JPH01307403A - 気相中に蒸発したナトリウムの回収方法 - Google Patents
気相中に蒸発したナトリウムの回収方法Info
- Publication number
- JPH01307403A JPH01307403A JP63138705A JP13870588A JPH01307403A JP H01307403 A JPH01307403 A JP H01307403A JP 63138705 A JP63138705 A JP 63138705A JP 13870588 A JP13870588 A JP 13870588A JP H01307403 A JPH01307403 A JP H01307403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- gas
- inert powder
- temperature
- evaporated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 title claims description 59
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 title claims description 59
- 239000011734 sodium Substances 0.000 title claims description 59
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 239000007792 gaseous phase Substances 0.000 title abstract 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 50
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 35
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 14
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 4
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 239000008358 core component Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高速増殖炉のカバーガスや真空蒸発洗浄装置
の真空等の気相中に蒸発したナトリウムの回収方法に関
する。
の真空等の気相中に蒸発したナトリウムの回収方法に関
する。
[従来の技術]
従来、上記気相中に蒸発したナトリウムを回収するには
、還流型又はフィルター型のベーパトラップを用いる方
法が知られている。
、還流型又はフィルター型のベーパトラップを用いる方
法が知られている。
前者の還流型ベーパトラップを用いる回収方法は、第2
図に示すように、ナトリウム蒸気を同伴したガスを通す
2重管1め内管la内に金網等の充填物2を収容する一
方、2重管1の外管1bに充填物2を冷却する冷却用空
気を通し、ナトリウムを液体状態で回収する方法である
(先行技術としては、ATOMICENERGY RE
VIEW 184(1980) P、815〜892が
ある。)。
図に示すように、ナトリウム蒸気を同伴したガスを通す
2重管1め内管la内に金網等の充填物2を収容する一
方、2重管1の外管1bに充填物2を冷却する冷却用空
気を通し、ナトリウムを液体状態で回収する方法である
(先行技術としては、ATOMICENERGY RE
VIEW 184(1980) P、815〜892が
ある。)。
後者のフィルター型ベーパトラッ、プを用いる方法は、
第3図に示すように、ナトリウム蒸気を同伴した2重管
3の内管3a内に金網等のフィルター4を収容する一方
、2重管3の外管3bにフィルター4を冷却する冷却用
空気を通し、ナトリウムを固体状態でフィルター効果に
より回収する方法である(公知技術としては、例えば特
公昭56−44761号がある。)。
第3図に示すように、ナトリウム蒸気を同伴した2重管
3の内管3a内に金網等のフィルター4を収容する一方
、2重管3の外管3bにフィルター4を冷却する冷却用
空気を通し、ナトリウムを固体状態でフィルター効果に
より回収する方法である(公知技術としては、例えば特
公昭56−44761号がある。)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、還流型ベーパトラップを用いる回収方法
