JPH01308714A - テープによる結束装置 - Google Patents

テープによる結束装置

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JPH01308714A
JPH01308714A JP13648288A JP13648288A JPH01308714A JP H01308714 A JPH01308714 A JP H01308714A JP 13648288 A JP13648288 A JP 13648288A JP 13648288 A JP13648288 A JP 13648288A JP H01308714 A JPH01308714 A JP H01308714A
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tape
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winding
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JP13648288A
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Hiroshi Hataya
寛 畑谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、紙幣、各種カード及び封筒等を多数重ね合
わせたものや、ねぎ等の野菜及び配線等を多数束ねたも
のからなる被結束物に、紙等からなるテープを巻回して
結束するテープによる結束装置に関するものである。
〈従来技術〉 従来、紙幣等を結束する小型の結束装置として、少なく
とも片面に熱可塑性樹脂を塗布した結束用のテープを、
被結束物に巻回すると共に、その巻き始め部の巻回の外
面と巻き終わり部の巻回の内面とを重合させ、この重合
部分(、こ、ヒータにて加熱された加熱抑圧部を押し当
てて、テープに塗布された熱可塑性樹脂で重合部分を熱
溶着させることにより、被結束物を結束するものが提供
されている(例えば特公昭62−7041号公報参照)
このような結束装置においては、上記重合部分を確実に
押圧するため、及び、被結束物が加熱抑圧部の熱影響を
受けないようにするために、重合部分の裏側に、当該重
合部分を受け止めるべく、鉄製等の受板を配置している
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記の結束装置では、その巻き始め部の外面
と巻き終わり部の内面とを重合させるので、上記受板を
、テープの巻回の内側に配置しなければならない。
したがって、結束終了後、受板をテープの巻回の内側か
ら離脱させると、該受板の分だけ、テープと被結束物と
の間に隙間を生じ、結束力が弱くなるという問題があっ
た。
また、多種類の被結束物に対して対応できるように、受
板を平面としているが、例えば、アスパラガスやねぎ等
の野菜、及び配線を束ねたような、結束断面の丸いもの
に対しては、巻回後のテープと被結束物との間の隙間が
非常に大きくなって、結束が行えないという問題があっ
た。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
強い結束力が得られると共に、丸いものに対しても結束
が行えるテープによる結束装置を提供することを目的と
する。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明のテープによる結束
装置は、少なくとも片面が熱接着性の結束用のテープを
、熱接着性面を内側として被結束物に巻回すると共に、
当該テープの巻き始め部と巻き終わり部の内面どうしを
重合させるテープ巻回機構と、上記巻回後に上記重合部
分と当接して該重合部分を加熱接着する加熱押圧部と、
該加熱押圧部により押圧された上記重合部分を受け止め
る受板とを備えたことを特徴とするものである。
く作用〉 上記の構成のテープによる結束装置によれば、テープ巻
回機構が、テープを被結束物に巻回すると共に、当該テ
ープの巻き始め部と巻き終わり部の巻回の内側どうしを
重合させるので、加熱押圧部により押圧された重合部分
を受け止める受板は、テープの巻回の外側に配置するこ
とになり、被結束物とテープとの間に隙間を生じない状
態で、結束が行える。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図において、この結束装置はテープ゛巻回機構(9
