JPH0132367B2 - - Google Patents

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JPH0132367B2
JPH0132367B2 JP57119861A JP11986182A JPH0132367B2 JP H0132367 B2 JPH0132367 B2 JP H0132367B2 JP 57119861 A JP57119861 A JP 57119861A JP 11986182 A JP11986182 A JP 11986182A JP H0132367 B2 JPH0132367 B2 JP H0132367B2
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JP
Japan
Prior art keywords
actuator
flow rate
hydraulic
controller
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP57119861A
Other languages
English (en)
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JPS5914493A (ja
Inventor
Sakujiro Ootsuki
Hiroshi Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OBARA KIKI KOGYO KK
Original Assignee
OBARA KIKI KOGYO KK
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Publication date
Application filed by OBARA KIKI KOGYO KK filed Critical OBARA KIKI KOGYO KK
Priority to JP11986182A priority Critical patent/JPS5914493A/ja
Publication of JPS5914493A publication Critical patent/JPS5914493A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ロボツトなどの各種制御機器の適
正作動および安全性を確保できる安全装置に関す
る。
近時、各種製造機械の自動化が著るしく発達
し、ロボツトと称される各種制御機器が、広く用
いられるようになつて来た。このロボツトは、所
謂無人操縦により定められた動作の下に種々の操
作を行うように構成されているが、往々にして作
動不能、誤動作などの事故が発生するのみならず
人身事故のような危険を伴う不都合があつた。
勿論、この種のロボツトには、作動位置を検出
する安全機構も同時に組込まれて、一応の安全性
は確保できるようになつているが、未だ完全に故
障に基づく誤操作、安全性を確保することはでき
ないという問題点があつた。
即ち、一般に、位置の検出は電気的手段に基づ
く方式が採用されているので、外部雑音の影響等
により誤動作することがおこり、この為、これら
外部雑音の対策が必要となつている。
また、概して、各種制御機器は油圧その他の流
体圧によつて働くアクチユエータを備え、関節構
成などの伸縮可動部分には、ホースなどの流体移
送用管が接続されているものが多い。
この発明は、叙上の点に着目して成されたもの
で、叙上の如き従来の位置検出方式とは異なる方
式を用いた検出方式を附加することにより二重に
安全性を得るようにしたものである。即ち上記ア
クチユエータの駆動は、一般に油圧によることが
多く、このときの高位置はアクチユエータの径が
一定であればこの高位は油の容積に比例すること
に着目したもので駆動流体の作動を常時検知し、
異常時には直ちに流体圧駆動機構の停止を始め電
源の供給停止、アクチユエータの現状復帰、ある
いは警報発令などを行えるようにした安全装置を
提供するにある。
すなわち、この発明は、具体的にはアクチユエ
ータの暴走を防止し、アクチユエータのフイード
バツク制御を行ない、また、アクチユエータおよ
び流体圧ラインの作動流体の漏洩を検知し、さら
にアクチユエータの作動流体の流体量の不足を検
知するなどして作動の適確性と安全性を図るよう
にした安全装置を提供するにある。
以下に、この発明の実施例を、関節駆動シリン
ダ機構をアクチユエータとする油圧制御の場合に
ついて説明する。
まず、第1図に示す実施例について詳細に説明
する。
1はロボツトなどのアクチユエータで、シリン
ダ2、ピストン3およびロツド4より成る関節駆
動シリンダー機構を構成する。
5は該アクチユエータ1を駆動させるためのコ
ントローラ、6は前記アクチユエータ1を働かせ
るための油圧ポンプユニツト、7,8はアクチユ
エータ1のシリンダ2の両側に接続される油圧管
を示し、それぞれ油圧サーボ弁9と接続されてい
る。
10,11は該サーボ弁9と接続される給油
管、排油管を示しそれぞれ前記油圧ポンプユニツ
ト6と連結されている。そして、給油管10には
油圧ポンプユニツト6側から順次と圧力計12、
逆止弁13、フイルタ14、容積型流量計15が
介装されかつ前記フイルタ13と容積型流量計1
5との間にはアキユームレータ16が分岐して接
続させてある。また、前記容積型流量計15には
並列してバイパス管17を備える。一方、排油管
11には油圧サーボ弁9側から順次とリリーフ弁
18、フイルタ19を介装し、かつリリーフ弁1
8には圧力計20を備える。
21はシリンダ2に設けた位置検出器でピスト
ン3またはロツド4の位置を確認できるようにな
つている。
ところで、前記位置検出器21、油圧サーボ弁
9、容積型流量計15、油圧ポンプユニツト6の
電動機22はいずれもコントローラ5の制御が可
能となるように、該コントローラ5と電気的に接
続される。
なお、図において符号23はバルブを示す。
叙上の構成に成るので、アクチユエータ1を働
かせるべくコントローラ5により油圧ポンプユニ
ツト6を働かせれば、作動油は給油管10を通り
油圧サーボ弁9によつてその流路を正、逆いずれ
かに切替えられて油圧管7または8を経てアクチ
ユエータ1のシリンダ2に入りピトン3を正、逆
いずれかに摺動させてそのロツド4を駆動させる
ことができる。
