JPH0133870Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133870Y2 JPH0133870Y2 JP15418180U JP15418180U JPH0133870Y2 JP H0133870 Y2 JPH0133870 Y2 JP H0133870Y2 JP 15418180 U JP15418180 U JP 15418180U JP 15418180 U JP15418180 U JP 15418180U JP H0133870 Y2 JPH0133870 Y2 JP H0133870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- brake
- cam
- shaft
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてバーチカルエンジン型の耕耘
機における差動歯車式の動力伝達装置に適用され
るブレーキカム軸の操作装置に関する。
機における差動歯車式の動力伝達装置に適用され
るブレーキカム軸の操作装置に関する。
本願出願人は先にこの種動力伝達装置として例
えば第１図示のように入力軸ａ上のサンギヤｂ
を、出力軸ｃ上のドリブンプレートｄに軸支され
る上下１対のプラネツトギヤｅ，ｆを介してその
外周の１対のリングギヤｇ，ｈに係合させると共
に両リングギヤｇ，ｈからのびる１対のブレーキ
ドラムｉ，ｊの中間に左右１対のブレーキシユ
ｋ，ｋを介在させ、かくて該シユｋ，ｋをその先
端部のカム孔ｌ内に嵌合されるブレーキカムｍに
より互に開閉させて両ブレーキドラムｉ，ｊの一
方と他方とを撰択的にに制動させ、これに伴い該
出力軸ｃに高速と低速との２段に切換えて動力が
取出されるようにした式のものを提案したが、こ
の場合該ブレーキカムｍはブレーキシユｋ，ｋを
互に開く側の作動を得られる第１位置と閉じ側の
作動を得られる第２位置とに上下に切換自在であ
るを要すると共に各位置で作動すべく廻動される
を要するもので、かかる操作を簡単且確実に行い
得られることが好ましい。
えば第１図示のように入力軸ａ上のサンギヤｂ
を、出力軸ｃ上のドリブンプレートｄに軸支され
る上下１対のプラネツトギヤｅ，ｆを介してその
外周の１対のリングギヤｇ，ｈに係合させると共
に両リングギヤｇ，ｈからのびる１対のブレーキ
ドラムｉ，ｊの中間に左右１対のブレーキシユ
ｋ，ｋを介在させ、かくて該シユｋ，ｋをその先
端部のカム孔ｌ内に嵌合されるブレーキカムｍに
より互に開閉させて両ブレーキドラムｉ，ｊの一
方と他方とを撰択的にに制動させ、これに伴い該
出力軸ｃに高速と低速との２段に切換えて動力が
取出されるようにした式のものを提案したが、こ
の場合該ブレーキカムｍはブレーキシユｋ，ｋを
互に開く側の作動を得られる第１位置と閉じ側の
作動を得られる第２位置とに上下に切換自在であ
るを要すると共に各位置で作動すべく廻動される
を要するもので、かかる操作を簡単且確実に行い
得られることが好ましい。
本考案はかゝる要求に適合する装置を得ること
をその目的としたもので左右１対のブレーキシユ
１，１の先端部のカム孔２内に嵌合されるブレー
キカム３を下端に有するブレーキカム軸４を、機
台５に形成される軸孔６内に挿通してこれをその
頂部において切換レバ７の先端部に係合して該レ
バ７により上下に切換自在に構成させると共に該
カム軸４上に、これとスプライン係合する第１ア
ーム８と、これに廻転自在に嵌合される第２アー
ム９とを並設して該第１アーム８を該第２アーム
９との間に介在されるばね１０を介して該第２ア
ーム９において操作ワイヤ１１に連結して成る。
をその目的としたもので左右１対のブレーキシユ
１，１の先端部のカム孔２内に嵌合されるブレー
キカム３を下端に有するブレーキカム軸４を、機
台５に形成される軸孔６内に挿通してこれをその
頂部において切換レバ７の先端部に係合して該レ
バ７により上下に切換自在に構成させると共に該
カム軸４上に、これとスプライン係合する第１ア
ーム８と、これに廻転自在に嵌合される第２アー
ム９とを並設して該第１アーム８を該第２アーム
９との間に介在されるばね１０を介して該第２ア
