JPH0132871Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0132871Y2 JPH0132871Y2 JP16740382U JP16740382U JPH0132871Y2 JP H0132871 Y2 JPH0132871 Y2 JP H0132871Y2 JP 16740382 U JP16740382 U JP 16740382U JP 16740382 U JP16740382 U JP 16740382U JP H0132871 Y2 JPH0132871 Y2 JP H0132871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- edge
- spool
- collar ring
- front plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピニングリールのスプールの改良に
関する。
関する。
釣糸をスプールの捲着部に多量に捲着している
ときは、第１図の如く釣糸捲着面の外径とスプー
ルの前側板の外径の差が少いため釣糸繰出時の摩
擦抵抗は少いが、長期間使用している間に仕掛が
根懸りしたり、釣糸がもつれたり、撚りが多くな
つたりして釣糸を切断していると釣糸捲着量が第
２図の如く減少してしまい釣糸捲着面の外径とス
プールの前側板外径の差が大きくなつて釣糸繰出
時の摩擦抵抗が大きくなり、仕掛を遠投すること
ができなくなる欠陥がある。
ときは、第１図の如く釣糸捲着面の外径とスプー
ルの前側板の外径の差が少いため釣糸繰出時の摩
擦抵抗は少いが、長期間使用している間に仕掛が
根懸りしたり、釣糸がもつれたり、撚りが多くな
つたりして釣糸を切断していると釣糸捲着量が第
２図の如く減少してしまい釣糸捲着面の外径とス
プールの前側板外径の差が大きくなつて釣糸繰出
時の摩擦抵抗が大きくなり、仕掛を遠投すること
ができなくなる欠陥がある。
本考案はこのような釣糸捲着量が少くなつた場
合の釣糸繰出時の摩擦抵抗を減少させて釣糸を遠
投できるようにしたもので、スプールの前側板に
周縁部の内外側に前記前側板の内側面と連続する
急斜縁と緩斜縁とを形成した鍔環を着脱自在に固
着したことを要旨とするものである。
合の釣糸繰出時の摩擦抵抗を減少させて釣糸を遠
投できるようにしたもので、スプールの前側板に
周縁部の内外側に前記前側板の内側面と連続する
急斜縁と緩斜縁とを形成した鍔環を着脱自在に固
着したことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、ス
ピニングリールのスプール１の前部にこれと一体
に形成された前側板２はその外径が釣糸捲着溝部
の深さの略３分の２程度の稍々小径に形成されて
いると共に該前側板２の前部には周縁部の内外面
に急斜縁３と緩斜縁４を有する鍔環５が着脱自在
に固着されており、特に前記急斜縁３及び緩斜縁
４は前側板２の内側面と滑らかに連続するように
形成されている。
ピニングリールのスプール１の前部にこれと一体
に形成された前側板２はその外径が釣糸捲着溝部
の深さの略３分の２程度の稍々小径に形成されて
いると共に該前側板２の前部には周縁部の内外面
に急斜縁３と緩斜縁４を有する鍔環５が着脱自在
に固着されており、特に前記急斜縁３及び緩斜縁
４は前側板２の内側面と滑らかに連続するように
形成されている。
しかして前記緩斜縁４は第３図の如く凹面状に
形成しても差支えなく、また鍔環５の前側板２に
対する着脱固定手段は第１図及び第３図のように
スプール軸６に螺着した取付板７で挾着固定した
り或は第４図の如く直接前側板２に取付螺子７′
で固着して装着する。
形成しても差支えなく、また鍔環５の前側板２に
対する着脱固定手段は第１図及び第３図のように
スプール軸６に螺着した取付板７で挾着固定した
り或は第４図の如く直接前側板２に取付螺子７′
で固着して装着する。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら釣糸がスプール１に充分に捲着されている間は
第１図のように鍔環５の急斜縁３が内側になるよ
うに前側板２に装着し、また使用している間に第
２図のように釣糸の捲着量が少くなつたときには
鍔環５を取り外して緩斜縁４が内側になるように
装着し直し、釣糸放出時における摩擦抵抗が減少
するようにして使用するものである。
ら釣糸がスプール１に充分に捲着されている間は
第１図のように鍔環５の急斜縁３が内側になるよ
うに前側板２に装着し、また使用している間に第
２図のように釣糸の捲着量が少くなつたときには
鍔環５を取り外して緩斜縁４が内側になるように
装着し直し、釣糸放出時における摩擦抵抗が減少
するようにして使用するものである。
本考案はスプールの前側板に周縁部の内外側に
急斜縁と緩斜縁を形成した鍔環を着脱自在に装着
できるようにしたので、釣糸が切断されない釣糸
捲着量の多いときは鍔環の急斜縁側が内側になる
ように装着することによつて外周部が急斜縁であ
つても釣糸捲着面と鍔縁外径との差が小さいため
