JPH01318071A - 殺虫・抗菌塗料およびその製造方法ならびにその応用品 - Google Patents

殺虫・抗菌塗料およびその製造方法ならびにその応用品

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JPH01318071A
JPH01318071A JP63148286A JP14828688A JPH01318071A JP H01318071 A JPH01318071 A JP H01318071A JP 63148286 A JP63148286 A JP 63148286A JP 14828688 A JP14828688 A JP 14828688A JP H01318071 A JPH01318071 A JP H01318071A
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JP
Japan
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insecticidal
synthetic resin
antibacterial
paint
boron compound
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Application number
JP63148286A
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English (en)
Inventor
Minoru Mori
森 実
Yasunobu Mineki
峯木 安信
Toshihiko Higuchi
俊彦 樋口
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダニ、白アリ類に対する殺虫性およびカビ、
白せん菌類に対する抗菌性などの薬効を具備した合成樹
脂塗料およびその製造方法ならびにその応用管に関する
ものである。
[従来の技術] 近年、木材のみならずせ、コンクリート、気泡コンクリ
ート、ブロック、レンガ、などよりなる新建材か開発さ
れ、これら新建材による住宅、ビル、商店などの建物が
建設されている。
かかる建物において、例えば鉄筋コンクリート製の高層
マンションなどは生活様式の洋風化にもかかわらず畳敷
きの和室も取り入れられ、また畳の上にシュウタンも敷
かれている。
このようなコンクリート製建物はコンクリートが十分に
乾燥するには長期間を要するが、殆んどの場合、完成後
、直ちに入居するのが普通であり、しかも建築様式の変
化に伴ない内部の気密性が高められている。而して、コ
ンクリートは抱水性であり、上記のような状況下におい
て、この水分は畳に浸透して畳にかびの発生を促進させ
、しかも、ダニの大量発生という事態に至り、シュウタ
ンにも生息することになる。
また、かびの発生はコンクリート製建物に限らず、水を
扱う場所、例えば台所、風呂場、洗面所などでも普通に
みられる。
上記のようなカビやダニの発生は人体に直接影響を与え
、アレルギーを誘発したり、ダニに刺されるという悪影
響を及ぼす。したがって、かかる事態に対処する手段と
して、加熱あるいハ乾燥処理やフェニトロチオン、フェ
ンチオンなどを成分とする殺虫剤、あるいはサイアベン
ダゾールなどを含有する液剤の防かび剤を散布すること
が行なわれている。また、ダニに対しては薬効を有する
成分を含浸した防虫紙を畳床の上下に敷くこと、シュウ
タンを薬効を有する成分によって防虫加工することも行
なわれている。
さらに、高湿度で菌やかびか増殖しやすく、人体に悪影
響を及ぼす例として、長時間靴を履いている場合の人体
の足部に白せん菌の増殖による水虫の罹病がある。これ
に対しては、白せん菌に対し薬効を有する製剤による治
療や殺菌剤で処理した靴下の使用が行なわれている。ま
た、殺菌性成分を担持させた繊維によって構成された糸
て編立てられた靴下も提案されている。
一方、木造建築物においては、白アリによる被害か後を
