JPH0134821B2 - - Google Patents

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JPH0134821B2
JPH0134821B2 JP55150434A JP15043480A JPH0134821B2 JP H0134821 B2 JPH0134821 B2 JP H0134821B2 JP 55150434 A JP55150434 A JP 55150434A JP 15043480 A JP15043480 A JP 15043480A JP H0134821 B2 JPH0134821 B2 JP H0134821B2
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Japan
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signal
gate
brake
terminal
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JP55150434A
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Tetsuo Arikawa
Teruo Inoe
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Nippon ABS Ltd
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Nippon ABS Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0134821B2 publication Critical patent/JPH0134821B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輪のスリツプ又は減速度が所定の
基準量以上になると発生するスキツド信号に基づ
いて、所定時間のブレーキ弛め信号を発生するよ
うにしたアンチスキツド制御回路に関する。
従来より、この種のアンチスキツド制御回路は
車輪に装着された車輪速度検出器により検出され
た車輪速度とその車輪速度から形成した近似車体
速度とを比較し、車輪のスリツプすなわちスリツ
プ率又はスリツプ値が所定の量以上になると、或
は、車輪速度を微分して求めた車輪の減速度が所
定の減速度基準値以上になると、スキツド信号発
生器によりスキツド信号を発生し、このスキツド
信号が発生すると、所定の時間ブレーキ弛め信号
を発生して所定量ブレーキ圧力を低下させ、その
後一定時間ブレーキ圧力を一定に保持し、上記一
定時間後もスキツド信号が持続する場合には再び
ブレーキ弛め信号を発生してブレーキ圧力を低下
させ、車輪速度が回復に向いスキツド信号が消滅
すると、直ちに又はブレーキ圧力を一定に保持し
た後ブレーキ圧力を上昇させるようにしている。
すなわち、スキツド信号、例えば減速度信号
は、デイジタル方式では所定の値Δvを上まわつ
たか否かを一定の時間間隔Δtで演算(監視)し
なければならないので、その減速度信号を消滅さ
せるために若干の遅延時間が必要になる。そして
実際には車輪が急激に再加速した場合でも、時間
間隔Δtの経過を待つて初めて減速度信号を消滅
させるようになるので、その場合の遅延は大きな
ものとなる。スキツド信号のうち、スリツプ信号
についても同様のことが言える。そのため、スキ
ツド信号の発生期間中ブレーキ弛め信号を発生さ
せたのでは、不要なブレーキ圧力低下となり、ブ
レーキ距離の増大につながる。これを回避するた
めに、スキツド信号が長時間継続している場合に
は所定の時間経過後に、減圧を中断し、ブレーキ
圧力を一定に保持する。そしてその圧力保持が一
定時間経過してもまだスキツド信号が発生してい
る場合にはその時点から再び減圧を開始し、スキ
ツド信号の消滅によつて減圧を終了してブレーキ
圧力を一定に保持し、その後増圧するようにして
いる。
ところで、車輪にスキツドが発生した場合、そ
のスキツドを解除するのに必要なブレーキ圧力低
下量は、路面とタイヤとの間に作用する摩擦力の
差(例えば、コンクリート上とアイスバーン上と
では大きな差がある)、運転者がブレーキペダル
を踏み込み速度あるいは踏力の強さによつて大き
く異なる。しかし、従来のアンチスキツド制御回
路においては、スキツド信号に基づくブレーキ弛
め信号を発生する前記の所定の時間を一定にして
いるので、大きいブレーキ圧力低下量を必要とす
る場合に合せて所定の時間を長く設定すると、ブ
レーキ圧力の低下をそれほど必要としない場合に
はその低下量が大きくなりすぎ、必要以上にブレ
