JPH0132957B2 - - Google Patents

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JPH0132957B2
JPH0132957B2 JP56058864A JP5886481A JPH0132957B2 JP H0132957 B2 JPH0132957 B2 JP H0132957B2 JP 56058864 A JP56058864 A JP 56058864A JP 5886481 A JP5886481 A JP 5886481A JP H0132957 B2 JPH0132957 B2 JP H0132957B2
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JP
Japan
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signal
section
pixel
video data
scan
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Application number
JP56058864A
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English (en)
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JPS57173773A (en
Inventor
Yoshiki Morita
Takao Hirata
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP56058864A priority Critical patent/JPS57173773A/ja
Publication of JPS57173773A publication Critical patent/JPS57173773A/ja
Publication of JPH0132957B2 publication Critical patent/JPH0132957B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/28Details of pulse systems
    • G01S7/285Receivers
    • G01S7/295Means for transforming co-ordinates or for evaluating data, e.g. using computers
    • G01S7/298Scan converters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はレーダ用・デイジタル・スキヤン・
コンバータに関するものである。
PPI等のレーダ指示機では、CRT発光体の残像
を利用して航跡等を見るようにしているため、暗
い部屋で映像を見なければならなかつたが、スキ
ヤン・コンバータではラジアル・スキヤン(PPI
走査)で入力されたレーダビデオを一たん記憶
し、これをラスタ・スキヤン(TV走査)に変換
してTV画面に写すようにした装置であるから明
るい部屋でレーダ情報を写し出すことができる。
デイジタル・スキヤン・コンバータはこの記憶及
び読出しをデイジタル的に行うもので、1画面分
のレーダ・ビデオ情報を記憶装置(メモリ)に記
憶し、必要に応じこれをTV走査して読出しTV
画面に表示するようにしている。従来この種装置
として第1図に示すものがあつた。この図に示す
ものは航跡表示機能を備えたタイプの、デイジタ
ル・スキヤン・コンバータの一例である。
図中、1はA/D変換部、2は入力バツフア
部、3は航跡処理部、4は表示メモリ部、5は
D/A変換部、6はコントロール・メモリ部、7
は座標変換部、8はアドレス切替部、9はTV読
出制御部を示す。また、101はレーダ・ビデオ
信号、102はレーダ方位信号及びトリガ信号、
103はレーダ・ビデオ・データ信号、104は
新ビデオ・データ信号、105は前ビデオ・デー
タ信号、106は書込ビデオ・データ信号、10
7は新スキヤン・フラグ信号、108は前スキヤ
ン・フラグ信号、109は読出データ信号、11
0はTVビデオ信号、111は方位基準信号、1
12は書込アドレス信号、113は読出アドレス
信号、114はメモリ・アドレス信号、115は
TV同期信号、をそれぞれ示す。
