JPH0130862Y2 - - Google Patents

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JPH0130862Y2
JPH0130862Y2 JP6891981U JP6891981U JPH0130862Y2 JP H0130862 Y2 JPH0130862 Y2 JP H0130862Y2 JP 6891981 U JP6891981 U JP 6891981U JP 6891981 U JP6891981 U JP 6891981U JP H0130862 Y2 JPH0130862 Y2 JP H0130862Y2
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JP
Japan
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steel pipe
pipe frame
sealing material
bracket
disc
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JP6891981U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は小型軽量で低廉なる乾式水中電動機を
提供することを目的とするものである。
従来の技術 従来の乾式水中電動機のフレームは、鋳物製が
ほとんどであつたが、小型軽量化の為、鋼管フレ
ームが一部使われてきている。
第1図は鋼管フレームを使用した従来の乾式水
中電動機を示すもので、1は鋼管フレームで、内
面には固定子巻線2が巻装された固定子鉄心3が
固着されている。4はOリング5を介してフレー
ム1の一端開口部に取付けられる負荷側ブラケツ
ト、6はフレーム1の他端開口部に取付けられる
中間ブラケツト、7は負荷側ブラケツト4及び中
間ブラケツト6に設けた軸受8にて支持された回
転軸で、回転子9が取付けられている。10は反
負荷側パツキン11を介してフレーム1に取付け
られるカバー、12は負荷側ブラケツト4とカバ
ー10とを連結する外部通しボルトで、ナツト1
3にて締結される。14は内装方式にした場合の
水路用外筒、15は水路である。しかし、上記構
成においては、フレーム外部に通しボルト12が
ある為、この電動機の外径寸法が大きくなるとと
もに内装型ポンプに使用した場合、ブラケツトの
通しボルト部が水路面積を小さくし、ポンプ性能
が低下するとともに摩耗が大きくなる欠点を有し
ていた。
そこで、上記の問題点を解決するものとして第
2図に示す他の従来例のものが考えられていた。
第2図において、鋼管フレーム1の両端開口部に
端板16を溶接にて固着し、この端板16に負荷
側ブラケツト4及びカバー10をネジ17にて取
付けたものである。
考案が解決しようする課題 しかし、上記第2図に示す他の従来の構成で
は、第1図に示す従来例のものによる問題点は解
決されるが、端板16が必要であり、溶接等の工
程も必要となり、価格的に高価なものとなるとと
もに固定子鉄心3が鋼管フレーム1より抜けない
構造となつており、固定子巻線2の修理等が非常
に困難であるという問題点を有していた。
本考案は上記問題に鑑み、安価で固定子の修理
が簡単に行える乾式水中電動機を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本考案は、鋼管フレ
ームと、ブラケツトと、複数のシール材と、植込
みボルトと、円板状プレートと、カバーとを備
え、鋼管フレームの一方の開口端側(負荷側)に
ブラケツトが装着され、鋼管フレームとブラケツ
トとの間に一方のシール材を挟み保持しており、
鋼管フレームの他方の開口端側(反負荷側)に円
板状プレートが装着され、円板状プレートに他方
のシール材を当接させ、該シール材の当接面の反
対側にカバーを位置させてカバーと円板状プレー
トでシール材を挟み保持しており、植込みボルト
は鋼管フレーム内を通るとともに該植込みボルト
の一端がブラケツトに固定され、該植込みボルト
の他端が円板状プレート、シール材、カバーを貫
通しており、シール材を植込みボルトと密着させ
たものである。
作 用 上記構成によれば、鋼管フレームとブラケツト
および鋼管フレームとカバーの間にシール材が位
置し、さらに植込みボルトに他方のシール材が密
着しているため、鋼管フレームの防水を確実にで
きるとともに鋼管フレームからブラケツト、円板
状プレート、カバーを簡単に取り外すことがで
き、固定子巻線等の修理も容易にできる。また、
植込みボルトを鋼管フレーム内に通しているた
め、電動機の外径を小さくでき、内装型水中ポン
プに採用した場合に水路面積が大きくなり、ポン
プ特性を向上できる。
実施例 以下本考案の一実施例を第3図、第4図を参照
して説明する。図において、18は一端が負荷側
ブラケツト4に設けたネジ穴に螺合される植込み
ボルト、19は鋼管フレーム1のインロー部に装
着された円板状プレート、20は軸受8を保持す
