JPH01314791A - 梳毛外衣製品およびその製法 - Google Patents

梳毛外衣製品およびその製法

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JPH01314791A
JPH01314791A JP63140721A JP14072188A JPH01314791A JP H01314791 A JPH01314791 A JP H01314791A JP 63140721 A JP63140721 A JP 63140721A JP 14072188 A JP14072188 A JP 14072188A JP H01314791 A JPH01314791 A JP H01314791A
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JP
Japan
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worsted
wool
dyeing
outer garment
knitted fabric
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JP63140721A
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Michinobu Kaimori
道信 改森
Kunio Mizuguchi
水口 邦夫
Jiyunichi Touga
藤賀 順一
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水洗い可能な梳毛外衣製品およびその製法に
関するものである。
〔従来の技術〕
羊毛は、その表面が、第2図に示すように、疎水性のエ
ピクチクルN1と、親水性のエキソクチクル層2と、同
じく親水性のエンドクチクル層3とからなるうろこ状の
表皮で被覆されている。したがって、吸水すると、内側
のエキソクチクル層2とエンドクチクル層3とが膨らん
でパ゛イメタル効果により、第3図に示すように表皮が
外側に反った状態となり、繊維のこの部分同士が絡み合
って収縮(フェルト化)する。したがって、梳毛糸をそ
のまま編み地に形成した羊毛製品を、通常の浸染によっ
て染色(製品束)すると、フェルト化を生じることが大
きな問題となっている。しだがつて、羊毛の編み地染包
晶としては、フェルト化現象を起こさないかもしくはフ
ェルト化の少ない獣毛を混用、混紡した紡毛商品あるい
は縮絨(フェルト化)商品が一般的である。
ところで、水洗い可能な梳毛製品として羊毛肌着がある
。羊毛肌着は、通常、酸化処理および樹脂加工によって
防縮処理が施された梳毛糸を編み地化して染色し、染色
後にカット・ソウ(裁断および縫製)で形状を与えて製
品化するか、もしくは編み地化したものをカット・ソウ
またはフルファッションで成形し染色(いわゆる「製品
染」)して製品化して得られる。上記の場合、染料とし
ては、均染性には優れるが堅ろう度の低い酸性セミレベ
リング染料、酸性ミーリング染料等を用い、全体として
淡色に仕上げることが行われている。
これに対し、濃色に仕上げるような梳毛外衣製品は実用
化されていない。これは、肌着素材を堅ろう度の高い濃
色用染料、例えば酸性スーパーミリング染料1及応染料
等で濃色に染めようとしても、防縮加工のために梳毛糸
の繊維表面に付与された樹脂の作用で染め足が速くなり
、染料が均一にゆきわたらず染斑が生じて実用化できな
いからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、水洗い可能な編み地染色製品としては、濃
色のものが得られないため、その適用は肌着に止まり、
各種の色ものが必要なセーター等の外衣製品には適用さ
れていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、水洗
いが可能な梳毛外衣製品およびその製法の提供を目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、表面のクチクル
層の少なくとも一部が除去されその内側部が露呈してい
る羊毛繊維からなる梳毛糸が、編み地に形成されたのち
染色されている梳毛外衣製品を第1の要旨とし、上記梳
毛糸が、編み地に形成されたのち染色され、さらにポリ
アミドエピクロルヒドリン樹脂で防縮加工されている梳
毛外衣製品を第2の要旨とし、羊毛を塩素および酸素の
少なくとも一方で酸化処理することによりその表面のク
チクル層の少なくとも一部を除去しその内側部を露呈さ
せる工程と、上記羊毛を用いて編メ地を形成する工程と
、上記編み地を染色する工程とを備える梳毛外衣製品の
製法を第3の要旨とし、上記編み地を染色する工程の後
にポリアミドエピクロルヒドリン樹脂液で編み地を処理
