JPH0135239Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135239Y2 JPH0135239Y2 JP15660287U JP15660287U JPH0135239Y2 JP H0135239 Y2 JPH0135239 Y2 JP H0135239Y2 JP 15660287 U JP15660287 U JP 15660287U JP 15660287 U JP15660287 U JP 15660287U JP H0135239 Y2 JPH0135239 Y2 JP H0135239Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- liquid
- sensor
- liquid supply
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、原液を液分と固形物とに分離する遠
心分離機に関するものである。
心分離機に関するものである。
[従来の技術]
従来広く用いられていた遠心分離機は、ドラム
内に固形物掻き取り用の掻取刃を備え、液分が分
離された後ドラムの内周の固形物を掻取刃により
掻き取つてドラム外に排出するようにしていた。
内に固形物掻き取り用の掻取刃を備え、液分が分
離された後ドラムの内周の固形物を掻取刃により
掻き取つてドラム外に排出するようにしていた。
しかしながら、このように掻取刃を用いる遠心
分離機では、固形物の結晶が弱い場合に該結晶が
掻取刃により破砕されるという問題があつた。ま
た掻取刃はドラムの内周に接する位置までは進入
させることができないため、掻取工程終了後にド
ラムの内周にある程度の厚さの固形物層が残留す
るのを避けられず、ドラムの内周に残留した固形
物が無駄になるという問題があつた。
分離機では、固形物の結晶が弱い場合に該結晶が
掻取刃により破砕されるという問題があつた。ま
た掻取刃はドラムの内周に接する位置までは進入
させることができないため、掻取工程終了後にド
ラムの内周にある程度の厚さの固形物層が残留す
るのを避けられず、ドラムの内周に残留した固形
物が無駄になるという問題があつた。
そこで、軸線方向に変位可能な底板と該底板の
変位に伴つて反転可能なフイルタとを備えたドラ
ムを用いて、固形物が形成された後フイルタを反
転させる(裏返す)ことにより固形物を排出する
ようにしたフイルタ反転型の遠心分離機が提案さ
れた。
変位に伴つて反転可能なフイルタとを備えたドラ
ムを用いて、固形物が形成された後フイルタを反
転させる(裏返す)ことにより固形物を排出する
ようにしたフイルタ反転型の遠心分離機が提案さ
れた。
第11図は従来のフイルタ反転型遠心分離機の
構成を示したもので、同図において1はベースB
の上に、支持部材2により支点3を中心にしてシ
ーソーのように揺動可能に支持された架台であ
る。架台1には、軸受装置4を介して水平方向に
伸びる中空の回転軸5が支持され、回転軸5の内
側にスラスト軸6が摺動自在に支持されている。
構成を示したもので、同図において1はベースB
の上に、支持部材2により支点3を中心にしてシ
ーソーのように揺動可能に支持された架台であ
る。架台1には、軸受装置4を介して水平方向に
伸びる中空の回転軸5が支持され、回転軸5の内
側にスラスト軸6が摺動自在に支持されている。
スラスト軸6は回転軸5に対して相対的に回転
しないように規制された状態で回転軸5の軸方向
にスライドするようにガイドされ、回転軸5が回
転した際に、該回転軸とともにスラスト軸6が回
転するようになつている。スラスト軸6内には、
その先端に開口する給液パイプ挿入口6aが形成
されている。
しないように規制された状態で回転軸5の軸方向
にスライドするようにガイドされ、回転軸5が回
転した際に、該回転軸とともにスラスト軸6が回
転するようになつている。スラスト軸6内には、
その先端に開口する給液パイプ挿入口6aが形成
されている。
回転軸5の先端には底部7aと周壁部7bとか
らなる外側ドラム7が取付けられ、該外側ドラム
の周壁には透過孔7cが多数形成されている。
らなる外側ドラム7が取付けられ、該外側ドラム
の周壁には透過孔7cが多数形成されている。
スラスト軸6の先端には円板状の底板8が取付
けられ、この底板8はスラスト軸6の変位に伴つ
て、外側ドラム7の底部7aに近接した第1の位
置と該外側ドラムの開口端7dより更に外側に離
れた第2の位置との間を外側ドラムの軸線方向に
沿つて変位することができるようになつている。
けられ、この底板8はスラスト軸6の変位に伴つ
て、外側ドラム7の底部7aに近接した第1の位
置と該外側ドラムの開口端7dより更に外側に離
れた第2の位置との間を外側ドラムの軸線方向に
沿つて変位することができるようになつている。
底板8の外周部には織布等からなる筒状の可撓
性フイルタ9の一端が接続され、該フイルタの他
端は外側ドラム7の開口部付近に接続されてい
る。
性フイルタ9の一端が接続され、該フイルタの他
端は外側ドラム7の開口部付近に接続されてい
る。
底板8にはまた支柱10を介して蓋板12が支
持されている。この蓋板12は底板8が外側ドラ
ムの底部に近接した第1の位置にある時に外側ド
ラムの開口端に当接して該外側ドラムの開口部を
閉鎖するように位置決めされ、底板8とフイルタ
9と蓋板12とにより内側ドラム13が構成され
ている。
持されている。この蓋板12は底板8が外側ドラ
ムの底部に近接した第1の位置にある時に外側ド
ラムの開口端に当接して該外側ドラムの開口部を
閉鎖するように位置決めされ、底板8とフイルタ
9と蓋板12とにより内側ドラム13が構成され
ている。
内側ドラムの蓋板12の中央部には給液口14
が形成され、該給液口14を通して内側ドラム内
に給液パイプ15が挿入されている。原液の処理
中内側ドラム内を実質的に密閉状態に保つため、
給液口14は必要最小限の大きさに形成されてい
る。給液パイプ15は外側ドラム7とその前方の
空間とを囲むように設けられたカバー16の端部
壁に固定され、給液制御手段としての電磁バルブ
EV1を介して原液の供給タンクに接続されてい
る。
が形成され、該給液口14を通して内側ドラム内
に給液パイプ15が挿入されている。原液の処理
中内側ドラム内を実質的に密閉状態に保つため、
給液口14は必要最小限の大きさに形成されてい
る。給液パイプ15は外側ドラム7とその前方の
空間とを囲むように設けられたカバー16の端部
壁に固定され、給液制御手段としての電磁バルブ
EV1を介して原液の供給タンクに接続されてい
る。
架台1にはまた油圧モータまたは電動機からな
る駆動源17が支持され、該駆動源の出力軸はプ
