JPH01306272A - インクリボン及びカラー記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数色のインクリボンを用いた熱転写式カラー
記録装置に代表されるカラー記録装置に関する。

〔従来の技術〕

第２図は面順次のスイング方式における従来の熱転写式
カラー記＠装置の斜視図を表わしている。

同図において１は線状に配列された発熱抵抗体を具備し
たサーマルヘッドであり、入力データに対応して所定の
印字を行う。サーマルヘッド１とプラテン２の間には、
印字媒体としての用紙４とインクリボン７とが配置され
ている。用紙４は供給ロール３から供給され、矢印Ａの
方向に移動される。インクリボン７は供給ロール５から
供給され、巻き取りロール６に巻き取られる。８は用紙
４をプラテン２に押圧するプレッシャローラである。

９は用紙４上の記録領域である。インクリボン７上には
イエロー（Ｙ）、マゼンダ（Ｍ）及びシアン（Ｃ）の３
原色の転写インクがこの順序で繰り返し塗布されている
。転写インクの塗布領域の長さＬ′は記録領域９の長さ
しより若干大きめに設定されている。１０ａ、１０ｂ、
１０ｃはインクリボン７のエツジ部に形、成されたマー
クであり、３原色の各転写インクの基準位置に配置され
ている。１１はマーク１０ａ、１０ｂ、ｌｏｃを検出す
るリボンセンサである。１２はヘッド１が取り付けられ
たブラケットであり、スプリング１４により支点１３を
中心としてヘッド１をプラテン２に押圧する方向に付勢
されている。１５はヘッドモータであり、駆動されたと
きカム１６を介してブラケット１２をプラテン２から離
脱させる。

第３図は第２図の装置を駆動する駆動回路のブロック図
を表わしている。同図において２０はＲＯＭ、ＲＡＭ、
マイクロプロセッサ等により構成される制御部であり、
インタフェース線２１を介して所定のコマンド、印字デ
ータ等が入力される。

２２はサーマルヘッド１と制御部２ｏとの間に配置され
たＩ１０ポート、２３はリボンセンサ１１、用紙センサ
２８の出力をバス２４を介して制御部２０に伝達すると
ともに、バス２４を介して入力される制御部２０からの
信号をモータドライバ２５に出力するＩ１０ボートであ
る。モータドライバ２５は制御部２０からの信号に対応
してヘッドモータ１５、用紙フィードモータ２６及びリ
ボンフィードモータ２７を制御する。

第４図はサーマルヘッド１のブロック図を表わしている
。同図において３０はシフトレジスタ回路であり、■／
○ポート２２を介して制御部２゜より供給されるデータ
を順次記憶する６３１はラッチ回路であり、シフトレジ
スタ回路３０から入力されたデータをラッチし、ＮＡＮ
Ｄ回路３２を介して発熱素子３３に出力する。

次に第５図のフローチャート及び第６図のタイミングチ
ャートを参照して印字動作を説明する。

インタフェース線２１を介して入力された１画面（記録
領域）分のデータが制御部２０のＲＡＭに記憶される（
ステップＳ１）、記憶動作が完了したとき、リボンフィ
ードモータ２７は巻き取りロール６を一定のトルクかつ
一定の回転速度で回転させ（Ｓ２）、リボン７を第２図
中右方向に移動させる。

リボンセンサ１１がイエローの転写インクのマーク１０
ａを検出したとき、モータ２７の駆動は停止される（Ｓ
３）。

同様にしてモータ２６はプラテン２を駆動し。

用紙センサ２８が基準位置を検出する位置まで用紙４を
正方向（第２図中右方向で示す方向）に移動させる。

このようにして用紙４とリボン７が所定の位置に移動さ
れたとき（第６図（ａ））、ヘッドモータ１５が駆動さ
れる。その結果カム１６による駆動が解除され、ブラケ
ット１２はスプリング１４の付勢力により支点１３を中
心にして第２図中反時計方向に回動される。これにより
リボン７と用紙４がヘッド１とプラテン２の間に押圧さ
れる（Ｓ４）。

