JP4585570B2 - パワーステアリング装置及び流体体積流量感応操舵法 - Google Patents

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Description

本発明は油圧式パワーステアリングシステムに関し、特に、典型的には船舶で利用される油圧式パワーステアリングシステムに関する。
マロールのPCT/JP00/04573は舵柄ポンプ及び方向舵に連結された複動式油圧シリンダを備えた閉鎖型油圧回路を含んだパワーステアリングシステムを開示する。この動力付加油圧ポンプは舵柄ポンプからの圧力を検出することで起動される。
そのようなパワーステアリングシステムの弱点は、舵柄ポンプの作動により所定量の圧力が蓄積された後でのみ舵柄ポンプが起動されることである。このことで操舵員が舵柄を介して船舶を操舵する際にレスポンスの遅れが発生する。
本発明の1特徴により油圧式ステアリング装置が提供される。この装置は手動操作式油圧ステアリングポンプ、油圧ステアリングアクチュエータ及びその手動操作式ポンプをそのアクチュエータと油圧作動式に連結する油圧導管を含んでいる。この手動操作式ポンプの手動操作でアクチュエータが移動する。動力付加油圧ポンプは手動式ポンプとアクチュエータとの間で導管によって油圧作動式に連結されている。油圧ステアリングアクチュエータの移動を助けるために手動操作式ポンプが作動すると動力付加油圧ポンプを作動させる手段が存在する。手動操作式油圧ポンプで移動された液量を検出することでその手段は起動される。
本発明の別の特徴により動力付加油圧ポンプ、手動操作式ステアリングポンプから油圧液を受領する第1ポートと、第1ポートを介して装置に流入する液流を検出する手段とを含んだパワーステアリング装置が提供される。第1ポートを介して装置内に流入する液流が検出されると動力付加油圧ポンプを作動するコントローラが存在する。第2ポートは油圧ステアリングアクチュエータに液体を供給する。第1ポートを介して装置内に流入する液流が検出されると、動力付加油圧ポンプからの油圧液を第2ポートに向けて送り、装置に流入する液体を動力付加油圧ポンプに送る手段が存在する。
本発明の別特徴によりパワーステアリングシステムを備えた船舶が提供される。船舶は船首と船尾とを備えた船殻を含んでいる。手動操作式油圧ステアリングポンプは船殻内に設置されており、第1ステアリングポンプポートと第2ステアリングポンプポートとを有している。ステアリングアクチュエータは船尾に隣接し、第1ステアリングアクチュエータポートと第2ステアリングアクチュエータポートとを有している。動力付加油圧ポンプは船殻内に設置され、モーター、入力ポート及び出力ポートを有している。可動バルブスプール、第1ステアリングポンプポートと油圧作動式に連結された第1バルブポート、第2ステアリングポンプポートと油圧作動式に連結された第2バルブポート、第1ステアリングアクチュエータポートと油圧作動式に連結された第3バルブポート、第2ステアリングアクチュエータポートと油圧作動式に連結された第4バルブポート、動力付加油圧ポンプの入力ポートと油圧作動式に連結された第5バルブポート及び動力付加油圧ポンプの出力ポートと油圧作動式に連結された第6バルブポートを有した方向制御バルブが提供される。このバルブは油圧式に起動され、第1バルブポートへ流入する油圧液はバルブスプールを移動させて第1バルブポートを第5バルブポートと連結させ、第6バルブポートを第3バルブポートと連結させ、第4バルブポートを第2バルブポートと連結させる。第2バルブポートへ流入する油圧液はバルブスプールを移動させて第2バルブポートを第5バルブポートと連結させ、第6バルブポートを第4バルブポートと連結させ、第5バルブポートを第3バルブポートと連結させる。ポジションセンサーは方向制御バルブに隣接し、そのスプールのポジションを検出する。モーターコントローラはポジションセンサー及びモーターと作動式に連結され、第1バルブポートあるいは第2バルブポートへ流入する油圧液で方向制御バルブのスプールが移動されたときモーター及び動力付加油圧ポンプを作動させる。
本発明の別特徴により手動操作式ステアリングポンプと油圧ステアリングアクチュエータとを有した船舶用のパワーステアリングを提供する方法が提供される。この方法は手動操作式ポンプとアクチュエータとの間に動力付加油圧ポンプを油圧作動式に連結させるステップと、手動操作式ポンプと動力付加油圧ポンプとに可動部材を有した制御バルブを連結させるステップと、制御バルブに隣接して可動部材のポジションを検出するセンサーを設置するステップとを含む。可動部材は制御バルブに流入する油圧液によって移動され、センサーは可動部材の移動を検出し、動力付加油圧ポンプで油圧液を手動操作式ポンプからアクチュエータに送る。
本発明のさらに別な特徴により油圧式パワーステアリングシステムが提供される。第1ステアリングポンプポートと第2ステアリングポンプポートとを有した手動操作式油圧ステアリングポンプが提供される。ステアリングアクチュエータは第1ステアリングアクチュエータポートと第2ステアリングアクチュエータポートとを有している。動力付加油圧ポンプは電動モーター、入力ポート及び出力ポートを有している。可動バルブスプール、第1ステアリングポンプポートと油圧作動式に連結された第1バルブポート、第2ステアリングポンプポートと油圧作動式に連結された第2バルブポート、第1ステアリングアクチュエータポートと油圧作動式に連結された第3バルブポート、第2ステアリングアクチュエータポートと油圧作動式に連結された第4バルブポート、動力付加油圧ポンプの入力ポートと油圧作動式に連結された第5バルブポート及び動力付加油圧ポンプの出力ポートと油圧作動式に連結された第6バルブポートを有した方向制御バルブが提供される。このバルブは油圧式に起動され、第1バルブポートに流入する油圧液はバルブスプールを移動させ、第1ステアリングポンプポートを動力付加油圧ポンプの入力ポートと連結させ、動力付加油圧ポンプの出力ポートを第1ステアリングアクチュエータポートと連結させ、第2ステアリングアクチュエータポートを第2バルブポートと連結させる。第2ステアリングポンプポートに流入する油圧液はバルブスプールを移動させ、第2ステアリングポンプポートを動力付加油圧ポンプの入力ポートと連結させ、動力付加油圧ポンプの出力ポートを第2ステアリングアクチュエータポートと連結させ、第1ステアリングアクチュエータポートを第1ステアリングポンプポートと連結させる。方向制御バルブに隣接するポジションセンサーはそのスプールのポジションを検出する。モーターコントローラはポジションセンサー及びモーターと作動式に連結され、方向制御バルブのスプールが第1バルブポートまたは第2バルブポートに流入する油圧液で移動されるとモーター及び動力付加油圧ポンプを作動させる。
