JPH01316502A - 合流型可変容量式2ポンプ油圧回路 - Google Patents

合流型可変容量式2ポンプ油圧回路

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JPH01316502A
JPH01316502A JP63148312A JP14831288A JPH01316502A JP H01316502 A JPH01316502 A JP H01316502A JP 63148312 A JP63148312 A JP 63148312A JP 14831288 A JP14831288 A JP 14831288A JP H01316502 A JPH01316502 A JP H01316502A
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pump discharge
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば油圧ショベルや油圧ショベルローダな
どにおいて、それぞれ1台の可変容量ポンプで少なくと
も1つのアクチュエータ装置を駆動する2つの単位油圧
回路からなる2ポンプ油圧回路に係り、殊に、このよう
な2ポンプ油圧回路において、一方の単位油圧回路の油
の流量が不足した場合に他方の単位油圧回路がら前記不
足分を合流させるよう構成した合流型可変容量式2ポン
プ油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、2ポンプ油圧回路のショベルなどにおいては、
例えばショベルのアクチュエータを高速で駆動できるよ
うにするなどのために、−方の回路に他方の回路の油を
合流させるよう構成した合流型可変容量式2ポンプ油圧
回路が推奨されるに至っている。
そして、このような合流型可変容量式2ポンプ油圧回路
は、従来は一般に、被合流側の一方の回路にセレクタ弁
などを介装すると共に他方の回路には可変容量ポンプの
吐出量を前記セレクタ弁の油圧信号によって増大させる
ためにセンタバイパス通路にロジック弁を設け、更にロ
ジック弁の後にオリフィスを設けてオリフィス前のバイ
ロフト圧力をポンプのネガティブ流量制御装置に伝達し
、前記セレクタ弁の油圧信号でロジック弁が閉じた時オ
リフィス前のパイロット圧力を低下させ前記他方回路の
可変容量ポンプの吐出量を増大させ前記一方の回路に合
流させるよう構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の合流型可変容量式2ポンプ油
圧回路は、油の合流は基本的に0N−OFF的に行なわ
れるので、すなわち油の合流量を調節する機能を備えて
いないので、操作されるアクチュエータ装置の速度制御
性が劣ると共に安全性にも問題点を有していた。すなわ
ち、このような従来の合流型可変容量式2ポンプ油圧回
路においては、中速から高速の間における速度制御をス
ムーズに行なうことができなかった。
そこで、本発明の目的は、それぞれ一方の単位油圧回路
から他方の単位油圧回路へ所要量の油を調節して合流さ
せることができる合流型可変容量式2ポンプ油圧回路を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
先の目的を達成するために、本発明に係る2ポンプ油圧
回路は、それぞれ1台の可変容量ポンプで少なくとも1
つのアクチュエータ装置を駆動する2つの単位油圧回路
からなる合流型可変容量式2ポンプ油圧回路において、 各ポンプにはそれぞれ、そのパイロツトポートの圧力が
予め設定されたポンプ制御圧力以上になるとポンプ吐出
量を減少させ、一方ポンプ制御圧力以下になるとポンプ
吐出量を増大させるネガティブ流量制御装置を設け、 各アクチュエータ装置はそれぞれ、アクチュエータと、
アクチュエータの速度ならびに駆動方向を設定する速度
設定器と、速度設定器によって開口面積を制御される可
変絞りと、アクチエエータの負荷圧力の大きさに係らず
可変絞りの開口面積に比例した流量の油を可変絞りを通
して通過させる圧力補償弁とから構成し、2つの単位油
圧回路の間には、各ポンプ吐出ライン毎にこのポンプ吐
出ラインを相手側ポンプの吐出ラインに連絡する合流弁
を設けると共に、各単位油圧回路内に前記合流弁を介し
て相手側ポンプの吐出圧力を検出する検出パイロットラ
インを導入し、 各単位油圧回路はそれぞれ、アクチュエータ装置が1つ
である場合はその負荷圧力を複数である場合はそれらの
負荷圧力の中の最大の圧力を負荷圧力として検出する圧
力検出器と、この負荷圧力と前記相手側ポンプ圧力検出
パイロットラインの圧力との中の高い方の圧力を制御用
圧力として検出する圧力検出器と、この制御用圧力とポ
ンプ吐出ラインの圧力との間の圧力差が予め設定された