第2図は、第1図における航跡処理部3の詳細
ブロツク図である。第1図と同一符号のものは同
一、又は相当部分を示す。図中、10は減衰部、
11は最大値選択部、12はスキヤン・フラグ
部、13は二重減衰防止部、を示し、また116
は減衰停止信号、117はスキヤン・フラグ信
号、を示す。
次に動作を説明する。ラジアル・スキヤン
(PPI走査)によつて入力されるアナログレー
ダ・ビデオ信号101はA/D変換部1でアナロ
グ量からデイジタル量に変換される。このデイジ
タルレーダ・ビデオ・データ信号103がA/D
変換部1から出力されるタイミングは、表示距離
によつて変化するが、これを入力バツフア部2で
一旦記憶し、一定のタイミングで航跡処理部3に
出力している。航跡処理部3では数スキヤン前の
レーダビデオ信号までを利用して移動目標の航跡
を表示させる処理を行う。表示メモリ部4と画素
と1対1に対応するメモリを備え、航跡処理を受
けた書込ビデオ・データ信号106をラジアル・
スキヤンで書込む。ここで1画素はTV画面等の
表示装置の画面の1画素相当のものである。書込
まれたビデオ・データはラスタ・スキヤンで読出
しD/A変換部5に送られD/A変換されてTV
ビデオ信号110が出力される。書込ビデオ・デ
ータ信号106を表示メモリ部4に書込むための
書込みアドレス信号112によるメモリ・アドレ
ス信号114は、座標変換部7においてレーダ方
位及びトリガ信号102で構成される極座標系の
信号を(X、Y)座標系に変換して作成され、ア
ドレス切替部8を経て表示メモリ部4に与えられ
る。
表示メモリ部4からラスタ・スキヤンで読出す
ための読出アドレス信号113によるメモリ・ア
ドレス信号114はTV読出制御部9で作成さ
れ、アドレス切替部8を経て表示メモリ部4に与
えられる。
書込みビデオ・データ信号106、及び読出ビ
デオ・データ信号109の表示メモリ部4への書
込又は読出しは時分割で行なわれる。アドレス切
替部8は座標変換部7から出力される書込アドレ
ス信号112及びTV読出制御部9から出力され
る読出アドレス信号113を切替え、書込又は読
出に対応するメモリ・アドレス信号114を表示
メモリ部4に与えている。
TV読出制御部9は、読出アドレス信号113
の他にその同期信号115を出力する。
次に従来のデイジタル・スキヤン・コンバータ
における航跡表示について説明する。第2図に航
跡処理部3の詳細なブロツク図を示す。航跡処理
は数スキヤン前のレーダ・ビデオを所定量を減衰
させ現スキヤンのレーダビデオと合成させた信号
で表示を行い移動目標の航跡表示を可能にする処
理であり、原理は新らしいビデオ・データを表示
メモリに書き込む時、既に表示メモリに記憶され
ている該当画素のビデオ・データを読出し所定量
減衰させて新ビデオデータ信号と比較し大きい方
を書込み、この書込み、信号を用いて表示するよ
うにし航跡表示を可能にしている。すなわち、既
に表示メモリに記憶されている前ビデオ・データ
信号105を減衰部10により所定量減衰させ、
現掃引で得た新ビデオ・データ信号104と比較
し、大きい方をメモリ部4に書込むようになつて
いる。
なお、減衰部10で常に前ビデオ・データ信号
105を減衰させるとすると、掃引がレーダ1回
転(以後、1スキヤンと呼ぶことにする。)に同
一画素に当たる回数だけ、その画素に対応する前
ビデオ・データ信号105が減衰を受ける。例え
ば、掃引間隔に比べて画素が相対的に大きい場合
には、掃引が複数回当たり、複数回の減衰を受け
てしまう。そこで、掃引が1スキヤン中に同一画
素に多数回当たるレーダ・サイト中心部等を外部
と較べると航跡表示時間が異なり、輝度むらが生
じることになる。この現象を防止するため、画素
と1対1に対応するコントロール・メモリ部6を
備え、次のように制御している。すなわち、1ビ
ツトのフリツプフロツプからなるスキヤン・フラ
グ部12を設け1スキヤンに1回出現するレーダ
方位基準信号111が送られてくる毎にこのフリ
ツプフロツプを「1」、「0」に反転させ、この反
転信号を新スキヤン・フラグ信号106として、
掃引が当たつた画素に対応するコントロール・メ
モリ部6に書込む。このようにしてコントロー
ル・メモリ部6に書込まれた前スキヤン・フラグ
信号104によつて、処理しようとする画素が同
一スキヤン内に既に掃引が当たつているかどうか
を二重減衰防止部13に判定させると共に、当た
つていた場合には減衰停止信号116を発生し
て、前ビデオ・データ信号105が減衰部10で