本発明は、動力付加ポンプがステアリングポンプから排出される油圧液の圧力を検出することで起動される従来の油圧式パワーステアリングシステムと比較して大きな利点を提供する。本発明はステアリングポンプから排出される液体の体積流量を検出することでモーターを起動させ、ポンプ作動のための圧力を全く必要としない。その結果、本発明のパワーステアリングシステムはさらに感度が良い。
方向制御バルブを使用し、動力付加油圧ポンプのモーターを起動させるために圧力センサーを利用する従来の油圧式ステアリングシステムは、典型的には動力付加ポンプが起動される前にバルブスプールの完全移動を必要とする。なぜなら圧力は蓄積せず、方向制御バルブのスプールがこの限界に移動するまでポンプモーターを起動できないからである。この時点に至る前に、ステアリングポンプにより排出された液体は単にバルブスプールを移動させ、圧力は蓄積しない。一方、本発明による油圧式システムの動力付加ポンプはバルブスプールのポジションに変化が検出されると直ちに作動を開始する。よって、ステアリング感度を大きく向上させる。圧力センサーを利用して動力付加油圧ポンプを起動させるよりも大幅に少ないエネルギースプールを移動させることができる。従って、船舶操縦士の負担が軽減され、ステアリング反応は速くなる。
本発明は、例えば多くの小型プレジャーボートが現在採用する手動油圧式ステアリングシステムに後設置することもできる。以下でさらに詳細に解説するように、このシステムは動力付加油圧ポンプ、方向制御バルブ及びチェックバルブのごとき標準機材を舵柄とステアリングシンリンダとの間に含んだパワーステアリング装置を設置することで提供できる。あるいは、本発明は新船に利用することも、現存船舶の油圧式ステアリング装置に利用することもできる。
図1は本発明の1実施例による油圧式パワーステアリングシステム20を図示する。このシステムは手動操作式油圧ステアリングポンプ22を含んでいる。船舶操舵用である本実施例ではステアリングポンプは従来型ロータリ舵柄ポンプである。ステアリングホイール(操舵輪:図示せず)はステアリングポンプに連結されており、船舶の操舵のために回転される。ステアリングポンプは第1ステアリングポンプポート24と第2ステアリングポンプポート26とを有している。液体はポート24を介してポンプから排出され、船舶を右舷に操舵し、ポート26から排出されて船舶を左舷に操舵する。ステアリングポンプには従来型ロックバルブ30が装備され、液体の逆流で舵柄の移動を防止する。油圧導管ペア34と36はステアリングポンプのポート24と26に油圧作動式に連結される。ポンプモーターンク25に連結される。
バレル41、ピストン42及びピストンロッド44を備えたステアリングアクチュエータまたはシリンダ40の形態で油圧ステアリングアクチュエータが提供される。ステアリングシリンダは、ステアリングシステムが船舶に利用されるとき方向舵、船外モーターあるいは船内/船外モーターでもよい船舶用のステアリング機材に連結される。あるいは、アクチュエータは陸上車両のホイールに連結できる。ロータリ式油圧アクチュエータ等の他タイプのアクチュエータでも代用できる。ステアリングシリンダは第1ポート46と第2ポート48とを有し、反対方向に操舵するためにピストンを反対方向に移動させる加圧された油圧液を受領する。油圧導管50はポート46に連結され、油圧導管52はポート48に連結される。手動式ステアリングシステムでは、油圧導管34は油圧導管50に直接連結され、導管36は導管52に直接連結されるであろう。
しかし、本例のシステムは油圧式パワーステアリングシステム60を含む。この装置は第1ポート64、第2ポート66、第3ポート68及び第4ポート70を備えた本体62を有する。ポート64と66は導管34と36でステアリングポンプに連結され、ポート68と70は導管50と52でステアリングシリンダに連結される。この装置はまた導管27でタンク25に連結されたタンクポート29を有している。よって、装置60は現存する手動式の油圧式ステアリングシステムに、それをステアリングシリンダとステアリングポンプとの間に介在させることで連結できる。あるいは、油圧式パワーステアリングシステム20全体を新品とすることができ、ユニットとして販売できる。
図2は船殻11を有した船舶10内に設置された装置60を図示する。船殻は船首12と船尾ビーム14(船尾13)とを有している。装置60に動力を供給するステアリングポンプ22とバッテリ61も図示されている。ステアリングシリンダ40はステアリングリンク45で船外モーター41と43のペアに連結されている。別例では、装置は例えば船内/船外駆動装置あるいは方向舵のために使用できる。油圧ライン34と36は装置60をステアリングポンプに連結し、油圧パイプ50と52は装置をステアリングシリンダと連結させる。
図1に示す如く、装置60は、バルブスプール81を有した3ポジション、6ウェイの方向制御バルブ80を含んでいる。スプール81は、その本体85内のバルブのシリンダ83内にシール状態で往復式に受領される部材を含んでいる。バルブは一連のバルブポート82,84,86,88,90及び92を含んでいる。請求項ではこれらのポートは第1、第2、第3、第4、第5及び第6バルブポートとして記載されているが、これらの用語はバルブポート82,84,86,88,90及び92のいずれも指すことができ、第1、第2、第3、第4、第5及び第6の用語はその請求項あるいは別請求項で示された異なるバルブポートを区別する目的でのみ使用されている。バルブはアクチュエータ93と95によって油圧式に起動され、スプールは油圧液がポート64を介して装置へ流入すると図1の右方向へ移動し、油圧液がポート66を介して装置へ流入すると図1の左方向へ移動する。