する梳毛外衣製品の製法を第4の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明者らは、水洗い可能な梳毛編み地染外
衣製品を得るためにさまざまな方向から研究を進めた結
果、繊維表面のクチクル層を損傷もしくは除去し、樹脂
加工等を施すことなくそのままの状態で梳毛糸をつくり
、この梳毛糸を編み立てて編み地を形成したのち染色を
行うようにすると、染色時に編み地が収縮することなく
、しかも堅ろうな染料で濃色に染めることができること
を見いだし本発明に到達した。
つぎに、本発明の詳細な説明する。
本発明の対象とする梳毛外衣製品とは、羊毛繊維によっ
て形成された梳毛糸を編み地化して所定の色および形状
を与えて得られる外衣製品を示す。
そして、外衣とは、衣料を区別する上で肌着に対するも
ので、いわゆるセーターやポロシャツ、トレーニングス
ーツ、婦人用ワンピース、スーツ等のニット製品を示す
。また、本発明では帽子、靴下、マフラー等、編み地を
使った装身具等も含めて外衣製品という。
本発明の梳毛外衣製品は、例えばつぎの(1)〜(5)
の工程を経て得ることができる。
(1)羊毛繊維表面の改質 塩素もしくは酸素酸化により羊毛繊維表面にアニオンあ
るいはカチオンもしくはその双方を生じさせて親水性を
与える。すなわち、羊毛繊維の表面スケールのうち最外
層であるエビクチクル層を損傷もしくは溶出除去して羊
毛繊維表面の撥水性を除去し、さらに中間層であるエキ
ソクチクル層にも損傷を与えて羊毛繊維表面にアニオン
、カチオンを生じさせ、その表面を最内層であるエンド
クチクル層と同程度の親水性にする。上記のように両層
の親水性を同程度にすると、前記いわゆるフェルト化現
象が解消し、繊維表面のぬれ性が大幅に改善されること
になる。
なお、上記塩素もしくは酸素酸化を行う方法としては、
例えば公知のクロイ加工機を用いて塩素酸化(通常「塩
素化」と称している)する方法をあげることができる。
この方法は、塩素ガスや次亜塩素酸(NaOCj2)等
を用いて羊毛繊維の表面スケールのシスチンやペプチド
結合を破壊してイオンを生じさせるもので、羊毛製品の
防縮加工法としてよく知られている。本発明において、
上記塩素酸化を行う場合、その有効塩素量を1〜6%o
wf (繊維重量に対する重量、以下同じ)に設定する
ことが好適である。なお、このような酸化反応によって
生じる羊毛繊維表面の化学的な変化は下記の通りである
(以下余白) ■ シスチンの酸化 l        ]l NHNHNH l        1        1CH−CH2
−3−3−CHl2−CHCH−CH2−3O3”c=
o      c=o       C=0■ ペプチ
ド結合の切断 R−NH−C−R−一→ R−NH30+ 0OOC−
R■ 亜硫酸塩によるシスチン分解 I       1   ]           l
N11       NHNil          
 NHl       1  1          
1CH−Ctlz−3−3−Ctlz−CH←CH−C
)I2−3H+θ03SS−CH2−CHl     
  1  1          1アニオン基および
カチオン基が生じ、イオン結合能力が増大するとともに
、ぬれ性が向上する。ちなみに、通常の羊毛繊維の臨界
表面張力は40〜45 dyne/cmであるが、上記
改質によって臨界表面張力を55dyne/cm以上に
高めることができる。
したがって、後述する樹脂皮膜形成時に、臨界表面張力
が上記の値以下の樹脂を用いると、樹脂が羊毛表面に容
易に拡散するため、均一かつ強固な樹脂皮膜を形成する
ことができる。
なお、この改質処理は、スライバー、ばら毛。
トップ等の梳毛糸原料に対して行われる。
(2)紡績 上記のようにして改質された梳毛糸原料を、通常の方法
に従い紡績して梳毛糸を得る。梳毛糸の紡績方法として
は、英式、仏式等各種の方法かあり、得ようとする梳毛
糸の種類によって適宜選択される。
(3)梳毛糸の編み地化 上記紡績によって得られた梳毛糸を、第1図(a)に示
すように編み地4に編み立てたのち、同しく第1図(b
)に示すようにカット・ソウで製品形状に成形する。
(4)染色 上記製品形状に成形された編み地4を、バドル染色機、
ドラム染色機等の製品乗用染色機にかけて染色を行う。
すなわち、アルカリ性で前処理を実施したのち、染色を
弱アルカリ性でスタートし、煮沸時点でpHが酸性とな
るような条件で、堅ろうな酸性スーパーミリング染料1
及応染料等を用いて染色する。
(5)後樹脂加工 上記のようにして染色された編み地4に、親水性が改質
された羊毛繊維と共有結合しうる樹脂を供給し、上記染
料ごと羊毛繊維表面を被覆する樹脂膜を形成させて、染
料を羊毛繊維表面に強固に固定させる。形成させる樹脂
皮膜の厚みは15〜150mμ(ミリミクロン)、特に
100mμ前後にすることが好適である。上記厚みを実
現するためには、用いる樹脂の配合量を、0.3〜3.
