JPH01309572A - オートフォーカスビデオカメラ - Google Patents

オートフォーカスビデオカメラ

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JPH01309572A
JPH01309572A JP63141290A JP14129088A JPH01309572A JP H01309572 A JPH01309572 A JP H01309572A JP 63141290 A JP63141290 A JP 63141290A JP 14129088 A JP14129088 A JP 14129088A JP H01309572 A JPH01309572 A JP H01309572A
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distance
focus evaluation
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健一 菊地
Masao Takuma
宅間 正男
Toshinobu Haruki
春木 俊宣
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (句産業上の利用分野 本発明は、撮像素子より得られる撮像映像信号を基に、
焦点の自動整合を行うビデオカメラのオートフォーカス
装置に関する。
(ロ)従来の技術 ビデオカメラのオートフォーカス装置に於て、撮像素子
からの映像信号自体を焦点制御状態の評価に用いる方法
は、本質的にバララックスが存在せず、また被写界深度
が浅い場合や遠方の被写体に対しても、精度よく焦点を
合わせられるなど優れた点が多い。しかも、オートフォ
ーカス用の特別なセンサも不必要で機構的にも極めて簡
単である。特開昭61−105978号公報(1−10
4N5/232)4こは、前述のごときオートフォーカ
ス装置の一例が開示されている。
前記従来技術は、撮像映像信号の高域成分レベルを、画
面の中央に設定したフォーカスエリアの範囲内でA/D
変換し、この変換データを積算回路にてフィールド毎に
積算し、この1フイ一ルド分のディジタルデータを焦点
評価値として保持し、1フイールド前の評価値と比較し
て、常に焦点評価値が最大になる方向にフォーカスモー
タを駆動制御せしめている。
この種のオートフォーカス装置に於いては、通常、レン
ズを合焦位置に一旦保持した状態で評価値の時間的な変
化を監視し、その変化量が一定以上の時には、被写体が
変化したものとして、オートフォーカス動作を再開する
ように構成されている。
(ハ)発明か解決しようとする課題 前述のように、前記従来技術に於いては、オートフォー
カス動作は1フイールド毎に得られる焦点評価値の変化
を監視して、常に焦点評価値が最大となる様にレンズを
制御しているが、合焦後に被写体が移動して焦点評価値
に変化が生じても、被写体までの距離が変化して焦点評
価値が変化したのか、それとも被写体まての距離は変化
せずに横方向に移動したり、被写体そのものの形状が変
化して焦点評価値が変化したのか判断が困難になる。そ
こで、焦点評価値が一定以上変化した場合には、フィー
ルドレンズを前後に一定量だけ微動させてややデフォー
カス状態にして、それによる焦点評価値の変化で被写体
までの距離が変化したのかを判断するようにしている。
このため、等距離の被写体に対するバンニングやチルテ
ィング、また明るさの変化など、被写体までの距離に変
化がない場合でも、焦点評価値の時間的な変化により、
フォーカスレンズを動かしてデフォーカスにしてしまい
、見苦しい印象を与える。
(副課題を解決するための手段 合焦後に焦点評価値の変化量が一定以上の時、レンズ位
置を光軸に沿って前後に微動させ、この時の焦点評価値
の変化を監視することにより、被写体の合焦点よりの移
動を検知する際に、複数の帯域が異なる高域成分の相対
比により、合焦位置近傍では微動量を小さく、合焦位置
から離間する位置では微動量を大きくなる様に切換えて
いる。
(ホ)作 用 本発明は、前述の如く構成したので、焦点評価値が変化
した要因が、被写体までの距離が変化したことによるの
か、または被写体が横に移動したり、被写体の形状が変
