JPH0135184Y2 - - Google Patents

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JPH0135184Y2
JPH0135184Y2 JP1986078413U JP7841386U JPH0135184Y2 JP H0135184 Y2 JPH0135184 Y2 JP H0135184Y2 JP 1986078413 U JP1986078413 U JP 1986078413U JP 7841386 U JP7841386 U JP 7841386U JP H0135184 Y2 JPH0135184 Y2 JP H0135184Y2
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JP
Japan
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hanging rod
drive plate
rotating
rotary drive
chain conveyor
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JP1986078413U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乾麺の製造等において、麺線を掛竿に
掛けて、乾燥室内を移動させる掛竿移動装置の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に乾麺を製造する場合、小麦粉生地から製
麺した麺線を所定の長さに切断して、掛竿に逆U
字形に掛け、これを乾燥室内に入れて5〜10時間
程度の短時間に急速に乾燥し、出来上つた乾麺を
掛竿から取り外し、これを短かく切断して包装し
ている。
この麺線の乾燥工程において、麺線を掛けた掛
竿をバツジ式に乾燥室内に入れて乾燥させる方法
もあるが、作業性が悪い。このため、大量に乾麺
を製造する工場では、高温高湿下で使用できるチ
エーンコンベアーによる移動装置を用い、連続的
に乾燥する方法が行われている。これは乾燥室内
にチエーンコンベアーを蛇行して配置し、これに
掛竿を支持させて連続的に走行させるものである
が、通常は1列の長さが25m程度で、15列蛇行し
て配置し、全長で350m以上にも及ぶ長いものと
なる。
従来の移動装置は、例えば第6図に示すよう
に、2本のチエーンコンベアー1,1を左右間隔
をおいて並設し、平行な直進部2と、隣接する直
進部2を結ぶ、180度回転する回転部3では、第
7図に示すように、内周側の半径の小さいチエー
ンコンベアー1Aと、外周側のチエーンコンベア
ー1Bとが同心円状に設置されている。
またチエーンは上下方向に可撓性はあるが、左
右方向へは湾曲できないため、回転部3のチエー
ンコンベアー1A、1Bはリンクとピンの接合を
緩めて可撓性を持たせ回転走行できるようになつ
ている。
しかしながら、内周側と外周側のチエーンコン
ベアー1A、1Bの回転速度が異なるため複雑な
減速機構を設けてタイミングを合せる必要があ
る。またチエーンは、リンクとピンの接合を緩め
たものであるため、回転できる最小半径が限定さ
れるため、内周側のチエーンコンベアー1Aの最
小半径も限界があり、この結果隣接する直進部
2,2の幅が広くなり、乾燥室が大型化する問題
があつた。
また掛竿4は前述の如く、数百メートルも搬送
されてくるため、第8図に示すように、左右がズ
レて斜めになつてしまうことがある。
この場合、直進部2から回転部3に移行したと
き斜めになつていると、内周側のチエーンコンベ
アー1Aから掛竿4の片側が外れて、麺線5と共
に落して、製品歩留が低下する問題があり、その
改善が望まれていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記従来のチエーンコンベアー方式
による問題点を改善し、回転部の構造をチエーン
を用いず簡略化すると共に、回転半径を小さくし
て、隣接する直進部間の間隔を狭くして、乾燥室
の小型化をし、同時に省エネルギー化を図り、し
かも回転部での掛竿の落下を防止して製品の歩留
を向上させた掛竿移動装置を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、チエーンコンベアーを左右間隔をお
いて並設し掛竿の両端側をチエーンコンベアーに
支持して搬送する掛竿移動装置において、回転部
の回転中心に駆動軸を設け、この駆動軸の先端に
回転駆動板を接続し、この回転駆動板の上面に掛
竿の一端側が嵌合する長溝状の複数本の嵌合溝を
放射状に形成し、この上方のチエーンコンベアー
の進入側に近接して掛竿の一端側を嵌合溝に案内
するストツパーを取付け、且つ前記回転駆動板の
外側に所定の半径での円弧状のガイドレールを取
付けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案ではチエーンコンベアーを平行して配置
した直進部に支持されて搬送してきた掛竿が回転
部に達したとき、掛竿の回転内側端部がストツパ
ーにより、回転駆動板の上面に放射状に形成した
嵌合溝の一つに嵌合支持され、回転外側の端部
は、湾曲したガイドレール上に支持され、ここを
滑りながら、回転駆動板の回転力により、掛竿が
捩られて強制的に回転し、回転終了点に達したと
きに、直進部に、これと垂直に移送されるもので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、チエーンコンベアー1,1を左右間隔をお
いて並設し、図示しない乾燥室内を蛇行して配置
されている。
チエーンコンベアー1,1を平行に設けた直進
部2と、隣接した直進部2とを180度回転してU
ターンする回転部3は、第1図および第2図に示
すように、回転中心にギヤードモーター6が下向
きに取付けられている。このギヤードモータ6の
先端の駆動軸7には回転駆動板8が接続され、こ
の回転駆動板8の上面には掛竿4の端部が嵌合す
る長さ30〜50mm程度の断面U字形をなす長溝状の
複数本の嵌合溝9……が放射状に形成されてい
る。
またこの回転駆動板9の上方の掛竿4の進入側
には、第3図に示すように重量のあるストツパー
10が、ピン11で回動自在に支持され、掛竿4
の端部を嵌合溝9内に挿入するようになつてい
る。12は180度円弧状に湾曲したガイドレール
で、前記回転駆動板8と同心円状に間隔をおいて
配置され、その進入側の端部と退出側の端部はチ
エーンコンベアー1の端部とラツプしている。
