JPH01316474A - 防錆剤組成物 - Google Patents

防錆剤組成物

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JPH01316474A
JPH01316474A JP14808088A JP14808088A JPH01316474A JP H01316474 A JPH01316474 A JP H01316474A JP 14808088 A JP14808088 A JP 14808088A JP 14808088 A JP14808088 A JP 14808088A JP H01316474 A JPH01316474 A JP H01316474A
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wax
rust
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JP14808088A
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Inventor
Toshio Yamazaki
敏男 山崎
Hiromichi Tomihari
富張 弘道
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Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、自動車、産業機械、鉄筋およびその他種々の
金属製品や金属部品などに使用される防錆剤組成物に関
する。 更に詳しくいえば、海浜地域や岩塩散布地域などで使用
される自動車、地中に埋設される鉄管、海洋構築物等、
厳しい環境下で使用される金属製品(そのうちの主要な
ものは鉄鋼製品である)の防錆を目的として使用される
ものであって、耐食性、耐候性、衝撃耐久性、耐洗浄性
および非粘着性等に優れ、かつへイソリッド化が可能な
ワックスタイプの防錆剤組成物に関する。 従来の技術 従来から、過酷な環境下で使用される金属製品の防錆方
法としてさまざまな試みが行なわれている1例えば、塗
料、めっき、電気防食および金属の不活性化等が行われ
ているが、いずれも耐食性5コストおよびメンテナンス
等において問題点が認められている。例えば、上記の代
表例として塗料を取り工げると、塗装の不十分なところ
1石や岩塩等により塗装が傷つけられたところおよび泥
や水が溜りやすいところ等は錆が発生しやすく、錆が進
行すると穴あき腐食や構造腐食にいたる、このため塗料
の場合は、多層塗りによる膜厚効果によって防錆力の向
上が図られているのが現状である。 このような問題点を改善するため、塗料よりも耐食性、
衝撃耐久性、皮膜の修復性等に優れているワックスタイ
プの防錆剤を塗布することが実施されている。 たとえば特開昭56−■2975号公報には、自動車用
防錆材料が記載されている。その防錆材料が目的とする
ところは、 スプレーミストによる自動車の耐上塗り汚染性にすぐれ
。 塗布された被膜のタレ落ち現象がなく、かつ。 板金部材の端末接合部に対する浸透性にすぐれ、噴霧性
および防錆力が著しく向上した自動車用防錆材料を提供
することである。 そうしてこの目的を達成するために、この先行発明では
、次の成分から成る自動車用防錆材料が提案されている
。 (イ)石油スルホン酸の金属塩。 (ロ)酸化ペトロラタムの金属塩、 (ハ)ロウ状物、 (ニ)合成樹脂 (ホ)ラノリンおよびその゛脂肪酸の金属塩の混合体と
合成スルホン酸の金属塩との混合物、(へ)有機質溶媒
。 しかし、この公報には防錆顔料(特にリン酸塩、メタほ
う酸塩及びモリブデン酸塩系の防錆顔料)を配合するこ
とは記載されていない。 また、特公昭62−4j625号公報には、防錆防蝕塗