ーキ圧力を低下させることとなり、逆に、所定の
時間を短かく設定すると、より大きいブレーキ圧
力低下量を必要とする場合には、所定時間のブレ
ーキ弛め信号ではブレーキ圧力低下量が不足し、
ブレーキ圧力一定保持の後、再びブレーキ弛め信
号を発生させて車輪のスキツドの回復を保証する
としても、車輪のスキツドが必要以上に進むとい
う欠点がある。
本発明は、上記従来のアンチスキツド制御回路
の欠点に鑑みてなされたものであつて、スキツド
信号に基づいて発生するブレーキ弛め信号の所定
時間を常に最適に設定するアンチスキツド制御回
路を提供することを目的とする。
以上の目的は、本発明によれば、車輪のスリツ
プ又は減速度が所定の基準量以上になるとスキツ
ド信号を発生するスキツド信号発生器と、前記ス
キツド信号が発生すると前記車輪のブレーキ圧力
を低下させる、所定時間のブレーキ弛め信号を発
生するブレーキ弛め信号発生器と、前記スキツド
信号の消滅後ブレーキ圧力を上昇させるブレーキ
上昇信号を発生するブレーキ上昇信号器とを備
え、前記ブレーキ弛め信号発生器は、先行する制
御サイクルにおける前記スキツド信号及び前記ブ
レーキ上昇信号の発生量に応じて、前記ブレーキ
弛め信号の所定時間を変更する時間設定手段を備
えていることを特徴とするアンチスキツド制御回
路、によつて達成される。
以下、本発明の詳細につき図示した実施例に基
づき説明する。
第1図は本実施例によるアンチスキツド制御回
路のブロツク図を示し、図において1は自動車の
前輪又は後輪の回転部分に装着された車輪速度セ
ンサーを表わし、車輪の回転速度に比例した周波
数の信号を発生する。この信号は車輪速度演算器
2に供給され、この演算器2から車輪速度に比例
したデジタル出力が得られ、近似車体速度発生器
6と、スリツプ信号発生器7と、車輪加減速度演
算器すなわち微分器3とに供給される。
近似車体速度発生器6は車輪速度演算器2の出
力を受け、車輪の減速度が所定の値に達するまで
は、車輪速度に等しい出力を発生し、車輪の減速
度が上記所定の値以上になると、その時点の車輪
速度を初期値として、それ以後所定の勾配で低下
する近似車体速度を発生する。近似車体速度発生
器6の出力はスリツプ信号発生器7に供給され、
こゝで車輪速度演算器2からの車輪速度と近似車
体速度とが比較され前者が後者より所定量以上小
さいときには、スリツプ率信号Sを発生する。こ
の所定量は例えば基準率15%として設定されてお
り、近似車体速度に対する車輪速度の百分率を
100から引いた値(スリツプ率)が基準率と比較
され、このスリツプ率が基準率より大きい場合に
スリツプ率信号を発生する。
微分器3は車輪速度演算器2の出力を受け、こ
れを時間に関し微分し、この微分出力は減速度信
号発生器5と、加速度信号発生器4とに供給され
る。減速度信号発生器5には減速度基準値(例え
ば−1.5g)が設定されており、これと微分器3
の出力とが比較され、微分器3の出力、すなわち
車輪の減速度が減速度基準値より大きいときには
減速度信号発生器5は減速度信号−bを発生す
る。また、加速度信号発生器4には、加速度基準
値(例えば、0.5g)が設定されており、これと
微分器3の出力とが比較され、微分器3の出力、
すなわち車輪の加速度が加速度基準値より大きい
ときには、発生器4は加速度信号+bを発生す
る。
スリツプ信号発生器7の出力端子はアンドゲー
ト22の入力端子及びオフ遅延タイマ17の入力
端子に接続される。このオフ遅延タイマ17は充
分に長い遅延時間Tを有し、後述するようにブレ
ーキ作用後最初に発生するスリツプ信号を判別す
る機能を有する。アンドゲート22の出力端子は
オアゲート25の一方の入力端子に接続され、オ
フ遅延タイマ17の出力端子はアンドゲート21
の一方の端子に接続される。アンドゲート21の
出力端子はオアゲート25の入力端子に接続され
る。
減速度信号発生器5の出力端子は上述のアンド
ゲート21の他方の入力端子及び、オフ遅延タイ
マ19を介してオアゲート24の第3の入力端子
に接続される。オフ遅延タイマ19の遅延時間
T2は、減速度信号−bが消滅後、直ちにブレー
キ圧力を上昇させるのではなく、ある時間ブレー
キ圧力を一定に保持して車輪がロツクへと進むこ
とを未然に防ぐことを考慮して定められている。
なお、上述の減速度信号発生器5、スリツプ信
号発生器7、オフ遅延タイマ17、アンドゲート
21及びオアゲート25によつてスキツド信号発
生器10が構成される。
加速度信号発生器4の出力端子は上述のアンド
ゲート22の論理否定の入力端子(〇印で示す。
以下同様)、アンドゲート20の論理否定の入力
端子、オフ遅延タイマ18を介してアンドゲート
20の入力端子、及びオアゲート24の第1の入
