JPH01320739A - カラー陰極線管用シヤドウマスク - Google Patents
カラー陰極線管用シヤドウマスクInfo
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- JPH01320739A JPH01320739A JP15413388A JP15413388A JPH01320739A JP H01320739 A JPH01320739 A JP H01320739A JP 15413388 A JP15413388 A JP 15413388A JP 15413388 A JP15413388 A JP 15413388A JP H01320739 A JPH01320739 A JP H01320739A
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- shadow mask
- mask
- ray tube
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- Pending
Links
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Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、カラー陰極線管のシャドウマスクに関する
。
。
[従来の技術]
第2図に示すように、シャドウマスクカラー陰極線管(
20)は、パネルガラス(21)およびファンネルガラ
ス(22)などで構成された外囲器内に密閉された電子
銃(23)から出たB、G、R3木の電子ビーム(24
)を、偏向ヨーク(25)で電磁偏向し、フレーム(1
0)によって強度が保たれているシャドウマスク(1)
でB、G、Hの3色に選択透過し、各々の色の蛍光体(
2B)にランテングさせるものである。また、内部磁気
シールド(27)は、外部磁界をシールドする磁性板で
あり、ゲッタ(28)は、外囲器内の真空度を高めるも
のである。シャドウマスク(1)およびフレーム(lO
)は、一般に安価で、曲面成形性の良い純鉄材が用いら
れている。
20)は、パネルガラス(21)およびファンネルガラ
ス(22)などで構成された外囲器内に密閉された電子
銃(23)から出たB、G、R3木の電子ビーム(24
)を、偏向ヨーク(25)で電磁偏向し、フレーム(1
0)によって強度が保たれているシャドウマスク(1)
でB、G、Hの3色に選択透過し、各々の色の蛍光体(
2B)にランテングさせるものである。また、内部磁気
シールド(27)は、外部磁界をシールドする磁性板で
あり、ゲッタ(28)は、外囲器内の真空度を高めるも
のである。シャドウマスク(1)およびフレーム(lO
)は、一般に安価で、曲面成形性の良い純鉄材が用いら
れている。
このように構成されているカラー陰極線管(20)の作
動時には、第3図に示すように、電子ビーム(24)の
約8割はシャドウマスク(1)のスロット孔(13)を
通過せず、シャドウマスク(1)に射突する。このため
、周知のようにシャドウマスク(1)は発熱し、図中に
(lb)で示すようにいわゆるドーム状に変形ル、透過
する電子ビーム(24)の軌道を破線(24b)で示し
たように変化させる。このため電子ビーム(24)のラ
ンデングポイントが変化し、色純度不良を招く。
動時には、第3図に示すように、電子ビーム(24)の
約8割はシャドウマスク(1)のスロット孔(13)を
通過せず、シャドウマスク(1)に射突する。このため
、周知のようにシャドウマスク(1)は発熱し、図中に
(lb)で示すようにいわゆるドーム状に変形ル、透過
する電子ビーム(24)の軌道を破線(24b)で示し
たように変化させる。このため電子ビーム(24)のラ
ンデングポイントが変化し、色純度不良を招く。
このような問題点を解決するために、特公昭42−25
446号公報、特開昭50−58977号公報及び特開
昭50−68650号公報に示されているようにシャド
ウマスク(1)を、低熱膨張材、例えば鉄−ニッケル合
金であるアンバー合金で構成する提案がなされている。
446号公報、特開昭50−58977号公報及び特開
昭50−68650号公報に示されているようにシャド
ウマスク(1)を、低熱膨張材、例えば鉄−ニッケル合
金であるアンバー合金で構成する提案がなされている。
しかし、特開昭62−82625号公報に示されている
ように、アンバー合金は、従来のシャドウマスク材に比
べて水素雰囲気のマスクアニール炉で焼鈍した場合の降
伏点強度が非常に高く、900℃もの高温での焼鈍後で
もかなりの弾性がフラットマスクに残るため、プレス等
による曲面成形性が劣る欠点を有していた。
ように、アンバー合金は、従来のシャドウマスク材に比
べて水素雰囲気のマスクアニール炉で焼鈍した場合の降
伏点強度が非常に高く、900℃もの高温での焼鈍後で
もかなりの弾性がフラットマスクに残るため、プレス等
による曲面成形性が劣る欠点を有していた。
[発明が解決しようとする課題]
前述のように従来の純鉄材のシャドウマスクは、熱膨張
が大きく、ブラウン管動作中にドーミング現象が生じや
