JPH01316016A - 電子的フィルタ、信号変換装置、補聴器および方法 - Google Patents

電子的フィルタ、信号変換装置、補聴器および方法

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JPH01316016A
JPH01316016A JP1091715A JP9171589A JPH01316016A JP H01316016 A JPH01316016 A JP H01316016A JP 1091715 A JP1091715 A JP 1091715A JP 9171589 A JP9171589 A JP 9171589A JP H01316016 A JPH01316016 A JP H01316016A
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    • H04R25/50Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics
    • H04R25/505Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics using digital signal processing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般的に言って諸電子装置用の電子的フィ
ルタ、信号変換装置および作動方法に関し、また補聴器
と拡声装置のような電気音響装置への応用とに関するも
のである。
〔発明の背景〕
この出願は、1988年3月23日にエンゲプレツ1−
 ソン(A、 M、 Eng;ebretson ) 
、/1− ml :yネル(M。
p、 o’conne工1)および7 エン(B、 Z
heng ) ノ各氏により出願された米国特許出願第
172266号「電子的フィルタ、補聴器および方法」
の一部継続出願に対応するもので、上記の米国特許出願
はこの明細書中に参考技術を示すものとして引用してい
る。
この発明の範囲をそれに限定するという意図は全くない
が、理解の便のためこの発明の背景をその補聴器への応
用の場合を例にとって説明する。
ヌピーチその他の音声を、それらを充分に理解できるよ
うに聴き取るという人間の能力は、職業(1り 上およびその他種々の日常活動において非常に重要であ
る。従って、聴力障害者の聴力不足を補償すなわち助け
ようとする補聴器の改善は、ひとシその様な人々に止ま
らず多くの共同社会、集団にとっても重要なことである
電子的な補聴器とその方法とは、この発明を利用できる
電子装置の一例が記載されているものとしてこの明、l
il′l]書中で引用するエンゲプレットンン(Eng
ebretson )氏、モー v イ(Morley
 )氏およびポペルカ(Popelka )氏の米国特
許第4548082号の明細書中で論議されている。
電子的な補聴器の問題点に関する一つの文献として、本
願発明者の一人であるモーレイ氏による論「周波数障壁
の突破(Breaking the frequeno
ybarrier ) Jアイ・イー・イー・イー ポ
テンシャ/l/ 7’ (王、 E、 E、 E Po
tentialS ) 1987年2月号32−35ペ
ージ、がある。
また、エレク1−ロニクヌ・レターヌ゛(Electr
o−niCFi Letters ) 7 : 56−
581971のキングヌバリ(1”J、 G、 Kin
gsbury )氏他による論文「対数演算を使用しf
llフジタル濾波法 Digital Fi工teri
ngUsing Logarithmic Arith
metic ) J テは、E算と減算とを行なうのに
対数の加算による乗算と読取り専用メモリを使用するこ
とを論議している。対数的な、アナログ−デジタル変換
およびデジタル−アナログ変換について説明する。
アイ・イー・イー・イー トランザクションズオン イ
ンヌツルメンテーション アントメジャメント(工E 
E E Transact、:hons On工nst
rumentatiOn and、 Measurem
ent ) 1971年2月のジューク(E、 J、 
Duke )氏の論文[Rc対数的アナログ−デジjl
 ル変換(RCLogarithmic Analog
−to−Digj−taミコー L A D ) Co
nVerSion ) Jあ方法では変換にRC回路を
利用している。
アイ・イー・イー・イー ジエー ソリッドヌテー1−
 サ−キット(工EEE J、 5olid−3tat
e C1T−Cui、t ) J S C−10巻ベー
ジ3’79−385.19’75年12月のシー7−7
−7 (R,E、 5uarez )氏他の論文[全M
O3電荷再配分アナログーデジタル変換技術・・・第■
部(All −M OS  Chax’ge Red、
1str:l’bu−tion  Analog−to
−Digita二L  Conversion  Te
chnj−ques・・・・part n ) Jには
、デジタル語の各ビットの線形変換に2個のキャパシタ
を使った逐次近似法が記述されている。
モザー(Mover )氏の米国特許第4187413
号明、1illll書には、有限インパル7応答(FI
R)フィルタをもった補聴器が記述され、またたソ1個
の乗算器を時間多重化形式で使用する形に構成できるこ
とが説明されている。
ヌティガ(Steager )氏の米国特許第4508
940号明細書には、それぞれが帯域通過フィルタ、音
量調節器を具えた利得制御される増幅器、非線形信号処
理および帯域フィルタ回路を呑む複数の並列信号チャン
ネルヲ持った、サンプル・データ・アナロク回路を基礎
とする補聴器が示唆されている。
通常は、補聴器のマイクロホンが外部音声から電気的出
力を発生する。補聴器の増幅回路はこのマイクロホンが
ピックアップした音声に対応するもの この電気的出力の濾波された(濾波出力)を供給△ する。この濾波作用は、増幅回路の個有の特性によるも
のとしてもよいし、また意図的に導入した要素によるも
のでもよい。補聴器の増幅濾波された出力は電気的に駆
動される受話器に供給されて、補聴器使用者の耳孔内に
音声を放射する。なお、補聴器の分野では、拡声器また
はその他の電気音響変換器に類似した電子的素子を受話
器と称している。この受話器から放射された音声の一部
はマイクロホンに戻ってその電気的出力にフィー)−7
<ツタによる寄与分(以下フィードバック成分という)
を付加する。この帰還成分は補聴器により増幅されて、
無限に続く循環フィードバック・ブロセヌによってリン
ギングやツクイーリングを起すことが屡4ある。
前述の米国特許第4548082号明細書および図面に
開示されているような精巧な動作特性を持っている補聴
器は、全消費電力が数ミリワットを超えることが無いよ
うにその電子的回路を構成できることが強く要求されて
いる。所望の周波数選択性を得る為に使用する濾波作用
を行なうのに必要な信号処理と、信号の変換および増幅
に必要な多数の回路が要求する電力とが、コンピュータ
を使って行なわねばならない程に複雑なものであれば、
これは極めて難かしいことである。実現可能な補聴器に
おける濾波作用のためには数100マイクロ・ワットを
使用できるに過ぎない。
精巧な動作要求はコンピュータを使わねばならぬような
大量の仕事が必要であることを意味している。精巧な補
聴器には多分1秒間当り数100万回もの演算が必要で
あると思われる。一般的に言って電子回路は、根本的な
改善が発見されない限りその動作機能が増えるにつれて
より多量の電力を消費する。
〔発明の概要〕
この発明の目的は多々あるが、それらは、改良された電
子的フィルタ、電子的信号変換装置、補聴器、およびV
LSIと低電力消費特性と両立できる精巧な特徴を実現
できる方法を提供すること、一般に電子システムを改良
するのに使用できる新しい回路の小組合せ(サブコンビ
ネーション)を提供すること、更に改善された電子的フ
ィルタ、′電子的信号変換装置、補聴器、および不都合
なフィードバック・リンギングとヌクイーリングを実質
的に阻止できる方法とを提供すること、信頼性が高くコ
ンパクトで安価な改良された電子的フィルタ、電子的信
号変換装置、補聴器およびその他のシステムを提供する
ことである。
一般的に言えば、この発明の一形態は電気信号を濾波す
るための電子的フィルタである。その中に含まれる信号
処理回路は、互に入力と出力とを縦続した一連のフィル
タ段を持ちかつそのフィルタ段にはフィルタ・パラメー
タの電気的な表示(リプレゼンテーション)を記憶する
回路が伺属しているような対数フィルタを含んでいる。
このフィルタ段は、そのフィルタ・パラメータの電気的
表示を濾波されるべき電気信号にそれぞれ加えて一組の
フィルタ和信号を生成する回路を含んでいる。上記フィ
ルタ段のうちの少くとも1つは、その段のフィルタ和信
号を他のフィルタ段の出力から得られる信号と合成する
ことによって実質的に対数形式のフィルタ出力をその出
力に生成するための回路を持っている。この信号処理回
路は、中間出力信号を生成し、この信号処理回路に結合
されたマルチプレクサが上記中間出力信号を濾波される
べき信号とマルチプレクサして、この対数フィルタが対
数前置フィルタおよび対数後置フィルタとしての両様で
働くようにしている。
一般的に言って、この発明の別の形態は、互に縦続的に
接続された入力と出力を有し電気信号に応動する一連の
フィルタ段を含む、電気信号濾波用の電気的フィルタで
ある。記憶回路があって上記フィルタ段のフィルタ・パ
ラメータのN 気的表示を記憶している。この一連のフ
ィルタ段ハ、信号を初段から最終段へ向ってこの一連の
フィルタ段を通して濾波し次に最終段から初段へ向けて
逆にこのフィルタ段列に信号を通して濾波することによ
り濾波された(濾波済みの)信号出力を生成する回路を
具えている。
一般的に、更にこの発明の別の形態は、電気信号を濾波
するための電子的フィルタであって、とのフィルタは、
入力と出力を互に縦続接続した一連のフィルタ段とこの
各フィルタ段に付設されていてそのフィルタ係数の値の
対数に相当するフィルタ・パラメータの電気的表示を記
憶する回路とを持っている。このフィルタ段は、それぞ
れフィルタ・パラメータの電気的表示を濾波されるべき
電気信号に加えて一組のフィルタ和信号を生成する加算
回路を含んでいる。フィルタ段の中の少くとも1つは、
そのフィルタ段のフィルタ和信号を他のフィルタ段の出
力から得られる信号と合成することによって、実質的に
対数形式のフィルタ信号をその出力に生成する回路を持
っている。更に、電子的制御手段を含んでいる。この手
段は、上記の電気的表示を連続的に変化させて、各フィ
ルタ係数の大きさが常にその係数値の実質的に一部バー
セントの量になるように変える作用をする。
この発明の更に別の形態は、第1および第2のVLSI
ダイとその第1VLSIダイ上に形成された対数アナロ
グ−デジタルおよびデジタル−アナログ信号変換回路と
を有する′重子的フィルタであって、上記信号変換回路
はそれぞれ電荷を持った1対のキャパシタとこの電荷を
可変回数だけ繰返し再配分する回路とを有し、この可変
回数がデジタル−アナログに関連した数であるようなも
のである。第2のVLSIダイの上には、対数フィルタ
ーリミッタ−フィルタ回路が形成されていて、この回路
は第1VLsエダイ上の対数信号変換回路にそれぞれ接
続きれたデジタル入力およびデジタル出力を持っている
