JPH01304635A - ブラウン管陰極加熱用ヒータ及びそれを用いたブラウン管 - Google Patents

ブラウン管陰極加熱用ヒータ及びそれを用いたブラウン管

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JPH01304635A
JPH01304635A JP13520588A JP13520588A JPH01304635A JP H01304635 A JPH01304635 A JP H01304635A JP 13520588 A JP13520588 A JP 13520588A JP 13520588 A JP13520588 A JP 13520588A JP H01304635 A JPH01304635 A JP H01304635A
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JP
Japan
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cathode
heater
ray tube
layer
metal wire
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JP13520588A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Arato
利昭 荒戸
Masahisa Sofue
祖父江 昌久
Kosuke Nakamura
浩介 中村
Katsuhiro Sonobe
薗部 勝弘
Toshiaki Narisawa
成澤 敏明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブラウン管に使用する陰極加熱用ヒータ、こ
れを用いたブラウン管陰極及びブラウン管に係り、特に
ヒータ動作中の絶縁膜の割れ、剥離を防ぎ、ヒータの長
寿命化を達成できるブラウン管陰極加熱用ヒータ、これ
を用いたブラウン管陰極及びブラウン管に関する。
〔従来の技術〕
従来のブラウン管陰極加熱用ヒータは、第1図に示すよ
うに金属線コイル1、絶縁膜2及びダーク層5から成り
金属線コイル1は戻り曲げ端に向かって捻られたコイル
トコイル形状をしておりアルミナ(Anzoa)粒子か
ら成る絶縁膜2でその表面が被覆されている。このヒー
タはその外側に設置されている陰極スリーブ3を加熱し
、陰極スリーブ先端部の陰極ペレット4から熱電子を放
出させる役目を有する。金属線コイル1の表面上の絶縁
膜2は陰極スリーブ3と金属線コイル1間の絶縁性を確
保する。(特開昭57−95037号公報)また、この
11!l縁膜上1こダーク層5を更に設けて加熱効率を
高めている。(特開昭59−132537号公14) 従来の絶縁膜を有するヒータの場合、本発明者などの調
査によると陰極ペレット4を約1100℃以上に加熱し
て作動しなければならない含浸形陰極に用いたところ、
極めて短時間で絶縁膜が割れて剥離するため、絶縁不良
となる確率の高いことが明らかとなった。
その原因は、■絶縁膜が真空中で加熱される時。
焼結、収縮することによって割れること、■金属線コイ
ルに瞬間的に通電する際の熱衝撃によって絶縁膜が割れ
ること、■金属線コイル通電時に金属線コイルが膨張し
て歪む結果、′絶縁膜の割れを広げること、などが重な
ったものである。
このような問題点を解決するための方策としては、特公
昭44−1775号のように繊維状あるいはウィスカー
状の高融点絶縁酸化物と絶縁粒子とを混合し、膜強度を
上げて割れを防止したり、特開昭60−221925号
のように絶縁膜の気孔率を高めることによって割れの進
展を防ぐ方策も発表されている。さらに特開昭61−1
21232号や特開昭61−142625号に見られる
ように、金属線コイルと絶縁膜との間に隙間を設けるこ
とによって熱歪あるいは熱膨張差によるクラックの発生
及び進展を阻止する方法も公表されている。
しかしこれらの案はいずれも比較的低温で作動しうる陰
極加熱用ヒータには適用しえても、ヒータ表面の温度が
1300℃以上に達する含浸形陰極用としては熱衝撃に
対する膜強度が不十分であったり、金属線コイルの熱歪
が大きすぎる等からヒータ寿命は充分長くないことが判
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ヒータ温度を約1300℃という高温
で作動させるときの金属線コイルの歪や熱衝撃に耐えて
、割れ発生及び伝播を抑制できるような配慮がされてお
らず、ヒータ表面の絶縁膜は作動後極めて短時間で金属
線コイルから剥離し、絶縁不良になるという問題があっ
た。
本発明の目的は、ヒータ加熱時に絶縁膜に割れが生ずる
こと、割れが伝播して金属線コイル上から剥離すること
を抑制し、長時間高温で作動しても絶縁不良の少ないブ
ラウン管陰極加熱用ヒータを提供することにある。
本発明のもう一つの目的はかかるヒータを備えた長寿命
のブラウン管陰極を提供することにある。
本発明の別の目的はかかるブラウン管陰極を備えた長寿
命のブラウン管を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、電子管の
電子線放射陰極ペレットを加熱する螺旋状に巻回された
金属線コイルと、この金属線コイル上に付着されたI!
