JPH01321334A - 複合糸のシースのカバリング強度測定方法と装置 - Google Patents

複合糸のシースのカバリング強度測定方法と装置

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JPH01321334A
JPH01321334A JP15618188A JP15618188A JPH01321334A JP H01321334 A JPH01321334 A JP H01321334A JP 15618188 A JP15618188 A JP 15618188A JP 15618188 A JP15618188 A JP 15618188A JP H01321334 A JPH01321334 A JP H01321334A
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Isao Kurata
倉田 勲
Keiichi Funami
舟見 恵一
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Nitto Boseki Co Ltd
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Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コアヤーン、カバードヤーン等の複合糸のシ
ースのカバリング強度を測定する方法と装置に関するも
のである。
従来の技術 ]アヤーン、カバードヤーン等の複合糸の全体としての
強力は糸強力試験器で測定されるものの、シースのカバ
リング強度のみを測定する装置は、従来は存在しなかっ
た。
このため、シースのカバリング強度は、測定者の指の触
覚によって判断するか、シースな機械的に剥し、その剥
れの状態を目視によって判別する手段等が採用されてい
る。
発明が解決しようとする課題 前述のように、従来の複合糸のシースのカバリング強度
の測定は、測定者の触覚とか、シースの剥れ状態の目視
による判別であるため、個人差が大きく、カバリング強
度の把握は著しく不正確であった。
発明の目的 前述の現状に鑑み、本発明は、複合糸のシースのカバリ
ング強度を、同一条件での相対的な定量値として迅速か
つ正確に測定できる方法と装置とを提供することを目的
としている。
課題を解決するための手段 前述の目的を達成するため、特許請求の範囲第1項の方
法は、複合糸の1端部を固定し、他端を前記固定された
端部に向って伸長できるよう支持し、該複合糸の周面に
伸長できる端部から固定された端部に向う方向に回転す
る回転体の周部を摩擦接触させて複合糸のシースにネッ
プを発生させ、所定太さのネップの発生を前記周面のネ
ップ捕捉で検知し、検知時点における回転体の回転数を
複合糸間のシースの相対的カバリング強度とすると云う
構成を採っている。
また、特許請求の範囲第2項の装置は、定方向に積極回
転する回転体の周面に、複合糸に摩擦接触する糸擦過部
とネップ捕捉部とが設けられており、被測定糸の張架装
置は、前記回転体の回転方向前方側において被測定糸の
1端を固定する固定把持部と、該回転方向手前側におい
て、前記糸の他端を伸縮自在に把持する伸縮把持部と、
前記被測定糸を回転体の周部に接する位置に張架するた
めの糸導部とを有すると共に、前記固定把持部に近接し
た被測定糸の張架位置には、該糸のたるみ検知器が配設
され、その検知信号が回転体の駆動停止信号とされ、前
記回転体には回転数計測器が付設されていると云う構成
を採用している。
作     用 特許請求の範囲第1項の方法によると、回転体の周部に
よって繰り返し摩擦されることにより、複合糸のシース
は徐々に剥れてネップを形成し、そのネップの太さが所
定太さに達した時点で該ネップを捕捉して検知し、検知
時点での回転体の回転数を検出することにより、該回転
数が複数の複合糸間において、同一条件での回転体によ
る摩擦で所定太さのネップが発生するまでの定量的数値
となり、相対的なシースのカバリング強度を表わしうる
ものである。
また、特許請求の範囲第2項の装置によると、被測定糸
たる複合糸は、回転体の周部に接する位置に張架装置の
糸導部で配置され、定方向に積極回転する回転体の糸擦
過部で摺擦され、徐々にシースが剥がされてネップを形
成する。このネップは回転体のネップ捕捉部により、所
定太さに達すると捕捉される。
被測定糸は、回転体の回転方向手前側において伸縮把持
部で把持されているので、ネップがネップ捕捉部で捕捉
されると、回転体の回転に伴なって引張り張力を受け、
回転体の回転方向前方側で固定把持部で把持されている