断たず建物に多大な被害を与えていて、種々なる白アリ
防除剤、例えば有機塩素製剤をエアゾール化、油剤化、
乳剤化など各種の形態としたものか実用化されている。
その他、湿度の高い気候条件によって、衣類、カバン、
靴などの繊維・皮革製品にあってはかびの発生による被
害も看過できず、バラジクロルベンゼン、ナフタリン、
樟脳などの防かび、防由剤が実用に供されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述のようなかびやダニの発生に対処す
る手段としての加熱処理はその対照が限定され、また乾
燥処理は常時水を使用する台所、風呂場、洗面所のよう
な場所では困難である。しかもかかる処理は一時的なも
のであり、かびやダニの発生都度に行うことは可成り煩
雑である。また、殺虫剤、防かび剤の散布は薬剤の人畜
に対する毒性という点で、例えば急性毒性が高い、有機
系薬剤のための揮発蒸散があり、薬効の持続時間が短い
、さらに薬剤の種類によっては自然に分解し難いものが
あり、その残留毒性が環境問題を惹起するというような
問題点がある。
防虫紙、防虫加工品などにおいても1日光によって薬効
成分は分解したり、洗浄などにより効力か減少するとい
う欠点かあり、特に防虫紙は木質的に吸湿性を有してい
て、薬効か無くなると逆に吸湿紙として作用し、かびや
ダニの発生を招くという問題点もある。
白せん菌による水虫の治療用製剤も薬効の持続性に難点
があり、特に水虫に罹病してから用いる治療剤という点
において、−旦快方に向うとその使用を忘れることから
完治か難しく、シかも予防的に使用されるものてはない
。また、殺菌剤を含む靴下などは洗濯により殺菌剤か離
脱し、薬効の持続性に難点かある。さらに、繊維・皮革
製品用防カビ、防虫剤は揮散性を応用したちのであるこ
とから、やはり持続性に難点かある。
白アリの防除剤については、上述のかびやダニの殺虫剤
や防カビ剤と同様な問題点かあり、その使用は環境面て
行政上からも配慮が求められている。
かかる種々なる問題点を有する現状において、本発明者
らの一人は、ダニ、白アリに対し殺虫性の薬効を有し、
しかも有機塩素系殺虫剤に比して人体に対する安全性が
高い化合物としてホウ素化合物を見い出し、これを用い
た殺虫剤を提案していて、特開昭81−288808号
公報に開示されている。而して、ホウ素化合物において
特に薬効の高いオルトホウ酸はその急性経口毒性は3,
000〜5,000mg/kgL D soであり、幼
児に対する致死量は約5gという報告もある。このため
に食品衛生法ではオルトホウ酸の食品添加物としての使
用は禁止されている。したがって、オルトホウ酸の安全
性を高めるために、それを固定し、しかも薬効を長期間
維持させることは、オルトホウ酸をダニ、白アリなどに
対する殺虫剤、さらにかび、白せん菌などに対する抗菌
剤としての応用が期待される。
本発明はかかる観点にもとづいてなされたものであり、
その目的とするところは、従来知られていない殺虫・抗
菌塗料およびその製造方法さらにその塗料を用いてなる
応用品を新規に提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は1合成樹脂、ホウ素化合物およびグリコールエ
ーテル系有機溶媒からなる、または合成樹脂エマルジョ
ンおよびホウ素化合物からなる殺虫・抗rM塗料および
その製造方法ならびにその応用品を提供するものである
本発明に用いられる合成樹脂は、ホウ素化合物を溶解す
るグリコールエーテル系有機溶媒に溶解し、しかもホウ
素化合物を均一に分散し得るものである。ホウ素化合物
の溶媒としてグリコールエーテル系を選択する理由は後
述する。
かかる合成樹脂の種類は多くないが、好適なものとして
エチルセルローズ、酢酸ビニル樹脂、アクリル系樹脂お
よびウレタン樹脂などが挙げられ、これらより選ばれる
1種を使用する。また、本発明に用いられる合成樹脂エ
マルジョンは、ホウ素化合物として特にホウ酸のような
電解物質を添加、混合しても凝集か起こらない乳41合