一般的、に言えば、この発明の更に捷た別の形態は、ア
ナログ形式に変換されるべきデジタル値を一時的に保持
する回路を含む電子的信号変換装置である。スイッチ回
路があって、第1と第2のキャパシタの少くとも一方の
選択的な充電作用、第1と第2のキャパシタの少くとも
一方の選択的な放電作用、および両キャパシタ間で電荷
の再配分がなされるように第1と第2のキャパシタを選
択的に接続する作用を含む選択的動作を行なう。アナロ
グ形式に変換されるべきデジタル値を一時的に保持する
回路に応動する別の回路があって、との回路は、アナロ
グ形式に変換されるべきデジタル値の関数である数に等
しい回数だけ電荷の再配分を繰返し生起する選択的な動
作シーケンスを行なうようにスイッチ回路を働かせて、
その動作が行なわれた徒歩くとも1個のキャパシタ」二
の電圧が、上記デジタル値が変換されるべきアナログ形
式となるようにする働きをする。
一般的K、この発明のまた別の形態は、デジタル形式に
変換されるべきアナログ信号のサンプルを一時的に保持
する回路を含む電子的信号変換装置である。スイッチ回
路が、第1と第2のキャパシタの少くとも一方を選択的
に充′市すること、第1と第2のキャパシタの少くとも
一方を選択的に放電すること、および両キャパシタ間で
電荷の111配分が行なわれるように第1と第2のキャ
パシタを選択的に接続することを含む選択的動作を行な
う。また別の回路は、上記選択的な動作のシーケンスを
行なうようにスイッチ回路を動作させて、この選択的な
動作を通じて、アナログ信号のサンプルを含む所定の′
眠気的状態が生ずるまで、何回(2す も電荷の再配分が繰返し行なわれるようにする。
そうすると電荷の再配分が生じた回数の関数としてデジ
タル値が生成される。この選択的動作が行なわれたこと
により上記の様にして生成されたデジタル値はアナログ
信号のサンフ′ルが変換されるべき目標のデジタル値で
ある。
コノ明細書には、システム、回路およびそれらを動作芒
せる方法を含むこの発明の上記以外の形態もあることに
注意されたい。
上記以外の目的や特徴は逐次一部は明白になるであろう
し、また他の一部は後述する。
〔好ましい実施例の説明〕
以下、図示の実施例を参照しつに説明する。
第1図にはこの発明の一実施例である補聴器11が示さ
れており、この補聴器はイヤビーク14中の入力マイク
ロホン13で外部音声を受けるようになっている。マイ
クロホン13は、この補聴器使用者に対する外部からの
音声に応じて電気的出力を発生してこれを耳かけユニツ
1−15に供給する。ユニット15は受話器または変換
器(トフンヌジューサ−)17に対する電気的出力を発
生する。受話器または変換器17は、濾波され増幅され
た音声を発生してこれをイヤビーフ14から補聴器使用
者の耳の中へ送込む。(図示してないが、他の形式の補
聴器ではマイクロホン13と受話器17がイヤビーフの
中にではなく耳の裏側に着ける( BTE )ユニット
内に納められているが、この発明の改良案はこの様な形
式は勿論他の形式のユニットにも適用できる〕。
この発明の理解のために、受話器17から出た音声の一
部が、受話器17を使用音の耳孔1て結合する通路23
の開口から矢印ユ9.2Jで示すようなフィードバック
によってマイクロホン13に戻るこトラ充分に認識して
おく必要がある。上記以外のフィードバックは、たとえ
ば矢印25で示すようにイヤビーフ14の側方を通って
上記よ多も短い距離で入力マイクロホンに至る経路で生
ずる。一部の音声29は、受話器17からイヤビーフ1
4の内部吸音材27をaしてマイクロホン13に直接フ
ィードバックされる0 フィードバック現象は、補@器11の動作に、ヌクイー
リング、リンギング、誤動作および不安定性をもたらす
不都合がある。従つC1図に矢印19.21、25およ
び29で示すような経路を介して不可避的に生ずるフィ
ードバックがあっても補聴器11が充分満足すべき動作
を行ない得るようにする何等かの方法を見出すことが望
まれる。
第2図は、フィルタ回路と増幅回路をもった耳かけユニ
ッ)15を有する補聴器11を側面から見た図である。
病院で医学的な検査を行ない適切な補聴器を選定するた
めに、この明細書で参考資料として引用する米国特許第
454.8082号に開示されているようなホヌト・コ
ンピュータ装置からコード37で接紐されている接M器
35を介して、ユニット15にデジタル情報が与えられ
る。病院で、補聴器使用者の固有の聴力障害を改善する
ようにその補聴器を合わせる情報を補聴器ユニに入力さ
せた後、接1続器35を補聴器の残部から取外して日常
使用の便のため1で電池バック39と入れ換える。一つ
の好ましい実施形態例は、この発明によるフィードパ(
2つ) ツク相殺回路によって改善され、その時その様な相殺動
作を制御するためにホヌト装置から付加的情報を受ける
必要はない。
医療業務や研究における過去の経験をベースとした聴覚
学者が要求する補@器の特性は今日まで市販されている
などの補聴器が呈するものをも超えている。このギャッ
プは、現在の余り精巧でないアナログ増幅器素子を使用
したのでは埋めされないと思われるだけで々く、デジタ
ル信号処理(DSP)も多チャンネル式耳レベルの電池
作動補聴器の許容電力に無理を生じさせる。現在の汎用
デジタル信号処理器の電流ドレンは屡々電池の交換を要
するようなもので、広範な処理能力を最も必要とする一
般大衆に受入れられ難い。
第3図は、電池作動補聴器41をベー7とするこの発明
による2チツプVLSIヲ示ス。VLSIは非常に大規
模な集積化のことで、1個のチップ、ダイまたは基板上
に何1000個もの徽小電頂部品を形成することを含ん
でいる。補聴器は、アナログVSLI形態にもデジタル
VSL工形態に(3o) もう甘く構成することができるので、こ\では単に例示
のためにデジタル形の装置について説明する。第1のチ
ップすなわちVSLIダイ43は、データの取得および
再構成用のもので、第2のチップすなわちVSLSチエ
プ45はD S P回路用である。1秒当り300万回
以上の多数の累算動作を行なう能力を持っているが1ミ
リワツトの何分の1しか電力を消費しない特注型のデジ
タル信号処理器が、4チヤンネル補聴器を構成するよう
にチップ45上に作られている。電力消費量は最小化さ
れ、しかも符号/対数演算方式の使用によって幅広いグ
イナミンク範囲を持っている。この能力によって、12
.5 KHzのサンプリング周波数で数100個のフィ
ルタ・タップの処理を行なうことができる。
このシ7テム・アーキテクチャは、基本的な機能を果し
得るように、−1′た信号処理素子を再構成して種々の
補聴器設計を実現構成することができるように、適応さ
せ得る利点がある。とのVSL■デジタル補聴器41は
、電力消費特性が在来のアナログ装置よりも優れている
(3υ 第3図において、入力マイクロホン、壕りはフィールド
・マイクロホン13は、外部音声を感知して、低域通過
濾波作用と約6KH2のナイキヌト周波数におけるカッ
1−オフ作用を行なうエイリアシング防止フィルタ(A
AF)51に対する電気的出力を生成する。対数アナロ
グ−デジタルおよびデジタル−アナログ変換回路53が
ダイ43上に形成されておυ、その回路はそれぞれ電荷
を有する1対のキャパシタと、この電荷をデジタル−ア
ナログに関連する数に等しい可変回数だけ繰返し再配分
する回路とを持っている。ダイ45上に形成された全ハ
ードウェア対数フィルターリミッタ−フィルタ回路55
は、デジタル人力57とデジタル出力59を有し、後者
は対数信号変換回路53に接続されている。回路55は
、符号/対数演算法を採用した、非常に電力消費量の少
ないデジタル信号処理器として動作する。アナログ・マ
イクロホン出力(AAF51で濾波されている)は対数
信号変換回路53に供給され、対数フィルターリミッタ
−フィルタ回路55の入力57に供給するデジタル形式
に変換される。受話器17は出力変換器であって、その
出力増幅器61を介して対数信号変換回路53に接続さ
れている。回路53は、対数フィルターリミツクーフィ
ルタ回路55の出力59におけるデジタル信号を受話器
17に供給するためにアナログ形式に変換する。
両回路のタイミングは、圧電結晶体62、付属タイマ回
路63および制御線64によって与えられる。
主電池65とパラメータ保持用電池67のような2個の
個別電源が、チップ43と45中の比較的大きな電力を
消費する回路をチップ45中のパラメータ記憶部から分
離するために用いられている。ホヌト・コンピュータ6
9からこ!に引用する米国特許第4548082号に記
載されまたこ\で更に説明する直列インタフエーヌを介
して供給(ダウンロード)されるそれらのパラメータは
、多くの聴力障害者に対するデジタル補聴器41の応答
に適合するようにすべて変更する必要がある。従って、
主電池65は何日かの期間で放電するが、その聴力障害
者に個有のこれらパフメータは別の電池67によってよ
り長い期間、たとえば1年以上、維持きれる。
既述のように、一方のチップ43はアナログ・インタフ
エーヌ・チップ(A工C)であってデータの取得および
再構成用であるが、第2のチップ45は特定のDSP回
路用である。A工Cチップ43はエイリアシング防止フ
ィルタ51を有する入力前置増幅器を含んでいる。変換
回路53は、また、アナログ入力を、対数的にコード化
されたデジタル・ワードに変換し、またデジタル出力サ
ンプルを線形アナログ電圧に戻すための圧縮器および伸
長器としても働く。対数回路を使用したことによってD
SPチップ45の電力消費量が大幅に低減される。
DSPチップ45は、A工Cチッグ43のADO出力か
ら対数的にコード化されたデータを受取ってこれを所要
の補聴器特性に応じて処理し、その出力を変換回路53
のDAC機能に伝えてアナログに逆変換し、濾波して出
力変換器(トフンヌジューサブを駆動する。
第4図には、第3図のシ7テムが、チップ上の配列形態
としてではなくブロック図の形で示されている。こ−で
第4図を参照して回路55を更に説明する。回路55は
、4個の帯域通過フィルタ・チャンネルの対数ドメイン
のバンクと同様に働き、その各チャンネルの利得と最大
電力出力は所要の応答を形成するように独立に制御でき
る。概念的には、各チャンネルは、後段にハード・リミ
ッタ83を接続した前置フィルタと呼ぶ帯域通過対数フ
ィルタ81と、ハード・リミッタ83によって導入され
た歪を除去する帯域通過対数後置フィルタ85と、を持
っている。この非線形組合せ体はフィルターリミッタ−
フィルタ対数デジタル・フィルタ係数は対数サンドイン
チ・フィルタ87と呼ばれる。
次に、こ\に述べる濾波目的用の対数的動作を通常の有
限インバルヌ応答(FIR)フィルタの線形動作と対照
比較してみる。
デジタル・フィルタの電力消費を支配する主たる要因は
使用するワード長である。レジアタ中に記憶される数置
が信号振幅に直接比例する線形演算型のフィルタでは、
数値の正確さはその大きさによって決まる。しかし、充
分な信号対雑音比を求めかつ適度なワード長を使用する
と、フィルタのダイナミック範囲が極めて制限されたも
のと々る。
更に、ヌピーチの振幅の分布は、屡々ラプラヌ演算子と
してモデル化されるが、適切な数値シ7テムを選択する
ことについて幾つかの相関要因をもっている。希望する
どの様な数値システムも得られる解を零に収斂させるが
状態が懸隔しているという認識が残ることは、重要であ
る。情報理論という点から、成る与えられた数のコード