制御部２０のＲＡＭから１ライン分のデータ（第６図（
ｂ））が所定のクロック（第６図（Ｃ））に同期して読
み出され、Ｉ１０ボート２２を介してヘッド１のシフト
レジスタ回路３０に順次入力される。１ライン分のデー
タの書き込みが終了したときラッチ信号（第６図（ｄ）
）がラッチ回路３１に入力され、シフトレジスタ回路３
０のデータがラッチ回路３１に転送され、ラッチされる
。これによりシフトレジスタ回路３０への新たなデータ
の書き込みが可能となる。

ラッチ回路３１に所定のデータがラッチされた後、最初
のストローブ信号ＳＴＢ　１（第６図（ｅ））が対応す
るＮＡＮＤ回路３２１乃至３２ｉに供給される。このス
トローブ信号ＳＴＢ　１が入力されたＮＡＮＤ回路のみ
が導通し、対応する発熱素子３３ｒ、乃至３３ｒｉにラ
ッチ回路３１にラッチされたデータが出力される。こ九
によりデータに対応して発熱素子３３が発熱し、発熱し
た素子に対応してイエローのインクが用紙４に転写され
る。

以下同様にして第２、第３．第４のストローブ信号５Ｔ
Ｂ２．３．４（第６図（ｆ）、（ｇ）、（ｈ））が順次
入力され、対応する発熱素子が駆動される。

このようにストローブ信号により発熱素子３３を時分割
駆動することで、ヘッド１に供給する電源容量を小さく
することができる。

以上のようにして１ライン分の印字が行われたとき（Ｓ
５）、モータ２６が正方向に駆動され、用紙４は矢印Ａ
で示す方向に移動される。またモータ２７は巻き取りロ
ール６を駆動し、リボン７を巻き取らせる。このように
して用紙４とリボン７が１ライン分移動される。

次に定数ｎ（１つの記録領域中におけるライン数に対応
している）より１が減算される（Ｓ６）。

そして定数ｎが０になるまで同様の動作が繰り返される
（Ｓ７）、このようにして１つの記録領域９へｎライン
の印字が行われる。

］一つの記録領域９におけるイエローの印字が終了した
とき、ヘッドモータ１５はカム１６を介してブラケット
１２を駆動する。ブラケット１２はスプリング１４の付
勢力に抗して支点１３を中心として第２図中時計方向に
回動され、ヘッド１がプラテン２より離脱する（Ｓ８）
。

この状態においてリボン７は再び移動され、次のマゼン
ダのマーク１０ｂがセンサ１１により検出される位置で
停止される。

一方モータ２６は前述した場合とは逆方向に回転され、
用紙４を矢印Ａと反対の方向に０５４２分移動させる（
Ｓ９）。

次に前述したイエローの場合と同様にしてマゼンダの印
字が行われる（ＳＩＯ）。

マゼンダの印字終了後再び用紙４が逆方向に移送され（
Ｓ　１１）、さらに同様の動作により同一の記録領域に
シアンの印字が行われる（Ｓ　１２）。

このように１つの記録領域に３原色の印字が行われたと
き、用紙４は次の記録領域に移送され（Ｓ１３）、その
記録領域に上述した場合と同様にして３原色の印字が行
われる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の装置はこのように、異なる色を印刷する毎に用紙
を印刷開始位置まで移送する（バックフィードする）よ
うにしているので、印刷に時間がかかり、単位時間当り
の印刷量を増加させることが困蓮であった。また用紙を
往復移送する回数が多いため、色ズレが発生し、印刷品
質が低下する欠点がある。

そこで本発明は、印刷時間を短縮し、単位時間当りの印
刷量を増加させることができるようにするとともに、色
ズレを発生し難くするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のカラー記録装置用のインクリボンは、ベース材
の所定の範囲に所定の色のインクが塗布された複数の領
域と、印字を行うヘッドとプラテンによる押圧が避けら
れるように、領域と領域の間に形成された切欠部とを備
える。

また本発明のカラー記録装置は、少なくとも１つの第１
の色の転写インクが塗布された領域を有する第１のイン
クリボンと、少なくとも１つの。

第１の色とは異なる第２の色の転写インクが塗布された
領域を有する第２のインクリボンと、印字媒体を移送す
るプラテンと、印字媒体を第１又は第２のインクリボン
を介してプラテンに押圧し。

