JPH0134547Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134547Y2 JPH0134547Y2 JP2371583U JP2371583U JPH0134547Y2 JP H0134547 Y2 JPH0134547 Y2 JP H0134547Y2 JP 2371583 U JP2371583 U JP 2371583U JP 2371583 U JP2371583 U JP 2371583U JP H0134547 Y2 JPH0134547 Y2 JP H0134547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- spring
- coil spring
- metal
- carbonaceous
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 8
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- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 5
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
本考案は、整流子またはスプリングと接触して
回転子の巻線と外部回路を結ぶためのブラシに関
する。 このようなブラシは適度の硬度と適当な接触抵
抗を持ち、研磨性が少なく、整流子面やスリツプ
リング面をあまり損傷せず、機械的にも強いこと
が必要である。 従来、ブラシはブラシ保持器によつて正しい位
置に保持され、スプリングによつて適当な圧力に
よつて整流子面に接触させられる。而して、ブラ
シは炭素質のものであるがスプリングには通常金
属のコイルスプリングが使用されている。従つ
て、ブラシ自体は、耐高温、耐低温、耐薬品性に
優れていても、スプリングが熱による膨脹、薬品
による腐食などから加圧ができなくなるごとき欠
点があつた。而して、最近では、ブラシの使用条
件がさらに苛酷さを要求され、極高温あるいは極
低温の状態または酸、アルカリ雰囲気中でブラシ
としての動作を充分に発揮せねばならないことが
要求されている。 本考案の目的はかかる要求に応じ得るブラシを
提供することである。 本願考案者は、鋭意研究の結果、ブラシ本体と
加圧スプリングとを一体化して兼用する炭素質の
コイルスプリング状ブラシを保持器に保持させて
成るブラシによつてこの目的を達成するを得た。 従つて本考案のブラシは次のごとき特徴を有す
る。 1 不活性ガス中においては、1000〜1500℃の高
温下でも十分にバネ特性を示す。 2 自己潤滑性がある。 3 耐熱性、耐食性が大きく、変形変質がない。 4 高温でも軟化、溶融することがなく、スパー
クなどによつて相手金属と融着を起すことがな
い。 5 耐薬品性に優れている。 6 バネとしての感度がよく、おどり現象がな
い。 7 軽量である。 8 熱膨脹係数が極めて小さいため、保持器との
間にがたつきや固渋がない。 9 耐摩耗性が大きい。 本考案のブラシにおいて、コイルスプリング状
のブラシを保持器で保持するのは、しゆう動摩擦
抵抗はゼロではないので、回転方向に変形してし
まうが、このようなことは安定した整流性を保証
できないばかりではなく、炭素質コイルスプリン
グ状ブラシの破損を引き起こす恐れがあり、この
ことより、最適なしゆう動接触をさせるためにも
保持器で、炭素質コイルスプリング状ブラシを保
持することが必要であるからである。 次に、本考案のブラシと従来の炭素ブラシ、メ
タリツクブラシ及び金属コイルスプリングとを比
較した結果を表1に示す。
回転子の巻線と外部回路を結ぶためのブラシに関
する。 このようなブラシは適度の硬度と適当な接触抵
抗を持ち、研磨性が少なく、整流子面やスリツプ
リング面をあまり損傷せず、機械的にも強いこと
が必要である。 従来、ブラシはブラシ保持器によつて正しい位
置に保持され、スプリングによつて適当な圧力に
よつて整流子面に接触させられる。而して、ブラ
シは炭素質のものであるがスプリングには通常金
属のコイルスプリングが使用されている。従つ
て、ブラシ自体は、耐高温、耐低温、耐薬品性に
優れていても、スプリングが熱による膨脹、薬品
による腐食などから加圧ができなくなるごとき欠
点があつた。而して、最近では、ブラシの使用条
件がさらに苛酷さを要求され、極高温あるいは極
低温の状態または酸、アルカリ雰囲気中でブラシ
としての動作を充分に発揮せねばならないことが
要求されている。 本考案の目的はかかる要求に応じ得るブラシを
提供することである。 本願考案者は、鋭意研究の結果、ブラシ本体と
