JPH0130736Y2 - - Google Patents

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JPH0130736Y2
JPH0130736Y2 JP3191781U JP3191781U JPH0130736Y2 JP H0130736 Y2 JPH0130736 Y2 JP H0130736Y2 JP 3191781 U JP3191781 U JP 3191781U JP 3191781 U JP3191781 U JP 3191781U JP H0130736 Y2 JPH0130736 Y2 JP H0130736Y2
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JP
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bridge
insulating layer
thickness
insulated wire
flat
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JP3191781U
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JPS57143614U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、引裂きを容易にした平型絶縁電線に
関するものである。 多数の絶縁心線を集束して配線をする例えば各
種配電盤内の配線において、端子盤に接続された
多数の絶縁電線は一先ずビニル帯あるいはデグス
紐などで一括結束して配電盤内に配電されるが、
その作業はすこぶる面倒なものであり、作業者の
熟練度によつて出来上りが大きく左右する。 一方、今日テープ電線あるいはフラツトケープ
と云つたような多数の心線を一まとめにしたもの
が開発されているが、これ等は電子計算機の如
き、信号を伝達する程度の部間で使用されるもの
で、端末処理の際は心線を引裂くことなくそのま
ま専用のコネクターを使用するようになつている
ため、これを配電用として用いるには絶縁特性上
問題がある。 更に、JISC3341では平形引込用ビニル絶縁電
線が規格化されているが、この場合、ブリツジの
厚さが全体に同一になつているため、絶縁心線を
引裂くとブリツジの中央部で引裂かれず裂げ目が
絶縁層に食い込み絶縁層に欠損が生じる恐れがあ
る。また、この対策として絶縁層とブリツジの境
目にアールを付けたものが製造されているが、こ
れでも前記問題は解決していない。 以上のような事情から配電機器業界、とくに配
電盤の製造業界では多数の絶縁心線を並列して一
体成型したものであり、且つ、各絶縁心線を引裂
いたとき、その一本一本が低圧用絶縁電線として
充分その特性を満足するようなものの出現が望ま
れていた。 本考案は、以上の業界の要望に応えるために鋭
意検討を重ねた結果なされたもので、並列した複
数の導体上に絶縁層と、その絶縁層と絶縁層との
間にブリツジ部を同時に押出成形した平型絶縁電
線において、絶縁層の外径D、ブリツジ部と絶縁
層が接する部分の厚さW、ブリツジ部の長さL、
ブリツジ部の中間部分の厚さTとの間に、W/D
=0.07〜0.18,W=L,T/W=0.4〜0.6なる式
を満足する関係にあることを特徴とするものであ
る。 次に本考案の実施例を図面と共に説明する。図
において1は導体であり、2は絶縁層であり、3
は絶縁層と絶縁層とを連結するブリツジ部であ
る。ブリツジ部3は絶縁層2と接する部分4の厚
さより中間部5の厚さの方が小さくしてある。と
くにこの形状はV字状を成していることが望まし
い。 〔実施例〕 下表に示す構成の本考案に係る平型ビニル絶縁
電線と、ブリツジの厚さを絶縁層と接する部分の
厚さと中間部の厚さとを均一にした従来の平型絶
縁電線とを製作した。
【表】 注、比較例として上表と同様の構成でブ
リツジの厚さを中間で小さくし
てないものを製作した。
ここで、本考案に係る平型絶縁電線の絶縁心の
外径Dとブリツジが絶縁層と接する部分の厚さ
W、ブリツジ長さLおよびブリツジ中間部分の厚
さTの関係は次の範囲にあることが望ましい。 W/D=0.07〜0.18 W=L T/W=0.4〜0.6 尚、W、LおよびTの値がこの範囲をこえると
次のような問題が生じる。 Wが大きくなると引裂き難くなり絶縁層が引張
られる。また小さくなると押出成形が難しくな
る。 Lが小さい場合押出成形製品が平に仕上らな
い、大きい場合は押出成形が困難になる。 Tが小さいときは押出成形が困難で大きい場合
は引裂き不良となる。 上表の実施例およびブリツジの中間で厚さを小
さくしてない比較例からそれぞれサンプルを採取
して引裂き状況を確認した結果、本考案品は引裂
き状況が良好であるのに対し、比較例のものは引
裂き部分が不安定で絶縁層に欠損を生じた。 以上の説明から明らかな如く本考案の平型絶縁
電線は引裂きが良好で、引裂いた後の個々の絶縁
心線はそれ自身絶縁電線としての性能を保持して
おり、また、配電盤等の配線においては、作業者
の熟練に関係なくきれいに仕上げることができ且
つ、作業工数を低減できるなどの効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る平型絶縁電線の横断面
図、第2図は同ブリツジ部の拡大断面図である。 1……導体、2……絶縁層、3……ブリツジ
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 並設した複数の導体上に絶縁層をそれぞれ形成
    すると共に、各絶縁層と絶縁層との間を連結する
    ブリツジ部を同時に押出成形した平型絶縁電線に
    おいて、絶縁層の外径D、ブリツジ部と絶縁層が
    接する部分の厚さW、ブリツジ部の長さL、ブリ
    ツジ部の中間部分の厚さTとの間に、 W/D=0.07〜0.18 W=L T/W=0.4〜0.6 なる式を満足する関係にある平型絶縁電線。
JP3191781U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPH0130736Y2 (ja)

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JPS57143614U JPS57143614U (ja) 1982-09-09
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JPS57143614U (ja) 1982-09-09

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