JPH01317749A - エンボス模様を有する繊維強化プラスチックの製造法 - Google Patents

エンボス模様を有する繊維強化プラスチックの製造法

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JPH01317749A
JPH01317749A JP63152016A JP15201688A JPH01317749A JP H01317749 A JPH01317749 A JP H01317749A JP 63152016 A JP63152016 A JP 63152016A JP 15201688 A JP15201688 A JP 15201688A JP H01317749 A JPH01317749 A JP H01317749A
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JP
Japan
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resin
embossed patterns
die
reinforced plastic
embossed
Prior art date
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Pending
Application number
JP63152016A
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English (en)
Inventor
Kazuo Suzuki
一男 鈴木
Kazuyuki Tsujino
辻野 一行
Michiyuki Ichinose
一ノ瀬 道幸
Masaaki Yasuda
雅昭 安田
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面にエンボス模様を形成してなる繊維強化プ
ラスチック(以下、FRPという)の製造法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、エンボス模様付FRPは、プレス成形時に凹凸模
様(エンボス模様)を形成させたプレス板を用いてFR
P板表面に凹凸を転写させて得られる。それらは装飾用
パネル、都市下水処理池、工場排水池等の蓋などに用い
られている。
これらの生産能力を向上させるため、特開昭56−12
1735号公報には板状繊維強化プラスチックの連続成
形硬化方法が提案されている。この方法は、エンドレス
ベルトをダイス孔内の少なくとも一面に介添させ、樹脂
含浸基材と同時に引抜き、エンドレスベルト(ステンレ
スベルト)上の凹凸模様等を転写し、連続的に成形する
ものである。この方法においてはエンドレスベルトとダ
イス孔表面の摺動を滑らかにするため、潤滑油を用いた
り、ダイス孔内面にコロを設けたり、またエンドレスベ
ルトとダイス孔表面との摺動部にある一定の隙間を設け
るなど特殊な設備上の工夫をしなければならない。しか
しこのような工夫を施しても円滑に連続的に摺動させる
ことは非常に困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、円滑
に連続的に成形することができるエンボス模様を有する
繊維強化プラスチックの製造法。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、樹脂含浸繊維基材を加熱ダイス孔中に引込み
、ダイス軸方向に走行させながら硬化させて繊維強化プ
ラスチックを連続的に引抜き成形する方法において、前
記ダイス孔内の樹脂含浸繊維基材の層間にエンボス模様
を表裏面に形成した剥離性シート状体を介在させ、次い
でエンボス模様を有する面を剥離させるエンボス模様を
有する繊維強化プラスチックの製造法に関する。
本発明における樹脂含浸繊維基材の製造に用いられる樹
脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂などがあげられる。
これらの樹脂は、硬化触媒、必要に応じてさらに低収縮
剤、充填剤、離型剤、着色剤などを加えた混和物として
使用される。
硬化触媒としては、一般的な加熱硬化用触媒が用られる
。例えばベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーベ
ンゾエート、t−ブチルパーオクトエート、ジクミルパ
ーオキサイド、ジ−t−ブチルハイドロパーオキサイド
、キュメンハイドロパーオキサイドなどがあげられる。
これらの使用量は、前記樹脂に対して0.3〜3重量%
が好ましい。
低収縮剤は、前記樹脂の硬化時の収縮を少なくするため
に用いるもので、一般に熱可塑ポリマが使用され、ポリ
スチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチル
メタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、こ
れらの共重合体、多価アルコールと多塩基酸とから得ら
れる飽和ポリエステルなどがある。この低収縮剤の使用
量は、前記樹脂に対して30重量%以下の範囲が好まし
い。
充填剤としては、炭酸カルシウム、水酸化アルミニーム
、クレー、ガラス粉末など無機質のものが一般に用いら
れる。これらの使用量は、前記樹脂に対し300重量%
以下が好ましい。
離型剤としては、ステアリン酸亜鉛等が一般に用いられ
、その使用量は、前記樹脂に対して1〜5重景%が好ま
しい。
着色剤としては、不飽和ポリエステル樹脂の着色に用い
られる無機系または有機系の顔料、トナー等が用いられ
る。
本発明に用いられる樹脂含浸用繊維基材としては、連続
引抜き成形可能な繊維基材であれば一応使用可であるが
、好ましくはガラスロービングのごとき連続フィラメン
ト群の両面にシート状繊維基材を介在させて用いるのが
好ましい。該シート状繊維基材としては、ガラス繊維材
質のものが好ましく用いられ、形態としてはチョツプド
ストランドマット、コンテニアスマット、ロービングマ
ット、ロービングクロス等をあげることができる。
またこれらの繊維基材を組み合わせ一体化したもの等も
使用される。またシート状繊維基材の外面にさらにサー
フェーシングマットを介在させてもよい。サーフェーシ
ングマットはガラスなどの無機質でも、またビニロン等
の有機質のものでもよい。
5〜70容量%であることが好ましい。
本発明に用いられるエンボス模様を表裏面に形成した剥
離性シート状体(以下、剥離性シート状体という)とし
ては、耐久性のある剥離性シート状体ならばどのような
材質でもよく、例えばステンレス製シートなどにエンボ
ス模様をつけたもの、ポリエステルフィルムなどのフィ
ルムをエンボス模様加工したもの等がある。
剥離性シート状体として、くり返し使用するステンレス
板を用いる場合には、これが切断されるのを防ぐために
、切断個所にはステンレス板に代えてポリエステルフィ
ルム等を用いることが好ましい。
第1図は、本発明の一実施例を示すFRPの連続成形法
の概略説明図である。1はガラスロービングで、所要量
の繊維束が得られるように一方向に配列されており、該
ガラスロービング1は樹脂浴槽2の樹脂液中を通過して
樹脂を含浸する。3はコンテニアスフィラメントマット
で、前記樹脂含浸ロービング1の両面に介在される。4
は剥離性シート状体で、樹脂含浸繊維基材(ガラスロー
ビング1)、コンテニアスフィラメントマット3ととも
に加熱ダイス5中に引込まれ、引抜き駆動装置6の駆動
力により引抜きされる。このときダイスの長さは300
〜1500mm程度、引抜基速度は0.2〜1.5m/
分程度とされる。該加熱ダイス5中で樹脂が硬化し、硬
化成形体7となる。該硬化成形体7はカッター8で切断
され、成形品9となる。切断された成形品9は剥離性シ
ート状体4が中央部に挿入された成形体であり、該剥離
性シート状体4を剥離することによってそのエンボス模
様が転写形状された成形品が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を一実施例により詳しく説明する。
第1図に示す引抜き成形設備として、英国プルドレック
ス社(Pultrex Lim1ted)の型式MC8
000を用いた。
加熱ダイス5として、第2図に示す引抜き形状寸法(幅
200am、厚さハトの断面、10100Oの長さ)の
ダイスを設置し、その上下面の前後4個所にヒーターを
設置して加熱できるようにし、ダイスの引込み側のダイ
ス温度が120°C1出口側のダイス温度が150℃に
なるように設定した。
ガラスロービング−として、富士ファイバーグラス製F
ER−2310−1041を用い、これを剥離性シート
状体4の上部に260本、下部に260本、計520本
をひきそろえてダイス中に3として、200幅の旭ファ
イバーグラス社製コンテニアスフィラメントマット#8
624を同様に剥離性シート状体4の上部、下部にそれ
ぞれ1層引込んだ。第3図および第4図にはダイスにお
けるこれらの引込み状態を示した。
また剥離性シート状体4としては、次のものを準備して
介在させた。
(1)表裏面をエツチングによってエンボス深さ50a
mにエンボス加工した0、 2 mm厚さのステンレス
板にふっ素糸離型剤、フレコートFRP(FREKOT
E  FRPiHYSOLAERO3PACE   &
   INDUSTRIAL   PRODUCTS 
 DIVISION)処理したもの。
(2)表裏面にエンボス深さ50μmにエンボス加工し
た200tImのポリエステルフィルム(奇人化成製)
樹脂浴槽2には、第1表に示す樹脂液を配合して供給し
た。
以上の準備が完了したのち、駆動装置6の引抜き速度を
0.7m/minにセットして上記の引抜き成形機MC
8000を運転し、カッター8により約2mの長さに切
断し、第5図に示すように剥離性シート状体4を剥離し
て剥離性シート状体4の表面のエンボス模様が上部の成
形品に、裏面のエンボス模様が下部の成形品に、それぞ
れ転写された2個の成形品9を同時に得た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、剥離性シート状体を樹脂含浸繊維基材
の層間に介在させるため、剥離性シート状体がダイス孔
中の面と直接摺動することがなく、連続的に成形品を得
ることができる。またシート状体の表裏面のエンボス模
様によって同時に2個の成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す成形法の概略説明図
、第2図は、第1図に用いたダイスの寸法図、第3図、
第4図は、ダイスへの材料引込み状態を示す図、第5図
は、成形完了した成形品の説明図である。 1・・・ガラスロービング、2・・・樹脂浴槽、3・・
・コンテニアスフィラメントマット、4・・・剥離性シ
ート状体、5・・・加熱ダイス、6・・・引抜き駆動装
置、7・・・硬化成形体、8・・・カッター、9・・・
成形品。 第21!]         茎 3I!1車41!l
        第タ 記

