JPH01316139A - 複合材構造部品の組立用治具 - Google Patents

複合材構造部品の組立用治具

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JPH01316139A
JPH01316139A JP14534788A JP14534788A JPH01316139A JP H01316139 A JPH01316139 A JP H01316139A JP 14534788 A JP14534788 A JP 14534788A JP 14534788 A JP14534788 A JP 14534788A JP H01316139 A JPH01316139 A JP H01316139A
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JP
Japan
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jig
material structure
complex material
plate
thermal expansion
Prior art date
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Pending
Application number
JP14534788A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujino
藤野 耕志
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合材構造部品の組立用治具に係り、特に複合
材構造部品の組立時における該構造部品と組立用治具と
の間の熱膨張差に起因する相対位置のずれを補償し、該
構造部品と組立用治具との相対位置関係を常に一定に保
持できるようにした複合材構造部品の組立用治具に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、航空機などの複合材構造部品を組立てるに際し
ては、組立部品相互間の接合面、連結孔などに微妙な相
対位置精度が要求される。この場合、複合材構造部品と
組立用治具との相対位置関係を常に一定に保持できない
と、接合面や連結孔に微妙なずれが生じ、複合材構造部
品を組立てる作業が困難になる。
この問題を解消するために、従来、第2図に示されるよ
うに、複合材構造部品21と組立用治具22とを同質の
材料で形成するとともに、両者間を組立品受け23、金
具24およびロケータ25で連結し、かつ両端を固定板
26で押え付けるように構成したものが提案されている
(例えば、特開昭58−191125号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これでは複合材構造部品21と組立用治
具22とに同質の材料を使うために材料費が高くなり、
材料の入手性が悪くなり、しかも材料によっては治具製
作上で加工性が悪くなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、熱膨張差に起因するずれの発生を確実
に防止できる簡単な構造の安価な複合材構造部品の組立
用治具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、治具構造体と、
この治具構造体の上面に一端を固着され複合材構造部品
の熱膨脹率と等しい熱膨脹率を有する材料で形成された
パイロットプレートと、このパイロットプレートの他端
を上記治具構造体の上面でスライド自在に支持するスラ
イド機構と、このスライド機構上に連結された複合材構
造部品の一端を上記治具構造体の上面に固着する第1の
固定板と、上記複合材構造部品の他端を上記パイロット
プレート上に固着する第2の固定板とを備えてなるもの
である。
〔作 用〕
本発明によれば、複合材構造部品を組立てるに際し、も
し熱膨脹が生じても、パイロットプレートと複合材構造
部品とが同一の方向に一様に伸長することになるので、
熱膨脹率の差に起因する相互間のずれを確実に解消する
ことができるものである。
〔実施例〕
以下、本発明による複合材構造部品の組立用治具の一実
施例を第1図を参照して説明する。
第1図において1は治具構造体を示し、この治具構造体
1はその上で組立てられるべき複合材構造部品2と熱膨
脹率の異なる材料で構成されている。この治具構造体1
の上面には固定台3を介して上記複合材構造部品2と熱
膨脹率の等しい材料で構成されたパイロットプレート5
の一端が固着され、このプレート5の他端は複数のスラ
イド機構6.6・・・6を介して一方向にスライド自在
に支持されている。
このパイロットプレート5を支持するスライド機構6の
上面には組立品受け8、金具9およびロケータ10を介
して上記複合材構造部品2が連結されている。この複合
材構造部品2の一端は第1の固定板12を介して治具構
造体1に固着され、他端は第2の固定板13を介して上
記パイロットプレート5の他端に固着されている。なお
、ロケータ10は上記複合材構造部品2を水平に支持す
るための上下方向位置の調節部材をなしている。
次に、本実施例の作用を説明する。
複合材構造部品2を組立てるに際し、熱膨脹が生じると
、パイロットプレート5と複合材構造部品2とは同一の
方向に一様に伸長する。したがって、熱膨脹率の差に起
因する相互間の相対的なずれは解消される。
すなわち、本実施例によれば、パイロットプレート5は
治具構造体1に対して固定台3を基準にして一方向へス
ライド自在に支持され、また複合材構造部品2は治具構
造体1に対して第1の固定板12を基準にして一方向へ
スライド自在に支持され、かつ固定台3と第1の固定板
12とによる固定点はそれぞれ同一の鉛直線上に位置す
るようにされ、しかも複合材構造部品2とパイロットプ
レート5とは上述したように互いに熱膨脹率の等しい材
料で形成されているからである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、治具
構造体と、この治具構造体の上面に一端を固着され複合
材構造部品の熱膨脹率と等しい熱膨脹率を有する材料で
形成されたパイロットプレートと、このパイロットプレ
ートの他端を上記治具構造体の上面でスライド自在に支
持するスライド機構と、このスライド機構の上面に連結
された複合材構造部品の一端を上記治具構造体の上面に
固着する第1の固定板と、上記複合材構造部品の他端を
上記パイロットプレート上に固着する第2の固定板とを
備えてなるので、複合材構造部品を組立てるに際し、熱
膨張が生じると、パイロットプレートと複合材構造部品
とが同一の方向に一様に伸長し、よって熱膨張率の差に
起因する相互間の相対的なずれを確実に補償することが
できる。
また、パイロットプレートだけを複合材構造部品の熱膨
張率と等しい熱膨張率を有する材料で形成すればよいの
で、治具製作上のコストダウンを図ることができる。
また、パイロットプレートを支持するスライド機構の上
面に直接組立品受け、金具、ロケータを取り付けたこと
により、パイロットプレートの剛性に左右されずパイロ
ットプレートの断面サイズを最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複合材構造部品の組立用治具の一
実施例を示す側面図、第2図は従来の複合材構造部品の
組立用治具を示す側面図である61・・・治具構造体、
2・・・複合材構造部品、3・・・固定台、5・・・パ
イロットプレート、6・・・スライド機構、12・・・
第1の固定板、13・・・第2の固定板。 出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  治具構造体と、この治具構造体の上面に一端を固着さ
    れ複合材構造部品の熱膨脹率と等しい熱膨脹率を有する
    材料で形成されたパイロットプレートと、このパイロッ
    トプレートの他端を上記治具構造体の上面でスライド自
    在に支持するスライド機構と、このスライド機構の上面
    に連結された複合材構造部品の一端を上記治具構造体の
    上面に固着する第1の固定板と、上記複合材構造部品の
    他端を上記パイロットプレート上に固着する第2の固定
    板とを備えてなる複合材構造部品の組立用治具。
JP14534788A 1988-06-13 1988-06-13 複合材構造部品の組立用治具 Pending JPH01316139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203893A1 (ja) 2013-06-18 2014-12-24 三菱重工業株式会社 成形金型及び複合材の成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203893A1 (ja) 2013-06-18 2014-12-24 三菱重工業株式会社 成形金型及び複合材の成形方法
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