力端子に接続されている。アンドゲート20の出
力端子はパルス発信器8の入力端子及びアンドゲ
ート23の入力端子に接続され、パルス発信器8
の出力端子はアンドゲート23の論理否定の入力
端子に接続される。加速度信号発生器4、オフ遅
延タイマ18、パルス発信器8、オアゲート24
及びアンドゲート20,23によつてブレーキ上
昇信号発生器11が構成され、これによりブレー
キ圧力を緩上昇させるためのパルス信号が発生す
るのであるが、後述するようにアンチスキツド制
御中においてブレーキ圧力を緩上昇させるべき時
間を考慮してオフ遅延タイマ18の遅延時間T3
が定められている。アンドゲート23の出力端子
は上述のオアゲート24の第2の入力端子に接続
される。
オアゲート24の出力端子、すなわちブレーキ
上昇信号発生器11の出力端子は第2図に詳細が
示され、本発明に係わるブレーキ弛め信号発生器
9の一方の入力端子に接続され、また上述のオア
ゲート25の出力端子、すなわちスキツド信号発
生器10の出力端子は、ブレーキ上昇信号発生器
11におけるオアゲート24の第4の入力端子に
接続されると共にブレーキ弛め信号発生器9の他
方の入力端子に接続される。ブレーキ弛め信号発
生器9の一方の出力端子は増巾器13を介して遮
断弁のソレノイド15に接続され、他方の出力端
子は増巾器14を介して排出弁のソレノイド16
に接続される。遮断弁及び排出弁は図示せずとも
公知の構造を有し、増巾器13,14の出力IN
IRが共に“0”のときには図示しない車輪のホイ
ールシリンダーへのブレーキ圧力を上昇させ、共
に“1”のときにはブレーキ圧力を低下させ、出
力IRが“0”で出力IHが“1”ときにはブレーキ
圧力を一定に保持する働らきをする。
次に、第2図を参照してブレーキ弛め信号発生
器9の詳細につき説明する。
第1図に示されるブレーキ上昇信号発生器11
におけるオアゲート24の出力端子はブレーキ弛
め信号発生器9におけるインバータ46の入力端
子に接続されると共に、ブレーキ弛め信号発生器
9からそのまゝ出力端子として導出され、上述し
たように増巾器13を介して遮断弁のソレノイド
15に接続される。他方、第1図に示されるスキ
ツド信号発生器10におけるオアゲート25の出
力端子はブレーキ弛め信号発生器9におけるアン
ドゲート40の一方の入力端子に接続されると共
に、他のアンドゲート41,42,45の一方の
入力端子、第1カウンタ30のR(リセツト)端
子、及びインバータ47の入力端子にも接続され
る。アンドゲート45の出力端子はインバータを
介して第1フリツプ・フロツプ35のR端子に接
続され、この出力端子は第2カウンタ38の
PS端子に接続される。第2カウンタ38のQ出
力端子は上述のアンドゲート45の論理否定の入
力端子に接続されると共に上述のアンドゲート4
1の他方の入力端子に供給される。第1フリツ
プ・フロツプ35の出力端子は更に上述のアン
ドゲート40の他方の入力端子に接続され、この
アンドゲート40の出力端子はブレーキ弛め信号
発生器9の他方の出力端子として導出され、第1
図に示す増巾器14を介して排出弁のソレノイド
16に接続される。
上述のアンドゲート41の出力端子は第2フリ
ツプ・フロツプ31のS(セツト)端子に接続さ
れ、この出力端子及びQ出力端子はそれぞれレ
ート・マルチプライヤー36のD入力端子及びC
入力端子に接続される。
一方の論理否定の入力端子にスキツド信号発生
器10の出力端子が接続された上述のアンドゲー
ト42には上述のインバータ46の出力端子が接
続され、その出力端子は第1カウンタ30のCP
端子に接続される。この第1カウンタ30は3ビ
ツトのカウンタであつて、その出力端子Q0、Q1
Q2はそれぞれアンドゲート43の入力端子に接
続され、この出力端子は第2フリツプ・フロツプ
31のR端子、第3フリツプ・フロツプ32のS
端子及び上述のアンドゲート42の他方の論理否
定の入力端子に接続される。
第3フリツプ・フロツプ32のQ出力端子はレ
ート・マルチプライヤー36のB入力端子に接続
される。また第1カウンタ30の3つの出力端子
のうちQ2端子は更に第4フリツプ・フロツプ3
3のS端子に接続され、このQ出力端子はレー
ト・マルチプライヤー36のA入力端子に接続さ
れる。
インバータ46の出力端子は更に第5フリツ
プ・フロツプ34のS端子に接続され、このQ出
力端子はアンドゲート44の一方の入力端子に接
続される。このアンドゲート44の他方の入力端
子にはレート・マルチプライヤー36の出力端子
OUTが接続される。アンドゲート44の出力端
子は第3カウンタ37のCP端子に接続され、こ
のPS端子には上述のインバータ47の出力端子
が接続される。また、このQ出力端子は第1フリ
ツプ・フロツプ35のS端子及び第3、第4及び