料組成物と称する発明が記載されている。この発明の目
的は、耐水性、耐湿性、耐候性および乾燥性にすぐれた
防錆防蝕塗料組成物を提供することであって、その目的
を達成するために下記の成分を含む組成物が有効である
と提案されている。 (イ)酸化ペトロラタム、酸化ワックス、これらの金属
塩またはエステル、およびラノリン金属塩の少なくとも
1種。 (ロ)ペトロラタム、ラノリンおよびワックスの少なく
とも1種、 (ハ)石油スルホン酸金属塩、 (ニ)スチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
体ならびに (ホ)媒体。 この防錆防蝕塗料組成物にも、防錆顔料(特にリ ン酸
塩、メタほう酸塩及びモリブデン酸塩系の防錆顔料)は
配合されない。 ワックスタイプの防錆剤は、塗料より簡単な設備で塗布
可能であり、作業性も優れている。しかし、ワックスタ
イプの防錆剤にも欠点があり、塗料に代るまでには至っ
ていない。その欠点を例示すれば、次のとおりである。 (1′)塗料に比べて軟質膜であるため粘着性が強く、
べと付いたり、塵埃が付着あるいは堆積しやすい。その
ため被塗布物の外観を損なうので、不利益である。 (2)塗料に比べて耐溶剤性、耐桑品性に劣っている。 したがって、洗浄時の溶剤、洗剤、水蒸気などによって
被膜が剥離したりする影響を受けやすい(このような処
理に耐える性質を以下においては「耐洗浄性」という)
。 (3)低温では被膜の可撓性お上び密着性が低下するた
め、外部からの物理的作用により被膜がはがれやすい(
このような作用に耐える性質を以下においては「衝撃耐
久性」および「低温屈曲性」という)。 (4)労働の安全性および環境衛生の見地から見て、溶
剤含有量は少ない方が望ましい、また、垂れ止め性、歩
留まり等を考えたときも同様である。しかし、ワックス
は溶剤に対する溶解性が低いため、固形分比を高くする
と1作業不良の原因となる液のペースト化や固化を生じ
やすくなり、固形分を60重量%以上にすることは困難
である。 発明が解決しようとする問題点 上記の現状であるから、本発明はワックスタイプの防錆
剤め欠点を克服するため、ワックスの特徴である優れた
耐食性を生かしながら、粘着性。 耐洗浄性、衝撃耐久性および低塩屈曲性を具備し、かつ
、固形分比が70重量%以上の、高固形分化(以下ハイ
ソリッド化という)を可能とするワックスタイプの防錆
剤を提供しようとするものである。 問題点を解決するための手段 本発明者らは、ワックス、防錆添加剤及び合成樹脂を主
成分とする(ワックスと防錆添加剤と合成樹脂をミネラ
ルスピリット等の溶剤に溶解または分散させた)ワック
スタイプの防錆剤において、特定の合成樹脂を選定し、
しかも防錆顔料(望ましくは特定の防錆顔料)を配合す
ることによって著しく耐食性が向上することを見いだし
て本発明を完成した。 防錆顔料は、塗料分野においては耐食性の向上を目的と
して従来から使用されていたものであるが、ワックスタ
イプの防錆剤においては使用されていなかった。その理
由は1本発明者らの研究によれば、防錆顔料は塗料に使
用されている合成樹脂のような3次元の連続被膜内では
効果を示すが、ワックスタイプの防錆剤によって構成さ
れる被膜のようにワックス粒子が集合した不連続な被膜
内では、その防錆効果が十分に発揮されないためである
。 ところが、本発明者らは、ワックスと防錆添加剤と合成
樹脂を主成分とする系において、防錆顔料(望ましくは
特定の防錆顔料)を特定の合成樹脂と併用して配合する
ことによって、耐食性が著しく向上すると共に、非粘着
性および耐洗浄性が改善され、衝撃耐久性および低温屈
曲性に優れ、さらに作業性および作業環境の改善に寄与
するハイソリッド化が可能な、ワックスタイプの防錆剤
を得られることを見いだし、本発明を完成するに至った
