JPH013197A - 抗ウイルス化合物およびそれを含有する抗ウイルス剤 - Google Patents

抗ウイルス化合物およびそれを含有する抗ウイルス剤

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JPH013197A
JPH013197A JP63-73062A JP7306288A JPH013197A JP H013197 A JPH013197 A JP H013197A JP 7306288 A JP7306288 A JP 7306288A JP H013197 A JPH013197 A JP H013197A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 本発明の出発物質である2−アミノ−1,9−ジヒドロ
−〔(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル〕−6H−プ
リン−6−オン、3′−アジドチミジン(3゛−デスオ
キシアジドチミジンまたはAZTとも呼ぶ)、2’、3
°−ジデスオキシアデノシン(DDA)、2”、3′−
デスオキシシチジン(DDC)および2’、3’−ジデ
ヒドロジデスオキシシチジン(2“、3゛−ジデヒドロ
−DDC)は、抗ウィルス活性を有する公知の化合物で
ある。伝染性で性交によって伝播する危険なウィルス性
の疾患の発見と蔓延によって、高い効能をもった抗ウイ
ルス薬剤が積極的に探究されている。
効能を増加させる一つの方法は、投与量を増すことであ
る。しかし、この方法の限界は、実行可能な投与量を制
限する考慮事項によって、速やかに越えられる。毒性と
飲み込みやすさが、投与量に関連した二つの考慮事項で
ある。すなわち、投与量と毒性の限界内で、高い効能を
もった抗つイルス薬剤が求められる。
(発明の詳細な説明) 本発明の第一の態様は、 弐: 人 の化合物、ただし、R1およびR2は、それぞれ下記(
a)〜(e)からなる群から選ばれた基である:または
、上記化合物(1)の薬理学的に受容できる塩を提供す
る。薬理学的に受容できる塩としては、上記化合物の抗
ウイルス性を発揮するような塩のすべてが含まれる。例
えば、式(1)の化合物の塩酸塩が本発明によって考慮
される。
R1およびR2は、前述の基から選ばれる同一または異
なる化合物であってよい。すなわち化合物(T)は、燐
酸エステル架橋のホモニ量体またはへテロニ量体であっ
てよい。
本発明の第一の態様の好ましい実施態様として、上記化
合物と、薬理学的に受容できる不活性成分とを含むもの
であって、その薬理学的に受容できる不活性成分が上記
化合物の抗ウィルス活性を阻害しないことを特徴とする
、弐(1)の化合物の、愚者への経口投与のための薬理
学的投与形態を提供する。
経口投与のための投与形態としては、経口投与できるど
んな投与形態がとられてもよい。即ち、錠剤、コートし
た錠剤、カプセル、キャブレット、またはそのほかの投
与形態が本発明では適用できる。
薬理学的に受容できる不活性成分としては、上記化合物
の抗ウィルス活性を阻害しない担体、賦形剤、充填剤な
どが使用できる。
さらに、種々の抗ウィルス剤または他の薬剤というよう
な他の医薬を、本発明の投与形態に含有させてもよい。
適当な追加の抗ウィルス化合物の例としては、アマンタ
ジン塩酸塩、イドクスリジンおよびメチサゾンなどが挙
げられる。
また、投与形態の量を調節することが望ましい場合は、
粘土または珪藻土のような充填剤を使用してもよい。
さらに、投与形態の望ましい物理的性質を付与するため
に、賦形剤や担体のような成分が必要なことがある。そ
のような物理的性質とは、たとえば、放出速度、きめ、
及び寸法などである。経口投与形態にを用な賦形剤や担
体の例は蜜蝋、ひまシ蝋、グリコワックスおよびカルナ
ウバ・ワックスのような蝋類、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロー
ス・アセテート・フタレート、ヒドロキシプロピルセル
ロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースのよ
うなセルロース化合物、ポリ塩化ビニル、ポリビニルピ
ロリドン、ステアリル・アルコール、グリセリン・モノ
ステアレート、ポリメタクリレート、メチル・メタクリ
レートおよびエチレングリコール・ジメタクリレートの
ようなメタクリレート化合物、ポリエチレン・グリコー
ルおよび親水性樹脂である。
本発明の第一の態様のより好ましい実施態様は式(1)
の化合物が、約50■ないし約800■の量で存在する
ことを特徴とする薬理学的投与形態を含む。各患者への
正しい投与量は、体重などその患者の身体的特徴の関数
となる。
本発明の第一の態様の他の好ましい実施態様は上記化合
物が、体内で5′燐酸エステル基のところで開裂して上
記化合物のそれぞれの部分の抗ウィルス活性を発揮する
ことを特徴とする、先天性免疫不全症候群を有する患者
に式(1)の化合物の経口投与することによって、先天
性免疫不全症候群(AIDS)と戦う方法を提供する。
すなわち、燐酸エステル架橋部分の両側の化合物の部分
は、先天性免疫不全痙候群と戦うのに有用である。しか
し、燐酸エステル架橋化合物の投与とそれに続く患者の
体内での開裂は、この化合物のそれぞれの部分を別々に
投与した時に見られるよりも高い水準の抗ウィルス活性
を与える。
この態様のより好ましい実施態様は、上記化合物を毎日
一回投与するという方法である。しかし、式(1)の化
合物の所望の合計投与量は、いくつかの投与量に分けて
投与してもよい。
本発明のもうひとつの態様は、単純ヘルペス(Herp
es simplex)に罹病した患者への式(U)コ
℃ の化合物の経口投与から成る単純ヘルペスと戦う方法を
包含する。上記化合物は体内で5′燐酸エステル基のと
ころで開裂して、上記化合物のそれぞれの部分の抗ウィ
ルス活性を発揮することとなる。
この態様のより好ましい実施態様は、上記化合物を毎日
一回投与するという方法である。
本発明の化合物は、ホスボリル化と、それに続くホスホ
リル基の所望の核酸誘導体とのカップリングを含む段階
的反応機構によって製造してもよい。
ホスホリル化工程は、たとえば、ホスホリル化すべき化
合物を、2−シアノエチルホスフェートと反応させるこ
とによって達成される。この2−シアンエチルホスフェ
ート化合物は、テナーらのジャーナル・オプ・アメリカ
ン・ソサエティ第83巻、159頁(1961年)に開
示された方法に従って調製出来る。こうして得られた反
応生成物を、さらにジシクロヘキシル・カルボジイミド
と接触させて、出来た混合物を、(1)水の添加、(2
)真空蒸発によるピリジンの除去、+3) iIt過に
よる尿素の除去、fil 1. ON水酸化ナトリウム
溶液の添加、(5)沸騰水中での加熱、(6)分離塔を
通しての冷却、および(7)二回目の真空蒸発の各段階
によって処理する。
カップリング工程は、所望の化合物にホスホリル化工程
の生成物を添加することによって達成できる。こうして
得られた反応生成物をさらにジシクロヘキシル・カルボ
ジイミドと接触させて、出来た混合物を、(1)水の添
加、(2)濾過による沈澱の除去、(3)真空蒸発およ
び(4)製造用薄層クロマトグラフィによる所望の生成
