JPH0131351Y2 - - Google Patents
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- JPH0131351Y2 JPH0131351Y2 JP10892187U JP10892187U JPH0131351Y2 JP H0131351 Y2 JPH0131351 Y2 JP H0131351Y2 JP 10892187 U JP10892187 U JP 10892187U JP 10892187 U JP10892187 U JP 10892187U JP H0131351 Y2 JPH0131351 Y2 JP H0131351Y2
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- water purifier
- cartridge
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浄水器に関するものである。
従来の水道栓直結の家庭用・業務用小型浄水器
の大方は、濾剤を充填したカートリツジ交換方式
のタイプのもので、活性炭、イオン交換樹脂、マ
イクロフイルター等が主として用いられ、水道水
中に含有されている遊離塩素、錆、水垢、有機物
等を上記の濾剤によつて吸着・除去している。
の大方は、濾剤を充填したカートリツジ交換方式
のタイプのもので、活性炭、イオン交換樹脂、マ
イクロフイルター等が主として用いられ、水道水
中に含有されている遊離塩素、錆、水垢、有機物
等を上記の濾剤によつて吸着・除去している。
上記の各濾剤は、被処理物質の吸着・除去する
処理能力に限界があり、濾過剤の被処理物質に対
する処理能力を超過した時点で、濾剤カートリツ
ジを交換しなければならない。
処理能力に限界があり、濾過剤の被処理物質に対
する処理能力を超過した時点で、濾剤カートリツ
ジを交換しなければならない。
従つて、現在、市販されている浄水器に付属し
てある説明書、仕様等には濾剤カートリツジの交
換時期・使用期間の表示が為されている。中に
は、被処理水の処理量についても並記しているも
のもある。しかし、現実の問題として、消費者の
浄水器を利用するに於いて通水量、使用頻度等に
関しては区々である。にも関わらず、説明書等の
表示は画一的であり、実際問題としては殆ど用を
なしていないのが実状である。従つて、濾剤カー
トリツジの交換に際しては、消費者の予測的な
勘、或いは気分といつた感覚的な問題によつて濾
剤カートリツジが交換されている。若しくは濾剤
カートリツジの交換時期、処理量が超過したにも
関らず依然として交換されることなく、汚染しき
つたまま使用されているものが多いことは事実で
ある。当社の調査では、浄水器の80%以上の濾剤
カートリツジが交換されずに使用されている。
てある説明書、仕様等には濾剤カートリツジの交
換時期・使用期間の表示が為されている。中に
は、被処理水の処理量についても並記しているも
のもある。しかし、現実の問題として、消費者の
浄水器を利用するに於いて通水量、使用頻度等に
関しては区々である。にも関わらず、説明書等の
表示は画一的であり、実際問題としては殆ど用を
なしていないのが実状である。従つて、濾剤カー
トリツジの交換に際しては、消費者の予測的な
勘、或いは気分といつた感覚的な問題によつて濾
剤カートリツジが交換されている。若しくは濾剤
カートリツジの交換時期、処理量が超過したにも
関らず依然として交換されることなく、汚染しき
つたまま使用されているものが多いことは事実で
ある。当社の調査では、浄水器の80%以上の濾剤
カートリツジが交換されずに使用されている。
こうした処理能力の超過した濾剤カートリツジ
内は想像以上に汚染されており、一般細菌等の雑
菌類、或いは藻数の発生・増殖、また、濾剤によ
つて既に吸着・除去された汚染物質の再流出につ
ながるという欠点があり、又社会問題として新聞
紙上等マスコミでとりあげられてたことは周知の
事実である。
内は想像以上に汚染されており、一般細菌等の雑
菌類、或いは藻数の発生・増殖、また、濾剤によ
つて既に吸着・除去された汚染物質の再流出につ
ながるという欠点があり、又社会問題として新聞
紙上等マスコミでとりあげられてたことは周知の
事実である。
本考案は、浄水器の使用者側の不確実な感覚
的・主観的判断に依らず、あくまでも客観的な表
示による判断によつてカートリツジの交換をし、
常時、安心して飲料出来る安全な浄水を得るよう
にすることを課題とする。
的・主観的判断に依らず、あくまでも客観的な表