・ワードに対してチャンネルを通1ての最大情報レート
はすべでのコード・ワードが均等に伝達されるときに実
現できると言うことができる。もし、各瞬時々々のヌピ
ーチの音圧を表わすために使用されるデジタル・コート
・ワードが成る所定の範囲に一様に分布されているとす
れば、その音圧の小さな変化を表わすコード・ワードは
、音圧のよυ大きな変化を表わすワードを使用するより
も、使用される可能性がなお一層高いことになる。
第4図の実施例においては、信号振幅の対数に比例した
数をコンピュータを使うプロセヌに使用している。符号
/対数演算は特にデジタル補聴器用に好適するもので、
ダイナミック範囲が広いこと(75dB)、ワードサイ
ズが小さいことおよび充分な信号対雑音比(SNR)を
呈すること、という要求を満足きせることができる。8
ビツトの符号/対数表示法を使えば30(IBを超える
RMS信号対量子化雑音比を容易に得ることができる。
この数値システムの対数特性のために、とのRMS信号
対雑音比は、信号の大きさ、分布または周波数ヌベクl
−tl/とけ無関係に一定である。この対数的なデータ
表示法によって、信号の忠実度との妥協々しにデータ圧
縮が可能となシ、しかもその集積回路の電力消費量と寸
法をドラマチックに減殺することができる。
対数モードの濾波作用は大きな希望を与えるけれども、
たとえばテキサヌ・インヌツルメント社製のT M S
 320のような現在市販されているデジタル信号処理
器で製作しようとすると極めて非能率的なものとなる。
1個のF工Rタップを処理するのに20回以」−もの多
数のクロック・サイクルが必要となる。こ\で説明する
特殊目的の処理器は、より一層能率的な方法でサンプル
を処理することによってその様な状態をドラマチックに
変えることができる。また、ザンブルされたデータの取
得と再構成にこ\で説明する低電力、精密信号変換回路
は、実用的なイヤレベルのデジタル補聴器をうまく製作
するためのキーである。
前述のように、デジタル・フィルタを作ることは処理器
の主たる仕事である。第5図に示されるようにFIRフ
ィルタはタップ付きの遅延線と見ることができ、その各
段では到来信号がレジヌタ内に保持され、定数(フィル
タ係数)によって増幅され、その積が前段の部分的な和
出力に加算される。しかし、この乗算は加算の繰返しを
要しこれは時間がかkるが余シ電力を要しない。第41
図の81または85のような対数フィルタは、この様な
点に関してF工Rフィルタの有効な代替素子となってい
る。対数フィルタの前に対数信号変換を行ないまたその
後に真数信号変換を行なうと、この対数フィルタによっ
て、受話器17は、F工R前置フィルタと後置フィルタ
を用いたフィルターリミッタ−フィルタを有する線形A
 D 、、C/ D A Cを使用した場合に放射する
のと実質的:に同じ音響出力を生成することができる。
対数的にコード化されたデータを直接に処理することに
よって、濾波特性が改善され、回路面積は減少し、必要
とするワード長が短くなるために電力消費量が少くなる
。更に、より普通の処理器で処理する前に対数的にコー
ド化されたサンプルを線形様式に変換し、かつ出力サン
プルをC0DEC(コーターデコーダ)で伸長嘔せる前
に再圧縮する場合に、電力が不要に浪費されることはな
い。
FIRフィルタの理論はより進歩したこの対数フィルタ
を検討する上で有効であるから、対数フィルタを説明す
るに当ってFIRと見立て\説明することが便利である
。しかし、これら2種のフィルタで使用される実際の回
路と動作とは非常に異なるものであることに留意すべき
である。
符号/対数演算では、乗算は単純な加算に々る0これは
、F工Rフィルタにおけるような繰返し加算動作を行な
う乗算回路の代りに対数フィルタでは1回の加算動作を
行なう1つの加算回路が使用されることを意味している
。対数フィルタにおける乗算は正確で切捨て誤差が入る
ことはない。
対数フィルタにおける2つの数AとBの対数演算は、A
をlogX 、 BをlogYと定義すれば、2つの数
XとYを加算すること〈同様であることは、次式を認め
れば理解できる筈である。
X +’Y=X (l十”/X)         (
1)従って、この対数演算で次の数Cを計算する。
C−工og (X +’Y )           
(2)式(1)を代入して、 C= 1ogCX (1+′f/x ) )     
  (3)と\で、積の対数は各因数の対数の和であり
、比の対数は被除数と除数の対数の差りであることを思
い出せば、式(3)は次式となる。
C=工og、X十log(1+(log−1ogX )
 )   (4)定義により A、 = logX、  B−工Og ”’ 5D =
 B−A であるから、XとYの加算に類似する対数演算は次式で
与えられる。
C= A+log (1+D )          
 (5)こ!で、Dは次式の通シ定義されている。
D = B −A             (6)従
って、対数的な加算動作は、式(6)に相当する第1の
減算動作を含み、これは基本的に加算回路と同様な回路
で電子的に実現できる。2番目に、たとえばテーブル・
ルックアップに限ってlog(l+D)  の演算を電
子的に行なう。3番目に、加算回路に限って値Aをテー
ブル・ルックアップの結果に電子的に加算する。
この明細書中で使用している用語「対数的な乗算累7X
l(LMA)七ル」は、対数フィルタ中の電子的回路で
あって、F工Rフィルタ中の乗算および加算段とは非常
に異なるものであるがそれから類推できる(類似・・・
アナロガヌク用語を指している。この論理における単一
のLMAセルを8−ビットのVLSIで実現する場合に
テーブル・ルツクアップ用のテーブル入力のうちの25
%未満は0ではない。このテーブルは、プログラム可能
な論理アレイ(PLA)としてうまく構成することがで
きる。累加動作に付帯する切捨て誤差の伝播はルックア
ップ法を使用するに当って考慮すべき一つのファクタで
ある。8−ビットのコード化とまばらなルックアップ・
テーブルを使用することに限って、l OO(IBを超
えるダイナミック範囲と31 dBのRMS信号対RM
S雑音比が得られる1説明の便宜上、F1沢フィルタに
おける加算に類似する(アナロガヌ)対数演算を「対数
ドメインの加算」または「累加」と言うことにする。同
じ様に、対数の加算を、繰返し加算が行なわれない場合
でも「乗算」という。この簡略語は上述した表現「対数
的な乗算累加(LMA )J中にも使用されている。し
かし、この明細書中の論議の性格上、対数的な乗算演算
は、加算の繰返しという通常の感覚による電子的な乗算
でないことに充分注意されたい。更に、対数的な累加演
算は通常の感覚による加算ではない。それは、対数値A
=2をB=2の対数値に加えると4の対数値ではないか
らである。それは、2である。すなわち、この例でば2
+2は2に等しい。何故なら、A−B−2−2=Oi工
og(1+o)=log(1)=o 、そしてC=A十
工Og(1):2 十〇 :2であるからである。対数
値A=3をB=2の対数直に加算すると、5の対数値で
も3の対数値でもない。
この発明の説明のために、対数フィルタは、入力と出力
を相互に縦続した一連のフィルタ段と、これらフィルタ
段にそれぞれ付設きれてフィルタ・パラメータの電気的
表示を記憶しているレジスタとを有するものとする。こ
のフィルタ段は、それぞれそのフィルタ・パラメータの
電気的表示を濾波されるべき電気的信号に加えて一組の
フィルタ和信号を生成するための加算回路を具えている
少くとも1個のフィルタ段は、その段のフィルタ和信号
を他のフィルタ段の出力から得られる信号と非線形合成
することによって実質的に列数形式のフィルタ信号を出
力に生成する対数累加回路を持っている。
上述した理由によって、対数フィルタ中の電子的ハード
ウェア(捷たは、ソフトウェアが使用されるときはソフ
トウェア)はF工Rフィルタのそれとは極めて異なるも
のである。
フィルターリミッタ−フィルタ・デジタル・フィルタは
、またその中間のリミッタ作用によって非直線性が持込
まれており、それが上記のフィルターリミッタ−フィル
タを、前置フィルタト後置フィルタが線形であって対数
的なもので々い場合でも、たとえばFTR(有限インバ
ルヌ応答)フィルタのような単なる線形フィルタとは異
々るものにしている。もし、フィルタ、リミッタおよび
リミッタの組合せがどの様な単一のFIRフィルタにで
も等価なものであるとすれば、経済性と電力消費の点か
ら回路の数を減らして上記の様な単一のF工Rフィルタ
(若し存在するとすれば)とすることになる。しかし、
フィルターリミック−フィルり捷りはサンドインチ型フ
ィルタト等イ+lIi すF工Rフィルタは存在しない
補聴器の動作中に通常発生する過大な信号レベルを防止
するために振幅制限(リミッタ)動作が与えられている
ので、PLA(プログラム可能論理アレイ)で行なわれ
る加算演算から類推できる対数的演算が非線形であるこ
とを指摘するまでもなく、その非線形性は明らかである
。その結果、デジタル−アナログ変換器は、@置フィル
タから得られる濾波済み信号に従ってアナログ信号を生
成しないし、捷た前装置フィルタの出力自体がマイクロ
ホン、受話器および耳の周波数応答に適応するものでも
ない。ハード・リミッタの非直線性のために、後置フィ
ルタはアナログ−デジタル変換された信号からの信号に
従った信号処理をも行なわない。この対数的なサンドイ
ンチ・フィルタは、全体としてより充分に聴力障害を改
善し、苦痛を感じる程大きな音声が受話器から放射され
ることを、線形シ7テムで可能な程度以上に防ぐことが
できる。
CM OS (X:i1補性金属酸化物半導滓〕技法で
作成した、電源電圧が5ポル1〜で最小主要寸法が3ミ
クロンの8−ビットL M Aセルハ、たとえハ20マ
イクロワットの電力消費を示す。このセルは、PLAル
ックアップ・テーブル、線1FIRフィルタの係数の対
数に対応する対数デジタル・フィルタのフィルタ・パラ
メータff1KをNRfるパラメータ・レジスタ、およ
び組合せ論理回路を持っている。ダイナミックCM O
S設計形式をとっていないために、このセルは人力ベク
トルが非常に遅い速度で変化するとき僅かに数マイクロ
ワットを消費するに過ぎない。この様にして、この処理
器は補聴器が静かな環境で使用されているときに電力の
余分な消費を防ぐ。
LMAセルは、好ましい実施例では、事実1500蘭以
上のトランジヌタを必要とする。このセルが占有する面
積は2平方ミリメー1−ルである。従って、線形シフ1
−リック(5yst○1ユC)・アレイニ構成された3
2個のこれら乗算累加セルは容易に10ミリメートル平
方のチップ上に入シ得る。システムのサンプリング周波
数が12.5 KHzで、10MHzの速度の出力を生
成するLMA回路を使うと、係数8で32個のLMAセ
ルを多重化すれば、5ミリワツ1〜の電力消費で4チャ
ンネル瞬時圧縮補聴器の適切な処理(256F工Rフイ
ルタ タップ)ができる。この構成は、多重化対数乗算
器累加器セル(M L lφA Q )と呼ばれ、その
付加的な係数およびデータのレジヌタでサンプリング期
間中に多重L M A動作ができる。
電源電圧が1.5ボルと、精細度が現在の技術で1ミク
ロンのVLSI製作技法を使ってDSPチップ45の電
力消費を200マクロワットにすることが企てられてい
る。A工Cチップ43に同様なVLSI製造技法を使え
ばチップ43と45の総電力消費はミリワット級になる
再び第4図を参照すると、対数サンドインチ・フィルタ