減衰されずに通過させるようにする。即ち、前ス
キヤン・フラグ信号108がスキヤン・フラグ部
12のフリツプ・フロツプの値と同一であれば同
一スキヤン内に2度以上同一画素に掃引が当たつ
たことを示しているため、減衰停止信号116を
出力して、前ピデオ・データ信号105が最大値
選択部11に減衰されないで与えられるようにす
る。逆に前スキヤン・フラグ信号108がスキヤ
ン・フラグ部12のフリツプ・フロツプの値と異
なれば、同一スキヤン内で1度も掃引が当つてい
ないことを示しているため、減衰停止信号116
を出力せず、前ビデオ・データ信号105は減衰
部10で減衰され最大値選択部11に与えられ
る。
このようにして、前ビデオデータ信号105は
1スキヤン中に1回のみ減衰を受けるように制御
し上記の輝度むらが生じる現象を防止している。
従来の装置は以上のように構成されているた
め、航跡表示機能を有する場合、輝度むら防止等
のためコントロール・メモリ部114が必要であ
つた。このコントロール・メモリは画素と1対1
で対応しているため、高解像度のデイジタル・ス
キヤン・コンバータの場合画素が多くなるに伴い
航跡処理のための大容量のコントロール・メモリ
が必要であつた。又、1スキヤン中同一画素に多
数回掃引が当たる場合表示メモリの同一アドレス
を何回もアクセスするため、単位時間当りの表示
メモリのアクセス回数が多くなり、書込・読出時
間を短かくしなければならない等の欠点があつ
た。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、表示メモリ4にビ
デオ・データを書込む前に、数画素分のビデオ・
データを蓄積した後、航跡処理を行なうことによ
つてコントロール・メモリを不要とし、又、航跡
処理回路を簡単化したデイジタル・スキヤン・コ
ンバータを提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第3図において第1図、第2図と同一符号の
ものは同一又は相当部分を示す。
図において、14は同一画素について最大振幅
のものを選択するデータ圧縮処理部、118はデ
ータ選択されたビデオ・データ信号、119はブ
ロツク・アドレス及び画素アドレス信号、を示
す。
入力されるレーダ・ビデオ信号101はA/D
変換部1でアナログ量からデイジタル量に量子化
され、入力バツフア部2によつて一定タイミング
でデータ圧縮処理部14に与えられる。
データ圧縮処理部14では、表示画素16個分を
1つのブロツク画素として取扱い、この1ブロツ
ク画素にレーダ掃引が当り始めてから当り終るま
での1スキヤン中における新ビデオ・データ信号
104を画素毎に蓄積する。1スキヤン中に同一
画素に掃引が何回か当つた場合には、当つたビデ
オ・データの一番値の大きなもの、即ち、レー
ダ・エコー振幅値の最も大きなものを有効な信号
として抽出し蓄積することによりデータの圧縮を
行つている。従来の場合には、同一画素に複数回
の掃引が当たつた時は、その画素について当たつ
た回数分のデータを取り扱つていた。より具体的
には、当たつた回数分だけ航跡処理部3でコント
ロール・メモリ部6を参照して1回目の掃引か否
かを判定した。そこでデータ圧縮処理部14で、
同一画素に複数回の掃引が当たつた時には、最大
振幅のデータのみ選択して航跡処理部3へ出力す
るようにしている。従つて、ここではデータ圧縮
とは、同一画素についての複数回の処理を、1回
で済むようにすることである。所定のブロツクに
レーダ掃引が当たらなくなつたとき、前記のよう
にして蓄えられ16画素分のビデオ・データ信号1
18は並列に航跡処理部3に送られる。レーダ・
サイト中心部等においては、1スキヤン中に多数
回同一画素に掃引が当たるが各画素のビデオ・デ
ータ信号としては前記データ圧縮処理によつて得
られたビデオ・データ信号の最大値のみが航跡処
理部3に1スキヤンに1回送られることになる。
第4図に表示画素とブロツク画素の関係を示し
ている。図中斜線〓でかこまれた1コマが表示画
素を示し、この表示画素16個で1つのブロツク画
素を構成している。又、レーダ掃引は図に示すよ
うに、時計方向に回転しながらレーダサイト(中
心)から周辺部へ掃引が行われるので、斜線〓で
示すブロツク画素に着目すると、このブロツク画
素に掃引から当たり始めた時の掃引204からデ
ータ圧縮処理部14に各画素におけるレーダ・エ
コー振幅値の最大値が蓄えられ始め、掃引が当り
終る時の掃引205になつたとき、この、蓄えら
れた斜線〓で示される16画素分のビデオ・データ
