JPH0131361B2 - - Google Patents
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- JPH0131361B2 JPH0131361B2 JP13890684A JP13890684A JPH0131361B2 JP H0131361 B2 JPH0131361 B2 JP H0131361B2 JP 13890684 A JP13890684 A JP 13890684A JP 13890684 A JP13890684 A JP 13890684A JP H0131361 B2 JPH0131361 B2 JP H0131361B2
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- shell
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ペンダント、キーホルダー、ブロー
チ等の装身具、特に貝殻を利用した装身具の製造
方法に関するものである。
チ等の装身具、特に貝殻を利用した装身具の製造
方法に関するものである。
従来の貝殻を利用した装身具は、貝殻をそのま
ま利用したり、単にスライスしたままの貝殻片を
利用したりしていた。
ま利用したり、単にスライスしたままの貝殻片を
利用したりしていた。
このため、審美性に欠け、装身具としての機能
が十分に果せなかつた。
が十分に果せなかつた。
これを解決するものとして、貝殻片の空隙部に
合成樹脂を充填したものが存在した。
合成樹脂を充填したものが存在した。
空隙部に透明或いは、半透明の合成樹脂を充填
した場合、貝殻片の両端からサンドペーパーやバ
フで研磨しなければならずその製造工程に手数が
かかり、製造価格を高いものとしていた。
した場合、貝殻片の両端からサンドペーパーやバ
フで研磨しなければならずその製造工程に手数が
かかり、製造価格を高いものとしていた。
つまり、樹脂を流し込んだ場合、樹脂が下に流
れ出したり、固化する時のひけで凹凸が生じ両面
を研磨する必要があつた。
れ出したり、固化する時のひけで凹凸が生じ両面
を研磨する必要があつた。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、貝殻片等の
装身具の片面のみの研磨で製品化できる装身具の
製造方法を提供することを目的とする。
装身具の片面のみの研磨で製品化できる装身具の
製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、巻具の
貝殻をカツターで所定の厚さにスライスする工程
とスライスした貝殻片を次亜塩素酸（HClO）等
の酸で洗滌する工程とガラス板の上に水溶性合成
のりを塗布し、該貝殻片を固定する工程と、貝殻
片の欠損部を粘土で補足する工程と、貝殻片の空
隙部に合成樹脂を1/3、1/4流し込み第１層を形成
する工程と、星砂、サンゴ、貴石、宝石等の内容
物を投入する工程と内容物の上から透明な樹脂を
封入し、第２層を形成する工程、空隙部に内容
物、樹脂の充填された貝殻片を研磨する工程とか
ら成ることを特徴とする装身具の製造方法を構成
したことを特徴とする。
貝殻をカツターで所定の厚さにスライスする工程
とスライスした貝殻片を次亜塩素酸（HClO）等
の酸で洗滌する工程とガラス板の上に水溶性合成
のりを塗布し、該貝殻片を固定する工程と、貝殻
片の欠損部を粘土で補足する工程と、貝殻片の空
隙部に合成樹脂を1/3、1/4流し込み第１層を形成
する工程と、星砂、サンゴ、貴石、宝石等の内容
物を投入する工程と内容物の上から透明な樹脂を
封入し、第２層を形成する工程、空隙部に内容
物、樹脂の充填された貝殻片を研磨する工程とか
ら成ることを特徴とする装身具の製造方法を構成
したことを特徴とする。
以下、図面に従つて本発明の一実施例について
説明する。第１図は、本発明の装身具の製造方法
に使用される巻具１の一例を示し、第４図は各工
程を示す。巻具１を破線の部分で切り取り、スラ
イスすると第２図に示すような貝殻片２ができ
る。貝殻片２は、５〜７mmの厚さに、巻具の中心
のみを切り取つて作る。以上が第４図に示す工程
１である。次に工程２では、貝殻片２を次亜塩素
酸（HClO）で洗滌し、海中で付着した石灰分、
砂、土等の汚れを洗い落す。
説明する。第１図は、本発明の装身具の製造方法
に使用される巻具１の一例を示し、第４図は各工
程を示す。巻具１を破線の部分で切り取り、スラ
イスすると第２図に示すような貝殻片２ができ
る。貝殻片２は、５〜７mmの厚さに、巻具の中心
のみを切り取つて作る。以上が第４図に示す工程
１である。次に工程２では、貝殻片２を次亜塩素
酸（HClO）で洗滌し、海中で付着した石灰分、
砂、土等の汚れを洗い落す。
工程３では、石灰分等の付着物を洗い落した貝
殻片２を乾燥する。
殻片２を乾燥する。
工程４では、ガラス板等平面盤に水溶性の合成
のり４を一定の厚さに塗布する。そして、前記合
成のり４の上に貝殻片２を多数個並べ固定する。
のり４を一定の厚さに塗布する。そして、前記合
成のり４の上に貝殻片２を多数個並べ固定する。
工程５では、貝殻片２の欠損部２ａの周囲を粘
土５で補足し、樹脂が流れ出ないようにする。工
程６では、貝殻片２の空隙部６に透明合成樹脂７
を全厚さの1/3〜1/4流し込み、第１層を形成す
る。次に工程７で第１層の上に星砂、サンゴ、貴
石、宝石等の内容物を適宜な配置で投入する。
土５で補足し、樹脂が流れ出ないようにする。工
程６では、貝殻片２の空隙部６に透明合成樹脂７
を全厚さの1/3〜1/4流し込み、第１層を形成す
る。次に工程７で第１層の上に星砂、サンゴ、貴
石、宝石等の内容物を適宜な配置で投入する。
工程８では、内容物の上から透明な合成樹脂を
投入し、第２層を形成する。
投入し、第２層を形成する。
工程９は、投入した合成樹脂が固化した後、ガ
ラス板３の上に水を流しながら合成のりを軟化さ
せ、貝殻片２を取り脱す。
ラス板３の上に水を流しながら合成のりを軟化さ
せ、貝殻片２を取り脱す。
工程10は、取り脱した貝殻片２の上面をサンド
ペーパーで研磨して平面とする。
ペーパーで研磨して平面とする。
貝殻片２の下面は、合成のりで固化されていた
ので合成樹脂の固化に伴うひけが生じず、平面を