第5フリツプ・フロツプ32,33,34のR端
子に接続される。
レート・マルチプライヤー36は4ビツトで、
上述したように入力端子A,B,C,Dを有し、
それぞれに20,21、22及び23の位をもたせてい
る。第2、第3及び第4フリツプ・フロツプ3
1,32,33の出力により、Mなるデジタル値
がレート・マルチプライヤー36にセツトされた
場合には、パルス発生器39からそのCLK端子
にfoなる周波数のパルス列を受けると、その出力
端子OUTからf=fo×M/24なる周波数のパルス列 が発生し、これがアンドゲート44の一方の入力
端子に供給されることになる。パルス発生器39
のパルスは更に第2カウンタ38のCP端子に供
給される。
第2カウンタ38及び第3カウンタ37はプリ
セツタブル・カウンタであつて、それぞれにはプ
リセツト回路50,52が接続され、第1フリツ
プ・フロツプ35の出力が“0”のとき、プリ
セツト回路50からmなるデジタル値が第2カウ
ンタ38にプリセツトされると共に、この第2カ
ウンタ38はパルス発信器39のパルス列foをカ
ウントし、また、インバータ47の出力が“0”
のときにはプリセツト回路52からnなるデジタ
ル値が第3カウンタ37にプリセツトされると共
に、この第3カウンタ37はアンドゲート44の
出力をカウントするように構成されている。
本発明の実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用につき第1図〜第3図を参照して説
明する。
今、本実施例によるアンチスキツド制御回路を
備えた自動車が等速度で走行しているものとし、
ブレーキペダルを踏み込んだとする。このブレー
キ操作開始直後では減速度信号−bもスリツプ信
号Sも未だ発生せず、第1図において、オアゲー
ト24,25の出力S2及びS1は“0”である。従
つて、ブレーキ弛め信号発生器9から増巾器1
3,14への入力信号、すなわち増巾器13,1
4の出力IH及びIRは“0”であり、遮断弁及び排
出弁のソレノイド15,16は通電されない。こ
のため、ブレーキペダルの踏み込みと共に、車輪
のホイールシリンダへのブレーキ圧力Pは第3図
Aに示すように上昇する。
他方、第2図において、アンドゲート45の入
力端子への入力S1は“0”であるので、インバー
タを介して供給される第1フリツプ・フロツプ3
5のR端子への入力は“1”であり、従つて、そ
の出力は“1”であつて、アンドゲート40の
一方の入力端子に供給される。また、第1フリツ
プ・フロツプ35の出力を受ける第2カウンタ
38は、CP端子にパルス発信器39からパルス
列foを供給されているが、そのPS端子への入力
が“1”であるので、これをカウントせず、Q出
力は“0”である。従つて、アンドゲート41の
入力端子への入力は“0”である。また、ノツト
ゲート47の出力は“1”であるので、第3カウ
ンタ37のQ出力は“0”であり、これが第3、
第4、第5フリツプ・フロツプ32,33,34
のR端子に供給されている。また、ノツトゲート
46の“1”なる出力が第5フリツプ・フロツプ
34のS端子に供給されているので、このQ出力
は“1”であり、アンドゲート44の一方の入力
端子に供給されている。このアンドゲート44の
他方の入力端子にはレート・マルチプライヤ36
のパルス出力が供給されており、アンドゲート4
4からこの出力が得られるが、第3カウンタ37
のPS端子には上述したように“1”なる入力が
与えられているので、アンドゲート44からのパ
ルスを第3カウンタ37はカウントしない。ま
た、第1カウンタ30のCP端子には未だパルス
列が供給されていないので、その出力Q0、Q1
Q2、はいずれも“0”であり、従つて第3、第
4フリツプ・フロツプ32,33のS端子への入
力は“0”であるので、これらのQ出力は“0”
である。また第2フリツプ・フロツプ31のR端
子への入力が“0”であり、アンドゲート41の
出力が“0”であるので、第2フリツプ・フロツ
プ31の出力は“1”であり、Q出力は“0”
である。従つて、レート・マルチプライヤー36
の入力端子A,B,C,Dにはそれぞれ“0”
“0”“0”“1”なる入力が供給されており、2
進法で「1000」なるデジタル値がレート・マルチ
プライヤ36にセツトされており、このレート・
マルチプライヤ36からはf=fo×23/24なる周波 数のパルス列が発生している。
以上のような状態で、ブレーキ圧力Pが上昇し
て行き、時間t1になると第3図Bに示すように減
速度信号−bが発生し、これがオフ遅延タイマ1
9を介してオアゲート24の第3入力端子に供給
され、オアゲート24の出力S2は第3図Eに示す
ように“1”となるが、スリツプ率信号発生器7
からは未だスリツプ率信号Sが発生していないの
