JPH0131982Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131982Y2 JPH0131982Y2 JP6244283U JP6244283U JPH0131982Y2 JP H0131982 Y2 JPH0131982 Y2 JP H0131982Y2 JP 6244283 U JP6244283 U JP 6244283U JP 6244283 U JP6244283 U JP 6244283U JP H0131982 Y2 JPH0131982 Y2 JP H0131982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting hole
- bush
- bushing
- wall
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241001232202 Chrysothamnus stylosus Species 0.000 description 1
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計枠などに用いる回転構造に関する
ものである。従来、時計枠などを回転自在とする
回転構造として種々のものがあつたが、構成が複
雑であり、製造組立が煩雑であり、円滑な回転を
持続させることが難しかつた。
ものである。従来、時計枠などを回転自在とする
回転構造として種々のものがあつたが、構成が複
雑であり、製造組立が煩雑であり、円滑な回転を
持続させることが難しかつた。
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもので
あり、構成が簡単であり、製造組立が容易であ
り、円滑な回転を長期間安定して持続されること
ができる回転構造を提供するものである。
あり、構成が簡単であり、製造組立が容易であ
り、円滑な回転を長期間安定して持続されること
ができる回転構造を提供するものである。
以下本考案の一実施例を詳細に説明する。
第１〜２図にて、時計１は時計体２とその後方
に取付けられたフレーム３とから構成されてい
る。そして時計体２はフレーム３に対して回転自
在となつており、またフレーム３はその平行部に
設けられた回転部４，５によりその軸心を中心と
して回転自在となつている。このため時計１は時
計体２を回転させたり、フレーム３を回転部４，
５において回転させたりすることにより種々の形
状に変更可能であり、掛時計、置時計などのいろ
いろな使用形態が可能である。回転部４，５は実
質的に同一構成であり、一方の回転部４について
第３〜４図を参照して詳細に説明する。フレーム
３の一方の部材３Ａには取付穴６が設けてあり、
この取付穴６の内壁には全周にわたつて抜止め凹
部６ａ，６ｂが形成されている。７は略筒状の合
成樹脂製のブツシユであり、本例ではポリアセタ
ール樹脂より形成されている。ブツシユ７は取付
穴６に圧入状態に嵌合可能の外径を有し、抜止め
凹部６ａ，６ｂに対応して抜止め突部７ａ，７ｂ
が突設されている。ブツシユ７には中心に嵌合穴
７ｃが形成してあり、先端には抜止め大径部７ｄ
が形成してある。７ｅは薄肉の弾性筒部であり、
径方向に弾性変形可能である。７ｆはつば部であ
る。３Ｂはフレーム３の他方の部材であり、ブツ
シユ７の嵌合穴７ｃに圧入状態に嵌合可能の軸部
８が突設してある。軸部８の先端部にはブツシユ
７の抜止め大径部７ｄに対応して抜止め突部８ａ
が突設してある。また軸部８にはブツシユ７の弾
性筒部７ｅに対応して大径部８ｂが設けてある。
に取付けられたフレーム３とから構成されてい
る。そして時計体２はフレーム３に対して回転自
在となつており、またフレーム３はその平行部に
設けられた回転部４，５によりその軸心を中心と
して回転自在となつている。このため時計１は時
計体２を回転させたり、フレーム３を回転部４，
５において回転させたりすることにより種々の形
状に変更可能であり、掛時計、置時計などのいろ
いろな使用形態が可能である。回転部４，５は実
質的に同一構成であり、一方の回転部４について
第３〜４図を参照して詳細に説明する。フレーム
３の一方の部材３Ａには取付穴６が設けてあり、
この取付穴６の内壁には全周にわたつて抜止め凹
部６ａ，６ｂが形成されている。７は略筒状の合
成樹脂製のブツシユであり、本例ではポリアセタ
ール樹脂より形成されている。ブツシユ７は取付
穴６に圧入状態に嵌合可能の外径を有し、抜止め
凹部６ａ，６ｂに対応して抜止め突部７ａ，７ｂ
が突設されている。ブツシユ７には中心に嵌合穴
７ｃが形成してあり、先端には抜止め大径部７ｄ
が形成してある。７ｅは薄肉の弾性筒部であり、
径方向に弾性変形可能である。７ｆはつば部であ
る。３Ｂはフレーム３の他方の部材であり、ブツ
シユ７の嵌合穴７ｃに圧入状態に嵌合可能の軸部
８が突設してある。軸部８の先端部にはブツシユ
７の抜止め大径部７ｄに対応して抜止め突部８ａ
が突設してある。また軸部８にはブツシユ７の弾
性筒部７ｅに対応して大径部８ｂが設けてある。
本実施例の回転部４は上記構成であり、つぎに
その組立について述べる。まず部材３Ｂとブツシ
ユ７とを結合する。すなわちブツシユ７の嵌合穴
７ｃに軸部８の先端を合わせ部材３Ｂを押込む。
軸部８の抜止め突部８ａおよび大径部７ｄがブツ
シユ７の嵌合穴７ｃを押拡げながら軸部８は挿入
され、つば部７ｆが部材３Ｂ端面に当接する。こ
の状態において抜止め突部８ａは抜止め大径部７
ｄに落込み、ブツシユ７と軸部８とは抜止めされ
る。また大径部８ｂが弾性筒部７ｅを押拡げ、弾
性筒部７ｅと大径部８ｂとは弾接状態となる。こ
のように弾性筒部７ｅが大径部８ｂと全周にて弾
接するため、この押圧力は長期間安定している。
このあと部材３Ｂに取付けられたブツシユ７を部
材３Ａの取付穴６に圧入するのである。ブツシユ