保つて形成されるため、研磨の必要がなく上面の
みを研磨すればよい。
ので合成樹脂の固化に伴うひけが生じず、平面を
保つて形成されるため、研磨の必要がなく上面の
みを研磨すればよい。
工程11では、サンドペーパーで平面になした貝
殻片２をバフで磨く。バフで磨くことにより合成
樹脂の透明度が増し、装身具としての効果が出
る。
殻片２をバフで磨く。バフで磨くことにより合成
樹脂の透明度が増し、装身具としての効果が出
る。
以上のようにしてできた貝殻片２に穴を明け
鎖、チエーンを付け、第５図、第６図に示すよう
にキーホルダーやペンダントとする。
鎖、チエーンを付け、第５図、第６図に示すよう
にキーホルダーやペンダントとする。
以上の実施例は、透明な合成樹脂を使用した例
を説明したが、半透明、或いは、薄い着色した樹
脂であつてもよい。
を説明したが、半透明、或いは、薄い着色した樹
脂であつてもよい。
また、内容物については、貴石、宝石の他に文
字等を封入することにより、名前や観光地名を表
示することができる。
字等を封入することにより、名前や観光地名を表
示することができる。
以上のように構成された本発明の製造方法によ
れば、スライスしたままの貝殻片に比べ審美性に
優れるとともに、強度や使い易さも増加する。
れば、スライスしたままの貝殻片に比べ審美性に
優れるとともに、強度や使い易さも増加する。
また、本発明の製造方法では、流し込んだ樹脂
が、下に流れ出したり、固化する際のひけで凹凸
が生じることがないので貝殻片の片面のみを研磨
すればよく製造工程を大幅に短縮することがで
き、製造コストを低くおさえることができる。
が、下に流れ出したり、固化する際のひけで凹凸
が生じることがないので貝殻片の片面のみを研磨
すればよく製造工程を大幅に短縮することがで
き、製造コストを低くおさえることができる。
第１図は本発明に使用する巻具を示す正面図、
第２図は貝殻片を示す平面図、第３図ａは樹脂投
入工程を示す側面図、第３図ｂはその一部拡大断
面図、第４図は本発明のプロセスを示す工程図、
第５図はキーホルダーに応用した例を示す平面
図、第６図はペンダントに応用した例を示す平面
図である。 １……巻具、２……貝殻片、３……ガラス板、
４……合成のり、５……粘土、６……空隙部。
第２図は貝殻片を示す平面図、第３図ａは樹脂投
入工程を示す側面図、第３図ｂはその一部拡大断
面図、第４図は本発明のプロセスを示す工程図、
第５図はキーホルダーに応用した例を示す平面
図、第６図はペンダントに応用した例を示す平面
図である。 １……巻具、２……貝殻片、３……ガラス板、
４……合成のり、５……粘土、６……空隙部。
Claims (1)
- １ 巻具の貝殻をカツターで所定の厚さにスライ
スする工程とスライスした貝殻片を次亜塩素酸
（HClO）等の酸で洗滌する工程とガラス板の上
に水溶性合成のりを塗布し、該貝殻片を固定する
工程と、貝殻片の欠損部を粘土で補足する工程
と、貝殻片の空隙部に合成樹脂を1/3、1/4流し込
み第１層を形成する工程と、星砂、サンゴ、貴
石、宝石等の内容物を投入する工程と内容物の上
から透明な樹脂を封入し、第２層を形成する行
程、空隙部に内容物、樹脂の充填された貝殻片を
研磨する工程とから成ることを特徴とする装身具
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13890684A JPS6119400A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 装身具およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13890684A JPS6119400A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 装身具およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119400A JPS6119400A (ja) | 1986-01-28 |
| JPH0131361B2 true JPH0131361B2 (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=15232895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13890684A Granted JPS6119400A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 装身具およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5681311B1 (ja) * | 2014-04-07 | 2015-03-04 | 建 伊敷 | 装身具の製造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596305Y2 (ja) * | 1992-07-02 | 1999-06-14 | 箔山産業株式会社 | 貴金属光沢を備えた装飾珠 |
| US20070237920A1 (en) * | 2004-04-19 | 2007-10-11 | Philippe Schoulz | Method for Manufacturing a Decorative Object with a Shell |
| JP5525098B1 (ja) * | 2013-10-18 | 2014-06-18 | 建 伊敷 | 装身具の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP13890684A patent/JPS6119400A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5681311B1 (ja) * | 2014-04-07 | 2015-03-04 | 建 伊敷 | 装身具の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119400A (ja) | 1986-01-28 |
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