JPH0136100Y2 - - Google Patents

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JPH0136100Y2
JPH0136100Y2 JP16405583U JP16405583U JPH0136100Y2 JP H0136100 Y2 JPH0136100 Y2 JP H0136100Y2 JP 16405583 U JP16405583 U JP 16405583U JP 16405583 U JP16405583 U JP 16405583U JP H0136100 Y2 JPH0136100 Y2 JP H0136100Y2
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JP
Japan
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strips
recess
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insulator
insulator plate
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JP16405583U
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JPS6072538U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 2点間の温度差を検出するためには一般に熱電
対が用いられる。またその検出感度を増大する必
要のある場合は複数対の熱電対を直列に接続した
サーモパイルが使用される。しかし従来のサーモ
パイルは製作並びに取扱が容易でないと共に極め
て接近した2部分の温度差の検出に適さない。従
つて本考案は極めて小型でしかも多数の熱電対を
直列に接続して高感度を有し、かつ製作の容易な
多重熱電対を提供するものである。
図面は本考案の実施例で、第1図は平面図、第
2図は正面図、第3図は側面図、第4図は第2図
におけるA−A断面の一部を拡大した図、第5図
は第4図のB−B部分の断面を示した図、第6図
は第5図のC−C断面図、第7図は第1図乃至第
3図における絶縁体板1を取り除いて熱電対の接
続状態を示した図、また第8図は熱電対金属スト
リツプの側面図、第9図はその正面図である。こ
のように例えばアルミナのような耐熱絶縁体で形
成した矩形板1,2の一方の面にそれぞれ多数の
矩形凹孔3,3……および4,4……を形成し、
かつ一方の板2には取付孔5,5を設けてある。
このような2枚の絶縁体板1,2をそれらの凹孔
面が相対向するように適宜の間隔で平行に配置し
てある。また例えばアルメルおよびクロメルのよ
うな1組の熱電対金属板の各々を打抜いて形成し
た多数のストリツプ6,6……および7,7を設
けて、各ストリツプの両端を上記絶縁体板1およ
び2の凹孔にそれぞれ挿入すると共に各孔に例え
ば銀ペーストのような導電性のコンパウンド8を
充填して固定してある。なおこの場合、1つの凹
孔には互に異なる金属で形成された2つのストリ
ツプの一端のみを挿入し、かつそれらの他端は他
のストリツプの端部と共に1つの凹孔に挿入する
ようにしてある。また必要に応じては一方の絶縁
体板2の所要個所に上記コンパウンドを塗布して
帯状の導電層9を設けることにより一部の凹孔の
間を連結すると共に両端にリード線10,11を
接続してアルメルとクロメルとからなる多数の熱
電対を直列に連結した一連の多重熱電対を形成し
てある。なお第8図、第9図は上記ストリツプの
形状の一例を示したもので、両端に矩形状の拡大
部12を形成して熱伝導を良好にしてある。
従つてアルメルのストリツプとクロメルのスト
リツプとを交互に配置して稲妻形に配列し、また
必要に応じては各ストリツプの端部をスポツト溶
接等で接合したのち、その接合部を凹孔3,3…
…または4,4に挿入し、コンパウンド8を充填
することによつて容易に製作することができる。
かつ構造製作が簡単であるから、極めて小型に形
成し得るもので、例えば絶縁体板1の1辺の長さ
を6mmとした場合に、その板に30個の凹孔3を容
易に形成して、その各孔に熱電対接点を形成する
ことができる。また絶縁体板1と2とがそれぞれ
多重熱電対の温度差検出点となるが、その間の距
離を極めて小さくすることができる。従つて例え
ば示差熱分析等を行う場合に、この多重熱電対を
基台上に水平に配置して、絶縁板1の上に試料を
載置することにより、基台と試料との間の温度差
を簡易にしかも極めて高感度をもつて検出するこ
とができる。かつ絶縁体板に凹孔を形成して熱電
対金属のストリツプの端部を挿入し、更に導電性
のコンパウンドを充填してあるからストリツプ端
部の熱電対接点と絶縁体板との間の熱伝導が極め
て良好であると共にコンパウンドが絶縁体の表面
に流れ出して隣接接点に接触するようなおそれが
ない等の優れた作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は第2図におけるA−A断面の一部を拡大し
た図、第5図は第4図のB−B断面図、第6図は
第5図のC−C断面図、第7図は第1図乃至第3
図における絶縁体板1を取除いて熱電対の接続状
態を示図、第8図は熱電対金属ストリツプの正面
図、第9図は同じく側面図である。 なお図において12は絶縁体板、3,4は凹
孔、5は取付孔、6,7は熱電対金属のストリツ
プ、8は導電性コンパウンド、9は導電層、1
0,11はリード線、12はストリツプの拡大部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の絶縁体板の各々における一方の面にそれ
    ぞれ多数の凹孔を形成してそれらを凹孔面が相対
    向するように適宜の間隔で平行に配置し、かつ1
    組の熱電対金属の各々をもつて形成された多数の
    ストリツプを設けて、異なる金属の2つのストリ
    ツプの一端を一方の絶縁体板における1つの凹孔
    に挿入すると共にその2つのストリツプの他端を
    それぞれ異なる金属の他の1つのストリツプの一
    端と共に他方の絶縁体板における1つの凹孔に挿
    入するように順次配置し、更に各凹孔に導電性の
    コンパウンドを充填した多重熱電対。
JP16405583U 1983-10-25 1983-10-25 多重熱電対 Granted JPS6072538U (ja)

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JP16405583U JPS6072538U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 多重熱電対

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JP16405583U JPS6072538U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 多重熱電対

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6072538U JPS6072538U (ja) 1985-05-22
JPH0136100Y2 true JPH0136100Y2 (ja) 1989-11-02

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ID=30359781

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JP16405583U Granted JPS6072538U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 多重熱電対

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4518226B2 (ja) * 2000-07-07 2010-08-04 株式会社島津製作所 示差走査熱量計用温度差センサ

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Publication number Publication date
JPS6072538U (ja) 1985-05-22

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