8704個のチャンネルA、B、CおよびDの後置フィ
ルタの出力は、対数合成器回路91内の対数累加作用に
よって合成され、その出力は回路53中の真数DAC変
換演算のために供給される。
もし適応型フィードバック相殺作用を除外すれば、対数
ADCからの入力はチャンネルA、B、CおよびDの各
前置フィルタに供給される。しかし第4図は、対数合成
器91の出力に接続された入力を持つ全ハードウェア対
数フィルタ93によってフィードバックを相殺するため
の、より精巧な構成を示している。対数フィルタ93は
その出力を対数合成器95に接続してあり、この出力に
は対数A I) Cの出力も接続されている。この様に
して、対数フィルタは対数形式の信号を生成し、この信
号は対数合成器95内でマイクロホン13の出力中のフ
ィードバック成分を相殺する。対数合成器95の出力は
チャンネルA、B、CおよびD用の4個の前置フィルタ
の各々に供給される合成信号入力である。
対数フィルタ93のフィルタ・パラメータは、聴力障害
者が補聴器を日常使用する際に諸物理的条件が変化する
状態下においても、フィードバック経路Hf ヲシミュ
レーI・シかつフィードバラクラ相殺するに必要な論理
回路せたは電子的制御器97によって絶えず変えられる
。信号発生回路99は、マイクロホン13が受入れた外
部音声とは波形も異なりまた相関性もない信号Seを生
成する。信号Seは、対数合成器91中で対数累加をす
る前に重みWlの対数を加算することによって重み付け
される。また、信号Seと対数合成器95からの合成信
号入力は別々の線で論理回路97に供給される。論理回
路97は、信号Seを、適応型濾波用の対数形式の誤差
信号である合成信号入力と比較して、それにより対数フ
ィルタ93のパラメータを更新スる。
第4図の対数適応型フィルタ構体+d、1988年3月
23日に出願されこ父に謬考資料として引用する本願の
親出願である米国特許出願第1’72266号に開示さ
れた対応線形フィルタ回路の対数化相当物である。信号
Seを使用する、相異なる接続と動作を有する幾つかの
実施例が上記親出願中に開示されておシ、それらは線形
のものである。また、上記観、出願に添付の各図は更に
こ!に説明する原理に従って対数形式に構成できるシス
テムを表わしていることに注意すべきである。
親出願の第12図と第24図は 第6図および第7図と
してこ!に再製されておシ、それらに関する親出願中の
説明は他の部分の説明と共にこ\にその壕\引用する。
第6図と第7図は、第4図の論理回路97を構成できる
考え得る多くの411異なる変形例のうちの2つを示す
ものである。第6図と第7図中の加算/減算回路は電子
的加算/減算器として形成できる一例である。しかし、
対数的な考え方からすれば、それらは対数化信号の加減
算を行なうものであるから線形ドメインにおける乗算器
/除算器であるかのように動作する。これらの回路は、
対数適応型フィルタ93のフィルタ・パラメータを対数
表示の増分で変化させる。
第8図に示されるように、線形ドメインの係数は、対数
フィルタを制御するために上記親出願の回路を使用した
結果として等しいバーセンI・増分に調節される。たと
えば、ある一定の対数的を〃1」何なる数に却えてもそ
の線形数を定数倍することと等価であるから、このパー
セント増分は等しい。
成る数に成る定数を乗算すると、その数の値如何にか\
わらず成る一部バーセントだけその数が増大する。この
結果、上記親出願に説明された、F工Rフィルタを適応
型制御するための第6図および第7図の回路を表わす第
9図の場合に比べて、第8図に示すように小さな係数に
対して誤差と統計的浮動が小さくなる。
第4図のフィルタ93は、すなわち、係数を対数形式で
表わす電気的に記憶されたパラメータを持つ対数適応型
フィルタの一例である。論理回路97は、その係数の大
きさを実質的1C一定パーセント量だけ変えるようにそ
の係数を絶えず変更する線形制御手段の一例である。こ
の線形制御手段は電子的濾波手段(たとえば、対数サン
ドイッチフィルタ87)と相互接続されている。この対
数適応型フィルタは、更に1慮波済みの信号と別の信号
とを電気的に記憶された係数に対して電子的に処理して
、電気計響装置のマイクロホンの電気的出力中のフィー
ドバック成分を実質的に相殺するように合成するだめの
第1手段に対する対数形式の適応型出力を生成する。
対数フィルタ93は、入力と出力とを互いに縦続接続し
た一連のフィルタ段と、その各フイIレタ段に付属して
適応型フィルタ係数の値の対数に相当する可変フィルタ
・パラメータの電気的表示を記憶している各レジヌタと
を、適切に具えている。
このフィルタ段は、それぞれ、このフィルタ・パラメー
タの電気的表示を濾波されるべき対数合成器91からの
電気信号と加算して、−組のフィルタ和信号を生成する
。一つのフィルタ段中の対数的な累加は、そのフィルタ
段のフィルタ和信号をその前位のフィルタ段からの信号
と合成することによって、その出力に実質的に対数形式
のフィルタ信号を生成する。
論理回路97の電子的制御回路は、電気的表示を絶えず
変えて各フィルタ係数の大きさをどの時点でもその係数
値の実質的に一定のバー+ント量だけ変化させる。たと
えば第6図において、電子的制御回路は、たとえば共に
変化する極性をもつ雑音信号Se (または対数合成器
91からの出力Y)および対数合成器95からの極性信
号のような外部から抽出される第1と第2の制御信号に
応動する。
レジヌタ181.0〜181.Mは外部から取出される
この第1の制御信号の変化する極性を表わす一連の値を
一時的に記憶する。各フィルタ・パラメータは、710
31:/減算回路185.0−185. M内で一定量
ずつその大きさが増減される。この増大と減少とは、そ
れぞれ、一連の直の中の対応する値がその時の外部から
引出された第2の制御信号(たとえば、対数合成器95
の出力)の極性と比較して同じ極性を持っているか逆極
性を持っているかによって。
決−まる。この様にして、各フィルタ・パラメータによ
ってその対数が表わされている各係数は、どの時点にお
いても各係数の実質的に一定パーセントの増分をもって
増大されまた減少させられる。
第7図において、その電子的制御回路は、対数合成器9
5の出力の極性と対数サンドインチ・フィルタ87から
の少くとも一つの信号(Se、UまたはY)の極性の関
数として加算/減算回路305.0〜305、Mによっ
て増分増大(インフレメンティング〕おヨヒ減分減少(
デクレメンテイング)させられる連続的総和を保持する
ためのレジアタ301.0〜301、M、i:り成る第
1Miを持っている。第2組を構成スるレジヌタ303
.0〜303.Mは各パラメータを表わす対数形式のデ
ジタル値を保持する。加算口路307.0〜307.M
は、それぞれ、第1組レジヌタの増分増大および減分減
少の発生頻度よりも低い頻度で、第1組レジフタ中の連
続的総和を第2組レジフタ中の対応するデジタル値に加
算する。
第10図では、好ましい電子的フィルタ構造400が、
対数合成器95の出力のよりな8−ビットの電気的信号
LOG 5IGNALを濾波するための第4図の対数サ
ンドインチ・フィルタ87を構成している。
第10図の回路において、一連の8個のMLMACフィ
ルタ段401.402、・・・407.408は電気的
信号に応動するもので、縦続関係をなす8ビツト・バフ
入力D1と8ビツト・バフ出力りとを持っている。各フ
ィルタ段は第2のバフ入力D2とバフ出力Q、2 (共
に8ビツト)を持っている。フィルタ段408ばその出
力Q1を自己の第2人力D2に接続し、各フィルタ段は
その入力D2と出力四を、入力D1と出力りの縦続関係
と逆向きの縦続関係をなすように接続している。
各フィルり段401〜408は、第4図のホット・コン
ピュータ69からバフに工N 411.1に並列に連続
、的に供給されるフィルタ・パラメータの電気的表示全
記憶し、長大なシフトレジヌタにローディングする形で
段から段へとバフ411.2〜411.8にローディン
グする。一連のフィルタ段401〜408は他のシフト
レジヌタをベー7とする回路を有し、この一連のフィル
タ段を最初の段(401)から最後の段(408)へと
通してそのQ出力からの信号を濾波し次いで最後の段か
ら最初の段へと逆向きに通してその出力を濾波して8ビ
ツト・バフ413上に並列形式に濾波済み信号出力を生
成する。
既述のように、一連のフィルタ段401〜408は順逆
2方向で処理動作をする。事実、各どのフィルタ段でも
そのフィルタ段中で各フィルタ・パラメータに関して両
方向にフィルタ信号を処理する。
具合よく、この明細書中では対数前置フィルタと後置フ
ィルタを線形位相フィルタと類似に(アナロガヌ)作る
ことが望ましいと理解されている。
F工Fフィルタの理論では、線形位相フィルタは一連の
タップのうち中心にあるものに関して対称的なフィルタ
係数を有する複数のタップを持って  ゛いる。対数的
な変換はこの対称性を損なわないし、対数フィルタ・パ
ラメータも都合よく対称性をもっている。たとえば、3
2個のタップを有する対数フィルタのパラメータは、F
CO=に31、K1=に30、K2 = K29、K3
 = K28、 ・・K1.5=に16である。
M L M A 0段は対称の中心の周りに概念的に折
重ねられて、第1段401がパラメータKOを保持し、
このパラメータはに31にも使用される。この第1段に
おけるそれ以上の係数マルチグレキンングによってに3
0としても使用されるパラメータに1が保給される。第
2段402はパラメータに2とに3を保持し、これらは
に29とに28としても使用される。この様にして僅か
8個のMLMACが32タツプの対数フィルタとして動
作する。
第1のMLMAC段の8ビツトQ2出力バヌ413は、
8ビツト・フィルタ出力バフ419へと共にハード・リ
ミッタ(H,L )回路417への8ビツト入カバヌ4
工5に接続されている。ハード・リミッタ回路417は
段401のQ2出力の前置フィルタ出力部バフ415に
応動して一般に所定範囲の電気的値に制限された中間出
力信号を生成する。この中間出力信号はバフH,L、0
UT429から2対1マルチプレクサ431に供&tさ
れる。マルチプレクサ431は8ピッ1−の出力ハヌ4
33を持っていて、各サンプルXを並列デジタル形式で
同時にフィルタ段401〜408の全部に対して一挙に
供給する。マルチプレクサ431は入カバフ435に供
給されたLOG 5IG−NALとH,L、 OU T
バフ429上の中間出力信号とを多重化して、対数フィ
ルタ段401〜40Bが対数前置フィルタおよθ対数後
置フィルタの双方として動作するようにする。
第10図の対数サンドインチ・フィルタ400の制御は
、IOMHz級のクロック・パルヌを発生する回路44
1、そのクロック・パルヌを計数してバフ445にカウ
ント出力を生成するデジタル・カウンタ443、および
このカウント出力を復号して、各MLMAC段の動作を
調整するための6本の制御線449、ハード・リミッタ
回路417に対する2本の制御線451およびマルチプ
レクサ431に対する線453用の制御信号に変える。
出力バフ413(」二の信号)を、バフ、415とバフ
419上に分離(デマルチプレツクヌ)する動作はデコ
ーダ447から制御線に与えられる出力信号によって行
なわれる。たとえば、デコーダ447は線445によっ
てラッチ457に接続されている。デコーダ447は、
後置フィルタ出力を表わす多重化されたデジタル信号が
