JPH0134983Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134983Y2 JPH0134983Y2 JP1984164611U JP16461184U JPH0134983Y2 JP H0134983 Y2 JPH0134983 Y2 JP H0134983Y2 JP 1984164611 U JP1984164611 U JP 1984164611U JP 16461184 U JP16461184 U JP 16461184U JP H0134983 Y2 JPH0134983 Y2 JP H0134983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- clutch pedal
- pressure
- oil pipe
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧式クラツチ操作機構におけるクラ
ツチ油圧回路、特に半クラツチ状態でクラツチペ
ダルを踏み込んでもキヤブの振動を起こさないク
ラツチ油圧回路に関する。
ツチ油圧回路、特に半クラツチ状態でクラツチペ
ダルを踏み込んでもキヤブの振動を起こさないク
ラツチ油圧回路に関する。
油圧式クラツチ操作機構は、普通クラツチペダ
ルの踏み込みによりマスターシリンダを作動して
レリースフオークを操作するようにしたものが知
られている。
ルの踏み込みによりマスターシリンダを作動して
レリースフオークを操作するようにしたものが知
られている。
ところが、このような油圧式クラツチ操作機構
にあつては、登坂路の発進時においてクラツチペ
ダルの踏み込みを半クラツチ状態にしておくと、
クラツチが入つたり切れたりする現象であるクラ
ツチステイツクスリツプが起り、駆動系に捩り振
動を与える場合がある。この駆動系の捩り振動は
フレームを駆動軸を中心として揺動させるので結
果的にはキヤブの振動をひき起すことになる。キ
ヤブが振動すると運転手の足によつてクラツチペ
ダルの振動が増幅し、これによつて上記クラツチ
ステイツクスリツプのループ回路ができる。
にあつては、登坂路の発進時においてクラツチペ
ダルの踏み込みを半クラツチ状態にしておくと、
クラツチが入つたり切れたりする現象であるクラ
ツチステイツクスリツプが起り、駆動系に捩り振
動を与える場合がある。この駆動系の捩り振動は
フレームを駆動軸を中心として揺動させるので結
果的にはキヤブの振動をひき起すことになる。キ
ヤブが振動すると運転手の足によつてクラツチペ
ダルの振動が増幅し、これによつて上記クラツチ
ステイツクスリツプのループ回路ができる。
本考案は上記の不具合を解決するために創案さ
れたもので、その目的は半クラツチ状態にクラツ
チペダルを踏み込んでもキヤブが振動しないクラ
ツチ油圧回路を提供することにある。
れたもので、その目的は半クラツチ状態にクラツ
チペダルを踏み込んでもキヤブが振動しないクラ
ツチ油圧回路を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するためにマスターシ
リンダとスレーブシリンダとを結ぶ油管に、圧力
センサおよび油圧発生器とをそれぞれ接続し、ク
ラツチペダルが半クラツチ位置にあるときにのみ
クラツチペダルによつてスイツチが閉じられて、
圧力センサが油管内圧力変動を検出して油圧発生
器に電気信号を与え、この圧力変動波形と逆位相
の変動波形の圧力を油管内に発生させることを特
徴としたものである。
リンダとスレーブシリンダとを結ぶ油管に、圧力
センサおよび油圧発生器とをそれぞれ接続し、ク
ラツチペダルが半クラツチ位置にあるときにのみ
クラツチペダルによつてスイツチが閉じられて、
圧力センサが油管内圧力変動を検出して油圧発生
器に電気信号を与え、この圧力変動波形と逆位相
の変動波形の圧力を油管内に発生させることを特
徴としたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図において、クラツチペダル１は図示しない
キヤブ部材にピン２を介してその上端部を枢着さ
せられている。ピン２と足を載せる下端部３との
中間にプツシユロツド４の一端が枢着されてい
て、クラツチ操作のためクラツチペダル１を矢印
方向に押動させると、プツシユロツド４の他端は
マスターシリンダ５内の図示しないピストンを図
中左方へ移動させ、油管８を主とする油圧回路内
に高圧を発生させる。油管８はマスターシリンダ
５とスレーブシリンダ９とを連結していて、スレ
ーブシリンダ９は上記油管８内の圧力によつてロ
ツド１０を介してレリースフオーク１１を揺動さ
せる。すなわち、クラツチペダル１を図中時計方
向に押動させるとレリースフオーク１１は図中右
方へ移動してクラツチ（図示しない）を離間させ
るようになつている。マスターシリンダ５の上部
にはオイル補給のためのリザーバタンク１２が設
けられていて、シリンダ５内のオイルが不足する
と自動的に吸収されるようになつている。
る。図において、クラツチペダル１は図示しない
キヤブ部材にピン２を介してその上端部を枢着さ
せられている。ピン２と足を載せる下端部３との
中間にプツシユロツド４の一端が枢着されてい
て、クラツチ操作のためクラツチペダル１を矢印
方向に押動させると、プツシユロツド４の他端は
マスターシリンダ５内の図示しないピストンを図
中左方へ移動させ、油管８を主とする油圧回路内
に高圧を発生させる。油管８はマスターシリンダ
５とスレーブシリンダ９とを連結していて、スレ
ーブシリンダ９は上記油管８内の圧力によつてロ
ツド１０を介してレリースフオーク１１を揺動さ
せる。すなわち、クラツチペダル１を図中時計方
向に押動させるとレリースフオーク１１は図中右
方へ移動してクラツチ（図示しない）を離間させ
るようになつている。マスターシリンダ５の上部
にはオイル補給のためのリザーバタンク１２が設
けられていて、シリンダ５内のオイルが不足する
と自動的に吸収されるようになつている。
油管８には、圧力センサ２０が接続されてい
て、油管８内の圧力変動を電気信号に変換するよ
うになつている。圧力センサ２０は圧力変動を電
気信号に変換する部分と、この電気信号を増幅お
