JPH01314942A - 構造物の異常検査方法 - Google Patents

構造物の異常検査方法

Info

Publication number
JPH01314942A
JPH01314942A JP14902988A JP14902988A JPH01314942A JP H01314942 A JPH01314942 A JP H01314942A JP 14902988 A JP14902988 A JP 14902988A JP 14902988 A JP14902988 A JP 14902988A JP H01314942 A JPH01314942 A JP H01314942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse width
striking
display
hammer
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14902988A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0786450B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Nishikawa
西川 秀利
Kunihiro Mihashi
三橋 邦宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP63149029A priority Critical patent/JPH0786450B2/ja
Publication of JPH01314942A publication Critical patent/JPH01314942A/ja
Publication of JPH0786450B2 publication Critical patent/JPH0786450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構造物の異常検査方法に係り、特に構造物を打
撃しこれによって発生するパルスを利用して非破壊的に
構造物内部の異常を検査するための構造物の異常検査方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、構造物に発生するクランクやハニカム構造物の表
面材とコアとの剥離等のような内部異常を検査する場合
の非破壊検査は、構造物をハンマーによって打撃し、こ
の時の打撃音によって作業者が異常か否かを判定する方
法が採られていた。
しかし、この方法では作業者の熟練度に依存したものと
なり、確定的な方法とはいえないものであった。このよ
うなことから、ハンマー自体の加速度を利用して得られ
たパルス幅と予め設定入力されている基準パルスとを比
較し、その比較値の大きさにより異常判別する方法も提
案されている。
これは、第7図に示されるように、打撃ハンマーにより
打撃して力センサや加速度センサによって得られるパル
ス幅Tを検出し、基準パルス幅T。
と次式により判別値Hを求めるようにしている。
H= (T−To ) X 100/To  −・=(
1)この(1)式により得られた判別値Hが、H〉10
では剥離有り、H〉20では大きな剥離有り、というよ
うな判別方法を採用していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構造物の異常検査方法では、検査
対象としての構造物が例えばハニカム構造物の場合、ハ
ニカムコアの厚さが変化したり、その表面材の厚さが変
化していると、基準値(正常(Lりを厚さの変化に応じ
て再設定しなければならない問題があった。また、特に
コアや表面材の厚さが連続的に変化している場合には、
基準値の設定ができないため、実際上は検査が不能とな
ることもあった。すなわち、上記方法では、ハニカム構
造物が第8〜9図に示したようにハニカムコアHの表面
材Sが内部で板厚が変化されたものである場合、各板厚
さの等しい領域(領域A、B。
C)の境界線を他の方法によって検査して引き、各領域
毎に基準値をそれぞれ設定して検査する必要があった。
更に、第10〜12図に示したように、表面材Sの板厚
が連続的に変化したり(第10図)、表面材Sは一定板
厚であるがハニカムコアHの厚さが連続的に変化したり
(第11図)、あるいはハニカムコアHおよび表面材S
は一定厚さであるが、ハニカム構造物の曲率が変化する
ことによって基準値が連続的に変化する場合がある(第
12図)。このような場合には、第13図に示されるよ
うに、板厚等が変化しない方向に対してのみ検査する必
要があり、基準値の設定回数が非常に多くなり、かつ一
つの直線方向にしか検査できない等の問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、基準値を特別に
設定することなく簡易に異常部分の検出を行うことので
きる構造物の異常検査方法を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る構造物の異常
検査方法は、打撃ハンマーに取り付けたセンサにより構
造物表面を打撃して得られるパルス幅を検出し、各打撃
点におけるパルス幅に対応する表示記号に変換し、この
表示記号を比較して構造異常部分を検出するように構成
した。
〔作用〕
上記構成によれば、構造物の正常部に対応する基準値を
特に設定しなくても、打撃ハンマーのセンサにより検出
されるパルス幅の大きさに比例して表示内容が変化する
表示記号を対応させる。この表示記号の例としてはパル
ス幅の大きさに応じて直径の大きさが変化するマーク等
を用い、これを検出点ごとに検査対象構造物に対応して
表示するようにすればよい。これによって、検査点の表
示記号が例えばマトリックス状に配置された検出点毎に
視覚表示されることになる。この結果、検出点の表示記
号の大きさが周囲2異なる場合があり、これにより周辺
領域の正常値に対して異常領域であることの判別ができ
るのである。
〔実施例〕
以下に本発明に係る構造物の異常検査方法の具体的実施
例を図面を参照して詳細に説゛明する。
第1図に実施例に係る構造物の異常検査方法を行う制御
装置のブロック図を示す。この制御装置は打撃ハンマー
をX−Y−Zの直交軸方向に移動させる三輪移動装置l
と、打撃ハンマー用のタッピングソレノイド2に駆動信
号を出力し、打撃ハンマーに付帯しているセンサ3から
の検出信号を入力するようにしている。三軸移動装W1
やタッピングソレノイド′2には入力装置4により予め
被検査構造物の形状情報や打撃ハンマーのタッピング時
間等の設定が行われ、これに基づいて例えば被検査構造
物の検査面をマトリックス状に分割し、縮機の分割線の
