JP2637368B2 - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JP2637368B2
JP2637368B2 JP12265894A JP12265894A JP2637368B2 JP 2637368 B2 JP2637368 B2 JP 2637368B2 JP 12265894 A JP12265894 A JP 12265894A JP 12265894 A JP12265894 A JP 12265894A JP 2637368 B2 JP2637368 B2 JP 2637368B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原液を固形物と液分と
に分離する遠心分離機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、遠心分離機は、周壁部に
無数の透過孔を有するバスケットと、油圧モータや電動
機等を駆動源としてバスケットを高速で回転駆動する駆
動装置と、バスケット内に原液を供給する給液パイプと
を備えていて、給液パイプを通してバスケット内に供給
された原液中の液分を、バスケットの回転に伴って生じ
る遠心力によりバスケットの周壁の透過孔を通して排出
させることにより、原液を固形物(ケーキ)と液分とに
分離する。
【0003】図9は従来の縦形の遠心分離機の一例を示
したもので、同図において1はベース2に緩衝装置を有
する支持脚3を介して支持された円筒状のケーシングで
ある。ケーシング1の上端の開口部を閉じるカバー4に
軸受装置5が取付けられ、該軸受装置5により回転軸6
が支持されている。カバー4は補強板4aにより補強さ
れている。回転軸6は鉛直方向に延びるように設けられ
ていて、該回転軸6にバスケット7が取り付けられてい
る。
【0004】バスケット7は周壁部7aと、該周壁部の
上端から径方向の内側に突出した状態で設けられた環状
の端部壁7bと、底壁部7cとを有し、周壁部7aには
多数の微細な透孔7dが形成されている。底壁部7cの
中央部にはボス部7eが固定されていて、該ボス部7e
が回転軸6に結合され、ボス部7eの周囲には、放射状
に設けられた多数のリブ7fにより仕切られた固形物排
出口7gが形成されている。ケーシング1の底部1aに
は、固形物排出口7gに整合する排出口1bが形成され
ている。ケーシング1の周壁部の下部にはバスケット7
の周壁部7aの透孔7dを通して分離された液分を排出
するための排出口1cが設けられている。バスケット7
の周壁部7aの内周には図示しないフィルタが取り付け
られ、該フィルタと周壁部7aの透孔7dとを通して液
分が排出されるようになっている。
【0005】軸受装置5の上端には回転軸6を回転駆動
するための油圧モータ8が取り付けられ、該油圧モータ
によりバスケット7を回転駆動するバスケット駆動装置
が構成されている。
【0006】バスケット7内に原液(スラリー)を供給
するため、ケーシングのカバー4を貫通して取付けられ
た給液パイプ9がバスケット7内に挿入されている。給
液パイプ9はその下端に給液口9Aを有しており、給液
パイプの下端は、給液口9Aをバスケット7の内周に向
けるように直角に折り曲げられている。
【0007】ケーシング1のカバー4にはまた、掻取装
置10が取り付けられ、この掻取装置10に設けられた
掻取刃13がバスケット内に挿入されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の遠心分離機にお
いて、高速回転しているバスケット7内に給液パイプ9
から原液を供給すると、遠心力により原液が固形物と液
分とに分離される。液分はバスケット7の透孔7dを通
してケーシング1内に排出され、バスケット7の内周に
固形物層Sが形成される。
【0009】図9に示したように、バスケットの回転軸
を鉛直方向に向けた縦形の遠心分離機において、給液パ
イプ9の給液口9Aをバスケットの周壁部7aに近付け
て配置して、該給液口をバスケットの径方向から周壁部
7aの内周に向けた場合には、給液口9Aから噴出した
原液がバスケットの内周の給液口9Aに対向している部
分に集中的に供給されて脱液されるため、バスケットの
内周の給液口に近い部分で固形物層Sの厚さが厚くな