により得られる酢酸ビニル系エマルジョン、アクリル系
エマルジョン、アクリル−スチレン共重合系エマルジョ
ン、ウレタン系エマルジョン、さらにコロイダルシリカ
を含有するアクリル系またはアクリル−スチレン共重合
系エマルジョンなどであり、これらより選ばれる1種を
使用する。かかるエマルジョンを使用した本発明の塗料
は長期間安定である。エマルジョン塗料において、種々
なる合を樹脂エマルジョンが用いられているが、その一
部はホウ酸のような電解物質の添加混合により乳化粒子
の凝集が起こり、塗料化は困難となるものもあり、かか
る合成樹脂エマルジョンの使用は適当でない。
本発明の塗料において殺虫・抗菌作用などの薬効を付与
するホウ素化合物としては、オルトホウ酸(tlJO3
)か好ましい、また、必要によってはオルトホウ酸にホ
ウ酸ソーダ(NaJ40y・10H,0)、8ホウ酸ナ
トリウム水和物(Na2BnOrz”4n、o)等を適
宜1種あるいは2種以上混合して用いることができる。
これらホウ素化合物はグリコールエーテル系有機溶媒に
溶解させて、これを合成樹脂に混合する。しかしながら
合成樹脂エマルジョンを用いる場合は、ホウ素化合物を
有機溶媒に溶解させることを要しない。
ホウ素化合物、特にオルトホウ酸は有機溶媒に対して溶
解度か低いことはよく知られているところである。因に
常温(20〜25℃)におけるその溶解度は、実測値お
よび各種文献より引用すると次の通りである。
グリセロール      約20% トリクロルエチレン   約0.02%ヂオキサン  
     約10% イソプロピルアルコール 約3% 加ピレンクリコールモノメチルエーテル     約7
 %而して、グリセロールはオルトホウ酸の溶解度、取
り扱い上の安全性などの点から、好適のように思われる
か、グリセロールは沸点が高く、かつ吸湿性を有してい
て、塗料として塗布後の溶剤を風乾で揮散させることか
著るしく困難である。グリコールエーテル系有機溶媒と
しては例えば、エチレンクリコールジメチルエーテル、
エチレングリコールn−ブチルエーテル、エチレングリ
コールモノイソプロピエルエーテル、エチレングリコー
ルモノn−ヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ
フェニルエーテル、エチレングリコールモノ2−エチル
ヘキシルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールn−ブチルエーテル、ジエチレングリコー
ル七ツメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロビルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、
ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、トリエチ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレンクリコ
ールモノメチルエーテルなど種々のものが溶剤として使
用され、また市販もされているが、前記のように取り扱
い上の安全性、毒性、引火性等、また環境上の問題点な
どの点からプロピレングリコールモノメチルエーテルは
かかる欠点か少ない故に、最も好適に使用できる。しか
しながら、プロピレンクリコールモノメチルエーテルに
限定することなく、オルトホウ酸の溶解度か比較的高く
、実用上の価格が低く、常温における蒸発速度か適当で
、しかもバインターとして用いる合成樹脂をよく溶解し
得る有機溶媒であれば使用することかできる。また、グ
リコールエーテル系有機溶媒と他の溶媒との混合溶媒で
あってもよく、かかる溶媒としてアルコール系溶媒か好
適である。
本発明において1合成樹脂、ホウ素化合物およびクリコ
ールエーテル系有機溶媒からなる殺虫・抗ila塗料は
、合成樹脂にホウ素化合物の溶解されたグリコールエー
テル系有機溶媒を混合して攪拌し、合成樹脂を溶解させ
ることによって塗料化を行ない製造することかてきる。