示による判断によつてカートリツジの交換をし、
常時、安心して飲料出来る安全な浄水を得るよう
にすることを課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、浄水器の通水路内、若しくは内壁に水圧セン
サー、積算流量カウンター等を集積した電子回路
を設け、濾剤カートリツジの被処理水の処理能
力、あるいは使用期限を超えた時点で、LEDに
よつて点滅表示する装置を設けたことがある。
は、浄水器の通水路内、若しくは内壁に水圧セン
サー、積算流量カウンター等を集積した電子回路
を設け、濾剤カートリツジの被処理水の処理能
力、あるいは使用期限を超えた時点で、LEDに
よつて点滅表示する装置を設けたことがある。
上記の技術的手段は次のように作用する。
該浄水器に対し送水開始と同時に、水圧センサ
ーの感知によつて、バツテリーと電子回路を結ぶ
スイツチが入り、送水管内あるいは該浄水器の内
部の水圧を感知した信号は集積回路に送られ、水
量、通水時間等が予め記憶されているプログラム
に従つて換算し積算されていく。又、止水と同時
に電気回路が遮断され積算ウンターの働きも停止
する。同様の作用が反復され、カートリツジの処
理能力として、予め記憶させている数値に達した
時点で、LED等の点滅灯によつて表示され、濾
剤カートリツジの交換を促す。
ーの感知によつて、バツテリーと電子回路を結ぶ
スイツチが入り、送水管内あるいは該浄水器の内
部の水圧を感知した信号は集積回路に送られ、水
量、通水時間等が予め記憶されているプログラム
に従つて換算し積算されていく。又、止水と同時
に電気回路が遮断され積算ウンターの働きも停止
する。同様の作用が反復され、カートリツジの処
理能力として、予め記憶させている数値に達した
時点で、LED等の点滅灯によつて表示され、濾
剤カートリツジの交換を促す。
従つて、本考案は次に示す特有の効果を有す
る。
る。
1 カートリツジの交換時期等に関して意識する
必要がまつたくない。
必要がまつたくない。
2 カートリツジの処理能力限度以前に、交換指
示の表示が作動するため、常時清潔な状態を保
持し、清潔な水が得られる。
示の表示が作動するため、常時清潔な状態を保
持し、清潔な水が得られる。
3 配置する機器が極めて小さく、軽量な為、僅
かな空間が有れば設置出来る。従つて、水道栓
直結型の浄水器であるならば多種多様な器種に
応用できる。
かな空間が有れば設置出来る。従つて、水道栓
直結型の浄水器であるならば多種多様な器種に
応用できる。
4 記憶させる情報は、種々な組替が可能である
のであらゆる条件、地域差等に対応できる。
のであらゆる条件、地域差等に対応できる。
次に、本考案の実施例を図面に従つて詳述す
る。
る。
第1図に示すように、本考案実施の浄水器は主
として基盤7、本体カバー9と、脱着可能な濾剤
カートリツジ10によつて構成されている。
として基盤7、本体カバー9と、脱着可能な濾剤
カートリツジ10によつて構成されている。
更に、本体カバー9は、濾剤カートリツジ10
の収納を可能とし、上記カートリツジ10の上部
中央より突出している出水パイプ21を固定し、
且つ、被処理水との混合を防止するカートリツジ
固定用ネジ16とから成る。
の収納を可能とし、上記カートリツジ10の上部
中央より突出している出水パイプ21を固定し、
且つ、被処理水との混合を防止するカートリツジ
固定用ネジ16とから成る。
基盤7は、第2図に示すように、側面に本体カ
バー9及びカートリツジ内に被処理水を流入させ
る為の入水口ニツプル20を螺入してあり通水路
を形成している。入水口ニツプル20内に減圧定
量弁23を挿入し、更に基盤7の底面部に凹状の
空間を施し、又、基盤7の凹状の空間を被蓋する
に、基底蓋8をもつてする。
バー9及びカートリツジ内に被処理水を流入させ
る為の入水口ニツプル20を螺入してあり通水路
を形成している。入水口ニツプル20内に減圧定
量弁23を挿入し、更に基盤7の底面部に凹状の
空間を施し、又、基盤7の凹状の空間を被蓋する
に、基底蓋8をもつてする。
基盤7及び基底蓋8によつて構成されるところ
の凹部の空間部に、第1図、第2図に示すよう
に、前述の本考案の器材、水圧センサー1、電子
回路ブロツク2、バツテリー3、バツテリーケー
ス4、LED5が配置され、各器材は配線6によ
つて結線・連絡されている。
の凹部の空間部に、第1図、第2図に示すよう
に、前述の本考案の器材、水圧センサー1、電子
回路ブロツク2、バツテリー3、バツテリーケー
ス4、LED5が配置され、各器材は配線6によ