・ すなわち本発明は、 (イ)マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワ
ックス等のワックス、 (ロ)防錆添加剤及び (ハ)アルキッド系合成樹脂、アクリル系合成樹脂、ビ
ニル系合成樹脂、エポキシ系合成樹脂およびフェノール
系合成樹脂等の合成樹脂をミネラルスピリット等の溶剤
に分散させたワックスタイプの防錆剤において、 (ニ)防錆顔料(望ましくはリン酸塩、メタほう酸塩及
びモリブデン酸塩系の防錆顔料から選ばれたもの)の1
種または2種以上 をも含有することを特徴とする防錆剤組成物である。 以下に本発明の構成要素について詳細に説明する。 〔ワックス] 本発明において使用されるワックスは、融点が60ない
し110℃、好ましくは70ないし95℃のワックスで
ある。ワックスの融点が低すぎると形成される被膜の粘
着性が著しく増大し、ワックスの融点が高すぎると形成
される被膜が脆くなるため耐食性及び衝撃耐久性が不良
になるので。 いずれも好ましくない。 本発明においては、天然ワックスおよび合成ワックスの
いずれをも用いることができる。 天然ワックスとしては、たとえば下記のワックスを使用
することができる。 パラフィンワックス。 マイクロクリスタリンワックス。 モンタンワックス。 セレシンワックス。 鯨ロウなと。 また5合成ワックスとしては、たとえば下記のワックス
を使用することができる。 ポリエチレンワックス。 ポリプロピレンワックス、 フィシャートロプシュ法によるワックスなど。 上記のワックスの中でも耐食性および衝撃耐久性に優れ
ているマイクロクリスタリンワックスを使用することが
好適である。 これらのワックスは、1種または2種以上を組み合わせ
て使用される。 〔防錆添加剤〕 本発明において使用される防錆添加剤は、いわゆるワッ
クスタイプの防錆剤においてワックスと共に使用される
防錆添加剤であればいずれも好適に用いられる。このよ
うな防錆添加剤としては、スルホン酸の塩類、カルボン
酸の金属石鹸類およびカルボン酸のエステル類を使用す
ることができる。 スルホン酸の塩類としては、アルキルスルホン酸、アル
キルアリルスルホン酸、石油スルホン酸などのアルカリ
土類金属塩などが好適である。 カルボン酸としては、下記のものを例示することができ
る。 酸化ペトロラタム、 酸化マイクロクリスタリンワックス。 酸化パラフィン。 ラノリン脂肪酸など。 酸化ペトロラタム、M化マイクロクリスタリンワックス
および酸化パラフィンは、いずれも酸価が20ないし1
00のものが適当である。 これらの防錆添加剤は、1種または2種以上を組み合わ
せて使用される。 〔合成樹脂J 合成樹脂は、被膜の非粘着性および耐洗浄性を向上させ
る目的ならびに防錆顔料の効果を発揮させるために添加
される。 本発明に使用される合成樹脂は、ワックスとの相溶性に
優れていることが必要である0合成樹脂とワックスとの
相溶性が悪いと、溶剤分散系においてゲル化を生じ高粘
度になりやすい、そのため、塗布性能が低下するので溶
剤量を増加させて・ 粘度を下げることが不可避であっ
た。したがって従来は固形分が60重量%以上のハイソ
リッド化は困難であった。 使用可能な合成樹脂としてはアルキッド系合成樹脂、ア
クルリ系合成樹脂、ビニル系合成樹脂。 エポキシ系合成樹脂およびフェノール系合成樹脂を挙げ
ることができる。これらの合成樹脂の中で好適な合成樹
脂として、アルキッド系合成樹脂およびアルキッド樹脂
を挙げることができる。 アルキッド系合成樹脂としては、下記のものを挙げるこ
とができる。 フタル酸とグリセリンを主成分とするアルキッド系樹脂
。 油脂の成分である脂肪酸で変性された油変性アルキッド
樹脂、 樹脂酸で変性されたアルキッド樹脂。 脂肪酸で変性された油変性アルキッド樹脂としては、例