物の分離という工程によって処理する。
本発明の化合物の調製のための別法は、数グレインのダ
ウエックス50のような酸(H“)型のイオン交換樹脂
と一緒に2−シアノエチルホスフェートを水に懸濁させ
ることを含む。この化合物を2−シアノエチルホスフェ
ートがン容解するまで撹拌する。次に、この溶液を上記
と同しイオン交換樹脂の入ったイオン交換塔に通す。こ
の塔を水洗し、できた液体を真空で処理して2−シアノ
エチルホスフェートの精製された油分を得る。
ヌクレオシド出発物質を、ピリジンに溶かした2−シア
ノエチルホスフェートと混合する。つぎに、ジシクロヘ
キシル・カルボジイミドを加え、出来た溶液を撹拌する
。ホスホリル化の生成物の精製は、水の蒸発、メタノー
ルの添加による不溶性沈澱の溶解および除去、メタノー
ルの真空での除去による油分の取得、油分のメタノール
への溶解およびCHCρ3 ;メタノール:NI]3(
60:40:1)の溶剤でンリカゲル上でのこの溶液の
精製という工程を含む。
ホスホリル化した生成物を無水のピリジンに溶かし、2
−メシチレンスルホニルクロリドを、この溶液に加える
。この混合物を撹拌し、次に1−メチルイミダゾールを
加える。他のヌクレオシド出発物質を加える前に、この
出来た溶液を撹拌する。真空蒸発、CHC7!、:メタ
ノール(3−1)への溶解、水での抽出、有機層と水層
への分離、CHClz:メタノール:NH3(70:3
0:8)のような溶剤によるシリカゲル・クロマトグラ
フィを通して水層の精製、という精製工程によって、製
品が得られる。
本発明の化合物を調製する別の方法は、ホスホルアミダ
イト中間体を経由する合成を含む。そのような中間体を
使う類似の方法が、ポカージュのテトラヘドロン・レタ
ー第25巻、第4号、375−78頁(1984年)に
開示されている。
変成されたヌクレオシド出発物質を、4.5−ジクロル
・イミダゾールと混合し、無水のジメチルホルムアミド
に溶かす。この混合物を、フラスコの壁に沿って、ビス
(ピロリジノ)メトキシホスフィンに、ゆっくり添加す
る。
10分後に、追加の出発ヌクレオシドおよびメチルシア
ニド(CHICN)に溶解したIH−テトラゾールを加
える。次に、この混合物を、しばらく放置した後、−1
0℃に冷却する。次いで、冷却した混合物に、ヨードと
コリジンまたはルチジンのような不活性物質とのテトラ
ヒドロフラン:水(2:15溶液を加え、得られた製品
を撹拌する。生成物の精製は、真空蒸発、CHC7!3
中10%n−ブタノールへの残香の溶解、5%Na H
COs溶液の添加、有機層の分離、CHs:メタノール
(3: 1)による水層の洗浄、真空蒸発、およびCH
Cl2z:メタノール:NHi  (70:30:8)
のような溶剤によるシリカゲル・クロマトグラフィでの
精製という工程を含む。
本発明の出発物質は、公知の方法によって調製される。
すなわち、2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−[(2
−ヒドロキシ−エトキシ)メチル〕−6H−プリン−6
−オンは、ドイツ特許第2.539,963号によって
調製される。AZTは、レヘーヌのジャーナル・オブ・
バイオロジカル・ケミストリー第83巻、793頁(1
929年)の教示に従ってチミジンから得られる。
DDAは、ダボールらのジャーナル・オプ・ケミカル・
ソサエティ、1948年、967頁の教示に従って得ら
れるアデノシンから調製できる。DDCおよび2゛、3
” −ジデヒドロ−DDCは、ハワードらのジャーナル
・オブ・ケミカル・ソサエティ、1947年、1052
頁の教示に従って得られるシチジンから調製できる。
また、本発明では、患者へのこの組成物の投与に適した
液体系の投与形態が提供される。そのような液体系の投
与形態は、腹膜内、筋肉内または静脈内投与に適してい
る。この投与形態のための液体基剤は、この組成物の抗
ウィルス活性を破壊することなしに患者の体内にこの組
成物を運び込むことができる液体であれば、どんな液体
でもよい。そのような液体の例は、等張溶液である。等
張溶液は、その中に、砂糖のような通常の添加剤を含ん
でもよい。
木発゛明の組成物は、公知の賦型剤を使って、公知の方
法によって混合されてもよい。
本発明の代表的な実施例を、下記に示す。
実施例1 10m1の無水ピリジンに溶かした200m1の3゛−
アジドチミジン(3゛−デスオキシアジドチミジン)を
、テナーらのジャーナル・オブづメリカン・ケミカル・
ソサエティ第83巻、159頁(1961年)に開示さ
れた方法に従って調製された2−シアノエチルホスフェ
ートの1.5mlと反応させる。つぎに、3 mmol
のジシクロへキシルカルポジイミドを、反応容器に加え
る。こうして得られた反応生成物を、つぎに室温で18
時間撹拌する。
つぎに、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で3
0分間撹拌する。つぎに、真空蒸発で、ピリジンを除く
。蒸発生成物に、15m1の水を加え、濾過によって生
成物から副生の尿素を除く。沈澱を、10m1の水で洗
浄する。つぎに、水酸化ナトリウムの1. ON溶液1
5m1を加える。つぎに、沸騰水中で、40分間、加熱
する。つぎに、生成物を、室温に冷却し、ダウエックス
50H゛カラム(ダウ・ケミカル・カンパニー)に通し
、45m1の水で洗い、真空蒸発して325■の油状生
成物を得る。この油状生成物は、3゛−デスオキシアジ
ドチミジン−5゛−ホスフェートを、出発物質の量に基
づき、約95%の収量で含む。この油分を、さらに製造
用の薄層クロマトグラフィで精製する。
生成物のスペクトル・データは、質量スペクトル(化学
的イオン化−イツブタン) m / e −348およ
びNMRスペクトル(メタノール−d4);1.98 
(s)  ; 2.4−2.6 (m)  ;および7
,65(s)  δを含む。  4mlの無水ピリジン
に溶かした98■の3゛−デスオキシアジドチミジンを
、128■のその油分に加える。380■のジシクロへ
キシルカルボジイミドを反応容器に加える。こうして得
られた反応生成物を室温で20時間貯蔵する。つぎに、
この混合物に、10m1の水を加え30分間撹拌する。
つぎに濾過して、沈澱を除き生成物を真空蒸発すると、
所望の製品、出発物質およびほかの化合物の混合物を含
む260■の油分を得る。製造用の’714Nクロマト
グラフィ (クロロホルム:メタノール:アンモニア−
80=20:1)で単離を行う。20■の生成物、5°
、5゛−(ジー3゛−アジドチミジン)−ホスフェート
が得られる。この生成物のスペクトル・データは、質量
スペクトル(化学的イオン化−イツブタン)m+ 1 
=597 ;m/e=471.268および127なら
びにNMRスペクトル(メタノール−d 4)  : 
1.98 (s)  ; 2.2−2.6 (m)  
; 6.1−6.5(m);および7.65(s)  
δを含む。
実施例2 実施例1の化合物400■を、カルボキシメチル・セル
ロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮して
、経口投与に適した錠剤にする。
実施例3 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例2の錠剤を投与する。