!縁膜とからなるヒータにおいて、前記絶縁膜が二つ以
上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は応力吸収
材からなる内部層であり、また少なくとも一層は前記内
部層より外側に位置し、クラック発生または進展がしに
くい層から構成されているブラウン管陰極加熱用ヒータ
によって達成される。
さらに具体的には、電子管の電子線放射陰極ペレットを
加熱する螺旋状に巻回された金属線コイルと、金属線コ
イル上に付着された絶縁膜とからなるヒータにおいて、
絶縁膜が二つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも
一層は陰極ペレットとの間を絶縁する気孔率が30〜5
0%の内部層であり、また少なくとも一層は内部層より
外側に位置し、相対密度90%以上のAf120.層よ
りもクラック発生または進展がしにくい層から構成され
ているブラウン管陰極加熱用ヒータによって達成される
また本発明の第二の目的は、陰極スリーブ、その先端部
に配置された陰極ペレットと陰極スリーブ内に挿入され
た陰極加熱用ヒータとからなり、陰極加熱用ヒータが電
子管の電子線放出陰極を加熱する。螺旋状に巻回された
金属線コイルと、金属線コイル上に付着された絶縁膜と
からなり、絶縁膜が二つ以上の層からなり、そのうちの
少なくとも一層は応力吸収材からなる内部層であり、ま
た少なくとも一層は前記内部層より外側に位置し。
クラック発生または進展がしにくい層から構成されてい
るブラウン管陰極によって達成される。
さらに具体的には、陰極スリーブ、その先端部に配置さ
れた陰極ペレットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加
熱用ヒータとから成り、陰極加熱用ヒータが電子管の電
子線放出陰極を加熱する、螺旋状に巻回された金属線コ
イルと、金属線コイル上に付着された絶縁膜とからなり
、絶縁膜が二つ以上の層からなり、そのうちの少なくと
も一層は陰極ペレットとの間を4!1録する気孔率が3
o〜50%の内部暦であり、また少なくとも一層は内部
層より外側に成り、相対密度90%以上のAQ201層
よりもクラック発生または進展がしにくい層から構成さ
れているブラウン管陰極によって達成される。
さらに本発明の第三の目的は、蛍光面スクリーンと対向
端部に設けられたグリッドと陰極と成る電子銃から成る
ブラウン管であって、陰極が陰極スリーブ、その先端部
に配置された陰極ペレットと陰極スリーブ内に挿入され
た陰極加熱用ヒータとからなり、陰極加熱用ヒータが電
子管の電子線放出陰極を加熱する、螺旋状に巻回された
金属線コイルと、金属線コイル上に付着された絶縁膜と
からなり、絶縁膜が二つ以上の肩からなり、そのうちの
少なくとも一層は応力吸収材からなる内部層であり、ま
た少なくとも一層は内部暦より外側に成り、クラック発
生または進展がしにくい層から構成されているブラウン
管によって達成される。
さらに具体的には、蛍光面スクリーンと対向端部に設け
られたグリッドと陰極と成る電子銃から成るブラウン管
であって、陰極が陰極スリーブ、その先端部に配置され
た陰極ペレットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱
用ヒータとからなり。
陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放出陰極を加熱する
。螺旋状に巻回された金属線コイルと、金属線コイル上
に付着された絶縁膜とからなり、絶縁膜が二つ以上の層
からなり、そのうちの少なくとも一層は陰極ペレットと
の間を絶縁する気孔率が30〜50%の内部層であり、
また少なくとも一層は内部層より外側に成り、相対密度
90%以上のAM20.層よりもクラック発生または進
展がしにくい層から構成されているブラウン管によって
達成される。
〔作用〕
このようにして構成されるブラウン管陰極加熱用ヒータ
は、内部層に応力吸収材を備えることから、歪あるいは
熱衝撃はこの応力吸収材にて大部分吸収されることにな
る。そして残余の該歪等は前記応力吸収材の外側に位置
する層にまで達しても、この層はクラック発生または進