えば、アマニ油変性アルキッド樹脂、大豆油変性アルキ
ッド樹脂などを示すことができる。 樹脂酸で変性されたアルキッド樹脂としては。 例えばロジン変性アルキッド樹脂などを示すことができ
る。 その他のアルキッド樹脂としては、フェノール変性アル
キッド樹脂、ビニール変性アルキッド樹脂、ウレタン変
性アルキッド樹脂など各種のアルキッド系合成樹脂を使
用することができる。 アクリル系合成樹脂としては、ポリメタクリル酸メチル
樹脂のようなポリメタクリル酸エステルあるいはポリア
クリル酸エステルなど各種のアクリル系合成樹脂が使用
できる。 上記以外の合成樹脂としては、例えばビニル系、エポキ
シ系、フェノール系等の合成樹脂も使用することができ
るが、これらの合成樹脂にはワックスとの相溶性が悪い
ものが多いので、慎重に吟味して選択することが必要で
ある。
【防錆顔料] 防錆顔料は、それを合成樹脂と併用することによって耐
食性を著しく向上する。また、防錆顔料は非粘着性の向
上およびハイソリッド化に対しても効果を有する。 本発明において使用する防錆顔料とりでは、リン酸塩、
モリブデン酸塩およびメタほう酸塩を使用することがて
きる。これらの塩類を構成する金属元素はアルミニウム
、亜鉛、バリウム等である。そうして防錆顔料は、無公
害な防錆顔料であることが望ましい。 なお、防錆顔料としては上記以外に酸化鉛、シアナミド
鉛、クロム酸の金属塩、鉛酸の金属塩および金属粉(亜
鉛末等)等も適用可能である。しかし、これ゛らのなか
で金属粉以外の防錆顔料は、6価クロムあるいは鉛等の
有害物を含んでいるため好ましくなく、また、金属粉の
場合はワックス、防錆添加師、溶剤等と比較して比重が
大きいので原液安定性が不良となるため適用がむずかし
い。 〔各成分の配合〕 本発明の防錆剤組成物は、上記各成分をミネラルスピリ
ットなどの有機溶剤に溶解ないし分散させて使用する。 成分(伺 、成分(0)、成分(ハ)および成分(ニ)
の配合割合について、以下に説明する。 成分(イ)の固形分対成分(ロ)の固形分に基づくff
1ffi比は、1:0.1ないし1:10でなければな
らない。成分(イ)の固形分対成分 (ロ)の固形分の
重量比がこの範囲を外れた場合には、耐食性。 非粘着性、衝撃耐久性あるいは原液の安定性などを満足
することができない0例えば、ワックスがI:0.1よ
りも多い場合にはハイソリッド化したときに原液の庫動
性が乏しくなり、塗布時の作業性を低下させるので好ま
しくない、一方、防錆添加剤がワックスのO,1倍より
も少ない場合には優れた耐食性が得られず、防錆添加剤
がワックスの10倍よりも多くなると被膜の粘着性が著
しくなるので好ましくない。 成分(イ)の固形分と成分(ロ)の固形分との合計量が
100部に対して、成分(ハ)の固形分は3ないし60
部でなければならず、好ましくは5ないし50部である
。成分(八)の固形分が前記の範囲に満たない場合は、
被膜の非粘着性、耐洗浄性および加温時の垂れ止め性を
十分に改善することができず、また原液の流動性が不良
となるのでハイソリッド化は困難である。逆に、成分(
月の固形分が前記の範囲よりも多い場合には、得られる
被膜の耐食性、衝撃耐久性お、よび低温屈曲性が低下す
る。 また、成分(ニ)の固形分の重量が、成分(イ)の固形
分の重量と成分(I]lの固形分の重量との合計量10
0部に対して、lないし100部でなければならない。 好ましい範囲は3ないし90部である。成分に)が1部
に満たない場合には、耐食性の向上が認められず、被膜
の非粘着性、加温時の垂れ止め・性およびハイソリッド
化を満足することは困難である。また、成分(ニ)の固
形分の重量が成分(イ)の固形分の重量と成分(ロ)の
固形分の重用との合計Ill 00部に対して100部
を越えても、効果はそれほど向上しないので不経済であ