実施例4 10m1の無水ピリジンに溶かした200頁wの2°。
3′−ジデスオキシシチジンを、テナーらのジャーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ第83巻、
159頁(1961年)に開示された方法に従って調製
された2−シアノエチルホスフェート溶液の]、5ml
と反応させる。つぎに、3mmolのジシクロヘキシル
・カルボジイミドを、反応容器に加える。こうして得ら
れた反応生成物を、次に室温で18時間撹拌する。
次に、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で30
分間撹拌する。その後、真空蒸発で、ピリジンを除く。
暴発生成物に、15m1の水を加え、濾過によって生成
物から副生の尿素を除く。沈澱を、10m1の水で洗浄
する。その後、水酸化ナトリウムの1. ON 溶液1
5m1を加え、沸騰水中で、40分間、加熱し、生成物
を、室温に冷却し、ダウエックス50H+カラム(ダウ
・ケミカル・カンパニー)に通し、45m1の水で洗い
、真空蒸発して325■の油状生成物を得る。この油状
生成物は、2’、 3’−ジアスオキシシチジン−5゛
−ホスフエートを、出発物質の量に基づき、約95%の
収量で含む。この油分を、さらに製造用の薄層クロマト
グラフィで精製する。
4mlの無水ピリジンに溶かした98■の2’、3’−
ジデヒドロデスオキシシチジンを、128mgのその油
分に加える。380■のジシクロへキシルカルボジイミ
ドを反応容器に加える。こうして得られた反応生成物を
室温で20時間貯蔵する。
次に、この混合物に、lomlの水を加え、30分間撹
拌する。その後濾過して、沈澱を除き生成物を真空蒸発
すると、所望の製品、出発物質およびほかの化合物の混
合物を含む260■の油分を得る。製造用の薄層クロマ
トグラフィ (クロロホルム:メタノール:アンモニア
−80: 20 :1)で単離を行う。20+ni+の
生成物、5’−(2”。
3゛−ジデスオキシシチジン)−5′−(2’、3′−
ジデヒドロジデスオキシシチジン)ホスフェートが得ら
れる。
実施例5 実施例4の化合物600■を、ポリエチレン・グリコー
ルおよびヒドロキシプロピル・セルロースと混合する。
できた混合物を圧縮して、経口投与に適した錠剤にする
実施例6 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例5の錠剤を投与する。
実施例7 10m1の無水ピリジンに溶かした200可の2゛。
3′−ジデヒドロジデスオキシシチジンを、テナーらの
ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
第83巻、159頁(196]1年に開示された方法に
従って調製された2−シアノエチルホスフェート溶液の
1.5mlと反応させる。次に、3 mmolのジシク
ロヘキシル・カルボジイミドを、反応容器に加える。こ
うして得た反応生成物を、次に室温で18時間撹拌する
その後、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で3
0分間撹拌した後、真空蒸発で、ピリジンを除く。蒸発
生成物に、15m1の水を加え、濾過によって生成物か
ら副生の尿素を除く。沈澱を、10m1の水で洗浄する
。その後、水酸化−ナトリウムの1.ON溶液15m】
を加え、沸騰水中で、40分間、加熱する。次に、生成
物を、室温に冷却し、ダウエックス50H゛カラム(ダ
ウ・ケミカル・カンパニー)に通し、45m1の水で洗
い、真空蒸発して325■の油状生成物を得る。この油
状生成物は、2’、3’−ジデヒドロジデスオキシシチ
ジン−5”−ホスフェートを、出発物質の量にもとすき
、約95%の収量で含む。この油分を、さらに製造用の
薄層クロマトグラフィで精製する。
4、m+の無水ピリジンに溶かした98+ngの2゛−
アミノ−1,9−ジヒドロ−9−C(2−ヒドロキシ−
エトキシ)メチルツー6H−プリンー6−オンを、12
8■のその油分に加える。380■のジシクロへキシル
カルボジイミドを反応容器に加える。こうして得られた
反応生成物を室温で20時間貯蔵する。
その後、この混合物に、10m1の水を加え、30分間
撹拌した後、濾過して、沈澱を除き、生成物を真空蒸発
すると、所望の製品、出発物質およびほかの化合物の混
合物を含む260■の油分を得る。製造用の薄層クロマ
トグラフィ (クロロホルム:メタノール:アンモニア
−80720:1)で単離を行う。20■の生成物、5
’−(2’。
3゛−ジデヒドロジデスオキシシチジン)−5”−(2
−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2=ヒドロキシ
エトキシ)メチルツー6H−プリンー6−オン)ホスフ
ェートが得られる。
実施例8 実施例7の化合物800■を、メチル・セルロースおよ
びグリセリン・モノステアレートと混合する。できた混
合物を圧縮して、経口投与に適−23= した錠剤にする。
実施例9 先天性免疫不全症候群に罹った中吉に、毎日一回、実施
例8の錠剤を投与する。
実施例10 101Oの無水ピリジンに溶かした200mgの2−ア
ミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2−ヒドロキシエト
キシ)メチル) −6H−プリン−6−オンを1、テナ
ーらのジャーナル・オブ・アメリカン・ケ°ミカル・ソ
サエティ第83巻、159頁(1961年)に開示され
た方法に従って調製された2−シアノエチルホスフェー
ト溶液の1.5mlと反応させる。次に、3 mmol
のジシクロヘキシル・カルボジイミドを、反応容器に加
える。こうして得られた反応生成物を、次に室温で18
時間撹拌する。
その後、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で3
0分間撹拌した後、真空蒸発で、ピリジンを除く。蒸発
生成物に、15m1の水を加え、濾過によって生成物か
ら副生の尿素を除く。沈澱を、1Qmlの水で洗浄する
。次に、水酸化ナトリウムの1. ON溶液15m1を
加え、沸騰水中で、40分間、加熱した後、生成物を、
室温に冷却し、ダウエックス50H” カラム(ダウ・
ケミカル・カンパニー)に通し、45m1の水で洗い、
真空蒸発して325■の油状生成物を得る。この油状生
成物は、2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2−
ヒドロキシ−エトキシ)メチル〕−6日−プリン−6−
オン−5゛−ホスフェートを、出発物質の量に基づき、
約95%の収量で含む。この油分を、さらに製造用の薄
層クロマトグラフィで精製する。
4mlの無水ピリジンに溶かした98mgの3゛−アミ
ドチミジン−3′−デスオキシアジトチミジンンを、1
28awのその油分に加える。380nwのジシクロへ
キシルカルボジイミドを反応容器に加える。
こうして得られた反応生成物を室温で20時間貯蔵する
その後、この混合物に、10m1の水を加え、30分間
撹拌した後、濾過して、沈澱を除き、生成物を真空蒸発
すると、所望の製品、出発物質およびばかの化合物の混
合物を含む260■の油分を得る。製造用の薄層クロマ