ーリ18とベルト19とプーリ20とからなる動
力伝達機構を介して回転軸5に結合されている。
駆動源17と該駆動源の出力を回転軸5に伝達す
る動力伝達機構とにより、外側ドラム7及び内側
ドラム13を回転駆動する回転駆動装置が構成さ
れている。
る駆動源17が支持され、該駆動源の出力軸はプ
ーリ18とベルト19とプーリ20とからなる動
力伝達機構を介して回転軸5に結合されている。
駆動源17と該駆動源の出力を回転軸5に伝達す
る動力伝達機構とにより、外側ドラム7及び内側
ドラム13を回転駆動する回転駆動装置が構成さ
れている。
スラスト軸6の後端部にはピストン21が結合
されていて、該ピストンが図示しない手段により
架台1に支持された油圧シリンダ22内に嵌合さ
れている。ピストン21の両側の第1及び第2の
シリンダ室22A及び22Bには、油圧ポンプ、
電磁弁等により構成された油圧制御装置23が接
続され、該油圧制御装置23により第1及び第2
のシリンダ室22A及び22B内に圧力油が供給
されてスラスト軸6が軸線方向に往復駆動される
ようになつている。油圧シリンダ22及び油圧制
御装置23により、内側ドラムの底板8を第1の
位置と第2の位置との間で往復移動させる軸方向
駆動装置が構成されている。
されていて、該ピストンが図示しない手段により
架台1に支持された油圧シリンダ22内に嵌合さ
れている。ピストン21の両側の第1及び第2の
シリンダ室22A及び22Bには、油圧ポンプ、
電磁弁等により構成された油圧制御装置23が接
続され、該油圧制御装置23により第1及び第2
のシリンダ室22A及び22B内に圧力油が供給
されてスラスト軸6が軸線方向に往復駆動される
ようになつている。油圧シリンダ22及び油圧制
御装置23により、内側ドラムの底板8を第1の
位置と第2の位置との間で往復移動させる軸方向
駆動装置が構成されている。
カバー16内は隔壁24により固形物排出室1
6Aと液分排出室16Bとに区画され、固形排出
物16Aの下部に固形物排出孔16Cが形成され
ている。
6Aと液分排出室16Bとに区画され、固形排出
物16Aの下部に固形物排出孔16Cが形成され
ている。
架台1の後端部とベースBとの間には液量検出
手段としての重量センサ25が配置されている。
この重量センサは、架台1を通して該センサに加
わる荷重を検出することにより内側ドラム内の液
の量を検出する。
手段としての重量センサ25が配置されている。
この重量センサは、架台1を通して該センサに加
わる荷重を検出することにより内側ドラム内の液
の量を検出する。
遠心分離機の各工程を順次自動的に行わせるた
め、制御装置26が設けられている。この制御装
置26は、重量センサ25から得られる検出信号
と、スラスト軸のリミツト位置等を検出する位置
センサ(特に図示せず。)等の出力とを入力とし
て、底板8を第1の位置に位置させた状態で外側
ドラムと内側ドラムとを回転させつつ内側ドラム
内に給液する動作と、液量検出手段(重量センサ
25)により所定量の液が検出された時に給液を
停止させる動作とを交互に行わせて内側ドラム内
に給液する給液制御と、外側ドラム7と内側ドラ
ム13とを高速回転させて脱液を行わせる脱液制
御と、底板を第1の位置から第2の位置側に移動
させることにより可撓性フイルタを反転させて内
側ドラム内に形成された固形物を排出する固形物
排出制御とを行わせるように電磁バルブEV1と回
転駆動装置と軸方向駆動装置とを制御する。
め、制御装置26が設けられている。この制御装
置26は、重量センサ25から得られる検出信号
と、スラスト軸のリミツト位置等を検出する位置
センサ(特に図示せず。)等の出力とを入力とし
て、底板8を第1の位置に位置させた状態で外側
ドラムと内側ドラムとを回転させつつ内側ドラム
内に給液する動作と、液量検出手段(重量センサ
25)により所定量の液が検出された時に給液を
停止させる動作とを交互に行わせて内側ドラム内
に給液する給液制御と、外側ドラム7と内側ドラ
ム13とを高速回転させて脱液を行わせる脱液制
御と、底板を第1の位置から第2の位置側に移動
させることにより可撓性フイルタを反転させて内
側ドラム内に形成された固形物を排出する固形物
排出制御とを行わせるように電磁バルブEV1と回
転駆動装置と軸方向駆動装置とを制御する。
上記のフイルタ反転型遠心分離機において、原
液を固形分と液分とに分離する処理を行う場合に
は、底板8を第11図のように外側ドラム7の底
部に近接した第1の位置に位置させ、蓋板12を
外側ドラム7の開口端に当接させて該外側ドラム
の開口部を閉じる。
液を固形分と液分とに分離する処理を行う場合に
は、底板8を第11図のように外側ドラム7の底
部に近接した第1の位置に位置させ、蓋板12を
外側ドラム7の開口端に当接させて該外側ドラム
の開口部を閉じる。
この状態で内側ドラム13及び外側ドラム7を
回転させ、電磁バルブEV1を開いて、給液パイプ
15を通して内側ドラム13内に原液を供給す
る。内側ドラム13内の原液の量が増大するにし
たがつて支点3よりもドラム側の重量が大きくな
るため、重量センサ25にかかる重量が小さくな
る。重量センサ25により内側ドラム13内の原
液の量が設定量W1に達したことが検出された時
に電磁バルブEV1が閉じられ、給液が停止され
る。内側ドラム内に供給された原液の液分はドラ
ムの回転に伴つてフイルタ9及び外側ドラムの周
壁の透孔7cを通して液分排出室16B内に排出
されるため、内側ドラム13内の液分が減少して
いき、重量センサ25にかかる重量が増大してい
く。内側ドラム13の内容物の重量が設定量W2
(W2<W1)まで減少したことが検出されると、
再び電磁バルブEV1が開かれ、内側ドラム13内
に原液が供給される。以後同様の動作が反復され
て、内側ドラム13内に原液が供給される。この
給液制御は給液を開始した後一定の時間が経過し
た時点で停止される。
回転させ、電磁バルブEV1を開いて、給液パイプ
15を通して内側ドラム13内に原液を供給す
る。内側ドラム13内の原液の量が増大するにし
たがつて支点3よりもドラム側の重量が大きくな
るため、重量センサ25にかかる重量が小さくな
る。重量センサ25により内側ドラム13内の原
液の量が設定量W1に達したことが検出された時
に電磁バルブEV1が閉じられ、給液が停止され
る。内側ドラム内に供給された原液の液分はドラ
ムの回転に伴つてフイルタ9及び外側ドラムの周
壁の透孔7cを通して液分排出室16B内に排出
されるため、内側ドラム13内の液分が減少して
いき、重量センサ25にかかる重量が増大してい
く。内側ドラム13の内容物の重量が設定量W2
(W2<W1)まで減少したことが検出されると、