ここて、ホウ素化合物としてのオルトホウ酸をグリコー
ルエーテル系有機溶媒に溶解させる際は室温てもよいか
、クリコールエーテル系有機溶媒を例えば、80〜90
℃に加熱しておいて、これにオルトホウ酸を添加して攪
拌溶解させることによって約15fi i%まで溶解さ
せることが可能であり、この加熱状態を保って合成樹脂
に混合して合成樹脂を完全に溶解せしめるのが好適であ
る0合成樹脂において、ウレタン樹脂は予めグリコール
エーテル系有機溶媒を添加して粘度を調整しておくのが
より好ましい。
グリコールエーテル系有機溶媒に溶解させるオルトホウ
酸の量およびオルトホウ酸の溶解されたグリコールエー
テル系有機溶媒の合成樹脂に混合する量は、塗料に含有
させるオルトホウ酸の量および塗料としての塗布性に影
響を与える粘度などを考慮して適度の量とすることがで
きる。而して、グリコールエーテル系有機溶媒に対する
オルトホウ酸の量は0.5〜10重量%とするのがオル
トホウ酸の溶解度からして好適である。また、塗料中の
合成樹脂はオルトホウ酸を固定し、薬効を長期間持続さ
せることから塗料中に5〜20重量%含まれるのか望ま
しい。本発明の塗料はオルトホウ酸か極めて少量含有さ
れることによって薬効か発現されることから。
特に多量のオルトホウ酸を含有させることを要しない。
また、オルトホウ酸のクリコールエ゛−テル系有機溶媒
に対する溶解度が小さいことから、多量に含有させるこ
とは、塗料の製造に際して、他の影響を与えることにも
なる。実質的に合成樹脂に固定されるオルトホウ酸は5
〜50重量%となるのか好ましいか、オルトホウ酸の量
は抗菌塗料としての使用においては殺虫塗料としての使
用に比し少量で効果か発現される。
かくして得られる本発明の塗料は無色透明な液状をなし
ていて、長期間の保存後においてもオルトホウ酸の析出
、沈殿などの発生はみられない。
一方、本発明の合成樹脂エマルションおよびホウ素化合
物からなる殺虫・抗菌塗料は、合成樹脂エマルジョンに
ホウ素化合物、特にオルトホウ酸を混合して均一に分散
させて塗料化することによって製造することができる。
使用する合成樹脂エマルジョンの固形分濃度は塗料とし
ての塗布性、オルトホウ酸を固定して長期間薬効を維持
させるなどの点において30〜60重量%とするのが好
適である。また、塗料としての粘度を調整する目的で増
粘剤、例えばポリエステル系増粘剤などを少量混合して
もよい、塗料に含まれるオルトホウ酸の量は5〜20重
量%で充分効果が発現される。而して、オルトホウ酸の
量は前述の合成樹脂の場合と同様に抗菌塗料としての使
用においては殺虫塗料としての使用に比して少量で効果
が発現される。
かくして得られる合成樹脂エマルジョンよりなる塗料は
ペースト状であって、長期間の保存後においてもエマル
ジョンの凝集などは認められず、塗料としての通常の塗
布手段によって種々なる材料に容易に塗布することがで
きる。
上記の製造方法において、合成樹脂エマルジョンとして
コロイダルシリカを含有するものを使用することによっ
て、塗料としての用途の他に、造膜性に優れることから
、耐水性、透明性を有し、しかも大気の通気性の大きい
フィルムを得ることが可能でり、かかるフィルムの応用
が期待される。
本発明の殺虫・抗菌塗料か殺虫塗料として有効に薬効を
示す害虫としては、イエダニ、トリサシダニ、スズメサ
シダニ、白アリ、ゴキブリ、カマトウマなどであり、ま
た抗菌塗料として有効に薬効を示すのは湿気、水分の関
与する建築物、の内装部、さらに衣類、皮革類に増殖す
る一般的に言われるケカビ、クモノスカビ、ベトカビな
ど、人体に寄生する白せん菌などである。本発明の塗料
は、薬効を有するホウ素化合物が合成樹脂によって固定
されることから人畜に対し低毒性であり、しかも水など
に対し難溶性で、実質的に変質することがなく、長期に
わたり、その薬効か持続される。
本発明の殺虫・抗菌塗料は上記のような薬効を示すこと
から種々なる用途に応用される。その応用として、合成
繊維の織布、不織布に浸漬含浸あるいは塗布し、乾燥し
て得られる殺虫・抗菌シート、皮革に塗布し、乾燥して