７の抜止め突部７ａ，７ｂはつぼめられながら取
付穴６内に挿入され、つば部７ｆの端面と部材３
Ａの端面が当接すると抜止め突部７ａ，７ｂは元
に戻り、抜止め凹部６ａ，６ｂ内に位置する。こ
れにより部材３Ａとブツシユ７とは圧入状態に嵌
合され、抜止めされる。このように部材３Ａ，３
Ｂおよびブツシユ７の結合組立は極めて容易に行
なえる。
その組立について述べる。まず部材３Ｂとブツシ
ユ７とを結合する。すなわちブツシユ７の嵌合穴
７ｃに軸部８の先端を合わせ部材３Ｂを押込む。
軸部８の抜止め突部８ａおよび大径部７ｄがブツ
シユ７の嵌合穴７ｃを押拡げながら軸部８は挿入
され、つば部７ｆが部材３Ｂ端面に当接する。こ
の状態において抜止め突部８ａは抜止め大径部７
ｄに落込み、ブツシユ７と軸部８とは抜止めされ
る。また大径部８ｂが弾性筒部７ｅを押拡げ、弾
性筒部７ｅと大径部８ｂとは弾接状態となる。こ
のように弾性筒部７ｅが大径部８ｂと全周にて弾
接するため、この押圧力は長期間安定している。
このあと部材３Ｂに取付けられたブツシユ７を部
材３Ａの取付穴６に圧入するのである。ブツシユ
７の抜止め突部７ａ，７ｂはつぼめられながら取
付穴６内に挿入され、つば部７ｆの端面と部材３
Ａの端面が当接すると抜止め突部７ａ，７ｂは元
に戻り、抜止め凹部６ａ，６ｂ内に位置する。こ
れにより部材３Ａとブツシユ７とは圧入状態に嵌
合され、抜止めされる。このように部材３Ａ，３
Ｂおよびブツシユ７の結合組立は極めて容易に行
なえる。
フレーム３を回転部４にて回転させると、軸部
８とブツシユ７との間にてスリツプし回転する。
そしてスリツプトルクは軸部８と嵌合穴７ｃおよ
び大径部８ｂと弾性筒部７ｅとの間で得られるた
め長期間安定している。
８とブツシユ７との間にてスリツプし回転する。
そしてスリツプトルクは軸部８と嵌合穴７ｃおよ
び大径部８ｂと弾性筒部７ｅとの間で得られるた
め長期間安定している。
以上述べたように本考案によれば、回転部は構
成が簡単となり、組立が容易に行え、スリツプト
ルクを長期間安定させることができる。
成が簡単となり、組立が容易に行え、スリツプト
ルクを長期間安定させることができる。
図面は本考案を時計の枠体に用いた一実施例を
示し、第１図は時計の正面図、第２図は第１図
−線拡大断面図、第３図は要部拡大断面図、第
４図はブツシユの拡大断面図である。 ３……フレーム、３Ａ，３Ｂ……部材、４，５
……回転部、６……取付穴、６ａ，６ｂ……抜止
め凹部、７……ブツシユ、７ａ，７ｂ……抜止め
突部、７ｃ……嵌合穴、７ｄ……抜止め大径部、
７ｅ……弾性筒部、８……軸部、８ａ……抜止め
突部、８ｂ……大径部。
示し、第１図は時計の正面図、第２図は第１図
−線拡大断面図、第３図は要部拡大断面図、第
４図はブツシユの拡大断面図である。 ３……フレーム、３Ａ，３Ｂ……部材、４，５
……回転部、６……取付穴、６ａ，６ｂ……抜止
め凹部、７……ブツシユ、７ａ，７ｂ……抜止め
突部、７ｃ……嵌合穴、７ｄ……抜止め大径部、
７ｅ……弾性筒部、８……軸部、８ａ……抜止め
突部、８ｂ……大径部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付穴を形成してある一方の部材と、 この取付穴に圧入状態に嵌合され、中心に嵌
合穴を形成してある筒状の合成樹脂製のブツシ
ユと、 上記一方の部材の取付穴内壁と上記ブツシユ
の外壁とに設けた抜止め手段と、 上記ブツシユの嵌合穴に圧入状態に嵌合され
る軸部を有する他方の部材と、 この他方の部材の外壁と上記ブツシユの取付
穴内壁とに設けた抜止め手段と を具備する時計枠などの回転構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第１項において、ブ
ツシユは弾性筒部を一体的に形成してあり、こ
の弾性筒部が他方の部材の軸部に弾接すること
を特徴とする時計枠などの回転構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244283U JPS59168178U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 時計枠などの回転構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244283U JPS59168178U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 時計枠などの回転構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59168178U JPS59168178U (ja) | 1984-11-10 |
| JPH0131982Y2 true JPH0131982Y2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=30192636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6244283U Granted JPS59168178U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 時計枠などの回転構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59168178U (ja) |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6244283U patent/JPS59168178U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59168178U (ja) | 1984-11-10 |
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