ーム９において操作ワイヤ１１に連結して成る。
第２図乃至第５図はバーチカルエンジン型の耕
耘機に適用した場合を示すもので、該耕耘機は第
２図に明示するように上側のバーチカルエンジン
１２と下側の耕耘爪１３と、後方にのびる操作ハ
ンドル１４とから成り、該エンジン１２の下側の
ケース１５内に前記した第１図示のような動力伝
達機構を収容するもので、前記した機台５は第３
図に明示するように該ケース１５の上面に該エン
ジン１２から一体的にのびるものとし、前記した
ブレーキカム軸４はこれを挿通して上方にのびて
その突出部に前記した両アーム８，９の根部のボ
ス８ａ，９ａが順次に嵌合されるようにした。図
面で１６は該軸４を上下の各切換位置で制止する
クリツクボール、１７は第２アーム９の根部のボ
ス９ａの外周を囲繞するリターンスプリングを示
す。尚切換レバ７は機台５上に固定されるブラケ
ツト２０に中間の軸７ａで軸支されると共に先端
の分岐部７ｂにおいて該軸４の頂部の段を付した
小径部４ａに係合する型式とする。更に前記した
ばね１０は第４図及び第５図に明示するように第
１アーム８から第２アーム９を介してのびるボル
ト１８の先端のナツト１９と、これに対向する該
第２アーム９との間に介在されるものとする。尚
ブレーキカム３は突部３ａを上中下の３段に有
し、下動位置では第３図示のように上段と中段と
が選択されてカム孔２内に存すると共に上動位置
では中段と下段とが該孔２内に撰択されるものと
する。尚カム軸４の上下動に際し両アーム８，９
がこれに伴われないように各根部のボス８ａ，９
ａの上面にはストツパ２１が存するもので、該ス
トツパ２１は前記したブラケツト２０から一体に
のびる型式とする。
耘機に適用した場合を示すもので、該耕耘機は第
２図に明示するように上側のバーチカルエンジン
１２と下側の耕耘爪１３と、後方にのびる操作ハ
ンドル１４とから成り、該エンジン１２の下側の
ケース１５内に前記した第１図示のような動力伝
達機構を収容するもので、前記した機台５は第３
図に明示するように該ケース１５の上面に該エン
ジン１２から一体的にのびるものとし、前記した
ブレーキカム軸４はこれを挿通して上方にのびて
その突出部に前記した両アーム８，９の根部のボ
ス８ａ，９ａが順次に嵌合されるようにした。図
面で１６は該軸４を上下の各切換位置で制止する
クリツクボール、１７は第２アーム９の根部のボ
ス９ａの外周を囲繞するリターンスプリングを示
す。尚切換レバ７は機台５上に固定されるブラケ
ツト２０に中間の軸７ａで軸支されると共に先端
の分岐部７ｂにおいて該軸４の頂部の段を付した
小径部４ａに係合する型式とする。更に前記した
ばね１０は第４図及び第５図に明示するように第
１アーム８から第２アーム９を介してのびるボル
ト１８の先端のナツト１９と、これに対向する該
第２アーム９との間に介在されるものとする。尚
ブレーキカム３は突部３ａを上中下の３段に有
し、下動位置では第３図示のように上段と中段と
が選択されてカム孔２内に存すると共に上動位置
では中段と下段とが該孔２内に撰択されるものと
する。尚カム軸４の上下動に際し両アーム８，９
がこれに伴われないように各根部のボス８ａ，９
ａの上面にはストツパ２１が存するもので、該ス
トツパ２１は前記したブラケツト２０から一体に
のびる型式とする。
その作動を説明するに、切換レバ７を上下に操
作すればブレーキカム軸４は上下の第１位置と第
２位置とに切換えられて両ブレーキシユ１，１を
互に開く側の作動と、互に閉じる側の作動とに用
意されると共にこの際両アーム８，９はこれに伴
われることなくそのまゝの位置に存するから、次
でこの状態から操作ワイヤ１１を引けば第２アー
ム９とばね１０とを介して第１アーム８がこれに
引かれて傾動し、これとスプライン係合する前記
したカム軸４に所定の廻動が与えられる。これを
換言すれば１対のブレーキドラムが撰択的に制動
されて高速と低速との２段の動力取出しが出力軸
上に自在に得られる。
作すればブレーキカム軸４は上下の第１位置と第
２位置とに切換えられて両ブレーキシユ１，１を
互に開く側の作動と、互に閉じる側の作動とに用
意されると共にこの際両アーム８，９はこれに伴
われることなくそのまゝの位置に存するから、次