得られる殺虫・抗菌皮革、さらに、フィルム状に成形し
て得られる水蒸気透過性殺虫・抗菌フィルムがある。
殺虫―抗菌シートにおいて用いられる合成繊維の織布あ
るいは不織布は、その材質が特に限定されるものではな
いが、ポリエステル系不織布(スパンボンド)は好適な
ものとして例示できる。殺虫−抗菌シートは合成繊維の
織布あるいは不織布を塗料に浸漬して、これを含浸させ
る、または塗料を塗布して室温〜120°Cにて風乾す
ることによって製造することができる。このようにして
得られたシートを例えばワラ類の畳床と接する畳表の面
側に組込むことによってダニ対する優れた殺虫性を示す
殺虫シートとして効果を発現する。
また、殺虫拳抗菌皮革は、皮革の表面に塗料を塗布し、
室温〜120°Cにて風乾することによって塗料皮膜の
形成された殺虫・抗菌皮革として製造することかてきる
。形成された塗料皮膜は透明であることから、その有無
は殆んど判別し難く、皮革本来の表面性状、その他の特
性は何ら変化なく、しかもかびの生育、増殖による被害
は全く発生しない。
殺虫・抗菌フィルムは本発明の塗料において、合成樹脂
エマルジョンタイプか造膜性を有し、特にコロイダルシ
リカを含有する合成樹脂エマルジョンタイプか優れてい
ることから、これを用いる。フィルムの形成方法は特に
限定されることなく通常の手段、例えば流延法などが採
用可能である。得られたフィルムは水蒸気透過性を有す
ることから、広範な用途か期待される。またフィルムの
形成を例えば織布、不織布、皮革などの表面に直接行な
い、これらを用いて、白せん菌の生育と増殖を防止する
、いわゆる水虫防止性の履物、特に靴などへの応用も可
能である。
[作用] 本発明の殺虫・抗菌塗料における薬効としての殺虫・抗
菌作用については必ずしも明確ではないが、例えばダニ
、白アリ類に対しては塗料に含有されるホウ素化合物、
特にオルトホウ酸の接触毒性によって効果を生ずるもの
と推測される。例えばオルトホウ酸をウレタン樹脂に2
0重量%添加した透明均質な塗料を各種材料に塗布し、
風乾して形成される塗膜を顕微鏡下に観察すると塗膜表
面に無数のオルトホウ酸微粒子か析出、固着しているこ
とか認められる。ダニ、白アリ類はこれらオルトホウ酸
微粒子に接触し、死滅するものと考えられる。また、か
かる接触毒性の他に白アリに対しては忌避作用を与える
ことも考えられる。
さらに、かび、白せん菌などに対しては塗料に含有され
るオルトホウ酸は少量で薬効か発現するが、これはオル
トホウ酸か合成樹脂層から、いわゆるブルームして表面
に移行し、この殺菌力によって防カビ、抗菌性か発現さ
れるものと考えられる。
[実施例] 実施例1 合成樹脂としてエチルセルローズ(エーテル化度49%
)、酢酸ビニルポリマー(重合度1.400〜1,60
0 )を、ホウ素化合物としてオルトホウ酸を、さらに
グリコールエーテル系有機溶媒としてプロピレングリコ
ールモノメチルエーテル(“ダウアノールPM″:ダウ
ケミカルジャパン社製)を第1表に示す量として第1表
に示す塗料No、1〜2を次のように調製した。
プロピレングリコールモノメチルエーテルを80〜90
℃に加熱し、これにオルトホウ酸を加えて攪拌し溶解さ
せた。次にこれを冷却しないまま合成樹脂に徐々に加え
攪拌して完全に溶解させて、液状の透明な塗料を得た。
これらの得られた塗料を3ヶ月1ift長期保存しても
オルトホウ酸の析出、沈澱は認められなかった。またこ
れら塗料をガラス板上に薄く流延し、100°Cにて3
0分間風乾した後、塗膜表面を顕微鏡て観察したところ
オルトホウ酸か微粒子となってブルームしていることが
確認された。
第  1  表 実施例2 合成樹脂としてウレタン樹脂液を次のようにして製造し
た。
平均分子1t、oooのポリエチレングリコール320
g、平均分子i 1.048のポリヘキシレンアジペー
ト480g、イソホロンジイソシアナート322gおよ
びジラウリン酸ジn−ブチル錫0.08gとを反応器に
入れ、攪拌しながら昇温し50°Cにて4時間反応させ
てプレポリマーを得た。別にイソホロジアミン109g