は並列に航跡処理部3に送られる。
航跡処理部3ではデータ選択された16画素分の
ビデオ・データ信号118と、このブロツク画素
に対応する表示メモリ部4に書き込まれていた先
行スキヤンの各画素分のビデオ・データ信号10
5を所定量減衰したものとを比較し、大きい方を
対応する表示メモリ部4に先行スキヤンのビデオ
データ信号105と入替書込みする。
表示メモリ部4に書込まれたビデオ・データは
ラスタ・スキヤンで読出されD/A変換部5に送
られる。D/A変換部5でデイジタル量から、ア
ナログ量に変換され、TVビデオ信号110が出
力される。
表示メモリ部4に書込データ信号106を書き
込むための表示メモリ・アドレス信号114は、
レーダ方位及びトリガ信号102で示される極座
標から(X、Y)座標に変換されて作成される。
この表示メモリ・アドレス信号114はアドレス
切替部8を経て表示メモリ部4に与えられる。
表示メモリ部4からラスタ・スキヤンで読出す
ためのメモリ・アドレス信号114は従来のデイ
ジタル・スキヤン・コンバータと同様にTV読出
制御部9で作成され、アドレス切替部8を経て表
示メモリ部4に与えられる。TV読出制御部9
は、読出アドレス信号114の他にその同期信号
115を出力する。
次に、データ圧縮処理部14について詳細に説
明する。データ圧縮部14の系統図を第5図に示
す。第5図において第1図〜第3図までに示す符
号と同一のものは同一又は相当部分を示す。15
はビデオ・データ・バツフア・メモリ部、16は
比較部、17は|XB|・メモリ部、120は画
素アドレス信号、121はブロツク・アドレス
YB信号、122はブロツク・アドレスXB信号、
123はビデオ・データ出力タイミング信号、1
24は{(|XB|+|YB|)−|XBM|}信号、
125は(|XB|+|YB|)信号、126は|
XB|信号及びサイン信号、127は|XBM|信号
及びサイン信号、を示す。
新ビデオ・データ信号104は1画素分毎に、
送られてくるが、データ圧縮処理部14ではそれ
をブロツク毎に蓄え出力する。ビデオ・データ・
バツフア・メモリ部15はブロツク毎、即ち16画
素分のビデオ・データを並列に読出し又は書込み
できるバツフア・メモリである。掃引が当たり始
めてから当たらなくなるまで、このバツフア・メ
モリにビデオ・データを蓄え、当たらなくなつた
とき出力する。同一画素に複数回掃引が当つた場
合は最大値選択部11でその内の最も大きいビデ
オ・データを抽出し有効信号として蓄える。
同一画素についての2回目以降の掃引で当たつ
た画素の最大値か否かの選択処理は、ビデオ・デ
ータ・バツフア・メモリ部15から対応する以前
の掃引で得られた画素を選択して比較することに
より行われるので、最大値選択部11は1画素分
の処理回路のみあればよい。
レーダ・サイトを原点とするブロツク画素の座
標を(XB、YB)(以後、これをブロツク・アドレ
スと呼ぶことにする。)とする。このブロツク・
アドレス(XB、YB)は座標変換部7から送られ
てくるが、これによつて以下に説明するようにし
て所定のブロツク画素に対する掃引の当り始め及
び当らなくなつたことを検出する。
第6図にその原理説明図を示す。図中の1コマ
(以下1セルと呼ぶ)は1ブロツク画素を示す。
このセルの中に記入してある数値はレーダ・サイ
トを原点とするブロツク・アドレス(XB、YB
の、X、Y座標の絶対値の和(|XB|+|YB|)
を示している。この数値が同一で隣り合うブロツ
ク・アドレスは、象限が相異する場合を除いて|
XB|又は|YB|が異なる。この事を利用して掃
引が新しいブロツク画素に当り始めたか否かを次
のように検出する。任意の掃引に対して、掃引が
当つているブロツクの(|XB|+|YB|)は互
いに重複することがないので、各ブロツクのビデ
オ・データと|XB|及びサイン信号126をビ
デオ・データ・バツフア・メモリ部15及び|
XB|メモリ部17にそれぞれ記憶している。新
ビデオ・データ信号104が送られてくる毎に、
|XB|メモリ17のアドレス(|XB|+|YB
|)に既に記憶されている。内容|XBM|を読出
し、{(|XB|+|YB|)−|XBM|}を計算す
る。この値が|YB|と等しい場合は掃引が処理
中のブロツクに当つていることを示す。等しくな
い場合は掃引が処理中のブロツクに当たらなくな
り、隣り合う次のブロツクに当り始めたことを示
す。このとき、処理してきたブロツクのビデオ・
データを出力し、新たに隣りあう次のブロツクの
ビデオ・データの処理に移る。これは同一象限内