交点に沿って三輪移動装置1を移動させて打撃ハンマー
の打撃点を連続的に移動させるようにしている。そして
、各打撃点ではタフピングソレノイド2に駆動信号を与
えて打撃ハンマーに連続的なタッピング動作を与え、打
撃ハンマーに生じる応力変化をセンサ3により検出させ
るようにしている。打撃ハンマーに付帯したセンサ3は
応力変化を検出してこれをパルス幅検出回路5に出力し
、応力変化が生じている間のパルス幅をカウンタにより
カウントし、検出パルス幅を制御部6の符号変換器7に
出力している。符号変換器7では検出パルス幅に対応し
た表示記号に変換するもので、例えばパルス幅に比例し
た大きさのドツト表示信号や、階調の異なる白黒濃淡表
示記号、あるいはパルス幅に大きさに応じて光りの波長
を対応させた色表示信号や同等のパルス幅に対応する等
高線表示記号等に変換する。そして、この表示記号はC
PU8により画像信号としてデイスプレィ9に出力され
、マトリックス状に配列されている各打撃点上に表示記
号を重ねて表示させることにより視覚情報として逐次表
示し、必要に応じて記録装置10により外部出力するよ
うになっている。
第2図は上記三軸移動装置1の具体的実施例である。こ
の図に示されるように、三軸移動装置1は門型フレーム
12の梁部14を走行できる走行台1“6と、この走行
台16から前記梁部14と直交する方向に水平に延びる
アーム18と、更にアーム18に沿って走行する第二走
行台20とを備えており、第二走行台20には昇降アー
ム22を装着している。これにより、昇降アーム22の
下端は前記梁部14に沿うX軸方向、アーム18に沿う
Y軸方向、および昇降アーム22に沿うZ軸方向の三輪
方向に任意に移動できるようになっている。この昇降ア
ーム22の先端部分の駆動のため前記梁部14と走行台
16との間、アーム18と第二走行台20の間、および
第二走行台20と昇降アーム22の間にはピニオンラッ
ク機構248.24V、24□がそれぞれ設けられ、ピ
ニオンをモータ26x 、 26Y 、 26zによっ
て回転駆動させることによって、前記昇降アーム22の
先端を直交三輪方向に位置移動可能としている。
昇降アーム22の下端にはタッピングソレノイド2によ
って連続的にタッピング動作をなす打撃ハンマー30が
取り付けられている。前記打撃ハンマー30には圧電素
子からなるセンサ3が付帯されており、打撃ハンマー3
0が検査対象である構造物を打撃したことに伴うハンマ
一部の応力変化を検出するようにしている。したがって
、打撃ハンマー30は前記モータ26等を含む三輪移動
装置1により被検査構造物34の形状に任意に追随移動
させて打撃ハンマー30を被検査構造物34の表面に一
定間隔を保ちながらタフピングソレノイド2を駆動して
連続的に打撃させ、各打撃点の位置における打撃ハンマ
ー30が被検査構造物34に接触して押圧されることに
伴う応力変化をセンサ3によって検出するようにしてい
る。
上述のような構成に係る構造物の異常検査方法によって
検出されたセンサ3から得られるパルス幅をドツトマー
クの大きさに対応して表示させた例に付き第3〜4図に
基づいて説明する。被検査構造物34の検査表面に打撃
点をマトリックス配列し、この配列にしたがって三軸移
動装置1を駆動し、各打撃点にて打撃ハ′ンマー30を
作動させセンサ3からの検出信号を得てパルス幅検出回
路5に入力する。パルス幅検出回路5はパルス幅に応じ
た信号を符号変換器7に出力し、ここで検出パルス幅に
比例したドツトマークに変換する。これは検出パルス幅
をカウントし、このカウント数に比例する白黒濃淡画像
信号に変換すればよい。
この信号をCPU8に送出し、CPU8にて打撃点を中
心とする円形ドツトマークの画像信号に演算処理してデ
イスプレィ9に表示し、また必要に応じて記録装置10
からアウトプットする。このようにして各打撃点におけ
るパルス幅に対応するドツトマークは第3図に示すよう
な内容となる。
この例は被検査構造物34の表面材の板厚の変化による
パルス幅の変化よりも剥離によるパルス幅の変化が小さ
い場合であるが、視覚上明瞭に剥離部分を判別できる。
また、デイスプレィ9にはドツトマークのみでなく、パ
ルス幅の変化の大きい境界部に第5図に示したように境
界線36を表示するようにすれば更に明瞭に判別が可能
となる。これは隣接するドツトマークの大きさを比較す
る比較回路を設け、変化量が大きい部分間に境界線36
の信号を出力表示することで容易に実現できる。また、
境界線36のみを表示すれば、第6図のように表示さへ
パルス幅の大きさが異なる領域が明瞭になる。
その他、検出パルス幅の大きさに応じて白黒の濃淡の階
調差を付け、これを等価パルス幅毎に郡別表示すること
も可能であり、更に光りの波長に対応させて色の変化に
対応させることにより郡別表示するようにしてもよく、
各種の画像処理を施すことで構造物の異常部分を視覚表
示して判別することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る構造物の異常検査方
法によれば、構造物を打撃検査するに際して、予め正常
部分に対応する基準値を設定しなくても、被検査構造物
の異常部分が明確に視覚表示され、これにより構造物の
異常検査を簡易かつ迅速に実施できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る構造物の異常検査方法の制御装置
の構成図、第2図は三輪移動装置の斜視図、第3図は実
施例の方法で得られた検査部の画像表示の説明図、第4
図は第3図に対応する被検査構造物の断面図、第5図は
第3図の表示に境界線を付した説明図、第6図は境界線
表示をなした説明図、第7図は打撃ハンマーにより検出
されるパルス信号の説明図、第8図と第9図は表面材の
板厚の異なるハニカム構造物の平面図と断面図、1・・
・・・・三軸移動装置、2・・・・・・タッピングソレ
ノイド、3・・・・・・センサ、5・・・・・・パルス
幅検出回路、9・・・・・・デイスプレィ、10・・・
・・・記録装置、30・・・・・・打撃ハンマー。 第1図 5Iす 第2図 ユ 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 A  i13  巨 C 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、打撃ハンマーに取り付けたセンサにより構造物
    表面を打撃して得られるパルス幅を検出し、各打撃点に
    おけるパルス幅に対応する表示記号に変換し、この表示
    記号を比較して構造異常部分を検出することを特徴とす
    る構造物の異常検査方法。