展がしにくい層から構成されているため、たとえ長時間
高温で作動させても、絶縁膜に割れが生じたり、この割
れが伝播して金属線コイル上からの剥離が生ずることを
防止することができるようになる。
金属線コイルと陰極スリーブ間の絶縁を維持するための
、気孔率が30〜50%である内部層と、内部層の外側
に存在する外部層によって、金属線コイルの熱歪及び金
属線コイルと内部層間の熱膨張差による絶縁膜の割れの
発生及び伝播を防止しうる理由をさらに詳述すると次の
とおりである。
すなわち、金属線コイルとl!!縁膜との間の歪は、気
孔率が高いため見掛けの剛性が小さい、即ち変形しやす
い内部層で吸収できる。また内部層により大きな歪が生
じても、内部層は多孔質で強度が低いため、細かく割れ
やすく、このため割れ発生により歪を軽減することが出
来る。内部層は強度の高い外部層で覆われるため、内部
層の割れは外部層の割れにまで至ることはない。すなわ
ち、本発明の絶縁膜はクラックの発生及び伝播に対して
高い抵抗を有する。ここで内部の気孔率が30%以下で
あれば絶縁性が低下し、逆に50%以上であれば剛性が
高くなりすぎて歪の吸収が不十分となり割れやすくなる
。すなわち、内部層の気孔率は30〜50%が適当であ
る。
本発明の前記絶縁膜内部層は、平均粒子径が5μm以上
10μm以下の、純度99.9%以上のAQ203を原
料にして電気泳動法、吹付法、あるいは浸漬塗布法のい
ずれかによって金属線コイル表面に付着させるとか、あ
るいは平均粒子径が1μm以上10μm以下の純度99
.9%以上のAQ20.と平均粒子径が1μm以上10
μm以下の、純度99.9%以上のMo粒子を混合した
ものを電気泳動法、吹付法、あるいは浸漬塗布法のいず
れかによって金属線コイル表面に付着させるとかの方法
によって形成される。上記方法で膜形成する場合、内部
層に使用するAQ203の平均粒子径を5μm以上10
μm以下の範囲に設定することによって気孔率を30〜
50%に制御することが出来る。また内部層のAfi2
0.の純度はWコイル中への不純物の拡散及びそれに起
因するWコイルの脆化を防ぐために上記のように純度9
9.9%以上が必要である。また絶縁膜内部層にAQ2
0、とMoとを混合被覆膜を用いる事も可能であるが、
この意味はMoをAQ203粒子間に分散させることに
よって内部層の靭性をAQ201粒子単体の場合より大
きく出来るとともに、Moの分散によってAQ、O,粒
子同士の焼結促進を抑制しうろことにある。ここでAQ
203粒子の粒度分布及び純度を設定した理由は上記と
同じ理由による。
またMoの場合も全く同様である。
前記絶縁膜外部層は、前記内部層を金属線コイル上に付
着した後に、平均粒径2μm以下のW。
Mo、Ru、Rh、Pdt Tat Re、Os。
Ir、Ptから選ばれた。純度が99.9%以上の少な
くとも一種の金属粒子か、あるいは平均線径が5μm以
下、アスペクト比(繊維あるいはウィスカーの長さに対
する径の比)が10以下のW。
Mo、Ru、Ph、Pd、Ta、Re、Os。
Ir、Ptから選ばれた、純度が99.9%以上の少な
くとも一種の金属繊維あるいはウィスカー、あるいは平
均線径が5μm以下でアスペクト比が10以下であって
、純度が99.9%以上の無機物繊維あるいはウィスカ
ーの少なくとも一種類を、電気泳動法、吹付法、あるい
は浸漬塗布法のいずれかによって上記内部層の上に付着
させる。
外部層に使用しうる成分として上記のような金属元素が
望ましい理由は、外部層の膜強度が、ヒータ作動中の内
部層に発生したクラックが外部層表面まで伝播するのを
防止しうるのに十分であることとヒータの熱放射効率を
十分取りうるだけの黒色を得られることにある。平均粒
径を2μm以下に設定するのも上記と同じ理由による。
純度については上記と同じW劣化防止の意味がある。
外部層には上記成分の金属繊維あるいは金属ウィスカも
上記金属粒子の場合と同様の理由で適している。ただし
繊維あるいはウィスカの場合、平均繊維径及びアスペク
ト比が大きすぎると所定の膜厚に設定することが困難に
なるので、上記のような数値内のものを使用することが
望ましい。
なお、外部層には上記金属粒子、金属繊維あるいは金属