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、樹脂含浸繊維基材を加熱ダイス孔中に引込み、ダイ
    ス軸方向に走行させながら硬化させて繊維強化プラスチ
    ックを連続的に引抜き成形する方法において、前記ダイ
    ス孔内の樹脂含浸繊維基材の層間にエンボス模様を表裏
    面に形成した剥離性シート状体を介在させ、次いでエン
    ボス模様を有する面を剥離させることを特徴とするエン
    ボス模様を有する繊維強化プラスチックの製造法。
JP63152016A 1988-06-20 1988-06-20 エンボス模様を有する繊維強化プラスチックの製造法 Pending JPH01317749A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02178023A (ja) * 1988-12-28 1990-07-11 Hitachi Chem Co Ltd エンボス模様を有する繊維強化プラスチックの連続成形法
WO2009006247A2 (en) * 2007-07-03 2009-01-08 3M Innovative Properties Company Apparatus and method of impregnating fibrous webs
CN110239115A (zh) * 2019-05-08 2019-09-17 上纬新材料科技股份有限公司 风机叶片制作用板材的拉挤成型工艺、叶片板材及叶片

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WO2009006247A3 (en) * 2007-07-03 2010-01-14 3M Innovative Properties Company Apparatus and method of impregnating fibrous webs
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CN110239115B (zh) * 2019-05-08 2021-07-06 上纬新材料科技股份有限公司 风轮机叶片制作用板材拉挤成型工艺、叶片板材及叶片

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