再び電磁バルブEV1が開かれ、内側ドラム13内
に原液が供給される。以後同様の動作が反復され
て、内側ドラム13内に原液が供給される。この
給液制御は給液を開始した後一定の時間が経過し
た時点で停止される。
給液制御が終了した後、一定時間外側ドラム7
及び内側ドラム13を高速回転させて原液中の液
分を分離する脱液制御が行われる。分離された液
分は液分排出室16B内に集められ、液分排出管
27を通して外部に排出される。内側ドラム13
のフイルタ9の内周には固形物層が形成される。
及び内側ドラム13を高速回転させて原液中の液
分を分離する脱液制御が行われる。分離された液
分は液分排出室16B内に集められ、液分排出管
27を通して外部に排出される。内側ドラム13
のフイルタ9の内周には固形物層が形成される。
脱液制御が終了した後、必要に応じて内側ドラ
ム内に清水(または蒸溜水)が供給されて水洗工
程が行われる。
ム内に清水(または蒸溜水)が供給されて水洗工
程が行われる。
その後、外側ドラム7及び内側ドラム13の回
転速度を低下させた状態で油圧制御装置23から
油圧シリンダ22の第1のシリンダ室22A内に
圧力油が供給され。これによりピストン21が前
方(第11図において左方向)に駆動され、スラ
スト軸6が前方に移動して内側ドラム13の底板
8が第11図に示す第2の位置まで移動する。こ
の時給液パイプ15は相対的にスラスト軸6の内
側の給液パイプ挿入孔6A内に進入するため、給
液パイプ15が底板8の移動の妨げになることは
ない。
転速度を低下させた状態で油圧制御装置23から
油圧シリンダ22の第1のシリンダ室22A内に
圧力油が供給され。これによりピストン21が前
方(第11図において左方向)に駆動され、スラ
スト軸6が前方に移動して内側ドラム13の底板
8が第11図に示す第2の位置まで移動する。こ
の時給液パイプ15は相対的にスラスト軸6の内
側の給液パイプ挿入孔6A内に進入するため、給
液パイプ15が底板8の移動の妨げになることは
ない。
底板8の移動の過程でフイルタ9が反転し(裏
返しにされ)、該フイルタ9の内周に形成されて
いた固形物Cの層が外側に押出される。固形物C
が外側に押出されると、ほとんど全ての固形物が
遠心力により飛ばされて固形物排出室16A内に
排出され、排出孔16Cから外部に排出される。
返しにされ)、該フイルタ9の内周に形成されて
いた固形物Cの層が外側に押出される。固形物C
が外側に押出されると、ほとんど全ての固形物が
遠心力により飛ばされて固形物排出室16A内に
排出され、排出孔16Cから外部に排出される。
[考案が解決しようとする問題点]
第11図に示したフイルタ反転型の遠心分離機
によれば、内側ドラムのフイルタ9を反転させる
ことにより固形物を外側に押出して排出するた
め、掻取刃を用いる従来の遠心分離機のようにド
ラムの内周に固形物が残ることがなく、無駄に捨
去ることになる固形物の量を少なくすることがで
きる。また掻取刃を用いないため、固形物の脆弱
な結晶が破砕されるのを防ぐことができ、高品質
の固形物を得ることができる。
によれば、内側ドラムのフイルタ9を反転させる
ことにより固形物を外側に押出して排出するた
め、掻取刃を用いる従来の遠心分離機のようにド
ラムの内周に固形物が残ることがなく、無駄に捨
去ることになる固形物の量を少なくすることがで
きる。また掻取刃を用いないため、固形物の脆弱
な結晶が破砕されるのを防ぐことができ、高品質
の固形物を得ることができる。
しかしながら、従来のこの種の遠心分離機で
は、内側ドラム13内の原液の量を検出するため
に、架台1を支持部材3により揺動可能に支持し
て、架台1の端部に配設した重量センサ25によ
り、架台の重量バランスを検出していたため、架
台1の支持構造が非常に大掛りなものになるのを
避けられず、架台周辺部分の構造が複雑になつて
製作が面倒になるという問題があつた。また架台
部分のコストが全体に占める割合いが非常に大き
くなり、装置の価格が著しく高くなるという問題
もあつた。
は、内側ドラム13内の原液の量を検出するため
に、架台1を支持部材3により揺動可能に支持し
て、架台1の端部に配設した重量センサ25によ
り、架台の重量バランスを検出していたため、架
台1の支持構造が非常に大掛りなものになるのを
避けられず、架台周辺部分の構造が複雑になつて
製作が面倒になるという問題があつた。また架台
部分のコストが全体に占める割合いが非常に大き
くなり、装置の価格が著しく高くなるという問題
もあつた。
上記の遠心分離機において、給液制御を行う主
な理由は、給液の際にドラムから原液をオーバー
フローさせないようにするためである。そのた
め、給液制御の際には、内側ドラム内の液面レベ
ルを検出して該液面レベルをオーバフローしない
範囲に保つように制御することが好ましい。上記
従来の遠心分離機では、架台の前後の重量バラン
スを検出することにより間接的に内側ドラムの重
量を検出して、該重量を設定範囲に保つように給
液制御を行つているが、給液工程における内側ド
ラムの重量は該ドラム内の固形物量の増大に伴つ
て増大していき、ドラム内の液面レベルには対応
しないため、内側ドラムの重量を検出する方式で
は、ドラム内の原液の液面レベルを適正範囲に保
つように給液制御を行うことが困難であつた。
な理由は、給液の際にドラムから原液をオーバー
フローさせないようにするためである。そのた
め、給液制御の際には、内側ドラム内の液面レベ
ルを検出して該液面レベルをオーバフローしない
範囲に保つように制御することが好ましい。上記
従来の遠心分離機では、架台の前後の重量バラン
スを検出することにより間接的に内側ドラムの重
量を検出して、該重量を設定範囲に保つように給
液制御を行つているが、給液工程における内側ド
ラムの重量は該ドラム内の固形物量の増大に伴つ
て増大していき、ドラム内の液面レベルには対応
しないため、内側ドラムの重量を検出する方式で
は、ドラム内の原液の液面レベルを適正範囲に保
つように給液制御を行うことが困難であつた。
尚内側ドラム内の液面レベルを検出して適確な
給液制御を行わせるため、蓋板12の中央に設け
る給液口14の径を大きくして、該給液口を通し
て内側ドラム内に液面センサを挿入することが考
えられる。しかしながら、この場合固形物排出制
御時の内側ドラムの変位に支障を来たさないよう
にするためには、スラスト軸6に設ける給液パイ
プ挿入孔6a内に給液パイプと液面センサとの双
方を進入させ得るように、該孔6aの径を大きく
しておく必要がある。孔6aの径を大きくする
と、それに伴つてスラスト軸6及び回転軸5の径
が大きくなり、装置が大形化するので、この案は
到底採用できない。また蓋板12の中央に設ける