ウィスカ以外と同様の特性を有するのであれば、上記金
属粒子、金属繊維あるいは金属ウィスカ以外の無機物も
有効である。成分及び純度の範囲限定も同じ理由による
外部層を付着した後に1500〜1800℃、純水素雰
囲気中で焼結し、次いで、Mo芯線を溶解除去後、水洗
いし、乾燥して製造される。
本発明の前記内部層厚さに対する。前記外部層の厚さの
比が0.2〜3.0であれば、内部層に発生したクラッ
クの外部層表面までの進展を充分防止しうる。
陰極加熱用ヒータ用金属コイルとしては通常W。
またはコイルの強度を上げ、なおかつコイルに巻回す加
工が可能な範囲として最大3重量%のReを含有したW
が用いられる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
1本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 第2図は、本発明によるヒータの断面構造を金属線コイ
ルのコイルトコイル長手方向に対して直交方向に切断し
たときの断面状態を模式的に示したものである。Wコイ
ル1の表面に内部層6と外部層7から成る#!縁膜が付
着しており、Wの内側はMo芯線を溶解した後の空隙8
である。前記内部層6はAQ20.粒子をWコイル上に
厚さ40μmに付着して形成した。このときの付着法は
、電気泳動法であり、電解質としてはMg(No3)z
及びAlNo、)aを用い、An z Oa (純度9
9.9%以上、平均粒径10μm)粒子との水性サスペ
ンションを使用した。この内部層の外側には、平均粒径
1μm、純度99.9%のW粒子を厚さ40μmに浸漬
塗布法で付着した後に、全体を純水素中で加熱し、16
00℃で2分保持して冷却し、さらに次いでMo芯線を
溶解除去後、水洗いし、乾燥して製造した。本実施例の
前記内部層6は気孔率が40%で、外部層7の気孔率は
5%であった。
ヒータの性能を評価するために、寿命試験を行なった。
寿命試験条件は以下の諸元により行なった。即ち本発明
のヒータを3本ずつ組み込んだブラウン管のネック部の
みを真空封入してダミー球を作る。このダミー球のヒー
タに負荷する電圧(ヒータ電圧)は定格値(6,3V)
より20%高い7.6VとL、強制的に5分ON、15
分OFFの冷熱サイクルを与える。試験時のヒータ電圧
が定格電圧より高いことによって、比較的短時間でヒー
タの性能を評価しうる。一般に寿命試験の結果の傾向と
しては、総時間が大きくなるほどヒータ電流Itは低下
し、逆に漏れ電流−2工□は増加する。Izの低下量が
少ないほど、また−2Ihhの増加量が小さいほどヒー
タ性能として優れているといえる。
寿命試験結果に基づくヒータの合否判定基準は以下の通
りである。
1本のダミー球中の3本ヒータのヒータ電流の平均値の
低下量が初期ヒータ電流に対して5%以上となる時点を
持って不合格とする。この不合格率、即ち試験に供した
ダミー球本数に対する不合格ダミー球本数の割合が、上
記寿命試験総時間2000時間において0.1%以下、
また同5000時間において1.0%以下ならば、製品
実用可能なヒータとして判定される。
第2図に示す本発明のヒータを使用して行なった試験結
果を第3図に31及び32としてプロットした。第3図
では横軸に寿命試験総時間(単位、103h)、左縦軸
にヒータ電流Iz(単位、A)、右縦軸に陰極スリーブ
とヒータ間の漏れ電流2Ihh(単位、μA)を示す。
また従来の絶縁膜構造を有するヒータを使用して行なっ
た寿命試験の結果を第3図の311及び321にプロッ
トした。従来ヒータの寿命試験条件もまた本発明ヒータ
の場合と全く同様であった。
本発明のヒータの結果、31及び32は、従来ヒータの
結果311及び321に比べて、ヒータの性能が向上し
たことを示している。
実施例2 第4図は本発明による別の実施例でヒータの断面構造を
、金属線コイルのコイルトコイル長手方向に対して直行
方向に切断したときの断面状態を模式的に示したもので
ある。絶縁膜構造はWコイル1の表面に内部層6と外部
層7及びさらにその外側のダークR5から成り、Wコイ
ルの内側はMo芯線を溶解した後の空隙8である。内部
層6は実施例1と全く同一の方法及び材料によって厚さ