でこの状態から操作ワイヤ１１を引けば第２アー
ム９とばね１０とを介して第１アーム８がこれに
引かれて傾動し、これとスプライン係合する前記
したカム軸４に所定の廻動が与えられる。これを
換言すれば１対のブレーキドラムが撰択的に制動
されて高速と低速との２段の動力取出しが出力軸
上に自在に得られる。
このように本考案によるときはブレーキカム軸
４は切換レバ７により上下に切換動されると共に
操作ワイヤ１１によりばね１０を介して廻動され
るもので操作を簡単且確実にすることが出来、更
に該軸４はその頂部で該レバ７に係合すると共に
その側方にのびる第１第２アーム８，９とその中
間のばね１０とを介して該ワイヤ１１に連るもの
で、全体としてその構成は比較的簡単且小型に得
られる効果を有する。
４は切換レバ７により上下に切換動されると共に
操作ワイヤ１１によりばね１０を介して廻動され
るもので操作を簡単且確実にすることが出来、更
に該軸４はその頂部で該レバ７に係合すると共に
その側方にのびる第１第２アーム８，９とその中
間のばね１０とを介して該ワイヤ１１に連るもの
で、全体としてその構成は比較的簡単且小型に得
られる効果を有する。
第１図は従来の動力伝達装置の１例の截断側面
図、第２図は本案装置を備えた耕耘機の１例の側
面図、第３図はその要部の拡大した截断側面図、
第４図はその一部を截除した平面図、第５図はそ
の−線截断面図である。 １，１……ブレーキシユ、２……カム孔、３…
…ブレーキカム、４……ブレーキカム軸、５……
機台、６……軸孔、７……切換レバ、８，９……
第１第２アーム、１０……ばね、１１……操作ワ
イヤ。
図、第２図は本案装置を備えた耕耘機の１例の側
面図、第３図はその要部の拡大した截断側面図、
第４図はその一部を截除した平面図、第５図はそ
の−線截断面図である。 １，１……ブレーキシユ、２……カム孔、３…
…ブレーキカム、４……ブレーキカム軸、５……
機台、６……軸孔、７……切換レバ、８，９……
第１第２アーム、１０……ばね、１１……操作ワ
イヤ。
Claims (1)
- 左右１対のブレーキシユ１，１の先端部のカム
孔２内に嵌合されるブレーキカム３を下端に有す
るブレーキカム軸４を、機台５に形成される軸孔
６内に挿通してこれをその頂部において切換レバ
７の先端部に係合して該レバ７により上下に切換
自在に構成させると共に該カム軸４上に、これと
スプライン係合する第１アーム８と、これに廻転
自在に嵌合される第２アーム９とを並設して該第
１アーム８を該第２アーム９との間に介在される
ばね１０を介して該第２アーム９において操作ワ
イヤ１１に連結して成るブレーキカム軸の操作装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15418180U JPH0133870Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15418180U JPH0133870Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777735U JPS5777735U (ja) | 1982-05-13 |
| JPH0133870Y2 true JPH0133870Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=29513411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15418180U Expired JPH0133870Y2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0133870Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP15418180U patent/JPH0133870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777735U (ja) | 1982-05-13 |
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