り、給液口から離れた部分では固形物層の厚さが薄くな
る傾向がある。
【0010】また給液口9Aをバスケットの内周から離
して配置した場合には、給液口から吹き出した原液が弧
(放物線)を描いてバスケットの内周の下方寄りの部分
に供給されることになるため、バスケットの下方寄りの
部分で、固形物層Sの厚さが厚くなり、バスケットの上
方寄りの部分では固形物層Sの厚さが薄くなる。
【0011】いずれにしても、図9に示したように単一
の給液口9Aを有する給液パイプを固定して給液を行わ
せた場合には、バスケットの内周に形成される固形物層
Sの厚みが不均一になる。固形物層Sの厚みが不均一に
なってその内面に大きな凹凸が生じると、後に行われる
固形物の洗浄工程で洗浄液を固形物層Sに向けて供給し
た際に、洗浄液が固形物層Sの厚みが薄い部分(凹部)
に流れ込み、固形物の洗浄を均一に行うことができなく
なる。固形物の洗浄を均一に行わせるためには、厚みが
ほぼ均一で内面の凹凸が少ない固形物層Sを生成させる
必要がある。
【0012】そこでバスケットの内周にほぼ均一な厚み
の固形物層を得るための工夫が種々提案されている。例
えば、給液パイプに上下方向に間隔をあけて複数の給液
口を設けることにより、固形物層Sの厚みを均一にする
ことを狙ったものがあるが、この場合、各給液口から流
出する原液の量は均一ではなく、下方に位置する給液口
からの流出量が上方に位置する給液口からの流出量より
も多くなるため、固形物層の下方の部位の厚みが厚くな
る傾向がある。また各給液口に近い部分で固形物層の厚
みが厚くなり、給液口から離れるにしたがって固形物層
の厚みが薄くなるため、固形物層の厚みが不均一になる
のを避けられず、その内面に大きな凹凸が形成されるの
を避けられない。
【0013】また給液口の上下方向位置を異ならせた複
数本の給液パイプをバスケット内に挿入して、それぞれ
の給液パイプの給液口から等量の原液を流出させるよう
に工夫したものもあるが、この場合にも各給液口に近い
位置で固形物層の厚みが厚くなり、給液口から離れた部
分で固形物層の厚みが薄くなるため、固形物層の内面に
比較的大きな凹凸が生じるのを避けられない。
【0014】本発明の目的は、内面の凹凸が少ない固形
物層を形成することができるようにした遠心分離機を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線を鉛直方
向に向けて配置され、軸線方向の一端に開口部を有する
バスケットと、バスケットをその軸線を中心に回転させ
るバスケット駆動装置と、バスケット内に原液を供給す
る給液パイプとを備えた遠心分離機を対象とする。
【0016】上記給液パイプとしては、バスケットの開
口部を通して該バスケット内に一部が挿入された縦管部
を有していて、該縦管部のバスケット内に位置する端部
側に、バスケットの周壁部に向けて原液を噴出させる給
液口が設けられているものを用いる。
【0017】本発明においては、上記給液パイプの縦管
部をその軸線を中心にして往復回転させ得るように該給
液パイプを支持する給液パイプ支持装置と、給液口を縦
管部の軸線を中心にして所定の角度範囲に亘って往復回
動させるように給液パイプを駆動する給液パイプ駆動装
置とを設けた。
【0018】典型的な遠心分離機では、バスケットがケ
ーシング内に配置される。多くの場合バスケットは上端
に開口部を有していて、該バスケットの中心部に設けら
れた回転軸がケーシングに軸受装置を介して支持され、
該回転軸がバスケット駆動装置により回転駆動される。
またバスケット内に原液を供給する給液パイプは、通常
ケーシングの上部を貫通して一部がバスケットの開口部
から該バスケット内に挿入された縦管部を備えていて、
該縦管部のバスケット内に位置する端部側にバスケット
の周壁部に向けて原液を噴出させる給液口が設けられ
る。
【0019】このような構造の遠心分離機に本発明を適
用する場合には、給液パイプの縦管部をその軸線を中心
にして往復回転させ得るように給液パイプを支持する給
液パイプ支持装置と、給液口を縦管部の軸線を中心にし
て所定の角度範囲に亘って往復回動させるように給液パ
イプを駆動する給液パイプ駆動装置とをケーシングの上
部に取り付ける。
【0020】なお本発明において、給液口を配置する位
置は、バスケットの上端寄りの位置に設定するのが好ま
しい。
【0021】