40μmに形成し、その外側にSi0.5%を含有する
Afl、03繊維(繊維の平均径2μmアスペクト比5
〜10)を、M g (N Ox ) z及びAQ (
No、)、を電解質とし、上記AQ203繊維を加えた
水性サスペンションを用い、電気泳動法で厚さ40μm
付着し、さらにその外側にダークM5を平均粒径1μm
、純度99.9%以上のW粒子を有機溶媒サスペンショ
ン(有機溶媒1重量部、ニトロセルロース0.05重量
部、上記W粒子3重量部)によって、10μmの厚さに
付着し、さらに全体を純水素気流中で加熱して1600
℃に2分保持後冷却して得られる。
第4図に示した断面構造を有する本発明のヒータを用い
て行なった寿命試験の結果を第5図中に51及び52と
して示す。51は本発明ヒータの寿命試験総時間に対す
るIiの変化、52は本発明ヒータの、寿命試験総時間
に対するヒータ/陰極スリーブ間の漏れ電流−2Ihh
の変化を示したものである。51は311に比べてIt
の低下量が少なく、また52と321を比較すると、本
発明のヒータの一2Ihkの上昇量が少なく、従来のヒ
ータに比べて改善されたことを示している。
実施例3 第6図は本発明による別の実施例でヒータの断面構造を
、金属線コイルのコイルトコイル長手方向に対して直行
方向に切断したときの断面状態を模式的に示したもので
ある。Ifi縁膜構造はWコイル1の表面に内部層6と
外部層7から成り、Wコイルの内側はMO芯線を溶解し
た後の空隙8である。前記内部層6はAQ20.粒子を
Wコイル上に厚さ40μmに付着して形成した。このと
きの付着法は、電気泳動法であり、電解質としてはMg
(No3)2及びA ff (No3)3を用い、Ar
1203(純度99.9%以上、平均粒径10μm)粒
子との水性サスペンションを使用した。外部層7はW繊
維(繊維の平均径2μm、純度99.9%、アスペクト
比5〜10)とAQ203粒子(平均粒径2μm、純度
99.9%)をWR維、3重量部、AQ20.粒子7重
量部混合し、付着したものである。外部M7の付着法は
、上記W繊維と上記AQ20、粒子を混合した水性サス
ペンションを用い、電気泳動法で厚さ40μm付着し、
全体を純水素気流中で1600℃まで加熱し、2分保持
した後、冷却した。
以上のようにして得た実施例3の本発明ヒータによる寿
命試験結果、即ちヒータ電流工。の寿命試験総時間に対
する変化71及び寿命試験総時間に対する漏れ電流−2
Ihbの変化72を第7図に示す。また同図には、従来
ヒータの寿命試験結果311及び321も合わせて示す
71は311に比べてIzの低下量が少なく、また72
と321を比較すると、本発明のヒータの一2Ihkの
上昇量が少なく、従来のヒータに比べて改善されたこと
を示している。さらに、本実施例では、外部層7が黒灰
色を呈しているためダーク層の役目を兼ねることが出来
、従来ヒータに比べ、工程を簡略化することが出来る。
実施例1から実施例3の本発明のヒータと従来ヒータに
ついて寿命試験総時間ごとでのヒータの不合格率につい
て示したのが下記の表である。
上記の表から明らかなように、従来ヒータでは1400
時間での不合格率が0.2%、5000時間で1.4%
の不合格率であるのに対し本発明ヒータの場合、140
0時間で従来ヒータの1/2f7)0.1%、5000
時間では従来ヒータの約1/3の0.5%であり、長寿
命化が達成され、かつ製品に実用することが可能である
本発明のブラウン管陰極は前記の様にしてモリブデン芯
線に巻回した金属線コイルを第1図に示すようなコイル
トコイル形状に成形し、前記と同様の操作方法により内
部層及び外部層を有する絶縁膜、必要が有ればその外側
にダーク層を形成し。
全体を焼成後、モリブデン芯線を混酸で溶解除去、水洗
乾燥して製造されたヒータを第1図に示すような陰極ス
リーブに挿入固定し、陰極ペレットを陰極スリーブ先端
部に配置して製造される。
またこのようにして製造されたブラウン管用陰極は第8
図に示す構造でブラウン管に3木取り付けられる。即ち
、ブラウン管は漏斗状をしたガラス管で、電子銃801
と蛍光面802を封入しである。ガラスバルブは膨らん
でいるコーン部と細い円筒状のネック部とに分かれ、コ
