JPH0131211Y2 - - Google Patents

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JPH0131211Y2
JPH0131211Y2 JP1981039289U JP3928981U JPH0131211Y2 JP H0131211 Y2 JPH0131211 Y2 JP H0131211Y2 JP 1981039289 U JP1981039289 U JP 1981039289U JP 3928981 U JP3928981 U JP 3928981U JP H0131211 Y2 JPH0131211 Y2 JP H0131211Y2
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JP
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endoscope
ring
insertion section
probe head
fixing hole
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、超音波プローブ本体に内視鏡を組
込んだ体腔内超音波診断装置に関するものであ
る。
体腔内を観察する光学視管と、超音波信号画像
を得るための超音波プローブとを組合せた体腔内
超音波診断装置としては、従来第1図及び第2図
に示すものが提案されている。これらの図におい
て符号1は超音波プローブ頭部で、その側部に超
音波信号送受信用窓部2を形成し、後部に湾曲部
3介して細径軸体4を連結してこの軸体4内に超
音波信号送受信用のコード、上記超音波プローブ
頭部1内のミラーを駆動するワイヤ等(図示せ
ず)を内蔵している。この軸体4は、光学視管5
が配設されている挿入部6のチヤンネル内を貫通
し、その後端部は光学視管手元部7及びチヤンネ
ル挿入口8を経て駆動部9に連結している。上記
光学視管手元部7には、ライトガイドケーブル1
0と、挿入部6の軸方向に対して傾斜状態の接眼
部11とが連結されている。又、駆動部9はその
下方に把持ハンドル12を連結して信号ケーブル
13を挿通していると共に、後方には駆動モータ
14を連結している。
上記超音波診断装置において、超音波像を得る
には、挿入部6及び超音波プローブ頭部1を体腔
内に挿入し、挿入部6内の光学視管5の視野内に
捕えられた所定臓器15に超音波プローブ頭部1
を当接して押し倒すように押圧し、第2図に示す
ように湾曲部3を湾曲させて超音波プローブ頭部
1の窓部2を臓器15に当接するものである。
しかしながら、上記従来の装置では光学視管5
先端の前方に超音波プローブ頭部1と湾曲部3と
が比較的長く突出しているため、体腔内に挿入す
る場合及び臓器15に超音波プローブ頭部1を密
着させる場合に、光学視管5の観察視野が遮ぎら
れてしまう上に、挿入部6を倒すよう押圧して湾
曲部3を湾曲させ当接しなければならず、操作し
にくく熟練的技術を要するという問題がある。
又、上記従来の構成では内視鏡5を挿入部6に
固定するには、一般に挿入部6の外周方向からね
じ込まれる固定用ねじを用いている。しかしなが
ら、このような固定ねじ方式であると内視鏡の挿
抜方向及び回転方向を固定するにはかなり締付け
なければならず、しかも挿入部は予め空気を充填
した体腔内に挿入される関係上、この挿入部に貫
通して配設される内視鏡と挿入チヤンネルとは気
密が保たなければならず、別途そのための構造を
必要としている。
この考案は上述した点に鑑みなされたもので、
内視鏡の挿抜方向及び回転方向の固定をワンタツ
チ操作によつて容易に行うことができ、しかもこ
の内視鏡の固定によつて同時に気密も保持でき、
内視鏡の固定手段と気密保持手段とを兼用できる
ようにした体腔内超音波診断装置を提供すること
を目的とする。
前記目的を達成するため本考案は、挿入部の先
端部に設けられた超音波プローブ頭部と、前記挿
入部の軸方向に設けられて内視鏡を挿抜自在に挿
入する内視鏡挿入孔と、この内視鏡挿入孔の後端
に連通する内視鏡固定用孔と、この内視鏡固定用
孔に配設されたOリングと、前記内視鏡固定用孔
の軸方向側内壁に形成されて前記Oリングを当接
して該Oリングの一方軸方向変位を規制するOリ
ング規制部と、前記内視鏡固定用孔内に配設され
てOリングを介して前記Oリング規制部に対峙す
る一方、軸方向に進退可能であつてOリング規制
部方向に前進させるときOリングを該Oリング規
制部に押圧させてOリングを径方向に変形させ、
このOリングの径方向変形によつて挿入した内視
鏡を弾性支持固定させる締付け部材とを備えて構
成している。