圧力以上になるとポンプ吐出ラインの油をバイパスライ
ンに排出するバイパス弁と、バイパスラインに排出油が
流れるとこのバイパスラインにポンプ制御圧力を発生さ
せる圧力発生器とから構成し、 これにより、いずれか一方の単位油圧回路におけるバイ
パスラインの圧力がポンプ制御圧力より更に低く設定さ
れた合流弁制御圧力以下になると、対応する前記合流弁
を介して、相手側ポンプ吐出ラインを前記一方のポンプ
吐出ラインに連通させると同時に、一方のポンプ吐出ラ
インを前記相手側ポンプ圧力検出パイロットラインに連
通させるよう構成することを特徴とする。
〔作用〕
一方の単位油圧回路(被合流側回路)におけるアクチュ
エータ装置の所要油量がこの回路のポンプ吐出量を越え
ると、この回路のバイパスラインの圧力は合流弁制御圧
力以下に低下する。
するとこれにより、対応する合流弁を介して、他方の単
位油圧回路(合流側回路)のポンプ吐出ラインが被合流
側回路のポンプ吐出ラインに連通されると同時に、被合
流側回路の吐出ラインは相手側ポンプ検出ラインを介し
て合流側回路のバイパス弁に連通される。したがって、
合流側回路におけるポンプ制御圧力が低下し、ポンプ吐
出量が増大され、合流側回路のポンプ吐出ラインから被
合流側回路のポンプ吐化ラインに油が合流される。しか
もこの場合、前記合流される油の量は、合流弁を介して
駆動されている前記アクチュエータ装置の不足油量に自
動的に調整されるので、前記アクチュエータ装置は設定
された任意の速度で安定して駆動される。
〔実施例〕
次に、本発明に係る合流型可変容量式2ポンプ油圧回路
の実施例について添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図において、本発明の合流型可変容量式2ポンプ油
圧回路は、基本的には、2つの単位油圧回路100,2
00と、これら回路100□200の間を連絡する合流
弁制御装置300とからなる。そして、単位油圧回路I
Q0.200は、それぞれ1台の可変容量ポンプ10.
110と、これらによって駆動されるそれぞれ2つのア
クチュエータ装置12a、12bならびに112a、1
12bとからなる。なお、単位油圧回路100,200
はその構成が同一であるので、次に説明するこれらの構
成に関しては、単位油圧回路全体については回路100
により、アクチュエータ装置については装置f 12 
aにより説明する。
ポンプ10は、パイロツトポート13の圧力が後述する
予め設定されたポンプ制御圧力以上になるとポンプ吐出
量を減少させ、一方ポンプ制御圧力以下になるとポンプ
吐出量を増大させるネガティブ流量制御装置14を有す
る。
アクチュエータ装置12aは、第2図にも拡大して詳細
に示すように、方向制御装置16aを備えたアクチュエ
ータ18aと、このアクチュエータ18aの速度ならび
に駆動方向を設定する速度設定器20aと、速度設定器
20aによって開口面積を制御される可変絞り22aと
、アクチュエータ18aの負荷圧力の大きさに係らず可
変絞り22aの開口面積に比例した流量の油を可変絞り
22aを通して通過させる圧力補償弁24aとから構成
される。
そして、前記ポンプ10と2つのアクチュエータ装置1
2a、12bとの間において、ポンプ10の吐出油は吐
出ライン26の分岐管26a。
26bを介してそれぞれアクチュエータ装置12a、1
2bの圧力補償弁24a、24bに供給される。そして
、それぞれの可変絞り223(22b>の後側通路28
a  (28b)からはそれぞれのアクチュエータ装置
12a、12bの負荷圧力を導出するパイロ・ノドライ
ン30a130bが分岐され、このパイロットライン3
0a。
30bはそれらの負荷圧力の中の大きい方の圧力を検出
する圧力検出器32に接続される。そして、この圧力検
出器32を介して前記大きい方の圧力、すなわち負荷圧
力が導出されるパイロットライン34の圧力は、後述す
る合流弁制御装置300に属するパイロットライン31
5の圧力と圧力検出器311によって比較され、これら
のうち高い方の圧力がパイロットライン38に伝達され
る。そしてここで、バイパス弁40はパイロットライン
38の圧力とポンプ吐出ライン26の圧力との間の圧力
差が予め設定された制御圧力以上になるとポンプ吐出ラ
イン26の油をバイパスライン42に排出し、そしてこ
の排出油がバイパスライン42に流れるとこのバイパス
ライン42には圧力発生器46を介してポンプ制御圧力
が発生されるよう構成されている。なお、参照符号48
は、バイパスライン42への排出油の急増時に圧力の急
上昇を防止するためのリリーフ弁を示す。
次に、合流弁制御装置300は、各単位油圧回路100
.200°のそれぞれのポンプ吐出ライン26.i26
をそれぞれ相手側単位油圧回路200.100のそれぞ