トグラフィ (クロロホルム:メタノール:アンモニア
−80: 20 :1)で単離を行う。20■の生成物
、5’−+2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2
−ヒドロキシ−ニドキシ)メチルツー6H−プリンー6
−オンl −5= (3−アジドチミジン)ホスフェー
トが得られる。この生成物のスペクトル・データは、質
量スペクトル(核分裂片)(M)” −554,134
;(M→−N、II)”=577.129およびNMR
スペクトル(メタノール−d4およびD20)  : 
1.95 (s)  ; 2.2−2.6 (m)  
; 4.1−4.5 (m)  ; 6.4−6.6 
(m)および7.8(s)δを含む。
実施例11 実施例10の化合物200■を、ヒドロキンプロピル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例12 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例11の錠剤を投与する。
実施例13 10mlの無水ピリジンにン容かした200■の2−ア
ミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2−ヒドロキシ−エ
トキシ)メチルツー6H−プリンー6−オンを、テナー
らのジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
ティ第838.159頁(1961年)に開示された方
法に従って調製された2−シアノエチルホスフェート)
容?夜の1.5mlと反応させる。次に、3mmolの
ジシクロヘキシル・カルボジイミドを、反応容器に加え
る。こうして得られた反応生成物を、室温で18時間撹
拌する。
その後、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で3
0分間撹拌した後、真空蒸発で、ピリジンを除く。蒸発
生成物に、15m1の水を加え、濾過によって生成物か
ら副生の尿素を除く。沈澱を、10m1の水で洗浄し、
その後、水酸化ナトリウムの1.ON溶液15m1を加
える。次に、沸騰水中で、40分間、加熱した後、生成
物を、室温に冷却し、ダウエックス50H4カラム(ダ
ウ・ケミカル・カンパニー)に通し、45m1の水で洗
い、真空蒸発して325mgの油状生成物を得る。この
油状生成物は、2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−〔
(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル〕−6H−プリン
−6−オン−5°−ホスフェートを、出発物質の量にも
とすき、約95%の収量で含む。この油分を、さらに製
造用の薄層クロマトグラフィで精製する。
4mlの無水ピリジンに溶かした98■の2−アミノ−
1,9−ジヒドロ−9−[(2−ヒドロキシ−エトキシ
)メチルツー6H−プリンー6−オンを、128■のそ
の油分に加える。380mgのジシクロへキシルカルボ
ジイミドを反応容器に加える。こうして得られた反応生
成物を室温で20時間貯蔵する。
その後、この混合物に、10m1の水を加え、30分間
撹拌した後、濾過して沈澱を除き、生成物を真空蒸発す
ると、所望の製品、出発物質およびほかの化合物の混合
物を含む260■の油分を得る。製造用の薄層クロマト
グラフィ (クロロホルム:メタノール:アンモニア−
80:20:1)で単離を行う。20■の生成物、5°
、5゛−ジー(2−アミノ1,9−ジヒド ロー9−C
(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル)−6H−プリン
−6−オン)ホスフェートが得られる。
実施例14 実施例13の化合物400nwを、カルボキシメチルル
・セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧
縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例15 単純ヘルペス・ウィルスに罹った患者に、毎日一回、実
施例14の錠剤を投与する。
実施例16 10m1の無水ピリジンに?容かした200■の2゛3
゛−ジデスオキシアデノッンを、テナーらのジャーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサユテイ第83巻、
159頁(1961年)に開示された方法に従って調製
された2−シアンエチルホスフェート溶液の1.5ml
と反応させる。次に、3mmolのジシクロヘキシル・
カルボジイミドを、反応容器に加える。こうして得られ
た反応生成物を、つぎに室温で18時間撹拌する。その
後、3mlの水を加え、できた混合物を、室温で30分
間撹拌した後、真空蒸発で、ピリジンを除く。蒸発生成
物に、15m1の水を加え、濾過によって生成物から副
生の尿素を除く。沈澱を、10m1の水で洗浄する。次
いで、水酸化ナトリウムの1. ON ?g液15m1
を加えた後、沸騰水中で、40分間、加熱する。次いで
、生成物を、室温に冷却し、ダウエックス50H’ カ
ラム(ダウ・ケミカル・カンパニー)に通し、45m1
の水で洗い、真空蒸発して325■の油状生成物を得る
。この油状生成物は、2’、3’−ジアスオキシアデノ
シン−5゛−ホスフエートを、出発物質の量にもとすき
、約95%の収量で含む。この油分を、さらに製造用の
薄層クロマトグラフィで精製する。
4mlの無水ピリジンに?容かした98曙の2−デスオ
キシシヂジンを、128■のその油分に加える。380
■のジシクロへキシルカルボジイミドを反応容器に加え
る。こうして得られた反応生成物を室温で20時間貯蔵
する。
次に、この混合物に、1.Qmlの水を加え、30分間
撹拌した後、濾過して沈澱を除き、生成物を真空蒸発す
ると、所望の製品、出発物質および他の化合物の混合物
を含む260mgの油分を得る。
製造用の薄層クロマトグラフィ (クロロホルム:メタ
ノール:アンモニア−80:20:1)で華離を行う。
20■の生成物、5”−(2’、3°−ジデスオキシア
デノシン) −5’−(2’、 3’−ジデスオキシシ
チジン)ホスフェートが得られる。
実施例17 実施例16の化合物600mgを、カルポキシメチルル
・セルロースおよび蔗享唐とン昆合する。できた混合物
を圧縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例18 先天性免疫不全症候群に罹った患者乙こ、毎日一回、実
施例17の錠剤を投与する。
実施例I9 数グレインのダウエックス50と一緒に、3グラムの2
−シアノエチルホスフェートのバリウム塩を水に懸濁さ
せる。この溶液を、2−シアノエチルホスフェートが溶
解するまで撹拌する。次に、この溶液をダウエックス5
0のカラムに通す。このカラムを、60m1の水で洗い
、できた液体を真空で処理して2−シアンエチルホスフ
ェートの精製された油分941■を得る。
40m1のピリジンに)容かした1、8mmolの3”
−アジドチミジン(3’−デスオキシアジドチミジン)
を、2−シアノエチルホスフェート941■に加える。
すべての2−シアノエチルホスフェートカベ溶液中に?