において行なわれる処理であるが、象限が変つた
場合に対しては、XB及びYBの正、負のサイン信
号を|XB|メモリ部17に記憶しておく。この
記憶されたサイン信号と現掃引のサイン信号を比
較し、異なれば、掃引の象限が変わり、掃引が、
処理中のブロツクに当たらなくなつたことを示し
ているため、処理してきたブロツクのビデオ・デ
ータを出力し、隣り合う次のブロツクのビデオ・
データの処理に移る。
この処理の具体的内容は次のように行われる。
ブロツク・アドレスXB信号122、YB信号12
1の絶対値の和{|XB|+|YB|}信号125
を作成し、これをアドレスとする|XB|メモリ
部17に既に記憶されているサイン信号127及
び{|XB|+|YB|−|XBM|}124と現掃
引のXB、YBのサイン信号及び|YB|とそれぞれ
比較し、相違していれば、処理してきたブロツク
に掃引が当たらなくなつたことを示しているため
処理してきたブロツクのビデオ・データを航跡処
理部3に出力し、新ビデオ・データ104に対応
する画素以外はリセツトしてビデオ・データ・バ
ツフア・メモリ部15に書込む。又、現掃引の
XB、YBのサイン信号及び|XB|を、|XB|メモ
リ部17に書込み、隣り合う次のブロツクの処理
に移る。
|XB|メモリ部17に既に記憶されていたサ
イン信号227及び{|XB|+|YB|−|XBM
|}124を、現掃引のXB、YBのサイン信号及
び|YB|とそれぞれ比較し、同一であれば処理
中のブロツクに現掃引が当たつていることを示し
ているので、この場合は新ビデオ・データ信号1
04に対応する画素に対してのみ、ビデオ・デー
タ・バツフア・メモリ部15に書込まれていたデ
ータと新ビデオ・データ104とを比較し、大き
い値を最大値選択部11で選択しビデオ・デー
タ・バツフア・メモリ15に再度書込む。この場
合は処理中のブロツクのビデオ・データは航跡処
理部3には出力しない。
データ圧縮部14は、このようにして掃引がブ
ロツクに当り始めてから当らなくなるまでのビデ
オ・データを蓄え、ブロツク毎にビデオ・データ
を航跡表示部3に出力する。
次に航跡処理部3について説明する。航跡処理
部3の詳細なブロツク図を第7図に示す。図にお
いて、第1図から第6図に示すものと同一符号は
同一又は相当内容のものを示す。
データ圧縮された16画素分を1単位としたビデ
オ・データ118がデータ圧縮部14から送られ
てくる。これに対応して、対応する画素の表示メ
モリ4に既に書込まれていた前ビデオ・データ信
号105が表示メモリ部4から送られてくる。前
ビデオ・データ信号105は減衰部10で所定量
減衰され、最大値選択部11でデータ選択された
ビデオ・データ信号118と比較されて大きい方
が書込ビデオ・データ信号106として、表示メ
モリ部4に書込まれる。この処理は16画素分のデ
ータを並列に取扱つて行なわれる。
ここで、減衰部10の減衰量は航跡表示時間調
整つまみで制御できるようになつている。
なお、この例では16画素を1ブロツクとしてデ
ータ圧縮部14でデータ選択しているが、これに
限られるものではない。例えば1ブロツクの大き
さを64画素にしてもよく、又、1画素にしてもよ
い。この場合航跡処理部3において並列に処理で
きる画素数を1ブロツクの画素数に一致させなけ
ればならないが1画素当りの処理回路は全く変更
がない。
又、航跡処理部3の減衰部10は単なる減算又
は乗算回路であつてもよく、あるいは、入力に対
する所定量減衰した結果をあらかじめ不揮発性メ
モリに記憶させておく方式によるものであつても
よい。
このように、この発明によればデータ選択した
後、航跡処理を行なつているので、従来の航跡表
示機能を有するデイジタル・スキヤン・コンバー
タにおいて、1スキヤン中に複数回の掃引が同一
画素に当たつた時に、複数回の減衰処理をしない
ようにするために必要であつた画素と1対1のコ
ントロール・メモリが不要となる。又、この発明
の方式によると1ブロツクの画素数を大きくする
ことによつて、表示メモリ部4への書込回数を少
なくすることができ、従つて、送信周期(PPF)
の高いレーダに対するデイジタル・スキヤン・コ
ンバータを可能にすることができ、又、高解像度
が要求される場合もこの方式が有効である。さら
に、書込回数が少なくなるため、表示メモリ部4
のメモリ・アクセス時間に余裕を持たせることが
でき、信頼性を高くすることができるのみなら
ず、低速のメモリを使用できるため、安価にでき
る利点がある。
航跡処理も二重減衰防止回路が不要になり処理