る反負荷側ブラケツトを構成するカバーである。
なお、パツキン11は植込みボルト18に対して
締め代をもたせた穴を備えている。
以上の構成において、負荷側ブラケツト4と鋼
管フレーム間はOリング5によりシールされる。
反負荷ブラケツトであるカバー20と鋼管フレー
ム間、植込みボルト18とカバー20に設けた貫
通穴はパツキン11によりシールされる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、植
込みボルト18にプレート19に接する鍔部21
を設けたものであり、プレート19及びパツキン
11への接する面21a,21bによりシール効
果がさらに確実なものとなる。
以上の構成から明らかなように本考案は、植込
みボルトは鋼管フレーム内側に収納されている
為、電動機外径が極めて小さくなるとともに内装
型水中ポンプに採用した場合、水路面積が大きく
なり、ポンプ特性が向上し摩耗は低下する。
又、植込みボルトの鍔部により植込みボルト貫
通穴からの水の進入もなく、固定子巻線等の修理
も容易となる。
さらに、従来の鋳物フレームを採用していた時
には、電動機出力毎に変わる固定子鉄心積厚に対
して各々の鋳物フレーム(鋳物金型)を用いた場
合、多くの金型費を必要とし、固定子鉄心積厚の
いちばん大きなものに合わせた鋳物フレームを使
用した場合固定子鉄心積厚の小さなものは高価格
となつていた。
本考案によれば、鋼管の切断長さ及び植込みボ
ルトの長さを変えるだけであり、各固定子鉄心積
層に対して最適な寸法を安価にて得られる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、確実に防水できるとともに固定子巻線等の修
理が容易にでき、さらに電動機の外径を小さくで
きる安価な乾式水中電動機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の乾式水中電動機の断面図
及び下面図、第2図は他の従来例にかかる断面
図、第3図は本考案の一実施例にかかる乾式水中
電動機の断面図、第4図は同要部の拡大断面図、
第5図は本考案の他の実施例にかかる断面図であ
る。 1……鋼管フレーム、4……負荷側ブラケツ
ト、5……負荷側シール材(Oリング)、11…
…反負荷側シール材(パツキン)、13……ナツ
ト、18……植込みボルト、19……プレート、
20……カバー、21……鍔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鋼管フレーム1と、ブラケツト4と、複数の
    シール材5,11と、植込みボルト18と、円
    板状プレート19と、カバー20とを備え、 前記鋼管フレーム1の一方の開口端側(負荷
    側)にブラケツト4が装着され、 前記鋼管フレーム1とブラケツト4との間に
    一方のシール材5を挟み保持しており、 前記鋼管フレーム1の他方の開口端側(反負
    荷側)に円板状プレート19が装着され、 前記円板状プレート19に他方のシール材1
    1を当接させ、該シール材11の当接面の反対
    側にカバー20を位置させてカバー20と円板
    状プレート19でシール材11を挟み保持して
    おり、 前記植込みボルト18は鋼管フレーム1内を
    通るとともに該植込みボルト18の一端がブラ
    ケツト4に固定され、該植込みボルト18の他
    端が円板状プレート19、シール材11、カバ
    ー20を貫通しており、 前記シール材11を植込みボルト18に密着
    させたことを特徴とする乾式水中電動機。 (2) 植込みボルト18の他端側には鍔部21を有
    し、 シール材11と円板状プレート19で前記鍔
    部21が挟み保持されたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の乾式水中電動
    機。
JP6891981U 1981-05-13 1981-05-13 Expired JPH0130862Y2 (ja)

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JPS57183045U JPS57183045U (ja) 1982-11-19
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DE8533802U1 (ja) * 1985-11-30 1987-01-08 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen, De
JP6523372B2 (ja) * 2017-06-01 2019-05-29 ファナック株式会社 ステータと一体化されたハウジングを備えた電動機

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JPS57183045U (ja) 1982-11-19

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