)、加熱押圧部(5)、及び補助押圧部(6)を主要部
として有している。
上記テープ巻回機構(9)は、テーブル(1) (1)
、テープ送行機構(3)、固定挟持具(4)及び移動挟
持具8)により主要部を構成されている。上記テーブル
(1) (1)は、紙等の集積物からなる被結束物(A
)を載置するものであって、内部の装置類の点検が容品
にできるように片方のテーブル(1)が開閉自在に設け
られており、これらのテーブル(1) (1)同士を合
わせたときに両者の間に通過溝00)が形成されるよう
になっている。この通過溝00)は、巻回作業時に結束
用のテープ(T)が通過するものである。通過溝00)
の左右それぞれには、テーブル(1)の上方から下方に
至る案内板(11)(12)が配置されている。一方の
案内板(11)は、テーブル(1)の下方に設けられた
テープ(T)の巻反部(13)から遠方側に位置し、他
方の案内板(12)は巻反部(13)の側に位置してい
る。
これらの案内板(11) (12)は、巻反部(13)
から繰り出されたテープ(T)を送行し易くシ、かつテ
ーブル(1)の上方でテープ(T)自体がループ形状を
保持できるようにするためのものである。そのために、
一方の案内板(12)のテーブル(1)の下方にある部
分については、テーブル(1)と略平行に配置されてい
るのに対し、他、方の案内板(11)のテーブル(1)
の下方にある部分については、湾曲状に形成され、てい
る(第1図参照)。また、案内板(11)(12)のテ
ーブル(1)より上方の部分については、その先端同士
が互いに緩やかな傾斜で向き合うように形成されている
さらに、案内板(11)(12)のテーブル(1)より
も上方にある部分は、テーブル(1)上に立設され、互
いの対向面が開放された箱状の案内板用枠(lla)(
12a)内に収納されている。これらの案内板用枠(l
la)(12a)の幅は、案内板(11)よりも若干広
く、また高さは、案内板(11)(12)のテーブル(
1)の上方に位置する部分と同一高さになっている。そ
して、案内板用枠(lla) (12a)は、テープ(
T)が案内板(11)(12)のテーブル(1)よりも
上方にある部分に沿って送られるときに、テープ(T)
が幅方向にずれることがないようにして、テープ(T)
の送行がスムーズに行なわれるようにしている。
テーブル(1)の通過溝(10)側の案内板(11)寄
りには、垂直方向に延びる受板(2)と、該受板(2)
との間でテープ(T)を挟持可能な挾持部材(21)と
が設けられている。上記挟持部材(21)は、第5図に
示すように、揺動杆(22)により前後動する作動板(
24)の先端部に取付けられており、上記受板(2)は
、挟持部材(21)の後端部に、連動部材(25)を介
して取付けられている。そして、カム機構(図示せず)
及びその他の機構等による、揺動杆(22)の揺動に伴
って、作動板(24)が前後動することにより、受板■
及び挾持部材(21)が前後動して、テーブル(1)と
通過溝(10)との間を進退する。上記進出の際、上記
挾持部材(21)は、通過溝00)内で略水平な状態に
あるテープ(T)の上方に進出し、上記受板■は下方に
進出する。この前進終了後に、連動部材(25)が、受
板■を挟持部材(21)よりも上方にはねあげて、受板
[有]の側面と挟持部材(21)との間に、結束用テー
プ(T)を挾持させる。
なお、受板(2はテープ(T)同士を接着するときに使
用されるものであるから、それらの形状は正面視で角形
のものが好ましく、また材質としては鉄板等の熱接着作
業に耐え得るものであれば良い。
テーブル(1)下部の略中夫には、テープ(T)の送り
出しおよび引き戻しを行うテープ送行機構(3)が設け
られている。このテープ送行機構(3)は、テーブル(
1)の側板(1a)に軸支されたゴム製等の送出ローラ
(31)および結束ローラ(32)を有している。上記
送出ローラ(31)は、正回転(時計回り)するように
駆動制御されており、巻反部(13)のテープ(T)を
案内板(11)から案内板(12)へ向けて送り出す際
に使用される。上記結束ローラ(32)は、送出ローラ
(31)に対して逆回転(反時計回り)するように駆動
制御されている。
上記ローラ(31)(32)の略中心線上の直上部には
、金属製の補助ローラ(33)(34)が、送出ローラ
(31)および結束ローラ(32)に対して両者共に交
互に当接可能となるように、側板(1a)に設けられて
いる。
即ち、巻反部(13)のテープ(T)を送り出す場合は
、送出ローラ(31)と補助ローラ(33)とが当接し
