JPH01318794A - 単段片持式遠心圧縮機 - Google Patents

単段片持式遠心圧縮機

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Publication number
JPH01318794A
JPH01318794A JP15434188A JP15434188A JPH01318794A JP H01318794 A JPH01318794 A JP H01318794A JP 15434188 A JP15434188 A JP 15434188A JP 15434188 A JP15434188 A JP 15434188A JP H01318794 A JPH01318794 A JP H01318794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
pressure
thrust bearing
centrifugal compressor
sealing space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15434188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Hirata
薫 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP15434188A priority Critical patent/JPH01318794A/ja
Publication of JPH01318794A publication Critical patent/JPH01318794A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インペラを片持支持した単段片持式遠心圧縮
機に関するものである。
(従来の技術) 従来、第4図に示す単段片持式遠心圧縮機が公知であり
、ケーシングll内にインペラ12を片持支持しである
。即ち、ラジアル軸受I3とスラスト軸受14により回
転自在に支持した回転軸15の端部にインペラ12が一
体的に取付けである。
そして、インペラ12の前面入口側にインペラ入口ラビ
リンス16とインペラ12の後方に、インペラ後方ラビ
リンス17とが設けである。
この装置において、インペラ12の入側圧力をPl、イ
ンペラ12の出側圧力をPt、大気圧をP。
とすると、装置の起動前は上記入側圧力P、と出側圧力
Ptとは等しくなっており、プロセス圧力が大気圧に比
べて高い場合には、上記入側圧力P1と大気圧P0との
差圧(p+−po)がインペラ後方ラビリンス17部分
(軸径ds)の断面積πds’/4に対してかかる。そ
して、この差圧が回転軸15を介してスラスト力F、と
してスラスト軸受14に作用し、このスラスト圧力F1
が装置の起動時には静止摩擦として働くため、駆動手段
、例えばモータの場合、その起動トルクとして過大なも
のが要求され、起動トルクが充分でない場合が生じる。
このため、静止摩擦に打ち勝って、スラスト軸受14内
が流体潤滑状態になる様な領域まで回転数を上げられる
ように、上記駆動手段を補助する減速比の大きな補助回
転駆動手段が必要となり、それだけ装置は複雑かつ高価
なものになる。
これに対して、第5図に示すようにスクロールffi+
8よりインペラ12の背面へ高圧のプロセスガスを供給
するライン19とインペラ12の背面からインペラ12
の出口へガスを戻すライン20とを設けることにより、
どのような運転条件においても回転軸15に作用するス
ラスト力を一定範囲内に保持するようにした膨張タービ
ンが提案されている。(特開昭60−65201号公報
)。
遠心圧縮機におけるスラスト力のキャンセル法について
も、インペラ12の回りの圧力分布等が膨張タービンの
場合と基本的には同じ分布となるため、上記公報に記載
のものと全く同じ考え方を適用することが出来る。但し
、圧縮機の場合はインペラ12の入口と出口は上記とは
逆になる。
(発明が解決しようとする課題) 上記公報の記載の装置では、ライン19によりインペラ
12の背面にスクロール部18の高い圧力を導入して第
5図中の矢印1方向の力を発生させるようにしてあり、
このライン19を遠心圧縮機に適用した場合にも、同様
に、矢印1方向の力を発生させることが出来る。
しかし、第5図中の圧力P4と圧力P、との差がノJX
さい場合には矢印1方向の力も小さくなり、スラスト軸
受の負荷の軽減が未だ十分ではないという問題があった
本発明は、上記従来の問題点を課題としてなされたもの
で、スラスト軸受の負荷軽減を可能とした単段片持式遠
心圧縮機を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、インペラの前面
入口部、出口部とケーシングとの間に設けたインペラ入
口シール手段およびインペラ出口シール手段と、この間
に形成した密閉空間であるシール空間と、この空間を適
宜外部空間に連通、させることが出来るように形成した
放気ラインとを設けて形成した。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、本発明の第1実施例に係る単段片持式遠心圧
縮機を示し、第4図に示す装置と互いに対応する部分に
は同一番号を付して説明を省略する。
図示するように、本圧縮機ではインペラ12の前面出口
部とケーシング11との間にインペラ出口シール手段の
一例としてインペラ出口ラビリンスlを設けて、このイ
ンペラ出口ラビリンスlとインペラ入口ラビリンス16
との間に密閉空間であるシール空間2を形成しである。
さらに、このシール空間2内のガスを外部の安全場所、
例えばフレアスタックへ逃がす放気ライン3を設けると
ともに、放気ガスの流量を適宜調節する圧力調節弁4と
放気ライン3内のガス圧を検出する圧力検出手段5を設
けて形成しである。
そして、圧力調節弁4を適宜量いて、ガス流量を調節し
つつ、シール空間2内のガスを外部に逃がすことにより
、シール空間2内の圧力を適当な値に設定出来るように
なっている。
このとき、回転軸15には上記ガススラスト力F、の他
に、シール空間2内の圧力を下げることにより生じる他
の反対方向のスラスト力F、が加わることになり、スラ