【作用】上記のように、給液パイプの縦管部をその軸線
を中心にして往復回転させ得るように支持するととも
に、給液口を縦管部の軸線を中心にして所定の角度範囲
に亘って往復回動させるように給液パイプを駆動するよ
うにすると、給液口を往復回動させながら原液を供給す
ることができる。給液口を往復回動させながら原液を供
給すると、給液口とバスケットの内周面との間の距離
(原液の噴出方向に測った距離)が連続的に変化し、給
液口とバスケットの内周面との間の距離の変化に伴っ
て、バスケットの内周面上での原液の供給位置が軸線方
向に沿って変化していく。
【0022】即ち、給液口がバスケットの内周面に近い
位置にあるときには、給液口から噴出した原液がほとん
ど弧を描くことなく、該給液口の位置でバスケットの内
周面側に供給されるが、給液口の回動に伴って給液口と
バスケットの内周面との間の距離が長くなっていくと、
給液口から噴出した原液が弧(放物線)を描いてバスケ
ット側に供給されるようになる。原液が描く弧の長さ
は、給液口の回動角度が大きくなるにしたがって長くな
っていくため、バスケットに対する原液の供給位置は、
下方へと移動していく。また給液口がその回動範囲の限
界位置で反転して戻ってくる際には、バスケットに対す
る原液の供給位置が上方へと移動していく。
【0023】このように、給液口を往復回動させながら
原液を供給すると、バスケットに対する原液の供給位置
をバスケットの軸線方向に沿って上下に往復移動させる
ことができるため、バスケットの内周に形成される固形
物層の厚さを軸線方向に沿ってほぼ均一にすることがで
き、固形物層の内面に形成される凹凸を少なくすること
ができる。したがって固形物を洗浄する工程において、
固形物の洗浄を良好に行わせることができ、固形物の品
質を向上させることができる。
【0024】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を示したもの
で、同図において図9に示した従来の遠心分離機の各部
と同等の部分にはそれぞれ同一の符号を付してある。即
ち、1はベース2に緩衝装置を有する支持脚3を介して
支持された円筒状のケーシングで、ケーシング1の上端
の開口部は補強板4aにより補強されたカバー4により
閉じられている。カバー4に軸受装置5が取付けられ、
該軸受装置5により支持された回転軸6にバスケット7
が取り付けられている。
【0025】バスケット7は周壁部7aと、該周壁部の
上端から径方向の内側に突出した環状の端部壁7bと、
底壁部7cとを有し、周壁部7aには多数の微細な透孔
7dが形成されている。底壁部7cの中央部にはボス部
7eが固定されて該ボス部7eが回転軸6に結合され、
ボス部7eの周囲には、放射状に設けられた多数のリブ
7fにより仕切られた固形物排出口7gが形成されてい
る。バスケット7の周壁部7aの内周には図示しないフ
ィルタが取り付けられ、該フィルタと周壁部7aの透孔
7dとを通して液分が排出される。
【0026】ケーシング1の底部1aには、固形物排出
口7gに整合する排出口1bが形成されている。ケーシ
ング1の周壁部の下部には排出口1cが設けられ、バス
ケット7の周壁部7aの透孔7dを通して分離された液
分が排出口1cから外部に排出されるようになってい
る。
【0027】バスケットの内周に形成された固形物を掻
き取る掻取装置10は、ケーシングのカバー4の上面に
固定された軸受装置11により支持されてバスケット7
内に挿入された回動軸12と、回動軸12に取付けられ
た掻取刃13と、カバー4に固定された支持板14に取
付けられた油圧シリンダ15により回動軸12を回動さ
せる機構と油圧シリンダ16により回動軸12を上下動
させる機構とを備えた駆動機構17とからなっている。
【0028】軸受装置5の上端には回転軸6を回転駆動
するための油圧モータ8が取り付けられ、該油圧モータ
によりバスケット7を回転駆動するバスケット駆動装置
が構成されている。なお油圧モータの代りにインバータ
等により駆動される電動機が用いられる場合もある。ま
た図1の実施例では油圧モータを軸受装置5の上部に支
持して、該油圧モータの出力軸を回転軸6に直結してい
るが、油圧モータ等の回転駆動源をケーシングの側部等
の回転軸から離れた箇所に取り付けて該回転駆動源の出
力をベルトなどの伝達手段を介してバスケットの回転軸