容ける必要はない。1.482gのジシクロヘキシル・
カルボジイミドを溶液に加え、生成物を、室温で18時
間撹拌する。溶液中の水を蒸発して、樹脂を得る。メタ
ノールを加えて樹脂を溶かし120gの不溶性沈澱を溶
かす。メタノールを真空蒸発して、0.9gの油分を得
る。この油= 32− 分を、次に10m1のメタノールに溶かし、更に60 
: 40 : LのCH(1!2  :メタノール:N
H。
によってシリカゲル上で精製して1.4mmo+のホス
ホリル化生酸物を得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ンに熔かし、0.27 mmolの2−メシチレン・ス
ルホニル・クロリドを力Uえる。この混合物を、室温で
30分間、撹拌する。0.54 mmolの1−メチル
・イミダゾールを加え、生成物を室温で、1時間撹拌す
る。次に、この撹拌した溶液に、0.14 mmolの
2’、3’−ジデスオキシ・アデノシンを加える。
この混合物を、室温で、18時間撹拌した後、真空蒸発
する。蒸発生成物をCH07!、:メタノールの3=1
溶液に溶かして、水で抽出して、有機層と水層に、その
混合物を分離する。次に、水層を蒸発して、CHC7!
3 :メタノール:NH,の70:30:8のン容剤に
よって、シリカゲルを使って、精製して、0.04 m
molの5°−(3゛−アンドチミジン) −5’−(
2’、 3’−ジデスオキソアデノシン)ホスフェート
を得る。この生成物のスぺクトル・データは、質量スペ
クトル(核分裂片)(M+H)”−565,168; 
 (M+Na)” =587.150 ;  (M−1
−2Na) ” −609,132;および(M+3N
a) ” −631,114およびNMRスペクトル:
 1.98 (s)  ; 2.2−2.5(m)  
; 4.1−4.6  (m)  ; 6.1−6.3
  (m)  ;7、7 (s )  ; 8.2 (
s )および8.45(S)δを含む。
実施例20 実施例19の化合物400■を、カルボキシメチルル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例2I 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例20の錠剤を投与する。
実施例22 数ダレインのダウエックス50と一緒に、3gの2〜シ
アノエチルホスフエートのバリウム塩を水に懸濁させる
。この溶液を、2−シアンエチルホスフェートが溶解す
るまで撹拌する。次に、この溶液をダウエックス50の
カラムに通ず。このカラムを、60m1の水で洗い、で
きた液体を真空で処理して2−シアノエチルホスフェー
トの精製された油分941■を得る。
40m1のピリジンに?容かした1、8mmolの2’
、3’−ジデスオキシ・シチジンを、2−シアンエチル
ホスフェート941■に加える。すべての2−シアノエ
チルホスフェートが、溶液中に溶ける必要はない。1.
482 gのジシクロヘキシル・カルボジイミドを溶液
に加え、生成物を、室温で18時間撹拌する。溶液中の
水を蒸発して、樹脂を得る。
メタノールを加えて樹脂を溶かし120gの不溶性沈澱
を溶かす。メタノールを真空蒸発して、0゜9gの油分
を得る。この油分を、次に10m1のメタノールに溶か
し、さらに60:4(1:1のCHC,123:メタノ
ール:N113によってシリカゲル上で精製して]、 
4 mmojのホスホリル化2’、3’−ジデスオキシ
・シチジン生成物を得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ン= 35 = ニQ容カシ、0.27 mmolの2−メシチレン・ス
ルホニル・クロリドを加える。この混合物を、室温で3
0分間、撹拌する。0.54 mmojの1−メチル・
イミダゾールを加え、生成物を室温で、1時間撹j字す
る。その後、この撹拌した?容?(lに、0.14mm
olの2°、3”−ジデスオキシ・アデノシンを加える
この混合物を、室温で、18時間撹拌した後、真空蒸発
する。蒸発生成物をCHCl13  :メタノールの3
=1溶液に溶かして、水で抽出して、有機層と水層に、
その混合物を分離する。その後、水層を蒸発して、CH
Cl13 :メタノール:NH3の70:30:8の溶
剤によって、シリカゲルを使って、精製して、0.04
 mmolの5’−(2’、 3’−ジデスオキシシチ
ジン)−5”−(2’、 3’−ジデスオキシアデノシ
ン)ホスフェートを得る。
実施例23 実施例22の化合物400■を、カルボキシメチルJし
・セルロースおよび麓糖とン昆合する。できた混合物を
圧縮して、経口投与に適した錠剤にする。
−36一 実施例24 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例23の錠剤を投与する。
実施例25 数グレインのダウエックス50と一緒に、3gの2−シ
アノエチルホスフェートのバリウム塩を水に懸濁させる
。この?’jl ?(lを、2−シアノエチルホスフェ
ートが熔解するまで撹拌する。次に、この?容ン&をダ
ウエックス50のカラムに通す。このカラムを、60m
1の水で洗い、できた液体を真空で処理して2−シアノ
エチルホスフェートの精製された油分941■を得る。
40m1のピリジンに?容かした1、 8 mmolの
2’、3’−ジデヒドロジデスオキシ・シチジンを、2
−シアノエチルホスフェート941■に加える。すべて
の2−シアノエチルホスフェートが、ン容液中に溶ける
必要はない。1.482 gのジシクロヘキシル・カル
ボジイミド′を78液に加え、生成物を、室温で18時
間撹拌する。?g f&中の水を蒸発して、樹脂を得る
。メタノールを加えて樹脂を溶かし120gの不溶性沈
澱を溶かす。メタノールを真空蒸発して、0.9gの油
分を得る。この油分を、次に10m1のメタノールに溶
かし、更に60:40:1のCHCβ3 :メタノール
: N H3によってシリカゲル上で精製して1.4 
mmolのホスホリル化2゛、3°−ジデヒドロジデス
オキシ・シチジン生成物を得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ンにン容かし、0.27 mmolの2−メシチレン・
スルホニル・クロリドを加える。この混合物を、室温で
30分間、撹拌する。0.54 mmolの1−メチル
・イミダゾールを加え、生成物を室温で、1時間撹拌す
る。その後、この撹拌した溶液に、0.14mmo1の
2’、3’−ジデスオキシ・アデノシンを加える。
この混合物を、室温で、18時間撹拌した後、真空蒸発
する。蒸発生成物をCHCA3 :メタノールの3:1
溶液に溶かして、水で抽出して、有機層と水層に、その
混合物を分離する。次いで、水層を蒸発して、CH(1
!3 :メタノール:NHiの70:30:8の?容剤
によって、シリカゲルを使って、精製して、0.04 
