JPH01305490A - メモリカードおよび電子スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はメモリカードに関する。

［従来の技術］ メモリカードは、電子スチルカメラなど各分野の電子製
品の外部記憶装置としての広い用途が期待され、その開
発が試みられている。

一般にメモリカードは、第５図で示すように金属あるい
は合成樹脂で形成された厚さ３ｎ＋ｎ程度の薄いカード
本体１の内部に情報信号を記憶する記憶素子を設け、且
つカード本体１に記憶素子と外部装置との情報信号の入
出力を行なうためのインターフェイス部２を設けたもの
である。この図でインタフェイス部２は複数の端子を並
べた接触式のコネクタを示している。

従来、こ°の記憶素子としては、ＳＲＡＭ。

ＥＰＲＡＭあるいはＥＥＰＲＡＭなどのシングルポート
形すなわち、入出力系統が１系統のものを用いており、
これに対応してカード本体１のインターフェイス部２も
記憶素子のシングルポートに対応して一個の入出力系統
とする構成としている。

第６図は一例として記憶素子にＳＲＡＭを用いたメモリ
カードを示している。図中１０はＳＲＡＭ、１１は入出
力制御用ＩＣ，１２はバックアップ電源用の内蔵電池、
１３は電源制御回路である。データライン１４、アドレ
スライン１５、コントロールライン１６、ライトプロテ
クト、スイッチ１７、各電源用ラインＶＣｆ、、Ｖｓｓ
ＳＶｌ）ｌ）のポート部はシングルポートとされ、カー
ド本体のインタフェイス部に設けた１系統の入出力系統
に接続している。なお、ＳＲＡＭのポート部は入力端子
と出力端子が夫々独立しているものと、同一の端子で入
力と出力の機能を切換えるものとがあり、またこれら端
子には１ビツトのもの、４ビツトのものがある。さらに
、カード本体のインターフェイス部では、端子数の削減
のためにアドレスライン端子とデータライン端子を共用
にして、内部のインタフェイス回路で切換えるようにし
たものもある。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来のメモリカードには、次
に述べる問題がある。すなわち、従来のメモリーカード
は、入出力ポートが１系統のみであるシングルポート形
の記憶素子を使用しているので、同一時刻に記憶素子の
１つのアドレス領域に対してしか情報信号を入出力する
ことができない。

このため、このような従来のメモリカードを例えば電子
スチルカメラにおいて画像情報を記憶する外部記憶装置
として使用した場合には、例えば画像撮影時やデータ圧
縮時において記憶素子のあるアドレス領域と外部装置と
の間で画像信号を入出力している時に、他のアドレス領
域と外部装置とを接続して画像情報を出力することがで
きず、このためには１フイールドまたは１フレ一ム分の
バッファメモリを必要とすることになる。

本発明は前記事情に基づいてなされたもので、記憶素子
の異なった複数のアドレス領域と外部装置との間で夫々
情報信号を同時に入出力することができるメモリカード
を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために本発明のメモリカードは、外
部装置と情報信号の送受を行なうインターフェイス部と
、情報信号を記憶する記憶素子を備えたメモリカードに
おいて、記憶素子が入出力ポートを複数系統備えている
マルチポートメモリであることを特徴とするものである
。

［作用コ すなわち、記憶素子に設けた複数系統の入出力ポートを
、インターフェイス部の端子を介して夫々外部装置と接
続することにより、記憶素子における異なったアドレス
領域が夫々外部装置との間で独立して同時に情報信号の
入出力を行なうことができる。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

本発明の第１の実施例を第１図を参照して説明する。

この実施例は本発明のメモリカードを電子スチルカメラ
の外部記憶装置として使用した場合であり、第１図は本
発明のメモリカードを用いた電子スチルカメラのシステ
ム構成を示している。なお、この電子スチルカメラは電
子ビューファインダＣＥｒｅｃｔｒＬｃ　　ｖｉｅｕ　
　ｆｉｎｄｅｒ）を使用したものである。

図中２０はメモリカードで、このメモリカード２０はカ
ード本体に画像情報を記憶する記憶素子２１を内蔵させ
るとともに、カード本体に記憶素子２１と電子スチルカ
メラに設けた装置との間で画像情報を入出力するインタ
ーフェイス部２２ａ１２２ｂ、２２ｃを設けたものであ
る。記憶素子２１は、例えば３系統の入出力ポート（以
下ポートと略称する。）２３ａ、２３ｂ、２３ｃを有す
るマルチポートメモリであり、例えばＳＲＡＭを使用し
ている。ポート部２３ａ〜２３ｃは夫々ＳＡＭ（シリア
ルアクセスメモリ）を使用する。