は、ナトリウム蒸気を同伴したガスの冷却を充填物2を
介して間接的に行っているため、熱伝達係数を大ぎくと
れず効率が悪い。
は、ナトリウム蒸気を同伴したガスの冷却を充填物2を
介して間接的に行っているため、熱伝達係数を大ぎくと
れず効率が悪い。
又、フィルター型ベーパトラップを用いる回収方法は、
上記方法と同様に冷却効率が悪いと共に、フィルター4
が目詰まりを起こす可能性があり、それを避ける余裕を
持たせるため、装置の大型化を招来し、かつフィルター
4に捕捉されたナトリウムをヒーターで溶出させる必要
があり、連続して使えない問題がある。
上記方法と同様に冷却効率が悪いと共に、フィルター4
が目詰まりを起こす可能性があり、それを避ける余裕を
持たせるため、装置の大型化を招来し、かつフィルター
4に捕捉されたナトリウムをヒーターで溶出させる必要
があり、連続して使えない問題がある。
そこで、本発明は、ナトリウムを容易かつ高効率で、し
かも連続的に回収し得る気相中に蒸発したナトリウムの
回収方法の提供を目的とする。
かも連続的に回収し得る気相中に蒸発したナトリウムの
回収方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決するため、本発明は、ナトリウム蒸発部
からのナトリウム蒸気を同伴したガスを、容器内に所要
温度に保持して収容された不活性粉末を流動化させつつ
流して冷却すると共に、この冷却によって凝縮分離され
たナトリウムを不活性粉末粒子に捕捉させ、容器から排
出されたガスを前記ナトリウム蒸発部へ還流する一方、
ナトリウムを捕捉した不活性粉末粒子を容器から取り出
し、100℃以上の温度下で遠心分離してナトリウムを
回収し、かつ不活性粉末粒子を容器へ還流する方法であ
る。
からのナトリウム蒸気を同伴したガスを、容器内に所要
温度に保持して収容された不活性粉末を流動化させつつ
流して冷却すると共に、この冷却によって凝縮分離され
たナトリウムを不活性粉末粒子に捕捉させ、容器から排
出されたガスを前記ナトリウム蒸発部へ還流する一方、
ナトリウムを捕捉した不活性粉末粒子を容器から取り出
し、100℃以上の温度下で遠心分離してナトリウムを
回収し、かつ不活性粉末粒子を容器へ還流する方法であ
る。
前記不活性粉末の温度は、ガス温度より低くかつ100
℃以上とすることが好ましい。
℃以上とすることが好ましい。
又1、不活性粉末の温度保持手段は、流動層内に埋設す
ることが好ましい。
ることが好ましい。
[作 用]
上記手段によれば、ナトリウム蒸気を同伴したガスが、
熱伝達係数が100〜400Kcail/m2hr℃と
大きく、温度保持手段により冷却される熱容量の大きな
不活性粉末と混合されるため、瞬時に冷却される。
熱伝達係数が100〜400Kcail/m2hr℃と
大きく、温度保持手段により冷却される熱容量の大きな
不活性粉末と混合されるため、瞬時に冷却される。
又、上記冷却によりナトリウムが冷却媒体である不活性
粉末粒子の表面で凝縮してこれに捕捉されると共に、ミ
スト又はエアロゾル状となったナトリウムも、流動する
不活性粉末粒子との衝突でこれに捕捉され、かつ不活性
粉末が流動化されるため、目詰まりの心配がない。
粉末粒子の表面で凝縮してこれに捕捉されると共に、ミ
スト又はエアロゾル状となったナトリウムも、流動する
不活性粉末粒子との衝突でこれに捕捉され、かつ不活性
粉末が流動化されるため、目詰まりの心配がない。
更に、ナトリウム蒸気を同伴したガスの流速、は、不活
性粉末粒子の粒径によって設定される。
性粉末粒子の粒径によって設定される。
更に又、遠心分離されたナトリウムは、液状で回収され
る。
る。
一方、不活性粉末の温度を、ガス塩より低くかつ100
℃以上とすることにより、ナトリウムが液状で不活性粉
末粒子に捕捉される。
℃以上とすることにより、ナトリウムが液状で不活性粉
末粒子に捕捉される。
又、不活性粉末の温度保持手段を流動層内に埋設するこ
とにより、ガスの冷却が一層効果的に行われる。
とにより、ガスの冷却が一層効果的に行われる。
不活性粉末としては、ナトリウムと反応性の少ないシリ
カ(SiOz)、アルミナ(Aj20s) 、炭化ケイ
素(SiC)又は窒化ケイ素(Si3N4)等のセラミ
ックスの他、ステンレス鋼等の金属の粒子が用いられ、
粒子は、200μm以下の球形で、緻密質(中実)又は
多孔質のものが用いられるが、多孔質粒子の方が粒子内
にナトリウムが吸収されるので好ましい。
カ(SiOz)、アルミナ(Aj20s) 、炭化ケイ
素(SiC)又は窒化ケイ素(Si3N4)等のセラミ