をプロピレングリコールモノチルエーテル2,872 
gに溶解し、これをプレポリマーに加え激しく攪拌しな
から50°Cにて更に2時間反応させて、固形分として
30重量%、粘度的20,000cps 725℃のウ
レタン樹脂液を製造した。
このようにして製造したウレタン樹脂液を合成樹脂とし
て用いて、実施例1と同様にして第2表に示す塗料No
、 3〜5を調製し、透明な塗料を得た。
この塗料を実施例1と同様にして顕微鏡で観察したとこ
ろオルトホウ酸が微粒子となってブルームしていること
か確認された。
第2表 実施例3 合成樹脂エマルジョンとしてアクリル−スチレン共重合
系エマルジョン(固形分50%)(日本カーバイド社製
)、酢酸ビニル系エマルジョン(固形分46%)(日本
カーバイト社製)を、ホウ素化合物としてオルトホウ酸
を、さらに増粘剤としてポリエステル系増粘剤を第3表
に示す量として第3表に示す塗料No、 6〜7を次の
ように:A製した。
合成樹脂エマルジョンにオルトホウ酸を加え、ホモジナ
イザーにより50001(PMで4分同温合した。続い
て増粘剤を加え、5000RPMで2分同温合してペー
スト状の塗料を得た。
これらの塗料は3ケ月長期保存してもエマルジョンの凝
集は認められず、極めて安定であり、通常の塗布手段に
より各種材料に容易に塗布することかできた。また、実
施例1と同様にして塗膜を形成し、その表面を顕微鏡で
観察したところオルトホウ酸か微粒子となってブルーム
していることが確認された。
第  3  表 実施例4 合成樹脂としてコロイタルシリカを含イ了するアクリル
系エマルジョン(”VONCOAT DV−7ft?”
:大日本インキ化学工業社製)を、ホウ素化合物として
オルトホウ酸を、ざらに増粘剤としてポリエステル系増
粘剤を第4表に示す量として実施例3と同様にして第4
表に示す塗料No、 8を:A製した。
この塗料は実施例3の塗料N006〜7と同様の長期保
存性、塗布性、ブルーム化か認められた。
第4表 実施例5 実施例1〜3にて調製した塗料No、1.2゜4および
6をポリエステル系不織布(スパンボンド“マリックス
″20407 WTD :ユニチカ社製)に含浸させた
後100’Cにて20分間風乾してシートを得た。これ
らシートの塗料の付着量を第5表に示す。
これらシートのそれぞれを個別に従来から用いられてい
るワラ製の畳床と畳表との接する面の全面に糸で縫いつ
け、その上に畳表を常法に従って縫いつけ上記塗料NO
に相当する個別の畳5枚を得た。
これら畳をダニが発生している個別の5棟のマンション
の3畳間に持込み、そのうちの畳1枚と交換し、約1週
間ダニの生育、繁殖状況を観察したところ、いずれも徐
ノ?にダニは減少し、1週間後にこれらの畳を上げて畳
表を剥し観察した結果いずれの畳のシート部分には多数
のダニか死滅していることが確認された。
第5表 実施例6 実施例1〜3にて調製した塗料No、1.2゜4.5.
6および7を個別に米松の30c+sX 3c11×3
C11の角材のそれぞれの表面に均一に塗布した後、室
温にて風乾して試料を作成した。
これら試料を白アリ飼育箱中に無処理の米松試料ととも
に4〜5月の2ケ月間放置した。2ケ月後に、これら試
料を取り出し白アリの食害調査を行ったか、塗料を塗布
した試験用試料はいずれも全く食害されず、かつその周
囲には多数のダニが死滅し付着しているのが認められ、
−力無処理の米松試料は全面に亘って食害されていた。
実施例7 実施例1〜3にて、W製した塗料No、1.2゜4.5
.6および7を個別の市販コンクリートブロックの表面
にそれぞれ均一に塗布した後、室温にて風乾した。これ
らコンクリートブロック上にそれぞれ米松の30cmX
 3 c■X3cmの角材を載置して試料を作成した。
これら試料を白アリ飼育箱中に無処理のコンクリートブ
ロック上に上記と同様の角材をさいちした比較用試料と
ともに4〜5月の2ケ月間放置した。2ケ月後にこれら
試料を取り出し白アリによる米松の食害調査を行ったが
、塗料を塗布したコンクリートブロックに載置された米
