JPH0135104Y2 - - Google Patents

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JPH0135104Y2
JPH0135104Y2 JP16749585U JP16749585U JPH0135104Y2 JP H0135104 Y2 JPH0135104 Y2 JP H0135104Y2 JP 16749585 U JP16749585 U JP 16749585U JP 16749585 U JP16749585 U JP 16749585U JP H0135104 Y2 JPH0135104 Y2 JP H0135104Y2
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JP
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collar
fiber
reinforcing layer
peripheral end
circumferential
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JP16749585U
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JPS6277386U (ja
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Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は推進式ヒユーム管の連結部に使用され
る円筒上のカラーに係り、特に耐腐蝕性に優れた
繊維強化プラスチツク(以下単にFRPと言う)
製のカラーに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、推進工法用のヒユーム管カラーとしてタ
ール塗装を施した鋼製のカラーが使われてきた
が、埋設施工後、腐蝕劣化が起こり、はなはだし
い時には短時間にカラーに穿孔が生じる恐れがあ
るなどの問題となつている。その対策として防蝕
製の向上した塗料の使用(タール・エポキシ塗
料)或いはステンレススチール製カラーの採用が
試みられているが、前者の塗装法では推進施工の
際、土中の砂礫等とカラー表面の摩擦により、塗
膜の損傷や剥離が本質的に避けられないため、完
全な防蝕が期待出来ない。また後者のステンレス
ススチール製カラーも土壌や排水の腐蝕性が高い
場合には、早期に腐蝕が発生するし、また防蝕性
の優れた高級ステンレススチールは高価であり経
済性に劣る欠点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は上記の公知のヒユーム管カラーの欠点
に鑑みて、防蝕性に優れ、かつ施工時や搬送時の
荷重や衝撃に耐えるに充分な機械的強度を持つと
共に、軽量で取り扱いも容易な繊維強化プラスチ
ツク製のカラーを提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は一方の周側端部の内面に増厚部を突設
してなる繊維強化プラスチツク製のカラーに於い
て、他方の周側端部に繊維補強材を周方向に巻き
つけて補強層を形成すると共にその端面に内面テ
ーパーを構成したことを特徴としたヒユーム管用
カラーである。
〈作用〉 本考案に係るカラーは上述の如く、一方の周側
端部の内面に増厚部を設けたので、カラーの周側
端部を補強すると共にカラーがヒユーム管から抜
け落ちたり位置ずれが発生すること、更に土砂の
喰い込みを防止出来、かつ他方の周側端部に特定
の補強層と内面テーパーを構成したので、テーパ
ーによる端部の厚さの減少に伴う強度の低下を補
い、かつ土中の砂礫との摩擦や喰い込みによる破
壊に耐え、更に管路の曲がりに際して発生する周
方向の荷重に耐えることが出来、しかも後続のヒ
ユーム管をスムーズに挿入するなどが出来ると共
に止水用ゴム輪の損傷を防止し、ヒユーム管の推
進時に起きる蛇行等に対する追随を容易にするこ
とが出来る。
〈実施例〉 図により本考案の一実施例を具体的に説明する
と、第1図乃至第3図に於いて、1は本考案に係
るFRP製のヒユーム管用カラーであつて、その
一方の周側端部の内面には所定の巾と厚みを有す
る増厚部2が内周面に沿つてリブ環状に突設され
ている。又これに対する他方の周側端部には繊維
補強材を周方向に巻き付けて形成した補強層3が
一体的に埋め込まれると共にその端面には内方に
傾斜した内面テーパー4が設けられて構成されて
いる。
本考案に係るカラーの使用に当たつては、特に
第2図に示す如く、2個のヒユーム管5の連結部
にこれを嵌合し、止水用ゴム輪6をカラー1の内
面に密着せしめることによつて止水して使用する
ことが出来る。
上記実施例に於いて、繊維補強材を周方向に巻
き付けた形成した補強層3はカラー1の周側端部
に完全に埋設しても良いし、或いは図に示す如く
その一部を端面より露出しても良い。
この補強層3はカラーをFRPで形成する際に
同時形成によつてカラー1の内部に埋め込むこと
が出来る。
上記実施例に於いて、内面テーパー4を設ける
代わりに端部に面取りを施すことも可能である。
〈考案の効果〉 本考案に係るカラーは上述の如き構造と作用と
を有するので、これを使用した場合には長年に亘
つてそのまま使用しても腐蝕される恐れは全くな
く、かつ推進施工時の作業が容易であると共に推
進施工時の管路の曲がりにも容易に追隋すること
が出来、更に土中の砂礫等の摩擦や喰い込みによ
つて破壊される恐れがなく、又施工時の管路の曲
がりに際して発生する周方向の荷重にも充分に耐
えることが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願のカラーの斜視図、第2図はその
使用状態を示す断面説明図、第3図は要部の断面
説明図である。 1はカラー、2は増厚部、3は補強層、4は内
面テーパー、5はヒユーム管、6はゴム輪であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の周側端部の内面に増厚部を突設してなる
    繊維強化プラスチツク製のカラーに於いて、他方
    の周側端部に繊維補強材を周方向に巻きつけて補
    強層を形成すると共にその端面に面取り或いは内
    面テーパーを構成したことを特徴としたヒユーム
    管用カラー。
JP16749585U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0135104Y2 (ja)

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JP16749585U JPH0135104Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

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JP16749585U JPH0135104Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

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Publication Number Publication Date
JPS6277386U JPS6277386U (ja) 1987-05-18
JPH0135104Y2 true JPH0135104Y2 (ja) 1989-10-25

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JPS6277386U (ja) 1987-05-18

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