で、アンドゲート21、従つてオアゲート25の
出力S1は、“0”のまゝである。このため、増巾
器13の出力IHは第3図Gに示すように“1”と
なるが、増巾器14の出力IRは“0”のまゝであ
る。従つて、第3図Aに示すようにブレーキ圧力
Pは上昇から一定保持に切り換えられる。
他方、第2図においてノツトゲート46の出力
は“0”となり、第5フリツプ・フロツプ34の
S端子への入力が“0”となるが、セツト状態は
そのまゝ保持され、そのQ出力は“1”のまゝで
あり、その他の素子及び回路の状態も、上述の状
態のまゝである。
以上のような状態で時間t2になると、スリツプ
率信号発生器7から第3図Cに示すようにスリツ
プ率信号Sが発生し、これによりオアゲート25
の出力S1は“1”となり、またもう一方のオアゲ
ート24の出力S2はそのまゝ“1”の状態が継続
する。なお、スリツプ率信号発生器7から最初の
スリツプ率信号Sが発生すると、オフ遅延タイマ
17の遅延時間T1は十分に長く設定されている
ので、アンチスキツド制御中はずつとアンドゲー
ト21の一方の入力端子への入力が“1”であ
り、以後、減速度信号発生器5から減速度信号−
bが発生してもオアゲート25の出力S1は“1”
となり、以下に述べる作用と同じ作用が生ずる。
オアゲート24,25の出力S2,S1が“1”に
なると、第2図においてアンドゲート40の出力
が“1”となり、増巾器13,14の出力IH、IR
は共に“1”となる。従つて、ブレーキ圧力Pは
第3図Aに示すように一定保持から低下に切り換
えられる。他方、ノツトゲート47の出力は
“0”となるので、第3カウンタ37にはプリセ
ツト回路52からnなるデジタル値がプリセツト
されると共に、第3カウンタ37はレート・マル
チプライヤ36からのf=fo×8/16なる周波数の パルス列をカウント始める。このパルス列をn個
カウントすると、そのQ出力は“1”となり、こ
れが第3、第4、第5フリツプ・フロツプ32,
33,34のR端子及び第1フリツプ・フロツプ
35のS端子に供給されるため、第5フリツプ・
フロツプ34のQ出力は“0”となり、アンドゲ
ート44は非導通の状態になると共に、第1フリ
ツプ・フロツプ35の出力は“0”となる。す
なわち、オアゲート25の出力S1が“1”となる
と共に、第1フリツプ・フロツプ35のR端子へ
の入力は“0”となり、この後、f=fo×8/16な る周波数のパルス列をn個カウントして第3カウ
ンタ37のQ出力が“1”となると共に、第1フ
リツプ・フロツプ35はセツト状態におかれ、そ
の反転出力は“0”となる。この出力はアン
ドゲート40に供給されるので、まだオアゲート
25の出力S1は“1”であるが、アンドゲート4
0の出力は“0”となり、増巾器14の出力IR
“0”となりブレーキ圧力Pは低下から一定保持
に切り換えられる。
第1フリツプ・フロツプ35の出力が“0”
となると共にプリセツト回路50からmなるデジ
タル値が第2カウンタ38にプリセツトされ、こ
のカウンタ38はパルス発信器39の周波数foな
るパルス列をカウントし始める。m個カウントす
ると、そのQ出力は“1”となり、アンドゲート
45の出力は“0”、従つて第1フリツプ・フロ
ツプ35のR端子への入力は“1”となり、その
反転出力は再び“1”となる。このとき、まだ
オアゲート25の出力S1が“1”のまゝであるの
で、アンドゲート40の出力は再び“1”とな
り、ブレーキ圧力Pは再び低下し始める。
他方、出力S1の継続中に第2カウンタ38の
“1”なるQ出力はアンドゲート41に供給され
るのでアンドゲート41の出力は“1”となり、
第2フリツプ・フロツプ31の出力、Q出力は
それぞれ“1”“0”から“0”“1”となる。こ
れりよつて、レート・マルチプライヤ36にセツ
トされるデジタル値は「1000」から「0100」に変
えられる。従つて、以後レート・マルチプライヤ
36はf=fo×4/16なる周波数のパルス列を発生 する。すなわち、パルス列の周波数fはfo×8/16 からfo×4/16に減小させられる。第3図Aに示す ように最初のブレーキ弛め時間Ta=n÷(fo×
8/16)であつたが、上述のようにしてこれではブ レーキ弛め不足であると判断され、次のオアゲー
ト25の出力、すなわち次のスキツド信号S1によ
るブレーキ弛めの時間T=n÷(fo×4/16)に延長 させられる。なお、第2カウンタ38がパルス発
信器39のクロツクパルスfoをm個カウントする
前にスキツド信号S1が消滅した場合には、アンド
ゲート41の出力は“0”から“1”となること
はないので、レート・マルチプライヤ36のパル
ス列の周波数はfo×8/16のまゝであり、次のスキ ツド信号S1によるブレーキ弛めの時間TはTaの
まゝ変えられない。