装置は本実施例では、モーター98、DC、可変速度モーターを有する動力付加油圧ポンプ96を含んでいる。ポンプ96は手動式ステアリングポンプ22とステアリングアクチュエータ40との間に油圧式に提供されている。本例では、ポンプは手動式ステアリングポンプ及びステアリングアクチュエータと直列に提供されている。モーターはバルブ80に隣接するポジションセンサー102にカップリングされたモーターコントローラ100によって制御される。ポジションセンサーは、バルブスプールがポート64またはポート66の一方を通って装置に流入する油圧液によって移動される時にバルブスプール81のポジションを検出し、モーター98を起動させるためにコントローラ100に信号を提供する。本例のコントローラ100は、スプール81の移動、従ってポンプ22を介するステアリング量に比例してモーター速度を制御する比例式コントローラである。
本例では、センサーは線状可変差動変圧器(LVDT)である。しかしながら、異方性磁気抵抗(AMR)センサー等の他のポジションセンサーを利用することもできる。1例として市販の集積回路が利用できる。集積回路は2体の ホイートストンブリッジ内にアレンジされた8体のAMRストリップを含んでいる。1方のブリッジは差動測定を提供し、他方は温度補償を提供する。1体の磁石がスプールバルブのスプールに取り付けられている。集積回路は抵抗ストリップ内の磁気モーメントファクターと電流との間の角度に基づいて差動電圧を提供する。あるいは、好適には温度補償を有するホール効果センサーや強力磁気抵抗(GMR)センサーの如き他のタイプのセンサーを用いることもできる。
方向制御バルブのポート90は、油圧導管111と110によって動力付加油圧ポンプの入力ポート103に連結されている。動力付加油圧ポンプの出力ポート112は、油圧導管101と10を介して方向制御バルブのポート92に連結されている。チェックバルブ113が導管101に提供されている。
舵柄が右舷に操舵されると、手動操作式ステアリングポンプ22はポート24を介して油圧液を排出する。油圧液は油圧導管34、ポート64及び導管37を介して油圧式パワーステアリング装置60へ流入する。油圧液の流入によってバルブスプール81が図1の右方向へ移動してポート82をポート90へ連結させ、結果的に油圧導管111と110、及び動力付加油圧ポンプ96の入力ポート103へ連結させる。同時に、ポート92及び結果的に動力付加油圧ポンプ96の出力ポート112はポート86へ連結され、よって導管67を介してステアリング装置のポート68へ、さらに油圧導管50を介して油圧シリンダ40のポート46へ連結させる。同時に、方向制御バルブのポート88はポート84へ連結され、油圧シリンダ40のポート48を、導管52,69及び36を介して手動操作式油圧ステアリングポンプ22のポート26へ相互連結させる。
導管99は導管37をアクチュエータ93へ連結する。油圧液がポート64を介して油圧式ステアリング60へ流入し、バルブスプール81を右方向へ移動させると、センサー102によって検出されたポジションがコントローラ100へ信号を送信する。コントローラ100はその後モーター98に動力付加油圧ポンプ96を作動させるための電力を提供する。本例では、モーターに供給される電圧はバルブスプール81の移動量と比例している。油圧液は、手動操作式油圧ステアリングシステムと同様に、手動操作式ステアリングポンプから油圧式ステアリングアクチュエータへ、並びにステアリングアクチュエータからステアリングポンプへと流入するが、ポンプ96からパワー補助を受領する。動力付加油圧式ポンプ96はステアリングポンプ92からの体積流量に反応して起動される。体積流量は、体積流量に比例するバルブスプール81の移動並びにセンサー102で検出される。
ステアリングポンプが反対方向に回転され、油圧液がポート26から流出すると、油圧液は油圧導管36を介して油圧式パワーステアリング装置60のポート66へ、並びに導管35を介してバルブのポート84へ流入する。これによって、バルブスプール81が図1の左方向へ移動し、油圧液が動力付加油圧ポンプの入力ポート103へ向かって流入するようにポート84をポート90と整合させる。ポンプの出力ポート112は導管101と10及び方向制御バルブのポート92と88を介して装置のポート70に連結される。ポート70は導管52を介してステアリングシリンダのポート48へ連結される。ステアリングシリンダの他方のポート46は装置の導管50、ポート68及び装置の導管67を介して方向制御バルブのポート86へ連結される。これを方向制御バルブがそのポート82へ連結し、よってポート64と油圧導管34とを介して手動操作式油圧ステアリングポンプ22のポート24へと連結する。
導管97は導管35をアクチュエータ95へ連結する。前述の如く、ポジションセンサー102が、ポート66を介して装置へ流入する油圧液流によって発生したバルブスプールの左方向への移動を検出し、モーター98と動力付加油圧ポンプ96を作動させるようコントローラ100へ信号を提供する。このように、ポンプは手動操作式油圧ステアリングポンプのポート26から受領した油圧液をステアリングシリンダのポート48へ向けて送る。この操作は、バルブスプールが右方向へ移動するときの前述の操作の逆である。動力付加ポンプ96の操作はステアリングポンプ22から流出する油圧液量によって制御される。バルブスプール81の移動はポンプ22から流出する油圧液量と比例する。この移動は、動力付加ポンプ96のモーター98を作動させるようコントローラ100へ信号を提供するセンサー102によって検出される。ここでの“右方向”及び“左方向”は本発明の理解のみを目的としており、作業環境におけるバルブスプールの実際の移動方向を示すものではない。
導管106に取り付けられたチェックバルブ108は補給チェックバルブとして提供されている。動力付加ポンプ96が、手動操作式ポンプ22よりも速く液体を供給するとき、動力付加ポンプはタンクからバルブ108を介して液体を吸い上げる。