く従って、このときは補助ローラ(34)は結束ローラ
(32)から離れている)、テープ(T)を被結束物(
A)に対して結束する場合には、上記状態とは逆になっ
て、結束ローラ(32)と補助ローラ(34)とが当接
することになる。
なお、結束ローラ(32)の駆動軸(図示せず)には、
結束時にテープ(T)の張り具合を任意に調整し、かつ
テープ(T)と結束ローラ(32)とのスリップによっ
て結束ローラ(32)が摩耗するのを防止するためのト
ルクリミッタが設けられている。また、送出ローラ(3
1)および結束ローラ(32)間のテープ送行部分の側
板(la)には、テープ(T)の幅方向の位置決めを行
うガイド板(14)が設けられている。
上記の送出ローラ(31)と補助ローラ(33)からの
テープ出口部分の側板(la)には、テープ(T)を上
下から挟持可能な一対の挟持部材(4a)(4b) (
第8図参照)で構成される固定挟持具(4)が取付けら
れている。上記挟持部材(4a)は側板(1a)に上下
位置調整自在に取り付けられており、他方の挾持部材(
4b)はリンク機構(図示せず)と連動して上下に移動
自在である。
上記の固定挾持具(4)と受板(2)との間の側板(1
a)には、テープ(T)を挾持し得て上下、回転及び前
後運動が可能な挾持部材(8a) (8b)で構成され
る移動挾持具(8)が取付けられている。この移動挾持
具(8)は、固定挾持具(4)から受板0付近までの距
離を上下に移動できるととともに、側板(1a)に設け
られた窓部(1b)から進退して通過溝QO)側への前
後運動ができる。上記挟持部材(8a) (8b)は、
重ね合わされた一対の鋼製の板ばねで構成され、上記前
後運動による通過$ 00)内への移動により、テープ
(T)を挾持する。上記挾持部材(8a) (8b)を
構成する一対の板ばねは、互いの先端部が外側に拡がっ
ており、上記前後運動時にテープ(T)を挾持しゃすく
している。また、移動挟持具(8)は、上述した上下間
の距離を移動するときには、挾持部材(8a)(8b)
の位置を上下で転換しなから略−回転できるようになっ
ている(第7図参照)。
上記受板(りの側方には、テープ(T)同士を熱接着す
るための加熱押圧部(5)が配設されている。該加熱抑
圧部(5)は、カートリッジヒータ等からなるヒータ(
51)を埋設していると共に、先端部に、テ−ブ(T)
を切断するためのカッタ部(52)を有している。この
カッタ部(52)は、ばね(図示せず)により弾性支持
されており、加熱押圧部(5)がテープ(T)の重合部
分を受板に押圧する際に、上記ばね力によりテープ(T
)を切断し、加熱抑圧部(5)による押圧がさらに強ま
ると、後退するようになっている。
上記加熱押圧部(5)は、第3図に示すように、揺動杆
(53)の上端部に取付けられており、該揺動杆(53
)は、中央部に設けたローラ(54)を偏心カム(71
)と当接させており、該偏心カム(71)の回動に伴っ
て、軸(55)を中心に所定角度だけ回動するようにな
っている。加熱抑圧部(5)は、揺動杆(53)の回動
に伴って、略水平状態で進出して、テープ(T)の重合
部分を受板(2)に押圧し、カッタ部(52)によりテ
ープ(T)を切断すると共に、ヒータ(91)の加熱に
より、テープ(T)を加熱接着する。
補助押圧部(6)は、第4図に示すように、後端部を支
持杆(61)に固着した薄肉の水平板からなる。
この支持杆(81)は、ばね(62)により後退方向に
付勢されていると共に、前端部に設けた係合片(63)
を、揺動杆(64)の上端部に当接させている。この揺
動杆(64)は、中央部に設けたローラ(65)を、上
記第1の偏心カム(71)と同軸に連結された第2の偏
心カム(72)と当接させており、該偏心カム(72)
の回動に伴って、軸(66)を中心に所定角度だけ回動
するようになっている。
そして、補助押圧部(6)は、揺動杆(64)が回動し
て係合片(63)を押し、支持杆(61)かばね(62
)に抗して進出することにより、テープ(T)の重合部
分を受板(2)に押圧し、また、上記ばね(62)の付
勢力によって支持杆(61)が後退することにより、後
退する。
上記偏心カム(71)(72)は、各々加熱抑圧部(5
)と補助抑圧部(6)の移動のタイミングを制御してお
り、まず、補助押圧部(6)を進出させて、テープ(T
)の重合部分を受板(2)に押圧止定させた後、加熱抑
圧部(5)を進出させて、テープ(T)の重合部分を加
熱接着し、その後、加熱押圧部(5)を後退させ、この
加熱押圧部(5)に遅れて補助押圧部(6)を後退させ