以下図面を参照してこの考案を具体的に説明す
る。第3図ないし第13図はこの考案の一実施例
を示している。これらの図において符号21は挿
入部で、この挿入部21の先端に順次前方から側
面に超音波送受信用窓部22を有する超音波プロ
ーブ頭部23と湾曲部24とが連結されており、
これら挿入部21、超音波プローブ頭部23、湾
曲部24はほぼ同一径に構成されている。上記湾
曲部24後方の挿入部21外周には視野方向に切
り欠かれた切欠窓25が形成され、この切欠窓2
5から挿入部21の後端にかけて内視鏡案内管2
6が配設され、細径の斜視型内視鏡27が挿抜自
在に挿入されている。そして、図示の腹腔内臓器
診断用のものにあつてはこの挿入軸21に形成さ
れた切欠窓25は、正常の使用状態において術者
から見て右方向にあり、この切欠窓25に斜視型
内視鏡27の先端が位置して右斜め前方が内視鏡
視野にはいるようになつている。上記斜視型内視
鏡27は、視野方向がほぼ45度か、それ以上のも
のが使用される。又、挿入部21に形成された切
欠窓25の視野方向傾斜角は、5度〜25度の範囲
に形成されて内視鏡27の視野が挿入部21外周
によつて遮ぎられないよう構成されている。
上記挿入部21の後端には手元部本体28が連
結され、正常の使用状態においてこの手元部本体
28の上部外周に軸方向に対してほぼ60度前方に
傾斜状態の把持グリツプ29が一体に連結されて
おり、片手で把持するよう構成されている。これ
は、特に深部臓器を診断すべく挿入部21を体腔
内に挿入する場合等挿入部21を大きく傾斜させ
ても把持グリツプ29が体壁に当接して邪魔にな
らないようにしたものである。この把持グリツプ
29の頭部は、ほぼ球面状の湾曲操作部30を有
し、この湾曲操作部30に湾曲操作レバー31を
突設して上記把持グリツプ29を把持した手の親
指で操作するようになつている。
超音波走査用モータを内蔵した駆動装置32
は、上記把持グリツプ29とは別体に構成され、
この駆動装置32と把持グリツプ29とはフレキ
シブルな駆動ケーブル33にて接続されている。
又、駆動装置32は、信号ケーブル34を介して
ブラウン管35を備えた表示装置36に接続され
ている。
さらに、上記斜視型内視鏡27の接眼部37前
方には、フレキシブルなライトガイドケーブル3
8が連結され、光源装置39に接続されるように
なつている。このライトガイドケーブル38及び
上記駆動ケーブル33は、挿入部21の体腔内へ
の挿入、超音波プローブ頭部23の所定臓器への
当接操作並びに超音波診断操作の邪魔にならない
よう操作性を向上させるために、夫々内視鏡接眼
部37と、把持グリツプ29頭部の湾曲操作部3
0との同一横方向に接続されている。
超音波プローブ頭部23と湾曲部24とは第6
図に示すよう構成されている。即ち、超音波プロ
ーブ頭部23には媒質室40が形成されており、
この媒質室40内に超音波振動子41とミラー4
2とが相対向して配設されている。この振動子4
1には駆動装置32から挿入部21内を挿通され
た信号ケーブル43が接続されていると共に、ミ
ラー42には軸部44が形成され、この軸部44
に可撓性駆動軸45が連結されている。一方、湾
曲部24は複数の関節部材46…を枢支して構成
され、この関節部材46…を外被ゴム47にて被
覆し、さらに先端関節部材46に湾曲操作部30
から挿通された操作ワイヤ48を止着している。
この湾曲部24の湾曲方向は、第11図に示す
ように内視鏡27の視野方向、即ち正常の使用状
態において術者からみて右方向に設定されてお
り、第12図に示す如く内視鏡27の視野内に超
音波送受信用窓部22がはいるようになつてい
る。このように、図示の腹腔内臓器診断用のもの
にあつては、挿入部21に挿入された内視鏡27
の視野方向、及び湾曲部24の湾曲方向が術者か
ら見て右方向に設定されているのは、腹腔内臓器
49の超音波診断に用いる場合、どの部分の皮膚
に血管が多いか、臓器はどの位置にあるかはおの
ずと決まつており、従つて挿入位置、挿入方向は
医学上決定しているため、正常の使用状態におい
て右方向に視野があり且つこの視野方向に湾曲す
れば、臓器の観察、臓器への超音波プローブ頭部
23の密着等体腔内での操作・観察に適している
からである。従つて、腹腔内臓器以外の超音波診
断に用いるものは、上記内視鏡27の視野方向、
湾曲方向は右方向でなくてもよいことは勿論であ
る。さらに、超音波プローブ頭部23に設けた超
音波送受信用窓22は、湾曲部24の湾曲時にお
いて該窓22がどの部位に当接しているか視認で
きるよう内視鏡27の視野方向と直交する位置に
配設されている。
又、第7図に示す如く挿入部21に形成した切
