JPH0135446Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135446Y2 JPH0135446Y2 JP13299283U JP13299283U JPH0135446Y2 JP H0135446 Y2 JPH0135446 Y2 JP H0135446Y2 JP 13299283 U JP13299283 U JP 13299283U JP 13299283 U JP13299283 U JP 13299283U JP H0135446 Y2 JPH0135446 Y2 JP H0135446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- current collecting
- current
- sliding
- terminal
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可変抵抗部に関し、特に電流制御型の
可変抵抗器に係る。
可変抵抗器に係る。
従来の電流制御型可変抵抗器は、第１図に示す
如き構成であつた。すなわち、絶縁基板１上に
は、馬蹄形をした抵抗部２と、この抵抗部２の内
側に円環状をした集電部３とが形成されている。
前記抵抗部２は抵抗材料６を印刷することによつ
て形成され、それの両端部には導電性薄層からな
る端子固定部４，５が設けられている。一方、前
記集電部３は導電材料８を印刷することによつて
形成され、それの一部からは導電性薄層からなる
端子固定部７が延設されている。そして、各端子
固定部４，５，７に端子４ａ，５ａ，７ａが各々
カシメ締め等によつて固着されている。そして前
記抵抗部２と集電部３の両者に摺接し、矢印方向
に回動する摺動子９の位置によつて抵抗値を変化
させるものである。
如き構成であつた。すなわち、絶縁基板１上に
は、馬蹄形をした抵抗部２と、この抵抗部２の内
側に円環状をした集電部３とが形成されている。
前記抵抗部２は抵抗材料６を印刷することによつ
て形成され、それの両端部には導電性薄層からな
る端子固定部４，５が設けられている。一方、前
記集電部３は導電材料８を印刷することによつて
形成され、それの一部からは導電性薄層からなる
端子固定部７が延設されている。そして、各端子
固定部４，５，７に端子４ａ，５ａ，７ａが各々
カシメ締め等によつて固着されている。そして前
記抵抗部２と集電部３の両者に摺接し、矢印方向
に回動する摺動子９の位置によつて抵抗値を変化
させるものである。
そして、電気回路としては第２図に示すもので
あり、入力信号電流をｉ、摺動子９の端子５ａ近
傍での摺動最終位置をE5、この摺動最終位置E5
から端子４ａまでの全抵抗値をＲ、端子５ａ側の
残留抵抗値、すなわち摺動子９と端子固定部５の
接触抵抗値、端子固定部５の固有抵抗値、端子５
ａの固有抵抗値の総和を抵抗r5、また端子７ａ側
の残留抵抗値、すなわち摺動子９と端子固定部７
の接触抵抗値、端子固定部７の固有抵抗値、端子
７ａと端子固定部７の接触抵抗値、端子７ａの固
有抵抗値の総和を抵抗r7とすると、摺動子９がE4
の所では、電圧v0は、 v0≒Ｒ×ｉ となり最大電圧が得られる。摺動子９がE5の位
置での電圧v1は、 v1≒ｉ×（r5＋r7） となる。従つて、電流制御型の可変抵抗器のしぼ
り込み量を改善すること、すなわち抵抗値の可変
範囲を広くするためには、前記抵抗値r5あるいは
r7を小さくすると良い。
あり、入力信号電流をｉ、摺動子９の端子５ａ近
傍での摺動最終位置をE5、この摺動最終位置E5
から端子４ａまでの全抵抗値をＲ、端子５ａ側の
残留抵抗値、すなわち摺動子９と端子固定部５の
接触抵抗値、端子固定部５の固有抵抗値、端子５
ａの固有抵抗値の総和を抵抗r5、また端子７ａ側
の残留抵抗値、すなわち摺動子９と端子固定部７
の接触抵抗値、端子固定部７の固有抵抗値、端子
７ａと端子固定部７の接触抵抗値、端子７ａの固
有抵抗値の総和を抵抗r7とすると、摺動子９がE4
の所では、電圧v0は、 v0≒Ｒ×ｉ となり最大電圧が得られる。摺動子９がE5の位
置での電圧v1は、 v1≒ｉ×（r5＋r7） となる。従つて、電流制御型の可変抵抗器のしぼ
り込み量を改善すること、すなわち抵抗値の可変
範囲を広くするためには、前記抵抗値r5あるいは
r7を小さくすると良い。
そこで本考案の目的は、上述の点に鑑み、しぼ
り込み量の改善を計つた電流制御型可変抵抗器を
提供するにある。
り込み量の改善を計つた電流制御型可変抵抗器を
提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、摺動子に
多数の摺動片を設け、摺動子の摺動領域中におけ
る集電部の終端部の巾を、他の集電部の巾より広
くし、前記終端部にて、他の集電部より摺動片を
多く接触させるように構成したことを特徴とす
る。
多数の摺動片を設け、摺動子の摺動領域中におけ
る集電部の終端部の巾を、他の集電部の巾より広
くし、前記終端部にて、他の集電部より摺動片を
多く接触させるように構成したことを特徴とす
る。
以下、本考案の一実施例を番３図、第４図によ
つて説明する。図中、第１図、第２図と同一符号
は同一部材、あるいは均等物を示す。