つて結線・連絡されている。
電子回路ブロツク2は、スイツチング、積算カ
ウンター、信号発信回路等の集積回路を形成して
おり、此れ等の回路保護と製作の簡素化、水分等
による漏電、短絡等の防止を図る為、又、秘密保
持の為、全体をシリコンによつて完全シールされ
ブロツク化されている。
ウンター、信号発信回路等の集積回路を形成して
おり、此れ等の回路保護と製作の簡素化、水分等
による漏電、短絡等の防止を図る為、又、秘密保
持の為、全体をシリコンによつて完全シールされ
ブロツク化されている。
基盤7と本体カバー9は、接続ビス18よつて
接合され、O−リングパツキン24によつて密閉
されている。
接合され、O−リングパツキン24によつて密閉
されている。
濾剤カートリツジ内は、上流側から活性炭12
カルシウム、サンゴ11が順次充填されており、
各濾剤の混合を防止する中間フイルター14がセ
ツトされている。
カルシウム、サンゴ11が順次充填されており、
各濾剤の混合を防止する中間フイルター14がセ
ツトされている。
本考案を設置した浄水器の通常の使用状態を次
に示す。
に示す。
入水口ニツプル20に流入した被処理水は、減
圧定量弁23によつて、地域差による水圧・流量
の多少に関わらず一定量にされて流入口22を経
て、本体カバー9と濾剤カートリツジ10との間
隙を上方に進み、濾剤カートリツジ10の上蓋に
穿設されている入水フイルター15を通過し、濾
剤カートリツジの一部を形成している活性炭12
によつて被処理水に含有している残留塩素、不純
物、有機物等を吸着・除去し、該処理水は更に中
間フイルター14を通り、サンゴ・カルシウム1
1内に通過する。この際、サンゴ、カルシウム1
1は処理水中に溶出・混入されミネラル・ウオー
ター化され、出水フイルター13を通じて出水パ
イプ21を上方に塑流し、最下流側の吐出管17
より取水される。
圧定量弁23によつて、地域差による水圧・流量
の多少に関わらず一定量にされて流入口22を経
て、本体カバー9と濾剤カートリツジ10との間
隙を上方に進み、濾剤カートリツジ10の上蓋に
穿設されている入水フイルター15を通過し、濾
剤カートリツジの一部を形成している活性炭12
によつて被処理水に含有している残留塩素、不純
物、有機物等を吸着・除去し、該処理水は更に中
間フイルター14を通り、サンゴ・カルシウム1
1内に通過する。この際、サンゴ、カルシウム1
1は処理水中に溶出・混入されミネラル・ウオー
ター化され、出水フイルター13を通じて出水パ
イプ21を上方に塑流し、最下流側の吐出管17
より取水される。
流入孔22の上流側に、地域差による水量、蛇
口の開閉ハンドルの操作等に関わらず、被処理水
の流入量を一定に保つ減圧定量弁23を挿入し、
一定量を流入させることが出来る。従つて、既知
の濾剤量からの被処理水の総処理量が算出される
ので、この総処理量から逆算することによつて、
総処理時間として置換出来る。この総通水時間を
集積回路に記憶させておき、毎回の通水時間を積
算していくことによつて、記憶させている時間に
達した時点でLED5が点滅する。
口の開閉ハンドルの操作等に関わらず、被処理水
の流入量を一定に保つ減圧定量弁23を挿入し、
一定量を流入させることが出来る。従つて、既知
の濾剤量からの被処理水の総処理量が算出される
ので、この総処理量から逆算することによつて、
総処理時間として置換出来る。この総通水時間を
集積回路に記憶させておき、毎回の通水時間を積
算していくことによつて、記憶させている時間に
達した時点でLED5が点滅する。
又、以上に水道水の圧力が高く、減圧定量弁で
も制御出来ない場合、電子回路ブロツク内の集積
回路に、予め記憶させている水圧と流量の対数に
よつて、地域性による水圧の強弱等を修正し、カ
ウンター回路によつて処理量を積算する。
も制御出来ない場合、電子回路ブロツク内の集積
回路に、予め記憶させている水圧と流量の対数に
よつて、地域性による水圧の強弱等を修正し、カ
ウンター回路によつて処理量を積算する。
一方、連続設置時間を計る3年程度の長期タイ
マーをセツトすることによつて時間的なものは知
ることが出来る。この場合でも時間超過した時点
でも同様にLED5が点滅する。
マーをセツトすることによつて時間的なものは知
ることが出来る。この場合でも時間超過した時点
でも同様にLED5が点滅する。
即ち、該浄水器に、被処理水の処理量及び使用
期間を予め記憶させた流量積算カウンター、及び
連続設置時間を積算する3年程度の長期タイマー
を装着し、予め設定しておいた数値を超過した場
合、或いは使用期間が超過した場合の何れかの条