バフ419に在るときのみラッチ457 ラフロック制
御し、バフ419J二の情報がハード・リミッタ回路4
エフに対する前置フィルタ出力であるときは上記のクロ
ック制御をしない。このようにして、ラッチ457は自
己に与えられるべきでない前置フィルタ出力に対して無
感応性にされる。一方において、バフ413と415上
に前置フィルタの出力が在るときには、デコーダ447
は2対1マルチプレクサ431に対する制御線453を
付活スることによって、ハード・リミッタ出力バフ42
9の入力を選択する。その他の時間には、マルチプレク
サ431はL OG  S I G N A LをML
MAC段401〜408へ結合するようにされる。
第10図のマルチプレクサ431は、MLMAC段40
1〜408がハード・リミッタ回路417に対する前置
フィルタおよび後置フィルタの両作用を行なうようにし
てこのMLMAC段401〜408の処理能力を倍加す
ると共に第4図の対数ザンドイツチ・フィルタ87をよ
り一層能率的に構成できるようにする点で有利である。
マルチプレクサ431によるこの多重化作用は、次に詳
述する各MLMAC段の内部における多重化作用以外の
もので、つまり対数サンドインチ・フィルタ87を実際
に製作する場合に別の重要な役割を果すことに注意され
たい。
第11図では、各MLMACフィルタの表示回路402
は8個のレジスタ501.1〜501.8を有し、これ
らはその個々のフィルタ段に関するフィルタ・パラメー
タの数のデジタル表示を記憶する。8個のレジスタの各
々は、各フィルタ・パラメータの8ピッ1−表示を保持
する。このフィルタ・パラメータはそれらのチャンネル
A、B、C丑たはDに従ってインデツクヌされる。各チ
ャンネルにおける2つのバフメータは、各フィルタ段と
共同して8個のレジスタ501.1〜501.8の全部
について記憶される。そのために、チャンネルは、各フ
ィルタ段における各チャンネルの1対のバフメータと共
に多重化される利点がある。
8対1のマルチプレクサ503はレジスタ501.1〜
501.8から64本の線を受入れ、デコーダ447が
らの3本の制御線によって作動させられる。マルチプレ
クサ503とデコーダ447ば、そのパラメータのデジ
タル表示に関して各個々のフィルタ段の動作を多重化し
て、第10図のフィルタ401〜408が、各フィルタ
段に付属する相異なるチャンネルのフィルタ・パラメー
タの数、たとえばチャンネル自体の数と同数の複数の帯
域通過フィルタとして働くようにする。デコーダ447
は各フィルタ段の動作を調整して、各フィルタ段中のマ
ルチプレクサ503カ、3本の選択線505上の並列デ
ジタル形式に表わされたインデックヌの値に従ってフィ
ルタ段手段のすべてを一度にチャンネル・インすること
によって、対応するフィルタ・パラメータを選択するよ
うにする。このようにして、動作が多重化でれ、このフ
ィルタは全体として複数個の(6り 帯域通過フィルタとして動作し、その各帯域通過フイタ
はインデックヌの同じ値に従って選ばれたフィルタ段中
の一組のフィルタ・パラメータによって定められるフィ
ルタ特性を有するものとなる。
第10図において、複数のフィルタ段は電気的に言えば
(VLSIダイ上の実際の配置に関してではなく)前任
−後任の関係にある。たとえば、MLMAC段401は
MLMAC段402に対して前任者すなわち前位のセル
であり、MLMAC段403はMLMAC段402に対
して後任者または次のセルである。
第11図において、信号は、第1と第2の16セル・シ
フI・レジアタ511と5131でよって、一連の段4
01〜408を通して濾波される。各シフトレジヌタ5
11〜513は各セルに8ピッ1−の並列デジタル情報
を保持して全バイトに対する16段F工F○(先入れ先
出し)構造のユニットとして働く。換言すれば、各シフ
トレジヌタは、全体として8ビツトの16セル倍すなわ
ち128ビツトを保持する。シフトレジフタ5z1中の
16個のセルは、4つのフィルク・チャンネルA、B、
CおよびDの全部において前置フィルタおよび後置フィ
ルタの双方の役割を果すために一連の段401〜408
内の後位のフィルタ段に対してフィルタ信号を転送する
ように、縦続接続されている。第2のシフトレジヌタ5
13も縦続接続された16個のセルを持っていて、4つ
のフィルタ・チャンネルA1B、CおよびDの全部にお
いて前置フィルタおよび後置フィルタの双方の目的を果
すために、更にフィルタ信号を一連の膜中の前位のフィ
ルタ段へ転送する。従って16個のセルは、2(フィル
タ)X4(チャンネル)×2(タップ)=16バイトを
収容する。
第11図の回路における処理は加算器521と対数PL
A合成器523によって行なわれる。加算器5211d
、8対1マルチプレクサ503から8ビツト・バフで信
号供給を受け、マルチプレクサ503にはバフ433の
8ビツト・サンプルXが加えられる。
加算器521からの8ビツトの出力和は対数PLA合成
器523に供給され、合成器523は8ビツトの結果を
シフトレジヌタ511と513の双方に対するデータ・
バフ525に供給する。デコーダ447は、シフ1−レ
ジヌク511が合成器523からその合成結果を受入れ
ると、線527上の制御信号によってシフトレジヌク5
11中の全セルをクロック制御t ル。
デコーダ447id、捷た、シフトレジヌク513が合
成器523からその合成結果を受入れると、線529」
二の制御信号によってシフトレジメタ513内の全セル
をタロツク制御する。このクロック制御によって16個
のセル中の内容を1セルずつ前進させ、シフトレジヌク
51108ビツト出力唄またはシフトレジヌタ513の
8ビット出力嘆の最後のサンプルを後位のまたは前位の
フィルタ段に送り込む。
この全フィルタ構体は、その繰返し同期化されたデータ
が全フィルタ段を移動することによって、シフ1−リッ
ク・アレイ装置を構成する。
2対エマルチプレクザ53]は、第10図に示されたよ
うにそれぞれ前位のフィルタ段と後位のフィルタ段に接
続された第1と第2の8ビツト入力バヌDIとD2を持
っている。すなわち、入カバフD1は511に類似の前
位のフィルタ段内の第1シフトレシフタと、513と類
似の後位のフィルタ段の第2のシフ1−レジヌクとに接
続されている。マルチプレクサ531は、線533を介
してのデコーダ447の □制御を受けてバフDIまた
はD2を選択して、8ビツト・バフ535を介して対数
PLA合成器523に供給する。
こうして加算器521と対数PLA合成器523とはフ
ィルタ・パラメータの各電気的表示を濾波されるべき電
気的信号Xに加算して、合成器523に対するフィルタ
和信号を生成するための電子的処理器として働く。合成
器523は、このフィルタ和信号を、前位のフィルタ段
中の第1シフトレジアタから、捷たけ後位のフィルタ段
中の第2のシフトレジヌクからそれぞれ取出しマルチプ
レクサ531から得られた信号と非線形合成することに
よって、第1または第2のシフ1−レジヌク(それぞれ
511または5工3)に対する実質的に対数形式のフィ
ルタ信号を生成する。
シフトレジヌタ511および513の各矩形枠中に記入
した、チャンネル名(A、B、C,D))を付記した文
字Pr (前置フィルタ)およびPo(後置フィルタ)
と係数を表わす数字は、デコーダ447が8対lマルチ
プレクサ503パラメータを呼出し、および第10図の
2対lマルチプレクサ431を作動させるために士ット
される順序(Q出力から各セルを逆進して働くンを特定
している。前置フィルタ・モードでは、第10図のマル
チプレクサ431は入力線435LOG  5IGNA
Lを選択するようにされ、デコーダ447は所定のパラ
メータ数のため線505上で順序正しくチャンネルを選
択する。各チャンネル選択動作に関して、デコーダ44
7は線527を働かせて、マルチプレクサ531カ入力
Dl(タップ1)上にある前のセルからの出力を選択し
次に入力D2(タップ3l−1)上の次のセルカラの出
力を選択するようにする。この同じチャンネル選択動作
で、同時にデコーダ447は線529を働かせて、タッ
プ1を介してシフトレジヌク511をクロック制御し、
次いで線527を付活してタップ31−1を介してシフ
トレジヌク513をクロック制御する。
後置フィルタ・モードでは、第10図のマルチプレクサ
431は入力線429H,L、OUTを選択するように
され、デコーダ447は与えられたパラメータ数のため
に線505上でチャンネルを順番に選択し、マルチプレ
クサ531とシフトレジヌク511.513は既述のよ
うに各チャンネル選択動作中動作している。次にデコー
ダ447は第2の係数に進み、前置フィルタ・チャンネ
ル選択と続いて後置フィルp・チャンネル選択とをすべ
て再び行なう。これで、無限に繰返えされる一つの完全
サイクルが完結する。シフトレジ7り・セルに付けた参
照文字は前置フィルターチャンネル−八−係数2が出力
唄に最も近いセル中にあるときの、データの順序と位置
とを示すものである。このサイクルの残部期間にはデー
タが、周期的なバッファ記憶の形式でセル中を順番にシ
フトされる。
第12図は第10図のハード・リミッタ417のより詳
細な構成を示している。ハード・リミッタ417は上記
一連のフィルタ段中の一つのフィルタ段の出力からの信
号に応動する制限(リミティング)手段として作用し、
大体所定の電気的値の範囲に制限された濾波済みの信号
出力を生成する。
マルチプレクサ43工は、第10図の複数のフィルタ段
のうち最初のものに接続されていて、ハード・リミッタ
417の濾波済み信号出力を濾波されるべき電気的信号
と多重化(マルチプレクサ)して、電気的信号が一連の
フィルタ段を通してまた再び逆行して前置濾波され、つ
いてハード・リミッタ417で制限され、次に一連のフ
ィルタ段を通って更に逆行して後置濾波されるようにす
る。
第12図のハード・リミッタ417は、各フィルタ・チ
ャンネルA、B、CおよびDに対するブーヌト値の電気
的表示を保持するための4個の記憶レジヌク551を持
っている。適切なブー7ト値は4対1マルチプレクサ5
55によってレジヌク551から選択される。マルチプ
レクサ555は、線505のうちの2本のチャンネル選
択線に接続されていることを可とする2本の選択線45
1を介してデコーダ447により制御されるものである
。或いは他の適当なやり方で制御されても良い。マルチ
プレクザ555の出力にはデジタル加算回路553が接
続されていて、バス415上の8ビツト・デジタル信号
に選ばれたチャンネルのブーヌト値のデジタル表示を電
気的に加算する、すなわち、それを増加させる。デジタ
ル加算回路553は、ブーヌト値の大きさとバス415
上のデジタル信号の大きさとに依存する可変レベルを持
った第1出力信号を線557に生成する。加算回路55
3は、それが可能なたとえば11111111という様
な最大値を有し、従って出力はこの最大出力レベルを超
えることはない。
テシタル減算器559は、マルチプレクサ555からの
8ビツト線に接続された減算(−)入力と、加算回路5
53の出力に接続されたプヲヌ汗)入力とを持っている
。減算器559は、加算回路553からの第1出力信号
からそのチャンネルのプーヌト値のデジタル表示を差引
いてリミッタ出力を生成する。このリミッタ出力は、バ
ス415上の電気的(言方がグーヌト値に逆比例する成
る所定値を超えない限シ、この電気的信号と同じ大きさ
を呈する。具体的には、加算回路553がとシ得る最大