れのポンプ吐出ライン126.26に連通ずる2つの合
流弁312゜313と、これら合流弁312,313を
介してそれぞれ回路100,200のポンプ吐出ライン
26.126に連通され、これによりそれぞれ回路20
0,100内においてそれぞれ相手側回路100.20
0のポンプ吐出圧力を検出する相手側ポンプ圧力検出パ
イロットライン314.315とから構成される。そし
て、検出パイロットライン314,315はそれぞれ回
路200.100内において、前述したように、それぞ
れ圧力検出器310,311を介して負荷圧力パイロッ
トライン134.34に対向接続される。なお、合流弁
312,313はそれぞれスプリング316,317お
よびチエツク弁318.319!i−有すると共に、ま
た回路100,200のバイパスライン42.142に
もパイロットライン320.321を介して連結される
次に、このような構成になる本発明に係る合流型可変容
量式2ポンプ油圧回路の動作について説明する。
先ず、各単位油圧回路における各アクチュエータ装置の
所要油量の合計がそれぞれのポンプ吐出量より小さい場
合、すなわち各単位油圧回路がそれぞれ単独的に駆動さ
れている場合については、単位油圧回路100に関して
説明すると、単位油圧回路100の例えばアクチュエー
タ装置12aにおいて、速度設定器20a−t−操作し
てスプール50a(第2図)にバイロフト圧力を負荷す
ると、スプール50aが移動して可変絞り22aが所定
の面積に開口される。すると、ポンプ100の分岐吐出
ライン26aから供給される油は圧力補償弁24a、可
変絞り22a、方向制御装置16aを介してアクチュエ
ータ18aに供給され、このアクチュエータ18aが駆
動される。一方、このようにしてアクチュエータ装置1
2aが駆動されると、可変絞り22aの後側通路28a
に連通されたパイロットライン30aには装置12aの
駆動負荷圧力が負荷される。同様にしてアクチュエータ
装置12bが駆動されるとパイロットライン30bには
装置12bの駆動負荷が負荷される。
そして、この両負荷圧力は圧力検出器32によってその
中の大きな圧力、図示される状態においてはパイロット
ライン30aの圧力が大きいので装置12aの負荷圧力
が検出され、そしてこの負荷圧力はパイロットライン3
4を介して圧力検出器311に導かれる。しかるにこの
場合、各単位油圧回路はそれぞれ単独的に駆動されてお
り、相手側ポンプ圧力検出パイロットライン315には
圧力が負荷されていないので、前記パイロットライン3
4の圧力がパイロ7)ライン38を介してバイパス弁4
0に負荷される。しかるにこの場合、仮にパイロットラ
イン38の圧力が所定の圧力より低く、すなわちアクチ
ュエータ装置12aの負荷圧力が低く装置12aの駆動
速度が速度設定器20aによって設定された所定の速度
に達していない場合には、バイパス弁40は閉方向へ移
行し、バイパスライン42内の圧力が低下する。すると
、ポンプのネガティブ流量制御装置14がパイロットラ
イン44を介して前記状態を検知し、ポンプ100の吐
出量を増大させる。したがって、アクチュエータ装W1
2a、12bはそれぞれ設定された駆動速度で安定して
駆動される。
次に、本発明の油圧回路においては、いずれか一方の単
位油圧回路において油量が不足すると、この不足油量が
他の単位油圧回路から補給されるが、この場合における
油圧回路の動作を、−例として回路100において油量
が不足しこの不足量が回路200から補給される場合に
ついて説明する。なお、回路100 (被合流側回路)
においては2つの装置12a、12bが駆動され、回路
200(合流側回路)においては1つの装置112aが
駆動されているものとする。
被合流側回路100においては、前述したように装置の
負荷圧力は装置12aの方が装置12bの方より高いの
で、バイパス弁40には装置12aの負荷圧力が負荷さ
れている。この状態で、両装置12a、12bの合計必
要油量がポンプ10の吐出量より大きくなると、少なく
とも装置12aにおける可変絞り22aの前後差圧はバ
イパス弁40の規定制御圧力に達せず、バイパス弁40
は閉方向に移行し、前述したようにバイパスライン42
の圧力が低下する。
しかしながらこの場合、ポンプ10は既に最大吐出量に
達しているので、バイパスライン4゜の前記圧力低下は
回復されない。しかるにこの場合、バイパスライン42
の圧力がポンプ制御圧力より更に低く設定されている合
流弁制御圧力まで低下すると、このバイパスライン42
に接続したパイロットライン320の圧力も合流弁制御
圧力まで低下し、合流弁312はスプリング316の力
で上側の位置に移行され、これにより合流側回路200
のポンプ吐出ライン126がチエツク弁318を介して
被合流側100のポンプ吐出ライン26に連通されると
同時に、ポンプ吐出ライン26が合流側回路200にお