側にたるみが生じ、このたるみがたるみ検知器で検出さ
れ、回転体の回転が停止され、その回転数が回転数計測
器で検出される。
前述の回転体の糸擦過部、ネップ捕捉部の構造、被測定
糸を把持する伸縮把持部の弾性と、この弾性により被測
定糸が回転体の周部に接触する接触圧を均一に保持して
おけば、ネップが捕捉されて回転体が停止するまでの回
転数は、i数の被測定糸のシースのカバリング強度の相
対的な定量的数値となるものである。
実施例 図面は、特許請求の範囲第2項の発明の実施の一例を示
しており、基台1に立設された支枠2.3により回転体
4が、図示を省略した駆動モータにより、プーリー5を
介して矢印A方向へ定速度で回転させられるよう支承さ
れている。
図示例の回転体4は、両側の基盤6に、等長の各6本の
腕杆7を放射状に植設し、その先端間に横杆8及びワイ
ヤ9を張架したカセ枠状とされている。
横杆8は、第2図、第3図に明示されるように、腕杆7
,7の先端間に横架、固定された基板lOに、該杆より
高い左右の摺動板11.12が、中央部に間隔Sを存し
て双矢印B、Cで示す方向に位置調節、固定自在に取り
付けられている。その調節、固定構造は、長孔とボルト
・ナツトあるいは、アリ溝とネジ等任意の構造でよく、
その図示は省略されている。
上述の間隔Sを存する空隙部13は、基板lOの上端面
14と摺動板11.12の互に対向する側端面15、1
6とで、角筒内面を形成するよう構成されており、各稜
線部分にはアールは付されておらず直角の稜線を形成し
ている。
この空隙部13は、後述するように、被測定糸たる複合
糸のシースに対する糸擦過部であり、かつシースの剥れ
で生じたネップのネップ捕捉部をも兼ねるものである。
前述の基台1には被測定糸17たる複合糸の張架装置1
8が設けられている@ この張架装置18は、前記回転体4の矢印Aで示す回転
方向前方側の基台1に固定されている被測定糸17の端
部を固定する固定把持部19と、回転体4の回転方向手
前側の基台1に、スプリング20を介して取り付けられ
被測定糸17の他端部を伸縮自在に把持する伸縮把持部
21と、両把持部19.21間の被測定糸17を、前記
回転体4の上側路半周部分の周部に接する位置に張架す
る糸導部22.23.24とで構成されている。
また、前記固定把持部19に近接した位置の被測定糸1
7の張架位置、図示例では糸導部23と24との間の張
架位置に、張架された被測定糸17のたるみ検知器25
が配設されている。
図示例のたるみ検知器25はリミットスイッチとされ、
そのフイーラ−26が、糸導部23と24との間の被測
定糸17上に接触させられ該糸にたるみが生ずると、フ
イーラ−26が下がりリミットスイッチたるたるみ検知
器25から検知信号が出力され、回転体4の図示を省略
されている駆動モータの回路に入力されて該モータを停
止させ、回転体4を瞬時に停止させるように構成されて
いる。上述のたるみ検知器25の検知信号により回転体
4を瞬時に停止させる機構は公知の如何なる機構であっ
てもよい。
また回転体4には回転数計測器27が付設されている。
図示例の回転数計測器27は、支枠3の内側面に取り付
けられ、腕杆7の通過を検知する近接スイッチ28と、
その出力をカウントするプリセットカウンター29とカ
ウンターリセットボタン30とで構成されている◇ なお第1図において、符号31は起動ボタン、32は強
制停止ボタンである。
図示例では、回転体4の横杆8の空隙部13に糸擦過部
とネップ捕捉部との2作用を兼ねさせ、ワイヤ9には単
なる案内作用のみを行なわせているのが、このワイヤ9
0表面を紙ヤスリ状の粗面とするか、粗目のセラミック
ワイヤ等として、被測定糸17のシースの剥しを行なわ
せ、横杆8の空隙部13にネップ捕捉作用のみを行なわ
せてもよい。
また回転体4の回転数計測器27は回転体4の1回転ご
とに計数するものの外、腕杆7の1本ごとの通過を計数
できるようにし、図示例では、1/6回転まで計測でき
るようにしてもよ(1゜ 横杆8における空隙部13の間隔Sは、被測定糸17の
番手が30″または40′5のとぎは0.3+m程度が
好適とされている。
図示例の場合、被測定糸17たるコアーヤーンを張架装
置18により、第1図中−点鎖線で示す如く、横杆8の
空隙部13を通して張架し、起動ボタン31で回転体4
を矢印A方向に定速回転させると、回転体4の周部たる
横杆8の空隙部13によりコアーヤーンは1回転ごとに
、回転体4の約半周部分でしごかれ、そのシースは徐々
に毛羽立ち、剥れはじめ、遂にはシースがネ・ツブとな
って空隙部13に引掛り通過できなくなる。
この状態となると、コアーヤーンには矢印A方向の引張
り張力が回転体4の横杆8を経て作用するので伸縮把持