松はいずれも全く食害されず、塗料の白アリ忌避作用か
認められ、一方、無処理のコンクリートブロックにはア
リ道か形成されていて米松は大部分食害されていた。
実施例日 実施例1〜3にて調製した塗料No、1.2゜3.4,
5.6および7について、抗かび性をJIS Z 29
11抗かび性試験方法の塗料の試験に準拠して評価した
試験用のかび: 第1群の(2)アスペルギルスニゲルFERM S−2
培  地: 精製水      1000曹交 ぶどう糖     40  g ペプトン     10  g 寒    天        25   g試験結果の
表示方法と試験結果: 表示方法はJISに従い次の表の通りとする。
試験結果を第6表に示す。
第6表 実施例9 実施例2にて調製した塗料No、3.4.5および比較
のため塗料No、 2において、オルトホウ酸を含まな
い塗料(No、O)に個別にポリエステルH&維不織布
(スボンボント)を浸漬し、塗料を含浸させ、100°
Cにて30分間風乾して厚さ20〜50pmの塗膜を形
成した。これを50rxtaX 50mmに裁断して試
料とし、抗かび性をJIS Z2911かび抵抗性試験
方法の繊維品の試験(湿式法)に準拠して評価した。
試験用のかび: 第1 R1の(+)アスペルギルスニゲルFERN S
−118地: 精製水    +000 rm文 硝酸アンモニウム   3.0g りん酸−カリウム  1゜Og 硫酸マグネシウム  0,5g 塩化カリウム    0.25  g 硫酸第一鉄     0.002 g 寒   天            25   g試験
結果の表示方法と試験結果: 表示方法は実施例8と回し。
試験結果を第7表に示す。
第7表 実施例10 実施例2にて調製した塗料No、3.4.5および比較
のため塗′#4No、 2においてオルトホウ酸を含ま
ない塗料(No、 O)を個別に牛皮の表面に均一に塗
布し、室温にて風乾して溶媒を完全に蒸散させ、厚さ2
5〜55gmの塗膜を形成した。これを直径30t++
+に裁断して試料とし、抗かび性をJIS Z 291
1かび抵抗性試験方法の皮革及び皮革製品の試験に準拠
して評価した。
試験用のかび: R1群の(1)アスペルギルスニゲルFERN S−1
培地: ばれいしょ−ぶどう糖−寒天培地を用いて作った平板培
地。
試験結果の表示方法と試験結果: 表示方法は実施例8と同じ。
試験結果を第8表に示す。
第8表 実施例11 実施例4にて調製した塗料No、 8をガラス板上に薄
く流延し、 100 ’Cにて30分間風乾した後、こ
れをガラス板より剥離して厚さ100gmのフィルムを
作成した。
このフィルムの抗カビ性をJIS Z 2911かび抵
抗性試験方法の一般工業製品の試験に準拠して評価した
試験用のかび及び培養期間: 第4群の(1)クラドスポリウム クラトスポリオデス
 FERM 5−8 4週間 試験結果の表示方法と試験結果: 表示方法は実施例8と同じ。
試験結果のかび抵抗性は3であった。
また、上記の試料について、透湿度をJIS Z020
8  防湿度試験方法により測定したところ8.6g/
m2・24hrでありオルトホウ酸を含有しない場合と
ほとんど変わりなかった。
実施例12 実施例2の塗料N005において、ウレタン樹脂液とプ
ロピレングリコールモノメチルエーテルとよりなる調製
液(固形分30重疑%)(ここでは原液と云う、)に第
9表に示す量のオルトホウ酸を加えて攪拌し、第9表に
示す塗料No。
9.10.11を調製した。
これら塗料を個別にナイロン系乾式不織布(スパンボン
ド)  (100g/m2)に塗布し、100°Cにて
30分間風乾して抗白せん菌試験用試料を得た。これら
試料の塗布付着量および透湿度をJIS Z 0208
  防湿度試験方法により測定した結果を第9表に示す
。尚、塗料N015におけるオルトホウ酸を含まない塗
料(No、0)結果も示す。
第9表 抗白せん菌試験は(財)日本紡績検査協会試験センター
にて行ない、その試験法は次の通りである。
試験の範囲: 上記試料について、真菌の成育抑制効果を評価する。(