つて説明する。図中、第１図、第２図と同一符号
は同一部材、あるいは均等物を示す。
従来例と異なる点は、集電部３と摺動子７の形
状である。すなわち、集電部３において、摺動子
９の摺動領域中の終端部E7に突出部３ａを形成
し、他の集電部３の巾より広くしている。また摺
動子９においては、くし歯状に摺動部分に多数の
摺動片９ａを形成している。
状である。すなわち、集電部３において、摺動子
９の摺動領域中の終端部E7に突出部３ａを形成
し、他の集電部３の巾より広くしている。また摺
動子９においては、くし歯状に摺動部分に多数の
摺動片９ａを形成している。
従つて、前記終端部E7の位置の集電部３にて
摺動片９ａを他の集電部３より多く接触させるこ
とができる。よつて、前述のように終端部E7に
おいて集電部３の面積が広くなつているので、集
電部３の抵抗値を下げることができると共に、摺
動子９と集電部３との接触抵抗を下げることがで
き、全体として前記抵抗r7が下がることになる。
摺動片９ａを他の集電部３より多く接触させるこ
とができる。よつて、前述のように終端部E7に
おいて集電部３の面積が広くなつているので、集
電部３の抵抗値を下げることができると共に、摺
動子９と集電部３との接触抵抗を下げることがで
き、全体として前記抵抗r7が下がることになる。
このようにして抵抗r7を下げることにより、前
記E5の位置での電圧v1は従来より小さくなり、そ
の分、抵抗値の可変範囲が広がり、しぼり込み量
の改善が計れることになる。
記E5の位置での電圧v1は従来より小さくなり、そ
の分、抵抗値の可変範囲が広がり、しぼり込み量
の改善が計れることになる。
以上説明したように、本考案によれば、摺動子
に多数の摺動片を設け、また集電部の摺動子との
摺動終端部の巾を広くしたので、集電部での残留
抵抗値が小さくなり、しぼり込み量の改善を計
り、抵抗の可変範囲が広い電流制御型可変抵抗器
を提供できる。
に多数の摺動片を設け、また集電部の摺動子との
摺動終端部の巾を広くしたので、集電部での残留
抵抗値が小さくなり、しぼり込み量の改善を計
り、抵抗の可変範囲が広い電流制御型可変抵抗器
を提供できる。
第１図は可変抵抗器の従来例を示す正面図、第
２図は電流制御型可変抵抗器における電気回路の
説明図、第３図、第４図は本考案の一実施例を示
すものであり、第３図は正面図、第４図は要部の
拡大説明図である。 ２……抵抗部、３……集電部、９……摺動子、
９ａ……摺動片、E7……終端部。
２図は電流制御型可変抵抗器における電気回路の
説明図、第３図、第４図は本考案の一実施例を示
すものであり、第３図は正面図、第４図は要部の
拡大説明図である。 ２……抵抗部、３……集電部、９……摺動子、
９ａ……摺動片、E7……終端部。
Claims (1)
- 抵抗部と、集電部と、これら抵抗部と集電部と
にそれぞれ摺動する摺動子とを備えた電流制御型
可変抵抗器において、前記摺動子に多数の摺動片
を設け、摺動子の摺動領域中における集電部の終
端部の巾を他の集電部の巾より広くし、その終端
部で他の集電部より摺動子の摺動片を多く接触さ
せるように構成されていることを特徴とする電流
制御型可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13299283U JPS6041010U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 電流制御型可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13299283U JPS6041010U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 電流制御型可変抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041010U JPS6041010U (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0135446Y2 true JPH0135446Y2 (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=30300149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13299283U Granted JPS6041010U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 電流制御型可変抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041010U (ja) |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13299283U patent/JPS6041010U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041010U (ja) | 1985-03-23 |
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