第１又は第２のインクリボンの転写インクを所定のデー
タに対応して、印字媒体に転写し、所定の印字を行うヘ
ッドと、第１及び第２のインクリボンと印字媒体の移送
を制御する制御部とを備え、前記第１のインクリボンと
第２のインクリボンは相互に逆方向に移゛送され、前記
印字媒体は第１の色の転写インクを転写するとき第１の
インクリボンと同一方向に、第２の色の転写インクを転
写するとき第２のインクリボンと同一方向に、各々移送
される。

〔作用〕

例えば３原色のうちの１つの色の転写インクが１本のイ
ンクリボンの１つの領域に塗布されている。１本のイン
クリボンの各領域の転写インクの色は同一とし又は異な
らせることができる。領域と領域の間に切欠部が形成さ
れているので、そこにプラテンとヘッドとを配置させる
ことにより、一方のインクリボンが使用状態にあるとき
、他方のインクリボンを休止状態にすることが可能にな
る。

また例えばこのような少なくとも２本のインクリボンが
相互に逆方向に駆動される。印字媒体は転写するインク
リボンと同一方向に移送されるので、１つの色の転写イ
ンクの転写が完了する毎に。

移送方向が反転される。

従って印刷時間を短縮することが可能になり。

また往復移送の回数が減るので色ズレの発生割合を少な
くすることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の熱転写式カラー記録装置のブロック図
であり、従来の場合と対応する部分には同一の符号を付
しである。

同図において５５ａはイエローとシアンの転写インクが
塗布されたインクリボン、５５ｂはマゼンダの転写イン
クが塗布されたインクリボンである。インクリボン５５
ａは供給ロール６０から供給され、図中右方向に移送さ
れて巻き取りロール６１に巻き取られるようになってい
る６６２は巻き取りロール６１を図中時計方向に回転さ
せるリボンフィードモータである。他方インクリボン５
５ｂは供給ロール６４から供給され、図中左方向に移送
されて巻き取りロール６５に巻き取られるようになって
いる。６６は巻き取りロール６５を図中反時計方向に回
転させるリボンフィードモータである。６３と６７は各
々インクリボン５５ａと５５ｂのマークを検出するリボ
ンセンサである。

その他の構成は第２図における場合と同様である。

第７図は第１図のカラー記録装置の駆動回路のブロック
図である。リボンフィードモータ６２．６６、リボンセ
ンサ６３，６７が付加されている点を除き、第３図にお
ける場合と同様の構成となっている。

第８図はインクリボン５５ａと５５ｂの平面図を表わし
ている。同図において５０はフィルム状のベース材であ
る。インクリボン５５ａにおいては、ベース材５０上に
イエロー及びシアンの転写インクが塗布された領域５２
．５３が形成されている。領域５２と５３の間のベース
材５０は切欠かれ、切欠部５１が形成されている。５４
ａ、５４ｃはイエローの領域５２とシアンの領域５３の
基準位置を検出するためのマーク、５４ｂは切欠部５１
の基準位置を検出するためのマークであり。

各々ベース材５０のエツジに形成されている。

インクリボン５５ｂにおいてはマゼンダの転写インクが
領域５７に塗布され、２つの領域５７の間に切欠部５６
が形成されている。５７ａはマゼンダの領域５７の、ま
た５７ｂは切欠部５６の、各々基準位置を検出するため
のマークである。

第１図に示すように２本のインクリボン５５ａ、５５ｂ
は重ねられ（前者が上、後者が下）、ヘッド１とプラテ
ン２の間に配置される。

しかして制御部２０は例えば第９図に示す如きフローチ
ャートに従って印字動作を制御する。１画面（記録領域
）分のデータが制御部２０のＲＡＭに記憶されたとき（
ＳＬ）、　リボンフィードモータ６２が駆動され、巻き
取りロール６１が時計方向に回転される（Ｓ２）。これ
によりインクリボン５５ａが右方向に移送される。リボ
ンセンサ６３がマーク５４ａを検出したとき、リボンフ
ィードモータ６２は停止される（Ｓ３）。

次にリボンフィードモータ６６が駆動され、巻き取りロ
ール６５が反時計方向に回転される（Ｓ４）。インクリ
ボン５５ｂはリボンセンサ６７がマーク５７ｂを検出す
るまで左方向に移送される（Ｓ５）。

マーク５７ｂが検出されると、ヘッドモータ１５が駆動
され、ヘッド１がプラテン２に押圧される（Ｓ６）。切
欠部５６（５１も同様）は、プラテン２とヘッド１によ
る押圧が回避できる大きさに形成されている。従ってこ
のときヘッド１とプラテン２の間には実質的にインクリ
ボン５５ａのみが介在することになる。