0%owf、特に0.6〜1.5%oyfに設定するこ
とが好適である。
上記樹脂としては、アゼチジニウムカチオンを有し、か
つ水膨潤性を備える樹脂が最も好適である。
上記アゼチジニウムカチオンとは、下記に示すような四
級アンモニウムカチオンで、アニオン基と共有結合を形
成しやすい構造を有している。
(余   白  ) このようなアゼチジニウムカチオンを有し、かつ水膨潤
性を備える樹脂としては、ポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂であるハーコセット57 (デイック・バーキュ
レス社製、分子量6000〜10000)やボーラミン
E−125,ボーラミン300XC(ともに東邦化学社
製、分子量8000〜11000)等があげられる。こ
れらの樹脂の臨界表面張力は50〜54 dyne/c
m程度であり、前記改質された羊毛繊維(臨界表面張力
が55 dyne/cm以上)とのなじみ性がよい。そ
して、これらの樹脂の構造中に存在するアゼチジニウム
カチオンが前記改質された羊毛繊維のスルホン酸基(−
SO30)、カルボキシル基(−Cooθ)等と強力な
共有結合を形成して耐久性の高い樹脂皮膜を形成する。
したがって、羊毛繊維との共有結合あるいはファンデル
ワールス力等の化学的な力によって繊維表面に結合して
いる染料はこの樹脂皮膜に包みこまれるため、容易に羊
毛繊維表面から脱落することがなく、機械洗濯を繰り返
しても色落ちすることがない。
このようにして得られた梳毛外衣製品は、堅ろうな染料
によって充分に濃色かっ均一に染色されており、しかも
繊維自体が改質されているため水洗いおよび機械洗濯が
可能で、商品として優れた品質を有する。なお、上記製
法では、編み地4をカット・ソウで製品形状に成形した
のち染色しているため、染色条件等によっては、縫い目
部分が他の部分に比べ淡色になることがあるが、商品と
しては何ら問題はない。
このように、梳毛外衣製品が簡単に製品束できるという
ことは、無着色のままの中間品を保存しておき、流行に
よってつぎつぎと変わるニーズに合わせて順次染色を施
し市場に出すことができるということであり、本発明に
よって多様な商品展開を行うことができるようになる。
なお、上記製法では、染色工程後に樹脂加工を施してい
るが、この樹脂加工を施すことは任意である。すなわち
、紡績前の繊維改質工程(酸化工程)における改質の程
度が低い場合に強固な耐機械洗濯性、洗濯堅ろう度を得
ようとすれば、上記樹脂加工を施すことが好ましいが、
改質の程度が高い場合には、上記樹脂加工は不要である
また、上記製法では、編み地4をカット・ソウで製品形
状に成形した状態で染色を行っているが、製品形状に成
形する前の段階、例えば梳毛糸を編み地(ガーメント)
に編み立てた段階1前みごろや後ろみごろ等に裁断した
段階等で染色し、その後成形するようにしてもよい。し
たがって、本発明における「編み地」とは、いわゆるガ
ーメント等の編み地のほか、裁断された編ノ地、カット
・ソウで製品形状に成形された績み地等、各種の形態の
編み地を含める趣旨である。
さらに、上記製法では、染色を機械染色で行っているが
、特殊な風合いや色に仕上げる場合等には手染めを行う
ようにしてもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〕 まず、羊毛スライバーに下記の条件で塩素処理を施した
有効塩素量:5%owf 処理機  :クロイ加工機 処理温度 :10′C 処理時間 :10秒 つぎに、上記羊毛スライバーを紡績して2/48の梳毛
糸としたのち、この糸を編み立てて編み地にし、ついで
型紙に従い所定形状に裁断し縫製して婦人用セーター形
状の成形品を得た。
上記成形品を、パドル染色機にかけ下記の条件で染色し
た。
染料: Lanasol Yellow 4R (チバガイギー社製)   1.911%0訂Lana
sol Red 6G (チバガイギー社製)  0.542〃Lanasol
 Blue 3G (チハガイギー社製)   1.183〃助剤: NazSO410%owf (NH4)2SO45〃 NH40112〃 浴比; 1:50 温度;  95°C 時間:  30分 PH:染色初期p H8,O→染色終了前p H6,5
そして、上記染色終了時に、系を80“Cに冷却し、N
H4011を0.5%owf注入しP H7,8で15
分間アンモニア処理を行い水洗いした。ついで、酢酸を
0.5%owf注入して酸処理を行ったのち脱水し乾燥
した。
このようにして得られた染色品について、刺繍とボタン
付けを施したのちスチームセッターで形を整え婦人用セ
ーターを得た。
〔実施例2〕 まず、羊毛スライバーに下記の条件で塩素処理を施した