mmolの5’−(2’、 3°−ジデヒドロジデスオ
キシシチジン)−5°−(2’。
3゛−ジデスオキシアデノシン)ホスフェートを得る。
実施例26 実施例25の化合物400mgを、カルポキシメチルル
・セルロースおよび蔗糖とン昆合する。できた混合物を
圧縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例27 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例26の錠剤を投与する。
−39一 実施例28 数ダレインのダウエックス50と一緒に、3gの2−シ
アノエチルホスフェートのバリウム塩を水に懸濁させる
。この溶液を、2−シアノエチルホスフェートが溶解す
るまで攪拌する。次いで、この溶液をダウエックス50
のカラムに通す。このカラムを、60m1の水で洗い、
できた液体を真空で処理して2−シアノエチルホスフェ
ートの精製された油分941owを得る。
40m1のピリジンに溶かした1、8mmolの2−ア
ミノ−1,9−ジヒドロ−!]−((2−ヒドロキシ−
エトキシ)メチル) −6H−プリン−6−オンを、2
−シアノエチルホスフェ−)941nvに加える。すべ
ての2〜シアノエチルホスフエートが、溶液中に溶ける
必要はない。1゜482gのジシクロヘキシル・カルボ
ジイミドを溶液に加え、生成物を、室温で18時間撹拌
する。溶液中の水を蒸発して、樹脂を得る。メタノール
を加えて樹脂を溶かし、120gの不溶性沈澱を除く。
メタノールを真空蒸発して、0.9gの油分を得る。こ
の油分を、次に、10M1のメタノールに溶かし、さら
に60:40:1のC■(C7!、l :メタノール:
NH,によってシリカゲル上で精製して1.4mmol
のホスホリル化2−アミノ1.9−ジヒドロ−41−C
(2−ヒドロキシエトキシ)メチル〕−6H−プリン−
6−オンを得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ンに溶かし、0.27 mmolの2−メシチレン・ス
ルホニル・クロリドを加える。この混合物を、室温で3
0分間、撹拌する。0.54 mmolの1−メチル・
イミダゾールを加え、生成物を室温で1時間撹拌する。
次に、この撹拌した溶液に、0.14 mmolの2°
、3゛−ジデスオキシ・アデノシンを加える。この混合
物を、室温で、18時間撹拌した後、真空蒸発する。蒸
発生成物をCH(1!3  :メタノールの3:1溶液
に溶かして、水で抽出して、有機層と水層に、その混合
物を分離する。その後、水層を蒸発して、CHCβ3 
:メタノール: N H3の70;30:8の溶剤によ
って、シリカゲルを使って、精製して、0.04 mm
olの5°−(2−アミノー1.9−ジヒドロ−9−[
(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル) −6H−プリ
ン−6−オンl −5’−(2’、 3’−ジデスオキ
シアデノシン)ホスフェートを得る。
実施例29 実施例28の化合物400■をメチル・セルロースおよ
び蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮して、経口投与
に適した錠剤にする。
実施例30 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例29の錠剤を投与する。
実施例31 数グレインのダウエックス50と一緒に、3gの2−シ
アンエチルホスフェートのバリウム塩を水に懸濁させる
。この溶液を、2−シアノエチルホスフェートが溶解す
るまで撹拌する。その後、この)容ン夜をダウエックス
50のカラムに通す。このカラムを、60m1の水で洗
い、できた液体を真空で処理して2−シアノエチルホス
フェートの精製された油分941■を得る。
40m1のピリジンに?容かした1、8mmo+の2−
アミノ−1,9−ジヒドロ−9−((2−ヒドロキシ−
エトキシ)メチル〕−6H−プリン−6−オンを、2−
シアノエチルポスフェート941■に加える。すべての
2−シアノエチルホスフェートが、溶液中に溶ける必要
はない。]、 482 gのジシクロヘキシル・カルボ
ジイミドを溶液に加え、生成物を、室温で18時間撹拌
する。溶液中の水を蒸発して、樹脂を得メタノールを加
えて樹脂を溶かし120gの不溶性沈澱を除く。メタノ
ールを真空蒸発して、0.9gの油分を得る。この油分
を、次に10m1のメタノールに溶かし、更に60:4
0:1のCH(1!、、:メタノール:NH。
によってシリカゲル上で精製して1.4 mmolのホ
スホリル化2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−〔(2
−ヒドロキシエトキシ)メチル〕−61]−プリン−6
−オンを得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ンに溶かし、0.27 mmolの2−メシチレン・ス
ルホニル・クロリドを加える。この混合物を、室温で3
0分間、撹拌する。0.54 mmolの1−メチル・
イミダゾールを、つぐに加え、生成物を室温で、1時間
撹拌する。次に、この撹拌した溶液に、0゜14mmo
lの2’、3’−ジデスオキシ・アデノシンを加える。
この混合物を、室温で、18時間撹拌し、次に、真空蒸
発する。蒸発生成物をCHCl!3  :メタノールの
3:1溶液に?容かして、水で抽出して、有機層と水層
に、その混合物を分離する。次に、水層を蒸発して、C
HCA3  :メタノール=NH3の70:30:8の
溶剤によって、シリカゲルを使って、精製して、0.0
4 mmolの5’−(2−アミノ−1,9−ジヒドロ
−1−((2−ヒドロキシ−エトキシジヒドロ−9−[
(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル)−6H−プリン
−6=オン) −5” (2’、 3”−ジデスオキシ
アデノシン)ホスフェートを得る。
実施例32 実施例31の化合物400mgを、カルポキシメチルル
・セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧
縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例33 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例32の錠剤を投与する。
実施例34 数グレインのダウエックス50と一緒に、3gの2−シ
アノエチルホスフェートのバリウム塩を水に懸濁させる
。この溶液を、2−シアノエチルホスフェートが溶解す
るまで撹拌する。次に、この溶液をダウエ・7クス50
のカラムに通す。このカラムを、60m1の水で洗い、
できた液体を真空で処理して2−シアノエチルホスフェ
ートの精製された油分941■を得る。