回路が簡単になる効果があり、ブロツク化により
複数の画素の航跡処理を並列に行なう場合でも少
規模な回路の追加ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の航跡表示機能を有するデイジタ
ル・スキヤン・コンバータの系統図である。第2
図は従来のデイジタル・スキヤン・コンバータの
航跡処理部3の詳細な系統図である。第3図はこ
の発明の一実施例に係るスキヤンコンバータの系
統図である。第4図はこの発明の一実施例におけ
る表示画素とブロツク画素の関係を示す説明図で
ある。第5図は、この発明の一実施例に係るスキ
ヤンコンバータのデータ圧縮部14の詳細な系統
図の一例を示す。第6図は第5図に示すデータ圧
縮処理部14の動作原理説明図である。第7図は
この発明の一実施例に係るスキヤンコンバータの
航跡処理部3の詳細な系統図の一例を示す。 各図中の符号は次のものを示す。1;A/D変
換部、2;入力バツフア部、3;航跡処理部、
4;表示メモリ部、5;D/A変換部、6;コン
トロール・メモリ部、7;座標変換部、8;アド
レス切換部、9;TV読出制御部、10;減衰
部、11;最大値選択部、12;スキヤン・フラ
グ部、13;二重減衰防止部、14;データ圧縮
処理部、15;ビデオ・データ・バツフア・メモ
リ部、16;比較部、17;|XB|・メモリ部、
101;レーダ・ビデオ信号、102;レーダ方
位信号及びトリガ信号、103;レーダ・ビデ
オ・データ信号、104;新ビデオ・データ信
号、105;前ビデオ・データ信号、106;書
込ビデオ・データ信号、107;新スキヤン・フ
ラグ信号、108;前スキヤン・フラグ信号、1
09;読出データ信号、110;TVビデオ信
号、111;方位基準信号、112;書込アドレ
ス信号、113;読出アドレス信号、114;メ
モリ・アドレス信号、115;TV周期信号、1
16;減衰停止信号、117;スキヤン・フラグ
信号、118;データ圧縮されたビデオ・データ
信号、119;ブロツク・アドレス及び画素アド
レス信号、120;画素アドレス信号、121;
ブロツク・アドレスYB信号、122;ブロツ
ク・アドレスXB信号、123;ビデオ・データ
出力タイミング信号、124;{(|XB|+|YB
|)−|XBM|}信号、125;(|XB|+|YB
|)信号、126;|XB|信号及びサイン信号、
127;XBM|信号及びサイン信号、201;画
素、202;ブロツク画素、203;レーダ掃
引、204;ブロツクに当たり始めた掃引、20
5;ブロツクに当たらなくなつた掃引、206;
レーダ・サイト原点。なお、図中、同一符号は同
一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力されるアナログ量のレーダ・ビデオ信号
    をデイジタル量に変換するA/D変換部、その変
    換されたデイジタル・レーダ・ビデオ信号の1単
    位である画素と1対1にもしくは複数の画素に対
    応させたブロツク画素を処理単位とし、レーダ掃
    引がそのブロツク画素に当たり始めてから当たり
    終わるまでの間一時的にバツフアにたくわえてブ
    ロツク画素内の各画素について複数回のデータが
    得られたときは最大振幅のデータを採用すること
    により、デイジタル・レーダ・ビデオ信号のデー
    タ選択を行なうようにしたデータ圧縮部、データ
    選択されたビデオ信号を画素と1対1に対応する
    表示メモリ部に記憶すると共に先行の対応する記
    憶情報に減衰を加えたものと振幅加算してレー
    ダ・ビデオ信号から航跡情報をつくる表示メモリ
    部と航跡処理部、を備えラジアル・スキヤンで入
    力されたビデオ信号をラスタ・スキヤンで読出し
    出力することを特徴とするデイジタル・スキヤ
    ン・コンバータ。
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JPS61270682A (ja) * 1985-05-25 1986-11-29 Japan Radio Co Ltd 船舶レ−ダの波浪表示装置
JPS6488280A (en) * 1987-07-13 1989-04-03 Sperry Marine Inc Scan conversion method and apparatus
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