スト軸受14にかかる負荷は軽減される。
具体的には、回転軸に作用する第1図中右方向の力をF
とすると、力Fは次式で表される。
F=(π/4)・dll・P、+(π/4)・(dt”
−d、”)・P3− (π/4) −(dt”−ds”
) −Pt−(π/4) −d3”・PO=(π/4)
 ” da” −(Pt−Pa)−(ff /4) ’
 dt” ” (Pt−P+)−(π/4)・(d、”
−d、”)・(p、−p、)    ・・・(1)但し
、P、: シール空間内の圧力 d+、dt、da:第1図中に示す各部の直径したがっ
て、シール空間2内の圧力P、を小さくすることにより
、力Fの値は小さくなる。
なお、シール空間2内のガスを外部に逃がすのは起動時
のみでよい。
ところで、上述のように本装置はシール空間2内の圧力
P3を下げることによりスラスト軸受14の負荷を軽減
するものであり、これを第5図に示す機構を圧縮機とし
て使用した場合と比較すれば、この第5図の場合はイン
ペラ12の背面にインペラ出口圧力P、よりも高い出口
スクロール部圧力P4を導くものであって、下記の相異
がある。
即ち、圧力差(P−P2)に比べて圧力差(PDPυが
大きい時、本実施例の方がP、=P、とすることにより
、第1図中左方向に、より大きなスラスト力を生じさせ
ることが出来る。
また、シール空間2内のガスを適宜放気して、圧力P3
を圧力P1より下げることにより、同上左方向にさらに
大きなスラスト力を生じさけ、スラスト軸受14の負荷
を軽減させられる。
第2図は、本発明の第2実施例に係る単段片持式遠心圧
縮機を示し、放気ライン3に圧力調節計4aを設けるこ
とによりスラスト軸受負荷を一定値にコントロールする
ようにしたもので、他は、第1図の示す圧縮機と同様で
ある。なお、この装置では、運転中でも放気ライン3よ
り適宜ガス放出が行なわれる。
第3図は、本発明の第3実施例に係る単段片持式遠心圧
縮機を示し、スラスト軸受排油ライン7に温度調節計8
を設け、この温度調節計8により放気ライン3に設けた
温度調節弁9の開度を調節するようにしたものである。
即ち、この排油温度を調節することにより、スラスト軸
受I4の負荷状態および運転状態を常1こ最適に保つよ
うに形成したもので、他は第1図に示す圧縮機と同様で
ある。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明によれば、イン
ペラの面面人ロ部、出ロ部とケーシングとの間の設けた
インペラ入口シール手段およびインペラ出口シール手段
と、この間に形成した密閉空間であるシール空間と、こ
の空間を適宜外部空間に連通させることが出来るように
形成した放気ラインとを設けて形成しである。
このため、スラスト軸受にかかる負荷が軽減出来、駆動
機に要求されるトルクを低減させることが出来るだけで
なく、スラスト軸受として負荷容量の小さなものを採用
することが可能になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明に係る単段片持式遠心
圧縮機の第!、第2.第3実施例の断面図。 第4図、第5図は従来の単段片持式遠心圧縮機の断面図
である。 l・・・インペラ出口ラビリンス、2・・・シール空間
。 3・・放気ライン、11・・・ケーノング、+2・・イ
ンペラ。 特 許 出 願 人  株式会社 神戸製鋼折代 理 
人 弁理士  前出  葆 ほか1名第1 図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インペラの前面入口部、出口部とケーシングとの
    間の設けたインペラ入口シール手段およびインペラ出口
    シール手段と、この間に形成した密閉空間であるシール
    空間と、この空間を適宜外部空間に連通させることが出
    来るように形成した放気ラインとを設けて形成したこと
    を特徴とする単段片持式遠心圧縮機。
JP15434188A 1988-06-21 1988-06-21 単段片持式遠心圧縮機 Pending JPH01318794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15434188A JPH01318794A (ja) 1988-06-21 1988-06-21 単段片持式遠心圧縮機

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JP15434188A JPH01318794A (ja) 1988-06-21 1988-06-21 単段片持式遠心圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01318794A true JPH01318794A (ja) 1989-12-25

Family

ID=15582034

Family Applications (1)

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JP15434188A Pending JPH01318794A (ja) 1988-06-21 1988-06-21 単段片持式遠心圧縮機

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JP (1) JPH01318794A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11218091A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Shimadzu Corp 圧縮装置
JP2006177242A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Hitachi Industries Co Ltd オーバハング型遠心圧縮機

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11218091A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Shimadzu Corp 圧縮装置
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