部21即ちスプリング20は伸長し、その伸長分だけ固
定把持部19側のコアーヤーンはたるみを生ずる。
このたるみは直ちにたるみ検知器25で検知されるので
、回転体4は停止され、停止に至るまで、即ちコアーヤ
ーンのシースが剥れてネップとなり空隙部13に引掛る
までの回転体4の回転数が回転数計測器27で計測表示
され、当該コアーヤーンのシースのカバリング強度即ち
、空隙部13でしごかれ剥れてネップとなるまでの強度
が、回転体40回転数として定量的に表示されることと
なる。
次表は、図示例の装置により、次の通りシース原料及び
被測定糸の番手に差を設けてシースのカバリング強度を
測定した結果を表わしている0 (1)  シース原料  綿3種(A、B、C)(2)
被測定計たる複合糸の番手 a : 20’ (ポリエステルコア150’ /48
’ )b : 30” (125d/24’)(3)紡
出錘の測定数各5本 表 この表から、各番手の複合糸ともシースの原料相互間に
、十分な有意差が認められる。
効     果 本発明の方法によれば、複合糸のシースのカバリング強
度を、回転体の周部との摩擦接触によって剥りてネップ
状態となるまでの回転体の回転数として定量的に検知で
きるので、人の触覚、目視等によるバラツキとか、ネッ
プの大きさによる静電容量の変化、外径差等を電子的、
測定手段で測定する煩雑さ、コスト高等を伴うことなく
正確に測定し、比較でき従って、シースのカバリング強
度を正確に把握でき、紡績条件の選定、品種や番手によ
るカバリング強度差を知ることが可能となり、複合糸の
品質の向上と適正原料の選定等を容易に実現できる効果
がある。
また、本発明の装置によれば、比較的簡単な構造の、熟
練技術を要することのない装置により本発明方法を実施
でき、ネップ捕捉部の大きささえ変えれば太さの異なる
複合糸にも摘要できる等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の斜視図、第2図はネップ捕捉部の
拡大正面図、第3図は第2図に示すものの平面図である
。 4:回転体、17:被測定糸、18:張架装置、19:
固定把持部、21:伸縮把持部、22.23.24 :
糸導部、25:たるみ検知器、27:回転数計測器0 特許出願人  日東紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合糸の1端部を固定し、他端を前記固定された端
    部に向って伸長できるよう支持し、該複合糸の周面に、
    伸長できる端部から固定された端部に向う方向に回転す
    る回転体の周部を摩擦接触させて複合糸のシースにネッ
    プを発生させ、所定太さのネップの発生を前記周面のネ
    ップ捕捉で検知し、検知時点における回転体の回転数を
    複合糸間のシースの相対的カバリング強度とする複合糸
    のシースのカバリング強度測定方法。 2、定方向に積極回転する回転体の周部に、複合糸の周
    面に摩擦接触する糸擦過部とネップ捕捉部とが設けられ
    ており、被測定糸の張架装置は、前記回転体の回転方向
    前方側において被測定糸の1端を固定する固定把持部と
    、該回転方向手前側において、前記糸の他端を伸縮自在
    に把持する伸縮把持部と、前記被測定糸を回転体の周部
    に接する位置に張架するための糸導部とを有すると共に
    、前記固定把持部に近接した被測定糸の張架位置には、
    該糸のたるみ検知器が配設され、その検知信号が回転体
    の駆動停止信号とされ、前記回転体には回転数計測器が
    付設されている複合糸のシースのカバリング強度測定装
    置。
JP15618188A 1988-06-24 1988-06-24 複合糸のシースのカバリング強度測定方法と装置 Expired - Lifetime JPH0612322B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114088616A (zh) * 2021-11-03 2022-02-25 鲁泰纺织股份有限公司 包芯纱滑脱性能的检测装置及检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114088616A (zh) * 2021-11-03 2022-02-25 鲁泰纺织股份有限公司 包芯纱滑脱性能的检测装置及检测方法
CN114088616B (zh) * 2021-11-03 2024-02-27 鲁泰纺织股份有限公司 包芯纱滑脱性能的检测装置及检测方法

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