る。 なお、環境対策上、特に低公害性を考慮すれば、溶剤の
含有量を減じて組成物の全固形分を多くすること(ハイ
ソリッド化)が望ましい0本発明の組成物は全固形分を
70iffi%以上にすることができ、組成物を十分に
吟味すれば75重】%以上のハイソリッドにすることも
可能である。 【その他の任意成分] 本発明の防錆剤組成物は、上記必須成分以外に被膜の硬
さ調整、被膜の塗色、塗布時の粘度調整、乾燥性の向上
あるいは被膜の経時による劣化防止等を目的として、可
塑剤、体質顔料1着色顔料、低融点のワックス、鉱物油
、有機溶剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、レベリング剤
、湿潤剤および垂れ止め剤等を適宜含有することができ
る。 〔使用方法〕 本発明の防錆剤組成物を塗布する方法としては1組成物
を室温または室温からおよそ60℃までの範囲に加温し
て、スプレー塗布または、はけ塗り等によって塗布する
方法がある。室温塗布して所望の垂れ止め性かえられな
い場合には、固形分比を高くして加温塗布することによ
り、加温された組成物は被塗布体によって急激に冷却さ
れて増粘するので、垂れ落ちを防止することができる。 また、そのようにした場合には、たとえ垂れ落ちを生じ
たとしてもごく僅かですむ。従って、作業環境を清浄に
保つことができる。 実  施  例 次に実施例および公知例によって本発明を具体的に説明
する。ただし1本発明はこれらの実施例及び公知例によ
って何ら制限されるものではない。 第1表に本発明の防錆剤組成物(実施例1ないし20)
および第2表に公知例(公知例1および2)の組成を示
す。なお、成分の組成に関する数値は重量部を示す。 \\                  /7/ /′ 第 1 表(+)   実施例の組成(1)第 1 表
(2)  実施例の組成(2)第 l 表(3)  実
施例の組成(3)第 1 表(4)  実施例の組成(
4)第 1 表(5)  実施例の組成(5)第 1 
表(6)  実施例の組成(6)第 1 表(7)  
実施例の組成(7)第2表  公知例の組成 注1 日本績ロウ社製のマイクロクリスタリンワックス
rHI−MIC−1080J  (融点84℃) 注2 日本製ロウ社製のマイクロクリスタリンワックス
rHl −M IC−1045J  (融点70℃) 注3 日本製ロウ社製のマイクロクリスタリンワックス
rHI −M IC−2045J  (融点64℃) 注4 へトロライト・コーポレーション(PETROL
ITE C0RP、 )社製のポリエチレンワックスr
POLYWAX500J  (融点88℃)注5 ベト
ロライト・コーポレーション(PETROLITE C
0RP、1社製のポリエチレンワックスrPOLYWA
X850J  (融点106℃) 注6 ライトコ社製の塩基性石油スルホン酸バリウム塩
「ハイベースバリウム」 (50%鉱油希釈品) 注7 日本績ロウ社製の酸化ワックスカルシウム塩r 
OW −0550J(軟化点65℃) 注8 日本績ロウ社製の酸化ワックスrOX−0153
J  (軟化点50℃) 注9 大日本インキ化学社製の大豆油変性アルキッド樹
脂(固形分50重量%)「ベツコゾール ES5335
J?1+o  大日本インキ化学社製のアマニ油変性ア
ルキッド樹脂(固形分50重量%) 「ベツコゾール 
J534J注目  大日本インキ化学社製のウレタン変
性アルキッド樹脂(固形分50重量%)[パーノック 
TD−105HVJ注12  大日本インキ化学社製の
アクリル樹脂(固形分50重量%)[アクリディック 
56−1 ! 48J注13  大日本インキ化学社製
のアクリル樹脂(固形分55重量%)「アクリディック
 A186J 注14  帝国化工社製のリン酸アルミニウム[K−ホ
ワイト#82」注15  堺化学工業社製のリン酸亜鉛