欠窓25は、挿入部21を構成する外套管50の
先端と湾曲部24とを接続する接続部材51に形
成されている。そして、この接続部材51の外套
管50側は外套管50内側に嵌入・固定されてい
る一方、接続部材51の湾曲部24側は関節部材
46を内側に係合し、外側の接続部材51外周か
らビス52…をねじ込み固定されている。この構
成によつて駆動軸53、信号ケーブル43、操作
ワイヤ48等を内蔵する接続部材51と関節部材
46との接続部内側が広く取れるようになつてい
る。さらに、第9図に示すように、上記挿入部2
1に形成される切欠窓25を大きく取るため、挿
入部外套管50内に挿通されるミラー駆動用駆動
軸53は内視鏡27の視野方向と反対側に配設さ
れている。
又、挿入部21と手元部本体28との接続は第
10図に示すようになつている。即ち、内視鏡案
内管26、駆動軸管54及び挿入部外套管50を
夫々保持固定するパイプ受け55を手元部本体2
8内に嵌入し、この手元部本体28の外周におね
じを形成して外周方向からめねじを有するキヤツ
プ56を螺合し、上記パイプ受け55を手元部本
体28に押圧・固定している。
又、上記ミラー駆動軸53はパイプ受け55内
にてベアリングにて軸受されていると共に、パイ
プ受け55端部位置が終端になつており、この駆
動軸53終端に把持グリツプ29内を挿通された
可撓性駆動軸45を接続している。この可撓性駆
動軸45は可撓管内に配設されている。
一方、手元部本体28の後端側には、内視鏡案
内管26に連通する固定用孔57が形成されてお
り、この固定用孔57内に内視鏡27の外周に係
合するOリング58を挿入し、さらに上記固定用
孔57内に該孔57の内周に設けた螺旋状溝59
に係入するピン60を突出したOリング締付け体
61を螺入して上記Oリング58を押圧変形さ
せ、この変形したOリング58にて内視鏡27を
締め付け抜脱方向と回転方向を固定すると共に、
気密を保持している。上記固定用孔57は、先端
側に内径方向へ環状に突出して挿入したOリング
58を当接するOリング規制部を有し、Oリング
締付け体61にて軸方向前方へ押圧されるOリン
グ58を当接させ、該Oリング58の前方軸方向
への変位を規制してOリング58を径方向に変形
させるようになつている。又、上記Oリング締付
け体61は内視鏡27を挿通させるよう筒状に形
成されていると共に後部外周にレバー62が突設
されている。
又、内視鏡27を手元部本体28に固定するに
は、内視鏡27に係合したOリング58を手元部
本体28の固定用孔57に内視鏡27とともに挿
入し、その後ピン60を内周の螺旋状溝59に係
入して回動させながらOリング締付け体61を挿
入して上記Oリング58をこの締付け体61と固
定用孔57壁面にて押圧変形させ、この変形した
Oリング58によつて内視鏡27を締付け、挿抜
方向及び回転方向を固定する。このOリング58
による内視鏡27の締め付けによつて挿入部21
内側と外側との気密が保持されるものである。
第13図に示すものは上記内視鏡固定構造の他
の実施例である。この実施例は締付け体61先端
と、固定用孔57内壁とを内側に開いたテーパ状
に形成し、Oリング58の変形に方向性を与えら
れるよう構成されている。
このような構成では、第11図に示すように術
者が片手にて把持グリツプ29を把持すると共に
把持グリツプ29の頭部に形成したほぼ球状の湾
曲操作部30の湾曲操作レバー31に親指の腹部
を当てがつた状態で、図示しないトラカールを介
して挿入部21を体腔内、たとえば腹腔内に挿入
するが、その際、斜視型内視鏡27にて湾曲部2
4後方のたとえば挿入部21右方向斜め前方を観
察しながら超音波プローブ頭部23を臓器49に
誘導する。そして、臓器49を確認した後に上記
親指にて湾曲操作レバー31を操作し、操作ワイ
ヤ48を牽引して湾曲部24を内視鏡27の視野
方向、図に示す腹腔内診断用にあつては術者から
見て右方向に湾曲させて超音波プローブ頭部23
及び超音波送受信用窓部22を視野内に入れて第
12図に示すように臓器49とこれらを視認しな
がら上記超音波送受信用窓部22を臓器49の所
定部位に密着させるものである。
上記したように、内視鏡27は湾曲部24後方
の挿入軸21側部に形成した切欠窓25に臨ま
せ、しかも先端は斜視型となつているので、視野
が超音波プローブ頭部23、湾曲部24に遮えぎ
られることなく臓器を視認しながら挿入でき、し
かも超音波プローブ頭部23を内視鏡27の視野
方向に湾曲できるので臓器49への密着操作は臓
器49と超音波プローブ頭部23の両者を視認し
なが行え正確にしかも容易に診断できる。又、超
音波送受信用窓部22がどの位置に当接している
かも確認できる。