このピストン3の摺動によつてシリンダ2内の
作動油は油圧管8または7を通り、油圧サーボ弁
9によつて減圧側の排油管11に流入し、該管1
1を経て油圧ポンプユニツト6に帰流される。
ところで、給油管10には、その途中に容積型
流量計15が介装してあるので作動油が働らく場
合、必らずその流量が計測されるので、その流量
信号は正しくコントローラ5に伝達されて該コン
トローラ5に記憶された設定流量と対比される。
つぎに、前記容積型流量計15の流量計測に際
し、コントローラ5において、アクチユエータ1
の適正作動および安全作動を行うに必要な設定条
件と対比するために備える検出手段および安全制
御としてつぎのものを示す。
(i) 設定流量と計測流量との対比による異常検
出。
アクチユエータ1の作動に必要な作動油の流量
Qiは、容積型流量計15を経てつぎのとおり
コントローラ5により計測される。
Qi=f・n/t ……(1) Qi:流量(/s、/min、/h) f:メータ係数(/p) n:流量計発信パルス数(p) t:計測時間(s) この流量Qiは、コントローラ5に予じめ記憶
された設定流量Qaと対比され Qi≧Qa ……(2) となつた場合、異常を検知して警報を発し、ま
たは/および作動の停止、原状復帰操作をコン
トローラ5によつて行なわせる。
(ii) アクチユエータ1を構成するシリンダ2の容
量と計測積算流量Vi(ここでVi=f・n)との
対比による異常検出。
流量計15の計測積算流量Viに対し、シリン
ダ2の容量をVsおよび許容量をαとした場合 Vi>Vs+α ……(3) および Vi<Vs−α ……(4) の二つの場合があるが、(3)の場合は作動油が漏
洩したことを検知し、また(4)の場合は、作動油
が油量不足であること検知できる。したがつて
これらの異常を(i)と同様に適宜の手段を介して
安全制御できる。
(iii) フイードバツク制御による安全制御 第3図に示されるように入力信号によりアクチ
ユエータ作動回路24のサーボ増巾器、サーボ
弁9およびアクチユエータ1のシリンダ2がそ
れぞれ作動し、シリンダ2の作動は位置検出器
21その他によりピストン3またはロツド4の
作動変位量が検出されその検出信号がフイード
バツクされて作動を補償しているが、このフイ
ードバツク制御と平行して流量計15の計測信
号をフイードバツクさせることにより、より確
実に作動系の補償を確実とし、安全性を高める
ことができる。
つぎに、第2図に示す実施例についてその構成
および作用を説明する。
この実施例は、第1図に示す流量計15に相当
する容積型流量計15a,15bを、アクチユエ
ータ1と油圧サーボ弁9との間に設けたそれぞれ
の油圧管7,8に介装したもので、バイパス管7
a,8aを有する他は第1図の実施例と全く同様
である。図示では、相当部分、同一部分は第1図
の実施例と同一符号で示すと共に油圧サーボ弁9
から油圧ポンプユニツト6に至る構成は省略して
ある。
この実施例では、油圧サーボ弁9とアクチユエ
ータ1との間において、両油圧管7,8を流通す
る作動油の流量はたえず計測できるので、第1図
の実施例に比し精度を高めることができる。この
場合も前記したと同様に両流量計15a,15b
の計測流量とコントローラ5の設定流量とを対比
して異常の検知、警報信号の発令、フイードバツ
ク制御などを行なわせて安全に制御させることが
できる。
以上の実施例では、この発明に係る流量計によ
る作動油を計測することによつて得られる異常検
出、安全制御の三例を示したものであるが、同様
に作動油の流量計測を基本とする他の手段により
異常検出、安全制御を行えることは勿論である。
この発明によれば、流体圧によつて駆動される
アクチユエータの移動を位置検出すると共にシリ
ンダ内に連通する油圧管に設けた容積流量計によ
る流量計測を設定流量と対比し、かつ必要に応じ
てフイードバツク制御を行わせることにより各種
制御機器ことにロボツトの作動の異常を検知で
き、作動の暴走を防ぐことができる場合は勿論の
こと、人身事故のような不慮の災害を防いで安全
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る安全装置の一実施例を
示す全体の構成説明図、第2図は同上要部の他の
実施例を示す構成説明図、第3図はフイードバツ
ク制御のブロツク図である。 1……アクチユエータ、5……コントローラ、
6……油圧ポンプユニツト、7,8……油圧管、
9……油圧サーボ弁、10……給油管、11……
排油管、15,15a,15b……容積型流量
計、24……アクチユエータ作動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 作動流体によつて駆動されるアクチユエータ
    のピストンで隔離される各シリンダ内に連通する
    油圧管にサーボ弁を介して容積流量計を配設し、
    前記ピストンに一体的にロツドを設け、該ロツド
    または前記ピストンの位置を検出する位置検出器
    をシリンダ側面に設け、所定のシリンダ容量を設
    定流量として記憶し、前記サーボ弁を制御するコ
    ントローラを設け、前記容積流量計による流量と
    コントローラの設定流量との差を検出するように
    したことを特徴とするアクチユエータの安全装
    置。
JP11986182A 1982-07-12 1982-07-12 アクチユエータの安全装置 Granted JPS5914493A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11986182A JPS5914493A (ja) 1982-07-12 1982-07-12 アクチユエータの安全装置

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JPS5914493A JPS5914493A (ja) 1984-01-25
JPH0132367B2 true JPH0132367B2 (ja) 1989-06-30

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JP11986182A Granted JPS5914493A (ja) 1982-07-12 1982-07-12 アクチユエータの安全装置

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