化したものかを、相対比により先ず判断し、被写体まで
の距離が変化していない可能性が高い時にはなるべく少
しのフォーカスリングの移動で確認し、また被写体ま、
での距離が変化した可能性が高いと判断した時は、すば
やく被写体の移動確認ができる。
(へ)実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。
第1図は本実施例の回路ブロック図である。
スリング(3)を駆動するフォーカスモータ(4)と、
被写体光を撮像映1象信号に変換する固体撮像素子=4
− (CCD)を有する撮像回路(8)が配されている。
撮像回路(8)により得られる撮像映像信号中の輝度信
号は、カットオフ周波数の異なる第1バイパスフイルタ
(HPF)(91と、第28 P F (10)及び同
期分離回路(12)に送られる。
同期分離回路(12)にて輝度信号より分離された垂直
同期信号(VD)、水平同期信号()(D)は、サンプ
リングエリアを設定するために切換制御回路(13)に
供給される。切換制御回路(13)は、垂直 水平同期
信号(VD)  (HD)及びCCDを駆動させるクロ
ックとなる固定の発振器出力に基いて、画面中央に長方
形のフォーカスエリアが設定てきる様に選択信号(S−
が後段の選択回路(15)に出力され、また、第1 H
P F (9)、第2 HP F (10+出力が1フ
イ −ルド毎に切換わる様に切換信号(Sl)が切換回
路(14)に出力される。
切換回路(I4)は切換信号(S、)を受けて、1フイ
ールド毎に第1 HP F (91出力と第28PF(
10)出力を選択し°ζ後段の選択回路(15)に出力
する。
選択回路(15)は、選択信号(S2)に基いて、切換
回路(14)にて選択された出力をフォーカスエリア内
のものに関して積算回路(16)に選択出力する。即ぢ
、フォーカスエリアに関する各フィルタ出力はフィール
ド毎に交互に積算回路(16)に出力へ される。
積算回路(16)はA/D変換器(22)、加算器(2
3)、メモリ回路(24)にて構成され、A/D変換器
(22)は選択回路(15)を通過してくる各フィルタ
出力を順次A/D変換して、加算器(23)に出力する
。加算器(23)は前段のA/D変換器(22)後段の
メモリ回路(24)と共にディジタル積分器を構成して
おり、メモリ回路(24)出力とA/D変換器(22)
出力を加算して、その加算結果を再びメモリ回路(24
)に供給する。メモリ回路(24)はフィールド毎にリ
セットされ、加算器(23)出力、即ちフィルタを経た
輝度信号のレベルのディジタル変換値のフォーカスエリ
アについての1フイ一ルド分を保持することになる。
この各メモリ回路の積分値は、更に後段のメモリ回路(
25)に記憶される。
第1 HP F (91、第28 P F (101の
夫々のカットオフ周波数は600 K I−1z以上、
200KHz以上に設定されており、実際には600K
Hz〜2.4MHz、200KHz〜2.4MHzの通
過域を有するBPFにて設定可能である。この時の2.
4MHzは輝度信号とは余り関係のない極めて高い周波
数である。従って、第1、第2 HP F (9) (
10)のいずれかを通過した輝度信号の高域成分が、1
フイ一ルド分についてディジタル的に積分され、フォー
カスエリアの現フィールドの評価値としてメモリ回路(
25)に記憶されることになる。ここでメモリ回路(2
5)に記憶されている積分値はフォーカス制御用の焦点
評価値として後段のマイクロコンピュータ(マイコン>
 (26)にて演算処理される。
これらの評価値は、マイコン(26)によりソフトウェ
ア的に処理され、この処理結果に基いて一7= フォーカスモーフ制御回路(27)に指令を発し、フォ
ーカスモータ(4)を駆動させてフォーカスレンズ(2
)を進退させ、焦点評価値が最大となる様にオー■・フ
ォーカス動作を実行する。
次に第2図以下のフローチャートを用いて本発明の合焦
動作及び合焦点確認動作を実行するためのAPルーチン
について説明する。
まず5TEP(41+では、メモリ回路(25)に記憶
されているフォーカスエリアにおける積分値から焦点評
価値及びその相対比が算出され、この後に山登り制御に
入る。
山登り制御は、評価値安定確認ルーチン(45)、方向
