JPH01318435A - 無線送受信装置の電源供給方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は屋外部と屋内部から構成される無線送受信装置
に関し、特に無線送受信装置の屋内部から屋外部へ電源
を供給する電源供給方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の無線送受信装置の電源供給方式において
は、第２図に示すように屋内部２１と屋外部２２は離れ
た場所に設置されて電源ケーブル２３及び警報線（打合
わせ線）２４により接続されている。この構４成におい
て、屋内部２１及び屋外部２２の夫々の電源スィッチ２
５及び２６が入っていないときには、警報線２４が存在
していても連絡が取れないので、打合わせ電話やトラン
シーバ−を用いて連絡を取り、設置が完了した事を確認
してから、電源スイ・ンチ２５．２６を投入していた。

〔発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の方式では、例えば屋内部をオフィス内の
機械室に、屋外部をビルの屋上に設置するような場合に
は、屋上には電話が無く、しかもトランシーバでは電波
が届かないため、先ず打合わせ電話を配線して相互間で
の連絡を可能な状態にした上で、無線送受信装置を設置
し、この無線送受信装置の設置後に先に配線した打合わ
せ電話を取り外す作業をしなければならず、作業が煩雑
なものになるという問題がある。

本発明は屋内部から屋外部の電源供給を容易にな行うこ
とができる無線送受信装置の電源供給方式を提供するこ
とを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の無線送受信装置の電源供給方式は、互いに、電
源ケーブル及び警報線で接続された屋外部と屋内部から
構成される無線送受信装置において、前記屋内部は、前
記電源ケーブルを介して前記屋外部へ供給する電源を開
閉する第１のスイッチと、前記電源の電流を検出する第
１の検出回路と、前記警報線のループを検出する第２の
検出回路と、前記第１と第２の検出回路の出力に応答し
て前記第１のスイッチを制御する制御回路とを有し、前
記屋外部は、前記電源ケーブルに接続された電源用筆２
のスイッチと、前記第２のスイッチの開及び閉状態によ
り各々前記警報線をループ形成状態及び警報通信可能状
態とする第３のスイッチとを有している。

また、前記第２のスイッチの開状態では前記第１のスイ
ッチを開状態とし、前記第２のスイッチの閉状態では前
記第１のスイッチの閉状態として前記屋内部から屋外部
へ電源を供給する構成としている。

〔作用〕

上述した構成では、屋外部の電源用の第２のスイッチを
投入することで自動的に屋外部にまで電源が供給され、
屋外部の第２のスイッチを切ることで自動的に屋内部の
電源出力を切ることが可能となる。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、１１は屋内部、１２は屋外部であり、両者は
電源ケーブル１と警報線２とで接続している。そして、
屋内部１１には、電源ケーブル１を介して屋外部１２へ
供給する電源を開閉する第１のスイッチとしての電源出
力用スイッチ３と、この電源の電流を検出する第１の検
出回路４と、前記警報線２のループを検出する第２の検
出回路５と、これら第１と第２の検出回路の出力に応答
して前記電源用スイッチ３を制御する制御回路６とを有
している。

また、屋外部１２には、電源ケーブル１に接続された第
２のスイッチとしての電源スィッチ７と、この電源スィ
ッチ７の開及び閉状態により各々警報線２をループ形成
状態及び警報通信可能状態とする第３のスイッチとして
のリレー８とを有している。

この構成において、ここでは屋内部１１には電源が入っ
ているものとする。

先ず、屋外部１２の電源スィッチ７を投入する。

屋外部１２には電源が供給されていないので、リレー８
は警報線２を地気にする状態にあり、電源ケーブル１及
び警報線２を介して、屋内部１１のループ検出回路５に
よりループが検出される。電流検出回路４で電流が流れ
ていないことがわかるので、判定制御回路６により屋外
部１２への電源出力用スイッチ３を投入し、屋外部１２
へ電源が供給されることになる。そして、電源が供給さ
れた屋外部１２では、リレー８がＯＮＬ、警報線２は本
来の警報通信可能状態に接続される。

次に、屋外部１２の電源スィッチ７を切ると、屋内部１
１のループ検出回路５でループが検出されなくなり、か
つ電流検出回路４で電流が流れていないことが検出され
るので、判定制御回路６が電源出力用スイッチ３を切り
、電源ケーブルＩには、電圧が印加しないように制御さ
れる。

一方、電流検出回路４により、屋外部１２に電源が供給
されていると判定した場合には、ループ検出回路５の出
力は、本来の警報の状態を示している。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明は、無線送受信装置の屋外部
を屋内部と離れた場所に設置する場合に、警報線を代用
することにより、屋外部の電源スィッチを投入するだけ
で、自動的に屋外部まで電源が供給され、設置前の打合
わせ電話等が不要になり、迅速に無線回線を提供できる
効果がある。更に、屋外部の電源スィッチを切ることに
より、自動的に屋内部の電源出力を切り、電源ケーブル
に電圧が印加していない状態にできるので、撤去作業等
を安全に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式の一実施例を示すブロック図、第２
図は従来方式のブロック図である。 １・・・電源ケーブル、２・・・警報線、３・・・屋内
部の電源出力用スイッチ（第１のスイッチ）、４・・・
電流検出回路（第１の検出回路）、５・・・ループ検出
回路（第２の検出回路）、６・・・判定制御回路、７・
・・屋外部の電源スィッチ（第２のスイッチ）、８・・
・リレー（第３のスイッチ）、１１・・・屋内部、１２
・・・屋外部、２１・・・屋内部、２２・・・屋外部、
２３・・・電源ケーブル、２４・・・警報線、２５．２
６・・・電源スィッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、互いに電源ケーブル及び警報線で接続された屋外部
   と屋内部から構成される無線送受信装置において、前記
   屋内部は、前記電源ケーブルを介して前記屋外部へ供給
   する電源を開閉する第１のスイッチと、前記電源の電流
   を検出する第１の検出回路と、前記警報線のループを検
   出する第２の検出回路と、前記第１と第２の検出回路の
   出力に応答して前記第１のスイッチを制御する制御回路
   とを有し、前記屋外部は、前記電源ケーブルに接続され
   た電源用の第２のスイッチと、前記第２のスイッチの開
   及び閉状態により各々前記警報線をループ形成状態及び
   警報通信可能状態とする第３のスイッチとを有し、前記
   第２のスイッチの開状態では前記第１のスイッチを開状
   態とし、前記第２のスイッチの閉状態では前記第１のス
   イッチを閉状態として前記屋内部から屋外部へ電源を供
   給することを特徴とする無線送受信装置の電源供給方式
   。