インタフェイス部２２ａ〜２２ｃは記憶素子２１のポー
ト部２３ａ〜２３ｅに対応して設けたもので、各インク
フェイス部２２ａ〜２２ｃは夫々所定の数の端子を並べ
て構成した接触式のコネクタを使用している。互いに対
向する前記記憶素子２１のポート部２３ａ〜２３ｃとカ
ード本体のインタフェイス部２２ａ〜２２ｃとは導電部
材により電気的に接続されている。

そして、メモリカード１の各インタフェイス部２２ａ〜
２２ｃは、夫々カメラ本体に設けな各装置に接続される
。例えば、インタフェイス部２２ａは、信号処理回路２
５およびＡ／Ｄ変換器２６を介して撮像素子（ＣＣＤ）
２４と接続されている。インタフェイス部２２ｂは、切
換スイッ−ファインダ（ＥＶＦ）２７と接続されている
。

この切換スイッチ２８は前記信号処理回路２５の出力端
にも接続されている。インクフェイス部２２ｃは、Ｄ／
Ａ変換器３０を介して電子ビュファインダ（ＥＶＦ）２
９と接続している。

このようにメモリカード２０を装着した電子スチルカメ
ラの動作を説明する。撮影時には、撮像素子２４で撮影
を行なう。撮像素子２４から出力した映像信号は信号処
理回路２５でガンマ補正およびホワイトバランスなどの
処理を行ない、次いでＡ／Ｄ変換器２６でアナログ信号
からデジタル信号の映像信号に変換し後、メモリカード
２０のインクフェイス部２２ａを経てポート部２３ａか
ら記憶素子２１に入力されて記憶される。撮影時に、切
換スイッチ２８を信号処理岐路２５側にセットすると、
電子ビューファインダ２７には画像信号が送られて画像
が写し出される。撮影した画する。これにより記憶素子
２１から読み出した画像信号をＤ／Ａ変換器２９でアナ
ログ信号からデジタル信号に変換して電子ビューファイ
ンダ２７に送り画像を写し出す。このため、撮影を終了
した後画像を確認することができるのは勿論、撮像素子
２４で撮影を行なっているときにも以前撮影した画像を
確認することができる。すなわち、記憶素子２１が複数
系統のポート部２３ａ〜２３ｃを持ち、撮像素子２４と
電子ビューファインダ２７．２９を夫々異なったポート
部２３ａ１２３ｂ、２３ｃに独立して接続しであるので
、撮像素子２４による撮影と電子ビューファインダ２７
．２９による画像表示を夫々独立して個別に行なうこと
が可能である。そして、例えば画像を連写した時などに
は、電子ビューファインダ２７で最初の画像を見ながら
、記憶素子２１のポート部２３ｃから画像情報を読み出
して電子ビューファインダ２９で画像を写し出すことに
より動きのある画像を見ることができる。また、記憶素
子２１のポート部２３ｂとポート部２３ｃとで異なる画
像をアクセスすることができるので、各電子ビューファ
インダ２７．２９で夫々全く別の画像を見ることもでき
る。これに対して従来のメモリカードを使用した場合に
は、このような機能を得ることができず、撮影が終了す
るまで画像の確認を行なうことができなかった。なお、
この実施例では記憶素子２１のポート部にＳＡＭを使用
したが、ＲＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）を使用し
てマルチ画面にすることも可能であり、またインタフェ
イス部を電子スチルカメラの外部出力端子に接続すると
、通常のテレビジョン受像機に画像を写し出すことも可
能である。

第２の実施例を第２図について説明する。

この実施例も第１の実施例と同様に、本発明のメモリカ
ードを電子スチルカメラに装着したものであり、撮像素
子２４で撮影した画像信号を記憶素子２１に入力して記
憶させる時に、その情報量を減らすためにデータ圧縮を
行なう場合に適用したものである。第２図において第１
図と同じ部分は同じ符号を付している。上記のようにデ
ータ圧縮を行なう場合には、例えば離散コサイン変換な
どのデータ圧縮を行なう場合には、ブロック毎に情報を
読み出しする必要があり、通常の画像信号の走査とは異
なった読み出しを行なう必要がある。