40m1のピリジンに溶かした1、8mmo+の2’、
3’〜ジデスオキシアデノシンを、2−シアノエチルホ
スフェート941■に加える。すべての2−シアノエチ
ルホスフェートが、溶液中に溶ける必要はない。1.4
82 gのジシクロヘキシル・カルボジイミドを溶液に
加え、生成物を、室温で18時間撹拌する。溶液中の水
を蒸発して、樹脂を得メクノールを加えて樹脂を溶かし
120gの不溶性沈澱を除く。メタノールを真空蒸発し
て、0.9gの油分を得る。この油分を、次に10m1
のメタノールに?容かし、さらに60:40:1のCH
Cβ3 :メタノール: N H3によってシリカゲル
上で精製して1.4.mmolのホスホリル化2’、3
’−ジデスオキシアデノシン生成物を得る。
0、13 mmolのこの生成物を1mlの無水ピリジ
ンにン容かし、0.27 mmolの2−メシチレン・
スルホニル・クロリドを加える。この混合物を、室温で
30分間、撹拌する。0.54 mmolの1−メチル
・イミダゾールを、つくに加え、生成物を室温で、1時
間撹拌する。次に、この撹拌した溶液に、0゜14mm
olの2°、3゛−ジデスオキシ・アデノシンを加える
。この混合物を、室温で、18時間撹拌し、次に、真空
蒸発する。蒸発生成物をCHCl23 :メタノールの
3:1ン容液に)容かして、水で抽出して、有機層と水
層に、その混合物を分離する。次に、水層を蒸発して、
CHCl23 :メタノール:NHff の70:3,
0:8の?容剤によって、シリカゲルを使って、精製し
て、0.04 mmolの5’、5’ジー (2’、 
3’−ジデスオキシアデノシン)ホスフェートを得る。
この生成物のスペクトル・データは、質量スペクトル(
核分裂片>(M)”=532.170;(M + N 
aビ −555.160 ;  (M+2Na −H)
”−577,142;および(M+2Na−2H)’−
599,124;およびNMRスペクトル(メタノール
−d 4)  : 2−2.5  (m)  ; 3.
4(s)4.15(s)および6.38(S)  δを
含む。
実施例35 実施例34の化合物400■を、カルポキシメヂルル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例36 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例35の錠剤を投与する。
実施例37 0、28 mmolの3゛−アジドチミジン(3”−デ
スオキシアジドチミジン)を、1 mmolの4.5−
ジクロロイミダヅールに加え、0.5曙の無水ジメチル
ホルムアミドに?容かず。この7H合物を、フラスコの
壁に沿って加えることによって、50マイクロリツトル
のビス−(ピロリジノ)メトキシホスフィンに、徐々に
加える。10分後に、さらに、0、28 Iolの3′
−アジドチミジン(3゛−デスオキシアジドチミジン)
および2.5mlのCH:+ CNに?容かした0、9
mmolのIH−テトラソ゛−ルをカロえる。
混合物を、室温に10分間放置し、次に、−10°Cに
冷やす。2:1のテトラヒドロフラン:水溶液中に0.
28 mmolの沃素と0.498 mmolのコリジ
ンを含む溶液を加える。次に、この混合物を、真空蒸発
するまえに、10分間撹拌する。残香をCH(1!3中
n−ブタノールの10%溶液2mlに溶かす。5%N 
a HCO水溶液を、沃素の色が消えるまで加える。次
に、有機層を分離して、水層を、CH(1!3およびC
H(、!3 :メタノール(3: 1)で、順次洗浄す
る。真空蒸発して、450■の油分を得、CH(1’3
 :メタ/−ル:NH3の70:30:8の溶剤によっ
て、シリカゲル・クロマトグラフィによって精製して、
5’、5’ジー(3゛−アジドチミジン)ホスフェート
を得る。
この生成物のスペクトル・データは、実施例1のそれと
同じである。
実施例38 実施例3’lの化合物400■を、カルボキソメチルル
・セルロースおよびWI唐と混合する。できた混合物を
圧縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例39 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例38の錠剤を投与する。
実施例40 2’、3’−ジデスオキシアデノシンを使用するほかは
、実施例37の方法を繰り返し、5°−(3°−アジド
チミジン)−5“−(2′、3゛−ジデスオキシアデノ
シン)ホスフェートを得る。この生成物のスペクトル・
データは、実施例19のそれと同じである。
実施例41 実施例40の化合物400■を、カルポキシメチルル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例42 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例4Iの錠剤を投与する。
実施例43 2”、3”−ジデスオキシシチジンを使用するほがは、
実施例37の方法を繰り返し、5’−(3’−アジドチ
ミジン)−5’−(2’、 3’−ジデスオキシシチジ
ン)ホスフェートを得る。
実施例44 実施例43の化合物400mgを、カルボキシメチルル
・セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧
縮して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例45 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例44の錠剤を投与する。
実施例46 2°、3′−ジデヒドロジデスオキシシチジンを使用す
るほかは、実施例37の方法を繰り返し、5″−(3゛
−アジドチミジン)−5°−(2”、3゛−ジデヒドロ
ジデスオキシシチジン)ホスフェートを得る。
実施例47 実施例46の化合物400■を、カルポキシメチルル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例48 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例47の錠剤を投与する。
実施例49 2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−C(2−ヒドロキ
シ−エトキシジヒドロ−9−((2−ヒドロキシ−エト
キシ)メチル)−6H−プリン−6−オンを使用するほ
かは、実施例37の方法を繰り返し、5°−(3゛−ア
ジドチミジン)−5’−(2−アミノ−1,9−ジヒド
ロ−9−((2−ヒドロキシ−エトキシジヒドロ−9−
C(2−ヒドロキシ−エトキシ)メチル) −6H−プ
リン−6−オン)ホスフェートを得る。この生成物のス
ペクトル・データは、実施例19のそれと同じである。
実施例50 実施例49の化合物400■を、カルポキシメチルル・