ける相手側ポンプ圧力検出パイロットライン314に連
通される。
そしてこの時ポンプ吐出ライン26の圧力がポンプ吐出
ライン126の圧力より低い場合には、ポンプ吐出ライ
ン126の油が直ちにポンプ吐出ライン26に合流され
てアクチュエータ装置12aへの流量が増大される。ま
た一方、このように被合流側回路200から合流側回路
100へ油が補給されると、被合流側回路200におい
ては、バイパスライン142に流れていた流量が減少し
、バイパスライン142の圧力が降下されるので、ネガ
ティブ流量制御弁114はポンプ110の吐出量を増大
させて前記合流補給量を補充する。したがって、バイパ
スライン142には一定の油量が流れ、これによりバイ
パスライン142には予め設定されたポンプ制御圧力が
保持される。また、アクチュエータ装置12aに所定量
の油が供給されてその可変絞り22aの前後の差圧が大
きくなると、バイパス弁40が開かれ、被合流側回路1
00のバイパスライン42の圧力が上昇されるので、合
流弁312においてポンプ吐出ライン126とポンプ吐
出ライン26との間は過大は開口されることがなく、所
要の合流油量分を補うだけの開口面積に自動的に調整さ
れる。このようにして、各ポンプ10.100はそれぞ
れ所定のポンプ制御圧力で駆動され、また装置12aを
含む各アクチュエータ装置はそれぞれ設定された速度で
安定して駆動される。
一方、ポンプ吐出ライン26の圧力が、前述の場合とは
逆に、ポンプ吐出ライン126の圧力より高い場合には
、チエツク弁318の存在によりポンプ吐出ライン12
6からポンプ吐出ライン26へは油は直ちに合流するこ
とはできないが、この場合は相手側ポンプ圧力検出パイ
ロットライン314がポンプ吐出ライン26と連通ずる
ので、圧力検出器312は図示と反対側の位置に移行し
、パイロットライン138の圧力が上昇し、バイパス弁
140が閉じられる。
すると、バイパスライン142の圧力が低下し、ポンプ
100の吐出量が増大される。そしてこの増大された流
量は作動中のアクチュエータ装置112aの可変絞り1
22aを通過して流れるので、この可変絞り122aの
前後差圧を増加させ、圧力補償弁124aが閉じられ、
更にポンプ流量が増大するとポンプ吐出ライン126の
圧力が上昇する。そしてこのようにして、ポンプ吐出ラ
イン126の圧力がポンプ吐出ライン26の圧力より大
きくなると、ポンプ吐出ライン126からポンプ吐出ラ
イン26へ油が合流される。この場合も、油が所用量以
上に合流されようとすれば、バイパスライン42の圧力
が上昇し、合流弁312によってポンプ吐出ライン12
6とポンプ吐出ライン26の間が絞られる。したがって
、過大流量が合流されることはなく、アクチュエータ装
置12aの流量不足分だけが合流側回路200から被合
流側回路100へ合流補給される。このようにして、合
流側回路200のポンプ110は、ポンプ吐出ライン1
26からポンプ吐出ライン26へ補給される流量不足分
だけ吐出量を増大された後はバイパスライン142に必
要なバイロフト流量を流し、バイパスライン142に規
定のポンプ制御圧力を生ぜしめ、その後ポンプ吐出量の
増大は停止される。このようにしてこの場合も、各ポン
プ10.100はそれぞれ所定のポンプ制御圧力で駆動
され、また装置12aを含む各アクチュエータ装置はそ
れぞれ設定された速度で安定して駆動される。
以上、本発明を好適な実施例について説明したが、本発
明はその精神を逸脱することなく多くの設計変更が可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る合流型可変容量式2
ポンプ油圧回路は、それぞれ1台の可変容量ポンプで少
なくとも1つのアクチュエータ装置を駆動する2つの単
位油圧回路からなる合流型可変容量式2ポンプ油圧回路
において、2つの単位油圧回路の間に各ポンプ吐出ライ
ン毎にこのポンプ吐出ラインを相手側ポンプの吐出ライ
ンに連絡する合流弁を設けると共に各単位油圧回路内に
前記合流弁を介して相手側ポンプの吐出圧力を検出する
検出パイロットラインを導入したので、いずれか一方の
単位油圧回路におけるアクチュエータ装置の所要油量が
この回路のポンプ吐出量を越えると、この不足油量を相
手側単位油圧回路から自動的にしかも前記不足油量に対
応して合流させることが可能となり、したがって、従来
のこの種合流型可変容量式2ポンプ油圧回路の欠点であ
った合流時におけるアクチュエータ装置の速度制御性の
劣悪さが解決される。すなわち、通常の駆動速度から任
意所望の高速度に至るまでその間をスムーズに安定して
駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合流型可変容量式2ポンプ油圧回
路の一実施例を示すフローチャート、第2図は第1図の