に伝達する場合もある。
【0029】本実施例において用いる給液パイプ9は、
バスケット7に対して偏心した位置を該バスケットの軸
線方向に延びていてケーシング1のカバー4を貫通して
バスケット7内に挿入された縦管部9aと、該縦管部9
aの下端をバスケットの内周側に直角に折り曲げて形成
した横管部9bとを有するL字形のもので、横管部9b
の先端にバスケット7の内周側に向いた1つの給液口9
Aが設けられ、該給液口9Aがバスケット7内の上端寄
りの位置に配置されている。なお給液口9Aの開口部は
円形、楕円形等の適宜の形状に形成することができる。
【0030】給液パイプ9の縦管部9aは、ケーシング
のカバー4に取り付けられた支持板20に支持された給
液パイプ支持装置21により、その軸線O−Oを中心に
往復回転し得るように支持されている。
【0031】なお給液パイプ支持装置21は、給液パイ
プの給液口9Aの上下位置を微調整し得るように、構成
しておくのが好ましい。
【0032】支持板20上には油圧シリンダ22が配置
されて該油圧シリンダの一端がピン23を介して支持板
20に回動自在に支持され、油圧シリンダ22の他端側
から突出したピストンロッド22aの先端が、給液パイ
プの縦管部9aの上端に取り付けられた回動板24の偏
心位置(給液パイプの縦管部9aの軸線O−Oに対して
偏心した位置)にピン25を介して結合されている。図
示してないが、回動板24の回動範囲の限界位置を検出
するリミットスイッチ等の位置センサが設けられてお
り、この位置センサが回動板24の回動範囲の限界位置
を検出する毎に、油圧シリンダ22のピストンの駆動方
向を反転させるようになっている。この実施例では、油
圧シリンダ22と回動板24とにより、給液口9Aを縦
管部9aの軸線O−Oを中心にして所定の角度範囲に亘
って往復回動させるように給液パイプ9を駆動する給液
パイプ駆動装置26が構成されている。
【0033】給液パイプ9の上端は、該給液パイプの回
転に追従して回転し得る継手を介して図示しない原液供
給用配管に接続されるか、または給液パイプの往復回転
を妨げないように該給液パイプの往復回転に伴って変形
し得る原液供給用配管(例えば蛇腹状の管)に接続され
る。原液供給用配管は、原液供給用のタンクに直接また
はポンプを介して接続される。
【0034】本実施例においては、回動板24の回動範
囲の限界位置を検出する位置センサの位置を調整して油
圧シリンダ21のピストンロッドの移動範囲を調整する
ことにより、給液口9Aの回動範囲を適宜に設定するこ
とができる。給液口9Aの回動範囲は、該給液口の軸線
方向(原液の噴射方向)がバスケット7の半径方向に一
致する位置をその回動範囲に含むように設定するのが好
ましい。図3(A)及び(B)は、給液口9Aの回動範
囲の異なる設定例を示したもので、図3(A)に示した
例では、給液口9Aの軸線(原液の噴射方向)がバスケ
ットの半径方向に一致して給液口9Aがバスケット7の
内周面に最短距離で対向する第1の限界位置P1 と該限
界位置P1 からバスケットの周方向に角度θだけ離れた
第2の限界位置P2 との間を回動するように給液口の回
動範囲が設定されている。
【0035】また図3(B)に示した例では、給液口9
Aがバスケットの内周面に最短距離で対向する位置Po
(給液口9Aの軸線がバスケットの径方向に一致する位
置)からバスケットの周方向の一方の側に角度θ/2だ
け離れた第1の限界位置P1と、給液口9Aがバスケッ
トの内周面に最短距離で対向する位置Po からバスケッ
トの周方向の他方の側に角度θ/2だけ離れた第2の限
界位置P2 との間を回動するように、給液口9Aの回動
範囲が設定されている。
【0036】上記実施例の遠心分離機において、原液の
処理を行う際には、掻取刃13をバスケットの内周側に
退避させ、給液パイプ9の給液口9Aの上下位置をバス
ケットの上端寄りの適当な位置に設定した状態で、バス
ケット7を高速回転させる。そして、油圧シリンダ21
を往復駆動して給液パイプ9の給液口9Aを所定の角度
範囲θに亘って往復回動させながら、給液パイプ9を通
して、高速回転しているバスケット内に原液を供給す
る。
【0037】バスケット内に原液を供給すると、遠心力
により原液中の液分がバスケット7の透孔7dを通して
ケーシング1内に排出され、バスケット7の内周に固形