件が充たされることによつて、LED5が点滅さ
れ、濾剤カートリツジ10の交換時を知ることが
できる。
期間を予め記憶させた流量積算カウンター、及び
連続設置時間を積算する3年程度の長期タイマー
を装着し、予め設定しておいた数値を超過した場
合、或いは使用期間が超過した場合の何れかの条
件が充たされることによつて、LED5が点滅さ
れ、濾剤カートリツジ10の交換時を知ることが
できる。
何れの場合でも、濾剤カートリツジの交換と同
時にバツテリーも交換する。この際、積算カウン
ターがリセツトされ、再び0から積算される。以
後、同様の操作が反復される。
時にバツテリーも交換する。この際、積算カウン
ターがリセツトされ、再び0から積算される。以
後、同様の操作が反復される。
第1図は本考案の実施例の断面図である、第2
図は基底蓋を取り外した時の底面図、第3図は入
減圧定量弁23、入水口ニツプル20及び流入口
22を含む基盤7の部分断面の拡大図である。図
中、 1は水圧センサー、2は電子回路ブロツク、3
はバツテリー、4はバツテリーケース、5は
LED、6は配線、7は基盤、8は基底盤、9は
本体カバー、10は濾剤カートリツジ、11はサ
ンゴ・カルシウム、12は活性炭、13は出水フ
イルター、14は中間フイルター、15は入水フ
イルター、16はカートリツジ固定用ネジ、17
は吐出管、18は接続ビス、19はO−リングパ
ツキン、20は入水口ニツプル、21は出水パイ
プ、22は流入孔、23は減圧定量弁、24はO
−リングパツキン。
図は基底蓋を取り外した時の底面図、第3図は入
減圧定量弁23、入水口ニツプル20及び流入口
22を含む基盤7の部分断面の拡大図である。図
中、 1は水圧センサー、2は電子回路ブロツク、3
はバツテリー、4はバツテリーケース、5は
LED、6は配線、7は基盤、8は基底盤、9は
本体カバー、10は濾剤カートリツジ、11はサ
ンゴ・カルシウム、12は活性炭、13は出水フ
イルター、14は中間フイルター、15は入水フ
イルター、16はカートリツジ固定用ネジ、17
は吐出管、18は接続ビス、19はO−リングパ
ツキン、20は入水口ニツプル、21は出水パイ
プ、22は流入孔、23は減圧定量弁、24はO
−リングパツキン。
Claims (1)
- 水道栓直結型のカートリツジ式の浄水器におい
て、通水路に流量を一定量に保つための減圧定量
弁を通水路に挿入し、該浄水器の差動時の水圧を
感知する水圧センサー、これに伴つて作動するス
イツチ、流量積算カウンターの集積回路、長時間
タイマー及びバツテリーを該浄水器の基底部内に
設置し、LEDを浄水器基底部の側面に、ブザー
を基底部内に固定し、LEDの点滅、ブサーの発
信音によつて該浄水器内の濾剤カートリツジ交換
時期を明示する機構を設けた浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10892187U JPH0131351Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10892187U JPH0131351Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412697U JPS6412697U (ja) | 1989-01-23 |
JPH0131351Y2 true JPH0131351Y2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=31344704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10892187U Expired JPH0131351Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131351Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520284Y2 (ja) * | 1986-02-17 | 1993-05-26 |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP10892187U patent/JPH0131351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412697U (ja) | 1989-01-23 |
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