導管105に取り付けられたリリーフバルブ104は、動力付加ポンプ96が過剰油圧を提供した際にタンクにバックリリーフを提供する。
導管101のチェックバルブ113は、液体がポンプ96の出力ポート112へ流入するのを防止する。
導管117のチェックバルブ115は、動力付加油圧ポンプからの加圧液体がポンプ103の入力ポート103へ流入するのを防止する。
油圧シリンダ40からのフィードバックが油圧パワーステアリング装置60の操作または手動操作式油圧ステアリングポンプ26の操作に影響するのを防止するためにロックバルブ150が提供されている。これはロックバルブ30のような従来技術であるため詳説しない。
本発明は変更可能である。例えば、ポンプ96を可逆性とすることができ、これによって方向制御バルブの必要性を排除できるであろう。しかしながら、ポンプ操作がポンプから流出する液体の圧力によって支配される従来技術とは異なり、ポンプ操作はステアリングポンプからの体積流量によって支配される。圧力センサーの代わりに、1以上の油圧シリンダとピストンの組合せをステアリングポンプ22のポートに連結でき、センサー102と同様な1以上のポジションセンサーをピストンの移動の検出に使用して体積流量を検出することができる。この操作は、ピストンとシリンダの組合せが方向制御バルブとしての機能を有さない点以外は前述の実施例と類似する。別実施例では、2体の動力付加ポンプを1体の動力付加ポンプの代わりに用いることができる。また、ロータリ装置が前述のスプールバルブ、ピストン及びシリンダの組合せの代用となることができる。
図3はスプール81と2つのポート90と86とを含んだ制御バルブ80の一部を示している。ポジションセンサーは、制御バルブ内の液体CVの制御量に直接関係するスプール81のポジションを検出する。ポジションセンサーは以下の式の如く制御量の変化を検出する:
Figure 0004585570
CV=制御量;
in=手動操作式油圧ステアリングポンプ22からCVに入る流量;及び
out=CVから動力付加油圧ポンプ96に入る流量
図1の参照番号に“.1”が追加された図4の別実施例では、流入センサー150は舵柄ポンプ22.1からの油圧液の出力152を検出する。流量センサーからの信号154は、電子アンプ158を介した動力付加ポンプ96.1からの流出を制御するための信号を提供する電子コンパレータ156に供給される。ポンプから流出する油圧液の出力160は、ステアリングポジション162を調整するためにシリンダ40.1へ供給される。負のフィードバックループ164が存在するため、フィードバック流量センサー166は電動ポンプの油圧液出力160を検出し、負のフィードバック170をコンパレータ156へ提供する。このように電動ポンプの出力160は舵柄ポンプ22.1の出力150並びに所望のステアリングポジションと釣り合うように制御される。
図5の別実施例では、図4の参照番号に “.1”を追加して示されている。本例では、コンパレータ156.2は油圧コンパレータであって、例えば図1の実施例のバルブ80の機能を提供することができる。舵柄ポンプ22.2の油圧出力は、前述の式で特定される制御量CVを有したコンパレータに供給される。ポジションセンサー102.2は、例えば図3の実施例のためのスプール81のポジションを決定するように使用される。センサーの電気出力180は、動力付加ポンプ96.2へ信号を提供する電子アンプ158.2へ供給される。ポンプの出力160.2は162.2でステアリングポジションを起動させる油圧アクチュエータ40.2へ供給される。負のフィードバックループ164.2は、電気ポンプの油圧出力160.2と等しいコンパレータ156.2からの油圧液の流出を表している。このように、センサー102.2によって検出される制御量の変化は動力付加ポンプ96.2の油圧出力160.2を舵柄ポンプ22.2の出力152.2並びに所望のステアリングポジションの出力に従わせる。
前述の実施例は本発明の例示のみを目的としており、本発明の範囲を逸脱しない範囲で本発明を変更することは可能である。本発明の範囲は添付の請求の範囲によって定義される。
図1は本発明の1実施例による油圧式パワーステアリングシステムの概略図である。 図2は本発明の1実施例による油圧式パワーステアリングシステムを設置した船舶の概略平面図である。 図3は図1と図2の実施例のための制御バルブの一部概略図であり、バルブ内の制御量の液体とバルブ内外への液流との間の関係を示す。 図4は本発明の別実施例による油圧式パワーステアリングシステムの概略図である。 図5は本発明の第5実施例の概略図である。

Claims (43)

  1. 油圧式ステアリング装置(60)であって、
    手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)と、
    油圧ステアリングアクチュエータ(40)と、
    前記アクチュエータ(40)を手動操作によって移動させるべく前記手動操作式ポンプ(22)を前記アクチュエータ(40)と油圧作動式に連結させる油圧導管(34,37,67,50,36,35,69,52,107,101,111,110)と、
    前記手動操作式ポンプ(22)と前記アクチュエータ(40)との間で前記導管(34,37,67,50,36,35,69,52,107,101,111,110)によって油圧作動式に連結された動力付加油圧ポンプ(96)と、
    前記油圧ステアリングアクチュエータ(40)の移動を助けるために前記手動操作式ポンプ(22)が作動すると前記動力付加ポンプ(96)を作動させる手段(80,100,102,150,166)と、
    を含んでおり、前記手段(80,100,102)は前記手動操作式ポンプ(22)で移動された液量を検出することで起動されることを特徴とする装置(60)
  2. 動力付加油圧ポンプ(96)の出力と等しい負のフィードバック(170)を、手動操作式ポンプ(22)によって移動された液量と釣合う前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記出力を維持するために、作動手段(80,100,102)へ提供するための手段(164,166)を含んでいることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置(60)