物層Sが形成される。
【0038】上記のように、給液口9を往復回動させな
がら原液を供給すると、給液口とバスケット7の内周面
との間の距離(原液の噴出方向に測った距離)が時々刻
々変化し、給液口とバスケットの内周面との間の距離の
変化に伴って、バスケット7に対する原液の供給位置が
軸線方向に沿って連続的に変化していく。給液口9Aが
バスケット7の内周面に近い位置にあるとき、例えば図
3(A)において給液口9Aが第1の限界位置P1 にあ
るときには、図4(A)に示したように、給液口9Aか
ら噴出した原液がほとんど弧を描くことなく、該給液口
9Aの位置でバスケット7の内周面側に供給される。こ
のとき給液口9Aに近いバスケットの上部に寄りの位置
で固形物層Sの厚さが厚くなる。給液口9Aの回動に伴
って給液口とバスケット7の内周面との間の距離が長く
なっていくと、図4(B)に示したように給液口から噴
出した原液が弧を描いてバスケット側に供給されるよう
になる。原液が描く弧の長さは、給液口9Aの軸線がバ
スケットの径方向に対してなす角度が大きくなるにした
がって長くなっていくため、バスケットに対する原液の
供給位置は、下方へと移動していく。原液の供給位置が
下方に移動していくと、図4(B)に示したように、バ
スケットの下端寄りの位置で固形物層Sの厚さが厚くな
る。また給液口9Aがその回動範囲の第2の限界位置で
反転して戻ってくる際には、バスケットに対する原液の
供給位置が上方へと移動していく。
【0039】上記のように、給液口9Aを往復回動させ
ながら原液を供給すると、バスケットの内周面上におけ
る原液の供給位置をバスケットの軸線方向に沿って上下
に往復移動させて、固形物層が重点的に形成される部分
を上下に連続的に移動させることができるため、給液口
の回動範囲及び回動速度を適宜に設定することにより、
図4(C)に示すようにバスケットの軸線方向の各部に
まんべんなく固形物を付着させてバスケットの内周に形
成される固形物層Sの厚さを軸線方向に沿ってほぼ均一
にすることができ、固形物層の内面に形成される凹凸を
少なくすることができる。給液口9Aの回動範囲及び回
動速度(回動の周期)の最適値は実験的に決定すること
ができる。
【0040】上記の実施例では、油圧シリンダを用いて
給液パイプを駆動するようにしたが、油圧シリンダに代
えて空気圧シリンダを用いることもできる。また油圧ま
たは空気圧シリンダを駆動源として負荷を揺動させる種
々のアクチュエータユニットが市販されているが、これ
らの市販のアクチュエータユニットを用いて給液パイプ
駆動装置を構成することもできる。更に、流体圧シリン
ダの代りに電動機を駆動源として用いて給液パイプ駆動
装置を構成することもできる。
【0041】図5及び図6は、電動機30を駆動源とし
て給液パイプ9を駆動する給液パイプ駆動装置24の構
成例を示したもので、電動機30は給液パイプ9の近傍
に配置されて、ケーシングのカバー4上にボルト31に
より固定されている。カバー4上にはまた軸線を垂直方
向に向けて配置した筒状のギアケース32が固定され、
電動機30の出力軸30aがギアケース32内に導入さ
れている。出力軸30aのギアケース内に位置する端部
には傘歯車33が取り付けられている。
【0042】ギアケース32内には、垂直方向に延びる
回転軸34が配置され、該回転軸は、ギアケース32の
上端及び下端にそれぞれ設けられた軸受35及び36に
より回転自在に支持されている。回転軸34の中間部に
取り付けられた傘歯車37が傘歯車33に噛み合わさ
れ、電動機30の回転が傘歯車33及び37を介して減
速されて回転軸34に伝達されるようになっている。
【0043】回転軸34はギアケース32の上端から外
部に導出されていて、該回転軸34の上端には、図7に
示したような駆動レバー38の一端が固定されている。
また給液パイプ9には、ギアケース32側に延びる回動
アーム39の一端が固定され、該回動アーム39には、
その長手方向に延びる長孔39aが設けられている。回
動アーム39の長孔39aには、駆動レバー38の他端
に固定されたピン40がスライド自在に嵌合されてい
る。
【0044】図5及び図6に示した給液パイプ駆動装置
においては、電動機30が一定の回転数だけ回転する毎
にその回転方向を反転させるように駆動される。電動機