給液口14を大きくすると、ドラム内が開放状態
に近くなるため、原液の処理時に雑菌等の進入を
容易にすることになり、好ましくない。
給液制御を行わせるため、蓋板12の中央に設け
る給液口14の径を大きくして、該給液口を通し
て内側ドラム内に液面センサを挿入することが考
えられる。しかしながら、この場合固形物排出制
御時の内側ドラムの変位に支障を来たさないよう
にするためには、スラスト軸6に設ける給液パイ
プ挿入孔6a内に給液パイプと液面センサとの双
方を進入させ得るように、該孔6aの径を大きく
しておく必要がある。孔6aの径を大きくする
と、それに伴つてスラスト軸6及び回転軸5の径
が大きくなり、装置が大形化するので、この案は
到底採用できない。また蓋板12の中央に設ける
給液口14を大きくすると、ドラム内が開放状態
に近くなるため、原液の処理時に雑菌等の進入を
容易にすることになり、好ましくない。
本考案の目的は、内側ドラムの動作に何等支障
を来たすことなく、また蓋板に設ける給液口を特
に大きくすることなく、内側ドラム内の液面を検
出する液面センサを設けることができるようにし
たフイルタ反転型の遠心分離機を提供することに
ある。
を来たすことなく、また蓋板に設ける給液口を特
に大きくすることなく、内側ドラム内の液面を検
出する液面センサを設けることができるようにし
たフイルタ反転型の遠心分離機を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段]
本考案が対象とする遠心分離機は、従来例を示
す第11図または実施例を示す第10図に見られ
るように、回転自在に支持された有底の外側ドラ
ム7と、外側ドラムの底部に近接した第1の位置
と該外側ドラムの開口端より更に外側に離れた第
2の位置との間を外側ドラムの軸線方向に沿つて
変位可能に設けられた底板8と該底板を取囲むよ
うに設けられて一端が該底板に固定され他端が外
側ドラムの開口部付近に固定された可撓性フイル
タ9と底板8が第1の位置にある時に外側ドラム
7の開口部を閉鎖する蓋板12とを有する内側ド
ラム13と、内側ドラムの蓋板12または底板8
の中央に設けられた給液口14を通して内側ドラ
ム内に挿入された給液パイプ15と、内側ドラム
内の液の量を検出して給液制御用の液量検出信号
を出力する液量検出手段とを備え、底板8を第1
の位置から第2の位置側に移動させることにより
可撓性フイルタ9を反転させて内側ドラム内に形
成された固形物を排出するようにしたものであ
る。
す第11図または実施例を示す第10図に見られ
るように、回転自在に支持された有底の外側ドラ
ム7と、外側ドラムの底部に近接した第1の位置
と該外側ドラムの開口端より更に外側に離れた第
2の位置との間を外側ドラムの軸線方向に沿つて
変位可能に設けられた底板8と該底板を取囲むよ
うに設けられて一端が該底板に固定され他端が外
側ドラムの開口部付近に固定された可撓性フイル
タ9と底板8が第1の位置にある時に外側ドラム
7の開口部を閉鎖する蓋板12とを有する内側ド
ラム13と、内側ドラムの蓋板12または底板8
の中央に設けられた給液口14を通して内側ドラ
ム内に挿入された給液パイプ15と、内側ドラム
内の液の量を検出して給液制御用の液量検出信号
を出力する液量検出手段とを備え、底板8を第1
の位置から第2の位置側に移動させることにより
可撓性フイルタ9を反転させて内側ドラム内に形
成された固形物を排出するようにしたものであ
る。
本考案は、この種の遠心分離機において、内側
ドラム13内の液面レベルを検出し得るようにし
たものである。そのため本考案においては、その
実施例を示す第1図ないし第5図に見られるよう
に、給液パイプ15の内側に該給液パイプ内を通
る液に対してシールされたセンサ挿入空間15a
を形成し、給液パイプの内側ドラム内に挿入され
た部分の周壁の一部にセンサ挿入空間に臨む窓部
15bを設ける。そして該窓部15bの内側のセ
ンサ挿入空間に内側ドラム内の液面を検出する液
面センサSの検知部を配置し、該液面センサを液
量検出手段として用いる。
ドラム13内の液面レベルを検出し得るようにし
たものである。そのため本考案においては、その
実施例を示す第1図ないし第5図に見られるよう
に、給液パイプ15の内側に該給液パイプ内を通
る液に対してシールされたセンサ挿入空間15a
を形成し、給液パイプの内側ドラム内に挿入され
た部分の周壁の一部にセンサ挿入空間に臨む窓部
15bを設ける。そして該窓部15bの内側のセ
ンサ挿入空間に内側ドラム内の液面を検出する液
面センサSの検知部を配置し、該液面センサを液
量検出手段として用いる。
[考案の作用]
上記のように、給液パイプの内側に該給液パイ
プ内を通る液に対してシールされたセンサ挿入空
間を形成して給液パイプの内側ドラム内に挿入さ
れた部分の周壁の一部にセンサ挿入空間に臨む窓
部を設け、該窓部の内側に液面センサの検知部を
設けると、固形物排出制御時の内側ドラムの動作
に何等支障を来たすことなく、液面センサを設け
ることができる。また上記のように給液パイプの
内側空間を利用して液面センサを設けるようにす
れば、液面センサを挿入するために蓋板に設ける
給液口を拡大する必要がないため、給液口と給液
パイプとの間からドラム内に雑菌等が容易に進入
するを防ぐことができる。
プ内を通る液に対してシールされたセンサ挿入空
間を形成して給液パイプの内側ドラム内に挿入さ
れた部分の周壁の一部にセンサ挿入空間に臨む窓
部を設け、該窓部の内側に液面センサの検知部を
設けると、固形物排出制御時の内側ドラムの動作
に何等支障を来たすことなく、液面センサを設け
ることができる。また上記のように給液パイプの
内側空間を利用して液面センサを設けるようにす
れば、液面センサを挿入するために蓋板に設ける
給液口を拡大する必要がないため、給液口と給液
パイプとの間からドラム内に雑菌等が容易に進入
するを防ぐことができる。
[実施例]
以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
する。
本考案の遠心分離機が第11図に示した従来の
遠心分離機と相違する点は、架台1が支持部材2
を介することなく直接ベースBに支持される点、
重量センサ25が省略される点、及び給液パイプ
15内に内側ドラム内の液面を検出する液面セン
サが設けられる点であり、その他の点は第11図
に示した従来の遠心分離機と同様である。
遠心分離機と相違する点は、架台1が支持部材2
を介することなく直接ベースBに支持される点、
重量センサ25が省略される点、及び給液パイプ
15内に内側ドラム内の液面を検出する液面セン
サが設けられる点であり、その他の点は第11図
に示した従来の遠心分離機と同様である。