判別ルーチン(46)、山登りルーチン(47)、頂点
復帰ルーチン(48)、評価値変動監視ルーチン(49
)の5つのルーチンから成り、これらのモード選択は各
条件に応じて、5TEP(441にて動作モードコード
(MODE)がO〜4のいずれであるかを判別すること
により為され、通常は評価値安定確認ルーチン(45)
一方向判別ルーチン(46)→山登りルーチン(47)
→頂点復帰ルーチン(48)→評価値変動監視ルーチン
(49)の順に実行される。
各ルーチンの終了後、5TEP(501にてHPFの切
換えが為される。即ち、切換回路(14)にて現フィー
ルドのAPルーチンの実行が第1HPF(9)により為
されていた場合には、次フィールド御回路(13)に制
御信号を供給する。従って、AFルーチン(35)が実
行されている間は、フィルタは1フイールド毎に第1 
HP F f9+と第2HPF(10)とが交互に切換
わることになる。
次に第2図の1フイールド毎に為されるAPルーチンで
実行される各動作について、個別にその構成、動作、利
点を説明する。ます、5TEP(41)の焦点評価値及
びその相対比の算出動作について、第3図のフローチャ
ートを参考に説明する。まず、現フィールドにおいてメ
モリ回路(25)に保持されている積分値の中で、積分
回路(16)にて積分された積分値、即ちフォーカスエ
リアにおける積分値D 、A T Aが、第1 HP 
F (9iと第2HPF(10)のいずれのHPFを用
いて抽出したかの判別が5TEP(51+にて為され、
5TEP(52)(53)にて第1 HP F (9)
によるものであればDA TAは、メモリAに代入され
、第2)(PF(10)によるものであれば、メモリB
に代入される。
次に5TEP+541にて全フィールドの焦点評価値を
メモリYに移管しておく。
5TEP+55)ではメモリA、B中のデータにより、
現フィールドの焦点評価値Xが算出される。
ここで焦点評価値xRρは、メモリAの値とBの値の和
、即ち第1 HP F (91を用いた時の最新の積算
値と第2 HP F (10)を用いた時の最新の積算
値を加算した異動和となり、例えば第4図に示す様にフ
ィールド毎にDATAとしてal、bl、a2.b2、
−・・とデータが取り込まれ、(但し、al、a2.a
3.−は第1 HP F (9)出力による積分値、b
l、b2.b3.・・・は第2HPF (10+出力に
よる積分値であるとする)と、焦点評価値X〜は1フイ
ールド毎にal+bl、b1+a  2.a2+b2.
b2+a3. ・−と変化することになる。従って焦点
評価値は現フィールドでのいずれか一方のI−I P 
F出力による積分値と、前フィールドでの他方のHPF
出力による積分値の和となり、奇数フィールドと偶数フ
ィールドの積分値が1個の焦点評価値に含まれることに
なり、この結果、インクレース等によるフィールド毎の
評価値のばらつきやノイズによる影響は緩和でき、安定
したものとなる。
5TEP(56)では、相対比Rが算出される。相対比
R〜はメモリAの値とBの値の比B/A、即ち第1サン
プリングエリア(A1)内で第1HP F (91を用
いた時の最新の積分値と、第2HPF (10)を用い
た時の最新の積分値との比となる。
次にオートフォーカス動作の中核を成す、5つのルーチ
ン、即ち評価値安定確認ルーチン、方向判別ルーチン、
山登りルーチン、頂点復帰ルーチン、評価値変動監視ル
ーチンについて順次簡単に説明する。
評価値安定確認ルーチン(45)は、動作モードコート
< (MODE)が” o ”となる電源投入時、もし
くは被写体か変化して再びオートフォーカス動作をやり
直す際に実行され、現フィールドと全し、所定期間(例
えば5フイ一ルド間)にわたって許容範囲内にあれば、
被写体は安定していると認識し、動作モードコード(M
ODE)を1″に設定して、次フィールドより方向判別
ルーチンを実行させる。従って、被写体が移動中であっ
て安定していない間は、この評価値安定確認ルーチンが
継続され、実質的に合焦動作は為されていないことにな
る。
次に被写体の安定が確認され、動作モードコード(MO
DE)が” 1 ”に設定されていると、ST E P
 (441にて認識されて実行される方向判別ル−チン