セルロースおよび蔗糖と混合する。できた混合物を圧縮
して、経口投与に適した錠剤にする。
実施例51 先天性免疫不全症候群に罹った患者に、毎日一回、実施
例47の錠剤を投与する。
実施例52 1、標的単核細胞の調製 正常末梢血(NPB)単核細胞を、健康な成人の白血球
泳動によって得られ、フィコール・パンク・グラジェン
ト遠心分離によってハンド化され、5マイクロg/m+
の植物穀集素を含む増殖培地(RPMI  1640;
20%熱不活性化ウシつ児血清および0.25■のグル
タミン/ m ! )中で、5%CO2雰囲気中で37
°Cで48時間増殖させる。これらの細胞は、次に、1
0%インターロイキンを含む増殖培地で増殖させる。
2、HIV (TM)群体の調製 HIV(TM)の単離体は、AIDS患者から単離され
たウィルスに感染したNPB単核細胞の培養物上澄液か
ら得られる。これらのHIV (TM)群体は、約7 
1ogl OTCI D50/mlの感染力価を有し、
濾過されて、使用するまで、−85℃で冷凍保存される
3、HIV感染性試験 標的単核細胞を、106細胞/m+の濃度で播種し、試
験すべき薬品に24時間、暴露する。
試験すべき薬品は: (1) アジドチミジン; (2)2°、3°−ジデスオキシアデノシン;(3) 
弐(1)の化合物、ただしRIおR2は、いずれも(e
); (4) 弐(1)の化合物、ただしR9おR2は、いず
れも(e); (5)   (1)および(2)の50:50の重量比
の組み合わせ;および (6) 式(1)の化合物、ただしR1は(C)であり
、R2は(e)である。
次に、これらの暴露された細胞を、感染単位CMo1:
感染ウィルス粒子数/細胞)の0.1倍および1.0倍
にあたるHI V群体の量で感染させる。
この培養段階のあと、NPB細胞を、インターロイキン
−2で補強した新しい培地に懸濁させる。
H9細胞を、増殖培地に懸濁させ、すべての他の細胞を
、37℃でCO□を含む加湿空気中に入れる。すべての
細胞を、3ないし4日毎の各培地の交換の間に、連続的
に、1マイクロg/mlの薬品に暴露させる。また、各
培地の交換毎に、生存細胞を、トリパン−プリュー排除
法によって測定し、細胞密度を106/m+に調整する
5核/細胞と認められる融合細胞のHIVによって誘発
される生成は、ライト・ゲイムサによる染色の前後の顕
微鏡観察によって定量される。細胞を含まない上澄液中
の逆転写酵素活性およびHTVp24を試験する。また
、感染細胞を定量するために、HrVp24モノクロー
ナル抗体を使った蛍光免疫研究も実施される。結果は、
表に要約される。
表 薬品     Mol     評価期間(日)(1)
      0.1  −  −  −  −Ig/m
l     1   −   =+’+(2)    
 0.1  −  −  − 〜1g/m1   1 
 − − − −(1)      0.1  −  
−   +   +0.1g/ml        1
          −        +     
   十      ○(2)           
    0.   1       −       
−        十       +0.1g/m+
   1   −   +   +  ○(3)   
  0.1  −  −  −  −0.1g/m+ 
  1   −  −   +   +(4)    
 0.1  −  −  −  −0.1g/ml  
 1   −−   +   +(5)      0
.1  −  −  −  −Ig/ml     1
   −m−−(5)     0.1  −  − 
 −  −0.2g/m+   1   −−−   
+(5)      0.1  −  −  −  −
0.1g/ml        1         
 −      −        十       
+(6)     0.1  −  −  −  −0
.1g/ml   l    −−一一一 56− 表(続き) * 実験は、各4個の培養でおこない、結果は、平均値
で表す。
* 記号は、下記のように定義する: (+)   ウィルス生産の証拠、すなわち、逆転写酵
素活性の増加、HIVp24抗原 および細胞変性効果の検出。
(−)   ウィルス生産の証拠なし。
(+°)  各4個の培養のうちの2個は、ウィルス生
産について陽性であった。
特許出願人 イヴアソクス ラボラトリーズインコーポ
レイテソド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物(ただし、R_1およびR_2は、それぞれ下
    記の(a)〜(e)からなる群から選ばれた基である)
    、または薬理学的に受容できるその塩。 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)▲数式、化学式、表等があります▼ (c)▲数式、化学式、表等があります▼ (d)▲数式、化学式、表等があります▼ (e)▲数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)上記化合物と、薬理学的に受容できる不活性成分
    とを含むものであって、上記薬理学的に受容できる不活
    性成分が上記化合物の抗ウィルス活性を阻害しないこと
    を特徴とする請求項(1)の化合物の患者への経口投与
    のための薬理学的投与形態。
  3. (3)上記化合物が約50mgないし約800mgの量
    で存在することを特徴とする請求項(2)の薬理学的投
    与形態。
  4. (4)上記化合物が体内で5′燐酸エステル基のところ
    で開裂して、上記化合物のそれぞれの部分の抗ウィルス
    活性を発揮することを特徴とする、先天性免疫不全症候
    群を有する患者に請求項(1)の化合物を経口投与する
    ことによって先天性免疫不全症候群と戦う方法。
  5. (5)上記化合物が毎日一回だけ投与されることを特徴
    とする請求項(4)の方法。
  6. (6)上記化合物が体内で5′燐酸エステル基のところ
    で開裂してその化合物のそれぞれの部分の抗ウィルス活
    性を発揮することを特徴とする、単純ヘルペスにかかっ
    た患者に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を経口投与することによって単純ヘルペスと戦
    う方法。
  7. (7)上記化合物が毎日一回だけ投与されることを特徴
    とする請求項(6)の方法。
JP63073062A 1987-03-27 1988-03-26 Antiviral compound and antiviral agent containing same Granted JPS643197A (en)

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