やがて時間t3になり、加速度信号発生器4から
第3図Fに示すように加速度信号+bが発生する
と、これがオアゲート24の第1入力端子及びア
ンドゲート22の論理否定の入力端子に供給され
るので、スリツプ率信号Sがまだ継続している
(減速度信号−bはすでに消滅し点線で示すよう
にオフ遅延時間T2も経過している)ものゝ、オ
アゲート25の出力S1は“0”となり、他方オア
ゲート24の出力S2は“1”のまゝである。従つ
て、増巾器13,14の出力IH=1、IR=0とな
り、ブレーキ圧力Pは低下から一定保持に切り換
えられる。
やがて時間t4になると、加速度信号+bは消滅
し、オアゲート24の第1入力端子への入力は
“0”となるが(このときスリツプ率信号S、す
なわちスキツド信号S1はすでに消滅している)、
加速度信号発生器4はアンドゲート20の論理否
定の入力端子に、及びオフ遅延タイマ18を介し
他方の入力端子に接続されているので、加速度信
号+bが“0”になると共にアンドゲート20の
出力が“1”となり、これがもう一つのアンドゲ
ート23の入力端子に、及びパルス発信器8に供
給される結果、オアゲート24からは所定の周波
数のパルス列がブレーキ上昇信号S2として得られ
る。
ブレーキ上昇信号S2によつて増巾器13の出力
IHは第3図Gに示すように“1”“0”“1”“0”
をくり返し、ブレーキ圧力Pは第3図Aに示すよ
うに階段状に緩上昇して行く。他方、パルス列と
してのブレーキ上昇信号S2は第2図においてノツ
トゲート46を介してアンドゲート42の入力端
子(他の論理否定の入力端子への入力は“0”)
に供給されるので、第1カウンタ30はこのパル
ス列をカウントする。
第1カウンタ30はこのようなパルス列をカウ
ントする毎に、Q1出力、Q1出力及びQ2出力は
「001」「010」「011」「100」「101」「110」「111」

変化し、「111」になると、すなわち7個のパルス
をカウントするとアンドゲート43の出力は
“1”となり、これがアンドゲート42の論理否
定の入力端子に供給されるので、8個目以後のパ
ルスは第1カウンタ30に供給されない。アンド
ゲート43の出力は更に第2フリツプ・フロツプ
31のR端子及び第3フリツプ・フロツプ32の
S端子にも供給されるので、第2フリツプ・フロ
ツプ31がセツト状態にある場合にはQ出力及び
Q出力はそれぞれ反転し“1”及び“0”から
“0”及び“1”となる。また、スキツド信号S1
の消滅と共にノツトゲート47の出力は“1”と
なり、第3カウンタ37のQ出力は“0”となる
ので、第3、第4、第5フリツプ・フロツプ3
2,33,34のR端子への入力は“0”となつ
ている。従つて、アンドゲート43の出力が
“1”になると、第3フリツプ・フロツプ32の
Q出力は“1”となり、レート・マルチプライヤ
36のB端子への入力が“1”となる。また、す
でに4個のパルスをカウントしたときに第1カウ
ンタ30のQ2出力は“1”となつているので、
このQ2出力が与えられる第4フリツプ・フロツ
プ33のQ出力は“1”となつており、これがレ
ート・マルチプライヤ36のA入力端子に供給さ
れている。結局、第1カウンタ30が7個のパル
スをカウントした場合には、レート・マルチプラ
イヤ36には「1011」(10進法では“11”)なるデ
ジタル値がセツトされることになる。また、第1
カウンタ30のパルスカウント数が3個以下の場
合には、アンドゲート43の出力は“0”のまゝ
であり、そのQ2出力も未だ“0”であるので、
第2、第3、第4フリツプ・フロツプ31,3
2,33のQまたは出力は変化せず、レート・
マルチプライヤ36へのセツト値は変化しない。
また、第1カウンタ30のパルスカウント数が4
個及至6個の場合には、アンドゲート43の出力
は“0”であるが、第1カウンタ30のQ2出力
が“1”であるので、第2フリツプ・フロツプ3
1がセツト状態にあるかリセツト状態にあるかに
応じて、レート・マルチプライヤ36へのセツト
値は「0101」(10進法では“5”)か「1001」(10
進法では“9”)となる。
第1カウンタ30及び第2、第3、第4フリツ
プ・フロツプ31,32,33はレート・マルチ
プライヤ36に対して以上のような働らきをする
のであるが、図示した例ではパルス列としてのブ
レーキ上昇信号S2を4個カウントして、時間t5
なると減速度信号発生器5から第3図Bに示すよ
うに減速度信号−bが発生し、オアゲート24,
25の出力S2、S1いずれも“1”となり、増巾器
13,14の出力IH、IRは“1”となる。従つ
て、ブレーキ圧力Pは緩上昇から低下に切り換え
られる。
オアゲート25の出力S1、すなわちスキツド信
号S1は第2図において、ノツトゲート47に供給
され、第3カウンタ37のPS端子への入力は