(46)では、まずフォーカスモータ(4)を予め作動
させてフォーカスレンズ(2)を所定方向(例えば■恵
方向)に移動させて初期設定した上で、現フィールドと
前フィールドの焦点評価値(X)、(Y)を所定期間に
わたって比較することにより、焦点評価値(X)が増加
傾向にあるのか、減少傾向にあるのかを判断し、増加傾
向にあると確認できれば、フォーカスモータ(4)の回
転方向、即ちフォーカスレンズ(2)の移動方向を初期
設定の方向に持続させる様に方向判別を為し、逆に減少
傾向にあると確認できれば、フォーカスモータ(4)の
回転を直ちに逆転させて方向判別を為す。この方向判別
が終了すると動作モードコード(MODE)はパ2″′
に変更され、次フィールドより山登りルーチン(47)
が実行される。
この山登りルーチン(47)では、前述の方向判別ルー
チンで決定された方向にフォー力・スモーク(4)を回
転させ、現フィールドと全フィールドの焦点評価値(X
)(Y)を比較し、第5図の矢印に示す様に合焦位置に
てピークとなる山の傾斜を登る間、即ち現フィールドの
焦点評価値(X)が前フィールドの焦点評価値(Y)よ
り大きい間はフォーカスモータ(4)の回転方向を持続
し、第5図に示す様に焦点評価値がピークを越えて、基
準値(△X)以上に現フィールドでの焦点評価値(X)
が落ち込んだことが確認されると、動作モードコード(
MODE)を′3″に変更して次フィールドより頂点復
帰ルーチン(48)を実行させる。ところで、この山登
りルーチン(47)においてステッピングモータである
フォーカスモータ(4)の回転量は1フイールド 当り
10ステップ分に設定されている。
尚、前述の山登りルーチンにおいて、現フィールドの焦
点評価値(X)が前フィールドの焦点評価値(Y)より
大きくなる毎にその時の焦点評価値(X)を最大評価値
(X M )として保持し、同時にこの最大評価値(X
、A>となるレンズ位置を合焦位置とし”で記憶する。
合焦位置の記憶には、最大評価値(XM)が更新される
毎にリセットされ、常にフォーカスモータ(4)の回転
ステップ量をカウントし、例えばω点方向鑵は加算、近
点方向は減算するUP/DOWNカウンタである位置メ
モリ(ME)が用いられる。従って、山の頂点に達した
後に2フイールド後に落ち込み量が基準値(△X)に達
した時には、位置メモリ(ME)には20ステツプが記
憶されていること・になる。
頂点復帰ルーチン(48)では、フォーカスレンズ(4
)の合焦位置からの行き過ぎ量だけフォーカスモータ(
4)を逆転させ、山の頂点に復帰させる動作を実行する
ためのものであり、具体的にはフォーカスモータ(4)
を逆転させて、位置メモリ(ME)がゼ“口になった時
にフォーカスモータ(4)を停止させることにより、フ
ォーカスレンズ(2)は合焦位置に復帰したことになる
。この時点で評価値安定確認ルーチンから頂点復帰ルー
チンに至る合焦動作が完了したことになる。
次に合焦動作完了直後に、被写体の変化が認識された場
合に、合焦動作で検出された合焦位置に誤りが無いか否
かを確認するため、あるいは被写体の変化が形状変化に
よるものか或は被写体までの距離の変化によるものかを
識別するために前述の合焦動作完了後に評価値変動監視
ルーチン(49)が実行される。
この評価値変動監視ルーチン(49)について第12図
を参考に詳述すると5TEP+701にて頂点復帰ルー
チン(48)終了後の初めてのフィールドか否か、即ち
合焦動作終了直後か否かの判断が為される。合焦動作終
了直後であれば5TEP(711にて闇値(RTIIR
)として現フィールドでの相対比(R)の172に定義
すると共に、5TEP(721にて頂点確認許可フラグ
(TL)をセットする。次に5TE1731にて頂点確
認許可フラグ(TL)がセラ)・状態か否かの判断が為
される。合焦動作完了直後は、上述の如く頂点確認許可
フラグ(TL)がセット状態であるため、後段の5TE
P (741にて頂点確認動作が為される。この頂点確
認動作は第6図に示す頂点確認ルーチン(74)にて実
行される。
フォーカスモータ(4)の1フィールド当りの回転量を
(L2)  (例えはL2=1ステップ)に設定し、閾
値(RTllIl)を下回ると判断されると5TEP 
 (811にてフォーカスモータ(4)のフィールド当