  3. 作動手段(80,100,102)は、手動操作式ステアリングポンプ(22)に油圧式に連結された油圧シリンダ(83)と該シリンダ内にシール状態で往復式に受領される部材(81)とを含んでおり、
    前記油圧シリンダ(83)が前記手動操作式ステアリングポンプ(22)から油圧液を受領すると前記部材(81)が移動し、
    前記部材(81)のポジションを検出する前記部材(81)に隣接したポジションセンサー(102)と、
    動力付加油圧ポンプ(96)に接続されたコントローラ(100)とをさらに含んでおり、
    該センサー(102)は前記コントローラ(100)に連結され、前記部材(81)のポジションが変化すると前記動力付加油圧ポンプ(96)を作動させるよう前記コントローラ(100)に信号を提供することを特徴とする請求項記載のステアリング装置(60)
  4. ポジションセンサー(102)は、動力付加油圧ポンプ(96)のシリンダ(83)から出力される液体を差し引いたステアリングポンプ(22)によって出力された液体量を表すシリンダ(83)内の液体の制御量を検出することを特徴とする請求項3記載の装置(60)
  5. シリンダ(83)と部材(81)は、バルブ本体(85)とバルブスプール(81)とを有した方向制御バルブ(80)を含んでおり、
    前記シリンダ(83)は前記バルブ本体(85)内に提供され、前記部材(81)は前記スプール(81)内であることを特徴とする請求項記載のステアリング装置(60)
  6. 手動操作式ポンプ(22)は2つのポートである第1ポンプポート(24)と第2ポンプポート(26)とを有しており、
    該第1ポンプポート(24)は前記ポンプ(22)が作動しているときに液体を排出し、アクチュエータ(40)を第1方向に移動させ、
    前記第2ポンプポート(26)は前記ポンプ(22)が作動しているときに液体を受領し、アクチュエータ(40)を前記第1方向に移動させ、
    前記第2ポンプポート(26)は前記ポンプ(22)が作動しているときに液体を排出し、アクチュエータ(40)を第2方向に移動させ、
    前記第1ポンプポート(24)は前記ポンプ(22)が作動しているときに液体を受領し、アクチュエータ(40)を前記第2方向に移動させることを特徴とする請求項5記載のステアリング装置(60)
  7. 油圧導管(34,37,67,50,36,35,69,52,107,101,111,110)は第1ポンプポート(24)から方向制御バルブ(80)まで延びる第1油圧導管(34,37)
    第2ポンプポート(26)から方向制御バルブ(80)まで延びる第2油圧導管(36,35)
    並びに前記制御バルブ(80)と動力付加油圧ポンプ(96)との間で延びる第3油圧導管(111,110)及び第4油圧導管(107,101)を含んでおり、
    液体が前記第1ポンプポート(24)から流出するとき、前記方向制御バルブ(80)は、前記動力付加油圧ポンプ(96)を前記油圧導管(34,37,67,50,36,35,69,52,107,101,111,110)に油圧式に連結し、前記動力付加油圧ポンプ(96)にアクチュエータ(40)に液体が流れるのを補助させ、該アクチュエータ(40)を第1方向に移動させ、
    液体が前記第2ポンプポート(26)から流出するとき、前記動力付加油圧ポンプ(96)を前記油圧導管(34,37,67,50,36,35,69,52,107,101,111,110)に油圧式に連結するように設計されたポート(92,90)を有しており、前記動力付加油圧ポンプ(96)に液体が前記アクチュエータ(40)に流れるのを補助させ該アクチュエータ(40)を第2方向に移動させることを特徴とする請求項6記載のステアリング装置(60)
  8. 油圧導管(111,110)は方向制御バルブ(80)並びに動力付加油圧ポンプ(96)の入力ポート(103)と連通し、
    油圧導管(107,101)は前記方向制御バルブ(80)並びに前記動力付加油圧ポンプ(96)の出力ポート(112)と連通し、
    前記アクチュエータ(40)は第1シリンダポート(46)及び第2シリンダポート(48)を有しており、
    導管(67,50)が前記方向制御バルブ(80)並びに前記第1シリンダポート(46)と連通しており、
    導管(69,52)が前記方向制御バルブ(80)並びに前記第2シリンダポート(48)と連通しており、
    手動式ポンプ(22)が前記第1油圧導管(34,37)から液体を排出させるとき、前記方向制御バルブ(80)は前記第1導管(34,37)を前記第導管(111,110)と連結し、前記第導管(107,101)を前記第導管(67,50)と連結し、前記第導管(69,52)を前記第2導管(36,35)と連結し、
    前記手動式ポンプ(22)が前記第2油圧導管(36,35)から液体を排出させるとき、前記方向制御バルブは前記第2導管(36,35)を前記第導管(111,110)と連結し、前記第導管(107,101)を前記第導管(69,52)と連結し、前記第導管(67,50)を前記第1導管(34,37)と連結することを特徴とする請求項7記載のステアリング装置(60)
  9. 動力付加油圧ポンプ(96)は、手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)並びにアクチュエータ(40)と油圧式に直列接続されていることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置(60)
  10. 作動手段(80,100,102)は比例式コントローラ(100)であることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置(60)