ックスの他、ステンレス鋼等の金属の粒子が用いられ、
粒子は、200μm以下の球形で、緻密質(中実)又は
多孔質のものが用いられるが、多孔質粒子の方が粒子内
にナトリウムが吸収されるので好ましい。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図と共に説明する。
先ず、原子炉容器のカバーガス空間やナトリウムの付着
した炉心構成要素を洗浄する真空蒸発洗浄装置等のナト
リウムを蒸発させるナトリウム蒸発部(図示せず)から
のナトリウム蒸気を同伴したガスを、ナトリウム分1I
II!槽である容器6内に所要温度に保持して収容され
た不活性粉末7を分散板已により流動化させつつ流して
冷却する。不活竹粉末7としては、5102. Ar2
’s、 SiG又は513Na等のセラミックスの他、
ステンレス鋼等の金属の粒子が用いられ、粒子は、20
0μm以下の球形で、緻密質又は多孔質のものが用いら
れる。不活性粉末フの温度は、ガス温より低くかつ10
0℃以上であり、その温度保持手段としては、不活性粉
末フの流動層内に埋設した冷却器9が用いられる。
した炉心構成要素を洗浄する真空蒸発洗浄装置等のナト
リウムを蒸発させるナトリウム蒸発部(図示せず)から
のナトリウム蒸気を同伴したガスを、ナトリウム分1I
II!槽である容器6内に所要温度に保持して収容され
た不活性粉末7を分散板已により流動化させつつ流して
冷却する。不活竹粉末7としては、5102. Ar2
’s、 SiG又は513Na等のセラミックスの他、
ステンレス鋼等の金属の粒子が用いられ、粒子は、20
0μm以下の球形で、緻密質又は多孔質のものが用いら
れる。不活性粉末フの温度は、ガス温より低くかつ10
0℃以上であり、その温度保持手段としては、不活性粉
末フの流動層内に埋設した冷却器9が用いられる。
上記ナトリウム蒸気を同伴したガスの不活性粉末による
直接かつ均一な冷却により、ナトリウムが液体状態で凝
縮分離されると共に、不活性粉末粒子に捕捉される。不
活性粉末粒子によるナトリウムの捕捉は、粒子が緻密質
の場合、その表面への付着により、又、粒子が多孔質の
場合、その空隙への吸収により行われる。又、上記冷却
により、ミスト又はエアロゾル状となったナトリウムも
、流動する不活性粉末粒子との衝突でこれに捕捉され、
ナトリウムを捕集した不活性粉末は、流動されるために
目詰まりすることはない。
直接かつ均一な冷却により、ナトリウムが液体状態で凝
縮分離されると共に、不活性粉末粒子に捕捉される。不
活性粉末粒子によるナトリウムの捕捉は、粒子が緻密質
の場合、その表面への付着により、又、粒子が多孔質の
場合、その空隙への吸収により行われる。又、上記冷却
により、ミスト又はエアロゾル状となったナトリウムも
、流動する不活性粉末粒子との衝突でこれに捕捉され、
ナトリウムを捕集した不活性粉末は、流動されるために
目詰まりすることはない。
そして、容器6から排出されたガスは、前記ナトリウム
蒸発部へ還流される一方、ナトリウムを捕捉した不活性
粉末粒子は、容器6の下部から連続又はバッチ式に取り
出されてスクリュー排出型又は振動排出型等の遠心分離
機10に供給され、lO゛0℃以上の温度下で遠心分離
されてナトリウムが液体状態でナトリウム回収4g11
へ回収され、かつ不活性粉末粒子が圧縮機12により駆
動されるニューマチックコンベヤ等の搬送装置(図示せ
ず)によって容器6の上部へ連続又はバッチ式で還流さ
れる。
蒸発部へ還流される一方、ナトリウムを捕捉した不活性
粉末粒子は、容器6の下部から連続又はバッチ式に取り
出されてスクリュー排出型又は振動排出型等の遠心分離
機10に供給され、lO゛0℃以上の温度下で遠心分離
されてナトリウムが液体状態でナトリウム回収4g11
へ回収され、かつ不活性粉末粒子が圧縮機12により駆
動されるニューマチックコンベヤ等の搬送装置(図示せ
ず)によって容器6の上部へ連続又はバッチ式で還流さ
れる。
なお、運転開始時及び運転中に分散板8に衝突して凝縮
分離する一部のナトリウムは、容器6の底部にたまるの
で、その液位を監視して定期的にナトリウム回収槽11
へ回収する。
分離する一部のナトリウムは、容器6の底部にたまるの
で、その液位を監視して定期的にナトリウム回収槽11
へ回収する。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、従来の方法に比し、次の
効果が得られる。
効果が得られる。
(1)ナトリウム蒸気を同伴したガスが、熱伝達係数が
100〜400Kcaj/m”hrtと比較的大きい流
動化された不活性粉末により瞬時に直接かつ均一に冷却