ーン部の底に蛍光体(電子があたると蛍光を発する物質
)を塗布して高真空に排気しである。
電子銃801は本発明の陰極加熱用ヒータ803、本発
明のヒータによって加熱されて電子を放出する陰極80
4、その電子を流れの束に纏めて電子ビームとし高速度
に加速すると共に蛍光面上に収束するための幾つかの円
筒電極(グリッド)805から出来ている。
このうち、最終電極はネック部やコーン部の内面に塗布
しである導電膜806に接続してあり、さらに導電膜は
蛍光面802を覆っているアルミニウム膜につながって
いる。
807は偏向ヨーク、808はアノードボタンである。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、金属線コイルを
被覆する絶縁膜を、少なくとも2層、即ち、金属線コイ
ルが加熱冷却される際の熱歪、及び熱衝撃を緩和、吸収
するための内部層と、かりに上記内部層にクラックが発
生しても抑制することが出来る外部層で構成することに
よって、金属線コイルからの絶縁膜の剥離を防ぐことが
出来るため、ヒータの長寿命化に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来ヒータ及びその周辺部の断面構造を示す図
、第2図および第3図は本発明ヒータと従来ヒータの比
較寿命試験結果を示す図、第4図は他の本発明ヒータの
断面構造を示す図、第5図は第4図の本発明ヒータと従
来ヒータの寿命試験結果を示す図、第6図および第7図
さらに他の本発明ヒータと従来ピークの比較寿命試験結
果を示す図、第8図は本発明によるブラウン管の構成図
である。 1・・・金属線コイル、2・・・絶縁膜、3・・・陰極
スリーブ、4・・・陰極ペレット、5・・・ダーク層、
6・・・内部層、7・・・外部層、8・・・空隙、31
.51.71・・・本発明ヒータの変化、32.52,
72・・・本発明ヒータの一変化、311・・・従来ヒ
ータのIz変化、 321・・・従来ヒータの一2Ihk変化、801・・
・電子銃、802・・・蛍光面、803・・・本発明ヒ
ータ、804・・・陰極。 805・・・円筒電極、806・・・導電膜、807・
・・偏向ヨーク、808・・・アノードボタン、809
・・・ソケットピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子管の電子線放射陰極ペレットを加熱する螺旋状
    に巻回された金属線コイルと、この金属線コイル上に付
    着された絶縁膜とからなるヒータにおいて、前記絶縁膜
    が二つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は
    応力吸収材からなる内部層であり、また少なくとも一層
    は前記内部層より外側に位置し、クラック発生または進
    展がしにくい層から構成されているブラウン管陰極加熱
    用ヒータ。 2、電子管の電子線放射陰極ペレットを加熱する螺旋状
    に巻回された金属線コイルと、金属線コイル上に付着さ
    れた絶縁膜とからなるヒータにおいて、絶縁膜が二つ以
    上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は金属線コ
    イルと陰極ペレットとの間を絶縁する気孔率が30〜5
    0%の内部層であり、また少なくとも一層は内部層より
    外側に位置し、相対密度90%以上のアルミナ(Al_
    2O_3)層よりもクラック発生または進展がしにくい
    層から構成されているブラウン管陰極加熱用ヒータ。 3、上記外部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカー
    で構成されている請求項2記載のブラウン管陰極加熱用
    ヒータ。 4、上記外部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカー
    と、酸化物あるいは非酸化物から成る粒子との混合体で
    ある請求項2記載のブラウン管陰極加熱用ヒータ。 5、上記外部層が、W、Mo、Ru、Rh、Pd、Ta
    、Re、Os、Ir、Ptから選ばれた、純度が99.