レベルをMAXとすれば、制限されるべき信号の大きさ
に与えられるハード・リミット値f(LはMAXからプ
ーヌト値を差引いた値すなわち、)IL−MAX−EO
O8Tとなる。信号の大きさがHLを超えればリミッタ
出力はHLとなる。信号の大きさがHLを超えなければ
、リミッタの出力は変化していない信号の大きさと同じ
である。全体の動作において、第12図と第10図の回
路は、個々のフィルタ段に対する複数のフィルタ・パラ
メータの各々について濾波スるためにおよび同時に増大
手段(たとえば、加算回路553)と上記減少手段(た
とえば、減算回路559)のために記憶手段からのブー
ヌト値の電気的表示を多重化するために、個々の各フィ
ルタ段の動作を多重化して制限目的のブーヌト値がそれ
ぞれ特定のフィルタ・パラメータに対応するように、す
ることが適当である。
第13図に戻って、電荷再配分技法をベースとす。
るADC−DAC対数変換回路は低電力用に最適のもの
と思われる。この回路は、複雑なもので々く、非常に電
力消費が少なくかつVLS I構造とすることができる
。このADCとDACは対数の底d=0.941を持つ
ように作られている。これは、そのフィルタ係数に関し
て3%の精度でダイナミック範囲が67、1dB、  
RM S信号対雑音比(SNR)が35.1dBである
形に対応している。ワード長8ビットで、また別の対数
の底tl = 0.908についても検討した。これは
、そのフィルタ係数に関シテ、4.9%の精度でダイナ
ミック範囲が1o6d、B。
RMS信号対雑音比31.1 dBであることに対応す
る。これらの動作パラメータは入力量子化のみに基くも
ので信号処理による劣化は含んでいない。
上記の対数の底は、ダイナミック範囲とSNRの間の妥
協を念頭において当業者が選択するものである。ベース
値(1:= 0.941の実施例が補聴器用としては好
ましく、またDSPとADO/DAC回路の両者にもこ
れと同じ底dを使用すべきである。
対数的なり/A変換は、独特の重み付けをした2個のキ
ャパシタC1と02(第2図)を使用する電荷配分技法
をベースにしている。
D / A サイク7L/の動作ニ先立って、ツイツチ
S1ヲ閉じることによりC1は基準電圧(Vref )
に事前充電され、スイッチS2を閉じることによって完
全に放電する。入力クロックの位相lの期間中、スイッ
チS1と82は開で、スイッチS3は閉じられキャパシ
タCIの電荷はキャパシタC2に再配分される。
この再配分動作の後、再キャパシタ上の電圧は次の通り
に々る。
V+ =VREFXCI /(C1+02 )d=01
1CC1十02 ) クロックの位相20期間中は、スイッチS3は開かれス
イッチS2が閉じられてC2が完全に放電する。
そしてキャパシタC1上の残留電圧はVl (上記)で
ある。次の位相]、で、スイッチS3は再び閉じられて
電荷を再配分する。その結果面キャパシタの両端間の電
圧は次のようになる。
V2 = (C1/ (C1+ 02 ) ) 2X 
■、REF=d2x■REFこのプロセフは、上記の態
様でnクロック・サイクル期間継続し、その後キャパシ
タC1上の最終電圧は次式の通りになる。
Vn= (C1/ (C1+02 ) ) nx■RE
F=dnxVREFこの比dはこのシステムの対数の底
に相当するものである。ベーy、 cl = 0.94
1の場合、キャパシタ値はそれぞれC1=32pFと0
2=2pFに選定される。
使用するクロックのサイクル数は8−ビットのカウンタ
でモニタされる。変換されるヘキ? −ヒツト・デジタ
ル語はそのカウンタの下位7ビツ1−と比較される。両
者が等しくなったとき、両ヌインチに対スるクロック制
御は±められ、キャパシタC1上の残留電圧は入力デジ
タル語のアナログ等価値と一致する。
アナログ−デジタル変換を行なうには、そのアナログ信
号をサンプリングして、得られたサンプルをDACのア
ナログ出力と比較する。それが等しければ、D/A変換
器中のスイッチに対するクロックの供給を止めて、同時
にカウンタのカウント値をラッチする。この7−ビット
語は入力アナログ、サンプルの等価デジタル値である。
デジタル比較器が可動状態になる(ファイア)と、また
は入力デジタル語が零に等しければ、或いはアナログ比
較器が可動状態になる(ファイア)と、上記スイッチに
対するクロック制御は止められる。
第12図のこの基本的な対数変換器は、丁度キャパシタ
C1の放電用に02が使用されるように、別のキャパシ
タC3(2pF)を付加するとその動作速度の面でより
効率を良くすることができる。第14図ヲ参照されたい
。2個のキャパシタC2と03はキャパシタC1を放電
するために交互に使用される、すナワチ、キャパシタC
1の電荷をキャパシタC2が共有しているときはキャパ
シタC3は放電され、またこれと逆の関係も生ずる。こ
れによって元の変換速度は2倍になる。
第14図には、対数A D C−D A C601の好
ましい形がブロック形式で示されている。この構成で、
所要の制御およびタイミング信号を発生するために8−
ビット・カウンタ611がデコーダ613と共に使用さ
れている0カウンタ611は非同期性のもので、発振器
615から供給される4MHzのクロック周波数で動作
する。カウンタ611の最下位ピッ)(Q、O)は2相
りロック発生器に対して2MHzの入力を供給する。そ
してこの2相はこの対数信号変換回路601の多数のス
イッチを制御するために使用する。カウンタ611の8
個のピッ1−全部(Q、0〜Q? )はデジタル比較器
621と出力ラッチ623とに結合される。
各変換サイクルには、たとえば4 MHzのタイムベー
ヌで40マイクロ秒を必要とする。この回路に給電する
と、カウンタ611はリセットされ、キャパシタC1は
充電され、D/Aサイクルが始まる。
アナログ−デジタル変換の場合には、「サンプルHJの
高信号が発生して、マイクロホン13からの対エイリア
ヌ保護されたアナログ入力信号をサンプリングするた−
めに使用される。アナログ比較器651は、キャパシタ
C1の、電圧を、演算増幅器およびスイッチング回路6
53を介してアナログ入力電圧と比較する。アナログ比
較器651が可動状態になると、その時点におけるカウ
ンタ611のカウント値がラッチ623中にラッチされ
る。このアナログ比較器の出力は非同期的なものである
から、ラッチ、ブロック623中のDフリップ・フロッ
プによってラッチされる。このDフリップ・フロップの
出力はラッチ623を可動化または非可動化する。
D/Aサイクル期間中は、アナログ形式に変換するため
にDSPチップから得られるデジタル語を入力ラッチ6
31が保持する。カウンタ611とラッチ631の両出
力はデジタル比較器621中で比較され、その出力は、
カウント値が入力語と同一のとき高になる。比較器のこ
の出力信号でスイッチに対するクロック制御は止−!シ
、キャパシタC1はアナログ電圧を保持する。このアナ
ログ電圧はラッチ63工中のデジタル値が変換されるべ
き電圧である。そして、サンプル・ホールド(S/H)
回路641が可動化されてキャパシタCIのアナログ電
圧のザンプリンタを行ない、それを対数DACのアナロ
グ出力として保持する。
次に、幾つかの設計とレイアウトに関する考慮を説明す
る。MO8技法では正確なキャパシタ比を作ることが可
能である。MOSキャパシタの電極は次のようにして形
成できる。
(1)拡散部上に金属または多結晶シリコンを有する構
造 この構造では、基板中の高濃度にドープされた領域の上
にSiO2の薄層を成長させる。このドープされた領域
はキャパシタの下側極板を形成しておシ、−力士側の極
板は上記のSi 02を金属または多結晶シリコンで被
覆することによって形成される。この酸化物(5iO2
)の厚さのばらつきは通常上15%以内で、それによる
キャパシタンス値の誤差は0.1%である。
(2)多結晶シリコン上に多結晶シリコンを重ねた構造 シリコン−ゲート2重多結晶シリコン法では、低抵抗の
多結晶シリコンよ構成る第2層を、相互接続体として、
或いはメモリ用の浮動ゲー1−を形成するために使用す
る。これらの2重多結晶層はキャパシタの極板として利
用できる。この形式のキャパシタにおける主な欠点は、
多結晶シリコン表面の粒状度に起因する酸化層厚さの不
規則なばらつきであって、それによりキャパシタンス値
に0.12  %の誤差が生ずることである。この形式
の構造におけるギヤパシタンヌ対面積の比は拡散部(7
り 上に金属または多結晶シリコンを有する構造の場合に比
べて小さい。
(3)多結晶シリコン上に金属を有する構造キャパシタ
の2個の極板は金属と多結晶シリコンである。この形式
のキャパシタの特性は多結晶シリコンを重ねた構造のそ
れと同様である。
上述したどの構造のものにおいても、キャパシタの下側
極板と基板に対する、従って基板パイアヌに対する大き
な寄生キャパシタンスがある。拡散部の上に金属または
多結晶シリコンを有する構造の場合には、下側極板が基
板中に埋込まれており、酸化物の厚さと装置の構造に依
存するけれども、この浮遊キャパシタンスは逆バイアヌ
されたp−n接合のもので全ギヤパシタンヌ(C)の1
5〜3゜%にな殴得る。2重多結晶構造および多結晶シ
リコン上に金属を有する構造では、その下側極板に付帯
する浮遊キャパシタンス値は通常全キャパシタンス(C
)の5〜20%である。
対数D/A変換器の正確さは、比(C1/(C1十02
))の正確さによって決捷る。このキャパシタン7比は
それらキャパシタンス自体の不正確さに影響される。こ
の比の誤差は、面積(不規則な端縁の変動)、キャパシ
タの酸化物の厚さおよび酸化物のアンダカットの変化に
よって生ずるものである。このアンダカットは、製造過
程におけるキャパシタ極板のその周辺に沿うフチフル・
エツチングによるものである。このアンダカットは、装
置の周辺長に比例するキャパシタンスCを減少させる。
このアンダカットを排除する一般的な方法は同一寸法に
形成された複扱個の小さなユニツ1−・キャパシタを並
列に接続して大きなキャパシタを構成することである。
この技法を使えば面積/周辺長の比がどの様な2個のキ
ャパシタでもは〈同一になる。しかし、それらユニット
・キャパシタは有用なヌベーヌの僅か60%しか利用し
ないので、大きな面積を占有する。キャパシタの代表的
なレイアウトは交差形である。キャパシタC1、C2お
よびC3は同様なレイアラ1−に作られる。
デジタル−アナログ変換については、アナログ形式に変
換されるべきデジタル値を一時的に保持する回路631
を有する、電子的信号変換装置が第14図に示されてい
る。第1と第2のキャパシタC1と02が設けられてい
る。第1と第2のキャパシタの少くとも一方の選択的な
充電、第1と第2のキャパシタの少くとも一方の選択的
な放電、および第1と第2のキャパシタ間で電荷の再配
分が行なわれるように両キャパシタを選択的に接続する
ことを含む選択的に行なうよう動作するスイッチがある
。第14図において、POS  SGNとPREA2D
は、普通第1キャパシタC1を電圧源から第1の電圧に
充電するために動作する第1のスイッチとして働く。ス
イッチPH32は、第2のキャパシタC2を第1のキャ
パシタCIが充電されて生ずる電圧とは異なる成る電圧
レベルに放電させる。第3のスイッチA2Dは、上記の
ように充電された第1のキャパシタC1を第2のキャパ
シタに接続して、電荷の再配分が起って第1キャパシタ
01両端間の電圧が上記第1の電圧の所定分数値に低下
するようにする。