“0”となるので、第3カウンタ37はレート・
マルチプライヤ36のf=fo×5/16なる周波数の パルス列をアンドゲート44を介してカウントし
始める。そしてn個カウントすると、第3カウン
タ37のQ出力は“1”となり、これが第5フリ
ツプ・フロツプ34のR端子に供給されるので、
そのQ出力は“0”となり、アンドゲート44は
非導通の状態になると共に、第1フリツプ・フロ
ツプ35の出力は“0”となり、これがアンド
ゲート40の一方の入力端子に供給されるので、
アンドゲート40の出力、すなわち増巾器14の
出力IRは“0”となつて、ブレーキ圧力Pは低下
から一定保持に切り換えられる。
以上のようにして、時間t5での減速度信号−b
の発生と共にブレーキ弛め信号(IH=1、IR
1)が発生するのであるが、このブレーキ弛め信
号時間Tb=n÷(fo×5/16)である。すでに述べ たように最初のブレーキ弛め時間Ta=n÷(fo×
8/16)であるので、時間t5からのブレーキ弛め時 間Tbは最初に比べ8/5倍長くなつている。すなわ
ち、この場合時間t5までの先行する制御サイクル
におけるスキツド信号及びブレーキ上昇信号の発
生量に応じて、ブレーキ弛め信号発生の所定時間
を長めに変更している。このようにして、本実施
例によれば、より早く最適なスキツド状態が得ら
れることになる。
以上の説明では、最初のブレーキ弛め信号を生
じさせるスキツド信号S1の継続時間に応じて、レ
ート・マルチプライヤ36のパルス列の周波数f
はfo×8/16からfo×4/16に設定され、更にブレーキ 上昇パルス信号S2の発生パルス回数に応じてレー
ト・マルチプライヤ36のパルス列の周波数はfo
×4/16からfo×5/16に設定された。すなわち、ブレ ーキ上昇パルス信号S2の発生パルス回数により、
ブレーキ弛め時間Tはn÷(fo×4/16)から、n÷ (fo×5/16)に若干小さくして微調整されたことに なる。(前述したように、第1カウンタ30のパ
ルスカウント数が3以下であればブレーキ弛め時
間Tはn÷(fo×4/16)のまゝである。)これによ り、極めてきめ細かくブレーキ弛め時間Tが設定
され、理想的なアンチスキツド制御に近づくこと
ができる。
以上のようにして時間t5のブレーキ弛め時間
Tbが得られるのであるが、この時間Tbの経過
後、第2図において第2カウンタ38はパルス発
信器39のパルスfoをカウントし始める。然る
に、このカウンタ38がm個のパルスをカウント
する前にスキツド信号S1は消滅し、加速度信号+
bが発生する。すなわち、第2図においてアンド
ゲート40,45の入力端子への入力が“0”と
なり、第2カウンタ38はカウントを停止すると
共に、アンドゲート40の出力は第2カウンタ3
8のパルスカウント開始後、“1”となることな
く“0”の状態を続行する。従つて、ブレーキ圧
力Pは時間t5の後、Tb時間低下し、以後加速度
信号+bが消滅する時間t5まで一定である。な
お、スリツプ率信号Sが減速度信号−bの発生
後、図示したように発生するが、加速度信号+b
の消滅前にすでに消滅している。以後、前述した
ような作用が繰り返され、自動車に所望の走行速
度が得られると、または自動車が停止するとアン
チスキツド制御は終了する。なお、スキツド信号
S1の発生と共に、第1カウンタ30はリセツトさ
れ、加速度信号+bの消滅後、ブレーキ上昇パル
ス信号S2を1からカウントし始める。
以上述べたように、本実施例ではレート・マル
チプライヤ36のセツト値Mを「0100」、「0101」
「0111」「1000」「1001」「1011」、すなわち10進法
では“4”“5”“7”“8”“9”“11”のいづれ
かに、スキツド信号S1及びブレーキ上昇信号S2
発生時間に応じて設定され、このセツト値Mに比
例する周波数f=fo×M/16のパルス列をレート・ マルチプライヤ36から第3カウンタ37に供給
し、このカウンタ37がそのプリセツト値nに等
しい数のパルスをカウントしたときに出力“1”
を発生させるようにして、ブレーキ弛め時間T=
n÷(fo×M/16)を設定している。すなわち、スキ ツド信号S1(減速度信号−b又はスリツプ率信号
S)がどの位継続しているか、及びブレーキ上昇
信号S5(所定周波数のパルス)がどの位継続して
いるかを常に検出しながら、換言すればブレーキ
のかけ過ぎか、ブレーキ不足かを常に検知しなが
ら、ブレーキを弛める時間を設定しているので、
車輪は常に安定した最適のスキツド状態におか
れ、ブレーキ距離は従来より一段と短かくするこ
とができる。
なお、以上の説明では、第3図B,C,D,E
及びFに示すようなタイミングで減速度信号−
b、スリツプ率信号S、スキツド信号S1、ブレー
キ上昇信号S2、及び加速度信号+bが発生する場