加圧スプリングとを一体化して兼用する炭素質の
コイルスプリング状ブラシを保持器に保持させて
成るブラシによつてこの目的を達成するを得た。 従つて本考案のブラシは次のごとき特徴を有す
る。 1 不活性ガス中においては、1000〜1500℃の高
温下でも十分にバネ特性を示す。 2 自己潤滑性がある。 3 耐熱性、耐食性が大きく、変形変質がない。 4 高温でも軟化、溶融することがなく、スパー
クなどによつて相手金属と融着を起すことがな
い。 5 耐薬品性に優れている。 6 バネとしての感度がよく、おどり現象がな
い。 7 軽量である。 8 熱膨脹係数が極めて小さいため、保持器との
間にがたつきや固渋がない。 9 耐摩耗性が大きい。 本考案のブラシにおいて、コイルスプリング状
のブラシを保持器で保持するのは、しゆう動摩擦
抵抗はゼロではないので、回転方向に変形してし
まうが、このようなことは安定した整流性を保証
できないばかりではなく、炭素質コイルスプリン
グ状ブラシの破損を引き起こす恐れがあり、この
ことより、最適なしゆう動接触をさせるためにも
保持器で、炭素質コイルスプリング状ブラシを保
持することが必要であるからである。 次に、本考案のブラシと従来の炭素ブラシ、メ
タリツクブラシ及び金属コイルスプリングとを比
較した結果を表1に示す。
【表】
表1からわかるように、本考案のブラシは整流
火花の原因の1つとされているおどり現象がな
く、すり接触状態の悪化によるスパークあるい
は、過大な摩擦による機械的摩耗が少ない。
火花の原因の1つとされているおどり現象がな
く、すり接触状態の悪化によるスパークあるい
は、過大な摩擦による機械的摩耗が少ない。
第1図は従来の炭素ブラシの概要図である。第
2図はメタリツクブラシの概要図で、基本的には
第1図の従来の炭素ブラシとは変わらないが、ブ
ラシ5が炭素質の単体ではなく、金属−黒鉛の複
合体になつているもので、一般にメタリツクブラ
シと呼ばれている。第3図は金属スプリングの概
要図で、ブラシ部と加圧スプリングとを一体化し
て兼用する金属質のコイルスプリング状ブラシを
示す。図4は本考案のブラシの概要図である。 図中、1,4は金属加圧スプリング、2は炭素
ブラシ、3,6,8,10は保持器、5はメタリ
ツクブラシ、7は金属スプリング、9は炭素コイ
ルスプリング、→印は整流子の回転方向を示す。
2図はメタリツクブラシの概要図で、基本的には
第1図の従来の炭素ブラシとは変わらないが、ブ
ラシ5が炭素質の単体ではなく、金属−黒鉛の複
合体になつているもので、一般にメタリツクブラ
シと呼ばれている。第3図は金属スプリングの概
要図で、ブラシ部と加圧スプリングとを一体化し
て兼用する金属質のコイルスプリング状ブラシを
示す。図4は本考案のブラシの概要図である。 図中、1,4は金属加圧スプリング、2は炭素
ブラシ、3,6,8,10は保持器、5はメタリ
ツクブラシ、7は金属スプリング、9は炭素コイ
ルスプリング、→印は整流子の回転方向を示す。
Claims (1)
- ブラシ本体と加圧スプリングとを一体化して兼
用する炭素質のコイルスプリング状ブラシを保持
器に保持させて成るブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2371583U JPS59132368U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2371583U JPS59132368U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59132368U JPS59132368U (ja) | 1984-09-05 |
JPH0134547Y2 true JPH0134547Y2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=30154785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2371583U Granted JPS59132368U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59132368U (ja) |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2371583U patent/JPS59132368U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59132368U (ja) | 1984-09-05 |
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