デコーダ613は、カウンタ611に応動して第2と第
3のスイッチPH82およびA、 2 Dを交互に反復
動作させて、第1キャパシタC1の両端間の電圧が所定
の分数値(小さな値)ずつ何回かに亘って繰返し低下さ
せて(その回数はラッチ631中に保持されているデジ
タル値によって表わされる)、上記回数だけ低下させら
れた後のキャパシタC1の残留電圧が、デジタル値を変
換すべき大きさであるアナログ電圧になるようにする。
デジタル値がそれに変換されるべきアナログ電圧は、実
質的唇べき数Nに対する第1の定数に比例する。こ\に
Nは、第1と第2のキャパシタが接続される回数、また
はその変換時にスイッチによって行なわれる再配分動作
の回数に、実質的に比例する数である。
この数Nは、アナログ形式に変換されるべきデジタル値
の直接関数であシかつそれに比例するもので、その結果
、動作が行なわれた後のキャパシタC1と02の少くと
も一方の両端間の電圧はデジタル値が変換されるべきア
ナログ値になる。上記の値ひは0.85と0.99の間
の値に決めることが望ましい。大抵の場合、キャパシタ
間7C1の値はキャパカウンタC2の値の少くとも10
倍であることが好ましい。
アナログ−デジタル変換の場合には、デコーダ613が
スイッチを作動させてそれが選択的な動作のシーケンス
を行なうように、この選択的な動作を通じて、アナログ
信号のサンプルを含む所定の電気的状態が生ずるまで電
荷の再配分が成る回数繰返えされる。回路は、この電荷
の再配分の発生回数の関数として成るデジタル値を発生
し、それで上記の動作が行なわれて生成されて生成され
たこのデジタル値は、アナログ信号のサンプルを変換す
べきそのデジタル値となる。たとえば、カウンタ611
は電荷の再配分の選択動作が発生する回数に比例した数
のカウントを連続的に増分増加させる。電子的比較回路
653と651は、第1キャパシタC1の両端間電圧が
成る特定レベルに到達したことに応動して制御信号を線
661がらデータ・フッチロ23に供給して、カウンタ
611からのカウントがそのレベルに達したときそれを
ラッチする。
第15図のプロセヌ図は対数A/D信−号変換の動(8
J) 作を例示するものである。動作は[ヌクー)7ONで開
始してヌテップ703へ進みカウンタ値Nを零にリセッ
トする。ヌテップ705でアナログ信号がサンプルされ
る。ヌテッグ707ではC2をC+、から切離して第2
キャパシタC2を第1キャパシタC1が充電されるべき
電圧とは異なる成る電圧レベルに放電させる。次のヌテ
ップ709で第1キャパシタを電圧源から第1の電圧ま
で充電する。
テヌト・ヌテッブ7工1では第1キャパシタC1の両端
間電圧がヌテップ705でサンプリングした信号のレベ
ルよりも小さいかどうかを判定する。小さくない場合に
は、ヌテッグ713へ進み、充電されている第1キャパ
シタを第2のキャパシタへ接続して、電荷の再配分が起
ってこの第1キャパシタの電圧が前の電圧の所定何分の
1かに低下するようにする。次にヌテップ715でカウ
ンタ・インデクヌNを増分増加させる。ヌテッグ717
では、C2を01から切離してこの第2キャパシタC2
を第1キャパシタが充電されるべき電圧とは異なる成る
電圧レベルまで再放電させる。そして動作はテヌト・ヌ
テッグ711へ戻り、テスト結果が満足されるまで、こ
の放電と接続のヌテツプを交互に(713−717)を
繰返し行なって、第1キャパシタの電圧を、デジタル値
Nによって表わされる数と同じ回数だけ所定の小さな値
ずつ繰返し低下させる。テスト・7テツプ711が満足
されると、上記回数に亘って低減された後の第1キャパ
シタ両端間の残存電圧はデジタル値が対応すべきアナロ
グ電圧になる。動作は、ヌテツプ’711から719へ
分岐してそこでインデクヌNを対数デジタル表示として
ラッチすると共に出力として供給する。D/A変換はこ
れと逆の動作になる。もしこのプロセメを継続すべきと
きは、動作はテスト・ヌテッグ721を介してヌテツプ
703にループ・バックする。
また継続しない場合は動作はテスト・ヌテツプ721か
ら終了723へ分れる。
この発明は、デジタルまたはアナログ技術を使用しかつ
用途に応じたソフトウェア、ハードウェアまたはファー
ムウェアを組合わせた数多くの実施形態を包含するもの
である。一般的に大気中で、水中で、宇宙でまたはその
他の環境で使用される、補聴器、拡声装置その他の電子
的システムを対象とした応用、組合わせおよびプロセメ
もこの発明の範囲内に含まれる。
上述したところより、との発明の幾つかの目的が達成さ
れまた有利な結果が得られることは自明であろう。
前述した幾つかの構造には、この発明の範囲を逸脱せず
に種々の変形を加えることができるから、この明細書中
の説明や添付図面に示された内容は単なる例示であって
この発明を制限するものと解釈すべきではない。
々お、この発明は、在郷軍人局(v、A)契約V A 
K V 6749857号と連邦航空宇宙局(NASA
)認可N A GIO−0040による米国政府の支援
でなされたもので、米国政府はこの発明について或種の
権利を保有している。またこの明細書および図面の開示
事項に関する著作権は中央難聴者研究所が有するもので
ある。よって、この発明の特許出願および登録に関連す
る場合を除きその複製は著作権で保護されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による電子的フィルタを含むこの発
明の補聴器を着けた使用者の、この補聴器を一部断面で
示した、簡略見取図、第2図は第1図に示した補聴器の
側面見取図、第3図はこの発明による2チップ式デジタ
ル補聴器の一部ブロックで示す簡略構成図、第4図は第
3図の補聴器用のこの発明による回路を示す電気的ブロ
ック図、第5図は普通のF工Rフィルタ構造を示すブロ
ック図、第6図は、第4図のこの発明による適応型フィ
ルタを制御するための論理回路の一部ブロックで示す簡
略構成図、第7図は、フィードバック経路ヲシミュレー
トするこの発明による適応型フィルタを制御するための
また別の論理回路の一部ブロックで示す簡略構成図、第
8図は、この発明の回路における一部パーセント・ユニ
ット中の適応性を示す係数C値対係数の関係を示す線図
、第9図は、線形適応法における一定増分の適応性を示
す係数C値対係数の関係を示す線図、第10図はこの発
明の対数フィルターリミッタ−フィルタの構成を示すブ
ロック図、第11図は、第10図中の幾つかのブロック
に使用されている、多重化した対数乗算累加セル(ML
MAO)のブロック図、第12図は第10図中に使用さ
れているこの発明のハード・リミッタ回路のブロック図
、第13図はこの発明の方法で作動するスイッチ式キャ
パシタ構成の簡略図、第14図はこの発明による対数ア
ナログ−デジタル、デジタル−アナログ信号変換装置の
一部ブロックで示す簡略構成図、第15図はこの発明に
よる対数ADC/DAC変換装置を作動させるためのこ
の発明の方法を例示するプロセヌ流れ図である。 1.1・・・補P[,13・・・マイクロホン、17・
・・受話器すなわち変換器、C1・・・第1のキャパシ
タ、C2・・・第2のキャパシタ、Sl、S2、S3、
・・スイッチ手段、55・・・フィルタ。 特許出願人  セントラル インヌテイチュートフオ 
ザ デフ 代 理 人  清 水   哲 ほか2名(8す

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦続接続された複数のフィルタ段を有し、そのフ
    ィルタ段は各々その入力における電気的信号をフィルタ
    ・パラメータの電気的表示に従つてそれぞれ濾波して複
    数のフィルタ信号を生成するものである、フィルタと、 上記フィルタに結合されていて、上記電気的表示を換え
    て上記の各フィルタ・パラメータをその値の実質的に一
    定パーセント量変化させる電子的制御手段と、より成る
    電気的信号を濾波するための電子的フィルタ。
  2. (2)上記電子的制御手段が、上記フィルタ段のうちの
    少くとも一つの段の電気的表示を対数的に変化させるこ
    とを特徴とする請求項(1)に記載の電子的フィルタ。
  3. (3)上記複数のフィルタ段中の上記少くとも一つの段
    が、それに関連するフィルタ和信号を実質的に対数形式
    で生成することを特徴とする請求項(2)に記載の電子
    的フィルタ。
  4. (4)上記電子的制御手段が、濾波されるべき電気的信
    号の極性の関数としておよび複数のフィルタ和信号のう
    ちの少くとも一つの極性の関数として増分増加および減
    分減少の連続的統計を生成して、上記フィルタ・パラメ
    ータの各々を表わす対数形式のデジタル値を供給しかつ
    上記連続的総計を上記デジタル値のうちの対応するもの
    にそれぞれ加算するための手段を含むことを特徴とする
    請求項(1)に記載の電子的フィルタ。
  5. (5)上記の電子的制御手段は、上記増分増加と減分減
    少の発生頻度より低い頻度で、連続的総計を上記デジタ
    ル値の対応するものにそれぞれ加算することを特徴とす
    る請求項(1)に記載の電子的フィルタ。
  6. (6)上記の電子的制御手段は、外部から供給されそれ
    ぞれ変化する極性を持つた制御信号に応動してこの外部
    から供給される制御信号の第1のものの変化極性を表わ
    す一連の値を一時的に記憶し、上記各フィルタ・パラメ
    ータの大きさを一定量だけ増加および減少させるもので
    、その増加作用および減少作用が、それぞれ上記一連の
    値の中の対応する値がその時の外部から供給される第2
    の制御信号の極性と比較して同一か反対かによつて決ま
    る、請求項(1)に記載の電子的フィルタ。
  7. (7)アナログ形式に変換されるべきデジタル値を一時
    的に保持する手段と、 第1および第2のキャパシタと、 上記第1および第2のキャパシタのうちの少くとも一方
    を選択的に充電する作用と、この第1および第2のキャ
    パシタのうちの少くとも一方を選択的に放電させる作用
    と、この第1と第2のキャパシタを選択的に接続して両
    者間で電荷の再配分がされるようにする作用とを含む選
    択的な動作を一般的に行なうスイッチ手段と、 上記アナログ形式に変換されるべきデジタル値を一時的
    に保持する手段に応動し、上記スイッチ手段に上記選択
    的動作のシーケンスを行なわせてその動作期間を通じて
    アナログ形式に変換されるべきデジタル値の関数である
    回数だけ上記電荷の再配分が繰返し行なわれ、その結果
    上記動作が行なわれた後の上記両キャパシタの少くとも
    一方の両端間電圧がアナログ形式に変換されるべきデジ
    タル値を表わすアナログ電圧であるようにする手段と、
    を具え、それによつてデジタル形式からアナログ形式へ
    の電子的信号の変換が行なわれる、電子的信号変換装置
  8. (8)電荷の再配分が生ずる回数がアナログ形式に変換
    されるべきデジタル値に実質的に比例し、その結果動作
    が行なわれた後の上記両キャパシタの一方の両端間の電
    圧がアナログ形式に変換されるべきデジタル値を表わす
    アナログ電圧であるような、請求項(7)に記載の電子
    的信号変換装置。
  9. (9)上記スイッチ手段を動作させる手段が、上記スイ
    ッチ手段に最初第1キャパシタを充電し次いで第2キャ