次に前述した場合と同様に１ライン分のデータが印字さ
れたとき（Ｓ７）、用紙フィードモータ２６が反時計方
向に回転され、用紙４が正方向（矢印Ｙ方向）に１ライ
ン分だけ移送される。またリボンフィードモータ６２が
時計方向に回転され、インクリボン５５ａが右方向（用
紙４と同一方向）に１ライン分だけ移送される（Ｓ８）
。値ｎより１が減算され（Ｓ９）、値ｎがＯとなるまで
上述したライン毎の印字が繰り返される（Ｓ　１０）。

このようにして１つの記録領域９へのｎラインのイエロ
ーの印字が完了すると、モータ１５が駆動され、ヘッド
１がプラテン２から離間される（Ｓｌｉ）。さらにリボ
ンフィードモータ６２が駆動され（Ｓ］、２）、リボン
センサ６３が切欠部５１のマーク５４ｂを検出するまで
インクリボン５５ａが右方向に移送されるｃｓ　１３）
。次にリボンフィードモータ６６が駆動され（Ｓ１４）
、リボンセンサ６７がマーク５７ａを検出するまでイン
クリボン５５ｂが左方向に移送される（Ｓ１５）。

このようにインクリボン５５ａと５５ｂが所定の基準位
置に達したとき、ヘッドモータ１５が駆動され、ヘッド
１がプラテン２に押圧される（８１６）。今度はインク
リボン５５ａの切欠部５１がヘッド１（プラテン２）に
対向しているので、ヘッド１とプラテン２の間には実質
的にインクリボン５５ｂのみが介在していることになる
。そして上述した場合と同様にして１ライン分のマゼン
ダの印字が行われる（Ｓ１７）。但しこのときイエロー
の印字の場合と異なり、１つの記録領域の最後のライン
から順番に印字が行われる。１ライン分の印字が完了し
たとき、用紙フィードモータ２６は時計方向に回転され
、用紙４は逆方向（矢印Ｍ方向）に１ライン分だけ移送
される。同時にリボンフィードモータ６６が反時計方向
に回転され、インクリボン５５ｂが左方向（用紙４と同
一の方向）に１ライン分だけ移送される（８１８）。こ
のライン毎の動作が前述した場合と同様に値ｎがＯにな
るまで繰り返され、１つの（イエローの印字が行われた
）記録領域にマゼンダの印字が行われる（Ｓ１９．２０
）６ マゼンダの印字が完了したとき、ヘッドモータ１５が駆
動され、ヘッド１がプラテン２から離間される（Ｓ２１
）。次にリボンフィードモータ６２が時計方向に回転さ
れ（Ｓ２２）、リボンセンサ６３によりマーク５４ｃが
検出されるまでインクリボン５５ａが右方向に移送され
る（Ｓ２３）、またリボンフィードモータ６６が反時計
方向に回転され（Ｓ２４）、リボンセンサ６７によりマ
ーク５７ｂが検出されるまでインクリボン５５ｂが左方
向に移送される（Ｓ２５）。

インクリボン５５ａと５５ｂが基準位置に移送されたと
き、ヘッドモータ１５が駆動され、ヘッド１がプラテン
２に押圧される（Ｓ２６）。いまインクリボン５５ａの
シアンの転写インクがヘッド１とプラテン２の間に対応
しているので、シアンの印字がイエローの印字の場合と
同様に行われる（Ｓ２７乃至３０）。

このようにして１つの記録領域９に３原色の印字が行わ
れたとき、ヘッドモータ１５が駆動され、ヘッド１がプ
ラテン２から離間される（Ｓ３１）。

さらに用紙フィードモータ２６が反時計方向に回転され
、用紙センサ２８が次の記録領域の基準位置を検出する
まで、用紙４が正方向に移送される（Ｓ　３２）。そし
て上述した場合と同様に次の記録領域へのカラー印字が
行われる。

