JPH01318200A

JPH01318200A - 車外情報検出装置

Info

Publication number: JPH01318200A
Application number: JP15139388A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Imagawa; 今川　敏幸
Original assignee: Clarion Co Ltd
Current assignee: Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Priority date: 1988-06-20
Filing date: 1988-06-20
Publication date: 1989-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は車外情報検出装置に関する。

〈発明の背景〉近年自動１ｉｔの梓及に伴い、車外の道路情報も多数に
わたり、運転者に対する負担が増加しつつあり、車外情
報の見落としゃ見誤りが増加している。

また、高速道路が普及してきており、高速運転時に路面
状態を把握できないことなどからスリップ等の車輌事故
につながるケースが増加してしする。

本発明はこのような運転者に課せられた多数の車外情報
を機械的に検出し、運転者の車外情報認識を補助する装
置を提供することを目的とする。

〈発明の概要〉上記目的のために、本発明の車外情報検出装置は、車外
の所定方向に検出波を発信する手段と、上記検出波の反
射波を検出する手段と、外検出手段の出力に基づき、車
輌搭載機器を制御する手段とを備えたことを基本的な特
徴とするものである。

〈作用〉上記構成において、検出波の反射波から反射対象物の情
報を得ることができる。例えば、車輌の下刃に検出波に
向けた場合、道路の路面状態の情報を得ることができる
。また、ｖＩＪｉ、後方、上方などに検出波を向ければ
、雨の情報を得ることが出来る。制御する手段はこの情
報に基づいて車外の状態を判断し、車輌搭載機器を適宜
制御する。

〈実施例〉以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、発信装置１はタイミングパルス発生装
置４からのタイミング信号に応じて、所定間隔でパルス
状の検出波を送信するように構成されている。この検出
波としては音波、光、電磁波等を使用可能である。検出
波の発信り向は目的に応じた方向とする０例えば、路面
状態を知りたい場合には車輌の下方に向け、雨などの状
態を知りたい場合には車輌の前方、上方、左右り向、後
方等に向ければ良い。また、発射方向を変更できるよう
にしても良いし、所定の範囲をスキャンできるように構
成しても良い、この実施例では、路面状態と、車輌の下
側の状態を検出できるように車輌の下側全体をスキャン
するように構成されている。また雨の状態を検出するた
めに、車輌の前方に検出波を発射する様に構成している
。

タイミングパルス発生装置４は判ｆｆｒ／制御装置３に
制御されており、タイミング信号を出力する。

検出波が対象物に反射して返ってくる反射波を受信装置
２は受信して、演算装置５に送る。演算装置５は該反射
波を解析して対象物の情報を得る。

この情報は判断／制御装置３に送られる様に構成されて
いる。

判断／制御装置３にはメモリ６が備えられており、適宜
情報を格納するように構成されている。

また、判断／制御袋＠３には初期値人力装置７と車速セ
ンサ８からのデータが入力している。初期値入力装置７
は車輌のタイヤの溝深さ等の情報を予め入力するための
ものである。判断／制御装置３はまた警告装置９、カメ
ラ１０、ワイパ１１に制御指令信号を送出し、所定の判
断結果に基づいてこれらを制御するように構成され′Ｃ
いる。警告装置９はこの実施例ではＣＲＴ等のモニタと
音声により運転者等に警告を出力するように構成されて
いる。カメラ１０は車輌の下側を撮影し、その状況を警
告装置９に表示できるように構成されている。ワイパ１
１は車輌に既に備え付けられているものである。

この実施例では、判断／制御装置３は３つの判断及び制
御を実行するように構成されている。第１に判１＄ｊ？
／制御装置３は演算装置５から入力する車輌下方の情報
に基づいて、道路の路面状態を判断し、車速センサ８か
らの車輌速度と初期値入力装置７により予め入力されて
いるタイヤ溝の深さから、車輌のスリップなどの危険状
態を把握し、警告装置９に警告を出力させる。

第２に判断／制御装置３は車輌の下面の異物を検出し、
警告を発する。駐停車中に車輌の下面に動物や幼児或は
異物などが入り込むことがあり、それに気付かずに車輌
を発車させることによる事故を防ぐ様に構成されている
１判断／制御装置３は通常時の車輌下面の状態をメモリ
６に記憶しておき、必要に応じて車輌下面の状態を受信
装置２、演算装置５から入力して、メモリ６に格納され
ている通常状態の車輌下面の状態と比較し、異常があれ
ば警告装置９により運転者等に警告を発する。

また、同時にカメラ１０により車輌の下面の状態の映像
を警告装置９に映し出すようにしても良い。

第３に判断／制御装置３は車輌の前方に向けて発車され
た検出波の反射波を受信して、雨や雪の状態を検出し、
それに応じてワイパ１１の動作速度を制御する。即ち、
雨や雪に当たって返ってくる反射波の反射時間はバラバ
ラであるため、その反射波の検出頻度を演算分析するこ
とにより雨や雪の大降り小降りを検知することが可能に
なる。