先ず第1図ないし第5図を参照して本考案の第
1の実施例の要部の構成について説明するが、こ
れらの図において第11図の各部と同等な部分に
は同一の符号を付してある。
1の実施例の要部の構成について説明するが、こ
れらの図において第11図の各部と同等な部分に
は同一の符号を付してある。
第1図及び第2図は本考案の実施例の要部の断
面図で、第1図は給液制御時及び脱液制御時の状
態を示し、第2図は固形物排出制御時の状態を示
している。また第3図は給液パイプ15の先端部
付近の縦断面図、第4図は給液パイプを先端部か
ら見た正面図、第5図は第3図の−線断面図
である。
面図で、第1図は給液制御時及び脱液制御時の状
態を示し、第2図は固形物排出制御時の状態を示
している。また第3図は給液パイプ15の先端部
付近の縦断面図、第4図は給液パイプを先端部か
ら見た正面図、第5図は第3図の−線断面図
である。
これらの図においてい5は回転軸、6はスラス
ト軸、7は回転軸5の先端に取付けられた外側ド
ラム、13はスラスト軸6の先端に取付けられた
底板8と可撓性フイルタ9と周方向に等角度間隔
をあけて設けられた支柱10により底板8に支持
された蓋板12とからなる内側ドラム、15は蓋
板12の中央に設けられた給液口14を通して内
側ドラム13内に挿入された給液パイプであり、
これらは第11図に示した従来の遠心分離機と同
様に構成されている。
ト軸、7は回転軸5の先端に取付けられた外側ド
ラム、13はスラスト軸6の先端に取付けられた
底板8と可撓性フイルタ9と周方向に等角度間隔
をあけて設けられた支柱10により底板8に支持
された蓋板12とからなる内側ドラム、15は蓋
板12の中央に設けられた給液口14を通して内
側ドラム13内に挿入された給液パイプであり、
これらは第11図に示した従来の遠心分離機と同
様に構成されている。
本実施例では、第3図ないし第5図に示したよ
うに、給液パイプ15の内部にその長手方向に沿
つて伸びる隔壁15Aが設けられ、該隔壁が給液
パイプ15の内面に液密に接合されている。この
隔壁15Aにより給液パイプ15内が給液通路1
5aと、給液通路15aに対してシールされたセ
ンサ挿入空間15bとに区画され、内側ドラム内
に位置するセンサ挿入空間15bの先端部は端部
壁15Bにより終端されている。
うに、給液パイプ15の内部にその長手方向に沿
つて伸びる隔壁15Aが設けられ、該隔壁が給液
パイプ15の内面に液密に接合されている。この
隔壁15Aにより給液パイプ15内が給液通路1
5aと、給液通路15aに対してシールされたセ
ンサ挿入空間15bとに区画され、内側ドラム内
に位置するセンサ挿入空間15bの先端部は端部
壁15Bにより終端されている。
また内側ドラム13内に挿入された給液パイプ
15の先端部にはセンサ挿入空間15bに臨む窓
部15cが開設され、該窓部15cの内側のセン
サ挿入空間15b内に液面センサSが配置されて
いる。センサSは窓部15cを通して内側ドラム
13の内周側に指向するように設けられ、該液面
センサSが内側ドラム13の内周に形成される液
面のレベルを検出するようになつている。
15の先端部にはセンサ挿入空間15bに臨む窓
部15cが開設され、該窓部15cの内側のセン
サ挿入空間15b内に液面センサSが配置されて
いる。センサSは窓部15cを通して内側ドラム
13の内周側に指向するように設けられ、該液面
センサSが内側ドラム13の内周に形成される液
面のレベルを検出するようになつている。
上記窓部15を給液パイプ15の下部に設ける
と、給液を停止した際に給液通路15aの先端開
口部から給液パイプの下側に回り込む原液が窓部
15c内に進入してセンサを汚すおそれがある。
従つて窓部15は給液パイプ15の下部以外の位
置(側部または上部)に設けるのが好ましい。本
実施例では、液面センサSを設ける窓部15cを
給液パイプ15の先端の上部に設けてある。
と、給液を停止した際に給液通路15aの先端開
口部から給液パイプの下側に回り込む原液が窓部
15c内に進入してセンサを汚すおそれがある。
従つて窓部15は給液パイプ15の下部以外の位
置(側部または上部)に設けるのが好ましい。本
実施例では、液面センサSを設ける窓部15cを
給液パイプ15の先端の上部に設けてある。
液面センサSから信号を取出すリード線lはセ
ンサ挿入空間15b内を通して電磁バルブEV1側
に導かれ、センサ挿入空間15b内のみに連通す
るようにして給液パイプ15のカバー16外に位
置する部分を貫通させて設けられたリード線導出
口15eから外部に導出されている。
ンサ挿入空間15b内を通して電磁バルブEV1側
に導かれ、センサ挿入空間15b内のみに連通す
るようにして給液パイプ15のカバー16外に位
置する部分を貫通させて設けられたリード線導出
口15eから外部に導出されている。
尚給液に支障を来たさないようにするため、セ
ンサ挿入空間15bの断面積は、給液通路15a
の断面積よりも充分小さく設定されている。
ンサ挿入空間15bの断面積は、給液通路15a
の断面積よりも充分小さく設定されている。
給液パイプ15内の給液通路15aは、給液制
御手段としての電磁バルブEV1を通して図示しな
い原液供給タンクまたは原液供給用ポンプに接続
されている。
御手段としての電磁バルブEV1を通して図示しな
い原液供給タンクまたは原液供給用ポンプに接続
されている。
上記のように、給液パイプ内に液面センサを設
けると、固形物排出工程において第2図に示すよ
うに底板8を第2の位置に移動させた場合に、給
液パイプ15をスラスト軸6の給液パイプ挿入孔
6a内に支障なく進入させることができる。
けると、固形物排出工程において第2図に示すよ
うに底板8を第2の位置に移動させた場合に、給
液パイプ15をスラスト軸6の給液パイプ挿入孔
6a内に支障なく進入させることができる。
液面センサSは、給液の際に内側ドラム13内
に形成される液面Lのレベル変化に相応した電気
信号(液量検出信号)が得られるものであればい
かなるものでもよい。
に形成される液面Lのレベル変化に相応した電気
信号(液量検出信号)が得られるものであればい
かなるものでもよい。
このようなセンサとしては例えば、液面Lとの
間の静電容量を検出して該静電容量から液面レベ
ル(センサSの検知部と液面Lとの間の距離)を
検出する静電容量式のセンサ、液面Lに向けて発
射した超音波の液面での反射波を受信して、該超
音波が発射されてから受信されるまでの時間から
液面レベルを検出する超音波式センサ等を用いる
ことができる。
間の静電容量を検出して該静電容量から液面レベ
ル(センサSの検知部と液面Lとの間の距離)を
検出する静電容量式のセンサ、液面Lに向けて発