りの回転量を(Ll>  (例えばり、=3ステップ)
に設定され、常にLl>L2の関係が成立する。ここで
相対比(R)とフォーカスレンズ位置との関係について
説明する。相対比Rは前述の様に第1 HP F (9
1を用いた時の1フイ一ルド分の積分値と、第21−I
 P F (101を用いた時の1フイ一ルド分の積分
値との比であり、被写体を同一とした時の両積分値とフ
ォーカスレンズ位置との関係は第7図の様になる。即ち
カットオフ周波数の高い第1HPF(9)での積分値は
急峻な山となり、カットオフ周波数の低い第2 HP 
F (10)での積分値は緩やかな山となる6そこでこ
の相対比と被写体のボケ度合いく合焦時のレンズ位置よ
りの移動量あるいはズレ巣)との関係をグラフに示すと
、第8図に示す様な単調減少特性曲線となる。
これは、前記相対比なる状態量は、焦点評価値と同し様
に被写体の合焦状B(ボケ度合)を表現できる関数値で
あり、比率で表現されているため−・種の正規化された
状態量であり、被写体のおかれている環境の影響をあま
り受けにくい性質を有している。例えば、被写体の照度
が変化した場合に、焦点評価値の絶対値は変化するが、
相対比としては大きな変化はない。通常、上記の性質は
被写体の種類を問わぬものである故に、この相対比をボ
ケ度合のパラメータとして使用することが可能となる。
この第8図の単調減少特性曲線をレンズ位置、即ちフォ
ーカスレンズ位置に対応させると、第9図の一点鎖線の
様に合焦位置を頂点として近点及び■点側に略直線上に
変化する特性図が得られる。従って、闇値(RTIIR
)と相対比(R)を比較した結果、闇値(RTI(R)
を上回る時には焦点評価値の変化状態が急峻な合焦位置
近傍であり、下回る時には変化状態が緩やかな合焦位置
から離れた位置にレンズ位置があることになる。
次に5TEP(84)にて、フォーカスモータ(4)を
いずれかの方向、例えばω黒方向に駆動させ、5TEP
(81)または(82)にて設定されたレンズ微動量に
対応する微小量だけ、駆動が完了したとST E P 
(83+に判断されると、5TEP(85)にて直ちに
フォーカスモータ(4)を停止して、その時のフィール
ドでの焦点評価値(X)と、山登りルーチン(47)あ
るいは頂点復帰ルーチン(48)にて頂点と判断されて
いる最大評価値(XM)  との比較が5TEP(86
1にて為される。この比較の結果、焦点評価値(X)が
最大評価値(X、)よりも小さいと認識されると、S 
T E P (871(901にてフラグ(F2)をセ
ットし、5TEP(891にてフォーカスモータ(4)
を逆転させて、−旦頂点確認ルーチンを終了する。この
時、頂点確認許可フラグ(TL)はセット状態を維持し
ているので、次フィールドについてもこの頂点確認ルー
チンは実行されるが、フラグ(F2)がセントされてい
る時には5TEr’(831にて近点方向に)オーカス
レンズ(2)を前述の微小量に達したと判断されるまで
フォーカスモータ(4)を逆転し続ける。従って、5T
EP+891のフォーカスモータ(4)の逆転開始から
頂点に戻った後に近点方向に微小量回転したことになる
。5TEP(851に基いてこの位置で確認された時に
、s T E P (871を経て5TEP+90)に
てフラグ(Fl)がセットされ、5TEP+89)にて
フォーカスモータ(4)を再度逆転し、5TEP  (
9+1にてフラグ(Fl)  (F2)が共にセット 
されていると判断されると、第10図の矢印に示す様に
フォーカスレンズ(2)を両方向に微動させ、得られた
焦点評価値が最大評価値よりも小さい事を認識すること
になり、頂点検出位置に誤りがなかったことが確認され
る。そして、STE P (92) (931にてフォ
ーカスモータ(4)をレンズ位置が合焦位置を越えてω
黒方向に余分に作動させた分だけ、近点方向に作動させ
て再び頂点に復帰させて、フォーカスモータ(4)を停
止させ、5TEP+941にて頂点確認許可フラグ(T
L)をリセットシて、頂点確認ルーチンを終了する。ま
た、第11図に示す様に前述の合焦動作での頂点検出を
誤っている場合には、フォーカスレンズ(2)をω黒方
向に微動させた時に焦点評価値 (X)が最大評価値(
XM)よりも大きくなるから、フォーカスモータ(4)
