JPH0135671Y2 - - Google Patents

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JPH0135671Y2
JPH0135671Y2 JP1985074920U JP7492085U JPH0135671Y2 JP H0135671 Y2 JPH0135671 Y2 JP H0135671Y2 JP 1985074920 U JP1985074920 U JP 1985074920U JP 7492085 U JP7492085 U JP 7492085U JP H0135671 Y2 JPH0135671 Y2 JP H0135671Y2
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JP
Japan
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container
insecticidal
vent
heater
anthelmintic
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JP1985074920U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、殺虫成分を含浸させた殺虫プレート
から発散する殺虫成分による害虫の駆除を行う揮
発性駆虫剤発散器に関する。
〔従来の技術〕 従来、第3図に示すようなメツシユ袋Cに殺虫
剤プレートBを収容し、これを人の背丈より高い
位置で、天井や壁面から吊下げて所定の有効期
間、空気中に微粒子を発散させ、ハエ、蚊、ゴキ
ブリ等の害虫を駆除するものが知られている。
このような吊下げ使用では、室内(例えば厨
房)の空間上方に一定の殺虫濃度ゾーンが形成さ
れ、そこにおいてハエ、蚊の駆除は有効に行える
が、床面近くに活動性をもつゴキブリには十分な
殺虫効果が得られない欠点があつた。
そこで、殺虫剤プレートを容器内に収容し、こ
の容器にモータフアンを取付けて揮発性殺虫剤の
有効範囲を拡げる技術が提案されている(特開昭
60−63058号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし単に容器内に殺虫剤プレートを入れてモ
ータフアンにより床面近くに一定の殺虫剤濃度ゾ
ーンを形成するようにしても、一定温度(17℃)
以下になると発散能率が低下し、殺虫効果の低下
を生じていた。
また、ゴキブリは夜間活動するものであるから
モータフアンを一日中動作させ続けるのは、夜行
性のゴキブリに対しては、無駄なことが多く経済
的でない問題がある。
本考案は、夜行性害虫の活動時間のみ自動的に
殺虫剤を発散できて経済的になり、しかも低温時
にも発散率低下を生じさせない揮発性駆虫剤発散
器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、所定形状の容器の内部空所内にジク
ロルビニルリン酸ジメチルを殺虫成分とする発散
性の殺虫プレートが複数枚固定収容され、前記内
部空所と外部とに通じる容器の通気口に発散方向
に向けられたモータフアンが設けられ、前記容器
の前記通気口に対向した位置に設けられた空気流
入口にエアフイルターが取付けられ、前記容器内
にヒータを内蔵し、電源を接断するタイマーと、
気温が一定温度以下になると前記ヒータを動作さ
せる温度制御装置とを備えたことを特徴とする。
また、本考案は、容器の内部空所内に内部容器
が設けられ、この内部容器の内側面にガイド片を
対向して設けこのガイド片で殺虫プレートを挟持
することができる。
〔作用〕
容器内に収納された殺虫剤プレートから発散す
る殺虫剤は、モータフアンにより通気口から外部
に発散される。
容器内にはヒータが設けられ発散効率が低下す
る一定温度以下の場合には、このヒータに自動的
に通電することにより殺虫剤プレートを温めて発
散効率が低下することがなくなる。また、タイマ
ーによりモータフアンまたはヒータへの通電時間
を制御して夜間のみ動作させるようにする。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案実施例を説明する。
第1図は本考案一実施例の駆虫剤発散器Aの要
部縦断面図を示すものである。符号1は外部から
仕切られる箱形その他所定形状の容器で、この容
器1の上壁1a及び下壁1bに上面通気口2、お
よび下面通気口2aを開口して容器1の内部空所
3と容器外部とが連通されている。符号4はモー
タフアンであり、矢印イの風向をつくるとき、即
ち上向き吹き出しには吸込口4aを内部空所3に
向けて容器1に固定し、上面通気口2から殺虫成
分を外部に放出拡散させる。また、下面通気口2
aに風向をつくるとき、すなわち、下向き吹出し
には同様の取付で下面通気口側に設けることがで
きる。
一方、モータフアン4は第1図において吸込口
4aを外部に向けて設置することもあり、この場
合は下面通気口2aから下向き吹出しの放出拡散
を行う。通気口2に対向した位置に設けられた下
面通気口2aにはエアフイルター5が取付けら
れ、下面通気口2aを空気流入路とするときには
同所に固定し、内部空所に流入しやすいゴミ、ホ
コリ等の浮遊物を除去する。前述のように、矢印
イとは反対の風向きをつくるとき、エアフイルタ
ー5は上面通気口2に、またモータフアン4の吸
込み口4aに面した上記通気口2に設置する。
符号Bは殺虫プレートであり、前記モータフア
ン4とエアフイルター5との間の容器1の側壁に
固定し、この支持棒6に複数枚の殺虫プレートB
を吊り下げる。この複数枚の殺虫プレートBは隣
接面の間に所定の隙間7をあけ殺虫剤発散剤の通
路とする。
また内部空所3は第2図に示すように容器1内
に仮線で示すような周囲を仕切られる内部容器3
aに変形することができ、この場合、内部容器3
aの内側壁に突出した左右のガイド片8間でつく
られるガイド溝9を対向させて殺虫プレートBを
嵌合固定する。この第2図で符号10は内側壁3
aに多数開口した発散孔で必要により設ける。