射した超音波の液面での反射波を受信して、該超
音波が発射されてから受信されるまでの時間から
液面レベルを検出する超音波式センサ等を用いる
ことができる。
またセンサ挿入空間15b内を通して設けられ
たガス流出管と該ガス流出管の先端に取付けられ
て窓部15c内で液面に指向されたノズル(検知
部)と該ガス流出管内の圧力変化を検出する検出
手段とにより構成される圧力式のセンサを用いる
こともできる。ガス流出管の先端に取付けたノズ
ルを窓部15c内で液面に指向させて該ノズルか
ら液面に向けてガスを噴出させると、液面レベル
の変化に伴つてガス流出管内の圧力が変化する。
従つてこのガス流出管内の圧力変化を検出するこ
とにより液面のレベルを検出することができる。
たガス流出管と該ガス流出管の先端に取付けられ
て窓部15c内で液面に指向されたノズル(検知
部)と該ガス流出管内の圧力変化を検出する検出
手段とにより構成される圧力式のセンサを用いる
こともできる。ガス流出管の先端に取付けたノズ
ルを窓部15c内で液面に指向させて該ノズルか
ら液面に向けてガスを噴出させると、液面レベル
の変化に伴つてガス流出管内の圧力が変化する。
従つてこのガス流出管内の圧力変化を検出するこ
とにより液面のレベルを検出することができる。
上記実施例においては、内側ドラム13内に支
柱10が等角度間隔で設けられているため、液面
センサSを内側ドラム13の内周側に向けて液面
レベルの検出信号を得ると、センサSが出力する
検出信号Vsの波形には支柱10を検出する毎に
ピークが現われる。すなわち、内側ドラム13内
に液が供給されていない状態では、第8図Aに示
すように、支柱10を検出する毎にピークに達す
る一連のパルスPからなる検出信号Vsが得られ
る。内側ドラム13内に原液が供給されて液面L
が形成されると、第8図Bに示すようにパルスP
間に液面レベルに相応した液面レベル信号VLが
現れる。液面レベルが上昇すると第8図Cに示す
ように液面レベル信号VLのレベルも上昇してい
く。
柱10が等角度間隔で設けられているため、液面
センサSを内側ドラム13の内周側に向けて液面
レベルの検出信号を得ると、センサSが出力する
検出信号Vsの波形には支柱10を検出する毎に
ピークが現われる。すなわち、内側ドラム13内
に液が供給されていない状態では、第8図Aに示
すように、支柱10を検出する毎にピークに達す
る一連のパルスPからなる検出信号Vsが得られ
る。内側ドラム13内に原液が供給されて液面L
が形成されると、第8図Bに示すようにパルスP
間に液面レベルに相応した液面レベル信号VLが
現れる。液面レベルが上昇すると第8図Cに示す
ように液面レベル信号VLのレベルも上昇してい
く。
ここでパルスPの波高値は一定であるので、信
号Vsの平均値をとるか、または信号Vsを積分す
ることにより液面レベルに相応した検出信号を得
ることができる。また信号Vsのピークと最小値
との差Vdを求めることによつても液面レベルを
知ることができる。
号Vsの平均値をとるか、または信号Vsを積分す
ることにより液面レベルに相応した検出信号を得
ることができる。また信号Vsのピークと最小値
との差Vdを求めることによつても液面レベルを
知ることができる。
尚液面センサSは液面レベルを連続的に検出す
るものでなくてもよく、液面の位置が設定位置に
達した時に動作して検出信号を発生する近接スイ
ツチであつてもよい。
るものでなくてもよく、液面の位置が設定位置に
達した時に動作して検出信号を発生する近接スイ
ツチであつてもよい。
本考案は上記の様に液面Lを直接検出する場合
に限られるものではなく、内側ドラム内に液面L
に追従するフロートを設けて、該フロートの変位
を検出することにより液面を検出するセンサを用
いることができる。第6図及び第7図は内側ドラ
ム内にフロートを設ける場合の実施例を示したも
ので、この例では、支柱10の1つに回転自在に
支持されたリング40にアーム41及び42の一
端が固定され、これらのアーム41及び42の他
端にそれぞれ液面に追従するフロート43及びカ
ウンタウエイト44が取付けられている。フロー
ト43にはアーム45を介してゲージ板46が取
付けられている。この実施例においては、内側ド
ラムが回転した際に遠心力によりフロート43に
働くトルクがバランスウエイト44に働くトルク
より僅かに大きく、且つ両トルクの方向が反対に
なるようにバランスウエイト44の重量とアーム
41及び42の向きとが設定されている。また液
面Lのレベルが設定レベル以下の時には第6図に
示すようにゲージ板46が液面センサSの検知部
に対向せず、液面Lのレベルが設定レベルに達し
た時に第7図に示すようにゲージ板46が液面セ
ンサSの検知部に対向するようになつている。
に限られるものではなく、内側ドラム内に液面L
に追従するフロートを設けて、該フロートの変位
を検出することにより液面を検出するセンサを用
いることができる。第6図及び第7図は内側ドラ
ム内にフロートを設ける場合の実施例を示したも
ので、この例では、支柱10の1つに回転自在に
支持されたリング40にアーム41及び42の一
端が固定され、これらのアーム41及び42の他
端にそれぞれ液面に追従するフロート43及びカ
ウンタウエイト44が取付けられている。フロー
ト43にはアーム45を介してゲージ板46が取
付けられている。この実施例においては、内側ド
ラムが回転した際に遠心力によりフロート43に
働くトルクがバランスウエイト44に働くトルク
より僅かに大きく、且つ両トルクの方向が反対に
なるようにバランスウエイト44の重量とアーム
41及び42の向きとが設定されている。また液
面Lのレベルが設定レベル以下の時には第6図に
示すようにゲージ板46が液面センサSの検知部
に対向せず、液面Lのレベルが設定レベルに達し
た時に第7図に示すようにゲージ板46が液面セ
ンサSの検知部に対向するようになつている。
この場合、液面センサとしては、ゲージ板46
に対向した時に動作する近接スイツチを用いる。
この近接スイツチとしては例えば、ゲージ板に向
けて光を照射する発光素子とゲージ板からの反射
光を受光する受光素子とからなる光電式の近接ス
イツチを用いることができる。
に対向した時に動作する近接スイツチを用いる。
この近接スイツチとしては例えば、ゲージ板に向
けて光を照射する発光素子とゲージ板からの反射
光を受光する受光素子とからなる光電式の近接ス
イツチを用いることができる。
またゲージ板46に磁石を取付けておき、液面
センサSとしてリードスイツチを用いることもで
きる。
センサSとしてリードスイツチを用いることもで
きる。
更に、ゲージ板46に磁石を取付け、液面セン
サSとしてホール素子等の磁気検出手段を用いる