合につき作用が説明されたが、これに限ることな
くすべての場合に以上のアンチスキツド制御回路
が上述の作用効果を奏するものである。
例えば、第2カウンタ38がパルスfoをm個カ
ウントする前にスキツド信号S2が消滅し、第1カ
ウンタ30がブレーキ上昇パルス信号S2を7個カ
ウントした場合には、レート・マルチプライヤ3
6のセツト値Mは「1011」(10進法では“11”)と
なり、レート・マルチプライヤ36の出力パルス
の周波数はfo×8/16からfo×11/16となりブレーキ弛 め時間Tは一段と短かくされる。すなわち、この
場合にはブレーキ過大と判断され、これに対応す
るブレーキ弛め時間Tが設定される。
以上、本発明の実施例につき説明したが、勿
論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて、種々の変形が可能であ
る。
例えば、以上の実施例では、スリツプ信号発生
器7では基準率15%が設定されたが、これに代え
て基準値、例えば15Km/hが設定されたスリツプ
信号発生器が用いられてもよい。この場合には、
車輪速度が近似車体速度より基準値(15Km/h)
以上、低下するとスリツプ値信号を発生し、これ
によりブレーキ圧力は制御させられる。すなわ
ち、本発明では、近似車体速度に対する車輪速度
の所定の量とは、スリツプ率又はスリツプ値を意
味するものである。
また以上の実施例では車輪速度センサー1が自
動車の前輪または後輪の回転部分に装着された
が、勿論、四輪すべてに装着されるように構成し
てもよく、また両後輪の平均車輪速度が得られる
ようプロペラシヤフトに設けてもよい。本発明は
勿論自動二輪車にも適用可能である。
また、以上の実施例では、3ビツトの第1カウ
ンタ30、4ビツトのレート・マルチプライヤ3
6、このマルチプライヤ36のセツト用に3個の
フリツプ・フロツプ31,32,33が用いられ
たが、勿論、これらに限定されることなく、必要
とする制御精度に応じて第1カウンタ30及びレ
ート・マルチプライヤ36のビツト数、このマル
チプライヤ36のセツト用のフリツプ・フロツプ
の数を定めることができる。
以上述べたように本発明のアンチスキツド制御
回路は、先行する制御サイクルにおけるスキツド
信号及びブレーキ上昇信号の発生量に応じて、ブ
レーキ弛め信号発生の所定時間を変更するように
したので、そのブレーキ弛め信号発生の所定時間
を常に最適に設定することができ、簡単な構成に
かゝわらず従来に比べて車輪のスキツド状態を常
に最適な状態においてブレーキ距離を更に小さく
するという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるアンチスキツド
制御回路のブロツク図、第2図は同回路の一部の
詳細なブロツク図、及び第3図は同回路の作用を
説明するためのタイムチヤートである。 なお、図面において、1……車輪速度センサ
ー、2……車輪速度演算器、3……車輪加減速度
演算器、5……減速度信号発生器、7……スリツ
プ率信号発生器、9……ブレーキ弛め信号発生
器、10……スキツド信号発生器、11……ブレ
ーキ上昇信号発生器、30……第1カウンタ、3
1〜35……フリツプ・フロツプ、36……レー
ト・マルチプライヤ、37……第3カウンタ、3
8……第2カウンタ、39……パルス発信器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車輪のスリツプ又は減速度が所定の基準量以
    上になるとスキツド信号を発生するスキツド信号
    発生器と、前記スキツド信号が発生すると前記車
    輪のブレーキ圧力を低下させる、所定時間のブレ
    ーキ弛め信号を発生するブレーキ弛め信号発生器
    と前記スキツド信号の消滅後、ブレーキ圧力を上
    昇させるブレーキ上昇信号を発生するブレーキ上
    昇信号発生器とを備え、前記ブレーキ弛め信号発
    生器は、先行する制御サイクルにおける前記スキ
    ツド信号及び前記ブレーキ上昇信号の発生量に応
    じて、前記ブレーキ弛め信号発生の所定時間を変
    更する時間設定手段を備えていることを特徴とす
    るアンチスキツド制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5371781A (en) * 1976-12-06 1978-06-26 Wabco Westinghouse Gmbh Adjusting method and device for brake pressure in antiilock device

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