30が一方向に回転すると、駆動レバー38が一方向に
回動させられる。今駆動レバー38が図5において反時
計方向に回動させられたとすると、該駆動レバー38の
回動がピン40を介して回動アーム39に伝達されるた
め、回動アーム39が反時計方向に回動させられ、これ
により給液パイプ9の縦管部9aが反時計方向に回転さ
せられて給液口9Aが同方向に回動させられる。電動機
30が他の方向に回転したときには、駆動レバー38及
び回動アーム39が時計方向に回動するため、給液パイ
プの縦管部9aが時計方向に回転させられる。
【0045】このように、図5及び図6に示した例で
は、電動機30の往復回転により、給液パイプ9の給液
口9Aが往復回動させられる。電動機30の一方向及び
他方向への回転数を変えることにより、給液口の回動範
囲を調整することができる。
【0046】上記の説明では、電動機が所定の回転数だ
け回転する毎にその回転方向を反転させるようにした
が、駆動レバー38または回動アーム39の回動範囲の
限界位置を検出する位置センサを設けて、該位置センサ
がレバー38またはアーム39の回動範囲の限界位置を
検出したときに電動機30の回転方向を反転させるよう
にしてもよい。
【0047】図8は給液パイプ駆動装置24の他の構成
例を示したもので、この例ではケーシングのカバーに固
定された電動機30の出力軸30aにねじ棒41が連結
されている。ねじ棒41にはナット42が螺合され、該
ナット42に固定されたピン43が給液パイプ9に一端
が固定された回動アーム44の長孔44aにスライド自
在に嵌合されている。ナット42は図示しないガイド手
段により、ねじ棒41の軸線方向にのみ変位し得るよう
にガイドされている。
【0048】図8に示した給液パイプ駆動装置において
は、電動機30の一方向及び他方向への回転に伴ってナ
ット42がねじ棒41の長手方向の一方及び他方に移動
し、このナットの移動に伴って回動アーム44が一方向
及び他方向に回動する。従って、電動機30の回転方向
を所定の回転数毎に反転させることにより、給液パイプ
9の縦管部9aを往復回転させることができ、これによ
り給液口9Aを往復回動させることができる。
【0049】図8に示した例においても、電動機30の
回転数を検出してその回転方向を反転させる代りに、ナ
ット42の移動範囲の限界位置を検出する位置センサを
設けるか、または回動アーム44の回動範囲の限界位置
を検出する位置センサを設けて、これらの位置センサが
移動範囲または回動範囲の限界位置を検出したときに電
動機の回転方向を反転させるようにしてもよい。
【0050】上記の実施例においては、給液パイプ9の
縦管部9aの端部に横管部9bを設けて、該横管部9b
の先端に給液口9Aを設けるようにしたが、横管部9b
を設けることなく、縦管部9aのバスケット内に位置す
る端部にバスケットの周壁部側に開口した給液口を設け
るようにしてもよい。
【0051】給液パイプの給液口の開口方向(原液の噴
射方向)は、バスケットの軸線と直交する方向でもよ
く、バスケットの軸線と直交する方向に対して上方また
は下方に僅かに傾いた方向であっても良い。
【0052】上記の実施例では、バスケットがその上端
に給液パイプを挿入する開口部を有しているが、バスケ
ットの上端に回転軸を取り付けて、該バスケットの下端
に給液パイプを挿入する開口部を設ける場合にも本発明
を適用することができる。
【0053】上記の実施例では、バスケットの底部に固
形物の排出口7gが設けられている底排型の遠心分離機
に本発明を適用したが、密閉されたケーシング内に底部
が閉鎖されたバスケットを配置して、固形物掻取装置1
0により掻き取られてバスケットの底部に落下した固形
物を、バキュームを利用した固形物吸引排出管を通して
外部に搬送するようにした密閉型の遠心分離機にも本発
明を適用できるのはもちろんである。
【0054】以上、本発明の好ましいと思われる実施例
につき説明したが、以下本明細書に開示した発明の主な
実施態様をまとめて示すと下記の通りである。
【0055】(1) 軸線を鉛直方向に向けて配置さ
れ、軸線方向の一端に開口部を有するバスケットと、前
記バスケットをその軸線を中心に回転させるバスケット
駆動装置と、前記バスケット内に原液を供給する給液パ
イプとを備え、前記給液パイプは、前記バスケットの開
口部を通して該バスケット内に一部が挿入された縦管部