と、液面レベルの変化を連続的に検出することも
できる。
サSとしてホール素子等の磁気検出手段を用いる
と、液面レベルの変化を連続的に検出することも
できる。
尚上記の例ではフロート43にゲージ板を取付
けて、液面レベルが設定レベルに達した時に該ゲ
ージ板をセンサに対向させるようにしたが、液面
レベルが設定レベルに達した時にセンサに対向す
る面をフロートに一体に形成することによりゲー
ジ板を省略することもできる。
けて、液面レベルが設定レベルに達した時に該ゲ
ージ板をセンサに対向させるようにしたが、液面
レベルが設定レベルに達した時にセンサに対向す
る面をフロートに一体に形成することによりゲー
ジ板を省略することもできる。
上記の実施例において、給液パイプ15と蓋板
12の給液口14の内周との間にスベリ軸受を配
置して、該スベリ軸受により給液パイプ15の貫
通部のシールを図るようにすることもできる。
12の給液口14の内周との間にスベリ軸受を配
置して、該スベリ軸受により給液パイプ15の貫
通部のシールを図るようにすることもできる。
上記の実施例では、給液パイプ内を隔壁30に
より給液通路とセンサ挿入空間とに区画するよう
にしたが、第9図に示したように給液パイプ15
内に該給液パイプよりも小径の管50を挿入して
該小径管50を給液パイプ15の内周に固定し、
該小径管の内部をセンサ挿入空間として用いるよ
うにすることもできる。この場合、小径管の先端
は端部壁50aにより閉鎖しておき、該小径管の
先端部側面に設けた窓部50bを給液パイプの先
端部に設けた窓部15cに整合させて両窓部の周
縁部を溶接によりシールする。
より給液通路とセンサ挿入空間とに区画するよう
にしたが、第9図に示したように給液パイプ15
内に該給液パイプよりも小径の管50を挿入して
該小径管50を給液パイプ15の内周に固定し、
該小径管の内部をセンサ挿入空間として用いるよ
うにすることもできる。この場合、小径管の先端
は端部壁50aにより閉鎖しておき、該小径管の
先端部側面に設けた窓部50bを給液パイプの先
端部に設けた窓部15cに整合させて両窓部の周
縁部を溶接によりシールする。
上記の実施例では、内側ドラム13の蓋板12
側に給液口14を設けたが、第10図に示すよう
に、スラスト軸6を中空として、内側ドラム13
の底板の中央にスラスト軸6内に連通する給液口
14を設け、スラスト軸6内を通して給液パイプ
15を内側ドラム13内に挿入するようにしても
よい。
側に給液口14を設けたが、第10図に示すよう
に、スラスト軸6を中空として、内側ドラム13
の底板の中央にスラスト軸6内に連通する給液口
14を設け、スラスト軸6内を通して給液パイプ
15を内側ドラム13内に挿入するようにしても
よい。
第10図に示した実施例ではまた、内側ドラム
の底板13を第1の位置と第2の位置との間で往
復駆動する軸方向駆動装置が、回転駆動装置17
と反対側に設けられている。すなわちこの例で
は、カバー16の内側ドラム13と反対側の端部
壁に設けられたボス部60内にシリンダ61が支
持されている。このシリンダは軸受装置4と中心
軸線を共有するように設けられ、該シリンダ61
内にピストン62が嵌合されている。ピストン6
2には内側ドラム13と中心軸線を共有する軸6
3の一端が結合されている。軸63は回転自在且
つスラスト方向に変位自在に支持され、該軸63
の他端は内側ドラム13の蓋板12の中央部に結
合されている。
の底板13を第1の位置と第2の位置との間で往
復駆動する軸方向駆動装置が、回転駆動装置17
と反対側に設けられている。すなわちこの例で
は、カバー16の内側ドラム13と反対側の端部
壁に設けられたボス部60内にシリンダ61が支
持されている。このシリンダは軸受装置4と中心
軸線を共有するように設けられ、該シリンダ61
内にピストン62が嵌合されている。ピストン6
2には内側ドラム13と中心軸線を共有する軸6
3の一端が結合されている。軸63は回転自在且
つスラスト方向に変位自在に支持され、該軸63
の他端は内側ドラム13の蓋板12の中央部に結
合されている。
ビストン62の両側のシリンダ室61A内及び
61B内はそれぞれ油圧制御装置23に接続さ
れ、該油圧制御装置23からシリンダ室61A及
び61Bに圧力油が供給されて軸63が往復駆動
されるようになつている。すなわち、給液工程及
び脱液工程においては、シリンダ室61A内に圧
力油が供給されて蓋板12が外側ドラム7の開口
端に押付けられた状態に保持され、外側ドラムの
開口部が閉鎖される。また固形物排出工程におい
ては、シリンダ室61B内に圧力油が供給されて
内側ドラムが図の左側に駆動され、これによりフ
イルタ9が反転させられる。
61B内はそれぞれ油圧制御装置23に接続さ
れ、該油圧制御装置23からシリンダ室61A及
び61Bに圧力油が供給されて軸63が往復駆動
されるようになつている。すなわち、給液工程及
び脱液工程においては、シリンダ室61A内に圧
力油が供給されて蓋板12が外側ドラム7の開口
端に押付けられた状態に保持され、外側ドラムの
開口部が閉鎖される。また固形物排出工程におい
ては、シリンダ室61B内に圧力油が供給されて
内側ドラムが図の左側に駆動され、これによりフ
イルタ9が反転させられる。
[考案の効果]
以上のように、本考案によれば、給液パイプの
内側に該給液パイプ内を通る液に対してシールさ
れたセンサ挿入空間を形成して給液パイプの内側
ドラム内に挿入された部分の周壁の一部にセンサ
挿入空間に臨む窓部を設け、該窓部の内側に液面
センサの検知部を設けたので、固形物排出制御時
の内側ドラムの動作に何等支障を来たすことな
く、液面センサを設けることができる。また給液
パイプの内側空間を利用して液面センサを設けた
ので、蓋板に設ける給液口を拡大することなく液
面センサを設けることができ、内側ドラム内の液
面を検出して適確な給液制御を行わせることがで
きる利点がある。
内側に該給液パイプ内を通る液に対してシールさ
れたセンサ挿入空間を形成して給液パイプの内側
ドラム内に挿入された部分の周壁の一部にセンサ
挿入空間に臨む窓部を設け、該窓部の内側に液面
センサの検知部を設けたので、固形物排出制御時
の内側ドラムの動作に何等支障を来たすことな
く、液面センサを設けることができる。また給液
パイプの内側空間を利用して液面センサを設けた
ので、蓋板に設ける給液口を拡大することなく液
面センサを設けることができ、内側ドラム内の液
面を検出して適確な給液制御を行わせることがで
きる利点がある。
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示した
もので、第1図は給液制御時及び脱液制御時の要
