JPH0132976Y2 - - Google Patents

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JPH0132976Y2
JPH0132976Y2 JP10029785U JP10029785U JPH0132976Y2 JP H0132976 Y2 JPH0132976 Y2 JP H0132976Y2 JP 10029785 U JP10029785 U JP 10029785U JP 10029785 U JP10029785 U JP 10029785U JP H0132976 Y2 JPH0132976 Y2 JP H0132976Y2
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JP
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egg
egg holder
container
holder
float
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JP10029785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は卵ゆで器に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来の卵ゆで器は蓋付き鍋と、この鍋内に装填
される卵保持器とからなり、卵保持器に卵を保持
させ水を注入して加熱すると共に加熱時間(沸騰
時間)を計つて半熟又は堅ゆでとしている。
ところで湯が沸騰すると湯温は100℃に達する
が、卵の凝固温度は、卵黄が約68℃、卵白はそれ
より約5℃高い温度で凝固が始まり、凝固開始時
機は加熱度の強弱で一定せず、時間を正確に計つ
ても凝固の程度に差を生じ希望のゆで卵、時に半
熟卵にすることが難かしい。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は断
熱性を有する筒形容器と蓋、及び前記容器内に装
填される卵保持器とからなり、卵保持器は数個の
卵保持孔をそなえる円板の中心部に取手を起立
し、前記容器の内壁面中途部には周面方向数個所
に卵保持器受段を設け、卵保持器の円板周縁には
前記受段逃がし用切欠部を設け、且つ卵保持器の
取手は下方開放の中空として中に、上部に小径軸
部をそなえるフロートを昇降自在に抱蔵し、フロ
ートの小径軸部には規定液面位表示を施した卵ゆ
で器としたものである。
〔作用〕
卵を受けた卵保持器を容器内に装填すると共に
半熟卵とする場合は卵保持器を容器底に受けさ
せ、堅ゆで卵とする場合は中途の受段に受けさ
せ、何れの場合にも沸騰した熱湯を注入し、浮上
するフロートの小径軸部の規定液面位に湯面を一
致させて閉蓋し、半熟の場合は15分、堅ゆでの場
合は30分放置後卵を取出す。
〔実施例〕
図において1は有底円筒形の容器、2は蓋であ
る。
容器1は内胴3と外胴4からなり、両胴間には
ウレタンフオームの如き断熱材5が充填してあ
る。
蓋2にも容器1と同様の断熱材層をそなえてい
る。
6は容器1内に装填される卵保持器であり、円
板7と、円板の中心部に起立する取手8からなつ
ている。
円板7には卵9を保持する穴10が形成してあ
り、円板の下面には円板から切り起した脚11が
設けてある。
容器1の内壁面には中途部に周面方向数個所に
縦リブ12の上端からなる卵保持器受段13が設
けてあり、卵保持器における円板7の周縁には受
段13を逃がすための切欠部14が形成してあ
る。
特に取手8は下方を開放した中空体にして中に
フロート15を昇降自在に抱蔵し、フロートの上
端には小径軸部16が起立していてこの軸部は取
手の上端を貫通している。
又小径軸部17の下半部は赤色等に着色してあ
り、着色部18の上端が取手7の上端に現れた位
置が規定液面位となるように予め設定してある。
この卵ゆで器で卵をゆでるには、卵保持器6に
卵9を載せ、堅ゆでにする場合は卵保持器6を受
段13に受けさせ、半熟にする場合は卵保持器を
容器底まで落して沸騰した熱湯を注入するが、堅
ゆでの場合は湯がさめるのを考慮し多い目にす
る。
熱湯を注入し湯面が上昇するとフロート15が
浮上し、更に注湯するとフロート上端の小径軸部
16の下半部に施こした着色部17が取手8の上
端に現れてくるので、現れてきた時点で注湯をス
トツプすることで湯面18a,18bが規定液面
位に一致する。
注湯を終れば蓋2を施し、半熟の場合は15分
後、堅ゆでの場合は30分後開蓋し卵保持器を引上
げる。
19は蓋に設けたタイマー、20は蓋をつまみ
上げるための指かけ用窪み部である。
〔効果〕
この卵ゆで器は、沸騰した熱湯を定量注入閉蓋
し、半熟及び堅ゆでの目的に合わせ一定時間置く
ことで、失敗のない半熟卵又は堅ゆで卵を得るこ
とができるという効果がある。
熱湯を規定液面位まで注入するために、容器の
内周面に規定液面の表示目盛を施しても、熱湯を
注入すると容器内に湯気が充満して前記表示目盛
並びに液面を確認することが困難であるが、規定
液面位は容器上に突出するフロート先端小径部の
表示部で確認できるので、熱湯の注入量を誤るお
それがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る卵ゆで器の一例の分解斜
視図、第2図は同上の縦断側面図である。 1……容器、2……蓋、5……断熱材、6……
卵保持器、7……円板、8……取手、10……卵
用穴、11……脚、13……受段、14……切欠
部、15……フロート、16……小径軸部、17
……着色表示、18a,18b……規定湯面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱性を有する筒形容器と蓋、及び前記容器内
    に装填される卵保持器とからなり、卵保持器は数
    個の卵保持孔をそなえる円板の中心部に取手を起
    立し、前記容器の内壁面中途部には周面方向数個
    所に卵保持器受段を設け、卵保持器の円板周縁に
    は前記受段逃がし用切欠部を設け、且つ卵保持器
    の取手は下方開放の中空として中に、上部に小径
    軸部をそなえるフロートを昇降自在に抱蔵し、フ
    ロートの小径軸部には規定液面位表示を施したこ
    とを特徴とする卵ゆで器。
JP10029785U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0132976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10029785U JPH0132976Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10029785U JPH0132976Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627938U JPS627938U (ja) 1987-01-17
JPH0132976Y2 true JPH0132976Y2 (ja) 1989-10-06

Family

ID=30969986

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JP10029785U Expired JPH0132976Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JPS627938U (ja) 1987-01-17

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