一般にハローテストと云われている。) 試験用の真菌: TRICll0PHYTON MENTAGROPHY
TES IFO5466(白せん菌)、日本微生物株保
存連盟に加盟している機関において保管されている菌株
と同一のもの使用。
試験の*@。
■薬品及び材料 JIS Z 2911の3.1に準拠
■殺菌方法   JAS Z 2911ノ3.2 ニ準
拠。
■培  地        ポテトデキストローズ寒天
培地。
■真菌の保存と使用  JIS Z 2911の3.4
.1に準拠し、試験に使用する真菌は新し い斜面培地に移植し、28℃±2℃に 保った恒温器におき、10日間培養した後、10日以内
に使用。
■胞子懸濁液  上記にて培養した斜面培地に、スルホ
コハク酸オクチルナトリウ ムo、oos%水溶液5層2を添加し、よく攪拌する。
試験方法: 試験菌の胞子を塗布した平板培地上に前記第9表に示す
各試料を直径20+iiに裁断し、塗料塗布面か培地に
接するように貼付し、27°Cにて7日間培養後、試料
周辺に生した透明な成育阻止帯の幅を測定した。
試験結果。
上記の結果を第10表に示す。
第10表 第1O表に示されるように白せん菌の生育阻th作用は
オルトホウ酸含有−シの増加に伴なって強化されている
ことか認められる。
[発明の効果] 本発明の殺虫・抗菌塗料は、ダニ、白アリ類に対する殺
虫性、忌避性およびかび、白せん菌類に対する抗菌性な
ど優れた薬効を有する。また、塗料として各種の材料に
、例えば塗布などの手段により容易に応用することか可
能であり、これら材料に殺虫性、抗菌性を付与し得ると
いう特徴を有している。一方、薬効成分であるホウ素化
合物は合成樹脂によって固定されることから、人畜に対
して全く無害である。
特に、塗料の合成樹脂を適宜選択することによって通気
性を有する塗膜、フィルムなどの形成か可能であり、m
維、皮革などに処理することによって抗白せん菌の薬効
とともに水虫を防ぐ靴などへの応用か期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合成樹脂、ホウ素化合物およびグリコールエーテル
    系有機溶媒からなる殺虫・抗菌塗料。 2、合成樹脂はエチルセルローズ、酢酸ビニル樹脂、ア
    クリル系樹脂およびウレタン樹脂より選ばれる1種であ
    る請求項1記載の殺虫・抗菌塗料。 3、ホウ素化合物はオルトホウ酸である請求項1記載の
    殺虫・抗菌塗料。 4、合成樹脂にホウ素化合物の溶解されたグリコールエ
    ーテル系有機溶媒を混合し、合成樹脂を塗料化する請求
    項1記載の殺虫・抗菌塗料の製造方法。 5、合成樹脂エマルジョンおよびホウ素化合物からなる
    殺虫・抗菌塗料。 6、合成樹脂エマルジョンは乳化重合により得られる酢
    酸ビニル系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、ア
    クリル−スチレン共重合系エマルジョン、およびウレタ
    ン系エマルジョンより選ばれる1種である請求項5記載
    の殺虫・抗菌塗料。 7、合成樹脂エマルジョンはコロイダルシリカを含有す
    るアクリル系エマルジョンまたはアクリル−スチレン共
    重合系エマルジョンである請求項5記載の殺虫、抗菌塗
    料。 8、ホウ素化合物はオルトホウ酸である請求項5記載の
    殺虫・抗菌塗料。 9、合成樹脂エマルジョンにホウ酸化合物を混合し、均
    一分散させ塗料化する請求項5記載の殺虫、抗菌塗料の
    製造方法。 10、請求項1または5記載の殺虫・抗菌塗料を合成繊
    維織布あるいは不織布に含浸または塗布し、乾燥しして
    得られる殺虫・抗菌シート。 11、請求項1または5記載の殺虫・抗菌塗料を皮革に
    塗布し、乾燥して得られる殺虫・抗菌皮革。 12、請求項7記載の殺虫・抗菌塗料をフィルム状に成
    形して得られる水蒸気透過性殺虫・抗菌フィルム。
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