部断面図、第2図は固形物排出制御時の要部断面
図、第3図は給液パイプの先端部付近の縦断面
図、第4図は給液パイプを先端側から見た正面
図、第5図は第3図の−線断面図である。第
6図及び第7図は内側ドラムにフロートを取付け
た実施例の要部の構成及び動作を説明する説明
図、第8図AないしCは液面センサから得られる
検出信号の例を示す波形図、第9図は給液パイプ
の変形例を示す断面図、第10図は本考案の他の
実施例を示した構成図、第11図は従来の遠心分
離機を示す構成図、第12図は同遠心分離機の固
形物排出工程の動作を説明する説明図である。 1……架台、5……回転軸、6……スラスト
軸、7……外側ドラム、8……底板、10……支
柱、12……蓋板、13……内側ドラム、15…
…給液パイプ、15a……給液通路、15b……
センサ挿入空間、15c……窓部、26……制御
装置、43……フロート、50……センサ挿入空
間形成用の小径管、S……液面センサ、EV1……
電磁バルブ(給液制御手段)。
もので、第1図は給液制御時及び脱液制御時の要
部断面図、第2図は固形物排出制御時の要部断面
図、第3図は給液パイプの先端部付近の縦断面
図、第4図は給液パイプを先端側から見た正面
図、第5図は第3図の−線断面図である。第
6図及び第7図は内側ドラムにフロートを取付け
た実施例の要部の構成及び動作を説明する説明
図、第8図AないしCは液面センサから得られる
検出信号の例を示す波形図、第9図は給液パイプ
の変形例を示す断面図、第10図は本考案の他の
実施例を示した構成図、第11図は従来の遠心分
離機を示す構成図、第12図は同遠心分離機の固
形物排出工程の動作を説明する説明図である。 1……架台、5……回転軸、6……スラスト
軸、7……外側ドラム、8……底板、10……支
柱、12……蓋板、13……内側ドラム、15…
…給液パイプ、15a……給液通路、15b……
センサ挿入空間、15c……窓部、26……制御
装置、43……フロート、50……センサ挿入空
間形成用の小径管、S……液面センサ、EV1……
電磁バルブ(給液制御手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転自在に支持された有底の外側ドラムと、 前記外側ドラムの底部に近接した第1の位置
と該外側ドラムの開口端より更に外側に離れた
第2の位置との間を前記外側ドラムの軸線方向
に沿つて変位可能に設けられた底板と該底板を
取囲むように設けられて一端が該底板に固定さ
れ他端が前記外側ドラムの開口部付近に固定さ
れた可撓性フイルタと前記底板が前記第1の位
置にある時に前記外側ドラムの開口部を閉鎖す
る蓋板とを有する内側ドラムと、 前記内側ドラムの蓋板または底板の中央に設
けられた給液口を通して該内側ドラム内に挿入
された給液パイプと、 前記内側ドラム内の液の量を検出して給液制
御用の液量検出信号を出力する液量検出手段と
を備え、 前記底板を前記第1の位置から第2の位置側
に移動させることにより前記可撓性フイルタを
反転させて前記内側ドラム内に形成された固形
物を排出するようにした遠心分離機において、 前記給液パイプの内側に該給液パイプ内を通
る液に対してシールされたセンサ挿入空間を形
成し、 前記給液パイプの前記内側ドラム内に挿入さ
れた部分の周壁の一部に前記センサ挿入空間に
連通する窓部を設けて該窓部の内側のセンサ挿
入空間に前記内側ドラム内の液面レベルを検出
する液面センサの検知部を配置し、 前記液面センサを前記液量検出手段としたこ
とを特徴とする遠心分離機。 (2) 前記液面センサは前記液面との間の静電容量
から液面レベルを検出するセンサである実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の遠心分離機。 (3) 前記液面センサは超音波の伝搬時間または位
相差から前記液面との間の距離を測定する超音
波式センサである実用新案登録請求の範囲第1
項に記載の遠心分離機。 (4) 前記液面センサは前記センサ挿入空間内を通
して設けられたガス流出管と該ガス流出管の先
端に取付けられて前記窓部内で液面に指向され
たノズルと該ガス流出管内の圧力変化を検出す
る検出手段とを有する圧力式のセンサである実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の遠心分離
機。 (5) 前記内側ドラム内に液面に追従して変位する
フロートが設けられ、前記液面センサは前記フ
ロートの変位を検出することにより前記液面を
検出するように設けられている実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の遠心分離機。 (6) 前記液面センサは前記フロートが所定位置に
達した時に動作する近接スイツチからなつてい
る実用新案登録請求の範囲第5項に記載の遠心
分離機。 (7) 前記近接スイツチは光電式の近接スイツチで
ある実用新案登録請求の範囲第6項に記載の遠
心分離機。 (8) 前記近接スイツチは前記フロート側に取付け
られた磁石に感応するリードスイツチからなる
実用新案登録請求の範囲第6項に記載の遠心分
離機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15660287U JPH0135239Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15660287U JPH0135239Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0161945U JPH0161945U (ja) | 1989-04-20 |
| JPH0135239Y2 true JPH0135239Y2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=31435287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15660287U Expired JPH0135239Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0135239Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP15660287U patent/JPH0135239Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0161945U (ja) | 1989-04-20 |
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