JPH01307347A - 電話機回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、受話器から出る音の音量レベルを調整する
ことができる電話機回路に関するものである。

（従来の技術） 第４図は従来の電話機回路の構成図であり、図において
、１は受話信号を受け取る入力部、２は受話信号とこれ
を増幅した信号の高周波雑音を取り除く高周波雑音除去
用コンデンサ、３はオペアンプ３ａを使用して受話信号
を増幅する増幅器、３ａは受話信号増幅用のオペアンプ
、４は大きな音から耳を保護するイヤプロテクト用のツ
ェナーダイオード、５は増幅器３の出力を音にして出力
する受話器、６はオペアンプ３ａの直流電圧を遮断する
ための直流遮断コンデンサである。

次に動作について説明する。入力部１に入力された受話
信号は、高周波雑音を高周波雑音除去用コンデンサ２に
よって除去されたのち、オペアンプ３ａを使用した増幅
器３で増幅され、受話器５に入力される。受話器５に入
力された信号は音として出力され電話使用者の耳へ伝え
られる。また、耳を傷めるおそれのある大きな音はツェ
ナーダイオード４により減衰される。

（発明が解決しようとする課題〕 従来の電話機回路は以上のように構成されているので、
増幅器３の増幅率が一定であるから、受話信号のうち音
声信号に比べて信号レベルが大きいトーン信号は受話器
５からトーン４８号音として出力される際、大きな音量
となってしまい、トーン信号音のうちでも特に不意に間
これる呼び出し音は電話使用者に対して不快感を与える
という問題点がある。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、受話信号のうち音声信号に対しては今までと
同様な増幅器の増幅率が得られるとともに、トーン信号
に対しては増幅器の増幅率を減少させることができる電
話機回路を得ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） この発明に係る電話機回路は、受話信号を増幅する増幅
器の増幅率を変化させる増幅率調整回路と、この増幅率
調整装置に増幅率を変化させるタイミングを与える制御
部とを備えたものである。

〔作用〕

この発明における電話機回路は、増幅率調整回路に増幅
率変化タイミングを与える制御部の制御に従って、受話
信号がトーン１８号である場合には、増幅率調整回路が
増幅器の増幅率を減少させることにより、トーン信号の
増幅器からの出力レベルを低下させ、その結果、受話器
からの出力であるトーン信号音を低下させる。

（発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１から６は従来の電話機回路と全く同一の
ものである。７は増幅器３の増幅率を変化させる増幅率
調整装置、８１は増幅率調整回路７においてスイッチの
役割りをはたすＦＥＴ、９は増幅器３の増幅率を変化さ
せるための抵抗、１０は増幅率調整回路７に増幅率変化
タイミングを与える制御部として作用するマイクロコン
ピュータである。

次に動作について説明する。第１図において、マイクロ
コンピュータ１０により ＦＥＴ８１のゲートをＬレベルにした場合にはＦＥＴ８
１のソースとドレイン間がオフ状態となり、第３図の従
来の電話機回路と同様な動作を行なう、また、マイクロ
コンピュータ１０によりＦＥＴ８１のゲートをＨレベル
にした場合にはＦＥＴ８１のソースとドレイン間がオン
状態となり、従って増幅器３の増幅率が低下するので、
増幅器３の出力レベルが低下し、受話器５から出る音の
音量が低下する。増幅器３の増幅率は増幅率調整回路７
の抵抗９の値を選択することにより任意に設定で籾るの
で、ＦＥＴ８がオン状態の場合、受話器５から出る音の
音量は任意のレベルまで低くすることができる。

なお、上記実施例では増幅率調整回路フにＦＥＴ８１を
用いたが、第２図に示すようにアナログスイッチＩＣ８
２を用いてもよい、また第３図に示すように増幅率調整
回路７にリレースイッチ８３を用いてもよい。

（発明の効果） 以上のように、この発明によれば電話機回路を増幅率調
整回路と制御部とを備えて、制御装置が増幅率調整回路
に増幅率を変化させるタイミングを与えて増幅器の増幅
率を調整することができるように構成したので、受話信
号のうち音声信号に対しては今まで同様な増幅器の増幅
率が得られるようにするとともに、トーン信号に対して
は増幅器の増幅率を減少させるようにすることができる
ので、呼び出し音の音量を小さくすることができ、呼び
出し音による電話使用者への不快感を緩和することがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電話機回路を示す構
成図、第２図はこの発明の他の実施例による電話機回路
の増幅率調整回路とその周辺を示す構成図、第３図はこ
の発明の第３の実施例による電話機回路の増幅率調整回
路とその周辺を示す構成図、第４図は従来の電話機回路
の構成図である。 ｌは入力部、３は増幅器、５は受話器、フは増幅率調整
回路、８１はＦＥＴ、９は抵抗、１０はマイクロコンピ
ュータ（制御部）８２はアナログスイッチＩＣ１８３は
リレースイッチである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人　　三菱電機株式会社 代理人　弁理士　　１）澤　博　昭ｊ　　−（外２名）
−，，−３ｄ ＴＯ：　マ（’７０　：Ｉ−ヒ”−９（Ｉ’１ｆｉＴ’
＋Ｉ’　）□―−―−−嘲一彎一響−−響」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 受話信号を受け取る入力部と、この入力部の出力を増幅
   する増幅器と、この増幅器の出力を音にして出力する受
   話器とを備えた電話機回路において、前記増幅器の増幅
   率を変化させる増幅率調整回路と、この増幅率調整回路
   に増幅率を変化させるタイミングを与える制御部とを備
   えたことを特徴とする電話機回路。