を有していて、該縦管部のバスケット内に位置する端部
側に、前記バスケットの周壁部に向けて原液を噴出させ
る給液口が設けられている遠心分離機において、前記給
液パイプの縦管部をその軸線を中心にして往復回転させ
得るように前記給液パイプを支持する給液パイプ支持装
置と、前記給液口を前記縦管部の軸線を中心にして所定
の角度範囲に亘って往復回動させるように前記給液パイ
プを駆動する給液パイプ駆動装置とを具備し、前記給液
パイプは、その縦管部がバスケットの中心に対して偏心
した位置をバスケットの軸線方向に延びるように設けら
れ、前記給液口は前記バスケットの上端寄りの位置に配
置されていることを特徴とする遠心分離機。
【0056】(2) ケーシングと、軸線を鉛直方向に
向けた状態で前記ケーシング内に配置されて上端に開口
部を有し、中心部に設けられた回転軸が前記ケーシング
に軸受装置を介して支持されたバスケットと、前記バス
ケットを回転駆動するバスケット駆動装置と、前記バス
ケット内に原液を供給する給液パイプとを備え、前記給
液パイプは、前記ケーシングの上部を貫通して一部が前
記バスケットの開口部から該バスケット内に挿入された
縦管部を有していて、該縦管部のバスケット内に位置す
る端部側に前記バスケットの周壁部に向けて原液を噴出
させる給液口が設けられている遠心分離機において、前
記給液パイプの縦管部をその軸線を中心にして往復回転
させ得るように前記給液パイプを支持する給液パイプ支
持装置と、前記給液口を前記縦管部の軸線を中心にして
所定の角度範囲に亘って往復回動させるように前記給液
パイプを駆動する給液パイプ駆動装置とが前記ケーシン
グの上部に取り付けられ、前記給液パイプは、その縦管
部がバスケットの中心に対して偏心した位置をバスケッ
トの軸線方向に延びるように設けられ、前記給液パイプ
の給液口は前記バスケットの上端寄りの位置に配置され
ていることを特徴とする遠心分離機。
【0057】(3) 軸線を鉛直方向に向けて配置さ
れ、軸線方向の一端に開口部を有するバスケットと、前
記バスケットをその軸線を中心に回転させるバスケット
駆動装置と、前記バスケット内に原液を供給する給液パ
イプとを備え、前記給液パイプは、前記バスケットの開
口部を通して該バスケット内に一部が挿入された縦管部
と該縦管部のバスケット内に位置する端部からバスケッ
トの周壁部側に向うように折れ曲った横管部とを有して
いて、該横管部の先端に、前記バスケットの周壁部に向
けて原液を噴出させる給液口が設けられている遠心分離
機において、前記給液パイプの縦管部をその軸線を中心
にして往復回転させ得るように前記給液パイプを支持す
る給液パイプ支持装置と、前記給液口を前記縦管部の軸
線を中心にして所定の角度範囲に亘って往復回動させる
ように前記給液パイプを駆動する給液パイプ駆動装置と
を具備し、前記給液パイプは、その縦管部がバスケット
の中心に対して偏心した位置をバスケットの軸線方向に
延びるように設けられ、前記給液パイプの給液口は前記
バスケットの上端寄りの位置に配置されていることを特
徴とする遠心分離機。
【0058】(4) ケーシングと、軸線を鉛直方向に
向けた状態で前記ケーシング内に配置されて上端に開口
部を有し、中心部に設けられた回転軸が前記ケーシング
に軸受装置を介して支持され帆たバスケットと、前記バ
スケットを回転駆動するバスケット駆動装置と、前記バ
スケット内に原液を供給する給液パイプとを備え、前記
給液パイプは、前記ケーシングの上部を貫通して一部が
前記バスケットの開口部から該バスケット内に挿入され
た縦管部と該縦管部の下端から折れ曲ってバスケットの
周壁部側に向けられた横管部とを有していて、該横管部
の先端に前記バスケットの周壁部に向けて原液を噴出さ
せる給液口が設けられている遠心分離機において、前記
給液パイプの縦管部をその軸線を中心にして往復回転さ
せ得るように前記給液パイプを支持する給液パイプ支持
装置と、前記給液口を前記縦管部の軸線を中心にして所
定の角度範囲に亘って往復回動させるように前記給液パ
イプを駆動する給液パイプ駆動装置とが前記ケーシング
の上部に取り付けられ、前記給液パイプは、その縦管部
がバスケットの中心に対して偏心した位置をバスケット
の軸線方向に延びるように設けられ、前記給液パイプの
給液口は前記バスケットの上端寄りの位置に配置されて