有効塩素量:2%0訂 処理機  :クロイ加工機 処理温度 ;10°C 処理時間 〜10秒 そして、実施例1と同様にして上記スライバーを梳毛糸
に紡績し編み地から成形品にしたのち、この成形品を実
施例1と同一条件で染色した。
上記染色工程におけるアンモニア処理後、引き続き下記
の手順で樹脂加工を含む後処理を行った。
■pH#周整 :pH5,5〜5.8 ■樹脂液注入; ポリアミドエピクロルヒドリン系樹脂液(ハーフセット
5フ、fイツク・バーキスレス 社製)固形分換算 2
.0%oivf 30°C×20分間処理 ■Na1lC03投入: p H7,0〜7.5に8周整 30°C×15分間処理 ■柔軟処理: 柔軟剤(エレガ/−ルCAX、明成化学社製)2.0%
oyf 30°C×15分間処理 ■水洗、脱水、乾燥 このようにして得られた染色品について、刺繍とボタン
付けを施したのちスチームセッターで形を整え婦人用セ
ーターを得た。
〔実施例3〕 上記実施例2と同様にして染色後、樹脂加工を含む後処
理を行わずに婦人用セーターを得た。
〔比較例1〕 梳毛糸として、なんら処理を施さないものを用いた。そ
れ以外は実施例1と同様にして婦人用セーターを得た。
〔比較例2〕 梳毛糸として、通常の防縮加工と同様の条件で酸化処理
と樹脂加工処理を施したものを用いた。
それ以外は実施例1と同様にして婦人用セーターを得た
このようにして得られた5種類の羊毛製婦人用セーター
について、肉眼で染着状態を評価するとともに、手洗い
試験(JIS 0217,106法)、実用洗濯試験(
、us o217,104法)を行い、洗濯後の外観を
評価し、かつフェルト収縮の有無を調べた。また、IW
S TM 185法に従い洗濯収縮率を測定した。
これらの結果を下記の表に示す。
(以下余白) 上記の結果から、実施例1.2品は洗濯を繰り返しても
収縮、外観のいずれも問題がなく、優れた品質を有して
いることがわかる。また、実施例3品は、最初の酸化処
理による改質の程度が低く、しかもあとで樹脂加工をし
ないため、収縮率が比較的大きくなっている。ただし手
洗いでは問題がないので、実用性は充分にあるといえる
これに対し、未処理の梳毛糸を用いた比較例1品は収縮
率が大きすぎて実用性がない。また、酸化処理と樹脂加
工がなされている梳毛糸を用いた比較例2品は染斑が生
じ、同じく実用性がない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の梳毛外衣製品は、繊維表面のク
ヂクル層を損傷もしくは除去しその内側部を露呈させる
ことにより梳毛系の染色性を改良し、この梳毛糸を編み
立てて染色を行うようにしたため、染色時に編み地を収
縮させることなく堅ろうに染めることができるようにな
った。したがって、本発明によれば、未染色でカット・
ソウまで終了した製品形状品を保管しておき、市場ニー
ズに合わせて順次流行色に染めて出荷することができ、
多様な商品展開を行うことができる。そして、このよう
にして得られた梳毛外衣製品は、水洗いおよび機械洗濯
が可能で、取り扱いが非常に便利で、商品価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明における編み地の成
形の過程を示す説明図、第2図および第3図は羊毛繊維
表面の構造を示す説明図である。 4・・・編み地 特許出願人  鐘 紡 株 式 会 社代理人   弁
理士  西 藤 征 彦(a) 第1図 (b)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面のクチクル層の少なくとも一部が除去されそ
    の内側部が露呈している羊毛繊維からなる梳毛糸が、編
    み地に形成されたのち染色されている梳毛外衣製品。
  2. (2)請求項(1)の梳毛糸が、編み地に形成されたの
    ち染色され、さらにポリアミドエピクロルヒドリン樹脂
    で防縮加工されている梳毛外衣製品。
  3. (3)羊毛を塩素および酸素の少なくとも一方で酸化処
    理することによりその表面のクチクル層の少なくとも一
    部を除去しその内側部を露呈させる工程と、上記羊毛を
    用いて編み地を形成する工程と、上記編み地を染色する
    工程とを備えることを特徴とする梳毛外衣製品の製法。
  4. (4)上記編み地を染色する工程の後にポリアミドエピ
    クロルヒドリン樹脂液で編み地を処理することを特徴と
    する梳毛外衣製品の製法。
  5. (5)染色工程で用いる染料が、酸性スーパーミリング
    染料および反応染料の少なくとも一方である請求項(3
    )または(4)記載の梳毛外衣製品の製法。
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