    パシタの放電作用と次に第1と第2の両キャパシタを接
    続して電荷が第1キャパシタから逐次除かれるようにす
    る作用との両作用を繰返すシーケンスを行なわせる手段
    を含む、請求項(7)に記載の電子的信号変換装置。
  10. (10)第1のキャパシタの両端間電圧が、デジタル値
    がそれに変換されるべきアナログ電圧であり、かつ、N
    を第1と第2のキャパシタが相互接続されるべき回数に
    実質的に比例するとした場合に、べき数Nに対する第1
    の定数dに実質的に比例するものである、請求項(7)
    に記載の電子的信号変換装置。
  11. (11)第1のキャパシタのキャパシタンスを第1と第
    2の両キャパシタのキャパシタンスの和で除した値がそ
    の変換の対数の底を表わす比dである請求項(7)に記
    載の電子的信号変換装置。
  12. (12)比dが0.85と0.99の間の値である請求
    項(11)に記載の電子的信号変換装置。
  13. (13)第1キャパシタのキャパシタンスが第2キャパ
    シタのキャパシタンスの少くとも10倍であるような請
    求項(7)に記載の電子的信号変換装置。
  14. (14)デジタル値に変換されるべきアナログ信号のサ
    ンプルを一時的に保持する手段と、 第1および第2のキャパシタと、 第1と第2のキャパシタのうちの少くとも一方を選択的
    に充電する作用と、第1と第2のキャパシタのうちの少
    くとも一方を選択的に放電する作用と第1および第2の
    キャパシタを選択的に相互接続して両キャパシタ間で電
    荷の再配分が生ずるようにする作用とを含む選択的動作
    を行なうように一般的に動作するスイッチ手段と、 上記スイッチを動作させて選択的動作のシーケンスを行
    なわせ、この選択的動作の間に電荷の再配分動作が、ア
    ナログ信号のサンプルを含む所定の電気的状態が発生す
    るまで何回も繰返し発生するようにする手段と、 上記の動作が行なわれたときに生成される下記デジタル
    値が、アナログ信号のサンプルがそれに変換されるべき
    デジタル値を表わすように、上記電荷の再配分が生ずる
    回数の関数としてデジタル値を生成する手段と、を具備
    して成る電子的信号変換装置。
  15. (15)上記デジタル値を生成する手段が、電荷を再配
    分する選択的動作が起る回数に比例した数のカウントを
    増分増加させかつ所定の電気的状態が生じたときその増
    分増加作用を止める手段を含むことを特徴とする請求項
    (14)に記載の電子的信号変換装置。
  16. (16)上記所定の電気的状態は、第1のキャパシタの
    両端間の電圧が特定レベルに到達したことに基いている
    ことを特徴とする請求項(14)に記載の電子的信号変
    換装置。
  17. (17)第1キャパシタのキャパシタンスが、第2キャ
    パシタのキャパシタンスの少くとも10倍である請求項
    (14)に記載の電子的信号変換装置。
  18. (18)第1キャパシタのキャパシタンスを、第1と第
    2の両キャパシタのキャパシタンスの和で除した値が、
    この変換の対数の底を表わす比dであることを特徴とす
    る請求項(14)に記載の電子的信号変換装置。
  19. (19)比dが、0.85と0.99の間の値であるこ
    とを特徴とする請求項(18)に記載の電子的信号変換
    装置。
  20. (20)第1のデジタル値に変換されるべき第1のアナ
    ログ信号のサンプルを一時的に保持する手段と、第2の
    アナログ信号のアナログ・レベルに変換されるべき第2
    のデジタル値を一時的に保持する手段と、 第1および第2のキャパシタと、 上記第1および第2のキャパシタのうちの少くとも一方
    を選択的に充電する作用と、上記第1および第2のキャ
    パシタのうちの少くとも一方を選択的に放電させる作用
    とこの第1と第2の両キャパシタを相互接続して両者間
    で電荷の再配分が行なわれるようにする作用とを含む選
    択的動作を行なうように一般に動作するスイッチ手段と
    、上記スイッチ手段を動作させて上記選択的動作のシー
    ケンスを行なうようにし、この選択的動作の間に電荷の
    再配分動作が、第1アナログ信号のサンプルを含む所定
    の電気的状態が発生するまで何回も繰返し発生するよう
    にする手段と、 上記の動作が行なわれたときに生成される下記のデジタ
    ル値が、第1のアナログ信号のサンプルを表わす第1の
    デジタル値であるように、上記電荷の再配分が生ずる回
    数の関数としてデジタル値を生成する手段と、 第2のアナログ信号のアナログ・レベルに変換されるべ
    き第2のデジタル値を一時的に保持する上記手段に応動
    し、上記スイッチ手段が上記選択的動作のシーケンスを
    行ないこの動作の間に電荷の再配分が明確な回数だけ繰
    返し発生するように上記スイッチ手段を作動させる手段
    と、を有し、上記明確な回数は第2のアナログ信号のア
    ナログ・レベルに変換されるべき第2のデジタル値の関
    数であつて、その結果、上記の動作が行なわれた後の上
    記一方のキャパシタの両端間電圧が、第2デジタル値が
    それに変換されるべき第2アナログ信号のアナログ・レ
    ベルを表わすようになる、電子的信号変換装置。
  21. (21)アナログ形式に変換されるべきデジタル値を保
    持するカウンタ手段と、 第1および第2のキャパシタと、 一般的に、上記第1のキャパシタを電源から成る第1の
    電圧に充電するように動作する第1のスイッチ手段と、 一般的に、上記第2のキャパシタを、上記第1のキャパ
    シタが充電される電圧とは異なる或る電圧レベルに放電
    させるように働く第2のスイッチ手段と、 一般的に、上記のように充電された上記第1のキャパシ
    タを上記第2のキャパシタに接続して、電荷の再配分が
    生じて上記第1のキャパシタの両端間の電圧を上記第1
    電圧の所定何分の1かに低下させるように働く第3のス
    イッチ手段と、上記カウンタ手段に応動して、上記第2
    と第3のスイッチ手段を交互に繰返し動作させて、上記
    第1キャパシタの両端間電圧が所定分数値ずつ上記カウ
    ンタ手段に保持されたデジタル値で表わされる数に等し
    い或る回数繰返し低下するようにし、それにより上記回
    数低下した後の上記第1キャパシタ両端間の残存電圧が
    、変換されるべきデジタル値を表わす或るアナログ電圧
    であるようになる手段と、を具備して成る、電源と共に
    使用するデジタル−アナログ変換器。
  22. (22)第1のキャパシタを、電圧源から第1の電圧ま
    で充電する段階と、 第2のキャパシタを、上記第1のキャパシタが充電され
    た電圧とは異なる或る電圧レベルまで放電させる段階と
    、 上記の様に充電された第1のキャパシタを第2のキャパ
    シタに接続して、電荷の再配分が行なわれて上記第1の
    キャパシタの両端間の電圧が以前の電圧の所定の分数値
    に低下するようにする段階と、 上記第1のキャパシタの両端間の電圧を、上記デジタル
    値で表わされる数に等しい回数だけ所定の分数値ずつ繰
    返し低下させて、この回数だけ低下させられた後のこの
    第1キャパシタ両端間の残存電圧が、変換されるべきデ
    ジタル値を表わすアナログ電圧であるように、上記の放
    電と接続段階を交互に繰返し行なう段階と、を有し 上記繰返し動作するための手段が、第2と第4のスイッ
    チ手段を共に動作させまた次いで第3と第5のスイッチ
    手段を共に動作させて、上記第1のキャパシタ両端間の
    電圧が上記デジタル値で表わされる数の回数だけ各動作
    ごとに繰返し低下させられるようにする手段を含んで成
    る、 第1と第2のキャパシタおよびスイッチを使用してデジ
    タル値をアナログ形式に変換するためのデジタル−アナ
    ログ変換器の作動方法。
  23. (23)使用者に対する外部音声から電気的出力を発生
    させるためのマイクロホン手段と、 使用者の耳孔内に音声を放射する電気駆動式の受話器手
    段と、 それぞれ電荷をもつた複数のキャパシタとデジタル−ア
    ナログ変換に関係のある可変数に等しい可変回数だけ上
    記電荷の再配分を繰返し行なう手段とを含む対数アナロ
    グ−デジタルおよびデジタル−アナログ信号変換手段と
    、 を具備して成る補聴器。
  24. (24)デジタル値に変換されるべきアナログ信号のサ
    ンプルを第1と第2のキャパシタに一時的に保持する段
    階と、 この第1と第2のキャパシタのうちの少くとも一方を選
    択的に放電させかつ両者間の電荷の再配分が行なわれる
    ようにこの第1と第2のキャパシタを相互に選択的に接
    続する段階と、 上記選択的動作のシーケンスを、その動作中にアナログ
    信号のサンプルを含む所定の電気的状態が発生するまで
    電荷の再配分がある回数繰返し発生するように、行なう
    段階と、 上記動作が行なわれたとき生成される下記のデジタル値
    が、アナログ信号のサンプルをそれに変換すべきデジタ
    ル値を表わしているように、上記電荷の再配分が発生す
    る回数の関数としてデジタル値を生成する段階と、 より成る、第1と第2のキャパシタを使用してアナログ
    信号をデジタル形式に変換するためのアナログ−デジタ
    ル変換器の作動方法。
  25. (25)外部音声から電気的出力を発生させるマイクロ
    ホン手段と音声を発生する電気的に駆動される変換手段
    とを有し、この変換手段から発生した音声の一部が上記
    のマイクロホン手段に戻つてその電気的出力にフィード
    バック成分を付加するような電気音響システム用の電子
    的フィルタであつて;マイクロホン手段の電気的出力を
    電気的表示に変換する手段と、 上記のように変換されたマイクロホン出力を適応型出力
    と合成して合成信号入力を生成する第1の手段と、 上記合成信号入力を電子的に濾波して濾波済み信号を生
    成する電子的濾波手段と、 係数を表わすパラメータを電気的に記憶している適応型
    フィルタ手段であつて、上記電気的濾波手段と相互接続
    されていて一定パーセントの量を変化させる線形制御手
    段と、上記濾波済み信号を上記電気的に記憶された係数
    に対して電気的に処理して上記第1の手段に対する合成
    用の適応型出力を生成し、マイクロホン手段の電気的出
    力中のフィードバック成分を実質的に相殺するようにす
    る手段とを含む適応型フィルタ手段と、 より成る電子的フィルタ。
  26. (26)上記の電気的表示、合成信号、適応型出力、合
    成された信号、濾波済み信号および係数が、すべて実質
    的に対数形式であり、かつ上記適応型フィルタ手段が実
    質的に対数形式で動作する、請求項(25)に記載され
    た電子的フィルタ。
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