以上においては一方のインクリボン５５ａにイエローと
シアンの転写インクを塗布し、他方のインクリボン５５
ｂにマゼンダの転写インクを塗布したが、第１０図に示
すように、イエロー、マゼンダ、シアンの各転写インク
を各々異なるインクリボン１．１０ａ、、１１０ｂ、１
１０ｃに各々塗布するようにすることもできる。この場
合においても転写インクを塗布した領域と領域の間に切
欠部１１１を設ける。また各インクリボン１１０ａ、１
１０ｂ、１１０ｃに、各色の転写インクの領域のマーク
１１３ａ、１１３ｂ、１１３ｃと、切欠部１１１のマー
ク１１２が各々設けられる。

コノインクリボ’／　１１０　ａ、１１０ｂ、１１０Ｃ
は、第１１図に示すように、ヘッド１とプラテン２の間
に３重に重ねられるように配置される。

この場合用紙４は１つの色の転写が完了する毎に逆方向
に移送され、インクリボンＬ　ＬＯａと１１０ｃは例え
ば右方向に、インクリボン１１０ｂは左方向に、各々移
送される。このようにすれば上述した場合と同様にして
３原色を印字することができる。　尚本発明は熱転写式
以外のカラー記録装置にも応用が可能である。

〔発明の効果〕

以上の如く本発明のインクリボンによれば、転写インク
を塗布した領域の間に切欠部を設けたので、そこにプラ
テンを対応させるようにして、他のインクリボンが使用
状態のときそのインクリボンを実質的に休止状態にする
ことができ、複数のインクリボンを重ねて使用すること
が可能になる。

また本発明のカラー記録装置によれば、例えば上述した
ようなインクリボンを複数重ねて使用し、印字媒体を正
方向に移送するときだけでなく、逆方向に移送するとき
も印字を行うようにしたので。

印字時間を短縮することができる。さらに印字媒体の往
復移送回数が従来の場合に較べ減少するので、それだけ
移送の累積誤差が減少し１色ズレの発生するおそれが少
なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラー記録装置の斜視図。 第２図は従来のカラー記録装置の斜視図、第３図は従来
のカラー記録装置の駆動回路のブロック図。 第４図はサーマルヘッドのブロック図、第５図は従来の
カラー記録装置のフローチャート、 第６図は従来のカラー記録装置のタイミングチャート。 第７図は本発明のカラー記録装置の駆動回路のブロック
図、 第８図は本発明のインクリボンの平面図、第９図は本発
明のカラー記録装置のフローチャート。 第１０図は本発明のインクリボンの他の実施例の平面図
、 第１１図は第１０図のインクリボンを用いた場合のカラ
ー記録装置の側面図である。 １健ＪＩＩサーマルヘツド １５・・・ヘッドモータ ２０・・・制御部 ２１・・・インタフェース線 ２２．２３・・・Ｉ１０ポート ２４・・・バス ２５・・・モータドライバ ２６・・・用紙フィードモータ ２７・・・リボンフィードモータ ５１・・・切欠部 ５５ａ、５５ｂ・・・インクリボン ６０・・・供給ロール ６１・・・巻き取りロール ６２・・・リボンフィードモータ ６３・・・リボンセンサ ６４・・・供給ロール ６５・・・巻き取りロール ６６・・・リボンフィードモータ ６７・・・リボンセンサ 特許出願人　沖電気工業株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィルム状のベース材と、 ベース材の所定の範囲に所定の色のインクが塗布された
   複数の領域と、 印字を行うヘッドとプラテンによる押圧が避けられるよ
   うに、領域と領域の間に形成された切欠部とを備えるカ
   ラー記録装置用のインクリボン。
2. （２）少なくとも１つの第１の色の転写インクが塗布さ
   れた領域を有する第１のインクリボンと、少なくとも１
   つの、第１の色とは異なる第２の色の転写インクが塗布
   された領域を有する第２のインクリボンと、 印字媒体を移送するプラテンと、 印字媒体を第１又は第２のインクリボンを介してプラテ
   ンに押圧し、第１又は第２のインクリボンの転写インク
   を所定のデータに対応して、印字媒体に転写し、所定の
   印字を行うヘッドと、第１及び第２のインクリボンと印
   字媒体の移送を制御する制御部とを備え、 前記第１のインクリボンと第２のインクリボンは相互に
   逆方向に移送され、 前記印字媒体は第１の色の転写インクを転写するとき第
   １のインクリボンと同一方向に、第２の色の転写インク
   を転写するとき第２のインクリボンと同一方向に、各々
   移送されるカラー記録装置。