本実施例では、記憶素子２１に設けたポート部２３ａを
ＳＡＭポートに、ポート部２３ｂをＲＡＭポートにする
。そして、ポート部２３ａと接続するインタフェイス部
２２ａに撮像素子２４を接続し、ポート部２３ｂと接続
するインクフェイス部２２ｂには画像処理／データ圧縮
回路３１を接続する。そして、ポート部２３ａから記憶
素子２１に入力された画像信号をポート部２３ｂから読
み出してデータ圧縮回路３１で圧縮する。その後で、デ
ータ圧縮回路３１から再び画像信号を記憶素子２１に入
力させて記憶させる。従来のメモリカードを用いた場合
には、別のバッファメモリを用意し、１フイールドまた
は１フレームの情報を一時バッファメモリに記憶した後
、ブロック毎に読み出して圧縮する必要があった。これ
に対し本実施例の場合にはバッファメモリが不要となる
。また、この時にデータ圧縮した後の画像信号を、圧縮
前の画像を記憶させた記憶素子２１のアドレス領域とは
別なアドレス領域に記憶させれば、圧縮していない画像
と圧縮した画像の両方を記憶させることができる。本実
施例では、データ圧縮を例にとり説明しているが、その
他に各種の画像処理を行なう際にも適用することができ
る。

第３の実施例を第３図を参照して説明する。

この実施例は、本発明のメモリカードを電子スチルカメ
ラに装若し、画像の撮影と同時に音声を入力させるもの
である。第１図と同じ部分は同じ符号を付している。本
実施例では、メモリカードにおける記憶素子２１の設け
た３系統のポート部のうちポート部２３ａとポート部２
３ｂには撮像素子２４と電子ビューファインダ２７を接
続してあり、ポート部２３ｃにはＡ／Ｄ変換回路３３を
介してマイクロホン３２を接続しである。これにより撮
像素子２４からの画像信号をポート部２３ａから記憶素
子２１に入力させている時に、マイクロホン３２からの
音声信号を別なポート部２３ｃから記憶素子２１に入力
できる。この時、画像信号を記憶索子２１のメモリにお
ける先頭アドレスから記憶させていき、音声信号は最後
尾のアドレスから記憶させていくと、メモリを無駄なく
使うことができる。第４図にメモリの使い方を示す。こ
のようなメモリの使い方にすると、画像情報の圧縮の度
合いが変り、情報量が変る場合でも無駄なくメモリを使
うことができる。なお、第４図において４０〜４３は画
像情報、４４はメモリ領域、４５〜４７は音声情報であ
る。

なお、本発明では第１ないし第３の各実施例を組合わせ
て実施することも可能である。また、記憶素子に設ける
ポート部の数および種類は任意に設定できる。インクフ
ェイス部の構成は実施例のように端子を用いて電子スチ
ルカメラなどの外部装置と接続する構成とする他に、磁
気などを使用した非接触式の形式とすることもできる。

記憶素子としては、ＳＲＡＭの他にＤＲＡＭ、疑似ＳＲ
ＡＭＳＥＰＲＯＭ、ＥＥＦＲＯＭなどを使用できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のメモリカードによれば、記
憶素子に設けた複数系統のポート部を使用して、同時に
複数の異なったアドレス領域に対して信号の入出力を行
なうことができる。従って、本発明のメモリカードを外
部記憶装置として使用することにより、能率良く且つ広
い範囲の信号を取扱うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は夫々本発明のメモリカードの異な
る実施例を示すブロック図、第４図はメモリの使い方を
示す説明図、第５図はメモリカードの外観を示す斜視図
、第６図はＳＲＡＭを使用したメモリカードの例を示す
ブロック図である。 ２０メモリカード、２１・・・記憶素子、２２ａ〜２２
・・・ポート部、２３ａ〜２３ｃ・・・インタフェイス
部。 出願人代理人　弁理士　　坪井　淳 第１図 フＯ 第２図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　外部装置と情報信号の送受を行なうインターフェイス
   部と、前記情報信号を記憶する記憶素子を備えたメモリ
   カードにおいて、前記記憶素子が入出力ポートを複数系
   統備えているマルチポートメモリであることを特徴とす
   るメモリカード。