すく、また、熱膨張が小さいアンバー材のシャドウマス
クは、焼鈍温度が非常に高く、なおかつ曲面形成が難し
く、また、陰極線管製造工程中にシャドウマスクの変形
によるピュティ純度不良が生じやすいなどの問題点があ
った。
が大きく、ブラウン管動作中にドーミング現象が生じや
すく、また、熱膨張が小さいアンバー材のシャドウマス
クは、焼鈍温度が非常に高く、なおかつ曲面形成が難し
く、また、陰極線管製造工程中にシャドウマスクの変形
によるピュティ純度不良が生じやすいなどの問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、陰極線管の動作中のシャドウマスクの熱膨張
を押えてドーミング現象が低減できるとともに、曲面成
形性が良く、かつ、陰極線管の製造工程中のシャドウマ
スクの変形を起しにくいカラー陰極線管用のシャドウマ
スクを得ることを目的とする。
たもので、陰極線管の動作中のシャドウマスクの熱膨張
を押えてドーミング現象が低減できるとともに、曲面成
形性が良く、かつ、陰極線管の製造工程中のシャドウマ
スクの変形を起しにくいカラー陰極線管用のシャドウマ
スクを得ることを目的とする。
[課題を解決するだめの手段]
この発明に係るシャドウマスクは、熱膨張係数の小さい
材質の薄板と、曲面成形性の良い材質の薄板とを重ね合
わせた合板で形成した点を特徴とする。
材質の薄板と、曲面成形性の良い材質の薄板とを重ね合
わせた合板で形成した点を特徴とする。
[作用]
この発明におけるシャドウマスクは、上記のように熱膨
張係数の異なる2種類の板材を重ね合わせた合板で構成
されているので、熱膨張率が大きく、かつ曲面成形性の
良い板材が曲面を補強して製造工程中における変形を防
ぐ作用を行うとともに、曲面成形性が悪く、かつ熱膨張
率の小さい板材が動作時のドーミング現象を押えて色純
度不良を低減させる作用を行うものである。
張係数の異なる2種類の板材を重ね合わせた合板で構成
されているので、熱膨張率が大きく、かつ曲面成形性の
良い板材が曲面を補強して製造工程中における変形を防
ぐ作用を行うとともに、曲面成形性が悪く、かつ熱膨張
率の小さい板材が動作時のドーミング現象を押えて色純
度不良を低減させる作用を行うものである。
[発明の実施例]
以下この発明の一実施例について説明する。
第1図は、この実施例のシャドウマスクの一部拡大断面
図である。図において、(1)はシャドウマスクで、ス
クリーン側と電子銃側に分けた2層の合板で形成されて
おり、スクリーン側の板材(11)には、アンバー材を
用い、電子銃側の板材(12)には鉄材を用いる。ここ
でアンバー材(11)と鉄材(I2)の板厚の比bl:
b2は、約1対lとする。また、シャドウマスク(1)
に形成されるスロット孔(13)の径Sは、アンバー材
(11)と鉄材(12)との位置関係がずれないように
するため、合板にしたのち、エツチングにより形成され
る。
図である。図において、(1)はシャドウマスクで、ス
クリーン側と電子銃側に分けた2層の合板で形成されて
おり、スクリーン側の板材(11)には、アンバー材を
用い、電子銃側の板材(12)には鉄材を用いる。ここ
でアンバー材(11)と鉄材(I2)の板厚の比bl:
b2は、約1対lとする。また、シャドウマスク(1)
に形成されるスロット孔(13)の径Sは、アンバー材
(11)と鉄材(12)との位置関係がずれないように
するため、合板にしたのち、エツチングにより形成され
る。
以上のように、この発明によるシャドウマスクは、電子
ビームがシャドウマスク(1)に無射突することによっ
て生じる熱膨張時には鉄材(12)は高膨張であるが、
密着しているアンバー材(11)が低膨張であるため、
シャドウマスク(1)全体の膨張は抑制される。また、
カラー陰極線管の製造工程においては、アンバー材(1
1)は弾性が大きいため曲面成形性が良くないが、その
分を鉄材(11)が曲面の強度を補強するので、製造工
程中の局部的なシャドウマスクの変形を防止することが
できる。
ビームがシャドウマスク(1)に無射突することによっ
て生じる熱膨張時には鉄材(12)は高膨張であるが、
密着しているアンバー材(11)が低膨張であるため、
シャドウマスク(1)全体の膨張は抑制される。また、
カラー陰極線管の製造工程においては、アンバー材(1
1)は弾性が大きいため曲面成形性が良くないが、その
分を鉄材(11)が曲面の強度を補強するので、製造工
程中の局部的なシャドウマスクの変形を防止することが
できる。
なお、上記実施例では、スクリーン側をアンへ−材(1
1)とし、電子銃側を鉄材(12)としたがこれを入れ
基えても良い。
1)とし、電子銃側を鉄材(12)としたがこれを入れ
基えても良い。
また、アンバー材(11)と鉄材(12)の板厚比を約
l対lとしたがこの比率を変化させることにより、耐ド
ーミング性と曲面成形性の比重をかえることが出来る。
l対lとしたがこの比率を変化させることにより、耐ド
ーミング性と曲面成形性の比重をかえることが出来る。
さらに、スロット孔(13)は、合板製造後にエツチン
グにより形成するようにしたが、シャドウマスクのむら
との関係において、より薄板の方が小さな孔のエツチン
グが容易であるので、まず、アンバー材(11)と鉄材