JP63149029A 1988-06-16 1988-06-16 構造物の異常検査方法 Expired - Lifetime JPH0786450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63149029A JPH0786450B2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 構造物の異常検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63149029A JPH0786450B2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 構造物の異常検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01314942A true JPH01314942A (ja) 1989-12-20
JPH0786450B2 JPH0786450B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=15466113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63149029A Expired - Lifetime JPH0786450B2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 構造物の異常検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0786450B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420838A (ja) * 1990-05-15 1992-01-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 打撃検査システム
JPH11300870A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Mitsubishi Rayon Co Ltd 繊維強化プラスチック製サンドイッチボード
CN103837224A (zh) * 2014-03-06 2014-06-04 鞍钢股份有限公司 一种简易振幅测量装置及其使用方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101541978B1 (ko) 2013-12-31 2015-08-04 한국원자력연구원 배관 감육 검사장치 및 검사방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848177A (ja) * 1971-10-15 1973-07-07
JPS6358124A (ja) * 1986-08-28 1988-03-12 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 打撃式構造変化検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848177A (ja) * 1971-10-15 1973-07-07
JPS6358124A (ja) * 1986-08-28 1988-03-12 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 打撃式構造変化検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420838A (ja) * 1990-05-15 1992-01-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 打撃検査システム
JPH11300870A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Mitsubishi Rayon Co Ltd 繊維強化プラスチック製サンドイッチボード
CN103837224A (zh) * 2014-03-06 2014-06-04 鞍钢股份有限公司 一种简易振幅测量装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0786450B2 (ja) 1995-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2525202B2 (ja) ワ−クピ−スを自動的に検査するためのシステム
JPS582980A (ja) 自動光学検査装置および方法
JPH0367880A (ja) エレベータの物理パラメータの検知方法
JPH0367879A (ja) エレベータの物理パラメータを検知するための装置
JPH01314942A (ja) 構造物の異常検査方法
EP0351430A1 (en) Impact-type apparatus for inspecting structures
JPH06201611A (ja) シート状印刷物の欠陥検出方法
JPS6358124A (ja) 打撃式構造変化検出装置
KR100967084B1 (ko) 균열 모니터링 시스템, 균열 모니터링 방법 및 균열모니터링 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체
JP3151994B2 (ja) 溶接の継ぎ目の検査装置
JP2920900B2 (ja) 配管内部診断装置
JP3858990B2 (ja) 高速引張試験領域における真応力−歪みの測定装置
JPH1038692A (ja) 構造物の亀裂検査方法
JP2000028482A (ja) 液晶パネル評価装置
JPS58198710A (ja) 自動型検査装置
JPH0786451B2 (ja) 打撃検査方法および装置
JPH04346004A (ja) 変位測定装置
CN111830228B (zh) 一种钢丝绳损伤位置的动态定位方法及设备
JP2018087765A (ja) タイルの劣化診断装置およびタイルの劣化診断方法
JPS6444581A (en) Method and apparatus for inspecting component part
JPH0530164Y2 (ja)
JP2002277845A (ja) 液晶パネル欠陥箇所表示システム
Pham et al. Analog Magnetic Sensor-Robotic System for Steel Structure Inspection
JPH04109315U (ja) インパネ組立品の検査装置
JPS62115357A (ja) 欠陥検査装置