よび補償する回路とを有する周知の形式のもので
もよい。油管８には、油圧発生器２１が接続され
ている。油圧発生器２１はシリンダ２１ａとシリ
ンダ２１ａ内の摺動するピストン２１ｂとからな
り、ピストン２１ｂは駆動機構２２によつて往復
動させられている。駆動機構２２はセンサ２０の
電気信号を受けてピストン２１ｂを往復動させ、
前記油管内圧力変動の波形と逆位相の変動変形を
有する圧力を発生させるようになつている。駆動
機構２２はマイクロハツチＳを介して電源Ｅの電
圧が印加させられるようになつており、マイクロ
スイツチＳはクラツチペダル１の上位に設けら
れ、その接点はクラツチペダル１の上端に形成し
た爪１４が半クラツチ操作位置にあるときに閉じ
られるようになつていて、この状態にあるときだ
け駆動機構２２はセンサ２０の信号を受けて油圧
発生器２１を作動させるのである。ピストン２１
ｂの直径およびストロークは実験によつて設定さ
れる。また油圧発生器２１は上記のようなシリン
ダとピストンとの組合せでなくともダイヤフラム
形式であつても差支えない。
て、油管８内の圧力変動を電気信号に変換するよ
うになつている。圧力センサ２０は圧力変動を電
気信号に変換する部分と、この電気信号を増幅お
よび補償する回路とを有する周知の形式のもので
もよい。油管８には、油圧発生器２１が接続され
ている。油圧発生器２１はシリンダ２１ａとシリ
ンダ２１ａ内の摺動するピストン２１ｂとからな
り、ピストン２１ｂは駆動機構２２によつて往復
動させられている。駆動機構２２はセンサ２０の
電気信号を受けてピストン２１ｂを往復動させ、
前記油管内圧力変動の波形と逆位相の変動変形を
有する圧力を発生させるようになつている。駆動
機構２２はマイクロハツチＳを介して電源Ｅの電
圧が印加させられるようになつており、マイクロ
スイツチＳはクラツチペダル１の上位に設けら
れ、その接点はクラツチペダル１の上端に形成し
た爪１４が半クラツチ操作位置にあるときに閉じ
られるようになつていて、この状態にあるときだ
け駆動機構２２はセンサ２０の信号を受けて油圧
発生器２１を作動させるのである。ピストン２１
ｂの直径およびストロークは実験によつて設定さ
れる。また油圧発生器２１は上記のようなシリン
ダとピストンとの組合せでなくともダイヤフラム
形式であつても差支えない。
以上の構成により、本考案は、半クラツチ操作
時に発生する油管内圧力変動は、油圧発生器によ
り逆位相の圧力変動を与えられて鎮静化してクラ
ツチペダルの振れがなくなり、キヤブの上下前後
振動も抑制されるという効果を有するものであ
る。
時に発生する油管内圧力変動は、油圧発生器によ
り逆位相の圧力変動を与えられて鎮静化してクラ
ツチペダルの振れがなくなり、キヤブの上下前後
振動も抑制されるという効果を有するものであ
る。
図は本考案の一実施例を示す概略構成図であ
る。 １……クラツチペダル、５……マスターシリン
ダ、８……油管、９……スレーブシリンダ、２０
……圧力センサ、２１……油圧発生器、２２……
駆動機構、Ｓ……マイクロスイツチ。
る。 １……クラツチペダル、５……マスターシリン
ダ、８……油管、９……スレーブシリンダ、２０
……圧力センサ、２１……油圧発生器、２２……
駆動機構、Ｓ……マイクロスイツチ。
Claims (1)
- クラツチペダルの踏み込みによつてマスターシ
リンダを介してスレーブシリンダに油圧を伝える
油管と、この油管内の圧力変動を電気信号に変換
する圧力センサと、クラツチペダルの上位に設け
られクラツチペダルが半クラツチ位置にあるとき
にクラツチペダル上端に設けられた爪で閉じられ
る常開性スイツチと、前記油管に接続され前記ス
イツチが閉じているときにのみ動作状態に入つて
いて、前記圧力センサの電気信号を受けて油管内
圧力変動の波形と逆位相の変動波形の圧力を生じ
させる油圧発生器とを備えたクラツチ油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984164611U JPH0134983Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984164611U JPH0134983Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6179034U JPS6179034U (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0134983Y2 true JPH0134983Y2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=30722470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984164611U Expired JPH0134983Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0134983Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107181A (en) * | 1979-02-07 | 1980-08-16 | Mikuni Kogyo Kk | Active damper utilizing piezooelectric element |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP1984164611U patent/JPH0134983Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107181A (en) * | 1979-02-07 | 1980-08-16 | Mikuni Kogyo Kk | Active damper utilizing piezooelectric element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6179034U (ja) | 1986-05-27 |
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