されるので、冷却効率が飛躍的に向上する。
100〜400Kcaj/m”hrtと比較的大きい流
動化された不活性粉末により瞬時に直接かつ均一に冷却
されるので、冷却効率が飛躍的に向上する。
(2)上記冷却によりナトリウムが冷却媒体である不活
性粉末粒子の表面で凝縮してこれに捕捉されると共に、
ミスト又はエアロゾル状となったナトリウムも、流動す
る不活性粉末粒子との衝突で捕捉されるので、ナトリウ
ムの捕集が容易かつ効果的となり、かつ不活性粉末が流
動化されるため目詰まりの心配がないので、ナトリウム
の連続的な回収が可能となる・ (3)ナトリウム蒸気を同伴したガスの流速が、不活性
粉末粒子の粒径によって決定されるので、不活性粉末粒
子の粒径を選定することにより、断面積当りの処理ガス
量を任意に選定できる。
性粉末粒子の表面で凝縮してこれに捕捉されると共に、
ミスト又はエアロゾル状となったナトリウムも、流動す
る不活性粉末粒子との衝突で捕捉されるので、ナトリウ
ムの捕集が容易かつ効果的となり、かつ不活性粉末が流
動化されるため目詰まりの心配がないので、ナトリウム
の連続的な回収が可能となる・ (3)ナトリウム蒸気を同伴したガスの流速が、不活性
粉末粒子の粒径によって決定されるので、不活性粉末粒
子の粒径を選定することにより、断面積当りの処理ガス
量を任意に選定できる。
(4)遠心分離されたナトリウムが、液状で回収される
ので、その取扱いが容易となる。
ので、その取扱いが容易となる。
(5)不活性粉末の温度をガス温より低くかつ100℃
以上とすることにより、ナトリウムが液状で回収される
ので、上記(4)の効果と相俟ってナトリウムの取扱い
が一層容易となる。
以上とすることにより、ナトリウムが液状で回収される
ので、上記(4)の効果と相俟ってナトリウムの取扱い
が一層容易となる。
(6)不活性粉末の温度保持手段を流動層内に埋設する
ことにより、ガスの冷却が一層効果的に行われるので、
冷却効率を一層向上できる。
ことにより、ガスの冷却が一層効果的に行われるので、
冷却効率を一層向上できる。
第1図は本発明の一実施例を示す気相中に蒸発したナト
リウムの回収方法の説明図、第2図及び第3図はそれぞ
れ従来の方法の説明図である。 6・・・容器 7・・・不活性粉末9・・・
冷却器 10・・・遠心分離機11・・・ナト
リウム回収槽
リウムの回収方法の説明図、第2図及び第3図はそれぞ
れ従来の方法の説明図である。 6・・・容器 7・・・不活性粉末9・・・
冷却器 10・・・遠心分離機11・・・ナト
リウム回収槽
Claims (3)
- (1)ナトリウム蒸発部からのナトリウム蒸気を同伴し
たガスを、容器内に所要温度に保持して収容された不活
性粉末を流動化させつつ流して冷却すると共に、この冷
却によって凝縮分離されたナトリウムを不活性粉末粒子
に捕捉させ、容器から排出されたガスを前記ナトリウム
蒸発部へ還流する一方、ナトリウムを捕捉した不活性粉
末粒子を容器から取り出し、100℃以上の温度下で遠
心分離してナトリウムを回収し、かつ不活性粉末粒子を
容器へ還流することを特徴とする気相中に蒸発したナト
リウムの回収方法。 - (2)前記不活性粉末の温度をガス温より低くかつ10
0℃以上とすることを特徴とする請求項1記載の気相中
に蒸発したナトリウムの回収方法。 - (3)前記不活性粉末の温度保持手段を流動層内に埋設
することを特徴とする請求項1又は2記載の気相中に蒸
発したナトリウムの回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138705A JPH01307403A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 気相中に蒸発したナトリウムの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138705A JPH01307403A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 気相中に蒸発したナトリウムの回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01307403A true JPH01307403A (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=15228199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63138705A Pending JPH01307403A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 気相中に蒸発したナトリウムの回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01307403A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011005483A (ja) * | 2009-05-22 | 2011-01-13 | Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd | 不純物回収装置 |