いることを特徴とする遠心分離機。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、給液パ
イプの縦管部をその軸線を中心にして往復回転させ得る
ように支持するとともに、給液口を縦管部の軸線を中心
にして所定の角度範囲に亘って往復回動させるように給
液パイプを駆動するようにしたので、給液口とバスケッ
トの内周面との間の距離を連続的に変化させて、バスケ
ットの内周に形成される固形物層の厚さを軸線方向に沿
ってほぼ均一にすることができ、固形物層の内面に形成
される凹凸を少なくすることができる。したがって固形
物を洗浄する工程において、固形物の洗浄を良好に行わ
せることができ、固形物の品質を向上させることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の実施例に
おいて給液パイプの回動範囲を異なる範囲に設定した例
を示した説明図である。
【図4】(A)ないし(C)は本発明の作用を説明する
ための説明図である。
【図5】本発明の実施例で用いる給液パイプ駆動装置の
構成例を示した平面図である。
【図6】図5の給液パイプ駆動装置の一部を断面して示
した正面図である。
【図7】図5及び図6の駆動装置で用いる駆動レバーの
斜視図である。
【図8】本発明の給液パイプ駆動装置の他の構成例を示
した平面図である。
【図9】従来の遠心分離機を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 ケーシングのカバー 5 軸受装置 6 回転軸 7 バスケット 8 バスケット駆動装置を構成する油圧モータ 9 給液パイプ 9a 給液パイプの縦管部 9b 給液パイプの横管部 9A 給液口 10 固形物掻取装置 21 給液パイプ支持装置 22 油圧シリンダ 26 給液パイプ駆動装置 30 電動機 38 駆動レバー 39 回動アーム 40 ピン 41 ねじ棒 42 ナット 43 ピン 44 回動アーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を鉛直方向に向けて配置され、軸線
    方向の一端に開口部を有するバスケットと、 前記バスケットをその軸線を中心に回転させるバスケッ
    ト駆動装置と、 前記バスケット内に原液を供給する給液パイプとを備
    え、 前記給液パイプは、前記バスケットの開口部を通して該
    バスケット内に一部が挿入された縦管部を有していて、
    該縦管部のバスケット内に位置する端部側に、前記バス
    ケットの周壁部に向けて原液を噴出させる給液口が設け
    られている遠心分離機において、 前記給液パイプの縦管部をその軸線を中心にして往復回
    転させ得るように前記給液パイプを支持する給液パイプ
    支持装置と、 前記給液口を前記縦管部の軸線を中心にして所定の角度
    範囲に亘って往復回動させるように前記給液パイプを駆
    動する給液パイプ駆動装置とを具備したことを特徴とす
    る遠心分離機。
  2. 【請求項2】 ケーシングと、 軸線を鉛直方向に向けた状態で前記ケーシング内に配置
    されて上端に開口部を有し、中心部に設けられた回転軸
    が前記ケーシングに軸受装置を介して支持されたバスケ
    ットと、 前記バスケットを回転駆動するバスケット駆動装置と、 前記バスケット内に原液を供給する給液パイプとを備
    え、 前記給液パイプは、前記ケーシングの上部を貫通して一
    部が前記バスケットの開口部から該バスケット内に挿入
    された縦管部を有していて、該縦管部のバスケット内に
    位置する端部側に前記バスケットの周壁部に向けて原液
    を噴出させる給液口が設けられている遠心分離機におい
    て、 前記給液パイプの縦管部をその軸線を中心にして往復回
    転させ得るように前記給液パイプを支持する給液パイプ
    支持装置と、 前記給液口を前記縦管部の軸線を中心にして所定の角度
    範囲に亘って往復回動させるように前記給液パイプを駆
    動する給液パイプ駆動装置とが前記ケーシングの上部に
    取り付けられていることを特徴とする遠心分離機。
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