  11. ステアリングポンプ(22)の出力を検出する流入センサー(150)を含む手段(100,102)ならびに、動力付加ポンプ(96)の出力を検出するフィードバック流センサー(166)、及び前記流入センサー(150)と前記フィードバック流センサー(166)からの信号(154,170)を比較して前記動力付加ポンプ(96)へ信号を提供するコンパレータ(156)を含む手段(80,100,102)とを含んでおり、
    前記動力付加ポンプ(96)の出力は前記ステアリングポンプ(22)の出力並びに所望のステアリングポジションに従って調整されることを特徴とする請求項1記載のステアリング装置(60)
  12. 油圧式ステアリングシステム(20)のパワーステアリング装置(60)であって、
    方向制御バルブ(80)と、
    該方向制御バルブ(80)と油圧式に連結され、手動操作式ステアリングポンプ(22)の第1ポンプポート(24)と連結可能である第1バルブポート(82)と、
    前記方向制御バルブ(80)と油圧式に連結され、手動操作式ステアリングポンプ(22)の第2ポンプポート(26)と連結可能である第2バルブポート(84)と、
    第3バルブポート(86)、第4バルブポート(88)、第5バルブポート(90)並びに第6バルブポート(92)と、
    それぞれ前記方向制御バルブ(80)の前記第バルブポート(90)及び前記第バルブポート(92)に油圧式に連結された入力ポート(103)及び出力ポート(112)を有した動力付加油圧ポンプ(96)と、を含んでおり、
    前記方向制御バルブ(80)は油圧液が前記第1バルブポート(82)から本装置(60)に流入するとき第1態様で移動する部材(81)を有しており、該部材(81)は油圧液が前記第2バルブポート(84)から本装置(60)に流入するとき第2態様で移動し、
    本装置(60)は、前記部材(81)の移動を検出するポジションセンサー(102)と、
    油圧液が前記第1バルブポート(82)あるいは前記第2バルブポート(84)から本装置(60)に流入するとき前記センサー(102)から信号を受領し、前記動力付加油圧ポンプ(96)を操作するコントローラ(100)と、をさらに含んでおり、
    前記第バルブポート(86)と前記第バルブポート(88)はステアリングアクチュエータ(40)に油圧式に連結されるものであり、
    油圧液が前記第1バルブポート(82)を介して本装置(60)に流入するとき前記制御バルブ(80)は前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記出力ポート(112)を前記第バルブポート(86)に連結させ、
    油圧液が前記第2バルブポート(84)を介して本装置(60)に流入するとき前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記出力ポート(112)を前記第バルブポート(88)に連結させることを特徴とする装置(60)
  13. 制御バルブ(80)はスプールバルブであり、部材(81)はそのスプール(81)であることを特徴とする請求項12記載の装置(60)
  14. 制御バルブ(80)は3ポジション、6ウェイのバルブであることを特徴とする請求項13記載の装置(60)
  15. 前記動力付加油圧ポンプ(96)は可変速度モーター(98)を有しており、コントローラ(100)は比例式コントローラであり、前記モーター(98)の速度は制御バルブ(80)の部材(81)の移動距離に比例することを特徴とする請求項12記載の装置(60)
  16. パワーステアリング装置(60)であって、
    動力付加油圧ポンプ(96)と、
    手動操作式ステアリングポンプ(22)から油圧液を受領する第1ポート(82)と、
    前記第1ポート(82)を介して本装置(60)に流入する液流を検出する手段(81,102)と、
    前記第1ポート(82)を介して本装置(60)内に流入する液流が前記手段(81,102)により検出されると前記動力付加油圧ポンプ(96)を作動するコントローラ(100)と、
    油圧ステアリングアクチュエータ(40)に液体を供給する第2ポート(86)と、
    前記第1ポート(82)を介して本装置(60)内に流入する液流が前記手段(81,102)により検出されると、前記動力付加ポンプ(96)からの油圧液を前記第2ポート(86)へ向けて送り、本装置(60)に流入する液体を前記動力付加ポンプ(96)へ向けて送る手段(80,81)と、を含んでいることを特徴とする装置(60)
  17. 検出手段(81,102)は、第1ポート(82)を介して装置(60)に流入する液体によって移動可能な部材(81)と、該部材(81)に隣接するポジションセンサー(102)とを含んでいることを特徴とする請求項16記載の装置(60)
  18. 前記送る手段(80,81)は制御バルブ(80)を含んでおり、部材(81)は前記制御バルブ(80)のスプール(81)であることを特徴とする請求項17記載の装置(60)
  19. 手動操作式ステアリングポンプ(22)に連結可能な第3ポート(84)と、
    油圧式ステアリングアクチュエータ(40)に連結可能な第4ポート(88)とを含んでおり、
    第1ポート(82)を介して本装置(60)に流入する液体が検出されると、制御バルブ(80)は前記第4ポート(88)を前記第3ポート(84)に連結させ、
    前記第3ポート(84)を介して本装置(60)に流入する液体が検出されると、動力付加油圧ポンプ(96)からの油圧液を前記第ポート(88)に方向付け、
    前記第3ポート(84)を介して本装置(60)に流入する液体が検出されると前記第1ポート(82)は前記第ポート(86)に連結され、
    前記第3ポート(84)を介して本装置(60)に流入する液体が検出されるとコントローラ(100)は前記動力付加油圧ポンプ(96)を作動することを特徴とする請求項18記載の装置(60)
  20. 油圧式ステアリング装置(60)であって、
    第1ステアリングポンプポート(24)と第2ステアリングポンプポート(26)とを有した手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)と、