JP2014132212A (ja) * | 2006-07-04 | 2014-07-17 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 特定ガスの濃縮・希釈装置および特定ガスの濃縮・希釈方法 |
CN106811607A (zh) * | 2015-12-02 | 2017-06-09 | 镇江市润州金山金属粉末厂 | 一种真空铝热法生产锶用反应炉 |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63138705A patent/JPH01307403A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014132212A (ja) * | 2006-07-04 | 2014-07-17 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 特定ガスの濃縮・希釈装置および特定ガスの濃縮・希釈方法 |
JP2011005483A (ja) * | 2009-05-22 | 2011-01-13 | Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd | 不純物回収装置 |
CN106811607A (zh) * | 2015-12-02 | 2017-06-09 | 镇江市润州金山金属粉末厂 | 一种真空铝热法生产锶用反应炉 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2550722A (en) | Method of recovering solids from gases | |
JPH06341777A (ja) | 高温プロセスガスの冷却方法 | |
JPH01307403A (ja) | 気相中に蒸発したナトリウムの回収方法 | |
JP3219828B2 (ja) | 噴霧乾燥装置の残留ガス排出方法及び払い落とし方法 | |
US4156599A (en) | Filtering separators for cleaning gases | |
JP3218395B2 (ja) | ガスから固体物質を分離する装置と方法 | |
JPS6340567B2 (ja) | ||
JP2002143604A (ja) | 逆昇華性物質の捕集方法およびその装置 | |
US3849077A (en) | Continuous method for the recovery by condensation in the solid state of sublimable substances | |
CA1271187A (en) | Raw gas/purified gas heat exchanger | |
CN112388091A (zh) | 回流凝热焊接机 | |
JPH04297503A (ja) | 真空脱脂焼結炉の脱脂方法及びその装置 | |
JPH01301200A (ja) | 高速炉炉心構成要素の付着ナトリウム除去方法 | |
JPS6291221A (ja) | 含塵ガスの処理方法 | |
JP2635062B2 (ja) | 真空排気系用微粒子捕集装置 | |
JPS6346128Y2 (ja) | ||
JPH0324251B2 (ja) | ||
JPS5942002A (ja) | 金属性ミストの捕集装置 | |
JPH01301198A (ja) | 高速炉炉心構成要素の付着ナトリウム除去方法 | |
JPH0573649B2 (ja) | ||
JPH0111289Y2 (ja) | ||
JPH0777600A (ja) | ガス中に含まれるナトリウムの回収装置およびその使用方法 | |
JPH0716499A (ja) | 集塵装置 | |
JPS6087824A (ja) | ガス中のオイル回収方法 | |
JPH115010A (ja) | タール分離装置 |