rZ PJ注16  堺化学工業社製メタほう酸バリウ
ムrBUSAN11−MIJ注17  モリブデン酸亜
鉛 注18  富士タルク社製のタルク(平均粒子径IOな
いし12μm)rSP−#40J 注19ファイザーMSP社製の炭酸カルシウム(平均粒
子径1.9μm)rALBACAR59704 注20  JIS  K  2201  (工業ガソリ
ン)4号相当品(引火点42℃) 注21  JIS  K  2435(キシレン)5度
 キシレン相当品(引火点22℃) 注22  J Is  K  2238 h’シ:/油
)ISOVG32相当品注23  JIS  K  2
235(石油ワックス)+30P相当品(融点55℃) 注24  市販常温乾燥型防錆塗料(不揮発分50重量
%に調整して使用した) 注25  市販焼付型防錆塗料(不揮発分50重量%に
調整して使用した) C性能試験] 本発明の防錆組成物の性能を明らかにするため、第1表
および第2表の組成物ならびに市販の防錆塗料について
性能試験を行った。試験項目と試験方法を以下に記し、
結果を第3表に示す。 (1)塗布作業性 30ないし50℃に加温した組成物をエアレススプレー
によって塗布し、霧化状態および塗布した被膜の状態を
目視で評価した。評価の結果を下記の記号で第3表に記
入した。 Oは良好、Δはやや不良、Xは不良を示す。 (2)耐食性 日本工業規格(JIS)  K5400に規定されてい
る塩水噴霧試験により被膜の耐食性を試験した。試験に
供した乾燥被膜の厚さは100μmであった。試験は1
500時間行った。その後に錆の発生度合を目視で評価
し、評価の結果を下記の記号で第3表に記入した。 Oは3%未満、△は3ないし15%、×は15%以上を
示す。 (3)衝撃耐久性 一30℃の温度に3時間以上保った直後の試験片を用い
て飛石試験を行い、被膜の剥離等の損傷を目視で評価し
た。試験片の乾燥膜厚は200μmであった。 飛石試験の条件は下記のとおりであった。 石の種類二6骨枠石(直径がおよそlOないし15mm
程度)、 石の重量: 500g、 吹き付は圧:5kgf/cm”、 回数=1回。 上記の試験によって剥離した被膜の面積を目視で評価し
、その結果を下記の記号で第3表に記入した。 0は3%未満、Δは3ないし15%、×は15%超過を
示す。 (4)耐洗浄性 試験片をスチーム洗浄し、被膜の剥離程度を目視で評価
した。試験片の乾燥膜厚は200μmであった。 スチーム洗浄の条件は下記のとおりであった。 スチーム温度:65℃、 吐出圧:IOkgf/cm”、 吐出i1: 200β/h、 吹き付は距離:30cm。 吹き付懐時間: 1osec。 評価の結果は下記の記号で第3表に記入した。 Oはほとんど剥離無し、Δは一部が剥離した、×は全面
が剥離したことを示す。 (5)非粘着性 、水平に置いた試験片にカオリン(JIS   K87
46)を振りかけ、絵筆で軽く掃き取った後にカオリン
の付着程度を目視で評価した。試験片の乾燥膜厚は20
0μmであった。 評価の結果は下記の記号で第3表に記入した。 Oは付着が少ない、Δはやや付着が多い5×は付着が多
いことを示す。 (6)低温屈曲性 一20℃に3時間以上保った直後の試験片を、直径20
mmのマンドレルに巻き付けて180度に折り曲げ、被
膜の損傷を調べた。試験片の乾燥膜厚は200μmであ
った。 評価の結果は下記の記号で第3表に記入した。 Oは良好、Δはやや不良、×は不良を示す。 (7)加熱時の垂れ止め性 懸垂した試験片を80℃で30分間加熱し、被膜の垂れ
を調べた。試験片の乾燥膜厚は200μmであった。 評価の結果は下記の記号で第3表に記入した。 0は垂れ無し、Δは垂れあり、Xは垂れが多いことを示
す。 〔試験片の調整〕 上記(3)、(4)、(5)、(6)、(7)および(
6)の各試験においては、軟鋼板(SPCC−SD、0