るように、位相をずらせた形状となっている。従って、
補助押圧部(6)によって、加熱抑圧部(5)の離反後
の所定時間、テープ(T)の重合部分への押圧状態を保
持することができる。
上記の受板(2)、固定挾持具(4)、移動挾持具8)
、加熱抑圧部(5)及び補助抑圧部(6)等の各作動部
材は、何れもリンク機構、カム機構等を介して互いに連
動するように構成されている。また、作動スイッチおよ
びクラッチ機構等は図示を省略している。
なお、テープ(T)は、紙その他の融着しない主材(1
)の少なくとも片面に熱可塑性樹脂をラミネートして構
成され(第6図参照)、該テープ(T)の重ね合わせた
箇所をヒータ(51)にて加熱することにより熱接着可
能となすものであり、テープ幅は、25〜50nvnの
ものが好ましい。
次に、上記のごとく構成された結束装置の作動について
、作業工程を示す第8図ないし第15図に基づいて順次
説明する。
まず、テープ(T)は、巻反部(13)から結束ローラ
(32)を経て、送出ローラ(31)と補助ローラ(3
3)との間に挾み込まれた状態で、かつ互いに離反され
た一対の挟持部材(4a) (4b)の間を通過した状
態で、先端が、固定挾持具(4)付近(以下、単に下部
位置という)に移動している移動挾持具(8)に挾持さ
れている(第7図参照)。そして、この状態から、移動
挟持具(8)が略−回転しながら被結束物(^)付近の
位置(以下、単に上部位置という)まで移動する(第8
図参照)。
すると、送出ローラ(31)が正回転し、所定量のテー
プ(T)が案内板(11)から案内板(12)に沿って
送り込まれて、ループが形成される。ここで、テーブル
(1)上に被結束物(A)を載置する。なお、このとき
、テープ(T)の送り出し及びテーブル(1)上面での
ループ形状の形成は、各々の傾斜を有する案内板(11
)(12)、適宜幅を有する案内板用枠(lla) (
12a)及びテープ(T)の適当な送行速度によって、
滑らかにかつ良好に行なわれる。
次に、挟持部材(21)及び受板(2)が、両者の間に
テープ(T)を侵入させた状態で、テーブル(1)内か
ら通過溝(!0)側へ進出しく第9図参照)、受板(2
)が被結束物(A)の底面付近まで上昇することにより
、受板(2)と挾持部材(21)との間で、テープ(T
)の先端を挟持する(第10図参照)。その後に、移動
挾持具(8)は、側板(1a)の窓部(1b)を通って
通過溝(10)から後退し、そして略−回転しながら下
部位置まで移って次の作業の待機状態となる。上記の作
業中に補助ローラ(33)が送出ローラ(31)から離
れ、その代わりに別の補助ローラ(34)が下降して結
束ローラ(32)と当接し、そして、結束ローラ(32
)が回転(この回転方向は送出ローラ(31)の回転方
向とは逆である)して被結束物(^)に合わせた必要量
だけの締付は作業を行う(第11図参照)。なお、上記
結束ローラ(32)の回転当初においては、移動挾持具
(8)は側板(1a)の窓部(1b)の奥へ後退した位
置にある。
上記のような締付は作業が完了すると固定挾持具(4)
がテープ(T)を挾持し、移動挾持具(8)が前方へ進
出してテープ(T)を挾持する。そして、補助抑圧部(
6)が進出して、テープ(T)の重合部分を受板(2)
の上端部付近に押圧止定しだ後(第12図参照)、加熱
押圧部(5)が進出して、上記重合部分を受板(2)に
押圧して、カッタ(52)により上記重合部分の下端部
を切断すると共に、ヒータ(51)の加熱により上記重
合部分を加熱接着する(第13図参照)。
さらに、加熱抑圧部(5)が後退して、結束用テープ(
T)の接着部分から離れ(第14図参照)、この加熱抑
圧部(5)が後退してから所定時間経過°し、上記接着
部分の温度が下がって接着がある程度強固になった後、
補助押圧部(6)が後退して、上記重合部分から離れる
(第15図参照)。これにより、結束作業が完了して次
の結束作業の準備状態となる。
なお、被結束物(A)の積載位置となるテーブル(1)
の上面にはスイッチ(S)が設けられており(第2図参
照)、このスイッチ(S)は上記一連の結束作業を安全
に行わせるものである。即ち、結束作業中及び被結束物
(A)がテーブル(1)上にある場合においては、被結
束物(A)の重量によってスイッチ(S)が押し下げら
れていて新たなテープ(T)を送り出すモータの駆動が
できないようにしている。
また、結束作業が完了して被結束物(A)をテーブル(
1)から取り上げたときには、スイッチ(S)がテーブ
ル(1)の上面に飛び出し、上記モータの駆動を可能に