上述したようにこの考案によれば、挿入部に挿
抜自在に配設される内視鏡の挿抜方向及び回転方
向の固定をワンタツチ操作によつて容易に行うこ
とができ、さらにはこの内視鏡の固定によつて内
視鏡と挿入孔との気密も同時に保持でき、従つて
別途気密保持構造を構成することを不要とし、構
成を簡単にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波診断装置を示す正面図、
第2図は同上の使用状態図、第3図以下はこの考
案の一実施例を示し、第3図は超音波診断装置の
全体概略図、第4図は挿入部から内視鏡を抜脱し
た状態を示す正面図、第5図は第4図のA方向矢
視図、第6図は超音波プローブ頭部と湾曲部を示
す断面図、第7図は挿入部の切欠窓及び湾曲部と
接続部材との接続構造を示す断面図、第8図は第
7図のB−B線断面図、第9図は挿入部の横断面
図、第10図は手元部本体を示す要部切欠断面
図、第11図は使用状態を示す説明図、第12図
は第11図における内視鏡の視野を示す詳明図、
第13図は内視鏡固定手段の他の実施例を示す断
面図である。 21……挿入部、23……超音波プローブ頭
部、27……内視鏡、57……固定用孔、58…
…Oリング、61……締付け体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 挿入部の先端部に設けられた超音波プローブ頭
    部と、 前記挿入部の軸方向に設けられて内視鏡を挿抜
    自在に挿入する内視鏡挿入孔と、 この内視鏡挿入孔の後端に連通する内視鏡固定
    用孔と、 この内視鏡固定用孔に配設されたOリングと、 前記内視鏡固定用孔の軸方向側内壁に形成され
    て前記Oリングを当接して該Oリングの一方軸方
    向変位を規制するOリング規制部と、 前記内視鏡固定用孔内に配設されてOリングを
    介して前記Oリング規制部に対峙する一方、軸方
    向に進退可能であつてOリング規制部方向に前進
    させるときOリングを該Oリング規制部に押圧さ
    せてOリングを径方向に変形させ、このOリング
    の径方向変形によつて挿入した内視鏡を弾性支持
    固定させる締付け部材と、 を具備したことを特徴とする体腔内超音波診断装
    置。
JP1981039289U 1981-03-22 1981-03-22 Expired JPH0131211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981039289U JPH0131211Y2 (ja) 1981-03-22 1981-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981039289U JPH0131211Y2 (ja) 1981-03-22 1981-03-22

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Publication Number Publication Date
JPS57152108U JPS57152108U (ja) 1982-09-24
JPH0131211Y2 true JPH0131211Y2 (ja) 1989-09-25

Family

ID=29836416

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JP1981039289U Expired JPH0131211Y2 (ja) 1981-03-22 1981-03-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596130A (en) * 1979-01-13 1980-07-22 Olympus Optical Co Ultrasoniccwave probe

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114386U (ja) * 1978-01-31 1979-08-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596130A (en) * 1979-01-13 1980-07-22 Olympus Optical Co Ultrasoniccwave probe

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JPS57152108U (ja) 1982-09-24

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