.8X70X150mm)に試料を塗布後、3日間放置
してから試験に供した。 第3表(1) 実施例と公知例の試験結果(1) 第3表(2) 第3表(3) 実施例と公知例の試験結果(3) 第3表(4) 実施例と公知例の試験結果(4) 第3表(5) 実施例と公知例の試験結果(5) 第3表(6) 実施例と公知例の試験結果(6) 発明の効果 本発明の防錆剤組成物を適用することにより。 次のような効果が得られる。 (1)得られる被膜の耐食性、衝撃耐久性および耐洗浄
性が優れているので、長期間にわたって優れ、た防錆効
果を発揮する。 (2)従来のワックスタイプの防錆剤と比較して、粘着
性が改善されるので美観を損なうことが少ない。 (3)本発明の防錆剤組成物はハイソリッド化が可能で
あるため、低公害化に寄与すると共に、加温塗布時の垂
れ止め性が著しく改善されるので、作業環境の改善およ
び作業性の向上が可能となる。 出願人 工シロ化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(イ)マイクロクリスタリンワックス、ポリエチ
    レンワックス等のワックス。 (ロ)防錆添加剤および (ハ)アルキッド系合成樹脂、アクリル系合成樹脂、ビ
    ニル系合成樹脂、エポキシ系合成樹脂及びフェノール系
    合成樹脂等の合成樹脂 をミネラルスピリット等の溶剤に分散させたワックスタ
    イプの防錆剤において、 (ニ)防錆顔料 をも含有することを特徴とする防錆剤組成物。 (2)防錆顔料がリン酸塩、メタほう酸塩及びモリブデ
    ン酸塩系の防錆顔料から選ばれた1種又は2種以上のも
    のである請求項(1)に記載の防錆剤組成物。 (3)成分(イ)が融点60ないし110℃のワックス
    であることを特徴とする請求項(1)または(2)に記
    載の防錆剤組成物。 (4)成分(イ)の固形分の1重量部に対して、成分(
    ロ)の固形分が0.1ないし10重量部の割合で含有さ
    れることを特徴とする請求項(1)ないし(3)のいず
    れかひとつに記載の防錆剤組成物。 (5)成分(イ)の固形分と成分(ロ)の固形分との合
    計量が100重量部に対して、成分(ハ)の固形分が3
    ないし60重量部の割合で含有されることを特徴とする
    請求項(4)に記載の防錆剤組成物。 (6)成分(イ)の固形分と成分(ロ)の固形分との合
    計量が100重量部に対して、成分(ニ)の固形分が1
    ないし100重量部の割合で含有されることを特徴とす
    る請求項(5)に記載の防錆剤組成物。 (7)防錆剤組成物の全重量にたいして、全固形分濃度
    が70重量%以上であることを特徴とする請求項(6)
    に記載の防錆剤組成物。 (6)成分(ハ)がアルキッド系樹脂及び/またはアク
    リル系樹脂である請求項(1)ないし(7)のいずれか
    ひとつに記載の防錆剤組成物。
JP14808088A 1988-06-17 1988-06-17 防錆剤組成物 Pending JPH01316474A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100312404B1 (ko) * 1997-12-23 2001-12-12 이구택 수지 밀착성 및 내식성이 우수한 몰리포스페이트 피막제조방법
CN103897590A (zh) * 2012-12-25 2014-07-02 中国兵器工业集团第五三研究所 一种半干性防腐涂料
CN110791201A (zh) * 2019-11-27 2020-02-14 南京天诗新材料科技有限公司 一种机动车空腔防护蜡及其制备方法

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