を逆転することなく、 フィールド毎に同一方向に微動
させ続け、STE  P(95)にて微動回数カウンタ
(MC)で移動回数をインクリメントし、5TEP(9
6)にてフラグ(Fl)  (F2)をクリアし、新し
い焦点評価値(X)にて最大評価値(X、)が更新され
る。
ところて、S T E P (81) (821にて焦
点評価値(X)の変化が急峻な領域と、緩やかな領域に
応じてレンズの微動量を(L、)あるいは(F2)に設
定しているので、急峻な領域に比べて緩やかな領域では
微動量が大きく、前フィールドと現フィールドでの焦点
評価値が変化が明確となり、ST E P (86)で
の誤判断が防止される。また、急峻な領域、即ち合焦位
置近傍では、微動量は(Ll)と極めて小さく設定され
ているので、5TEP f951乃至5TEP(961
を繰り返す間に頂点を行き過ぎた場合には5TEP(8
61にてX工〉Xと判断され、5TEP(87)以下の
経路に入り込み、以後は前述の場合と同様に頂点への復
帰が実現する微′iA整動作が為される。尚、この様に
位置方向への連続的なレンズ位置の移動に伴い頂点復帰
が実現された時には、この時点で移動回数°カウンタ(
MC)がリセットされる。
頂点確認ルーチン(75)が終了すると、STE P(
75)にて移動回数カウンタ(MC)のカウント値をチ
エツクし、このカウント値が予め設定された許容回数を
越えると、頂点を誤って検出していたか、あるいは被写
体の変化により頂点が移動したと認識する。即ち第11
図では許容回数をパ3″′に設定することにより■ある
いは■′の動作後、頂点を誤っていたと認識することに
なる。この時には、再び合焦動作をやり直す、即ち動作
モードコード(MODE)はパ0°′に変更され、評価
値安定確認ルーチンからやり直される。
次にS T E P (76)にて、最大評価値(”X
M)と現フィールドの焦点評価値(X)との差が許容範
囲内にあるか否かを判別することにより、焦点評価値に
変動が生じたか否かの判断が為され、許容範囲を越えて
変動が生じたと認められる時には、5TEP+771に
て頂点確認許可フラノ(TL)がセットされて、次フィ
ールドては、再びSTE P(73)を経て頂点確認ル
ーチンが実行される。また、焦点評価値に変動が生じた
と認められない時には、頂点確認許可フラノ(TL)は
セットされないが、5TEP+941にてリセットされ
ていない限り次フィールドでも頂点確認ルーチンは実行
される。
尚、本実施例では、第1及び第2’HP F f9) 
(10)による帯域の異なる高域成分の連続するフィー
ルドの異動和を焦点評価値と定義しているが、第1ある
いは第28 p F (91(101のいずれか一方の
出力のみの積分値を焦点評価値とすることも可能である
また、前記相対比の閾値領域を細分化することにより、
レンズ微動巣を更に多段階に設定可能である。
更に各特性図におけるレンズ位置は、近点に該当する移
動限界位置から光軸方向へのレンズの移動距離を示す。
(ト)考案の効果 上述の如く本発明によれば、焦点評価値が変化した要因
が、被写体までの距離が変化したことによるのか、被写
体が横に移動したり、被写体の形状が変化したことによ
るのかに応じて、6フオーカの スレンズ蓬微動量を切換えることにより、距離の変化の
場合には被写体の移動確認を優先させ、距離の変化でな
い場合には画面のデフォーカスを最1小眼に押えて距離
の変化でないことの確認が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本発明の一実施例に係り、第1図は回路ブロ
ック図、第2図はAPルーチンのフローチャート、第3
図は焦点評価値相対比算出ルーチンのフローチャート、
第4図は焦点評価値の算出説明図、第5図は山登り制御
時の焦点評価値の変化を示す図、第6図は頂点確認ルー
チンのフローチャート、第7図は各HPF出力の積分値
とレンズ位置との関係図、第8図は相対比とボケ度合い
の関係図、第9図は焦点評価値、相対比とレンズ位置と
の関係図、第10図は微調整時の説明図、第11図は評
価値変動監視ルーチンによる説明図、第12図は評価値
変動ルーチンのフローチャートである。 (26)・・マイクロコンピュータ(評価値・相対比検
