JPH0135233Y2 - - Google Patents

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JPH0135233Y2
JPH0135233Y2 JP1602686U JP1602686U JPH0135233Y2 JP H0135233 Y2 JPH0135233 Y2 JP H0135233Y2 JP 1602686 U JP1602686 U JP 1602686U JP 1602686 U JP1602686 U JP 1602686U JP H0135233 Y2 JPH0135233 Y2 JP H0135233Y2
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JP
Japan
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cooling tank
hulling device
moisture
rice
hulling
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JP1602686U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、籾米乾燥籾摺装置に係るものであ
る。
(従来技術) 従来、乾燥機の近傍に放冷タンクを設け、放冷
タンクの近傍に籾摺装置を配置し、乾燥機により
数回循環乾燥させ、乾燥終了した穀物は放冷タン
クに移し替えて、放冷タンクにより調湿乾燥さ
せ、これを籾摺装置により籾摺するように構成し
たものは公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記公知例における問題点は、放冷タンクより
排出された穀物が、所定の水分値(例えば15%)
以下に乾燥していないときがある点である。従来
は、不充分乾燥の穀物でも、籾摺装置に供給して
しまうから、籾摺不良とになることがあつた。
すなわち、乾燥機における乾燥は昇降機を利用
して5回〜6回循環乾燥させるものであり、下部
の乾燥室で表皮のみ乾燥させ、上部の調湿タンク
では乾燥した表皮で内部の玄米の水分を吸収させ
て乾燥させる。この乾燥では、最後の乾燥室を通
過したものを、前と同様に調湿タンクに戻すと、
際限なく乾燥させてしまうことになるので、最後
は昇降機により取出し、放冷タンクに入れてここ
で調湿する。そして、放冷タンクを1時間程掛け
て降下する間、内部の玄米の水分を吸い取つて乾
燥させるが、本当に乾燥したかどうかは、放冷タ
ンクの排出弁の部分でないと判断できない。
(考案の目的) 本考案は、放冷タンクより排出された穀物が所
定の水分値以下に乾燥していないときは、運転を
停止するようにして、籾摺不良にならないように
したものである。
(問題を解決するための手段) そこで本考案は、乾燥機1の近傍に放冷タンク
2を設け、該放冷タンク2の近傍に籾摺装置3を
配置し、前記乾燥機1の昇降機4より排出された
穀物を前記放冷タンク2に移し替えて、該放冷タ
ンク2内で調湿乾燥し、これを前記籾摺装置3で
籾摺するようにしたものにおいて、前記放冷タン
ク2の排出口には水分測定用センサー10を設
け、前記放冷タンク2の排出口より排出される穀
物の水分が所定水分以上のときは、前記放冷タン
ク2の排出弁5の回転を停止させるとともに前記
籾摺装置3の運転を停止させるよう、前記水分測
定用センサー10と前記排出弁5と前記籾摺装置
3とを連結した籾米乾燥籾摺装置としたものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1
は調湿式乾燥機、2は放冷タンク、3は籾摺装
置、4は昇降機、5は放冷タンク2の下端に取付
けられている排出弁、6は調湿タンク、7は乾燥
室、8は籾摺装置3に至る流路、9は昇降機4に
至る流路、10はセンサーで、前記放冷タンク2
の排出口より排出される穀物の水分が所定水分以
上のときは、前記放冷タンク2の排出弁5の回転
を停止させるとともに前記籾摺装置3の運転を停
止させるよう、前記水分測定用センサー10と前
記排出弁5と前記籾摺装置3とを連結する。
(作用) 次に作用を述べる。
昇降機4に投入された籾米は、調湿タンク6と
乾燥室7内の双方に充満させられ、乾燥室7を通
過するとき表皮の籾殻が約2%程乾燥させられ、
昇降機4により上昇して調湿タンク6内の籾米上
部に上積みする。上積みした籾米は、調湿タンク
6内を約1時間程かけて流下する間乾いた籾殻に
より内部の玄米の水分を吸出しする。
この作用を、4回繰返えすと8%乾くことにな
るが、最後の乾燥室7を通過した穀物は、前と同
じように、調湿タンク6内に戻すと、また乾燥室
7に流入して乾燥することになるので、最後の乾
燥室7を通過した穀物は、放冷タンク2内に移し
替えて調湿させる。
しかし、放冷タンク2の排出弁5より排出され
た籾米が、所定の水分に達していないことがあ
る。
このときは、センサー10でその旨検知され、
排出弁5の回転及び籾摺装置3の回転を停止さ
せ、籾摺不良を防止する。また、流路8を閉ざ
し、流路9から昇降機4に戻すこともできる。
(効果) 前記公知例における問題点は、放冷タンクより
排出された穀物が、所定の水分値(例えば15%)
以下に乾燥していないときがある点である。従来
は、不充分乾燥の穀物でも、籾摺装置に供給して
しまうから、籾摺不良とになることがあつた。
しかるに本考案は、乾燥機1の近傍に放冷タン
ク2を設け、該放冷タンク2の近傍に籾摺装置3
を配置し、前記乾燥機1の昇降機4より排出され
た穀物を前記放冷タンク2に移し替えて、該放冷
タンク2内で調湿乾燥し、これを前記籾摺装置3
で籾摺するようにしたものにおいて、前記放冷タ
ンク2の排出口には水分測定用センサー10を設
け、前記放冷タンク2の排出口より排出される穀
物の水分が所定水分以上のときは、前記放冷タン
ク2の排出弁5の回転を停止させるとともに前記
籾摺装置3の運転を停止させるよう、前記水分測
定用センサー10と前記排出弁5と前記籾摺装置
3とを連結した籾米乾燥籾摺装置としたものであ
るから、所定水分以上の未乾燥籾米を籾摺装置3
に移行させて籾摺不良米を発生させることがな
く、略一定の水分の穀物のみを籾摺するので、脱
率が上り、選別効果も向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図。 符号の説明、1……乾燥機、2……放冷タン
ク、3……籾摺装置、4……昇降機、5……排出
弁、6……調湿タンク、7……乾燥室、8……流
路、9……流路、10……センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機1の近傍に放冷タンク2を設け、該放冷
    タンク2の近傍に籾摺装置3を配置し、前記乾燥
    機1の昇降機4より排出された穀物を前記放冷タ
    ンク2に移し替えて、該放冷タンク2内で調湿乾
    燥し、これを前記籾摺装置3で籾摺するようにし
    たものにおいて、前記放冷タンク2の排出口には
    水分測定用センサー10を設け、前記放冷タンク
    2の排出口より排出される穀物の水分が所定水分
    以上のときは、前記放冷タンク2の排出弁5の回
    転を停止させるとともに前記籾摺装置3の運転を
    停止させるよう、前記水分測定用センサー10と
    前記排出弁5と前記籾摺装置3とを連結した籾米
    乾燥籾摺装置。
JP1602686U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH0135233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1602686U JPH0135233Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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JP1602686U JPH0135233Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130729U JPS62130729U (ja) 1987-08-18
JPH0135233Y2 true JPH0135233Y2 (ja) 1989-10-26

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