することにより、結束作業の完了と同時にはモータを駆
動させないようにしている。
上記のごとき一連の工程を繰り返すことにより連続して
結束作業が行なわれるものであり、この装置に適用でき
る被結束物(A)としては、紙幣、カタログ、宝くじ、
商品券等の印刷物、或いは印刷用紙類等の種々のものが
使用できる。さらに、この装置は、寿司用海苔のように
品物自体が柔らかく、過度の結束力によって簡単に損傷
を受けるおそれのあるような品物に対しても安全に適用
できるものとなる。
上記のように、この実施例によれば、テープ巻回機構(
9)が、テープ(T)を巻回すると共に、テープ(T)
の巻き始め部と巻き終わり部の巻回の内面どうしを重合
させるので、加熱押圧部(5)により押圧された重合部
分を受け止める受板(2)は、テープ(T)の巻回の外
側に配置することになり、被結束物(A)とテープ(T
)との間に隙間を生じない状態で、結束が行え、被結束
物(A)に対して、強い結束力が得られる。
また、受板■がテープ(T)の巻回の内側に配置されな
いので、例えば、アスパラガスやねぎ等の野菜、及び配
線を束ねたような、結束断面の丸いものに対しても結束
が行える。
さらに、加熱抑圧部(5)が離反してから、所定時間経
過するまでの間、補助押圧部(6)がテープ(T)の重
合部分を押圧する。そのため、テープ(T)の接希直後
の冷却進行中でまだ接着が強固になっていない間、上記
接着部分を止定しておくことができ、ひいては接着部分
の剥離が防止される。
なお、上述した実施例においては、テープ(T)の送行
機構として送出ローラ(31)と結束ローラ(32)の
2個のローラにてテープ(T)の送り出し及び結束を行
うこととしたが、これを正逆回転可能な1個のローラに
よって実施するようにしても良い。
また、上記加熱°押圧部(5)と補助抑圧部(6)の移
動のタイミングを、ソレノイドを用い電気的に制御する
こと等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計
変更を施すことができる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明のテープによる結束装置によれ
ば、テープ巻回機構が、テープを被結束物に巻回すると
共に、当該テープの巻き始め部と巻き終わり部の巻回の
内側どうしを重合させるので、加熱押圧部により押圧さ
れた重合部分を受け止める受板は、テープの巻回の外側
に配置することになり、被結束物とテープとの間に隙間
を生じない状態で、結束が行え、被結束物に対して強い
結束力が得られる。また、受板がテープの巻回の内側に
配置されないので、例えば、アスパラガスやねぎ等の野
菜、及び配線を束ねたような、結束断面の丸いものに対
しても結束が行えるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のテープによる結束装置の
内部構造を示す概略正面図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は加熱押圧部の作動説明図、 第4図は補助押圧部の作動説明図、 第5図は受板の作動説明図、 第6図はテープの一部切欠図、 第7図は移動挾持具の作動説明図、 第8図ないし第15図は結束作業の工程図。 ■・・・受板、 (5)・・・加熱抑圧部、 O)・・・テープ巻回機構、 (A)・・・被結束物、 (T)・・・テープ 特許出願人  畑   谷     寛第1図 第2図 A /′ 第3図 ら 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図     第10図 第12図      第13図 第14図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも片面が熱接着性の結束用のテープを、熱
    接着性面を内側として被結束物に巻回すると共に、当該
    テープの巻き始め部と巻き終わり部の内面どうしを重合
    させるテープ巻回機構と、上記巻回後に上記重合部分と
    当接して該重合部分を加熱接着する加熱押圧部と、該加
    熱押圧部により押圧された上記重合部分を受け止める受
    板とを備えたことを特徴とするテープによる結束装置。
JP13648288A 1988-06-02 1988-06-02 テープによる結束装置 Pending JPH01308714A (ja)

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