスク集束型カラー受像管が得られる。
さらに言えば、本発明による個々のマスクは従
来のシヤドウマスクと同程度の機械的強度を有し
ているため、複数枚のマスクの絶縁はマスクの外
周部でのみ行なうことができるので、絶縁部への
ビーム衝撃による絶縁破壊など従来の複数枚マス
ク構成によるマスク集束型カラー受像管の欠点を
回避でき実用性に富むものである。
来のシヤドウマスクと同程度の機械的強度を有し
ているため、複数枚のマスクの絶縁はマスクの外
周部でのみ行なうことができるので、絶縁部への
ビーム衝撃による絶縁破壊など従来の複数枚マス
ク構成によるマスク集束型カラー受像管の欠点を
回避でき実用性に富むものである。
第1図は本発明を適用したマスク集束型カラー
受像管の概略構成を示す一例であり、第2図はマ
スク−スクリーン部の拡大図、第3図は本発明を
実施するためのマスク製作法の一実施例を示し、
第4図、第5図、第6図は本発明の他の実施例を
示すマスク−スクリーン部の拡大図、第7図はさ
らに本発明を実施するためのマスク構造の例を示
す概略図である。 1……スクリーン、2……フエースプレート、
3……フアンネル、4……ネツク、5……電子
銃、6……偏向装置、7,8……マスク、9……
導電膜、10,11,12……電子ビーム、13
……蛍光体。
受像管の概略構成を示す一例であり、第2図はマ
スク−スクリーン部の拡大図、第3図は本発明を
実施するためのマスク製作法の一実施例を示し、
第4図、第5図、第6図は本発明の他の実施例を
示すマスク−スクリーン部の拡大図、第7図はさ
らに本発明を実施するためのマスク構造の例を示
す概略図である。 1……スクリーン、2……フエースプレート、
3……フアンネル、4……ネツク、5……電子
銃、6……偏向装置、7,8……マスク、9……
導電膜、10,11,12……電子ビーム、13
……蛍光体。
Claims (1)
- 1 多数のアパーチヤを有する複数枚のマスクに
よつて構成されたマスク集束型カラー受像管にお
いて、前記複数枚のマスクのうち少なくとも一枚
のマスクの少なくとも一方の面の前記各アパーチ
ヤの近傍に突出部を有したことを特徴とするマス
ク集束型カラー受像管。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56025448A JPS57163955A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Mask focusing type color picture tube |
DE8282101401T DE3260425D1 (en) | 1981-02-25 | 1982-02-24 | Mask-focusing color picture tube |
EP82101401A EP0058992B1 (en) | 1981-02-25 | 1982-02-24 | Mask-focusing color picture tube |
US06/685,230 US4626737A (en) | 1981-02-25 | 1984-12-27 | Mask focusing color picture tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56025448A JPS57163955A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Mask focusing type color picture tube |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57163955A JPS57163955A (en) | 1982-10-08 |
JPH0136223B2 true JPH0136223B2 (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=12166290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56025448A Granted JPS57163955A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Mask focusing type color picture tube |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4626737A (ja) |
EP (1) | EP0058992B1 (ja) |
JP (1) | JPS57163955A (ja) |
DE (1) | DE3260425D1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581955A (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-07 | Toshiba Corp | マスク集束型カラ−受像管 |
US4464601A (en) * | 1982-08-11 | 1984-08-07 | Rca Corporation | CRT with quadrupolar-focusing color-selection structure |
JPS5981838A (ja) * | 1982-11-01 | 1984-05-11 | Toshiba Corp | カラ−受像管 |
US5055736A (en) * | 1990-03-30 | 1991-10-08 | Samsung Electron Devices Co., Ltd. | Shadow mask for use in a three-gun color picture tube |
US5578136A (en) | 1994-08-31 | 1996-11-26 | The Procter & Gamble Company | Automatic dishwashing compositions comprising quaternary substituted bleach activators |
EP0727093B1 (en) * | 1994-09-07 | 1998-11-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Colour cathode ray tube and display device |
KR100237219B1 (ko) * | 1997-10-08 | 2000-01-15 | 손욱 | 컬러 음극선관의 마스크 어셈블리 |
EP1227665A1 (en) * | 2001-01-30 | 2002-07-31 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | High voltage supply for a picture tube |
KR102160695B1 (ko) * | 2013-05-10 | 2020-09-29 | 삼성디스플레이 주식회사 | 마스크 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USB789264I5 (ja) * | 1969-01-06 | |||
FR2076567A5 (ja) * | 1970-01-20 | 1971-10-15 | Commissariat Energie Atomique | |
NL7600419A (nl) * | 1976-01-16 | 1977-07-19 | Philips Nv | Kleurenbeeldbuis en werkwijze ter vervaardiging daarvan. |
US4112563A (en) * | 1977-01-13 | 1978-09-12 | U.S. Philips Corporation | Color display tube and method of manufacturing same |
US4300069A (en) * | 1979-12-18 | 1981-11-10 | Rca Corporation | Color picture tube having improved slit type shadow mask and method of making same |
US4427918A (en) * | 1981-01-26 | 1984-01-24 | Rca Corporation | Focusing color-selection structure for a CRT |
JPS581955A (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-07 | Toshiba Corp | マスク集束型カラ−受像管 |
JPS5844644A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Toshiba Corp | カラ−受像管用マスクの製作法 |
-
1981
- 1981-02-25 JP JP56025448A patent/JPS57163955A/ja active Granted
-
1982
- 1982-02-24 EP EP82101401A patent/EP0058992B1/en not_active Expired
- 1982-02-24 DE DE8282101401T patent/DE3260425D1/de not_active Expired
-
1984
- 1984-12-27 US US06/685,230 patent/US4626737A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57163955A (en) | 1982-10-08 |
EP0058992B1 (en) | 1984-07-25 |
EP0058992A1 (en) | 1982-09-01 |
DE3260425D1 (en) | 1984-08-30 |
US4626737A (en) | 1986-12-02 |
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