このように、容器1内に殺虫プレートBを収納
した内部容器3aを設けることにより、殺虫プレ
ートBが事前に収納された内部容器3aを取り替
えることにより、有効期間のすぎた殺虫プレート
Bの取り替えが容易になる。
符号11はヒーターで、内部空所3に設置す
る。ヒーター11と前記モータフアン4は各々外
部に通電して手許操作できるようにし、タイマー
やサーモ装置を組込み内蔵させ自動的に動作する
ようにする。
ゴキブリや蚊は夜行性を有するからその必要な
一定時間だけ作動するようにすれば殺虫成分を人
がいない時間に有効に発散でき、しかも経済的と
なる。
そしてこれらの害虫は一定温度以下に低下する
と非活動的となるが、これら害虫の活動温度範囲
にありながら発散率低下により殺虫効果が低下す
るときにはヒーター11により発散適温状態を常
時形成し、殺虫効果を低下させることはない。ま
たサーモ装置により発散率が低下する温度になつ
ても自動的にヒータを動作させて殺虫効果が低下
しないようにすることが可能である。
なお、殺虫プレートBはジクロルビニルリン酸
ジメチルを殺虫成分としてプラスチツク製吸収剤
に含浸させたものである。
本実施例では殺虫プレートBを容器内に複数枚
間隔を開けて収納しているため、ゴキブリ等の大
型の害虫にもその殺虫成分が有効に作用するに足
りる濃度の微粒子を発散することができる。
また容器1は通常、壁面等に設置できる固定手
段を備える。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されているため、夜
行性害虫の活動時間にのみ自動的に高い濃度で発
散でき、しかも殺虫プレートを有効に使用でき、
通電時間を制御することにより揮発性駆虫剤発散
器の消費電力を低下させて経済性を高めることが
できる。
また低温時にも殺虫成分の発散率低下を生じさ
せないで害虫が活動範囲にある限り効果的な駆除
を行うことができ、ゴキブリ等の大型の害虫にも
その殺虫作用を及ぼすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例発散器要部の縦断面図。第2図
は内部容器一部の斜視図。第3図は従来の殺虫剤
プレートの斜視図。 A…駆虫剤発散器、B…殺虫プレート、1…容
器、2,2a…通気口、3…内部空所、4…モー
タフアン、5…エアフイルター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定形状の容器1の内部空所3内にジクロル
    ビニルリン酸ジメチルを殺虫成分とする発散性
    の殺虫プレートBが複数枚固定収容され、 前記内部空所3と外部とに通じる容器1の通
    気口に発散方向に向けられたモータフアン4が
    設けられ、 前記容器1の前記通気口に対向した位置に設
    けられた空気流入口2aにエアフイルター5が
    取付けられ、 前記容器1内にヒータ11を内蔵し、 電源を接断するタイマーと、 気温が一定温度以下になると前記ヒータを動
    作させる温度制御装置と を備えた揮発性駆虫剤発散器。 (2) 容器1の内部空所3内に内部容器3aが設け
    られ、この内部容器3aの内側面にガイド片8
    を対向して設けこのガイド片で殺虫プレートB
    を挟持した実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の揮発性駆虫剤発散器。
JP1985074920U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0135671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074920U JPH0135671Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP1985074920U JPH0135671Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191782U JPS61191782U (ja) 1986-11-28
JPH0135671Y2 true JPH0135671Y2 (ja) 1989-10-31

Family

ID=30615660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985074920U Expired JPH0135671Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Country Status (1)

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JP (1) JPH0135671Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741213A (en) * 1980-08-22 1982-03-08 Honda Motor Co Ltd Cooling device of supercharger-equipped engine for motorcycle
JPS6063058A (ja) * 1983-09-16 1985-04-11 塩田 栄子 空気浄化器兼衛生害虫殺虫器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741213A (en) * 1980-08-22 1982-03-08 Honda Motor Co Ltd Cooling device of supercharger-equipped engine for motorcycle
JPS6063058A (ja) * 1983-09-16 1985-04-11 塩田 栄子 空気浄化器兼衛生害虫殺虫器

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JPS61191782U (ja) 1986-11-28

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