次に上記移動装置の動作について説明する。
竹やプラスチツク、金属パイプなどで形成され
た掛竿4に麺線5を逆U字形状に掛け、これを乾
燥室内に蛇行して配置したチエーンコンベアー
1,1に両端を支持させて載せる。
チエーンコンベアー1,1の駆動により、直進
部2を搬送されてきた掛竿4は回転部3に達する
と、回転内側の端部は回転駆動板8の上に、また
回転外側の端部はガイドレール12の端部の上に
乗る。このとき、チエーンコンベア1,1の走行
速度より速く回転している回転駆動板8の上に乗
つた掛竿4の端部は、前進して第3図に示すよう
にストツパー10に当り、ここで進行を止められ
て、回転駆動板8の一つの嵌合溝9に嵌合する。
この結果、掛竿4はその一端が嵌合溝9に支持
されて、捩られながら回転駆動板8により強制的
に回転させられ、掛竿4の他端は、このときガイ
ドレール12上を滑りながら回転する。
回転終了点に達すると、回転駆動板8とガイド
レール12との間にラツプして設置された退出側
のチエーンコンベア1,1上に移行し、これと垂
直に直線部2に搬送されていく。
また第4図に示すように、掛竿4が直進部2で
斜めになつて搬送されて、回転部3に達すると、
掛竿4の一端がストツパー10に当接して内周側
が停まり、外周側の端部はチエーンコンベアー1
により送られて、ストツパー10を中心として回
転する。ストツパー10と平行になり、嵌合溝9
と一致したときに、端部が嵌合して、回転駆動板
8により強制的に回転され、ズレた状態が修正さ
れて、回転部3での落下を防止し、製品歩留を向
上させることができる。
また第5図に示すように、掛竿4が第4図と逆
にズレて搬送されてきたときは、外周側の端部が
先に、ガイドレール12上に乗る。このときガイ
ドレール12では駆動力がないので、チエーンコ
ンベア1により送られてきた内周側の端部がスト
ツパー10に当接するまで停止した状態になり、
ストツパー10と平行になつた時点で、回転して
きた嵌合溝9と一致すると、嵌合して回転し始め
ることになる。
なお、ストツパー10は、重量のある金属ブロ
ツクをピン11で回動自在に支持させてあるの
で、掛竿4が衝突したときの衝撃を緩和し、また
数本の掛竿4……が同時に重なつてしまつた場合
の逃げとなるようにしてある。
なお上記実施例では重量のあるストツパー10
をピン11で回動自在に支持したものについて示
したが、スプリングを用いても良く、また固定し
たストツパーでも良い。
また上記説明では、回転部3が180度でUター
ンする場合について示したが、90度など、ガイド
レール12の長さを変えるだけで、任意の回転角
度にすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係る掛竿移動装置
によれば、回転部が掛竿の一端を支持する回転駆
動板とガイドレールを組合せた簡単な構造であ
り、しかも回転半径を小さくして隣接する直線部
間の間隔を従来のチエーン式に比べて約20%も低
減でき、この結果、乾燥室を小型化できると共
に、省エネルギー化を図ることができる。またス
トツパーと回転駆動板で回転部に搬送されてきた
掛竿を整列させてから回転させるので、落下が防
止でき、製品の歩留を向上できるなど顕著な効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は掛竿移動装置の回転部を示す平面
図、第2図は回転部を示す斜視図、第3図は回転
駆動板の要部を示す正面図、第4図および第5図
は回転部における掛竿の移動状態を示す平面図、
第6図は従来の移動装置を示す平面図、第7図は
第6図の回転部を示す斜視図、第8図は従来の回
転部における掛竿の移動状態を示す平面図であ
る。 1,1A,1B……チエーンコンベアー、2…
…直進部、3……回転部、4……掛竿、5……麺
線、7……駆動軸、、8……回転駆動板、9……
嵌合溝、10……ストツパー、12……ガイドレ
ール、13……スプロケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チエーンコンベアーを左右間隔をおいて並設し
    掛竿の両端側をチエーンコンベアーに支持して搬
    送する掛竿移動装置において、回転部の回転中心
    に駆動軸を設け、この駆動軸の先端に回転駆動板
    を接続し、この回転駆動板の上面に掛竿の一端側
    が嵌合する長溝状の複数本の嵌合溝を放射状に形
    成し、この上方のチエーンコンベアーの進入側に
    近接して掛竿の一端側を嵌合溝に案内するストツ
    パーを取付け、且つ前記回転駆動板の外側に所定
    の半径での円弧状のガイドレールを取付けたこと
    を特徴とする掛竿移動装置。
JP1986078413U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0135184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986078413U JPH0135184Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986078413U JPH0135184Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190485U JPS62190485U (ja) 1987-12-03
JPH0135184Y2 true JPH0135184Y2 (ja) 1989-10-26

Family

ID=30927333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986078413U Expired JPH0135184Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP (1) JPH0135184Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3967145A1 (de) * 2020-09-10 2022-03-16 Bühler AG System zur beförderung von teigwaren

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Publication number Publication date
JPS62190485U (ja) 1987-12-03

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