    9%以上の少なくとも一種の金属元素から成る請求項2
    記載のブラウン管陰極加熱用ヒータ。 6、少なくとも上記内部層が1200℃以上、10^−
    ^8Torr以下の真空中で10^5Ωcm以上の絶縁
    性を有する酸化物あるいは非酸化物から成る請求項1記
    載のブラウン管陰極加熱用ヒータ。 7、上記外部層に対する上記内部層の膜厚の比が0.2
    〜3の範囲内にある請求項2記載のブラウン管陰極加熱
    用ヒータ。 8、上記金属線コイルがタングステン(W)または最大
    3重量%のレニウム(Re)を含有するWからなる請求
    項2記載のブラウン管陰極加熱用ヒータ。 9、上記内部層が、99.9%以上の純度の原料粉(平
    均粒径1〜10μm)と少なくとも2種類以上の電解質
    成分を含有する、水性サスペンションを用いて電気泳動
    法もしくは吹付法もしくは浸漬塗布法によって上記金属
    線コイル上に被覆後直ちに水素雰囲気中で焼成するか、
    そのまま上記内部層の外側に99.9%以上の純度を有
    する原料を電気泳動法、吹付法あるいは浸漬塗布法のい
    ずれか一つの方法によって被覆し、水素雰囲気中で焼成
    することによって形成される請求項2記載のブラウン管
    陰極加熱用ヒータの製造方法。 10、電子管の電子線放射陰極ペレットを加熱する螺旋
    状に巻回された金属線コイルと、金属線コイル上に付着
    された絶縁膜とからなるヒータにおいて、絶縁膜が二つ
    以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は金属線
    コイルと陰極ペレットとの間を絶縁し、1400℃での
    三点曲げ強度が100MPa以下の内部層であり、また
    少なくとも一層は内部層より外側に位置し、上記内部層
    よりも5〜10倍、三点曲げ強度が高い層から構成され
    ているブラウン管陰極加熱用ヒータ。 11、陰極スリーブ、その先端部に配置された陰極ペレ
    ットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒータと
    からなり、陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放出陰極
    を加熱する。螺旋状に巻回された金属線コイルと、金属
    線コイル上に付着された絶縁膜とからなり、絶縁膜が二
    つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は応力
    吸収材からなる内部層であり、また少なくとも一層は前
    記内部層より外側に位置し、クラック発生または進展が
    しにくい層から構成されてぃるブラウン管陰極。 12、陰極スリーブ、その先端部に配置された陰極ペレ
    ットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒータと
    から成り、陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放出陰極
    を加熱する、螺旋状に巻回された金属線コイルと、金属
    線コイル上に付着された絶縁膜とからなり、絶縁膜が二
    つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は陰極
    ペレットとの間を絶縁する気孔率が30〜50%の内部
    層であり、また少なくとも一層は内部層より外側に位置
    し、相対密度90%以上のAl_2O_3層よりもクラ
    ック発生または進展がしにくい層から構成されているブ
    ラウン管陰極。 13、上記外部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカ
    ーで構成されている請求項12記載のブラウン管陰極。 14、上記外部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカ
    ーと、酸化物あるいは非酸化物から成る粒子との混合体
    である請求項12記載のブラウン管陰極。 15、上記外部層が、W、Mo、Ru、Rh、Pd、T
    a、Re、Os、Ir、Ptから選ばれた、純度が99
    .9%以上の少なくとも一種の金属元素から成る請求項
    12記載のブラウン管陰極。 16、上記内部層が1200℃以上、10^−^3To
    rr以下の真空中で10^5Ωcm以上の絶縁性を有す