出手段) 、(27)・・フォーカスモータ制御回路(
フォーカス制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画面中央に設定されたフォーカスエリアにおいて
    、撮像素子から得られる撮像映像信号の第1高域成分レ
    ベルと、該第1高域成分レベルよりも低域の成分をも含
    む第2高域成分レベルを一定期間毎に夫々第1、第2焦
    点評価値として取出し、前記第1及びまたは第2焦点評
    価値より真の焦点評価値を設定すると共に、前記第1及
    び第2焦点評価値の相対比を算出する評価値・相対比検
    出手段と、 フォーカスレンズと前記撮像素子との距離を変化させ、
    真の焦点評価値が最大となる時に前記距離を一旦固定す
    る合焦動作と、この動作終了後に、前記距離を複数回に
    分けて微小変化させて被写体の変化を確認する被写体変
    化確認動作を実行するフォーカス制御手段を備え、 前記相対比が基準値を上回る時に、前記被写体変化確認
    動作における前記微小変化の量を前記基準値を下回る時
    よりも小さくすることを特徴とするオートフォーカスビ
    デオカメラ。
JP63141290A 1988-05-11 1988-06-08 オートフォーカスビデオカメラ Expired - Lifetime JPH07114464B2 (ja)

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EP89108428A EP0341695B1 (en) 1988-05-11 1989-05-10 Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal
CA000599348A CA1313466C (en) 1988-05-11 1989-05-10 Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal
KR89006287A KR970010204B1 (en) 1988-05-11 1989-05-10 Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal
DE68914025T DE68914025T2 (de) 1988-05-11 1989-05-10 Bildsensorapparat mit einer automatischen Fokussiereinrichtung für automatische Fokusanpassung in Abhängigkeit von Videosignalen.
AU34619/89A AU612484B2 (en) 1988-05-11 1989-05-10 Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal
US07/478,061 US4967280A (en) 1988-05-11 1990-02-07 Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188966A (ja) * 1982-04-28 1983-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動焦点整合装置
JPS60143072A (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動焦点整合装置

Patent Citations (2)

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JPS58188966A (ja) * 1982-04-28 1983-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動焦点整合装置
JPS60143072A (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動焦点整合装置

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