(12)とを薄板の状態で、スロット孔(13)を形成
しておき、そののち、位置合わせをして一体に固着させ
て合板としても良い。この場合、孔径の大きい方の板材
に形成するスロット孔(13)の直径を、十分に大きく
しておけば、合板にする際の位置合せが容易となる。
グにより形成するようにしたが、シャドウマスクのむら
との関係において、より薄板の方が小さな孔のエツチン
グが容易であるので、まず、アンバー材(11)と鉄材
(12)とを薄板の状態で、スロット孔(13)を形成
しておき、そののち、位置合わせをして一体に固着させ
て合板としても良い。この場合、孔径の大きい方の板材
に形成するスロット孔(13)の直径を、十分に大きく
しておけば、合板にする際の位置合せが容易となる。
[発明の効果]
以」二のようにこの発明によれば、シャドウマスクを、
アンバー材と鉄材の合板で形成したので、耐ドーミング
特性が良く、曲面成形性の良いカラー陰極線管用のシャ
ドウマスクが得られる効果がある。
アンバー材と鉄材の合板で形成したので、耐ドーミング
特性が良く、曲面成形性の良いカラー陰極線管用のシャ
ドウマスクが得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるシャドウマスクの一
部拡大断面図、第2図はカラー陰極線管の構成および偏
向ヨークの装着状態を示す一部破断側面図、第3図はシ
ャドウマスクのドーミング現象を説明するための図であ
る。 (1)・・・シャドウマスク、(11)・・・アンバー
板材、(12)・・・鉄板材、(13)・・・スロット
孔。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
部拡大断面図、第2図はカラー陰極線管の構成および偏
向ヨークの装着状態を示す一部破断側面図、第3図はシ
ャドウマスクのドーミング現象を説明するための図であ
る。 (1)・・・シャドウマスク、(11)・・・アンバー
板材、(12)・・・鉄板材、(13)・・・スロット
孔。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)熱膨張係数の小さい材質の薄板と、曲面成形性の
良い材質の薄板との合板で形成してなるカラー陰極線管
用シャドウマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15413388A JPH01320739A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | カラー陰極線管用シヤドウマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15413388A JPH01320739A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | カラー陰極線管用シヤドウマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01320739A true JPH01320739A (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=15577617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15413388A Pending JPH01320739A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | カラー陰極線管用シヤドウマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01320739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04366532A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | シャドウマスク式カラー受像管 |
WO2004013887A1 (ja) * | 2002-08-06 | 2004-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | カラー陰極線管およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP15413388A patent/JPH01320739A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04366532A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | シャドウマスク式カラー受像管 |
WO2004013887A1 (ja) * | 2002-08-06 | 2004-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | カラー陰極線管およびその製造方法 |
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