    る酸化物あるいは非酸化物から成る請求項12記載のブ
    ラウン管陰極。 17、上記金属線コイルがWまたは最大3重量%のRe
    を含有するWからなる請求項12記載のブラウン管陰極
    。 18、陰極スリーブ、その先端部に配置された陰極ペレ
    ットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒータと
    から成り、陰極加熱用ヒータが絶縁膜が二つ以上の層か
    らなり、そのうちの少なくとも一層は金属線コイルと陰
    極ペレットとの間を絶縁し、1400℃での三点曲げ強
    度が100MPa以下の内部層であり、また少なくとも
    一層は内部層より外側にあり、上記内部層よりも5〜1
    0倍、三点曲げ強度が高い層から構成されているブラウ
    ン管陰極。 19、蛍光面スクリーンと対向端部に設けられたグリッ
    ドと陰極と成る電子銃から成るブラウン管であって、陰
    極が陰極スリーブ、その先端部に配置された陰極ペレッ
    トと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒータとか
    らなり、陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放出陰極を
    加熱する、螺旋状に巻回された金属線コイルと、金属線
    コイル上に付着された絶縁膜とからなり、絶縁膜が二つ
    以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層は応力吸
    収材からなる内部層であり、また少なくとも一層は内部
    層より外側に成り、クラック発生または進展がしにくい
    層から構成されているブラウン管。 20、蛍光面スクリーンと対向端部に設けられたグリッ
    ドと陰極とで構成される電子銃から成るブラウン管であ
    って、陰極が陰極スリーブ、その先端部に配置された陰
    極ペレットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒ
    ータとからなり、陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放
    出陰極を加熱する、螺旋状に巻回された金属線コイルと
    、金属線コイル上に付着された絶縁膜とからなり、絶縁
    膜が二つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層
    は金属線コイルと陰極ペレットとの間を絶縁する気孔率
    が30〜50%の内部層であり、また少なくとも一層は
    内部層より外側に位置し、相対密度90%以上のAl_
    2O_3層よりもクラック発生または進展がしにくい層
    から構成されているブラウン管。 21、蛍光面スクリーンと対向端部に設けられたグリッ
    ドと陰極とで構成される電子銃から成るブラウン管であ
    って、陰極が陰極スリーブ、その先端部に配置された陰
    極ペレットと陰極スリーブ内に挿入された陰極加熱用ヒ
    ータとからなり、陰極加熱用ヒータが電子管の電子線放
    出陰極を加熱する、螺旋状に巻回された金属線コイルと
    、金属線コイル上に付着された絶縁膜とからなり、絶縁
    膜が二つ以上の層からなり、そのうちの少なくとも一層
    は金属線コイルと陰極スリーブとの間を絶縁する上記外
    部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカーで構成され
    ている請求項20項記載のブラウン管。 22、上記外部層が無機物繊維あるいは無機物ウィスカ
    ーと、酸化物あるいは非酸化物から成る粒子との混合体
    である請求項20記載のブラウン管。 23、上記外部層が、W、Mo、Ru、Rh、Pd、T
    a、Re、Os、Ir、Ptから選ばれた、純度が99
    .9%以上の少なくとも一種の金属元素からなる請求項
    20記載のブラウン管。 24、上記内部層が1200℃以上、10^−^■To
    rr以下の真空中で10^5Ωcm以上の絶縁性を有す
    る酸化物あるいは非酸化物から成る請求項13記載のブ
    ラウン管。 25、上記金属線コイルがWまたは最大3重量%のRe
    を含有するWからなる請求項20記載のブラウン管。
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