    第1ステアリングアクチュエータポート(46)と第2ステアリングアクチュエータポート(48)とを有したステアリングアクチュエータ(40)と、
    モーター(98)、入力ポート(103)及び出力ポート(112)を有した動力付加油圧ポンプ(96)と、
    可動バルブスプール(81)、前記第1ステアリングポンプポート(24)に油圧式に連結された第1バルブポート(82)、前記第2ステアリングポンプポート(26)に油圧式に連結された第2バルブポート(84)、前記第1ステアリングアクチュエータポート(46)に油圧式に連結された第3バルブポート(86)、前記第2ステアリングアクチュエータポート(48)に油圧式に連結された第4バルブポート(88)、前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記入力ポート(103)に油圧式に連結された第5バルブポート(90)、並びに前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記出力ポート(112)に油圧式に連結された第6バルブポート(92)を有した油圧式方向制御バルブ(80)であって、
    前記第1バルブポート(82)に流入する油圧液は前記バルブスプール(81)を移動させ、前記第1バルブポート(82)を前記第5バルブポート(90)に連結し、前記第6バルブポート(92)を前記第3バルブポート(86)に連結し、前記第4バルブポート(88)を前記第2バルブポート(84)に連結し、前記第2バルブポート(84)に流入する油圧液は前記バルブスプール(81)を移動させ、前記第2バルブポート(84)を前記第5バルブポート(90)に連結し、前記第6バルブポート(92)を前記第4バルブポート(88)に連結し、前記第1バルブポート(82)を前記第3バルブポート(86)に連結させる方向制御バルブ(80)と、
    前記方向制御バルブ(80)と隣接し、前記スプール(81)上で位置を検出するポジションセンサー(102)と、
    前記方向制御バルブ(80)の前記スプール(81)が前記第1バルブポート(82)あるいは前記第2バルブポート(84)に流入する油圧液で移動されると、前記ポジションセンサー(102)及びモーター(98)と連結し、該モーター(98)を作動することで前記動力付加油圧ポンプ(96)を作動するモーターコントローラ(100)と、
    を含んでいることを特徴とする装置(60)
  21. コントローラ(100)は比例式コントローラであり、モーター(98)の速度並びに動力付加油圧ポンプ(96)の速度は方向制御バルブ(80)のスプール(81)の移動距離に比例することを特徴とする請求項20記載の装置(60)
  22. 動力付加油圧ポンプ(96)はステアリングアクチュエータ(40)並びに手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)と油圧式に直列接続されていることを特徴とする請求項20記載の装置(60)
  23. センサー(102)は線状可変差動変圧器を含んでいることを特徴とする請求項22記載の装置(60)
  24. センサー(102)は異方性磁気抵抗センサーであることを特徴とする請求項22記載の装置(60)
  25. センサー(102)はホイートストンブリッジ内にアレンジされた複数の異方性磁気抵抗センサーを有した集積回路を含んでいることを特徴とする請求項22記載の装置(60)
  26. センサー(102)はホール効果センサーであることを特徴とする請求項22記載の装置(60)
  27. センサー(102)は強力磁気抵抗センサーであることを特徴とする請求項22記載の装置(60)
  28. パワーステアリングシステム(20)を有した船舶(10)であって、
    船首(12)と船尾(13)とを有した船殻(11)と、
    該船殻(11)内に備え付けられ、第1ステアリングポート(24)と第2ステアリングポート(26)とを有した手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)と、
    第1ステアリングアクチュエータポート(46)と第2ステアリングアクチュエータポート(48)とを有し、前記船尾(13)に隣接したステアリングアクチュエータ(40)と、
    モーター(98)、入力ポート(103)及び出力ポート(112)を有し、前記船殻(11)内に備え付けられた動力付加油圧ポンプ(96)と、
    可動バルブスプール(81)、前記第1ステアリングポンプポート(24)に油圧式に連結された第1バルブポート(82)、前記第2ステアリングポンプポート(26)に油圧式に連結された第2バルブポート(84)、前記第1ステアリングアクチュエータポート(46)に油圧式に連結された第3バルブポート(86)、前記第2ステアリングアクチュエータポート(48)に油圧式に連結された第4バルブポート(88)、前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記入力ポート(103)に油圧式に連結された第5バルブポート(90)、並びに前記動力付加油圧ポンプ(96)の前記出力ポート(112)に油圧式に連結された第6バルブポート(92)を有した油圧式方向制御バルブ(80)であって、
    前記第1バルブポート(82)に流入する油圧液は前記バルブスプール(81)を移動させ、前記第1バルブポート(82)を前記第5バルブポート(90)に連結し、前記第6バルブポート(92)を前記第3バルブポート(86)に連結し、前記第4バルブポート(88)を前記第2バルブポート(84)に連結し、前記第2バルブポート(84)に流入する油圧液は前記バルブスプール(81)を移動させ、前記第2バルブポート(84)を前記第5バルブポート(90)に連結し、前記第6バルブポート(92)を前記第4バルブポート(88)に連結し、前記第1バルブポート(82)を前記第3バルブポート(86)に連結させる方向制御バルブ(80)と、
    前記方向制御バルブ(80)と隣接し、前記スプール(81)上で位置を検出するポジションセンサー(102)と、