釣糸放出時の摩擦抵抗が少なく釣糸を遠方に放出
できると共に急斜縁は多量に捲着された釣糸の糸
崩れを確実に防止することができ、また釣糸が切
断されて短くなり釣糸捲着量が少なくなつたとき
は鍔環を反対に装着してその緩斜縁により鍔環の
頂縁をスプールの溝部より前方に移動させ釣糸放
出時の鍔環内側面に対する釣糸の屈曲度を小さく
して摩擦抵抗を減少せしめて釣糸を遠方まで放出
することができ、従つて釣糸がもつれたり、根懸
かりしたり、撚りが多くなつたりすることが原因
で釣糸を切断して釣糸捲着量が少なくなつた場合
でも釣糸捲着量の多いときと同様に釣糸の遠方へ
の放出が可能となり、しかもその変換操作も鍔環
の表裏面を入れ換えるだけでスプール全体を交換
する必要がないので極めて簡易である等の優れた
特徴と実用性を有する。
急斜縁と緩斜縁を形成した鍔環を着脱自在に装着
できるようにしたので、釣糸が切断されない釣糸
捲着量の多いときは鍔環の急斜縁側が内側になる
ように装着することによつて外周部が急斜縁であ
つても釣糸捲着面と鍔縁外径との差が小さいため
釣糸放出時の摩擦抵抗が少なく釣糸を遠方に放出
できると共に急斜縁は多量に捲着された釣糸の糸
崩れを確実に防止することができ、また釣糸が切
断されて短くなり釣糸捲着量が少なくなつたとき
は鍔環を反対に装着してその緩斜縁により鍔環の
頂縁をスプールの溝部より前方に移動させ釣糸放
出時の鍔環内側面に対する釣糸の屈曲度を小さく
して摩擦抵抗を減少せしめて釣糸を遠方まで放出
することができ、従つて釣糸がもつれたり、根懸
かりしたり、撚りが多くなつたりすることが原因
で釣糸を切断して釣糸捲着量が少なくなつた場合
でも釣糸捲着量の多いときと同様に釣糸の遠方へ
の放出が可能となり、しかもその変換操作も鍔環
の表裏面を入れ換えるだけでスプール全体を交換
する必要がないので極めて簡易である等の優れた
特徴と実用性を有する。
第１図は本考案の釣糸捲着量の多いときの縦断
正面図、第２図は同釣糸捲着量が少くなつたとき
の縦断正面図、第３図及び第４図は夫々本考案の
別実施例の縦断正面図である。 １……スプール、２……前側板、３……急斜
縁、４……緩斜縁、５……鍔環。
正面図、第２図は同釣糸捲着量が少くなつたとき
の縦断正面図、第３図及び第４図は夫々本考案の
別実施例の縦断正面図である。 １……スプール、２……前側板、３……急斜
縁、４……緩斜縁、５……鍔環。
Claims (1)
- スプールの前側板に周縁部の内外側に前記前側
板の内側面と連続する急斜縁と緩斜縁とを形成し
た鍔環を着脱自在に固着したスピニングリールの
スプール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16740382U JPS5970470U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | スピニングリ−ルのスプ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16740382U JPS5970470U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | スピニングリ−ルのスプ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5970470U JPS5970470U (ja) | 1984-05-12 |
| JPH0132871Y2 true JPH0132871Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30366247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16740382U Granted JPS5970470U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | スピニングリ−ルのスプ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5970470U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002204640A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Shimano Inc | スピニングリールのスプール |
| US7275706B2 (en) * | 2005-09-22 | 2007-10-02 | Shimano Inc. | Spool for spinning reel |
-
1982
- 1982-11-04 JP JP16740382U patent/JPS5970470U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5970470U (ja) | 1984-05-12 |
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