そして、その結果に応じてワイパ１１の動作速度を段階
的或は無段階に制御する６上記動作を第２図乃至第４図に基づいて詳細に説明する
。

まず、路面状態を判断して危険を警報する動作を第２図
により説明する。

まず、車輌の下を障害物がない状態で発信装置１、受信
装置２によりスキャンする（ステップ２０）。そして、
タイヤの１Ｎｆｆさを初期値入力装置７から入力してお
く（ステップ２１）、そして、メモリ６を初期化し、障
害物がない状態をメモリ６に入力する（ステップ２２．
２３）、車輌の走行中はタイミングパルス発生装置４を
制御して所定間隔でパルス状の検出波を発信装Ｒ１から
発射し、受（ａ装置２より路面の状態を示す反射波を入
力し、所定回数の入力があったら（ステップ２４）、該
反射波の反射時間から対象物の厚さや密度を演算し、判
定する（ステップ２５）０判断／制御装置３はこの判定
結果と、車速センサ８から入力する車速および初期値入
力装置７から入力するタイヤ溝の深さから、車速か危険
なものであるか否かの判断を行い（ステップ２６）、危
険と判断したら、警告装置９により運転者に警報する（
ステップ２７）、そして、運転者の対応があったか否か
所定回数チエツクする（ステップ２８）。ドライバの対
応がない場合は別処理を実行する（ステップ２９）。

以上により、路面状態、車速、タイヤの状態を総合的に
勘案した危険の判断が機械的に実行される。

次に第３図により車輌の下の異物の検出方法を説明する
。

まず、車輌の下を障害物がない状態で発信装置１、受信
装置２によりスキャンする（ステップ３０）。そして、
メモリ６を初期化し、障害物がない状態をメモリ６に入
力する（ステップ３１，３２）、そして、車輌が停止位
置を変更したか否かチエツクしくステップ３３）、変更
していれば、再び車輌の下を発信装置１．受信装置２に
よりスキャンする（ステップ３４）。そして、その検出
結果を警告装置９に表示すると共に、メモリ６に記憶さ
れた障害物がない状態と比較する（ステップ３５）。比
較の結果、同じでない場合にはカメラ１０により車の下
の映像を警告装置ｉ＋￥９に表示して確認する。または
、目視により確認する（ステップ３６）、同じである場
合にはり告装置９に表示されたスキャンの結果、あるい
はカメラ１０の映像を目視により確認しくステップ３７
）、障害物が無いことが確認されなければ、ステップ３
４に戻る。

第４図により、ワイパ速度を制御する場合につき説明す
る。

所定時間、発信装置１から検出波をパルス状に発射しく
ステップ４０）、その反射波を受信装置２により検出す
る。そして、該反射波の反射時間をチエツクしくステッ
プ４１）、すべて同じ反射時間であれば別の処理を実行
する（ステップ４７）。反射時間が異なっていれば、全
ての反射時間を検出しくステップ４２）、発射信号に対
する反射信号の減衰度を計算する（ステップ４３）、そ
の計算結果により、雨や雪の大きさ、密度を判定し、大
降り小降りなどの判断を行い（ステップ４４）、該判断
結果をワイパ１１に出力しくステップ４５）、ワイパ１
１の速度の変化をチエツクする（ステップ４６）。

以上の槙成によれば、路面状態をチエツクして。

車速やタイヤの状態から、危険速度にあるが否かの判断
が機械的に実行される。また、車輌の下にある異物や障
害物を検知でき、更に雨や雪の状態によりワイパ１１の
速度制御が出来るから、安全運転の向上を促進すること
ができる。また、運転者の負担を軽減することが可能に
なる。

〈発明の効果〉以上説明したように本発明の車外情報検出装置は、車外
の所定方向に検出波を発信する手段と、該検出波の反射
波を検出する手段と、該検出する手段の出力に基づき、
車輌搭載機器を制御する手段とを備えているため１機械
的に車外の情軸を検出でき、運転者の負担を軽減すると
共に安全運転を促進することが可能になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図本発明の一実施例を示すブロック図、第２図乃至
第４図は動作を説明するフローチャート図である。１：発信装置、２：受信装置、３：判断／制御装置、４
：タイミングパルス発生装置、５：演算装置、６：メモ
リ、７：初期値入力装置、８：車速センサ、９：警告装
置、１０：カメラ、１１：ワイパ。特許出願人　　　クラリオン株式会社代理人　　　　　弁理士　高　橋　清　外１名＼　　　
叉第３図Ｃ窯Ｄ

Claims

【特許請求の範囲】１）車外の所定方向に検出波を発信する手段と、該検出
波の反射波を検出する手段と、該検出する手段の出力に基づき、車輌搭載機器を制御す
る手段と、を備えたことを特徴とする車外情報検出装置。２）車輌の下方に向けて検出波を発信する手段と、該検
出波の反射波を検出する手段と、車速情報を検出する手
段と、運転者等に警告を発する手段と、前記車速情報と前記反射波を検出する手段からの出力に
基づき車輌の危険状態を判断し、前記警告を発する手段
を制御して警告を出力させる手段と、を備えたことを特徴とする車外情報検出手段。３）車輌の下方に向けて検出波を発信する手段と、該検
出波の反射波を検出する手段と、該検出する手段からの
検出データを記憶する手段と、運転者等に警告を発する手段と、該記憶する手段に記憶されたデータと前記検出する手段
により検出されたデータを比較し、相違がある場合、前
記警告を発する手段を制御して警告を出力させる手段と
、を備えたことを特徴とする車外情報検出手段。４）車外の所定方向に検出波を発信する手段と、該検出
波の反射波を検出する手段と、該検出する手段の出力に基づき車輌のワイパを制御する
手段と、を備えたことを特徴とする車外情報検出装置。