アクチュエータ装置の1つを拡大して示す詳細フローチ
ャートである。 10.100.、、ポンプ 12a、12b、112a、112b 、、、アクチエ
エータ装置13.113.、、パイロットポート 14.114.、、ネガティブ流量制御装置16a、1
16a、、、方向制御装置 18a+118a、、、アクチュエータ20a、120
a、、、速度設定器 22a、122a、、、可変絞り 24a、124a、、、圧力補償弁 26、26a、 26b、 126.126a、 12
6b、 、 、ポンプ吐出ライン28a+128a、、
、後側通路 30a、30b、130a、130b 、、、パイロッ
トライン32.132.、、圧力検出器 34.134.、、パイロットライン 38、138. 、 、パイロットライン40.140
.、、バイパス弁 42.142.、、バイパスライン 44.144.、、パイロットライン 46、146.、、圧力発生器 48.148.、、リリーフ弁 50a 、、、スプール  100,200.、、単位
油圧回路300、、、合流弁制御装置 310,311
.、、圧力検出器312.313.、、合流弁 314.31、、、相手側ポンプ圧力検出パイロットラ
イン 316.317.、、スプリング 318.319.、、チエツク弁 320.321.、、パイロットラインFI0  2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ1台の可変容量ポンプで少なくとも1つ
    のアクチュエータ装置を駆動する2つの単位油圧回路か
    らなる合流型可変容量式2ポンプ油圧回路において、 各ポンプにはそれぞれ、そのパイロツトポ ートの圧力が予め設定されたポンプ制御圧力以上になる
    とポンプ吐出量を減少させ、一方ポンプ制御圧力以下に
    なるとポンプ吐出量を増大させるネガティブ流量制御装
    置を設け、各アクチュエータ装置はそれぞれ、アクチ ュエータと、アクチュエータの速度ならびに駆動方向を
    設定する速度設定器と、速度設定器によって開口面積を
    制御される可変絞りと、アクチュエータの負荷圧力の大
    きさに係らず可変絞りの開口面積に比例した流量の油を
    可変絞りを通して通過させる圧力補償弁とから構成し、 2つの単位油圧回路の間には、各ポンプ吐 出ライン毎にこのポンプ吐出ラインを相手側ポンプの吐
    出ラインに連絡する合流弁を設けると共に、各単位油圧
    回路内に前記合流弁を介して相手側ポンプの吐出圧力を
    検出する検出パイロットラインを導入し、 各単位油圧回路はそれぞれ、アクチュエー タ装置が1つである場合はその負荷圧力を複数である場
    合はそれらの負荷圧力の中の最大の圧力を負荷圧力とし
    て検出する圧力検出器と、この負荷圧力と前記相手側ポ
    ンプ圧力検出パイロットラインの圧力との中の高い方の
    圧力を制御用圧力として検出する圧力検出器と、この制
    御用圧力とポンプ吐出ラインの圧力との間の圧力差が予
    め設定された圧力以上になるとポンプ吐出ラインの油を
    バイパスラインに排出するバイパス弁と、バイパスライ
    ンに排出油が流れるとこのバイパスラインにポンプ制御
    圧力を発生させる圧力発生器とから構成し、 これにより、いずれか一方の単位油圧回路 におけるバイパスラインの圧力がポンプ制御圧力より更
    に低く設定された合流弁制御圧力以下になると、対応す
    る前記合流弁を介して、相手側ポンプ吐出ラインを前記
    一方のポンプ吐出ラインに連通させると同時に、一方の
    ポンプ吐出ラインを前記相手側ポンプ圧力検出パイロッ
    トラインに連通させるよう構成することを特徴とする合
    流型可変容量式2ポンプ油圧回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992009811A1 (en) * 1990-11-27 1992-06-11 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Stream separating or combining change-over system of a plurality of pumps in load sensing system
JPH06264474A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧建設機械
JP2017020233A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 日立建機株式会社 作業機械の制御装置

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