    前記方向制御バルブ(80)の前記スプール(81)が前記第1バルブポート(82)あるいは前記第2バルブポート(84)に流入する油圧液で移動されると、前記ポジションセンサー(102)及びモーター(98)と連結し、該モーター(98)を作動することで前記動力付加油圧ポンプ(96)を作動するモーターコントローラ(100)と、
    を含んでいることを特徴とする船舶(10)
  29. コントローラ(100)は比例式コントローラであり、モーター(98)の速度並びに動力付加油圧ポンプ(96)の速度は方向制御バルブ(80)のスプール(81)の移動距離に比例することを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  30. 動力付加油圧ポンプ(96)はステアリングアクチュエータ(40)並びに手動操作式油圧ステアリングポンプ(22)と油圧式に直列接続されていることを特徴とする請求項29記載の船舶(10)
  31. センサー(102)は線状可変差動変圧器を含んでいることを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  32. センサー(102)は異方性磁気抵抗センサーであることを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  33. センサー(102)はホイートストンブリッジ内にアレンジされた複数の異方性磁気抵抗センサーを有した集積回路を含んでいることを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  34. センサー(102)はホール効果センサーであることを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  35. センサー(102)は強力磁気抵抗センサーであることを特徴とする請求項28記載の船舶(10)
  36. 手動操作式ステアリングポンプ(22)と油圧ステアリングアクチュエータ(40)とを有した船舶(10)用のパワーステアリングを提供する方法であって、
    前記手動操作式ポンプ(22)と前記アクチュエータ(40)との間に動力付加油圧ポンプ(96)油圧式に連結させるステップと、
    前記手動操作式ポンプ(22)と前記動力付加油圧ポンプ(96)とに可動部材(81)を有した制御バルブ(80)を連結させるステップと、
    前記制御バルブ(80)に隣接して前記可動部材(81)のポジションを検出するセンサー(102)を設置するステップとを含んでおり、
    前記部材(81)は前記制御バルブ(80)に流入する油圧液によって移動され、前記センサー(102)は前記部材(81)の移動を検出し、前記動力付加油圧ポンプ(96)で油圧液を前記手動操作式ポンプ(22)から前記アクチュエータ(40)へ送ることを特徴とする方法。
  37. コントローラ(100)は比例式コントローラであり、動力付加油圧ポンプ(96)は手動操作式ポンプ(22)の移動距離並びに可動部材(81)の移動距離に比例する速度で作動されることを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 手動操作式ステアリングポンプ(22)と油圧ステアリングアクチュエータ(40)とを有した船舶(10)用のパワーステアリングを提供する方法であって、
    前記手動操作式ポンプ(22)と前記アクチュエータ(40)との間に動力付加油圧ポンプ(96)油圧式に連結させるステップと、
    前記ステアリングポンプ(22)の油圧液出力体積を検出するステップと、
    前記動力付加ポンプ(96)の油圧液出力体積を検出するステップと、
    前記ステアリングポンプ(22)の前記液体出力を前記動力付加ポンプ(96)の前記液体出力と比較するステップと、
    前記動力付加ポンプ(96)の前記出力が前記ステアリングポンプ(22)の出力と釣り合うように前記動力付加ポンプ(96)を作動させるステップと、を含んでいることを特徴とする方法。
  39. 体積は電子センサー(150,166)によって検出され、液体出力は電子コンパレータ(156)によって比較され、前記電子コンパレータ(156)は動力付加ポンプ(96)に電子信号を送信することを特徴とする請求項38記載の方法。
  40. コンパレータ(156)は電子アンプ(158)を介して電子信号を動力付加ポンプ(96)に提供することを特徴とする請求項39記載の方法。
  41. 手動操作式ステアリングポンプ(22)と油圧ステアリングアクチュエータ(40)とを有した船舶(10)用のパワーステアリングを提供する方法であって、
    前記手動操作式ポンプ(22)と前記アクチュエータ(40)との間に動力付加油圧ポンプ(96)油圧式に連結させるステップと、
    前記ステアリングポンプ(22)によって出力される液体の流れを検出するステップと、
    前記動力付加ポンプ(96)から発生する液体の流れを検出するステップと、
    前記ステアリングポンプ(22)の前記液体の流れを前記動力付加ポンプ(96)から発生する前記液体の流れと比較するステップと、
    前記動力付加ポンプ(96)から発生する前記液体の流れが前記ステアリングポンプ(22)の前記液体の流れと釣り合うように前記動力付加ポンプ(96)を作動させるステップと、を含んでいることを特徴とする方法。
  42. 前記検出するステップにおいて、液体の流れは電子センサー(150,166)によって検出され、
    前記比較するステップにおいて、流体の流れはコンパレータ(156)によって比較され、
    前記コンパレータ(156)は前記動力付加ポンプ(96)に電子信号を提供することを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. コンパレータ(156)は電子アンプ(158)を介して電子信号を動力付加ポンプ(96)に提供することを特徴とする請求項42記載の方法。
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